JP2009211874A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく小型化を図れる端子金具を提供する。
【解決手段】端子金具10は、底壁11の両側縁から立ち上げられた左右の両側壁12,13と、底壁11の前端から斜め後ろ上方へ延び、相手部材と接触可能に側壁12,13の上縁から突出した弾性接触片20とを備える。一方の側壁12は、弾性接触片20の一方の側面20aを保護するように、側面20aより外側にある。他方の側壁13は、弾性接触片20の下側にある。側壁12により、端子金具10同士の絡みと外部応力による弾性接触片20の変形を防止し、側壁13により端子金具10同士の絡みを防止する。他方の側壁13は弾性接触片20の下側にあるので、上記従来技術と比べて端子幅が小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、底壁の両側縁から立ち上げられた左右の両側壁と、底壁の前端から斜め後ろ上方へ延び相手部材と接触可能に両側壁の上縁から突出した弾性接触片とを有する端子金具に関する。
従来、このような端子金具として、例えば、特許文献1及び2などに開示された技術がある。特許文献1に開示された従来の端子金具は、図10に示すように、底壁100の両側縁から左右一対の側壁101,102を立ち上げ、底壁100の前端から弾性接触片103を斜め後上方へ延出させ、弾性接触片103における接触相手との接触部103aを両側壁101,102よりも上方へ突出させ、弾性接触片103が斜め下後方へ向かって弾性撓みするようになっている。この端子金具では、側壁101に、両側壁101,102の間における弾性接触片103の弾性撓み領域よりも斜め上前方の領域内へ延出し、その延出端を反対側の側壁の内面に対向させた形態の倒れ規制部104が形成されている。
また、特許文献2には、次のような構成の接触端子(接触金具)が開示されている。この接触端子は、金属薄板を箱型状に曲げ加工してなる。接触端子の上部には、金属帯板を弓なり状に折り返すことにより弾性接触片が形成されている。この弾性接触片を左右両側から挟み付けるように左側壁及び右側壁が折り曲げられているとともに、弾性接触片の頂部分が左右の側壁から突出している。
特開2003−7369号公報 特開平9−92415号公報
ところで、上記特許文献1及び2に開示された従来技術では、それぞれ、底壁の両側縁から立ち上げられた左右の両側壁の一方は弾性接触片の一方の側面より外側にあると共に、両側壁の他方も弾性接触片の他方の側面より外側にある。このため、端子金具の幅(端子幅)は、弾性接触片の幅(一方の側面から他方の側面までの長さ)と、両側壁の一方の厚さと、他方の側壁の厚さとの和になり、端子幅の大きい端子金具になっている。このように端子金具が大きいと、端子金具が収容される複数の端子収容部を有し、端子金具の弾性接触片と接触する相手部材であるプリント基板が挿入されるコネクタハウジングが大鋸型してしまう、という問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたもので、その目的は、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく小型化を図れる端子金具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る端子金具は、底壁の両側縁から立ち上げられた左右の側壁と、前記底壁の前端から斜め後ろ上方へ延び、相手部材と接触可能に前記両側壁の上縁から突出した弾性接触片とを有する端子金具において、前記両側壁の一方は、前記弾性接触片の一方の側面を保護するように、該一方の側面より外側にあり、前記両側壁の他方は、前記弾性接触片の下側にあることを特徴とする。
この構成によれば、一方の側壁により、端子金具同士の絡みと外部応力による弾性接触片の変形を防止すると共に、他方の側壁により、端子金具同士の絡みを防止する。また、他方の側壁は弾性接触片の下側にあるので、上記従来技術と比べて端子幅(端子金具の幅)が小さくなる。従って、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく、つまり、許容電流は変えずに、小型化を図れる。