JP2002507246A - シラン又はシラン処理の充填剤を用いる粉末の塗料又は接着剤 - Google Patents

シラン又はシラン処理の充填剤を用いる粉末の塗料又は接着剤

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JP2002507246A JP55428699A JP55428699A JP2002507246A JP 2002507246 A JP2002507246 A JP 2002507246A JP 55428699 A JP55428699 A JP 55428699A JP 55428699 A JP55428699 A JP 55428699A JP 2002507246 A JP2002507246 A JP 2002507246A
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Abstract

(57)【要約】 粉末の塗料組成物又は接着剤組成物は、式(I) [式中、R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によっては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である;Zは、直接的結合又は二価の有機連結基である;Xはm価の有機基又はHである;及び、mは1−20である]のシラン、又はその加水分解物もしくは縮合物を成分として含有する。前記シランは、架橋剤、性質改善剤、及び/又は接着促進剤として有用である。粉末接着剤は同様に式(I)のシランから製造されることができる。シラン、特に、アルキル、エポキシ、アクリル、メタクリル、ポリエーテル、アミノ、酸無水物、ヒドロキシアルキル、カルバマト、ウレイド官能性を有するシランで処理された二酸化チタン充填剤などの充填剤又は顔料も、粉末塗料組成物中で使用されえ有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 シラン又はシラン処理の充填剤を用いる粉末の塗料又は接着剤発明の分野 本発明は、有機シラン化合物、又はそれらの加水分解物もしくは縮合物を、架 橋剤及び/又は接着促進剤として用いる粉末の塗料組成物及び接着剤組成物に関 する。発明の背景 粉末の塗料は環境に優しいシステムである。このシステムにより、粉末の塗料 は、通常の溶媒型塗料システムに対する望ましい代替システムとなる。全体的に は、操作費と原料費において、粉末塗料は溶媒型市場及び水型市場に好ましくも 匹敵する。 粉末塗料は溶媒型システムと比較して、全市場のほんの一部ではあるが、その 技術はかなりの利点を有する。非常に明白であるが、粉末塗料では溶媒が必要で はないので、関係するVOC問題はない。更に、生じる廃棄物は少ないので、粉 末塗料技術は環境に影響を与えるのが小さい。 粉末塗料は数工程を含む。その内、最重要の工程は、成分の前混合である。最 初の工程の間、結合剤は他の添加剤と一緒に、装置中で徹底的に混合される。第 1工程での不十分な前混合により、塗料の非均一な組成物が得られえ、最終産物 の機械的性質の悪化又は表面の欠陥になりうる。次いで、得られた前混合物は押 出し機に供給される。押出し機から生成された融解物質は冷却され、圧搾されて 、容易にこわれやすい小片にされる。次いで、小片は、特定の粒子サイズ範囲に まで粉末にされることになる。 粉末塗料の適用の最も普通の方法は、静電気噴霧によるものである。この方法 の基本的原理は、圧縮空気により噴霧銃を通し粉末を推進させることである。噴 霧銃において、粉末は静電気的に荷電されるようになる。銃は、粉末に荷電を与 える他に、給粉機によって供給される粉末を沈殿させるのにも役立つ。電場が除 去されると、荷電粒子は表面上にまだ保たれ、基体上に荷電によって引付けられ る。過剰噴霧における非荷電粉末は集められ、再使用される。 粉末塗料の別の普通に用いられる方法は、摩擦電気噴霧である。この方法は静 電気噴霧と同様であるが、粒子は正電気に荷電されることが異なる(静電気的に 荷電された粒子は負電荷を有する)。平らな表面用に開発されている新規技術で は、電磁ブラシ技術を用いる。電磁ブラシ技術により、リサイクル無しで、非常 に薄い層の効率的な高速度適用が可能となる。 熱硬化性粉末塗料システムの欠点には、低分子量であり、そのために剪断条件 下に容易に流動できる成分から丈夫なフィルムを作ることが困難であることがあ る。粉末塗料の適用には過剰噴霧があるので、特殊な回収装置も未使用の粉末を 回収するために必要である。基体はまた粉末塗料硬化温度に耐えられる必要があ る。粉末塗料硬化温度は典型的には150−190℃の範囲である。 本発明のシランは、熱可塑性粉末塗料の物理的化学的性質を改良するために使 用されることができる。これらの粉末塗料組成物は硬化剤を必要とせず、上記の 静電気又は摩擦電気噴霧技術により適用されることができる。しかし、大部分の 熱可塑性粉末は、加熱された基体を流動床を通過させることによって適用される 。 シランが液体塗料として有用であることは公知である。例えば、WO96/3 9468では、液体塗料組成物中にフィルム形成性の反応性シリル基含有化合物 と不溶性ポリマー微粒子を含有する噴霧型液体塗料組成物が記載されている。発明の概要 本発明の一面は、(A)式I [式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Zは、直接的結合又は二価の有機連結基である;Xはm価の有機基である;及 び、mは1−20である] を有するシラン又はこのようなシランの加水分解物もしくは縮合物の少なくとも 一つ;及び (B)少なくとも一つの有機樹脂成分; を成分として含有する粉末の塗料組成物又は接着剤組成物である。 本発明の一つの実施の形態は、シランは式 [式中、 AとBは独立にNH又はOであり、R1、R2、R3、a、及びmは上記定義の通 りである] を有することを特徴とする上記粉末の塗料組成物又は接着剤組成物である。ある 種の実施の形態では、シランは式IIのカルバメート化合物である、即ちAとB の一つはNHであり、他方はOである。 約30℃〜約170℃の範囲の融点を有する式IIのシランカルバメート化合物 は本発明の更なる面である。 本発明で有用なシランは、多数の合成経路により製造されることができる。例 えば、末端不飽和有機化合物をヒドロシリル化しシランを得ることができる。有 機官能基を有するシランに更なる化学反応を行うことができる。本発明で有用な シリルカルバメートは、ポリオール化合物とイソシアナトポリアルコキシシラン との反応によって製造されることができる。本発明で有用な他のカルバメートは 、ポリイソシアナートとヒドロキシアルキルポリアルコキシシランとの反応によ って製造されることができる。このようなシリルカルバメートはまた、ポリイソ シアネートと末端不飽和アルコールとの反応、次いで、その反応生成物のヒドロ シリル化によって製造されることができる。シリルイソシアネートはオリゴマー 重合して、ウレトジノン、アロファネート、ビウレット、イソシアヌレートを生 成できる。シリルアミンは無水物と反応してアミドを生成し、イソシアネートと 反応してウレアを生成できる。 本発明の粉末の塗料又は接着剤は、通常の樹脂システムに基づくことができる 。このような塗料において、式Iのシラン化合物は、性質改善添加剤及び/又は 架橋添加剤として機能する。mが2以上、特にXがポリマーである式Iのシラン 化合物は、塗料組成物におけるベースとなる架橋樹脂として使用されることがで きる。 本発明のシランは充填剤又は顔料と結合されうる。このことは、シラン化合物 が実際に充填剤又は顔料と反応する加水分解又は縮合という反応機構によって行 われる。このように処理された充填剤又は顔料を用いる粉末塗料は、本発明の更 に別の面である。好適なこのような充填剤又は顔料は、シランがアルキル基、エ ポキシ基、アクリレート基、メタクリレート基、酸無水物基、ポリエーテル基、 ヒドロキシアルキル基、もしくはアミン(特に、第1級又は第2級)基を有する 充填剤又は顔料、又はシランが式IIのシランである充填剤又は顔料である。式II 又は式III Q−R3−Si(OR1a2 3-a III [式中、 Qは、少なくとも一つのエポキシド、アミン、メタクリル、アクリル、酸無水物 、又はヒドロキシアルキル官能基を有する一価の有機基であり、R1、R2、R3 は上記の通りである] を有するシランで処理された新規なTiO2充填剤は上記のように本発明の更に 別の面である。発明の詳細な説明 粉末塗料システムは、熱可塑性材料や熱硬化性材料を含む有機樹脂システムに 基づくことができる。“樹脂”という用語は、硬化できる材料をさすために当業 界では用いられる。熱可塑性ポリマーは融解形態から硬化できるので、それは“ 樹脂”である。