JP2002316536A - 自動車用サイドドア構造 - Google Patents

自動車用サイドドア構造

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JP2002316536A JP2001124335A JP2001124335A JP2002316536A JP 2002316536 A JP2002316536 A JP 2002316536A JP 2001124335 A JP2001124335 A JP 2001124335A JP 2001124335 A JP2001124335 A JP 2001124335A JP 2002316536 A JP2002316536 A JP 2002316536A
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/042Reinforcement elements
    • B60J5/0422Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires
    • B60J5/0423Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by position in the lower door structure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外側方からの衝撃荷重が作用した際、ドア本
体の車室内侵入を有効的に防止して、乗員への影響が回
避できる自動車用サイドドア構造を提供する。 【解決手段】 インナパネル15とアウタパネル11を
対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア
開口部2を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重な
るドア本体10を備え、ドア本体10内においてインナ
パネル15とアウタパネル11との間に掛け渡されると
共にインナパネル15及びアウタパネル11と協働して
ドア本体10の後端に沿って連続する中空状の閉断面形
状を形成する後側リンフォース31を備えると共に、ド
ア本体10内で前後方向に延在するサイドドアインパク
トビーム21の後端21aを後側リンフォース31に結
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアに関
し、特に外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際
に、該ドア本体の車室内への侵入を抑制し得る自動車用
サイドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のサイドドアは、上下に離
間して設けられた複数のヒンジによって車体に開閉自在
に取り付けられ、ドアロック機構によって閉状態に保つ
よう構成されている。
【0003】このようなサイドドアは、ドア本体の強度
を保つインナパネルとアウタパネルとを主要構成部材と
し、インナパネルとアウタパネルとの間にドアロック機
構やウインドレギュレータ等が配設されている。更に、
乗員の安全性を確保する目的でインナパネルとアウタパ
ネルとの間に略前後方向に沿ってサイドドアインパクト
ビームが配設され、このサイドドアインパクトビーム
は、外側方から衝撃荷重を受けた際に、ドア本体が変形
して車室内へ侵入するのを防止する強度部材として機能
する。
【0004】サイドドアインパクトビームを備えたサイ
ドドアとしては、例えば特開平6−255365号公報
に開示されるようにドア本体の前部に、ヒンジ(図示せ
ず)を有すると共に、下端部がドア開口部の下隅部に達
する縦ビームを配設し、この縦ビームの上部と下部に各
々前上がりに傾斜して延在する上部ビーム及び前下がり
に傾斜して延在する下部ビームの各前端を固定し、上側
ビーム及び下側ビームの後端をドアロック機構を囲むブ
ラケットと略同じ位置に固定されている。
【0005】また、特開平9ー86178号公報に開示
され、かつ図9に示すようにドア開口部111の下部に
断面略コ字形のリンフォース112を配置し、ドア本体
113に前後方向に延在して設けられたサイドドアイン
パクトビーム114の後端部の中心線114aがリンフ
ォース112より低い位置となるように配置したものが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−255
365号公報にあっては、上側ビーム及び下側ビームの
各前端が固定される縦ビームの下端部がドア開口部の下
隅部に達するように構成し、かつ上側ビーム及び下側ビ
ームの後端をドアロック機構を囲むブラケットと略同じ
位置に固定することから、外側方から上側ビーム及び下
側ビームに作用した衝撃荷重を縦ビーム及びブラケット
を介してドア開口部周縁の車体構成部材に分散伝達する
ことによって該部の車室内侵入が抑制されて乗員への影
響が回避乃至軽減される。
【0007】しかし、他車との接触による側方からの衝
撃荷重を受けることが比較的多いドア本体の下部範囲の
うち、シートに着座した乗員の比較的近傍となる後部に
外側方から衝撃荷重が作用した際には、その衝撃荷重に
よってドア本体の下部後部範囲が変形して、該部が車室
内侵入することが懸念される。
【0008】また、特開平9ー86178号公報におい
ては、ドア本体113に外側方から衝撃荷重が作用した
