JP2002524596A - 光学装置用の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール) - Google Patents

光学装置用の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)

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JP2002524596A
JP2002524596A JP2000568897A JP2000568897A JP2002524596A JP 2002524596 A JP2002524596 A JP 2002524596A JP 2000568897 A JP2000568897 A JP 2000568897A JP 2000568897 A JP2000568897 A JP 2000568897A JP 2002524596 A JP2002524596 A JP 2002524596A
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poly
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phenyl
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JP2000568897A
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ヤニーツ,ジルヴィア
ヴィデル,アルミーン
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フラウンホーファー−ゲゼルシャフト・ツァー・フュールデルンク・ダー・アンゲヴァンテン・フォルシュンク・エー.ファウ.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたエレクトロルミネセンス特性と電子輸送特性を有し、公知の物質に比較して、全体としての素材の各々の目的特性に関して充分な改良が期待でき、従って発光装置やディスプレイ装置で有用なポリマーを提供すること。 【解決手段】 特定の化学式で規定される繰り返し単位を100乃至1000個含む芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に発光ダイオード(LED)などの光学装置のエレクトロルミネ
センス層及び/又は電子輸送層において有利に用いることのできる芳香族ポリ(
1,3,4−ヘテロジアゾール)を主鎖とする重合体、そしてその重合体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学装置において酸化還元活性を有する重合体と有機モノマー化合物とが利用
できるようになれば、低電圧で作動し、全領域のスペクトル範囲にて発光を示す
大面積のディスプレイを簡単な製造技術で製造することが可能になる。このよう
な技術は、従来の無機物質を用いることでは不可能であった。さらに、液晶ディ
スプレイとは対照的に、エレクトロルミネセンスディスプレイは自己発光性であ
って、バックライト(背景光)を必要としない。
【0003】 タン及びスライクが最初に、有機物質を用いるLEDを提供した(C.W.T
ang, S.A.van Slyke;Appl.Phys.Lett.51
(1987) 913])。その結果、無機物質に比較してルミネセンス効率の
向上が実現し、さらに青色光を発するLEDを製造することができるようになっ
た。有機物質からなる単層もしくは多層体は、透明なインジゥム−酸化錫(IT
O)陽極と低い仕事関数を有するMg、Al、Caなどの金属の陰極との間にサ
ンドイッチ構造体を形成する。電子輸送層、発光層、そしてホール輸送層とから
なる多層構造体によって、ルミネセンス発光効率と安定性の向上が可能となった
(C.Adachi, T.Tsutui, S.Saito; App.Ph
ys. Lett. 57(1990)531; Y.Hamada, C.A
dachi, T.Tsutsui, S.Saito; Jpn.J.App
l.Phys.31(1992) 1812)。モノマーを用いる場合には、各
層は、特別な、従ってコストのかかる蒸着技術を用いて製造することになる。重
合体を用いることによって、簡単な構造の装置の使用が可能になる。
【0004】 LED装置の構造体において、ポリ(p−フェニレンビニレン)(PPV)、
あるいはポリ(p−フェニレン)(PP)などの、エネルギーギャップが3.5
eVと1.0eVの間にある半導体特性を有する共役ポリマーが発光層及び/又
はホール輸送層に用いられている。これらのポリマーを、例えばスピンコート法
や浸漬法などのような簡単な方法によって被覆処理することができるようにする
ためには、有機溶媒に溶解性の物質を合成する必要がある。
【0005】 ひとつの製造工程として、熱分解によって、対応する不溶性共役ポリマーに変
換できる可溶性プレポリマーを製造する方法がある。PPVについて多くの研究
がなされた。たとえば、特にフリエンド、他、(A.B.Holmes, D.
D.Bradley, A.R.Brown, P.L.Burn, R.H.
Friend; Synthetic Metals 55−57(1993)
4031, J.H.Burroughes, D.D.C.Bradley
, R.H.Friend, EP 0 423 283 B1)、そしてヘル
ホールド、他、(M.Helbig, H.H.Hoerhold; Makr
omol. Chem. 194(1993) 1607; H.H.Hoeh
old et al. DE 195 05 416 A1)。
【0006】 チオフェンの重合体もしくはオリゴマーもまた、特に有用であることが判明し
た。これらでは、複素環に付く置換基を変えることによって、発光光の波長を調
節することができる(M.Granstoroem, M.Berggren
and O.Inganas; Science 267(1995) 147
9; E.G.J.Staring et al.; Adv. Mater.