熱硬化性材料は一般的に、ポリマー、プレポリマー、又はモノマ ーとしての状態を無視して樹脂と通常いわれる。本明細書では、“樹脂”という 用語は、熱可塑性ポリマーと熱硬化性材料の両方を含む。 粉末塗料システムは、幾つかの熱硬化化学に基づくことができる。周知の粉末 塗料システムは、ブロックされたポリイソシアネートとポリオール、特にポリエ ステルポリオールもしくはポリアクリレート(メタクリレート)ポリオールに基 づくポリウレタンシステム;エポキシ官能性硬化剤によって硬化した酸官能性ア クリルポリマーもしくは他の酸官能性ポリマー;無水物/エポキシシステム;エ ポキシ/ポリオールシステム;エポキシ樹脂と、カルボキシル基とヒドロキシル 基の両方の官能基を有するポリエステルを用いるハイブリッドシステム;ヒドロ キシアルキルアミドと酸官能性ポリマーに基づくシステム;などである。適切な エポキシ樹脂の例には、ビスフェノールAタイプポリエポキシド、グリシジルメ タクリレートコポリマー、及びエポキシ−ノバラック樹脂がある。典型的には、 前記システムは、単一加熱工程において融解流動し、同時に硬化するように設計 される。もっとも、場合によっては、フィルム形成融解流動段階を硬化段階から 分離するために、UV硬化システムを用いることはできる。 本発明の化合物が有用である特別の粉末塗料システムには、ポリエステル−ウ レタン粉末塗料がある。ポリエステル−ウレタン粉末塗料では、ヒドロキシル官 能性ポリエステル樹脂がポリイソシアネートによって硬化する。ポリイソシアネ ートは内部的にブロックされるか、又はブロック剤でブロックされる。主要なブ ロック剤はe−カプロラクタムである。粉末で塗布された部分が加熱されると、 e−カプロラクタムが揮発し、イソシアネート基のブロックが解除され、イソシ アネート基が遊離し、ポリエステル樹脂のヒドロキシル官能基と反応する。最も 普通のブロックされたイソシアネートは、カプロラクタムによってブロックされ である。ポリイソシアネートは、自己縮合プロセスによって内部的にブロックさ れ、ウレトジオンが形成されることができる。市販のこのようなウレトジオン化 ポリエステル−ポリウレタンシステムで使用される典型的なヒドロキシル官能 性ポリエステル樹脂は、グリコール、ジカルボン酸及びポリオール(モノマー当 たり3個以上のヒドロキシル基)の縮合重合から得られる。しばしば使用される グリコールは、トリメチルペンタンジオールとネオペンチルグリコールである。 ポリオールはトリメチロールプロパンやトリエチロールエタンを含む。二塩基性 酸はイソフタル酸やテレフタル酸を含む。ポリウレタン粉末塗料のためのヒドロ キシル官能性ポリエステル樹脂の製造の標準的方法は反応の詳細を含めて、Olde ringとHaywardの書物[Oldering,P.,and Hayward,G.,in Resins for Surface C oatings,Vol.II,SITA Technology,London,1987,p.137]に記載されている。 別々の特許が、酸価、ヒドロキシル価、樹脂の官能性、及び原料の選択に関し小 さな変化を伴なう、ポリウレタン粉末塗料のためのヒドロキシル官能性ポリエス テル樹脂の製造法を記載している。粉末塗料のためのヒドロキシル官能性ポリエ ステルは、酸数10未満、分子量2800−3200、ヒドロキシル数84個、 及び軟化点95−100℃を有しうる。 典型的なIPDI架橋粉末塗料組成物は次のようである。52−53%ヒドロ キシルポリエステル、12−13%IPDI架橋剤、34%顔料充填剤、1%流 動改善剤、及び少量の他の成分。 本発明のシラン化合物が有用である他の粉末塗料システムは、アクリル−ウレ タン粉末塗料である。このようなシステムでは、ヒドロキシル官能性アクリル樹 脂を用い、ポリエステル−ウレタンと本質的に類似している方法でアクリル−ウ レタン粉末を製造する。ヒドロキシル官能性アクリル樹脂は、メチルアクリレー ト、スチレン、アクリレートエステル、ヒドロキシエチルメタクリレート、及び アクリル酸のコポリマーとして製造されることができる。典型的には、ヒドロキ シル価40の樹脂を得るために約9−10%のヒドロキシエチルメタクリルレー ト、及び酸価16を得るために約2%のアクリル酸が必要である。メチルメタク リレートとスチレンのコポリマーは高Tg(例えば、95℃−105℃)を与え 、メチルメタクリレートとスチレンのコポリマーは、ブチル、エチル、又は2− エチルヘキシルなどのより長鎖のアクリレート又はメタクリレートによって通常 は柔軟化される。ブチルアクリレートがアクリルコモノマーとしてしばしば好適 である。というのは、良好なUV耐性と高柔軟性を共に有するからである。アク リルコポリマーの分子量は、通常5,000−20,000である。 アクリル−ウレタン粉末塗料の組成物は、ポリエステル樹脂の代わりにアクリ ル樹脂を用いるという点を除いて、ポリエステル−ウレタン組成物と同様である 。 本発明のシラン化合物を使用できる更に別の粉末塗料組成物は、グリシジル官 能性アクリル樹脂(特に、グリシジルメタクリレートコポリマー)と、ドデカン 二酸などの2個以上のカルボン酸基を有する化合物に基づく。典型的なグリシジ ルメタクリレートコポリマーは、グリシジルメタクリレート15−35重量%、 ブチルメタクリレート5−15重量%、及び残りの重量%のスチレン及び/又は メチルメタクリレートから製造され、数平均分子量2,500未満を有し、Tg 約80℃を有し、融解粘度40パスカル秒(400ポイズ)未満(150℃)を 有する。 本発明のシラン化合物はまた、TGIC/ポリエステル粉末塗料システムで使 用することができる。このようなシステムでは、カルボキシル官能性ポリエステ ル樹脂はTGIC(トリグリシジルイソシアヌレート)によって硬化する。組成 物中でTGICによる粉末塗料の製造に適したポリエステル樹脂は、DSM樹脂 BVの特許[DSM Resins BV,ベルギー特許第898099号,1982]に記載さ れている。該樹脂は、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタ ノール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、テレフタル酸及 びアジピン酸の融合エステル化によって得られる。平均分子量4,500−12 ,500、酸価10−26mg KOH/g、及びTg40−85℃の生成物が 得られ、それは、TGIC 1.4−5.3重量%含有粉末塗料の製造に適する 。本発明のシランはまた、ヒドロキシアルキルアミドによって硬化する同様のカ ルボキシル基官能性ポリエステルによっても使用されることができる。 本発明の粉末塗料組成物はまた、ナイロン、ポリオレフィン(例えば、ポリプ ロピレンやポリエチレン)、ポリフェニレンスルフィド、又はポリビニルクロリ ドなどの熱可塑性ポリマーにも基づきうる。 粉末塗料組成物のベース成分の軟化点は、本発明の塗料組成物を製造するのに 必要な添加剤が温度約80℃〜140℃で働くことができ、次いで、押出され、 かつ約20−120μmサイズの自由流動性細粉まで粉にされることができる組 成物をまだ製造できるような温度である。融解し、組成物と適合性のある固体添 加剤が好適である。しかし、適合性のある液体を、マスター−バッチにより、又 は不活性担体上で使用できる。 本発明の一面で、粉末の塗料組成物又は接着剤組成物は、 式I [式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Zは、直接的結合又は二価の有機連結基である;Xはm価の有機基又はHであ る;及び、mは1−20である] を有するシラン化合物又はこのようなシラン化合物の加水分解物もしくは縮合物 を含有する。数mは好ましくは2−6、最適には2である。 R1基は、アルキル、アリール、アルカリール、アラルキル、又はアシル基、 例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、 フェニル、ベンジル、トリル、ベンゾイル、又はアセチルでありうる。R1はま た、アルキルシリル基、例えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、もしく はトリイソプロピルシリルのようなトリアルキルシリル基、又はベンジルジメチ ルシリルもしくはトリルジメチルシリルなどのアリールアルキルジアルキルシリ ル基でもありうる。R1はまた、アルコキシシリル基、例えば、トリメトキシシ リル、トリエトキシシリル、及びトリプロポキシシリルなどのトリアルコキシシ リル;メチルジメトキシシリル、メチルジエトキシシリル、エチルジメトキシシ リル、エチルジエトキシシリル、メチルジプロポキシシリル、及びエチルジプロ ポキシシリルなどのアルキルジアルコキシシリル;又は、ジメチルメトキシシリ ル、ジメチルエトキシシリル、ジメチルプロポキシシリル、ジエチルメトキシシ リル、ジエチルエトキシシリル、及びジエチルプロポキシシリルなどのジアルキ ルアルコキシシリルでもありうる。