その結果、端子金具が収容される複数の端子収容部を有し、端子金具の弾性接触片と接触する相手部材であるプリント基板が挿入されるコネクタハウジングの小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の他方は、前記弾性接触片が所定の変形量を越えて弾性変形すると、その上縁の一部が前記弾性接触片の下面に当接するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、弾性接触片が所定の弾性変形量以内で弾性変形する場合、両側壁の他方(他方の側壁)の上縁の一部は、弾性接触片とは接触しないので、その弾性変形が許容される。一方、弾性接触片の接触部が相手部材と接触する際に、相手部材若しくは外部からの応力(接触荷重の影響)が大きくて、弾性接触片が所定の弾性変形量を越えて弾性変形する場合、他方の側壁の上縁の一部が弾性接触片の下面に当接するので、弾性接触片の過度の変形を防止することができる。つまり、他方の側壁は、端子金具同士の絡みを防止する機能の他、弾性接触片の過度の変形を防止する保護機能も果たすことができる。
請求項3に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の他方は、該他方の側壁の外面が前記弾性接触片の他方の側面と一致するように或いは該他方の側面より内側に位置するように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、端子幅は、弾性接触片の幅(一方の側面から他方の側面までの長さ)と一方の側壁の厚さの和であり、上記従来技術と比べて他方の側壁の厚さ分だけ端子幅が小さくなる。従って、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく、小型化を図れる。
請求項4に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の一方の前端には、前記弾性接触片前端の曲げ部より前方にあって該曲げ部と対向するように、L字形に曲げられた保護部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、前方から弾性接触片前端に向かって異物などが接近しても、その異物は保護部に突き当たるので、異物などにより弾性接触片が変形するのを防止することができる。
請求項5に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の一方の前端には、前記弾性接触片前端の曲げ部より前方にあって該曲げ部と対向する保護壁と、該保護壁の上縁から斜め後ろ上方へ前記曲げ部の上部まで延びる傾斜壁とを有する保護部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、前方から弾性接触片前端に向かって異物が接近しても、その異物は、保護部の保護壁に突き当たるので、異物が弾性接触片前端の曲げ部に当たって弾性接触片が変形するのが防止される。これと共に、相手部材(プリント基板)が、コネクタハウジングの端子収容部に収容された端子金具の前方から挿入される時に、相手部材は、保護部の傾斜壁の上面で案内されて弾性接触片の接触部と接触するようになる。このため、保護部の傾斜壁により、相手部材を弾性接触片の接触部に確実に接触させることができ、信頼性の高い端子金具を実現できる。また、保護部の傾斜壁は、保護壁の上縁から斜め後ろ上方へ前記曲げ部の上部まで延びているので、弾性接触片に外力などが作用して該弾性接触片が開き方向に、つまり、相手部材と接触する際に弾性変形する方向とは逆方向に弾性変形するのを、その傾斜壁で防止することができる。
請求項6に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の少なくとも一方の上縁には、前記弾性接触片の下側にあって、該弾性接触片が所定の弾性変形量を越えて弾性変形するのを阻止する少なくとも一つのストッパーが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、相手部材若しくは外部からの応力が大きくて、弾性接触片が所定の弾性変形量を越えて弾性変形する場合、弾性接触片の下側にあるストッパーが弾性接触片の下面に当接し、弾性接触片が所定の変形量を越えて弾性変形するのを阻止するので、弾性接触片の過度の変形が防止される。
請求項7に記載の発明に係る端子金具は、前記両側壁の少なくとも一方の上縁には、前記弾性接触片後方自由端部の上側にあって、該弾性接触片が外力を受け、上方に変形するのを阻止する少なくとも一つのストッパーが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく小型化した端子金具を得ることができる。