6(1994) 934)。しかしながら、量子効率は充分とはいえない。
【0007】 ポリマーを用いて多層構造を形成することにより、発光ダイオードの量子効率
を相当程度向上させることが可能になる。電子の各層間の通過性能を向上させ、
かつホールのバリアをもたらすことのできる層の追加により、これまでは特に、
側鎖に1,3,4−オキサゾール基を有するポリメタクリレートを骨格とする側
鎖含有ポリマーが使用されている(X.−C.Li, F.Cacialli,
M.Giles, J.Guener, R.H.Friend, A.B.
Holmes, St.C.Moratti, T.M.Yong, Adv.
Mater. 7,1995,898)。また、主鎖(骨格)に1,3,4−
オキサゾール基を有する共重合体もまた使用されている(E.Buchwald
, M.Meier, S.Karg, P.Poesch, H.−W.Sc
hmidt, P.Strohriegel, W. Riess, M.Sc
hwoerer, Adv. Mater. 7,1995,839, Q.P
ei, Y.Yang, Adv. Mater. 7,1995,559)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
LEDにおける上記の各物質の使用に関しては多くの進展があったが、依然と
して、各素材は、活性寿命、光安定性、そして水や空気に対する安定性について
は限界がある。
【0009】 本発明は、一方では、優れたエレクトロルミネセンス特性及び/又は電子輸送
特性を有し、他方では、これ迄に知られている物質に比較して、全体としての素
材の各々の目的特性に関して充分な改良が期待でき、従って発光装置やディスプ
レイ装置において利用できるポリマーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記から選ばれる繰り返し単位を100乃至1000個含む芳香族
ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)を提供する。
【0011】
【化5】
【0012】 [但し、R1、R2、R3、及びR4は、それぞれ同一もしくは相異なっていて、ア
ルキル、アルコキシ、フェニル、フェノキシ、またはチオフェノール基であり、
Xは、S、O、もしくはN−フェニルである]。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)の好ましい一態様は、
下記一般式で表される芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)である。
【0014】
【化6】
【0015】 [但し、R1、R2、R3、R4、そしてXは、請求項1の規定に従い、nは1乃至
1000の整数である]。
【0016】 前述のように、置換基であるR1乃至R4はアルキル基であることができる。ア
ルキル基は通常、1乃至18の炭素原子、特に16以下の炭素原子を含む。アル
コキシ基についても同様である。アルキル基もしくはアルコキシ基は、直鎖もし
くは分岐鎖であってよく、R1およびR2、そして場合によっては、R3およびR4 において、それらのうちのひとつが分岐鎖であって、他の一もしくは二以上の基
が直鎖であることが好ましい。
【0017】 前述のように、置換基であるR1、R2、R3、及びR4は、一もしくは二以上の
隣接していないCH2基が、−O−もしくは−S−で置換されているアルキル基
もしくはアルコキシ基であってもよい。
【0018】 さらに、R1、R2、R3、及びR4は、フェニル基、フェノキシ基、もしくはチ
オフェノール基であってもよい。
【0019】 本発明の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)は、下記の方法によっ
て製造することができる。
【0020】 互いに等モルの、下記の式で表わされる化合物から選ばれる一もしくは二以上
の酸ジクロリド:
【0021】
【化7】
【0022】 [但し、R1、R2、R3、そしてR4は、それぞれ請求項1の規定に従う]、 と、下記の式で表わされる化合物から選ばれる一もしくは二以上のジカルボン酸
ヒドラジド:
【0023】
【化8】
【0024】 [但し、R1、R2、R3、そしてR4は、それぞれ請求項1の規定に従う]、 を縮重合反応に供す工程;縮合生成物を単離する工程;精製する工程;脱水剤の
存在下にて閉環反応に供する工程;そして、生成物を単離し、精製する工程を含
む製造方法。
【0025】 用いられる脱水剤はオキシ塩化リンであることが好ましい。
