JP2003007369A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP2003007369A JP2001191581A JP2001191581A JP2003007369A JP 2003007369 A JP2003007369 A JP 2003007369A JP 2001191581 A JP2001191581 A JP 2001191581A JP 2001191581 A JP2001191581 A JP 2001191581A JP 2003007369 A JP2003007369 A JP 2003007369A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両側壁の間から弾性接触片を突出させた形態
の端子金具において、側壁が内側へ倒れるのを防止す
る。 【解決手段】 側壁16L,16Rが内側へ倒れようと
しても、倒れ規制部20の延出端が右側壁16Rの内面
に当接することにより、側壁16L,16Rの倒れが防
止される。倒れ規制部20を、両側壁16L,16Rの
間における弾性接触片15の弾性撓み領域18よりも斜
め上前方の領域19内へ延出するように設けたので、倒
れ規制部20は弾性接触片15と干渉することはない。
つまり、弾性接触片15と干渉することなく側壁16
L,16Rの倒れを防止する手段を設けることが実現さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右両側壁の間か
ら弾性接触片を突出させた形態の端子金具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、端子金具としては、実開昭62−
120287号公報に開示されているものがある。これ
は、回路基板に接続されるようにしたものであって、底
壁の両側縁から左右一対の両側壁を立ち上げるととも
に、底壁の前端から弾性接触片を折り返し状に延出させ
た形態とされ、弾性接触片は回路基板と接続するために
両側壁の間からその両側壁よりも上方へ突出されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】角筒部内に弾性接触片
を収容して設け、相手側端子のタブを角筒部内に進入さ
せて弾性接触片と接触させるタイプの端子金具の場合、
角筒部を構成する左右両側壁の上縁にはそのほぼ全長に
亘って延出する二枚重ねの上面壁が設けられているの
で、側壁が左右方向へ倒れるように変形する虞はない。
しかし、上記のように弾性接触片を側壁から突出させる
タイプの端子金具では、両側壁の上縁間には、弾性接触
片が存在しているので上面壁を設けることはできない。
そのため、側壁が内側に倒れて撓み接触片と干渉し、そ
の結果、弾性接触片の弾性撓み動作が妨げられて、端子
金具と回路基板との間で接触不良を来す虞があった。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、両
側壁の間から弾性接触片を突出させた形態の端子金具に
おいて、側壁が内側へ倒れるのを防止することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、底壁
の両側縁から左右一対の側壁を立ち上げ、前記底壁の前
端から弾性接触片を斜め後上方へ延出させ、その弾性接
触片における接触相手との接触部を前記側壁よりも上方
へ突出させてなり、前記弾性接触片が斜め下後方へ向か
って弾性撓みするようになっている端子金具において、
前記側壁には、前記左右両側壁の間における前記弾性接
触片の弾性撓み領域よりも斜め上前方の領域内へ延出
し、その延出端を反対側の前記側壁の内面に対向させた
形態の倒れ規制部が形成されている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記倒れ規制部が前記側壁の前端部に配され、前記
側壁には、その前端縁から内向きに延出することで前記
弾性接触片の前端の曲げ部と対応する保護部が形成され
ており、この保護部の上縁と前記倒れ規制部の下面とが
当接又は近接して対向している構成とした。請求項3の
発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記倒
