JP2002519352A - リチウム−ビスオキサレートボレート、その製造及び伝導性塩としての使用 - Google Patents

リチウム−ビスオキサレートボレート、その製造及び伝導性塩としての使用

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Abstract

(57)【要約】 新規のリチウム−ビスオキサレートボレート化合物、該化合物のリチウム化合物、蓚酸又はオキサレート及びホウ素化合物から出発する製造方法、ホウ水素化リチウム及び蓚酸から出発する別の製造方法、並びにリチウム−ビスオキサレートボレートの、リチウムイオン電池における伝導性塩としての使用を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の対象は、リチウム−ビスオキサレートボレート、Li[(C B]、それを製造するための2つの方法及びリチウム−ビスオキサレートボレ
ートの、リチウムイオン電池における伝導性塩としての使用である。
【0002】 現在、あらゆる市販のリチウムイオン電池において伝導性塩としてリチウムヘ
キサフルオロホスフェート(LiPF)が使用される。この塩は、高エネルギ
ー電池で使用するためには必要な前提条件を有する。即ち、これは中性溶媒中に
易溶性であり、高い伝導率を有する電解液を生じ、かつ高い程度の電気化学的安
定性を有する。酸化性分解は、約4.5Vを越える電位で初めて生じる。しかし
ながら、LiPFは、主としてそれの熱安定性が不十分であることに起因する
重大な欠点を有する。溶液中で、たとえ僅かであってもLiFとPFへの解離
が起こり、このことはリュイス酸PFにより惹起される溶媒のカチオン性重合
を生じることがある。湿分と接触すると、腐食性フッ化水素が発生せしめられ、
これは一面ではその毒性及び腐食性のために取り扱いを困難にしかつ他面ではカ
ソード材料として使用される遷移金属酸化物(例えばLiMn)の(部分
的な)溶解を引き起こすことがある。このように、当該の電気化学的特性のサイ
クル安定性に累が及ぼされる。
【0003】 この背景の前に、代用伝導性塩を開発する目的をもった激しい努力が存在する
。そこで就中過フッ素化有機基を有するリチウム塩が試験される。特に、リチウ
ムトリフルオルメタンスルホネート、リチウムビス(トリフルオルメタンスルホ
ニル)イミド並びに最も簡単な基本的であるのがリチウムビス(トリフルオルメ
タンスルホニル)メチドであるリチウムメチドが挙げられる。これらの塩も、そ
れらの市販のリチウム電池における使用を今日まで妨害した欠点を有する。最初
に挙げた塩は、それで製造された電解液に十分に高い伝導率を付与しない。最後
に挙げた塩は、確かにLiPFに匹敵する伝導率を有するが、しかしながら費
用のかかる製造方法であるために商業的には重要でない。さらに、該イミドは、
多くの電池系で電流導出体として使用されるアルミニウム薄板に対して腐食性で
ある。さらに、化合物の高いフッ素含量のために、好ましくない条件下ではリチ
ウムと発熱反応を起こす恐れがある。
【0004】 伝導性塩として使用するための別の化合物部類として、リチウムオルガノボレ
ートが調査された。しかしながら、そのリチウムイオン電池における使用は、低
い酸化安定性、トリオルガノボランの形成と結び付いた安全技術の問題並びにそ
の高い価格のために、真剣には考慮されなかった。
【0005】 1つの重要な進歩は、DE196332027A1に記載されたリチウムボレ
ート錯塩[(RO)B(OR]である。この場合、R及びRは同
じか又は異なっており、R及びRは場合により単結合又は二重結合により相
互に結合されており、R及びRはそれぞれ個々に又は共通にフェニル、ナフ
チル、アントラニル又はフェナントレニルからなる群から選択され芳香族環を表
し、該環はA又はHalによって1〜4置換されていてもよく、その際Halは
フッ素又は塩素を表しかつAはまた1〜4ハロゲン置換されていてもよい1〜8
個のC原子を有するアルキル基を表す。
【0006】 この化合物における欠点は、一面では確かに改良された、但し必要とされる3
V系のためには全く満足されないフッ素化されていない誘導体の安定性である。