好ましくはR1は、直鎖状、分枝状、もしく は環状C1−C6アルキル基、又はアセチル基である。最適にはR1はエチル又は メチルである。適切なR2炭化水素基は、アリール、アルケニル、又はアルキル 基であり、直鎖状、分枝状、もしくは環状の、特に低級(C1−C4)アルキル基 、例えばメチルもしくはエチルでありうる。R3は適切にはC2−C12直鎖状、分 枝状、又は環状アルキレン、好ましくはC2−C6アルキレンである。典型的なR3 基は、プロピレン、エチルシクロヘキシレン、3,3−ジメチルブチレン、エ チレン及びメチレンである。 Zは、直接的結合又は二価の有機連結基である。適切な二価の連結基には、エ ステル、アミド、ウレア、ウレトジオン、カルバメート、カーボネート、芳香族 環、ヘテロ環、アロファネート、ビウレット、アミン、エーテル及びチオエーテ ルなどがある。Z基は同一であるか、又は異なりうる。 m価有機基Xは典型的には、公知の方法で反応し結合Zを形成した1個以上の カルボン酸、ハライド、アルコール、イソシアネート、アミン、エポキシ、チオ ール、又は他のペンダントもしくは末端の官能基を有する有機化合物の残基であ る。残基Xは重合体、例えば、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリウレ タン、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、及びそれら の組み合わせでありうる。好ましくは、X基は、脂肪族、脂環式、又は芳香族の 炭化水素基、好ましくはC4−C24炭化水素基、特に飽和の直鎖状、分枝状、又 は環状の脂肪族炭化水素基である。典型的なX基は、2,3−ブチレン、1,6 −ヘキシレン;1,4−シクロヘキサンジメチレン;1,4−シクロヘキシレン ;1,7−ヘプチレン;1,8−オクチレン;1,12−ドデシレン;1.10 −デシレン;1,9−ノニレン;4,4’−イソプロピリデンジフェニレン;4 ,4’−イソプロピリデンジシクロヘキシレン;1,4−ブチレン;フェニレン ;メチルフェニレン、1,3−(α,α,α’,α’−テトラメチル)キシリレ ンなどである。 m=1ならば、好ましくはZは直接的結合であり、好ましくはXはアルキル又 はエポキシド、メタクリレート、アクリレート、もしくはアミン官能基を有する 基である。アルキルは直鎖状又は分枝状でありうる。アルキルならば、アルキル はC4−C18、より好ましくはC6−C12、最適にはC8であるべきである。 本発明の組成物で有用な好適なシランは、式II [式中、R1、R2、R3、a、m及びXは上記定義の通りであり、A及びBは独 立に−NH−又は−O−である] 又はこのような式の加水分解物もしくは縮合物によって特徴づけられることがで きる。 A=NHで、B=Oである式IIのシリルカルバメートは、ポリオール化合物 とイソシアナトアルキルアルコキシシランとの反応によって製造されることがで きる。このようにして得られる新規シランカルバメートには、ポリオール化合物 が炭化水素ジオールである上記のように製造されたカルバメートがある。1,4 −シクロヘキサンジオール、4,4’−イソブロピリデンジシクロヘキサノール 及び1,4−シクロヘキサンジメタノールなどの直鎖状対称的ジオールはまた、 本発明の好適なシランカルバメートを生成させる。この型のシリルカルバメート はまた、シリルイソシアネートとポリマーのポリオール、例えば、ポリエーテル ポリオール、ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール又はポリアク リレートポリオールなどとの反応によっても製造されることができる。 適切なイソシアナトアルキルアルコキシシランの例は、イソシアナトプロピル トリメトキシシラン、イソシアナトプロピルメチルジメトキシシラン、イソシア ナトプロピルメチルジエトキシシラン、イソシアナトプロピルトリエトキシシラ ン、イソシアナトプロピルトリイソプロポキシシラン、イソシアナトプロピルメ チルジイソプロポキシシラン、イソシアナトネオヘキシルトリメトキシシラン、 イソシアナトネオヘキシルジメトキシシラン、イソシアナトネオヘキシルジエト キシシラン、イソシアナトネオヘキシルトリエトキシシラン、イソシアナトネオ ヘキシルトリイソプロポキシシラン、イソシアナトネオヘキシルジソプロポキシ シラン、イソシアナトイソアミルトリメトキシシラン、イソシアナトイソアミル ジメトキシシラン、イソシアナトイソアミルメチルジエトキシシラン、イソシア ナトイソアミルトリエトキシシラン、イソシアナトイソアミルトリイソプロポキ シシラン、イソシアナトイソアミルメチルジイソプロポキシシランである。 イソシアナトアルキルアルコキシシランと共に、固体のシリルカルバメートを 産生する適切なポリオール化合物の例は、2,3−ブタンジオール;1,6−ヘ キサンジオール;1,4−シクロヘキサンジメタノール;1,4−シクロヘキサ ンジオール;1,7−ヘプタンジオール;1,8−オクタンジオール;ベンタエ リトリトール;1,12−ドデカンジオール;1,10−デカンジオール;3, 6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール;1,9−ノナンジオール;ビ スフェノールA;水素化ビスフェノールA(即ち、4,4’−イソプロピリデン ジシクロヘキサノール);及び1,4−ブタンジオールなどである。 ポリオールとイソシアナトプロピルトリアルコキシシランの反応生成物は、室 温で種々の粘度の液体又は固体である。融点が約30℃〜約170℃の範囲であ る固体は、粉末の塗料用添加剤として特に適切である。というのは、その固体は 、融解挙動をほぼ変えずに通常の組成物に直接添加されることができるからであ る。 好ましくは、イソシアナトプロピルアルコキシシランは、高純度、即ち約95 %超の純度を有し、好ましくは、副反応を促進できるトランスエステル化反応触 媒などの不純物及び/又は添加剤を含まない。非所望のトランスエステル化反応 触媒の例は、酸、塩基、及び有機金属化合物である。イソシアナトプロピルトリ メトキシシランの場合、純度は95%以上が好適である。このことは、市販のイ ソシアナトプロピルトリメトキシシラン、即ちWitco Corporationから ピル)メチルカルバメートなどの不純物、並びに阻害剤、触媒、他の添加剤を除 去して達成されうる。 好適なグリコールは、対照的グリコール、例えば、1,4−ブタンジオール、 1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどで ある。1,4−ブタンジオールとイソシアナトプロピルトリエトキシシランの反 応生成物は室温で固体であり、1,2−ブタンジオール又は1,3−ブタンジオ ールとイソシアナトプロピルトリエトキシシランの反応生成物は室温で液体であ る。同様に、1,4−シクロヘキサンジオールとイソシアナトプロピルトリエト キシシランの反応生成物は室温で固体であるが、1,2−シクロヘキサンジオー ルとイソシアナトプロピルトリエトキシシランの反応生成物は室温で液体である 。ジオールからシランカルバメート化合物を産生させる例示的な反応を下に図示 する。 [式中、R3及びXは上記定義の通りである] 反応はスズ触媒、例えば、ジブチルスズジラウレート(DBTDL);ジブチルス ズオキシド;ジブチルスズジクロリド;ジブチルスズジアセテート;ジブチルス ズジマレエート;ジブチルスズジオクトエート;ジブチルスズビス(2−エチル ヘキサノエート);酢酸スズ;スズオクトエート;エチルヘキサン酸スズ;ラウ リン酸スズ;などによって触媒される。その他のウレタン触媒は、K−KAT 2,2]オクタン(DABCO);N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン(DM CA);1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−ウンデク−7−エン(DBU) ;1,5−ジアザビシクロ[2,3,0]ノン−5−エン(DBU)などである 。反応は典型的には発熱性であり、最終生成物の色を最小にするように温度を制 御すべきである。過剰の発熱によってまた、副反応による不純物が生成する。反 応混合物の温度が150℃を超えないように、より好ましくは、約110℃以下 になるように発熱を制御することが望ましい。 同様に、トリオール、テトロール、ペントール、ヘキソールは、当量のイソシ アナトアルキルトリエトキシシランと反応できる。