際に、サイドドアインパクトビーム114の後端がリン
フォース112の下部に係合することにより、外側方か
らの衝撃荷重によってドア本体113の下部範囲後部が
大きく変形して車室内に侵入するのを抑制することがで
きる。
【0009】しかし、ドア開口部111の下部に断面略
コ字形のリンフォース112を配置することから、ドア
開口部111の形状が複雑になり、かつドア開放時にこ
れらが露出して外観品質が低下すると共に、シートに着
座した乗員の比較的近傍となるドア本体113の後部で
サイドドアインパクトビーム124の後端より上方範囲
に衝撃荷重が作用した際、該部が衝撃荷重によって変形
して、車室内侵入することが懸念される。
【0010】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、ドア開放時の品質低下を招くことなく、外側方
からの衝撃荷重がドア本体に作用した際、ドア本体の車
室内侵入を有効的に防止して、乗員への影響が回避乃至
軽減できる安全性に優れた自動車用サイドドア構造を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車用サイドドア構造の発明は、車室側
となるインナパネルと、車体外側となるアウタパネルを
対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア
開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重なる
ドア本体を備えた自動車用サイドドア構造において、上
記ドア本体内においてインナパネルとアウタパネルとの
間に掛け渡されると共に上記インナパネル及びアウタパ
ネルと協働してドア本体の後端に沿って連続する中空状
の閉断面形状を形成する後側リンフォースを備えたこと
を特徴とする。
【0012】請求項1の発明によると、インナパネルと
アウタパネルとの間に後側リンホースを架設することに
よって、ドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断
面形状が形成されてドア本体の後部の剛性強度が広範囲
に亘って確保される。従って、外側方からドア本体に衝
撃荷重が作用した際、その衝撃荷重は剛性強度に優れた
ドア本体の後部の広範囲に分散伝達されてドア本体後部
の局部的な変形が抑制され、更にドア本体の後部の広範
囲から車体構成部材全体に荷重が分散伝達されると共
に、中空閉断面形状を構成する後部リンフォース、アウ
タパネル、インナパネルの変形によって効率的な衝撃エ
ネルギの吸収がもたらされてドア本体の車室内侵入を防
止することができる。また、ドア本体内に後側リンフォ
ースを配設する構成であることからドア開放時の品質低
下を回避することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1の自動
車用サイドドア構造において、更に、ドア本体内で前後
方向に延在するサイドドアインパクトビームを備え、該
サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフォ
ースに結合されたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明によると、前後方向に延在
するサイドドアインパクトビームの後端を、剛性強度が
確保された中空閉断面形状を形成する後側リンフォース
に結合することから、外側方からドア本体に衝撃荷重が
作用した際、サイドドアインパクトビームに入力された
衝撃荷重がドア本体の後部の広範囲に分散伝達され、ド
ア本体の後部から車体構成部材全体に分散伝達できると
共に、後部リンフォース、アウタパネル、インナパネル
の変形によって衝撃エネルギの吸収がもたらされてドア
本体の車室内侵入を有効的に防止することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、車室側となる内
側面部の前縁、下縁及び後縁に沿って各々前面部、下面
部、後面部が外方に折り曲げ形成されたインナパネル
と、車体外側となるアウタパネルとを対向配置して互い
の周縁を結合し、かつドア閉時にドア開口部を構成する
車体構成部材の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた
自動車用サイドドア構造において、上記ドア本体内にお
いて上記インナパネルの後面部と対向配置されて上記内
側面部とアウタパネルとの間に掛け渡されて上記インナ
パネル及びアウタパネルと協働してドア本体の後端に沿
って連続する中空状の閉断面形状を形成する後側リンフ
ォースを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の発明をより
具体的にしたものであって、インナパネルの後面部と対
向させてインナパネルの内側面部とアウタパネルとの間
に後側リンフォースを掛け渡してドア本体の後端に沿っ
て中空状の閉断面形状を形成することによってドア本体
の後端に沿って剛性強度が確保される。従って、請求項
1と同様に、外側方からの衝撃荷重をドア本体の後部の
広範囲に分散伝達して車体構成部材全体に有効的に分散
伝達できる。また、中空閉断面形状を構成する後部リン
フォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって
衝撃エネルギを効率的に吸収することができ、ドア本体