【0026】 複素環に、酸素の代りに硫黄もしくはN−フェニルを導入する場合には、アニ
リン(N−フェニルの導入)もしくは五硫化リン(硫黄の導入)を閉環反応の際
に同時に加える。用いる溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、そして
1,2−ジクロロベンゼンが好ましい。反応温度は、80乃至170℃であるこ
とが好ましく、反応時間は2乃至20時間であることが好ましい。得られたポリ
マーは、非溶媒を用いて沈殿させることによって単離し、そして例えばアルコー
ルを用いて抽出することによって精製するか、あるいは更に非溶媒を用いて溶解
沈殿を行なう方法を利用して精製することができる。
【0027】 前述のように、対応するポリヒドラジドは溶液中での縮合により調製される。
この場合に用いられる溶媒は、ベンゼン、トルエン、キシレン、そして1,2−
ジクロロベンゼンであることが好ましい。反応温度は、80乃至170℃である
ことが好ましく、反応時間は20分間乃至5時間であることが好ましい。
【0028】 重縮合のためには、対応する酸クロリドもしくは複数種の酸クロリドの混合物
を、前記の溶媒もしくは混合溶媒中に、加熱により溶解し、そして、等モル量の
一種もしくは複数種の上記の酸ヒドラジドを含む溶液を滴下する。縮合反応は、
塩基触媒(好ましくはピリジン)を加えることにより効率良く進行する。
【0029】 上記の反応は、ほぼ定量的である。得られた縮合生成物は、たとえばアルコー
ルを用いる沈殿操作によって単離され、ついでアルコールを用いる抽出操作によ
って精製される。
【0030】 出発化合物の製造は、文献により公知の方法によって行なうことができる。例
えば、ホーベン・ベイル(Houben−Weyl)による「有機化学の方法」
(ゲオルグ・チエーメ出版、シュトットガルト)、あるいは相当する関連雑誌を
挙げることができる。
【0031】 チアントレンを有する1,3,4−オキサジアゾールを含むポリマーの合成は
、たとえば、出発物資として、3−フェノキシチオフェン−2,5−ジカルボン
酸を用いる。この出発物質の製法は、J.Org.Chem.1982,47,
1755−1759(J.W.H.Wattey,M.Desai)に記載され
ている。
【0032】 本発明のポリマーは通常、100乃至1000(好ましくは、200乃至80
0、特に好ましくは、300乃至700)の繰り返し単位を有する。
【0033】 本発明のポリマーは、青色領域にて発光を示し、高い蛍光量子収率を伴って、
顕著に高い安定性を示す。さらに、1,3,4−ヘテロジアゾール環の存在に基
づいて、ホール(正孔)について、非常に優れた障壁特性を有する電子受容性を
示す。ここに提供する該ポリマーのLUMOエネルギーは、サイクルボルトメト
リー測定法によって規定される陰極物質の仕事関数に非常に適合する。このこと
によって、積層の配列とすることにより、効率良い構成が実現できる。
【0034】 本発明は、層の厚さを変えることによって、エレクトロルミネセンスを調節す
ることができるという驚くべき発見に基づいている。さらに、芳香族ポリ(1,
3,4−ヘテロジアゾール)を用いることによって、装置の作用電圧のみを低減
することができることが予測された。しかし、更に驚くべきことには、積層構成
における再結合領域の位置もまた、調節することが可能となり、その結果、エレ
クトロルミネセンスは、本発明のポリマーを用い、層の厚みを選択することによ
って、調節することが可能になる。
【0035】 本発明のヘテロジアゾールを有する主鎖ポリマーは、一般的な溶媒を用いて、
特に層あるいは膜として製造することができる。従って、光学装置におけるエレ
クトロミネセンス層及び/又は電子輸送層として用いることができる。本発明の
剛度が高く、かつ高度に芳香族のポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)の有機
溶媒への溶解性は、高分子主鎖に、アルキル、アルコキシ、チオフェノール及び
/又はフェノキシである側鎖基を導入することによってもたらされている。
【0036】 該ポリマーを光学機器のエレクトロルミネセンス層及び電子輸送層で用いるた
めには、種々の固体基板(ガラス基板上のITO)、あるいは柔軟で導電性のポ
リエチレンテレフタレートフィルムに、スピンコート法あるいは流延法を利用し
て付与する方法が用いられる。ポリマー層の厚さは40乃至500nm(層構成
にもよるが)であり、光学機器の構造によって適宜調整する。積層構造体を作成
するためには、ホール注入電極上に最初にホール輸送層を作製し、次いで、その
上に、本発明のポリマー(重合体)から構成される電子輸送層を形成する。次い
