JP2002350681A - 光コネクタ用フェルール及び光コネクタ - Google Patents

光コネクタ用フェルール及び光コネクタ

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JP2002350681A JP2001157665A JP2001157665A JP2002350681A JP 2002350681 A JP2002350681 A JP 2002350681A JP 2001157665 A JP2001157665 A JP 2001157665A JP 2001157665 A JP2001157665 A JP 2001157665A JP 2002350681 A JP2002350681 A JP 2002350681A
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隆 茂永
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3818Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
    • G02B6/3822Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with beveled fibre ends

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜コネクタの組立に時間がかかったり、組
立てられた傾斜コネクタの接続損失が大きかったりし
た。 【解決手段】 本発明の光コネクタ用フェルールは、フ
ァイバ挿入孔が貫通する先端面を垂直面と傾斜面によっ
て形成するか、2以上の垂直面によって階段状に形成し
たものである。本発明の光コネクタは、光コネクタ用フ
ェルールに光ファイバを挿入固定し、同フェルールの先
端面の一部を光ファイバの端面と共に斜め研磨して接合
端面を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の一つは、光ファイバ相互
の接続に使用される光コネクタに関するものである。本
発明の他の一つは、光コネクタを構成する光コネクタ用
フェルールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光コネクタの一例として図9に示す光コ
ネクタがある。この光コネクタは、ファイバ挿入孔Cが
貫通している先端面Aが斜面である光コネクタ用フェル
ールBに光ファイバ(図示しない)を挿入固定してなる
斜面コネクタである。この種の光コネクタでは、互いの
接合端面A(=互いのフェルールBの先端面A)同士を
突き合わせると、夫々に挿入固定されている光ファイバ
の端面同士が突き合されて接続される。
【0003】前記図9に示す光コネクタを組立てるには
次のようにする。即ち、図10(a)に示すように、光
コネクタ用フェルールBのファイバ挿入孔Cに光ファイ
バDを挿入し、その光ファイバCを接着剤Eでフェルー
ルBの先端面Aに固定する。その後、図10(b)に示
すように、フェルールBの先端面Aをそこに突出してい
る光ファイバDの端部と共に斜め研磨する(図中の斜線
で示す部分を研磨する)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光コネクタ用フ
ェルール及び光コネクタは次のような課題があった。 1.図10(b)に示すようにして図9に示す光コネク
タを組立てるには、接合端面Aが平面である光コネクタ
(平面コネクタ:図11)を組立てる場合に比べて、フ
ェルールBの先端面Aをより多く研磨しなくてはならな
い。従って、研磨に長時間を要し、組立作業の効率が悪
い。 2.光コネクタ用フェルールに設けられているファイバ
挿入孔Cは、厳密にはその長手方向に真っ直ではない。
具体的には、図12(a)〜(c)に示すように、長手
方向に沿ってわずかに傾斜しており、このため先端面A
から離れれば離れるほど位置精度が低下する。そこで、
光コネクタを組立てる場合には先端面Aの研磨量を可及
的に少なくすることが好ましい。しかし、斜面コネクタ
を製造するためには平面コネクタに比べて先端面Aを多
く研磨しなくてはならないことは前述の通りである。従
って、図12(d)(e)に示すように、研磨後のファ
イバ挿入孔Cの傾きが大きくなり(位置精度が低下
し)、そこに挿入固定された光ファイバDの傾きも大き
くなる。この結果、接続損失などが増大し、良好な光学
特性が得られなくなることがある。尚、図11中のFは
ガイドピン差込み穴である。 3.図13(a)に示すように、光ファイバDの端面を
光コネクタの接合端面Aから微少に突出させて、光ファ
イバD同士をPC接続(フィジカルコンタクト: 物理的