そのように例えば置換されていないリチウム−ビス[1,2−ベンゼンジオーレ
ート(2−)−O,O’]ボレート(1−)は既に3.6Vのアノード電位を上
回ると分解する。この値は明らかに標準伝導性塩LiPF(約4.5V)の下
にある。有機基の増大するフッ素置換により、過フッ素化化合物のための約4V
の値まで酸化安定性は上昇する。しかし、この値は標準塩LiPFにおけより
も常になお低い。もちろん、記載されたボレートの安定性はサイクリゼーション
(cyclisation)の際の被膜形成に基づきさらに増大するので、若干の化合物た
めに殆ど十分な安定性を達成することができる。しかしながら、安定な化合物は
高い分子量(例えば過フッ素化カテコレート化合物に関しては378g/モル)
を有する。また、合成のために必要な前駆物質は市販されていず、費用のかかる
方法で製造しなければならない。最後に、CF結合を有する化合物は、潜在的な
安全性を脅かす危険を意味する。それというのも、これらは金属リチウムに対し
て熱力学的に不安定であるからである。
【0007】 従って、本発明の課題は、従来の技術の欠点を排除しかつ電池工業で使用され
る中性溶媒中で易溶性を有する電気化学的に安定なリチウム化合物、並びにその
製造方法を提供することである。
【0008】 前記課題は、請求項1記載のリチウム化合物:リチウム−ビスオキサレートボ
レート、Li[(CB]により解決される。独立請求項2及び11は
、リチウム−ビスオキサレートボレートを製造するための2つの異なる方法を提
供しかつ請求項14は化合物リチウム−ビスオキサレートボレートの使用を提供
する。
【0009】 リチウム−ビスオキサレートボレートは、フッ素置換基を有していないにもか
かわらず、意想外にも優れた酸化安定性を有する。従って、この塩のエチレンカ
ルボネート(EC)及び1,2−ジメトキシエタン(DME)中の溶液は、4.
6Vの電圧まで安定である。
【0010】 さらに、本発明による塩で達成可能な伝導率は注目に値する。例えば、ECと
DMEの1:1混合物中の0.56m溶液は室温で10.3mS/cmの伝導率
を有する。常用の溶媒混合物プロピレンカルボネート(PC)/DME(1:1
)内で、異なる濃度でリチウム−ビスオキサレートボレートの伝導率を測定した
(図1)。測定結果から、15質量%までの濃度で14mS/cmまでの伝導率
が達成されることが推察される(図1参照)。この値は、LiPFで達成可能
な伝導率と同じ高さが又はしかもその上にある。従って、ジメチルカルボネート
(DMC)/EC中のLiPFの1m溶液に関しては11.0mS/cmが達
成される。
【0011】 193.8g/モルの分子量は、確かにLiPFの分子量の約27%上にあ
るが、しかしDE19633027A1に記載されたボレートの分子量の明らか
に下にある。しかしながら、このことは問題でない。それというのも、リチウム
−ビス(オキサレートボレート)を有する電解液は、低い濃度(例えば約0.5
モル/l)でも十分に伝導性であるからである。
【0012】 リチウム−ビス(オキサレートボレート)は水及び多くの極性中性溶媒中で易
溶性である。テトラヒドロフラン(THF)中に50℃で約42質量%及び23
℃で約30質量%が溶解する。ジエチレングリコール−ジメチルグリコール(ジ
グリム:diglyme)並びにジグリム及びカルボネートからなる混合物中で、これ
は少なくとも15質量%の溶解性を有する。
【0013】 リチウム−ビス(オキサレートボレート)は、熱重量分析実験によれば約30
0℃まで完全に安定である。
【0014】 本発明によるリチウム−ビス(オキサレートボレート)は、リチウム化合物、
例えば水酸化リチウム(無水又は水和物)又は炭酸リチウム又はリチウムアルコ
キシドを蓚酸又はオキサレート及びホウ素化合物、例えば酸化ホウ素又はホウ酸
又はホウ酸エステルと反応させることにより製造することができる。
【0015】 反応は溶媒中で実施することができる、但し必ずしもそうする必要はない。
【0016】 好ましくは、水酸化リチウム又は炭酸リチウムを化学量論的量のホウ酸又は酸
化ホウ素と水中で反応させる、例えば:
【0017】
【化1】