で、Ca、Mg、Al、In、Mg/Agなどの電子注入電極を付与する。用い
られるポリマー物質は、例えば初期における相互の溶解を防ぐために、互いに調
整する。注入接触電極の製造は、特定の複数のるつぼを用いる抵抗蒸着法および
DCもしくはRFスパッタ法により行なうことができる。
【0037】 好ましいホール注入電極物質としては、高い仕事関数(>4.5eV)を有す
るものが利用できる。たとえば、金、プラチナ、及びインジウム・錫(ITO)
を挙げることができる。ITO層(Balzersとして市販されている)は、
高い透明性(>80%)と低い表面抵抗(< kΩ/cm2)の双方を持つよう
に、特別な蒸着技術(RFスパッタ法)により調製する必要がある。従って、代
表的な層厚は、80乃至150nmである。両電極に関する作業に際しては、陰
極をまず電子輸送層に付与し、次いで発光層に付与することができるが、逆でも
よい。同時に、陽極からホール輸送層にホールが注入され、次いで直接発光層に
注入されるが、逆でもよい。付与された電圧によって、電荷輸送体は作用層を通
って一方から他方へと移動する。各電荷輸送層と発光層との間の界面において、
あるいは発光層の内部にて、電子/ホール(正孔)のペアが形成され、次いで再
結合し、その結果、発光する。発光光の色は、例えば、積層構造体の層厚を変え
ることによって変化させることができる。電流/電圧特性線と光学特性(吸収、
光ルミネセンス、電子ルミネセンス)は電極に接触させた後、測定される。
【0038】 本発明は、下記の実施例によって、限定する意図ではなく、さらに詳細に説明
される。
【0039】
【実施例】
[実施例1] ポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(2−エチルヘキシルオキシ)}
−1,3,4−オキサジアゾール)の製造のための出発物質の合成 (1)2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)ジエチル・テレフタレート 2,5−ジヒドロキシジエチル・テレフタレート(10g、0.04モル)と
沃化2−エチルヘキシル(192g、0.8モル)とを250mLの乾燥シクロ
ヘキサノンに溶解させた。微粉末状のK2CO3(80g、0.58モル)とKI
(1.35g、8ミリモル)とを加えたのち、混合物を窒素雰囲気下にて5時間
還流させた。次に、溶液を熱い状態のまま濾過して、炭酸カルシウムを除去し、
残渣をシクロヘキサノンで2度洗浄した。溶媒を留去させ、そして未反応の沃化
2−エチルヘキシルを蒸留により除去した。これにより、淡褐色の油状物が残っ
た。 収率:14.5g(76%) 分析値:C28466(478.7g/モル) 計算値:C70.25%;H9.69%;O20.05% 分析値:C69.75%;H9.68%
【0040】 (2)2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタロイル・ジヒドラジド 2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)ジエチル・テレフタレート(5.5g
、0.0115モル)および10mL(0.2モル)のヒドラジン水和物を50
mLのエタノールに溶解させ、この溶液を約6時間加熱還流させた。反応液が冷
却したのち、沈殿生成物を吸引によって濾別し、乾燥させた。次いで、生成物を
エタノールにより再結晶させた。 収率:3.21g(61%)、融点:68℃ 分析値:C244224(450.6g/モル) 計算値:C63.97%;H9.39%;N12.43% 分析値:C64.0% ;H9.42%;N12.34%
【0041】 (3)2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタル酸 2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)ジエチル・テレフタレート(5.5g
、0.0115モル)を、KOH(24g、0.43モル)を水(100mL)
とエタノール(40mL)とに溶解させた溶液にて4時間還流させた。冷却後、
反応混合物を濃塩酸により酸性として、ジカルボン酸を沈殿させた。このものを
分離し、乾燥させた。次いで、水/エタノール混合物(3:5)を用いて再結晶
させた。 収率:3.15g(65%)、融点:134乃至136℃ 分析値:C24386(422.5g/モル) 計算値:C68.22% ;H9.06% 分析値:C68.416%;H9.30%