このような物質は、グリセリ ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリトリトール、 イノシトール、マンニトール、ソルビトール、フルクトース、フコース、グルコ ースなどである。 本発明の好適なシランは、2モルのイソシアナトプロピルトリエトキシシラン と1モルの1,4−シクロヘキサンジメタノールから製造される付加化合物であ る。 これらのカルバメートの例は、ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル] −1,4−シクロヘキサンジメチルジカルバメート、ビス[3−(トリメトキシ シリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチルジカルバメート;ビス[ 3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチル ジカルバメート;ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]−1,2−シク ロヘキサンジメチルジカルバメート;ビス[3−(メチルジエトキシシリル)プ ロピル]−1,2−シクロヘキサンジメチルジカルバメート;ビス[3−(トリ エトキシシリル)プロピル]−1,4−ブタンジカルバメート;ビス[3−(メ チルジエトキシシリル)プロピル]−1,4−ブタンジカルバメート;ビス[3 −(トリエトキシシリル)プロピル]−2,3−ブタンジカルバメート;ビス[ 3−(トリエトキシシリル)プロピル]−1,10−デカンジカルバメート;ビ ス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]−1,10−デカンジカルバメート 、ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]−1,6−ヘキサンジカルバメ ート、トリス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]−1,2,3−プロパン トリカルバメート、トリス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]−1,2, 3−プロパントリカルバメート、トリス[3−(メチルジメトキシシリル)プロ ピル]−1,2,3−プロパントリカルバメートなどである。 A=O、B=NHである式IIの他のシリルカルバメートは、アルコキシシリル アルコールとポリイソシアネートとの反応によって製造できる。このようなシ リルカルバメートはまた、ポリイソシアネートと末端不飽和アルコールとの反応 と、次のヒドロシリル化によっても製造できる。 ジイソシアネートとアルコキシシリルアルコールからシリルカルバメートを産 生する例示的な反応を下に図示する。 [式中、R3及びXは上記定義の通りである] この反応は上記触媒によって触媒されることができ、同じ推奨が適用される。好 適な化合物X(N=C=O)nは、ジイソシアネートとポリオールから得られる ポリイソシアネートプレポリマーである。同様に、トリイソシアネート、例えば 、IPDIイソシアヌレートやHDIイソシアヌレートは、当量のアルコキシシ リルアルコールと反応できる。アルコキシシリル ポリオールは、この反応で当 量のポリイソシアネートと反応できる。 適切なアルコキシシリルアルコールの例は、N(3−メチルジエトキシシリル プロピル)−2−ヒドロキシ−1−プロピル カルバメート;N(3−メチルジ エトキシシリルプロピル)−1−ヒドロキシ−1−プロピル カルバメート;N (3−トリエトキシシリルプロピル)−2−ヒドロキシ−1−プロピル カルバ メート;N(3−トリエトキシシリルプロピル)−1−ヒドロキシ−1−プロピ ル カルバメート;N(3−トリエトキシシリルプロピル)−4−ヒドロキシブ チルアミドなどである。他の例は米国特許第5,587,502号に記載されて おり、その教示は、引用により本明細書に含まれるものとする。適切なポリイソ シアネートは、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI);イソホロンジイソ シアネート(IPDI);2,4−トルエンジイソシアネート;2,6−トルエン ジイソシアネート;2,4−トルエンジイソシアネートと2,6−トルエンジイ ソシアネートの混合物(TDI);ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネート (MDI);ビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタン(H12MDI);1, 3−(α,α,α’,α’−テトラメチル)キシレン ジイソシアネート(TX MOI);α,α−ジメチルメタイソプロピルベンジルイソシアネート(m−TM I);及び、このようなポリイソシアネートのダイマー、トライマー、ビウレッ ト、アロファネート、他のオリゴマー;であるがこれらに限定されない。ポリイ ソシアネートはまた、ポリマーのポリウレタンの“プレポリマー”、例えば、上 記ポリイソシアネートと、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、 ポリブタジエンポリオール、又はポリアクリレートポリオールとの反応から得ら れるポリマーのポリウレタンの“プレポリマー”でありうる。 あるいは、本発明で有用なカルバメートは、末端不飽和アルコールとポリイソ シアネートの反応、及び適切な触媒の存在下、末端不飽和ポリウレタン中間体の ヒドロシリル化によって製造できる。アリルアルコールと白金触媒を用いるこの 反応系列の例を以下に図示する。 [式中、R1及びR2は上記定義の通りであり、Xは有機残基であり、nは1−1 0である] 例えばイソシアネートOCN−X−(NCO)nは、HDI、IPDI、H12M DI、TDI、MDI、TMXDI、TMI、又はそれらのダイマー、トライマ ー、アロファネート、もしくはオリゴマーのプレポリマーでありうる。末端不飽 和ポリマー性アルコールも、アリルアルコールの代わりに上記系列で使用できる 。米国特許第5,298,572号及び第5,227,434号(及びこれらの 特許内の参考文献)の上記とその他の教示は引用により本明細書に含まれるもの とする。同様に、末端不飽和イソシアネートはポリオールと反応して、末端不飽 和カルバメートを与え、末端不飽和カルバメートは、同様に、ヒドロシリル化さ れることができる: シランウレア化合物はまた、本発明の組成物で使用できる。このような化合物 は、AとBの両方がNHである式IIに対応する。それらは、アルコキシシリルア ルキルアミンと有機イソシアネートとの反応、又は有機アミンとアルコキシシリ ルアルキルイソシアネートとの反応によって適切に製造される。この反応は、イ ソシアネートとアルコールとの反応と類似しているが、典型的には触媒は必要で はない。 アルコキシシリルアルキルアミンの例は、3−アミノプロピルトリエトキシシ キシシラン);3−アミノプロピル(メチルジメトキシシラン);アミノヘキシル 有機(ポリ)アミンの例は、n−オクチルアミン、n−ヘキシルアミン、エチ レンジアミン;プロピレンジアミン;1,4−ジアミノブタン;1,6−ジアミ ノヘキサン;IPDA;TDA;MDA;H12MDAなどである。有機アミン 上記合成法の全てにおいて、トリアルコキシシラン出発化合物を対応するジア ルコキシアルキルシラン、トリアシルオキシシラン、又はジアシルオキシアルキ ルシランで置き換えるならば、式Iの他の化合物が産生されることが理解されよ う。 更に、他の通常の添加剤も使用できる。好適な方法では、シロキサン滑動剤が 押出しの間に使用される。 本発明の塗料組成物に含まれうる通常の塗料用添加剤の例は、加速触媒、顔料 、平滑化剤、流動改善剤、光安定化剤、抗酸化剤、充填剤などであるが、全ては 当業界で周知である。これらの成分は、本発明の組成物中で通常の量が使用され うる。 適切な流動改善剤の例は、アクリル樹脂(通常、シリカ上にある)、フルオロ脂 肪族ポリマー性エステル、及びポリジメチルシロキサン(固体か高粘度のゲルが 好ましい)であるが、それらに限定されない。流動改善剤は一般的に、組成物総 重量の0.5−2.0%が使用される。 触媒、典型的にはチタン化合物、ジルコニウム化合物、又はスズ化合物は通常 、組成物総重量の0.05−1.5%、好ましくは0.1−0.5%が使用され る。これらの触媒の例は、ジブチルスズジラウレート;ジブチルスズジアセテー ト;ジブチルスズ二スズ ジオキシド;ジブチルスズジオクトエート;スズオク トエート;チタンイソプロポキシド;アルミニウムチタネート;キレート化チタ ネート;ジルコニウムエトキシドなどである。種々の第3級アミンと酸は単独又 は組み合わせて、シラン硬化を触媒するために使用できる。