【0018】 水中での蓚酸リチウムと蓚酸及びホウ酸との反応も好ましい、例えば:
【0019】
【化2】
【0020】 成分を加える順序は重要ではない。好ましくは、蓚酸を水溶液で先に入れかつ
計算した量のリチウム塩基を加えるか、又は蓚酸リチウムを3倍モル量の蓚酸と
混合する。この部分中和した蓚酸溶液に、引き続き計算した量のホウ酸又は酸化
ホウ素を加える。
【0021】 反応温度は、0〜100℃の範囲にある。
【0022】 計量供給後に、50〜100℃に数時間加熱しかつ次いで水を蒸留する。結晶
化が開始したら、圧力を徐々に低下させる。最終乾燥は、攪拌下に約50〜15
0℃で約1ミリバール未満で行う。
【0023】 その都度選択した乾燥装置に基づき、部分的に塊状、粒状又は微結晶状の固体
生成物が得られる。
【0024】 本発明による方法の1変形では、水を必ずしも溶媒として加えない。しかしな
がら、水は反応副生成物として種々異なる量で生成する。この方法変形によれば
、出発物質を有機溶媒中に懸濁させかつ形成反応で遊離した水を共沸蒸留により
除去する。この方式のために適当であるのは、水と不混和であるか又は制限され
て混和性であり、水/溶媒共沸混合物を形成し、かつ引き続いての生成物乾燥が
可能である程高い揮発性を有する全ての溶媒である。反応は、その都度選択した
温度及び攪拌条件に基づき自発的に開始するから又は少量の水を加えることによ
り開始させる。発熱反応の反応温度は、0〜150℃である。引き続き、反応混
合物を沸騰温度まで加熱し、その際結晶水及び反応水を共沸蒸留により除去する
。該反応制御及び共沸蒸留脱水のために特に好適であるのは、芳香族化合物、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン及びエチルベンゼンである。例えば、トルエ
ンを使用する際には約2〜4時間の反応時間以内で計算した水量を除去する。
【0025】 本発明による生成物は、微結晶質、流動性の形で完全に無水でかつ十分な純度
で析出する。該生成物を反応溶媒の濾過により分離し、中性溶媒(例えばトルエ
ン又はより揮発性の炭化水素、例えばヘキサン又はペンタン)で洗浄しかつ真空
中及び/又は高温(50〜150℃)で乾燥する。
【0026】 水と不混和性エーテル、例えば2−メチルテトラヒドロフランも制限付きで適
当である。しかし、エーテル溶媒中では、リチウム−ビスオキサレートボレート
は不純化された形で形成されるに過ぎない、即ち引き続き分別結晶化により比較
的高い費用をかけて精製しなければならない。
【0027】 本発明による方法の別の実施態様によれば、本発明による生成物はリチウムア
ルコキシドLiOR及びホウ酸エステルB(OR)(この場合、R=メチル、
エチル)から出発しても得ることができる。このためには、リチウムアルコキシ
ドをホウ酸エステルと混合し、その際恐らく相応するリチウムテトラアルコキシ
ボレートLi[B(OR)]が生成する。この反応は溶媒を必ずしも必要とし
ないが、しかし溶媒の存在下で実施することもできる。引き続き、該反応混合物
を蓚酸と反応させかつ遊離したアルコール成分を蒸留で除去する。理想的には、
この変形のためには、できるだけ揮発性のアルコールを遊離するようなホウ酸エ
ステルを採用する:
【0028】
【化3】
【0029】 溶媒としては、アルコール自体(従ってメタノール又はエタノール)又は中性
溶媒、例えばアセトニトリルを使用することができる。反応温度は、この方法の
変形では0〜100℃、最も理想的には約20〜70℃の範囲である。アセトニ
トリルを使用する場合には、本発明による生成物は遊離したアルコールを常圧又
は減圧で蒸留した後に冷却すると無色の結晶として生成し、これを濾別しかつア
セトニトリル又は揮発性の中性溶媒(例えばヘキサン、ペンタン、ジエチルエー
テル)で洗浄することにより精製することができる。
【0030】 もう1つの方法の変形によれば、LiBOを同時にリチウム化合物及びホウ
素化合物として蓚酸と一緒に反応させて所望の生成物を得ることができる。
【0031】
【化4】
【0032】 本発明による方法のもう1つの変形によれば、リチウム−ビス(オキサレート
ボレート)を中性媒体内で直接完全に無水の形で製造することもできる。このた