接触)させる場合には特に次の課題がある。即ち、斜め
研磨された接合端面Aの角度θの角度精度が完全ではな
いと、接合端面A同士の接触面積が広い場合は、同図
(b)に示すように、光ファイバDの端面同士の接触が
不十分となり、接続損失などの光学特性が劣化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本件出願の光コネクタ用
フェルールの一つは、ファイバ挿入孔が貫通する先端面
を備えた光コネクタ用フェルールにおいて、前記先端面
は垂直面と、その垂直面に対して一定の角度をなす傾斜
面とを備えているものである。
【0006】本件出願の第1の光コネクタ用フェルール
は、ファイバ挿入孔が垂直面に貫通しているものであ
る。
【0007】本件出願の第2の光コネクタ用フェルール
は、ファイバ挿入孔が傾斜面に貫通しているものであ
る。
【0008】本件出願の第3の光コネクタ用フェルール
は、ファイバ挿入孔が貫通する先端面を備えた光コネク
タ用フェルールにおいて、前記先端面は2以上の垂直面
によって階段状に形成されているものである。
【0009】本件出願の第4の光コネクタ用フェルール
は、ファイバ挿入孔がその長手方向最前方に位置する垂
直面に貫通しているものである。
【0010】本件出願の第1の光コネクタの一つは、前
記第1〜第4のいずれかの光コネクタ用フェルールに光
ファイバを挿入固定してなる光コネクタであって、同フ
ェルールの先端面の一部を前記光ファイバの端面と共に
斜め研磨してなる接合端面を備えているものである。
【0011】本件出願の第2の光コネクタは、前記第2
の光コネクタ用フェルールに光ファイバを挿入固定して
なる光コネクタであって、同フェルールの先端面の一部
を前記光ファイバの端面と共に斜め研磨してなる接合端
面を備え、接合端面の垂直面に対する角度をα、傾斜面
の垂直面に対する角度をβとした場合にα≦βの関係を
満たすものである。
【0012】本件出願の第3の光コネクタは、前記第3
の光コネクタ用フェルールに光ファイバを挿入固定して
なる光コネクタであって、同フェルールの先端面の一部
を前記光ファイバの端面と共に斜め研磨してなる接合端
面を備え、その接合端面において前記光ファイバの軸線
と直交する平面と垂直面との間の距離をfとした場合に
f≦0.1mmの関係を満たすものである。
【0013】本件出願の第4の光コネクタは、前記第5
の光コネクタ用フェルールに光ファイバを挿入固定して
なる光コネクタであって、同フェルールの先端面の一部
を前記光ファイバの端面と共に斜め研磨してなる接合端
面を備え、ファイバ挿入孔の長手方向最前方に位置する
垂直面に対する接合端面の角度をα、同垂直面とこれに
隣接する他の垂直面との間の段差をd、ファイバ挿入孔
に挿入固定された光ファイバの軸線から前記フェルール
の外面までの距離をaとした場合に、d≧a×tanαの
関係を満たすものである。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の光コネク
タ用フェルールと光コネクタの実施形態の一例を図1及
び図2に基づいて説明する。
【0015】本実施形態に示す光コネクタ用フェルール
は、光ファイバが差込まれる差込み口の先に、同差込み
口から差込まれた光ファイバが挿入されるファイバ挿入
孔が形成され、ファイバ挿入孔の先に同挿入孔に挿入さ
れた光ファイバの端面が露出又は突出する先端面が形成
されている。
【0016】図1に示すように前記先端面1は、ファイ
バ挿入孔2の長手方向に対して垂直をなす垂直面3と、
同垂直面3に対して一定の角度をもつ傾斜面4とから構
成され、ファイバ挿入孔2は垂直面3に貫通し、同垂直
面3において開口している。
【0017】本実施形態に示す光コネクタは前記図1に
示す光コネクタ用フェルール10に光ファイバを挿入固
定したものである。この光コネクタは次のようにして組
立られる。図2(a)に示すように、前記光コネクタ用
フェルール10の差込み口(図示しない)から差込んだ
光ファイバ12を差込み口の先に形成されているファイ
バ挿入孔2に挿入し、その光ファイバ12の端面14を
フェルール10の先端面1(詳しくは垂直面3)よりも
外側に突出させる。次に、垂直面3から突出した光ファ
イバ12の端部16を接着剤18によって同垂直面3に
固定する。その後、図2(b)に示すように、先端面1
の一部(詳しくは垂直面3及び傾斜面4の一部)を垂直
面3から突出している光ファイバ12の端部16と共に
斜めに研磨して(図中の斜線部分を研磨して)、図2
(c)に示すように傾斜した接合端面20を形成する。
ここで、図2(d)に示すように、前記垂直面3(垂直
面3のうち、斜め研磨されていない部分)に対する接合
端面20の角度をα、傾斜面4の前記垂直面3(垂直面