【0042】 (4)2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタロイル・二塩化物 2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタル酸(3.15g、0.00
75モル)、25mLの塩化チオニル、そして二滴のDMFを室温にて2日間攪
拌した。過剰の塩化チオニルを留去し、油状の残渣を油ポンプによる真空下に乾
燥させた。 収率:3.39g(99%) 分析値:C24352Cl2(302.5g/モル) 計算値:C70.26%;H9.68% 分析値:C71.03%;H10.23%
【0043】 [実施例2] ポリ(ジフェニル{2,5−ジ(エチルヘキシルオキシ)}ヒドラジド) 前記の2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタロイル・ジヒドラジド
(1.78g、3.96ミリモル)を20mLの乾燥ジクロロベンゼンに溶解さ
せ、1mLのピリジンを添加した。得られた溶液を、攪拌下にて130℃に加熱
した。前記の2,5−(2−エチルヘキシルオキシ)テレフタロイル・二塩化物
(1.82g、3.96ミリモル)を10mLのジクロロベンゼンに溶解させ、
この溶液をゆっくりと滴下した。この間、溶液粘度の上昇が観察された。縮合物
溶液を、次いで160℃にて1時間攪拌した。縮合物溶液を熱い状態のまま、約
600mLのメタノールを用いてゆっくり沈殿させた。沈殿物をメタノールで数
回洗浄し、ソックスレー抽出装置を用いて約20時間抽出した。薄黄色の繊維状
ポリマーが生成していた。 収率:3.13g(94%) 分析値:C243824(419.0g/モル) 計算値:C68.73%;H9.07%;N6.68%; O15.27% 分析値:C67.23%;H9.35%;N6.41%; O15.30%
【0044】 [実施例3] ポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(エチルヘキシルオキシ)}−1
,3,4−オキサジアゾール) PODH2 (1)ポリマーの合成 ポリ(ジフェニル{2,5−ジ(エチルヘキシルオキシ)}ヒドラジド)を2
g、70mLのo−ジクロロベンゼンと3mLのリン酸オキシクロリドに懸濁さ
せた。次いで、反応液を沸点まで加熱したところ、該ポリヒドラジド化合物は溶
解した。この反応液を3時間この状態に置いた。次に、熱い反応液を800mL
のメタノールを用いて沈殿させ、該沈殿物をメタノールで数回洗浄した。明るい
黄色のポリオキシジアゾール化合物が生成し、強い青色の蛍光を示した。この化
合物をソックスレー抽出器を用いて精製した。
【0045】 収率:1.75g(92%) 分析値:C243823(401.0g/モル) 計算値:C71.82%;H8.98%;N6.98%; O11.97% 分析値:C71.82%;H9.00%;N7.01%; O12.55% 13C−NMR(CDCl3)δ:10.9(CH3);13.9(CH3);3
0.3,29.01,23.7,22.9(CH2);39.4(CH);72
.2(CH2O);114.7,116.8,151.4(芳香族C);163
.3(オキサジアゾールC) Mw:2.54×105g/モル(GPC、光分散)
【0046】 (2)装置の作成 エレクトロルミネッセンス発光装置を作成するために、上記のPODH2を有
機溶媒(トルエン)に溶解させ、電子輸送物質と発光物質とからなる二層構成の
積層体製造に用いた。 最初に、約25cm2のITO−被覆ガラス基板(Balsers)の上に、
110nmの厚さで、ホール伝導層(例、ポリフェニレンビニレン:PPV)を
形成した。次いで、スピンコート法によりPODH2層を形成した。そして、直
径5mmのアルミニウム電極を構成した。
【0047】 両電極(ITO及びアルミニウム)を接触させ、アルミニウム電極に陰電圧を
印加したところ、PODH2の厚さに応じて異なるエレクトロルミネセンス(E
L)スペクトルが観察された。それぞれの層厚は、三種の濃度(重量当りのパー
セント)が異なったPODH2を用い、そして同一のスピンコート条件(140
0/分)を利用することにより得た。このようにして作成した全ての基板を、真
空室にて80℃で2時間置いた。0.25%強度溶液から製造したPODH2層
を有する装置の構成では、約8Vにおいて緑色の発光が認められた。0.5%強
度PODH2溶液から製造した装置では、約10Vにおいて青緑色の発光が認め
られた。また、1.0%強度溶液から製造した装置では、約12Vにおいて青色
の発光が認められた。これらの結果を下記の表に示す。
【0048】