めには、ホウ水素化リチウムを溶媒中で以下の反応式に基づき2当量の無水の蓚
酸と反応させる:
【0033】
【化5】
【0034】 該反応は、LiBHが一定の溶解性を有する溶媒、例えばテトラヒドロフラ
ン(THF)中で実施する。特に有利には、また、電池工業により一般に電解液
を製造するために使用されるような溶媒を使用する。特に、ポリエーテル、例え
ば1,2−ジメトキシエタンが適当である。反応温度は、決定的な重要性を有し
てはいない。反応温度は、下に向かっては、温度の低下とともに上昇する粘度に
より制限される。他面では、反応温度は、蓚酸もしくはリチウム−ビス(オキサ
レートボレート)に対する水素化物の原理的には起こり得る還元性浸食を回避す
るために、高すぎるべきでない。一般に、温度範囲は20〜50℃が最適である
。反応経過は、ガス発生を観察することにより簡単に追跡することができる。
【0035】 以下の実施例で、本発明の対象を詳細に説明する。
【0036】 実施例1:水中での水酸化リチウム、蓚酸及びホウ酸からのLi[(C B]の合成、及び引き続いての完全蒸発 蒸留水1500g中に、蓚酸二水和物252.14g(2.00モル)及び焼
成したLiOH23.94g(1.00モル)を溶解させた。中和熱により、温
度は30℃に上昇しかつ清澄な溶液が生成した。次いで、15分以内で水130
0g中のホウ酸61.83g(1モル)の溶液を加えた(明白な発熱反応は起こ
らない)。さらに、この溶液を常圧で蒸留濃縮した。約3時間以内で、水216
5gを留去した。その際、塔底温度は104.2℃まで上昇した。無色の溶液か
ら結晶が析出した。なおさらに水450gを留去しかつ後に残った懸濁液(41
1g)を陶器製シャーレに入れかつ完全な蒸発のために真空乾燥棚に設置した。
100℃で24時間の真空乾燥後に、無色の顆粒184.8g(収率95%)が
得られた。
【0037】
【表1】
【0038】 実施例2:トルエン中での炭酸リチウム、蓚酸及びホウ酸からのLi[(C B]の合成、及び引き続いての共沸蒸留での水分離 温度計、テフロン翼型撹拌機及び水分離器を備えた2lの4つ首フラスコ内で
、蓚酸二水和物126.07g(1.00モル)及び99.8%のホウ酸30.
98g(0.500モル)をトルエン600ml中に懸濁させた。60℃に加熱
した後に、まずLiCO約5gを固体計量供給バルブを介して加えた。半時
間以内、有意のガス発生は確認されなかった。さらに、HO3.63gをシリ
ンジで加えた。今や、反応は激しくガスを発生しながら(5分間で2リットル)
即座に開始した。5分以内で、残り量のLiCO(全部で18.50g≒0
.250モル)を加えた。この際、ガス6.19l(≒251ミリモル、100
%)が発生した。次いで該反応混合物を沸点まで加熱しかつ4時間還流させた。
既に20分後に、水57.3g(≒理論的に予測される量の81%)が分離され
た。固体は強度に焼き付いたので、短時間冷却しかつ反応塊をへらでフラスコ壁
から掻き取った。4時間の還流後に、もはや水は分離されなかった(全部で72
.0g≒理論的に予測される量の101%)。帯黄色の懸濁液を冷却しかつガラ
スフリットを介して濾過した。クリーム色の微結晶沈殿物をヘキサンで2回洗浄
しかつまず室温で重量が一定になるまで乾燥した(97.4g≒理論的に予測さ
れる量の100.5%)。90℃での4段階真空乾燥により、残留湿分0.2g
を除去した。
【0039】 分析: NMRデータ: δ11B(THF/C):7.70ppm。
【0040】 実施例3:トルエン中での水酸化リチウム、蓚酸及び酸化ホウ素からのLi[(
B]の合成、及び引き続いての共沸蒸留水分離 KPG撹拌機、水分離器及び温度計を備えた500mlの4つ首フラスコ内で
、B(乾燥ピストル内で300℃で乾燥)8.70g(125ミリモル)
及び蓚酸二水和物63.04g(500ミリモル)をトルエン300ml中に懸
濁させた。LiOH・HO10.37gを添加すると、温度は自発的に39℃
に上昇した。沸点に達した後に即座に共沸蒸留での水分離が開始しかつ160分
間以内に水30.2g(≒理論的に予測される量の96%)が分離された。反応
生成物はフラスコ壁に付着したので、2回僅かに冷却しかつ反応生成物をへらで