他のシラン触媒は、 米国特許第4923945号に開示されているが、該特許は引用により本明細書 に含まれるものとする。 充填剤と着色剤は、大量、しばしば組成物総重量の50%以上、ときには60 %以上添加できる。透明塗料組成物は充填剤と顔料を完全に含まないこともあり うる。 上記シラン化合物は、架橋剤、接着促進剤、及び/又は環境耐性やキズ耐性の ようなフィルム性質の改善剤として有用である。粉末塗料を硬化させるために使 用される高温では、分子のカルバメート基が存在すれば、それは、イソシアネー ト基と反応してアロファネートとビウレットを生成でき、及び/又はSiOR1 基は、交換反応で塗料中のポリオールと反応できる。 式Iのシランは、単独で、又は通常の架橋剤と組み合わせて使用できる。式I のシランは、主要な架橋綱を提供するために使用できるか、又は通常の架橋網を 強化できる。Xがポリマーで、化合物が融解可能な固体である場合、式Iのシラ ンは、塗料システムのベース樹脂として使用できる。 上記方法の他に、本発明のポリマーシランは、シランモノマーと非シランモノ マーを共重合することによって合成できる。例えば、3−メタクリルオキシプロ ート(メタクリレート)モノマー、例えば、メチルメタクリレート(及び/又は 置換アクリレート(置換メタクリレート);例えばヒドロキシエチルアクリレート 、ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシジルアクリレート、又はグリシジル メタクリレート)に加え、共重合させ、シラン官能性ポリアクリレート(メタク リレート)(又は、グリシジルメタクリレートが含まれる場合、シラン官能性G MA樹脂)が得られる。 本発明の組成物で使用される好適なシラン化合物は、その融解性を実質的に変 えずに通常の粉末塗料組成物中に含有させるのに特に適した融解可能な固体であ る。融点は望ましくは約30℃〜約170℃の範囲、好ましくは約40℃〜約1 20℃、より好ましくは約50℃〜約110℃である。 本発明のシラン化合物の分子量は好ましくは約8000ダルトン以下、より好 ましくは約5000ダルトン以下である。 固体が本発明の好適な実施形態であるが、液体又はワックス形態のシランも通 常の粉末塗料樹脂システムでの添加剤として使用できる。 固体ではないシランを加える好適な方法は、不活性担体、例えばシリカ、カー ボンブラックや多孔性ポリマーを介してである。液体は、“マスター−バッチ” として固体溶液の形態でも加えることができるし、又はカプセルに包むこともで きる。本発明のシランは、顔料又は充填剤中/上に含ませて、粉末塗料組成物に 加えることができる。二酸化チタンはこれらのシランの好適な担体である。これ らの形態のシランは、固体シランと同様に粉末塗料組成物に加えることができる 。 典型的な粉末塗料組成物中で、シラン添加物の有用量は、組成物の約0.5〜 約30重量%の範囲、より好ましくは約2〜約10重量%である。しかし、組成 物によっては、より多量又はより少量も有益でありうる。更に、上記のように、 Xがポリマーである式Iのシラン化合物はベース樹脂として使用できる。従って 、本発明の粉末塗料組成物は、上記の量の範囲に限定されていると考えるべきで はない。 UV/放射線反応性基を有するシラン、例えばメタクリレート(例えば、 ば、米国特許第5,703,198号に開示されたものと共に使用できる。エポ 39号に開示されたもののようなUV/放射線硬化粉末塗料システムと共に使用 できる。 粉末接着剤も同様に製造できる。このような接着剤は、粉末塗料と同様に連結 される基体の一方又は両方に適用できる。例えば、静電気噴霧、摩擦電気噴霧、 電磁ブラシ、又は流動床によって行う。塗料を融解するために基体は加熱によっ て連結され、十分には硬化しなくとも硬化させる。冷却すると、連結アッセンブ リが形成される。このような粉末接着剤のサイズ分布は、50重量%以上が79 目/cm(200メッシュ)篩を通過するようなものである。 本発明のシランの更なる面として、Xがアルキル、エポキシ、アクリレートメ タクリレート、酸無水物、ポリエーテル、ヒドロキシアルキル、もしくはアミン (特に第1級もしくは第2級アミン)基を含む式Iのシラン、又はその加水分解 物もしくは縮合物、あるいは式IIのシラン、又はその加水分解物もしくは縮合物 は、充填剤又は顔料、例えば二酸化チタンと結合する。このような充填剤の場合 、式Iのmは適切には1である。このようなシランの混合物、特にアルキルシラ ンとの混合物も使用できる。その生成物は、粉末の塗料用又は粉末の接着用 の添加剤として有用である。 式II又は式 Q−R3−Si(OR1a2 3-a III [式中、 Qは、少なくとも一つのエポキシド、アミン、メタクリル、アクリル、酸無水物 、又はヒドロキシアルキル官能基を有する一価の有機基であり、R1、R2、R3 は上記定義の通りである] のシランで処理されたシラン処理TiO2充填剤又は顔料は、本発明の更なる面 を構成する。アミンは第1級、第2級、又は第3級であり、第2級又は第3級ア ミン基の場合、アルキル側鎖は場合によっては、例えばアミノ又はヒドロキシル 基で置換されてもよい。Q−R−基の例は、2−(3,4−エポキシシクロヘキ シル)エチル;H2N−(CH23−;H2N−(CH23−NH−(CH22− ;アクリルオキシプロピル;メタクリルオキシプロピルなどである。好ましくは Qはエポキシド基を含む。 シランは典型的には、加水分解反応又は縮合反応により充填剤又は顔料と結合 する。シランによる充填剤/顔料処理の典型的方法は、米国特許第4,061, 503号、第4,151,154号、第5,057,151号、第5,562, 990号、及びそれらの中の特定の参考文献に記載されている。シランで処理で きる充填剤/顔料の広範なリストは、上記特許に記載されており、上記特許の全 ては引用により本明細書に含まれるものとする。シランは、担体の性質により1 〜60%が種々の担体に縮合されることができる。二酸化チタンはシランを約2 0%荷うことができ、依然として細粉のままでありうる。例えば、適切な二酸化 チタンは、エポキシ官能性トリアルコキシシラン溶液によって、高剪断混合器中 で、場合によっては共溶媒と水(酸性pH約2〜5で)と共に処理できる。適切 な溶媒は、THF;ジオキサン;メタノール;エタノール;DMF;DMSOで あるがそれらに限定されない。溶液中のエポキシ官能性トリアルコキシシランの 濃度は重要ではない。しかし、溶媒除去を最小化するために、濃溶液(60−9 0%)の使用が効率的である。揮発性物質を揮発させた後、処理された二酸化チ タンを粉末塗料組成物に加えることができる。 種々のシランの組み合わせを用いると、相乗効果が生じうる。上記担体上のシ ランは別々に、又は混合物として組成物に加えうる。混合物は混合工程で、又は 押出しの間に製造できる。これらの相乗効果のシラン混合物は、TGIC又は ある場合には、本発明の粉末塗料を、水分によって更に及び/又はより速く硬 化させることができる。通常、外界湿度は結局完全にシランを硬化させるが、焼 き工程の間には、特に触媒システムで硬化しなかったかもしれない。しかし、高 湿度処理、熱水、又は蒸気を用いて、有利にも完全な硬化がより急速に得られる 。それによって、熱感受性基体上への粉末塗料の適用のために、本発明の実施形 態が使用できる。噴霧適用後、塗布された基体は、適切な流動と平滑化を得るた めに十分に高い温度まで加熱される。この低温では架橋はずっと少なく、粘度は 比較的低くとどまり、流動/平滑化の改善が起りうる。第2の工程で、水分を用 いて、システムを硬化させうる。低温水分硬化は、上記のシラン硬化触媒の一つ 以上の添加によって容易になりうる。 以下の非限定実施例によって、本発明を更に説明する。実施例1 シランカルバメート化合物は、イソシアナトプロピルトリメトキシシランと表 1に列挙したポリオールとの反応によって製造された。イソシアナトプロピルト リエトキシシラン:ジオールの2:1.05モル比を用い、ジブチルスズジラウ レート(DBTDL)触媒300−500ppmを加えて、総スケール約30g で反応を行わせた。100mLの丸底3首フラスコに磁気攪拌棒を入れた。一側 面に温度計を配置した。恒温器を備えた加熱マントルをセットアップ物に設けた 。媒を含む成分をフラスコに移した。N2下、フラスコをゆっくりと加熱すると、 発熱が起った。最終生成物の着色を減少させるために、最高温度を約100℃に 保った。NCOの消失に基づくIRを用い、反応完了を見るために反応をモニタ ーした。生成物の出現と粘度を記録した。生成物が固体の場合、DSC(ピーク 温度)によって融点も測定した。固体生成物の生成物形態と融点を表1に示す。 