の車室内侵入を回避できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3の自動
車用サイドドア構造において、上記後側リンフォース
は、上記インナパネルの後面部と対向配置される帯状の
基部と、該基部の内側縁に沿って折曲形成されてインナ
パネルの内側面部に結合される内側フランジと、上記基
部の外側縁に沿って折曲されてアウタパネルに結合され
る外側フランジとを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項4の発明によると、後側リンフォー
スをインナパネルの後面部と対向する帯状の基部の内側
縁及び外側縁に沿って形成された内側フランジ及び外側
フランジを各々インナパネルの内側面部及びアウタパネ
ルに結合することによって、インナパネルの内側面部と
アウタパネルが結合され、外側方からドア本体1に過大
な衝撃荷重が作用して閉断面形状を形成するアウタパネ
ル、インナパネル及び後側リンフォースが大きく変形す
るような場合にでも、アウタパネルの変形による荷重が
後部リンフォースによって受け止められてアウタパネル
とインナパネルの結合部、例えばクリンチ部に直接的な
大きな荷重が作用することなく、アウタパネルとインナ
パネルの結合が維持され、アウタパネル、インナパネル
及び後側リンフォースによる閉断面形状を維持した状態
で各部材が変形することによって、各部材の急激な変形
が制限されて衝撃エネルギの吸収及び荷重の分散伝達が
確保できる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4の自動
車用サイドドア構造において、上記後側リンフォースの
外側フランジとアウタパネルとは接着剤により接着結合
されたことを特徴とする。
【0020】請求項5の発明よると、後側リンフォース
の外側フランジとアウタパネルとが接着剤によって接着
結合されることから、溶接結合等の場合と異なり後側リ
ンフォースとアウタパネルとの結合により発生するアウ
タパネルの歪みが回避でき外観品質の低下が回避でき
る。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5の自動車用サイドドア構造において、上記後側リンフ
ォースは、上記基部から突出して上記後面部と結合する
結合部を有することを特徴とする。
【0022】請求項6の発明によると、中空閉断面形状
を形成する後側リンフォースの基部とインナパネルの後
面部を結合することによって、更に中空閉断面形状の剛
性強度が確保され、より有効的な衝撃荷重の分散伝達及
び衝撃エネルギの吸収が可能になる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の
いずれかの自動車用サイドドア構造において、更に、ド
ア本体内で前後方向に延在するサイドドアインパクトビ
ームを備え、該サイドドアインパクトビームの後端が上
記後側リンフォースに結合されたことを特徴とする。
【0024】請求項7の発明によると、前後方向に延在
するサイドドアインパクトビームの後端を、剛性強度が
確保された中空閉断面形状を形成する後側リンフォース
に結合することによって、外側方からサイドドアインパ
クトビームに入力された衝撃荷重を剛性強度に優れたド
ア本体の後部の広範囲に分散伝達し、ドア本体の後部か
ら車体構成部材全体に分散伝達できると共に、後部リン
フォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって
衝撃エネルギの吸収が得られ、ドア本体の車室内侵入を
防止することができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項7の自動
車用サイドドア構造において、上記インナパネルの後面
部は、上記アウタパネルと対向する取付壁部を有し、上
記後側リンフォースの外側フランジの下部範囲が上記取
付壁部に接面して結合すると共に、該下部範囲にサイド
ドアインパクトビームの後端が結合されたことを特徴と
する。
【0026】請求項8の発明によると、インナパネルの
後面部に形成されたアウタパネルと対向する取付壁部に
接面して結合される後側リンフォースの外側フランジに
サイドドアインパクトビームの後端を結合することか
ら、サイドドアインパクトビームに外側方から作用する
衝撃荷重を中空閉断面形状を形成する後側リンフォー
ス、インナパネル、アウタパネル等に確実に伝達するこ
とができ、有効的にドア本体後部から車体構成部材全体
に分散伝達できると共に、衝撃エネルギの吸収ができ
る。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8の自動車用サイドドア構造において、上記サイドドア
インパクトビームの後端は、該サイドドアインパクトビ
ームの延在方向と交差する方向に延在するブラケットを
介在して後側リンフォースに結合されたことを特徴とす
る。
【0028】請求項9の発明によると、サイドドアイン
パクトビームの後端を、サイドドアインパクトビームの
延在方向と交差する方向に延在するブラケットを介在し
て後側リンフォースに結合することから、サイドドアイ
ンパクトビームからの衝撃荷重を分散して後側リンフォ
ースの広範囲に伝達でき、かつ衝撃荷重によってサイド
ドアインパクトビームの後端が上下方向のいずれかに変
移する挙動を有効的に抑制することができ、サイドドア
インパクトビームの後端から後側リンフォースの所期設