3のうち、斜め研磨されていない部分)に対する角度を
βとした場合に、β≧αの関係を満たすように接合端面
20を形成することが好ましい。
【0018】光コネクタ用フェルール10の先端面1と
共に斜め研磨された光ファイバ12の端面14は前記接
合端面20より数ミクロン程度外側に突出させてある。
従って、当該光コネクタの接合端面20を他の光コネク
タの接合端面に接合させると、前記光ファイバ12の端
面14が他の光コネクタのそれに直接突き合されてPC
接続される。
【0019】(実施形態2)本発明の光コネクタ用フェ
ルールと光コネクタの実施形態の一例を図3及び図4に
基づいて説明する。本実施形態に示す光コネクタ用フェ
ルールの基本構成は前記実施形態1に示すものと同一で
ある。異なるのは、図3に示すように、ファイバ挿入孔
2が傾斜面4に貫通し、同傾斜面4において開口してい
ることである。
【0020】本実施形態に示す光コネクタは前記図3に
示す光コネクタ用フェルール10に光ファイバを挿入固
定したものである。この光コネクタは前記実施形態1に
示す光コネクタと同様にして組立られる。もっとも、本
実施形態に示す光コネクタでは、図4に示すように、フ
ェルール10の垂直面3(垂直面3のうち、斜め研磨さ
れていない部分)と、接合端面20において光ファイバ
12の軸線X−Xと直交する平面Yとの間の距離をfと
した場合に、f≦0.1mmの関係を満たすように接合端面
20を形成することが好ましい。
【0021】(実施形態3)本発明の光コネクタ用フェ
ルールと光コネクタの実施形態の一例を図5及び図6に
基づいて説明する。本実施形態に示す光コネクタ用フェ
ルールの基本構成は前記実施形態1に示すものと同一で
ある。異なるのは、図5に示すように、先端面1がファ
イバ挿入孔2の長手方向に対して垂直をなす2つの垂直
面3a、3bによって2段の階段状に形成されていること
である。尚、2つの垂直面3a、3bのうち、一方の垂直
面3aはファイバ挿入孔2の長手方向前方(ファイバ挿
入孔2への光ファイバ挿入方向前方)に位置し、他方の
垂直面3bは一方の垂直面3aよりも前記光ファイバ挿入
方向手前に位置している。尚、ファイバ挿入孔2は一方
の垂直面3aに貫通し、同垂直面3aにおいて開口してい
る。また、垂直面3a、3b間にはファイバ挿入孔2の長
手方向に対して平行をなす段差面28が存在する。
【0022】本実施形態に示す光コネクタは前記図5に
示す光コネクタ用フェルール10に光ファイバを挿入固
定したものである。この光コネクタは次のようにして組
立られる。図6(a)に示すように、前記光コネクタ用
フェルール10の差込み口(図示しない)から差込んだ
光ファイバ12を差込み口の先に形成されているファイ
バ挿入孔2に挿入し、その光ファイバ12の端面14を
フェルール10の先端面1(詳しくは一方の垂直面3
a)よりも外側に突出させる。次に、一方の垂直面3aか
ら突出した光ファイバ12の端部16を接着剤18によ
って同垂直面3aに固定する。その後、図6(b)に示
すように、フェルール10先端面1の一部(詳しくは一
方の垂直面3aの一部)をそこから突出している光ファ
イバ12の端部16と共に斜め研磨して(図中の斜線部
分を研磨して)、図6(c)に示すように傾斜した接合
端面20を形成する。ここで、図6(d)に示すよう
に、前記一方の垂直面3a(一方の垂直面3aのうち、斜
め研磨されていない部分)に対する接合端面20の角度
をα、2つの垂直面3a、3b間の段差(2つの垂直面3
a、3b間の距離)をd、ファイバ挿入孔2に挿入固定さ
れた光ファイバ12の軸線X−Xから他方の垂直面3b
に直交するフェルール10の外面22までの距離をaと
した場合に、d≧a×tanαの関係を満たすように前記
接合端面20を形成することが望ましい。他方の垂直面
3bに直交するフェルール10の外面22は幾つか存在
するが、ここでは軸線X−Xに対して鉛直方向に存在す
る外面22を意味する。
【0023】光コネクタ用フェルール10の先端面1と
共に斜め研磨された光ファイバ12の端面14は前記接
合端面20よりも数ミクロン程度外側に突出させてあ
る。従って、当該光コネクタの接合端面20を他の光コ
ネクタの接合端面に接合させると、前記光ファイバ12
の端面14が他の光コネクタのそれに直接突き合されて
PC接続される。
【0024】(実施形態4)本発明の光コネクタ用フェ
ルールと光コネクタの実施形態の一例を図7及び図8に
基づいて説明する。本実施形態に示す光コネクタ用フェ
ルールの基本構成は前記実施形態3に示すものと同一で
ある。異なるのは、図7に示すように、先端面1が3つ
の垂直面3a、3b、3cによって3段の階段状に形成さ
れていることである。図7に示すように、前記3つの垂
直面3a、3b、3cのうち、垂直面3aはファイバ挿入孔