実施例2 ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチ ルジカルバメートの製造 窒素ブランケット下の、磁気攪拌器、温度計、還流コンデンサ、別の漏斗を備 えた2L3首フラスコに、融解シクロヘキサンジメタノール(Aldrichから) リエトキシシラン、Witco Corp.から)685.6g、及びDBTDL 0.4 4gを加えた。良く混合し、少し加熱すると、フラスコ内容物は発熱し、146 ℃になった。反応混合物の温度を90−110℃に3時間維持した。反応混合物 の赤外線スペクトルを間隔をおいてとり、反応の進行を追跡した。2272cm1 のイソシアネート吸収が本質的に無くなったとき、反応は完了したと考えた。 冷却して、白色固体を得た。この物質の融解をDSC(示差走査熱量計)によっ て82.6℃と測定した。生成物の13Cと29Si NMR解析により、ビス[3 −(トリエトキシシリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチルジカル バメートの生成を確認した。 実施例3 ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチ ルジカルバメート固体形の製造 キシシラン、Witco Corp.から)を蒸留し、GCの判定で純度98.5%のもの を得た。融解シクロヘキサンジメタノール(21.9g)とDBTDL(10m L,0.0101g)を、窒素ブランケット下の、磁気攪拌器、温度計、還流コ ンデンサ、別の漏斗を備えた100mL3首フラスコに加えた。内容物を50℃ まで加熱した。蒸留したY−5187(3−イソシアナトプロピルトリメトキシ シラン)を良く攪拌しながら滴下添加した。添加を始めると直ぐに発熱が起り、 反応温度は100℃に上がった。熱源を取り外し、内部温度が100℃未満に保 たれるような速度でY−5187の添加を続けた。添加終了後、反応混合液を8 5℃に1時間保った。赤外線分析でイソシアネートは存在しなかった。室温に冷 却すると、生成物はワックス状固体であった。 実施例4 ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]−1,4−シクロヘキサンジメチ ルジカルバメート液体形の製造 窒素ブランケット下の、磁気攪拌器、温度計、還流コンデンサ、別の漏斗を備 えた2L3首フラスコに、融解シクロヘキサンジメタノール(Aldrichから)3 50.6g、及びDBTDL 1.3gを加えた。良く攪拌しながら、内部温ラン(純度95.3%のものを953.7g)を滴下添加した。添加が終了する のに3.5時間かかった。添加終了後、反応混合物を85℃に1時間保ち、混合 物を外界温度で17時間攪拌した。赤外線分光法で反応の完了を確認した。反応 生成物は粘稠な液体であり、Gardner Holt粘度X+1/2(15.3×10-42 ・s-1(15.3ストークス))を有した。 実施例5 ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]−1,2−シクロヘキサンジメチ ルジカルバメートの製造 窒素ブランケット下の、磁気攪拌器、温度計、還流コンデンサ、別の漏斗を備 えた100mL3首フラスコに、シス−1,2−シクロヘキサンジメタノール トプロピルトリエトキシシラン、Witco Corp.から)7.50g及びDBTDL (ジブチルスズジラウレート)0.0119gを加えた。反応混合物を100℃ で2時間攪拌した。反応の終了は、赤外線分光法によってモニターし、確認した 。反応生成物は粘稠な液体であった。 実施例6 カルボキシル官能性ポリエステル樹脂サンプル二つ、DSM生成物P−550 0とP−3900を得た。該ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)に対す る固体シランの効果を、DSCを用いて試験した。固体シランは、実施例2から のイソシアナトプロピルトリエトキシシランと1,4−シクロヘキサンジメタノ ールの付加物であった。 2回のランで、P−5500のTgは、それぞれ57.5℃と58.2℃と測 定された。該シランを5重量%加えた後、混合物のTgは59.4℃と測定され た。 P−3900のTgは59.2℃と測定された。該シランを5重量%加えた後 、混合物のTgは58.7℃と測定された。 これらの結果によると、粉末適用において使用された典型的樹脂のTgは、本 発明のシラン成分の添加によって有害な影響はほぼ受けなかった。 実施例7 粉末塗料組成物7Aと7Bを、表IIに記載した成分から製造した。表IIで、数値 は重量部である。成分は、Prism Pilot 3高速度ミキサーによって乾燥混合され た。次いで、混合物を、Werner and Pfleiderer ZSK-30押出し機で、約100℃ で押出した。冷却した押出し物を、Retsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉に した。粉末は、79目/cm(200メッシュ)篩の篩にかけた。 第3の組成物7Cは、組成物7Bの一部に、触媒レベルが0.053重量%に なるために十分量のジブチルスズジラウレート触媒の溶媒溶液を加えることによ って製造した。溶媒を蒸発させた。 3種の粉末塗料組成物を、76mm×152mm×0.8mm(3インチ×6 インチ×0.032インチ)スチールQパネル上に静電気的に噴霧した(Nordson Versa-Spray II銃を用いて)。塗布されたプレートを180℃で18分間焼いた 。塗布されたパネルに対し行った物理的性質は以下のようであった。 1ASTM D−3363−74 2ASTM D−4366−84 3ASTM D−523 4硬化塗料をAATCCクロックメータによって研磨する。パネルに薄層乾燥 ルト布で覆う。ダメージを受けない部分に対するダメージを受けた部分の0.3 4ラジアン(20°)グロスの保持%を記録する。 5ASTM D−4752−87 上記結果によると、本発明のシランを含有する組成物のキズ耐性及び溶媒耐性 は、試験した他の性質の劣化なく改良された。 塗布プレートを上記のように作製し、180℃で15分間だけ硬化させたとき 、組成物7B、7C、及び7Aと7Bの1:1(重量)混合物は全て鉛筆硬度結 果5Hを有し、本発明のシラン化合物を全く含有しない組成物7Aは鉛筆硬度結 果3Hを有した。 実施例8 粉末塗料組成物8Aと8Bを表IVに記載の成分から製造した。表IVの数値 [プロピルトリメトキシシリル]イソシアヌレート、Witco Corp.)を用いた。 成分をPrism Pilot 3高速度ミキサーで乾燥混合した。次いで、Werner and Pfl eider ZSK-30押出し機で約100℃で混合物を押出した。冷却した押出し物をRe tsch/Brinkmanグラインダーで粉にした。粉末を55目/cm(140メッシュ )篩の篩にかけ、上記のようにスチール基体に噴霧した。 塗布されたパネルで行った物理的性質測定値は以下のようであった。 実施例9 粉末塗料組成物9Aと9Bを表VIに記載の成分から製造した。表VIの数値は重 量部である。成分をローラーミルで乾燥混合した。次いで、混合物をBraebender ミキサーで約110℃で融解混合した。冷却した押出し物をRetsch/Brinkman ZM -100グラインダーで粉にした。粉末を55目/cm(140メッシュ)篩の篩に かけた。 粉末塗料組成物を、76mm×152mm×0.8mm(3インチ×5インチ ×0.032インチ)スチールQパネル上に静電気的に噴霧した(Nordson Versa -Spray II銃を用いて)。塗布されたプレートを180℃で18分間焼いた。 上記の塗料のキズ特性は、上記実施例のようにAATCCクロックメータ試験 を用いて評価した。結果によると、実施例2のシランは、比較組成物の場合の光 沢の保持50.5%に対し光沢の保持66.7%を有した。このことは、本発明 のシランによって与えられるキズ耐性の改良を示す。 実施例10 粉末塗料添加剤として有用なシランウレア化合物を、表VII記載のイソシアネ ートとアミン化合物との反応によって製造した。反応は、イソシアネート:アミ ンの1:1.03当量比を用い、総スケール約30gで行われた。触媒は反応で 用いなかった。記載されていない反応条件は実施例1の通りであった。 実施例11 酢酸でpHを3.0に調整したテトラヒドロフラン4.7gと水0.3gの溶 手)1.0gを加えた。これを20分間攪拌し、次いで、二酸化チタン(Tiona RCl-9、Millenium Inorganic Chemicalsから入手)100gに、高剪断下、Warr ingブレンダー中で加えた。オーブン中、150℃で乾燥後、処理された二酸化 チタンを、ポリエステル/TGIC粉末塗料組成物中に加えた(11B)。 メタノール1.0g、水0.85g、酢酸0.2gの溶液に、トリメトシシエ gを加えた。