【表1】 ──────────────────────────────────── 層厚(nm) EL発光(nm) ──────────────────────────────────── PODH2 0.25% 20 525 ──────────────────────────────────── PODH2 0.50% 35 495 ──────────────────────────────────── PODH2 1.00% 55 480 ────────────────────────────────────
【0049】 ELの電子層及び/又は発光層の厚みの依存性の理由は、電荷輸送体の再結合
領域の空間深さにあり、その結果、所望の方法により依存性を調節することがで
きる。
【0050】 [実施例4] ポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(2−エチルヘキシルオキシ)}
−1,3−フェニル−4−トリアゾール) POT (1)ポリマーの合成 窒素雰囲気下、1.4gのアニリン(0.015モル)と0.23mLのPO
Cl3とを、0℃にて攪拌しながら35mLのジクロロベンゼンに溶解させた。
その後、冷却を止め、反応液を室温にて1.5時間攪拌した。1gのポリ(ジフ
ェニル{2,5−ジ(エチルヘキシルオキシ)}ヒドラジド)を溶液に懸濁させ
て、24時間加熱還流させた。その後、メタノール/水(10:1)を用いてポ
リマーを沈殿させ、吸引濾過した。得られたポリマーを5%NaOHで数回処理
し、その後に水とメタノールとで洗浄した。
【0051】 収率:0.75g(63%) 分析値:C304132(475.0g/モル) 計算値:C75.79%;H8.63%;N8.84%; O6.74% 分析値:C73.28%;H9.20%;N8.21%; O8.85% Mw:1.81×105g/モル(GPC、光分散)
【0052】 (2)装置の作成 最初に、約25cm2のITO−被覆ガラス基板(Balsers)の上に、
110nmの厚さで、ポリフェニレンビニレン(PPV)層を形成した。二層層
の積層体を作成するために、トルエンとPOTとの溶液(1.0重量%)を調製
して、次いでこれを、スピンコート法(1400/分)を利用して、PPV層の
上に塗布し、80℃の真空室に2時間放置した。POT層の厚さは60nmであ
った。そして、直径5mmのアルミニウム電極を構成した。 両電極(ITO及びアルミニウム)を接触させ、アルミニウム電極に約12V
の陰電圧を印加したところ、約480nmの青色のエレクトロルミネセンスが観
察された。
【0053】 [実施例5] ポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(2−エチルヘキシルオキシ)}
−1,3,4−チアジアゾール) PTDH (1)1gのポリ(ジフェニル{2,5−ジ(エチルヘキシルオキシ)}ヒドラ
ジド)(2.39ミリモル)と1gのP25とを、35mLのジクロロベンゼン
と3mLのオキシ塩化リンに溶解させた。次いで、反応液を沸点まで加熱したと
ころ、ポリヒドラジド化合物は溶解した。そして、その条件にて、反応液を12
時間放置した。熱い反応液を800mLのメタノールを用いて沈殿させ、メタノ
ールで数回洗浄した。次いで、明るい黄色のポリチアジアゾール化合物を、ソッ
クスレー抽出器を用いて22時間かけて精製した。た。
【0054】 収率:0.82g(63%) 分析値:C243622S(417.0g/モル) 計算値:C69.06%;H8.63%;N6.71%; O7.67%;S7.76% 分析値:C67.51%;H9.20%;N7.21%; O9.03%;S7.04% Mw:1.41×105g/モル(GPC、光分散)
【0055】 (2)装置の作成 最初に、約25cm2のITO−被覆ガラス基板(Balsers)の上に、
80nmの厚さで、ポリフェニレンビニレン(PPV)層を形成した。二層層の
積層体を作成するために、トルエンとPTDHとの溶液(0.5重量%)を調製
して、次いでこれを、スピンコート法(1400/分)を利用して、PPV層の
上に塗布し、80℃の真空室に2時間放置した。PTDH層の厚さは80nmで
あった。そして、直径5mmのアルミニウム電極を構成した。 両電極(ITO及びアルミニウム)を接触させ、アルミニウム電極に約8Vの
陰電圧を印加したところ、約520nmの緑色のエレクトロルミネセンスが観察