次に、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態の説明において、同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る端子金具10を図1乃至図8に基づいて説明する。
図1は第1実施形態に係る端子金具10を示す斜視図である。図2は端子金具10の正面図、図3はその平面図、図4はその下面図、図5はその左側面図、図6はその右側面図、図7は図2のA−A矢視断面図、そして、図8は図3のB−B矢視断面図である。
端子金具10は、図1および図2に示すように、底壁11の両側縁から立ち上げられた左右の側壁12,13と、底壁11の前端(図1で左端)から斜め後ろ上方へ延び、相手部材であるプリント基板(図示省略)と接触可能に両側壁12,13の上縁から突出した弾性接触片20とを備えている。
この弾性接触片20は、底壁11の前端で曲げられた曲げ部20aと、この曲げ部20aから斜め後ろ上方へ延びる傾斜部20bと、両側壁12,13の上縁から上方へ突出した接触部20cと、この接触部20cから斜め後ろ下方へ延びる自由端部20d(図6、図8参照)とを有する。
両側壁12,13の一方(一方の側壁12)は、弾性接触片20の一方の側面20aを保護するように、一方の側面20aより外側にある。具体的には、一方の側壁12は、図1、図2および図8に示すように、弾性接触片20の傾斜部20bの一方の側面を保護する前側壁部12aと、自由端部20dの一方の側面を保護する後側壁部12bと、中間壁部12cとを有する。前側壁部12aと後側壁部12bはそれぞれ、端子金具などの異物が弾性接触片20の下側空間内に入り込むのを阻止するような高さに形成されている。なお、後側壁部12bの上部は、図1、図6および図8に示すように、略直角に曲げられた水平部12dになっており、この水平部12dの先端部が側壁13の内面に近接或いは当接する位置まで延びている。そして、弾性接触片20は、両側壁12,13の少なくとも一方の上縁には、上方に変形するのを阻止する水平部12dにより、弾性接触片20の後方にある自由端部20dが水平部20の内側の上側に当たって、弾性接触片20が外力を受けても、開き防止をするストッパーが設けられた構成としている。
一方、両側壁12,13の他方(他方の側壁13)は、図1および図2に示すように、弾性接触片20の下側にある。この側壁13は、弾性接触片20の傾斜部20bの下側に位置する前側壁部13aと、自由端部20dの他方の側面を保護する後側壁部13bと、中間壁部13cとを有する。前側壁部13aと中間壁部13cはそれぞれ、弾性接触片20の下側空間内に他の端子金具などの異物などが入り込むのを阻止するような高さに形成されている。
他方の側壁13は、弾性接触片20が所定の変形量を越えて弾性変形すると、その上縁の一部13dが弾性接触片20の下面に当接するように構成されている。また、他方の側壁13は、その外面が弾性接触片20の他方の側面20e(図1乃至図3参照)と一致するように或いはその側面20eより内側に位置するように設けられている。
一方の側壁12の前端には、図1乃至図5に示すように、弾性接触片20前端の曲げ部20aより前方(図1で左方)にあって曲げ部20aと対向するように、L字形に曲げられた保護部14が形成されている。この保護部14は、前方から弾性接触片20前端に向かって異物などが接近しても、その異物が曲げ部20aに突き当たるのを阻止する高さに形成されている。
さらに、両側壁12,13の上縁には、図1、図2および図8に示すように、弾性接触片20の下側にあって、弾性接触片20が所定の弾性変形量を越えて弾性変形するのを阻止するストッパー15,16がそれぞれ形成されている。ストッパー15は、側壁12の中間壁部12cの一部の上部を切除し、残った部分を内側へ折り曲げて形成されている。一方、ストッパー16は、側壁13の中間壁部13cの一部の上部を切除し、残った部分を内側へ折り曲げて形成されている。
以上の構成を有する端子金具10は、一枚の金属板で形成されている。この端子金具10の後端部30には、図示を省略したが、被覆電線が保持され、その絶縁被覆を剥いで露出させた電線導体が圧着などにより端子金具10と電気的に接続されるようになっている。また、この端子金具10は、上記特許文献2の図6に示すようなコネクタハウジングに形成された複数の端子収容部にそれぞれ収容される。このコネクタハウジングに、端子金具10の弾性接触片20と接触する相手部材であるプリント基板が挿入されることで、コネクタハウジングに収容された各端子金具10にそれぞれ電気的に接続された被覆電線の各電線導体がプリント基板上の対応する回路部分と電気的に接続されるようになる。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○一方の側壁12は、弾性接触片20の一方の側面20aを保護するように、一方の側面20aより外側にある。前側壁部12aと後側壁部12bはそれぞれ、端子金具などの異物が弾性接触片20の下側空間内に入り込むのを阻止するような高さに形成されている。一方、他方の側壁13は、弾性接触片20の下側にある。側壁13の前側壁部13aと中間壁部13cはそれぞれ、弾性接触片20の下側空間内に他の端子金具などの異物などが入り込むのを阻止するような高さに形成されている。