これを30分間攪拌し、次いで、高剪断下Warringブレンダー中で 二酸化チタン100gに加えた。オーブン中160℃で乾燥後、処理された二酸 化チタンをポリエステル粉末塗料組成物中に加えた(11C)。 粉末塗料組成物11A、11B、11Cを、表VIII記載の成分から製造した。 表VIIIの数値は重量部である。成分を、Prism Pilot 3高速度ミキサーで乾燥混 合した。次いで、混合物を、Werner and Pfleider ZSK-30ツウィンスクリュー押 出し機で約100℃で押出した。組成物を順次押出した。即ち、最初に11A、 次いで11B、次いで11Cを押出した。 冷却された押出し物をRetsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉にした。 粉末を55目/cm(140メッシュ)篩の篩にかけた。 粉末塗料組成物を、76mm×152mm×0.8mm(3インチ×6インチ ×0.032インチ)スチールQパネル上に静電気的に噴霧した(Nordson Versa-Spray II銃を用いて)。塗布されたプレートを180℃で18分間焼いた 。 塗布されたパネル上の組成物2種、即ち、比較組成物11A(通常のTGIC /ポリエステル粉末塗料組成物)と本発明の組成物(組成物11C、TGICの 一部が除去されている)を表IXに記載する。 結果によると、本発明のシラン処理充填剤又は顔料で、TGICの幾分かを置 き換えることによって、塗料の溶媒耐性が改良された。 実施例12 トリメトシシエポキシアルキルシラン20.0gを加えた。これを30分間攪拌 し、次いで、高剪断下Warringブレンダー中で二酸化チタン100gに加えた。 オーブン中165℃で乾燥後、処理された二酸化チタンをポリエステル粉末塗料 組成物中に加えた(12A)。 粉末塗料組成物12Aを、表X記載の成分から製造した。表Xの数値は重量部 である。二酸化チタンを上段落に記載のように処理した。成分を、Prism Pilot 3高速度ミキサーで乾燥混合した。次いで、混合物を、Werner and Pfleider ZSK-30ツウィンスクリュー押出し機で約100℃で押出した。実施例11のよう に、11Aの組成物、次いで11Bの組成物、最後に12Aを押出した。 冷却された押出し物をRetsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉にした。粉末 を55目/cm(140メッシュ)篩の篩にかけた。 粉末塗料組成物を、76mm×152mm×0.8mm(3インチ×6インチ ×0.032インチ)スチールQパネル上に静電気的に噴霧した(Nordson Versa -spray II銃を用いて)。塗布されたプレートを180℃で18分間焼いた。 以下の物理的性質測定値を、塗布されたパネルについて得た。 結果によると、本発明のシラン処理充填剤又は顔料を含有する組成物の溶媒耐 性が改良された。 実施例13 トリメトシシエポキシアルキルシラン20.0gを加えた。これを30分間攪拌 し、次いで、高剪断下Warringブレンダー中で二酸化チタン100gに加えた。 オーブン中165℃で乾燥後、処理された二酸化チタンをポリエステル粉末塗料 組成物中に加えた(13A)。 粉末塗料組成物13Aを、表XII記載の成分から製造した。表XIIの数値は重量 部である。二酸化チタンを上記段落に記載のように処理した。成分を、Prism Pi lot 3高速度ミキサーで乾燥混合した。次いで、混合物を、Werner and Pfleider ZSK-30ツウィンスクリュー押出し機で約100℃で押出した。実施例11のよ うに、11Aの組成物、次いで11Bの組成物、最後に13Aの組成物を押出し た。 冷却された押出し物をRetsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉にした。粉末 を55目/cm(140メッシュ)篩の篩にかけた。 粉末塗料組成物を、76mm×152mm×0.8mm(3インチ×6インチ ×0.032インチ)スチールQパネル上に静電気的に噴霧した(Nordson Versa -Spray II銃を用いて)。塗布されたプレートを180℃で18分間焼いた。 以下の物理的性質測定値を、塗布されたパネルについて得た。 結果によると、本発明のシラン処理充填剤及び顔料は、TGICに置き換わる ことができる。 実施例14 Corp.から入手)12.5gとメタノール2.0gの溶液を、二酸化チタン100 gに加えた。Warringブレンダーで混合後、処理された二酸化チタンを一晩空気 乾燥した。 粉末塗料組成物14A(標準的TGIC/ポリエステル組成物)と本発明の組 成物14Bを、表XIV記載の成分から製造した。表XIVの数値は重量部である。処 理された二酸化チタンを上記段落に記載のように製造した。成分を、Prism Pilot 3高速度ミキサーで乾燥混合した。次いで、混合物を順次、Braebender PL -2000シングルスクリュー押出し機で約105℃で押出した。組成物14A、次 いで組成物14Bを押出した。 冷却された押出し物をRetsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉にした。粉末 を55目/cm(140メッシュ)篩の篩にかけた。 塗布されるスチールQパネルは噴霧され、上記実施例のように焼いた。塗布さ れたパネルについて以下の物理的性質測定値を得た。 1ASTM D−3359 結果によると、本発明のシラン処理充填剤によるTGICの完全な置き換えは 容易である。 実施例15 酢酸でpHを3.0に調整したテトラヒドロフラン4.7gと水0.3gの溶 手)1.0gを加えた。これを20分間攪拌し、次いで、二酸化チタン100g に、高剪断下、Warringブレンダー中で加えた。オーブン中、150℃で乾燥後 、処理された二酸化チタンを、ポリエステル/TGIC粉末塗料組成物中に加え た(15Bと15C)。 粉末塗料組成物15A、15B、15Cを、表XVI記載の成分から製造した。 表XVIの数値は重量部である。成分を、Prism Pilot 3高速度ミキサーで乾燥混 合した。次いで、混合物を、Werner and Pfleider ZSK-30ツウィンスクリュー押 出し機で100℃で押出した。組成物15Aを最初に、次いで組成物15B、次 いで組成物15Cを押出した。 冷却された押出し物をRetsch/Brinkman ZM-100グラインダーで粉にした。粉末 を55目/cm(140メッシュ)篩の篩にかけた。対照である組成物15Aは 標準的TGIC/ポリエステル組成物である。組成物15Bと15Cは、アルキ ルトリアルコキシシランを用いるシラン処理の効果を示す比較例である。 塗布されるスチールQパネルは噴霧され、上記実施例のように焼いた。塗布さ れたパネルについて以下の物理的性質測定値を得た。 対照に対してMEKこすりへの耐性の損失は、比較のシラン処理充填剤は、対 照組成物のTGIC含量の幾分かをも置き換えることはできないことを示す。 上記実施例及び開示は例示のためであり、あますところのないものではない。 上記実施例及び開示は、当業者に多数の改変や代替を示唆しよう。これらの改変 や代替の全ては請求の範囲に含まれるものとする。例えば、本発明のシラン含有 粉末塗料組成物の製造は、活性水素化合物とイソシアネートの反応によって製造 されるシランについて主に例示されたが、上記式Iの定義内の他のシラン化合物 は、容易に製造され、本発明の組成物中で使用されることができることが理解さ れよう。同様に、請求の範囲内の他のシラン処理充填剤は、上記で例示の方法と 類似の方法で製造されることができる。当業者は、請求の範囲に包含される他の 均等物が、本明細書記載の特定の実施の形態であることを認識しえよう。
【手続補正書】 【提出日】平成12年1月12日(2000.1.12) 【補正内容】 (1)明細書第16頁第5行に挿入された化学反応式を下記のとおり補正する。 (2)明細書第17頁第19行に挿入された化学反応式を下記のとおり補正する 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 183/04 C09J 183/04 (31)優先権主張番号 09/157,658 (32)優先日 平成10年9月21日(1998.9.21) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CN,J P,KR,US (72)発明者 スゥ、シュチン ホァン アメリカ合衆国 10520 ニューヨーク州 クロトン―オン―ハドソン バッテン ロード 4 (72)発明者 ウォールドマン、ブルース エイ. アメリカ合衆国 10566 ニューヨーク州 ピークスキル ランチョ ドライブ サ ウス 2 (72)発明者 バーベラ、ブルース シー. アメリカ合衆国 12508 ニューヨーク州 ビーコン ビーコン ストリート 48