掻き取った。 収量は、ベージュ色の粉末49.9g≒理論的収量の103%であった。
【0041】 実施例4:2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)中での炭酸リチウ
ム、蓚酸及びホウ酸からのLi[(CB]の合成、及び引き続いての
共沸蒸留での水分離 実施例2におけると同じ装置内で、蓚酸二水和物252.14g(2.00モ
ル)及びホウ酸61.83g(1.00モル)を2−MeTHF0.8l中に懸
濁させかつ40℃に加熱した。次いで、LiCO36.95g(0.50モ
ル)を分割して加えた。反応促進のために、水2×1.5mlを噴霧注入した。
ガス発生は比較的均等に起こりかつ1時間以内で約255ミリモルが生じた。5
時間後に、理論的に予測されるガス量が発生した。溶液は強烈な黄色に着色しか
つ水分離器内で全部で2−MeTHF飽和水120.6g(≒純水114.5g
≒理論的に予測される量の83%)が分離された。14時間の反応時間後に、黄
色の懸濁液を冷却しかつG3フリットを介して濾過した。
【0042】 濾液の分析: 濾液:1221g、強烈な黄色 NMRデータ 分析: NMRデータ: δ11B(2−MeTHF/THF):20.4ppm h1/2=205Hz 24% 7.66ppm Li[(CO)B] 65% 5.25ppm h1/2=72Hz 11% 引き続き、生成物から溶媒を除去しかつTHF/ジエチルエーテルから結晶さ
せた。
【0043】 収量:83.3g≒理論的収量の43% 生成物の分析:THF中に溶解した結晶はなお7.7ppmで11B−NMR信
号を示したに過ぎない。
【0044】 実施例5:メタノール中でのリチウムメトキシド、蓚酸及びトリメチルボレート
からのLi[(CB]の合成 メタノール119g中にリチウムメトキシド4.97g(131ミリモル)を
溶解させかつ30℃で10分以内でメタノール30g中のトリメチルボレート1
3.51g(130ミリモル)の溶液を加えた。その際、内部温度は37℃に上
昇した。反応溶液は清澄かつ無色であった。この溶液に1回で無水の蓚酸23.
40g(260ミリモル)を加えた。反応混合物はさらに短時間(約10秒間)
でカード状になり、次いで僅かに粘性のミルク状懸濁液に移行した。発熱反応は
確認されなかった。該反応混合物を45分間還流煮沸し(66.6℃)かつ冷却
後に極端に微細分した白色の固体からデカンテーションした(該固体はG3ガラ
スフリットでは分離することができなかった)。清澄なデカンテーションした溶
液を回転蒸発器で完全蒸発することによりグリース状の固体23.71gが生じ
た。デカンテーション損失を考慮すると、これは25.4g≒理論的収量の10
1%に相当する。回転蒸発器内で、少量の無色の昇華物が観察され、これは11 B−NMR信号を示さずかつ水中に酸性反応を伴って溶解した、このことは蓚酸
を示唆する。白色の乾燥残渣はTHF内で完全には可溶性ではないが、しかしT
HF可溶性成分は、Li[(CB]に基づく、7.7ppmで11
−NMR信号を示したに過ぎない。該残渣を約6倍量のTHFで浸出し、濾過し
かつ蒸発させた。蒸発の際に、益々暗色に変色したグリース状の生成物が形成さ
れた。溶媒の分離後に、無色の固体が昇華を開始した。
【0045】 収量(部分的に油状):16.8g(≒粗製生成物67%) 該粗製生成物を、引き続きTHF/ジエチルエーテルからの再結晶により精製
した。
【0046】 収量は、10.2g≒理論的収量の43%であった。
【0047】 実施例6:THF中でのLiBH及び蓚酸からのLi[(CB]の
合成 0.5lのダブルジャケット反応器内で、120℃で2時間乾燥した蓚酸68
.06g(0.756モル)をTHF120g中で溶解させかつ−5℃に冷却し
た。この溶液にTHF49.2g中のLiBH8.10g(0.372モル)
の溶液を70分以内で計量供給した。この際に、ガス22.6l(0.93モル
≒理論的に予測される量の63%)が発生した。次いで、急速に沸点まで加熱し
た。その際、なおさらにガス約8lが発生した、還流(66℃)で4分間煮沸し
た後に、24℃に冷却し、試料を取出しかつLiH3.3gを加えた。ガス2.