2の長手方向最前方(ファイバ挿入孔2への光ファイバ
挿入方向最前方)に位置し、垂直面3bは垂直面3aより
も前記光ファイバ挿入方向後方に位置し、垂直面3cは
さらに後方に位置している。尚、ファイバ挿入孔2は前
記光ファイバ挿入方向最前方に位置する垂直面3aに貫
通し、同垂直面3aにおいて開口している。また、垂直
面3a、3b間にはファイバ挿入孔2の長手方向に対して
平行をなす段差面30が存在し、垂直面3b、3c間には
同様の段差面32が存在する。
【0025】本実施形態に示す光コネクタは前記図7に
示す光コネクタ用フェルール10に光ファイバを挿入固
定したものである。この光コネクタは前記実施形態3に
示す光コネクタと同様にして組立られる。もっとも、本
実施形態に示す光コネクタでは、図8に示すように、垂
直面3a(垂直面3aのうち、斜め研磨されていない部
分)に対する接合端面20の角度をα、垂直面3a、3b
間の段差(2つの垂直面3a、3b間の距離)をd1、垂
直面3b、3c間の段差(2つの垂直面3b、3c間の距
離)をd2、ファイバ挿入孔2に挿入固定された光ファ
イバ12の軸線X−Xから垂直面3b、3c間の段差面3
2までの距離をa1、同光ファイバ12の軸線X−Xか
ら垂直面3cに直交するフェルール10の外面22まで
の距離をa2とした場合に、d1≧a1×tanαの関係及び
2≧a2×tanαの関係を満たすように前記接合端面2
0を形成することが望ましい。尚、垂直面3cに直交す
るフェルール10の外面22は幾つか存在するが、ここ
では軸線X−Xに対して鉛直方向に存在する外面22を
意味する。
【0026】
【発明の効果】本発明の光コネクタ用フェルールは、そ
の先端面が垂直面と傾斜面によって形成されているか、
2以上の垂直面によって階段状に形成されている。従っ
て、光ファイバを挿入固定した後に先端面の一部を斜め
研磨するだけで、従来と同様の作用・効果を備えた斜面
コネクタを得ることができる。従って、先端面の研磨量
を可及的に少なくなり、研磨後のファイバ挿入孔の位置
精度が高くなる。この結果、ファイバ挿入孔に挿入固定
された光ファイバの位置精度が高い光コネクタを実現す
ることができる。特に、光ファイバの端面位置の精度が
向上するため、同端面のの突き当たり接続性(PC性)
が向上し、良好な光学特性を有する光コネクタを実現す
ることができる。また、フェルール先端面の研磨量が少
ないため、前記効果を有する光コネクタを従来に比べて
短時間で組立てることができる。
【0027】本発明の光コネクタは、前記効果を有する
光コネクタ用フェルールに光ファイバを挿入固定してな
るので、前記効果と同様の効果を有する。また、本発明
の光コネクタの接合端面は、フェルールの先端面の一部
を斜め研磨して形成されている。従って、フェルールの
先端面全面が接合端面となる従来の光コネクタに比べて
接合面積が小さくなり、接合端面の研磨精度による影響
を受け難い光コネクタとなる。
【0028】請求項2記載の光コネクタ用フェルールを
用いた請求項7記載の光コネクタは、接合端面の垂直面
に対する角度をα、傾斜面の垂直面に対する角度をβと
した場合にα≦βの関係を満たすので、フェルール先端
面の研磨量がより一層少なくなる。従って、前記効果が
より一層確実となる。
【0029】請求項3記載の光コネクタ用フェルールを
用いた請求項8記載の光コネクタは、接合端面において
挿通固定された光ファイバの軸線と直交する平面と垂直
面との間の距離をfとした場合にf≦0.1mmの関係を満
たすので、フェルール先端面の研磨量がより一層少なく
なる。従って、前記効果がより一層確実となる。
【0030】請求項5記載の光コネクタ用フェルールを
用いた請求項9記載の光コネクタは、ファイバ挿入孔の
長手方向最前方に位置する垂直面に対する接合端面の角
度をα、同垂直面とこれに隣接する他の垂直面との間の
段差をd、ファイバ挿入孔に挿入固定された光ファイバ
の軸線から前記フェルールの外面までの距離をaとした
場合に、d≧a×tanαの関係を満たすので、フェルー
ル先端面の研磨量がより一層少なくなる。従って、前記
効果がより一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に示す本発明の光コネクタ用フェル
ールの側面説明図。
【図2】(a)〜(c)は実施形態1に示す本発明の光
コネクタの組立工程を示す側面説明図、(d)は(c)
の部分拡大説明図。
【図3】実施形態2に示す本発明の光コネクタ用フェル
ールの側面説明図。
【図4】実施形態2に示す本発明の光コネクタの部分拡
大説明図。
【図5】実施形態3に示す本発明の光コネクタ用フェル
ールの側面説明図。
【図6】(a)〜(c)は実施形態3に示す本発明の光
コネクタの組立工程を示す側面説明図、(d)は(c)
の部分拡大説明図。
【図7】実施形態4に示す本発明の光コネクタ用フェル