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (A)式I [式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Zは、直接的結合又は二価の有機連結基である;Xはm価の有機基又はHであ る;及び、mは1−20である] を有するシラン又はその加水分解物もしくは縮合物の少なくとも一つ;及び (B)少なくとも一つの有機樹脂成分; を含有する粉末の塗料組成物又は接着剤組成物。 2. シランは、式 [式中、A及びBは独立にNH又はOである] を有することを特徴とする請求項1に記載の粉末の塗料組成物又は接着剤組成物 。 3. 式II [式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Xはm価の有機基である;mは1−20である;及び、AとBの一つはNHで あり、他方はOである] を有するシランカルバメート又はその加水分解物もしくは縮合物を含有する粉末 の塗料組成物又は接着剤組成物。 4. 式II [式中、 R1は、炭化水素基又はアシル基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3 はアルキレンであり、場合によっては、1個以上のエーテル酸素原子によって中 断される;aは0又は1である;Xはm価の有機基である;mは1−6である; 及び、AとBの一つはNHであり、他方はOである] を有するシランカルバメートであって、 外界温度で固体であり、融点が約30℃〜約170℃の範囲である前記シランカ ルバメート。 5. 複数の−OR1基及び少なくとも一つのアルキル、エポキシ、ポリエーテ ル、アミン、ヒドロキシアルキル基を有するシラン、及び 式II [式中、R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキ シシリル基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、 場合によっては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は 1である;Xはm価の有機基である;AとBの一つはNHであり、他方はOであ る;及び、mは1−20である;] を有するシラン、及び前記シランの加水分解物又は縮合物からなる群から選択さ れる少なくとも一つの化合物で処理された充填剤又は顔料を有する粉末の塗料組 成物又は接着剤組成物。 6. 顔料又は充填剤は二酸化チタンである粉末の塗料組成物又は接着剤組成物 。 7. 少なくとも一つの化合物は、式III Q−R3−Si(OR1a2 3-a III [式中、 Qは、少なくとも一つのエポキシド、アミン、メタクリル、アクリル、酸無水物 、又はヒドロキシアルキル官能基を有する一価の有機基であり、R1、R2、R3 は上記定義の通りである] を有するシランから選択されることを特徴とする請求項6に記載の粉末の塗料組 成物又は接着剤組成物。 8. 式II 又は、式III Q−R3−Si(OR1a2 3-a III [式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Xはm価の有機基である:AとBの一つはNHであり、他方はOである;mは 1−20である;及び、Qは、少なくとも一つのエポキシド、アミン、メタクリ ル、アクリル、酸無水物、又はヒドロキシアルキル官能基を有する一価の有機基 である] を有するシラン又は前記シランの加水分解物もしくは縮合物の少なくとも一つで 処理された二酸化チタン充填剤。 9. R1は、アルキル、アリール、アルカリール、アラルキル、アシル、トリ アルキルシリル、アリールアルキルジアルキルシリル、トリアルコキシシリル、 ジアルコキシアルキルシリル、又はアルコキシジアルキルシリルである;R2は 、アリール、アルケニル、又はアルキルである;R3は、C2−C12直鎖状、分枝 状、又は環状アルキレンである;であることを特徴とする請求項1〜8のいずれ か1項に記載の発明 10. R1は、直鎖状、分枝状、もしくは環状C1−C6アルキル基、又はアセ チル基である;R2は、炭素原子1−4個からなるアルキル基である;R3はC2 −C4アルキレンである;及び、Xは、C4−C24炭化水素基である;こと を特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の発明。 11. R1はメチル又はエチルである;及び、Xは、飽和の直鎖状、分枝状、 又は環状の脂肪族炭化水素基である;ことを特徴とする請求項1〜6及び8のい ずれか1項に記載の発明。 12. 各Zは、直接的結合、又はエステル基、アミド基、ウレア基、ウレトジ オン基、カルバメート基、カーボネート基、芳香族環基、ヘテロ環基、アロファ ネート基、ビウレット基、アミン基、エーテル基、及びチオエーテル基からなる 群の一員であることを特徴とする請求項1に記載の発明。 13. Xは、カルボン酸、ハライド、アルコール、イソシアネート、アミン、 エポキシ、又はチオールからなる群から選択される少なくとも一つの官能基を有 する有機化合物のm価の残基であり、前記官能基は、反応して結合Zを形成した ことを特徴とする請求項1に記載の発明。 14. シランは、イソシアナトアルキルトリアルコキシシランと、2,3−ブ タンジオール;1,6−ヘキサンジオール;1,4−シクロヘキサンジメタノー ル;1,4−シクロヘキサンジオール;1,7−ヘプタンジオール;1,8−オ クタンジオール;ペンタエリトリトール;1,12−ドデカンジオール;1,1 0−ドデカンジオール;3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール; 1,9−ノナンジオール;ビスフェノールA;水素化ビスフェノールA;及び、 1,4−ブタンジオール;からなる群から選択される一員との付加物であること を特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の発明。 15. Xは、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリアル キレン、ポリエステル、ポリアミド、又はポリエーテルであることを特徴とする 請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の発明。 16. Xは、最低4個の炭素原子を有する対称的脂肪族炭化水素基であること を特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の発明。 17. mは2であることを特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記 載の発明。 18. Xはメチレンシクロヘキシレンメチレンであり、R1はエチルであるこ とを特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の発明。 19. シランはエポキシ基を有することを特徴とする請求項1及び5〜8のい ずれか1項に記載の粉末の塗料組成物又は接着剤組成物。 20. ブロックされたポリイソシアネートとポリオールに基づくポリウレタン システム;エポキシ官能性硬化剤によって硬化した酸官能性ポリマー;無水物/ エポキシシステム;エポキシ/ポリオールシステム;ポリエステルシステム;及 び、ヒドロキシアルキルアミドと酸官能性ポリマーに基づくシステム;からなる 群から選択される有機樹脂成分を含有することを特徴とする請求項1〜3及び5 〜7のいずれか1項に記載の粉末の塗料組成物又は接着剤組成物。 21. ポリジメチルシロキサンを含有することを特徴とする請求項1〜3及び 5〜7のいずれか1項に記載の粉末の塗料組成物又は接着剤組成物。 22. ナイロン、ポリオレフィン、ポリフェニレンスルフィド、又はポリビニ ルクロリドからなる群から選択される熱可塑性ポリマーを含有することを特徴と する請求項に記載の請求項1〜3及び5〜7のいずれか1項に記載の粉末の塗料 組成物又は接着剤組成物。 23. 式II[式中、 R1は、炭化水素基、アシル基、アルキルシリル基、もしくはアルコキシシリル 基である;R2は、一価の炭化水素基である;R3はアルキレンであり、場合によ っては、1個以上のエーテル酸素原子によって中断される;aは0又は1である ;Xはm価の有機基である;AとBの一つはNHであり、他方はOである;及び mは1−20である] のシラン、又は前記シランの加水分解物もしくは縮合物で処理された充填剤又は 顔料。
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