れ規制部の上面には、その倒れ規制部の形成されていな
い側の側壁から延出した支持部が重ねられている構成と
した。
【0007】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、ハウジングのキャビティ内に前向きに挿入されるよ
うになっている端子金具であって、前記支持部の延出端
には、上方へ立ち上がる誤挿入規制部が形成され、不正
な姿勢で前記キャビティへの挿入を行ったときには前記
誤挿入規制部がそのキャビティの開口縁と干渉する構成
とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]側壁に対し
これを内側へ倒そうとする外力が作用したときには、そ
の側壁に形成されている倒れ規制部の延出端が反対側の
側壁の内面に当接するか、又は、その側壁の内面が反対
側の側壁に形成されている倒れ規制部に当接することに
より、側壁の内側への倒れが防止される。倒れ規制部
を、両側壁の間における弾性接触片の弾性撓み領域より
も斜め上前方の領域内へ延出するように設けたので、倒
れ規制部は弾性接触片と干渉することはない。このよう
に、本発明では、弾性接触片と干渉することなく側壁の
倒れを防止する手段を設けることが実現されている。
【0009】[請求項2の発明]前方から弾性接触片の
前端に向かって異物が接近しても、その異物は、保護部
に突き当たるので、異物が弾性接触片の前端の曲げ部に
干渉することが防止されている。また、倒れ規制部に対
して下方への外力が作用しても、倒れ規制部が保護部の
上縁に当接することにより、倒れ規制部の下方への変形
が防止され、ひいては、側壁の内側への倒れが確実に防
止される。 [請求項3の発明]倒れ規制部の上面には支持部が重ね
られているので、支持部に対して下向きの外力が作用し
たときには、その外力を支持部で受け止めることによっ
て、倒れ規制部の下方への変形が確実に防止される。
【0010】[請求項4の発明]端子金具を不正な姿勢
でキャビティに挿入しようとしたときには、誤挿入規制
部がキャビティの開口縁と干渉するため、不正な姿勢で
端子金具が挿入されることが防止される。このとき、誤
挿入規制部の形成母体である支持部が重ねられている倒
れ規制部は、弾性接触片よりも前方に位置しているの
で、誤挿入規制部も弾性接触片より前方に位置してい
る。したがって、弾性接触片がキャビティの開口縁と干
渉する虞がない。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。本実施形態の端子金具Tは、カードエッジコネクタ
30に組み付けられるようになっており、このカードエ
ッジコネクタ30は相手側コネクタ40に嵌合されるよ
うになっている。カードエッジコネクタ30のハウジン
グ31は合成樹脂製であって、その内部には、前後両端
面に開口する複数のキャビティ32が、上下二段に分か
れ且つ各段において左右方向に並列するように形成され
ている。各キャビティ32内には、そのキャビティ32
内に後方から挿入された端子金具Tを抜け止めするため
のランス33が形成されている。これらのキャビティ3
2及びランス33は上下対称とされている。また、ハウ
ジング31内には、その前端面に横長のスリット状に開
口し、上下両段のキャビティ32の中間の高さに位置す
ると共に上下両段のキャビティ32に連通する形態の差
込空間34が形成されている。尚、上下両キャビティ3
2の間には、上段の端子金具Tと下段の端子金具Tとの
短絡を回避するための可動絶縁板35が設けられてい
る。
【0012】一方、相手側コネクタ40は、合成樹脂製
のハウジング41に回路基板42(本発明の構成要件で
ある弾性接触片15の接触相手)を組み付けたものであ
り、回路基板42の端縁部(カードエッジ)がハウジン
グ41のフード部43内において前方へ突出している。
次に、本実施形態の端子金具Tについて説明する。端子
金具Tは、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工す
ることにより、全体として前後方向に細長い形状に成形
されている。端子金具Tは、略前半部分が回路基板42
との接続部10とされ、この接続部10に連なる略後半
部分が電線圧着部11とされており、電線圧着部11に
は電線12が圧着により接続されている。