ールの側面説明図。
【図8】実施形態4に示す本発明の光コネクタの側面説
明図。
【図9】従来の斜面コネクタの一例を示す説明斜視図。
【図10】(a)(b)は図9に示す斜面コネクタの組
立工程を示す側面説明図。
【図11】平面コネクタの組立工程を示す側面説明図。
【図12】光コネクタ用フェルールのファイバ挿入孔が
その長手方向に沿って傾斜していることを示す図であっ
て、(a)は側面説明図、(b)は平面説明図、(c)
は端面説明図、(d)は研磨後の側面説明図、(e)は
研磨後の端面説明図。
【図13】(a)(b)は接合端面の加工精度によって
光ファイバのPC性が影響を受けることを示す説明図。
【符号の説明】
1 フェルールの先端面 2 ファイバ挿入孔 3 垂直面 4 傾斜面 10 本発明の光コネクタ用フェルール 12 光ファイバ 14 光ファイバの端面 16 光ファイバの端部 18 接着剤 20 光コネクタの接合端面 22 フェルールの外面 28、30、32 段差面
フロントページの続き (72)発明者 木原 泰 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA01 QA14 QA20 QA23 QA29 QA49

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイバ挿入孔が貫通する先端面を備えた
    光コネクタ用フェルールにおいて、前記先端面は垂直面
    と、その垂直面に対して一定の角度をなす傾斜面とを備
    えていることを特徴とする光コネクタ用フェルール。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光コネクタにおいて、ファ
    イバ挿入孔が垂直面に貫通していることを特徴とする光
    コネクタ用フェルール。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光コネクタにおいて、ファ
    イバ挿入孔が傾斜面に貫通していることを特徴とする光
    コネクタ用フェルール。
  4. 【請求項4】ファイバ挿入孔が貫通する先端面を備えた
    光コネクタ用フェルールにおいて、前記先端面は2以上
    の垂直面によって階段状に形成されていることを特徴と
    する光コネクタ用フェルール。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光コネクタ用フェルールに
    おいて、ファイバ挿入孔がその長手方向最前方に位置す
    る垂直面に貫通していることを特徴とする光コネクタ用
    フェルール。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    光コネクタ用フェルールに光ファイバを挿入固定してな
    る光コネクタであって、同フェルールの先端面の一部を
    前記光ファイバの端面と共に斜め研磨してなる接合端面
    を備えていることを特徴とする光コネクタ。
  7. 【請求項7】請求項2記載の光コネクタ用フェルールに
    光ファイバを挿入固定してなる光コネクタであって、同
    フェルールの先端面の一部を前記光ファイバの端面と共
    に斜め研磨してなる接合端面を備え、接合端面の垂直面
    に対する角度をα、傾斜面の垂直面に対する角度をβと
    した場合にα≦βの関係を満たすことを特徴とする光コ
    ネクタ。
  8. 【請求項8】請求項3記載の光コネクタ用フェルールに
    光ファイバを挿入固定してなる光コネクタであって、同
    フェルールの先端面の一部を前記光ファイバの端面と共
    に斜め研磨してなる接合端面を備え、その接合端面にお
    いて前記光ファイバの軸線と直交する平面と垂直面との
    間の距離をfとした場合にf≦0.1mmの関係を満たすこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  9. 【請求項9】請求項5記載の光コネクタ用フェルールに
    光ファイバを挿入固定してなる光コネクタであって、同
    フェルールの先端面の一部を前記光ファイバの端面と共
    に斜め研磨してなる接合端面を備え、ファイバ挿入孔の
    長手方向最前方に位置する垂直面に対する接合端面の角
    度をα、同垂直面とこれに隣接する他の垂直面との間の
    段差をd、ファイバ挿入孔に挿入固定された光ファイバ
    の軸線から前記フェルールの外面までの距離をaとした
    場合に、d≧a×tanαの関係を満たすことを特徴とす
    る光コネクタ。
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