された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィデル,アルミーン ドイツ連邦共和国、テルトー、D−14513、 ゲー.−ハウトマン−シュトラーセ 10 Fターム(参考) 3K007 AB05 EB00 4J043 PA04 PC01 PC11 QB59 RA48 RA53 RA56 SA24 TA26 UA111 UA112 UA121 UA122 UA131 UA132 UA211 UA212 UA331 UA332 UA341 UA342 UA711 UA712 XA13 XB19 ZA51 ZB21 ZB23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記から選ばれる繰り返し単位を100乃至1000個含む
    芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール): 【化1】 [但し、R1、R2、R3、及びR4は、それぞれ同一もしくは相異なっていて、ア
    ルキル、アルコキシ、フェニル、フェノキシ、またはチオフェノール基であり、
    Xは、S、O、もしくはN−フェニルである]。
  2. 【請求項2】 下記一般式で表される、請求項1に記載の芳香族ポリ(1,
    3,4−ヘテロジアゾール): 【化2】 [但し、R1、R2、R3、R4、そしてXは、請求項1の規定に従い、nは1乃至
    1000の整数である]。
  3. 【請求項3】 R1及び/又はR2が、一もしくは二以上の、隣接していない
    CH2基が、−O−もしくは−S−で置換されている、請求項1もしくは2に記
    載の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)。
  4. 【請求項4】 300乃至700の繰り返し単位を含む、請求項1乃至3の
    うちのいずれかの項に記載の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)。
  5. 【請求項5】 ポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(2−エトキシ
    ヘキシルオキシ)}−1,3,4−オキサジアゾール)、ポリ(2,5−ジフェ
    ニル{2’,5’−ジ(2−エチルヘキシルオキシ)}−1,3−フェニル−4
    −トリアゾール)、もしくはポリ(2,5−ジフェニル{2’,5’−ジ(2−
    エチルヘキシルオキシ)}−1,3,4−チアジアゾール)である、請求項1に
    記載の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾール)。
  6. 【請求項6】 互いに等モルの、下記の式で表わされる化合物から選ばれる
    一もしくは二以上の酸ジクロリド: 【化3】 [但し、R1、R2、R3、そしてR4は、それぞれ請求項1の規定に従う]、 と、下記の式で表わされる化合物から選ばれる一もしくは二以上のジカルボン酸
    ヒドラジド: 【化4】 [但し、R1、R2、R3、そしてR4は、それぞれ請求項1の規定に従う]、 を縮重合反応に供する工程;縮合生成物を単離する工程;精製する工程;脱水剤
    の存在下にて閉環反応に供する工程;そして、生成物を単離し、精製する工程を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジアゾ
    ール)の製造方法。
  7. 【請求項7】 縮重合反応を塩基性触媒の存在下にて行なう、請求項6に記
    載の製法。
  8. 【請求項8】 塩基性触媒がピリジンである、請求項7に記載の製法。
  9. 【請求項9】 用いられる脱水剤がオキシ塩化リンである、請求項7もしく
    は8に記載の製法。
  10. 【請求項10】 脱水剤による処理が、アニリンもしくは五硫化リンの存在
    下にて行なわれる、請求項7乃至9のうちのいずれかの項に記載の製法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至5のうちのいずれかの項に記載の芳香族ポリ
    (1,3,4−ヘテロジアゾール)を一もしくは二以上含む光学装置。
  12. 【請求項12】 エレクトロルミネセンス素子である、請求項11に記載の
    光学装置。
  13. 【請求項13】 光学装置のエレクトロルミネセンス層及び/又は電子輸送
    層の製造に用いるための、請求項1乃至5の内のいずれかの項に記載の芳香族ポ
    リ(1,3,4−ヘテロジアゾール)の使用。
  14. 【請求項14】 エレクトロルミネセンス層及び/又は電子輸送層が多層構
    造からなるものである、請求項13に記載の芳香族ポリ(1,3,4−ヘテロジ
    アゾール)の使用。
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