このような構成により、一方の側壁12により、端子金具10同士の絡みと外部応力による弾性接触片20の変形を防止すると共に、他方の側壁13により、端子金具10同士の絡みを防止する。また、他方の側壁13は弾性接触片20の下側にあるので、上記従来技術と比べて端子幅(端子金具の幅)が小さくなる。
従って、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく、つまり、許容電流は変えずに、小型化を図れる。その結果、端子金具が収容される複数の端子収容部を有し、端子金具の弾性接触片と接触する相手部材であるプリント基板が挿入されるコネクタハウジングの小型化を図ることができる。
○他方の側壁13は、弾性接触片20が所定の変形量を越えて弾性変形すると、その上縁の一部13dが弾性接触片20の下面に当接するように構成されている。この構成により、弾性接触片20が所定の弾性変形量以内で弾性変形する場合、側壁13の上縁の一部13dは、弾性接触片20の下面とは接触しないので、その弾性変形が許容される。一方、弾性接触片20の接触部20cが相手部材と接触する際に、相手部材若しくは外部からの応力(接触荷重の影響)が大きくて、弾性接触片20が所定の弾性変形量を越えて弾性変形する場合、側壁13の上縁の一部13dが弾性接触片20の下面に当接するので、弾性接触片20の過度の変形を防止することができる。つまり、他方の側壁13は、端子金具10同士の絡みを防止する機能の他、弾性接触片20の過度の変形を防止する保護機能も果たすことができる。
○他方の側壁13は、その外面が弾性接触片20の他方の側面20eと一致するように或いはその側面20eより内側に位置するように設けられている。この構成により、端子幅は、弾性接触片20の幅(一方の側面から他方の側面までの長さ)と一方の側壁12の厚さの和であり、上記従来技術と比べて他方の側壁13の厚さ分だけ端子幅が小さくなる。従って、従来の端子金具の機能を維持したまま、端子金具に接続される電線径を小さくすることなく、小型化を図れる。
○一方の側壁12の前端には、弾性接触片20前端の曲げ部20aより前方にあって曲げ部20aと対向するように、L字形に曲げられた保護部14が形成されている。この構成により、前方から弾性接触片20前端に向かって異物などが接近しても、その異物は保護部14に突き当たるので、異物などにより弾性接触片20が変形するのを防止することができる。
○両側壁12,13の上縁には、弾性接触片20の下側にあって、弾性接触片20が所定の弾性変形量を越えて弾性変形するのを阻止するストッパー15,16がそれぞれ形成されている。この構成により、相手部材若しくは外部からの応力が大きくて、弾性接触片20が所定の弾性変形量を越えて弾性変形する場合、弾性接触片20の下側にあるストッパー15,16が弾性接触片20の下面に当接し、弾性接触片20が所定の変形量を越えて弾性変形するのを阻止するので、弾性接触片20の過度の変形が防止される。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態に係る端子金具10Aの一部を示す斜視図である。
この端子金具10Aの特徴は、一方の側壁12の前端には、弾性接触片20前端の曲げ部20aより前方にあってこの曲げ部20aと対向する保護壁40aと、保護壁40aの上縁から斜め後ろ上方へ曲げ部20aの上部まで延びる傾斜壁40bとを有する保護部40が形成されている点にある。
第2実施形態に係る端子金具10Aによれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
○前方から弾性接触片20前端に向かって異物が接近しても、その異物は、保護部40の保護壁40aに突き当たるので、異物が弾性接触片20前端の曲げ部20aに当たって弾性接触片20が変形するのが防止される。