【0013】下段のキャビティに挿入される端子金具T
の接続部10は、前後方向に細長くランス孔14が形成
された底壁13と、この底壁13の前端から斜め後上方
へ延出するように折り返された弾性接触片15と、底壁
13の左右両側縁から上方へ(直角に)立ち上げた左右
一対の側壁16L,16Rとを備えている。尚、本実施
形態において左右方向については、図1における斜め左
上方を右方ということにする。したがって、端子金具T
を正面から見た図2においては、左右が反対向きとな
る。
【0014】弾性接触片15は、略U字形をなし、その
略U字の半円状の回曲部は、弾性接触片15が弾性撓み
しない自由状態において側壁16L,16Rの上縁より
も上方へ突出する接触部15Aとされ、この接触部15
Aが回路基板42の下面に弾性接触するようになってい
る。尚、弾性接触片15の略U字形部分の斜め前向きの
延出端15Bは底壁13の上面に当接されている。回路
基板42と弾接するとき、弾性接触片15は、その前端
の曲げ部15Cを略支点として斜め下後方へ向かって弾
性撓みする。
【0015】左右一対の側壁16L,16Rのうち左側
壁16Lには、その上縁前端部から、左右両側壁16
L,16Rの間における弾性接触片15の弾性撓み領域
18よりも斜め上前方の領域19内へ向けて板状に延出
し、その延出端を右側壁16Rの内面上端部に対してご
く僅かな隙間を空けて対向させた形態の倒れ規制部20
が形成されている。この倒れ規制部20は、左側壁16
Lに対して直角であり、したがって底壁13に対しては
平行である。ここで、弾性接触片15の弾性撓み領域1
9について説明すると、図3において、弾性接触片15
の前端の曲げ部15Cから斜め上後方へほぼ一直線状
(平坦状)に延出する傾斜部15Dの斜め前上面を境界
として、それよりも斜め下後方の領域が弾性接触片15
の弾性撓み領域18となる。また、上記傾斜部15Dの
斜め前上面を境界として斜め上前方の領域が、倒れ規制
部20の形成されている領域19(弾性接触片15の弾
性撓み領域18よりも斜め上前方の領域)とされてい
る。
【0016】また、右側壁16R(倒れ規制部20の形
成されていない側の側壁)には、その上縁前端部から左
側へ延出した形態の支持部21が形成され、この支持部
21が倒れ規制部20の上面に重ねられている。倒れ規
制部20における支持部21との重なり領域は、倒れ規
制部20の左側壁16Lからの延出端部(右端部)のみ
とされている。この支持部21の延出端(左端)には、
上方へ板状に立ち上がる誤挿入規制部22が形成されて
いる。この誤挿入規制部22は、前方から見て弾性接触
片15と重なるような位置に形成されている。
【0017】また、左側壁16Lには、その前端縁から
直角内向き(右方)に延出する板状の左保護部23Lが
形成され、右側壁16Rには、その前端縁から直角内向
き(左方)に延出する板状の右保護部23R(本発明の
構成要件である保護部)が形成されている。この左右両
保護部23L,23Rのうち右側壁16R(倒れ規制部
20の形成されていない側壁)から延出する右保護部2
3Rの上縁の高さは、左保護部23Lの上縁よりも高く
なっており、この右保護部23Rの上縁が、倒れ規制部
20の前端部下面に対し下から支承するように当接され
ている。この倒れ規制部20と右保護部23Rとの当接
領域は、倒れ規制部20の右端部(左側壁16Lから最
も遠い延出端部)とされている。したがって、倒れ規制
部20の右端部は、右側壁16Rに形成した支持部21
と、同じく右側壁16Rに形成した右保護部23Rとの
間で上下に挟まれた状態となっている。尚、本実施形態
では、右保護部23Rの上縁と倒れ規制部20の下面と
を当接させるようにしたが、双方23R,20の間に僅
かな隙間を空けるようにしてもよい。
【0018】尚、上段側のキャビティ32に挿入される
端子金具Tは、上記下段側のキャビティ32に挿入され
る端子金具Tと同一の部品であって、上下反転した状態
でキャビティ32内に収容されるようになっている。上
記構成になる端子金具Tは、電線12を接続した状態
で、ハウジング31の後方から前向きにキャビティ32
内に挿入される。挿入途中では、ランス33が端子金具
Tの底壁13と干渉して端子金具Tの挿入経路(キャビ
ティ32)の外へ退避するように弾性撓みする。端子金
具Tが正規挿入位置に達すると、図5及び図6に示すよ