81l(≒116ミリモル)が発生した。該懸濁液を濾過し、その際清澄な濾液
300.3gが生成した。次いで、該濾液を回転蒸発器で重量が一定になるまで
蒸発させた。白色の粉末47.6g(理論的収量の66%)が得られ、これは精
製のためになお再結晶しなければならない。
【0048】 分析: NMRデータ: δ11B(LiH添加前の試料):9.7ppm (32%); 7.7ppm(68%) δ11B(蒸発前の濾液): 9.7ppm (7%); 7.7ppm(88%); 5.2ppm(5%)
【図面の簡単な説明】
【図1】 プロピレンカルボネート/1,2−ジメトキシエタン(1:1)中での本発明
によるリチウム−ビスオキサレートボレートの伝導率を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオン ヴェーグナー ドイツ連邦共和国 フランクフルト アム マイン ユーゲンハイマー シュトラー セ 20 Fターム(参考) 4H048 AA01 AA02 AA03 AB78 AB91 AC90 BB11 BB14 BB15 BB25 BB31 BC37 BE10 BE12 BE90 VA20 VA50 VA51 VA75 VB10 5H029 AJ05 AJ12 AM07 DJ09 EJ03 HJ02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウム−ビスオキサレートボレート、Li[(C B]。
  2. 【請求項2】 リチウム化合物を蓚酸又はオキサレート、及びホウ素化合物
    と反応させることを特徴とする、リチウム−ビスオキサレートボレート、Li[
    (CB]の製造方法。
  3. 【請求項3】 反応を溶媒中で実施することを特徴とする請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 リチウム化合物がLiOH又はLiOH・HO又はLi CO又は蓚酸リチウム又はLiOR(この場合、R=メチル、エチル)である
    ことを特徴とする請求項2から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 ホウ素化合物が酸化ホウ素B又はホウ酸HBO
    はホウ酸エステルB(OR)(この場合、R=メチル、エチル)であることを
    特徴とする請求項2から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 リチウム化合物及びホウ素化合物としてLiBOを使用す
    ることを特徴とする請求項2から3までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 溶媒が水又は1〜5個のC原子を有するアルコール、又は水
    と不混和性であるか又は制限されて混和性でありかつ水と共沸混合物を形成する
    有機溶媒である請求項3から5までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 水酸化リチウム又は炭酸リチウム又は蓚酸リチウムを蓚酸及
    びホウ酸又は酸化ホウ素とLi:オキサレート:B3+=1:2:1の比でか
    つ水の存在下に反応させることを特徴とする請求項3から5まで及び7のいずれ
    か1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 水酸化リチウム又は炭酸リチウム又は蓚酸リチウムを蓚酸及
    びホウ酸又は酸化ホウ素とLi:オキサレート:B3+=1:2:1の比で反
    応させ、水含有反応混合物に、水と共沸混合物を形成する有機溶媒を添加しかつ
    水を共沸蒸留で除去することを特徴とする請求項3から5まで及び7から8まで
    のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 水と共沸混合物を形成する有機溶媒が、ベンゼン、トルエ
    ン、キシレン又はエチルベンゼンであることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 LiBHと蓚酸とを中性溶媒中で反応させることを特徴
    とするリチウム−ビスオキサレートボレート、Li[(CB]の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 中性溶媒がエーテル又はポリエーテルであることを特徴と
    する請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 エーテルがテトラヒドロフラン(THF)又はポリエーテ
    ルが1,2−ジメトキシエタンであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 リチウム−ビスオキサレートボレート、Li[(CB]の、リチウムイオン電池における伝導性塩としての使用。
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