○相手部材(プリント基板)が、上記コネクタハウジングの端子収容部に収容された端子金具10Aの前方から挿入される時に、相手部材は、保護部40の傾斜壁40bの上面で案内されて弾性接触片20の接触部20c(図1参照)と接触するようになる。このため、保護部40の傾斜壁40bにより、相手部材を弾性接触片20の接触部20cに確実に接触させることができ、信頼性の高い端子金具を実現できる。
○保護部40の傾斜壁40bは、保護壁40aの上縁から斜め後ろ上方へ曲げ部20aの上部まで延びているので、弾性接触片20に外力などが作用して弾性接触片20が開き方向に、つまり、相手部材と接触する際に弾性変形する方向とは逆方向(図9で上方向)に弾性変形するのを、その傾斜壁40bで防止することができる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・本発明は、上記各実施形態で説明した端子金具に限らず、底壁の両側縁から立ち上げられた左右の両側壁と、底壁の前端から斜め後ろ上方へ延び、相手部材と接触可能に両側壁の上縁から突出した弾性接触片とを有する端子金具に広く適用可能である。
・上記第1実施形態では、両側壁12,13の上縁に、弾性接触片20の下側にあって、弾性接触片20が所定の弾性変形量を越えて弾性変形するのを阻止するストッパー15,16がそれぞれ形成されているが、本発明は、そのストッパーが両側壁12,13の一方の上縁に形成されている構成の端子金具にも適用される。また、そのストッパーを複数個設けた構成の端子金具にも本発明は適用される。
第1実施形態に係る端子金具を示す斜視図。 図1に示す端子金具の正面図。 端子金具の平面図。 端子金具の下面図。 端子金具の左側面図。 端子金具の右側面図。 図2のA−A矢視断面図。 図3のB−B矢視断面図。 第2実施形態に係る端子金具の一部を示す斜視図。 従来の端子金具を示す斜視図。
符号の説明
10,10A:端子金具
11:底壁
12:一方の側壁
12a:前側壁部
12b:後側壁部
12c:中間壁部
13:他方の側壁
13a:前側壁部
13b:後側壁部
13c:中間壁部
13d:上縁の一部
14:保護部
15,16:ストッパー
20:弾性接触片
20a:曲げ部
20b:傾斜部
20c:接触部
20d:自由端部
20e:他方の側面
40:保護部
40a:保護壁
40b:傾斜壁

Claims (7)

  1. 底壁の両側縁から立ち上げられた左右の両側壁と、前記底壁の前端から斜め後ろ上方へ延び、相手部材と接触可能に前記両側壁の上縁から突出した弾性接触片とを有する端子金具において、
    前記両側壁の一方は、前記弾性接触片の一方の側面を保護するように、該一方の側面より外側にあり、
    前記両側壁の他方は、前記弾性接触片の下側にあることを特徴とする端子金具。
  2. 前記両側壁の他方は、前記弾性接触片が所定の変形量を越えて弾性変形すると、その上縁の一部が前記弾性接触片の下面に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記両側壁の他方は、該他方の側壁の外面が前記弾性接触片の他方の側面と一致するように或いは該他方の側面より内側に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の端子金具。
  4. 前記両側壁の一方の前端には、前記弾性接触片前端の曲げ部より前方にあって該曲げ部と対向するように、L字形に曲げられた保護部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の端子金具。
  5. 前記両側壁の一方の前端には、前記弾性接触片前端の曲げ部より前方にあって該曲げ部と対向する保護壁と、該保護壁の上縁から斜め後ろ上方へ前記曲げ部の上部まで延びる傾斜壁とを有する保護部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の端子金具。
  6. 前記両側壁の少なくとも一方の上縁には、前記弾性接触片の下側にあって、該弾性接触片が所定の弾性変形量を越えて弾性変形するのを阻止する少なくとも一つのストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の端子金具。
  7. 前記両側壁の少なくとも一方の上縁には、前記弾性接触片後方自由端部の上側にあって、該弾性接触片が外力を受け、上方に変形するのを阻止する少なくとも一つのストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の端子金具。
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