うに、ランス33が弾性復帰してランス孔14に係止し
て、端子金具Tが抜止め状態に保持される。尚、端子金
具Tはハウジング31に組み付けたリテーナ36によっ
ても抜止め状態とされる。端子金具Tをハウジング31
に挿入した状態では、各端子金具Tの弾性接触片15の
接触部15Aが左右両側壁16L,16Rから突出して
差込空間34内に進出し、回路基板42との接続に備え
て待機するとともに、両弾性接触片15の間に可動絶縁
板35が介装される。以上により、カードエッジコネク
タ30の組付けが完了する。
【0019】この後、カードエッジコネクタ30は、相
手側コネクタ40のフード部43内に嵌合するようにし
て組み付けられる。組付け状態では、回路基板42の端
縁部がハウジング31の差込空間34内に進入し、上下
両段の弾性接触片15の間に割り込んでその両弾性接触
片15を弾性撓みさせる。これにより、弾性接触片15
が、その弾性復元力による所定の接触圧で回路基板42
に対してその上下両面に弾接し、その回路基板42の図
示しない回路に接続される。尚、可動絶縁板35は、回
路基板42に押されて弾性接触片15よりも後方へ押し
動かされる。以上により、両コネクタ30,40の嵌合
が完了する。
【0020】次に、本実施形態の作用及び効果を説明す
る。左側壁16Lに対しこれを内側(右側)へ倒そうと
する方向の外力が作用したときには、その左側壁16L
に形成されている倒れ規制部20の延出端が右側壁16
Rの内面に当接することにより、左側壁16Lの倒れが
防止される。また、右側壁16Rに対しこれを内側(左
側)へ倒そうとする方向の外力が作用したときには、そ
の右側壁16Rの内面が左側壁16Lから延出している
倒れ規制部20の延出端に当接することにより、右側壁
16Rの倒れが防止される。この倒れ規制部20は、両
側壁16L,16Rの間における弾性接触片15の弾性
撓み領域18よりも斜め上前方の領域19内へ延出する
ように設けられているので、弾性接触片15が回路基板
42との接続時に弾性撓みしても、倒れ規制部20が弾
性接触片15と干渉することはない。このように、本実
施形態では、弾性接触片15と干渉することなく側壁1
6L,16Rの倒れを防止する手段としての倒れ規制部
20を設けることが実現されている。
【0021】また、異物(図示せず)が誤挿入規制部2
2や支持部21に上から当たり、倒れ規制部20に対し
て下方への外力が作用した場合には、倒れ規制部20が
右保護部23Rの上縁に当接することにより、倒れ規制
部20の下方への変形が防止されている。特に、この右
保護部23Rにおける倒れ規制部20の当接領域は、右
側壁16Lにより支持されている部分であるから、右保
護部23Rが変形する虞がなく、倒れ規制部20の変形
防止効果が高い。しかも、支持部21は倒れ規制部20
の上面に重ねられていることから、上からの外力は支持
部21がそれ自身の剛性によって受け止めるようにな
り、これによって倒れ規制部20の下方への変形が確実
に防止されるようになっている。このように、倒れ規制
部20の下方への変形が防止されているので、側壁16
L,16Rの内側への倒れも確実に防止されている。
【0022】また、前方から弾性接触片15の前端に向
かって異物(図示せず)が接近しても、その異物は、左
右双方又はいずれか一方の保護部23L,23Rに突き
当たるので、異物が弾性接触片15の前端の曲げ部15
Cに干渉することが防止されている。また、端子金具T
を不正な姿勢(例えば、上下反転した姿勢)でキャビテ
ィ32に挿入しようとしたときには、誤挿入規制部22
がキャビティ32の開口縁と干渉するため、不正な姿勢
で端子金具Tが挿入されることが防止される。このと
き、誤挿入規制部22の形成母体である支持部21が重
ねられている倒れ規制部20は、弾性接触片15よりも
前方に位置していることから、誤挿入規制部22も弾性
接触片15より前方に位置している。したがって、弾性
接触片15がキャビティ32の開口縁と干渉する虞がな
い。
【0023】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では規制部を左側壁のみに形成した
が、本発明によれば、右側壁のみに形成してもよく、左
右両側壁に形成してもよい。 (2)上記実施形態では規制部を左側壁の前端に配した
が、本発明によれば、前端よりも少し後方の位置に規制
部を配してもよい。
【0024】(3)上記実施形態では左右両側壁に形成
した一対の保護部のうち一方の保護部(規制部が形成さ
れていない側の側壁に形成されている保護部)のみを規
制部の下方変位規制手段として機能させるようにした
が、本発明によれば、規制部が形成されている側の側壁
に形成されている保護部に下方変位規制機能を持たせて
もよく、左右両方の保護部に下方変位規制機能を持たせ
てもよい。 (4)上記実施形態では左右両側の側壁に保護部を形成
したが、本発明によれば、保護部は左右いずれか一方の
側壁のみに形成してもよい。この場合、保護部と規制部
が同じ側壁に形成されるようにしてもよく、保護部と規
制部が互いに異なる側壁に形成されるようにしてもよ
い。
【0025】(5)上記実施形態では倒れ規制部の上面
に重なるように支持部を設け、その支持部から誤挿入規
制部を立ち上げる形態としたが、本発明によれば、誤挿
入規制部を形成せずに、支持部が倒れ規制部に重なるだ
けとしてもよい。この場合でも、支持部に下向きの外力
が作用したときに、その外力の一部を支持部で受け止め
ることによって、倒れ規制部の下方への変形を防止する
ことができる。 (6)上記実施形態では誤挿入規制部を支持部の延出端
から立ち上げるようにしたが、本発明によれば、側壁の
上縁からほぼ面一状に立ち上げるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における端子金具の斜視図
【図2】端子金具の正面図
【図3】端子金具の一部切欠側面図
【図4】端子金具をハウジングから外した状態の断面図
【図5】端子金具が挿入されたハウジングと相手側コネ
クタとを分離した状態をあらわす断面図
【図6】端子金具が挿入されたハウジングと相手側コネ
クタとを嵌合した状態をあらわす断面図
【符号の説明】
T…端子金具 13…底壁 15…弾性接触片 15A…接触部 15C…曲げ部 16L…左側壁 16R…右側壁 18…弾性接触片の弾性撓み領域 19…弾性接触片の弾性撓み領域よりも斜め上前方の領
域 20…倒れ規制部 21…支持部 22…誤挿入規制部 23R…右保護部(保護部) 31…ハウジング 32…キャビティ 42…回路基板(接触相手)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の両側縁から左右一対の側壁を立ち
    上げ、前記底壁の前端から弾性接触片を斜め後上方へ延
    出させ、その弾性接触片における接触相手との接触部を
    前記側壁よりも上方へ突出させてなり、前記弾性接触片
    が斜め下後方へ向かって弾性撓みするようになっている
    端子金具において、 前記側壁には、前記左右両側壁の間における前記弾性接
    触片の弾性撓み領域よりも斜め上前方の領域内へ延出
    し、その延出端を反対側の前記側壁の内面に対向させた
    形態の倒れ規制部が形成されていることを特徴とする端
    子金具。
  2. 【請求項2】 前記倒れ規制部が前記側壁の前端部に配
    され、前記側壁には、その前端縁から内向きに延出する
    ことで前記弾性接触片の前端の曲げ部と対応する保護部
    が形成されており、この保護部の上縁と前記倒れ規制部
    の下面とが当接又は近接して対向していることを特徴と
    する請求項1記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 前記倒れ規制部の上面には、その倒れ規
    制部の形成されていない側の側壁から延出した支持部が
    重ねられていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の端子金具。
  4. 【請求項4】 ハウジングのキャビティ内に前向きに挿
    入されるようになっている端子金具であって、前記支持
    部の延出端には、上方へ立ち上がる誤挿入規制部が形成
    され、不正な姿勢で前記キャビティへの挿入を行ったと
    きには前記誤挿入規制部がそのキャビティの開口縁と干
    渉する構成としたことを特徴とする請求項3記載の端子
    金具。
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