定位置に衝撃荷重を伝達することができる。
【0029】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかの自動車用サイドドア構造において、上記ドア本体
は、前部がヒンジを介して車体構成部材に支持され、後
側リンフォースの近傍にドアロック機構が配設されたこ
とを特徴とする。
【0030】請求項10の発明によると、ドアロック機
構が中空閉断面形状を形成する後側リンフォースの近傍
に配設されることから、外側方からドア本体に衝撃荷重
が作用した際、ドア本体の後部に配設したドアロック機
構によってドア本体の後部の挙動が阻止され衝撃荷重を
確実にドア本体の後部から車体構成部材に荷重伝達する
ことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車用サイ
ドドア構造の実施の形態を、サイドドアがリヤドアの場
合を例に図1乃至7によって説明する。なお、図中矢印
Fは車体前方方向、矢印OUTは外側方向、矢印UPは
上方方向を示している。
【0032】図1は、本実施の形態によるサイドドア構
造が適用される自動車の側面図であり、図2はリヤドア
のドア本体10の概要とシートに着座した乗員Mとの位
置関係を示す側面図である。
【0033】リヤドアのドア本体10は、車体1の側面
に開口するドア開口部2を構成する車体構成部材であ
り、剛性強度に優れたセンタピラ3との間に架設された
上下2個のヒンジ(図示せず)によって前部が支持され
て、後端近傍に設けられたドアロック機構(図示せず)
によって閉鎖位置に保持される。ドア開口部2の後側下
部は車体構成部材で剛性強度に優れたクォータパネル5
の前部によって構成されており、クォータパネル5には
ドア開口部2内へ突出した突出部6が形成されている。
ドア閉時に突出部6の車幅方向外側にドア本体10の後
端部が重なるように位置している。なお、図2において
A点は、閉鎖時におけるドア本体10に設けられたドア
ロック機構のラッチと、車体1に設けられたストライカ
の噛合位置を示している。
【0034】ドア本体10は、図3、図4、図5に各々
図2のI−I、II−II、III−III線断面を示
すように、略平板状で外周に沿ってフランジ11aが形
成されたアウタパネル11と、インナパネル15を有し
ている。
【0035】インナパネル15は、車室側となる略平面
状の内側面部16と、内側面部16の前縁、下縁及び後
縁に沿って外方に折曲げられた前面部、下面部(共に図
示せず)及び後面部17が形成され、前面部、下面部、
下面部及び後面部17の各外周縁に沿ってアウタパネル
11と対向するフランジ15aが折曲形成されている。
特に後面部17はクォータパネル5によって形成された
突出部6との整合性を確保するため内側面部16から外
方に折曲形成された内側壁部17aと、内側壁部17a
の内縁から後方に折曲形成されてアウタパネル11と対
向する取付壁部17bと、取付壁部17bの後端から外
方に折り曲げられた外側壁部17cによって段状に形成
され、取付壁部17bの前後方向の幅が下方から上方に
移行するに従って次第に減少し、突出部6と重なる幅が
減少している。
【0036】アウタパネル11とインナパネル15の内
側面部16を対向配置してインナパネル15のフランジ
15aをアウタパネル11に接面させ、かつインナパネ
ル15のフランジ15aを挟むようにアウタパネル11
のフランジ11aを折り曲げて互いにクリンチングして
結合することによってインナパネル11とアウタパネル
15との間に空間Sが形成されたドア本体10が形成さ
れる。なお、符号18は、内側壁部17aと取付壁部1
7bとの連続部に沿って取り付けられ、ドア閉時にクォ
ータパネル5の突出部6に先端が当接して水密性を確保
するウエザーストリップである。
【0037】アウタパネル11とインナパネル15によ
って形成された空間S内には、前側リンフォース23及
び後側リンフォース31によって支持されたサイドドア
インパクトビーム21が配設されている。この空間S内
には、その他にウインドガラス、ドアロック機構、ウイ
ンドレギュレータ等の艤装部品(図示せず)を備えてい
るが、これらは本発明と直接的な関係がないのでこれら
の説明は省略する。
【0038】サイドドアインパクトビーム21は、パイ
プ状の部材を略前後方向に延在してアウタパネル11の
内面に沿って後端21aが前端21bよりも低く全体と
して後ろ下がりに傾斜して延在し、前端21bがヒンジ
近傍において上下方向に延在する前側リンフォース23
に溶接等によって連結されてインナパネル11の前端近
傍に取付支持されている。
【0039】一方サイドドアインパクトビーム21の後
端21aは、ドア本体10の下部後端近傍まで延在して
アウタパネル11とインナパネル15の後面部17を形
成する取付壁部17bとの間にまで達し、ブラケット2
5を介して後側リンフォース31と共に取付壁部17b
に溶接等によって結合されている。ブラッケト25は断
面略コ字形でサイドドアインパクトビーム21の延在方
向と交差する方向に延在し、後側リンフォース31と広
範囲で接面することによってサイドドアインパクトビー
ム21からの衝撃荷重を後側リンフォース31の広範囲
に分散伝達可能に構成されている。
【0040】この後側リンフォース31は、図2乃至図
5及び図6に要部斜視図を示し、かつ図6に図2におけ
る各I−I、II−II、III−III線断面に対応
する断面を各々仮想線I、II、IIIで示すように、
ドア本体10の後部において下端がドア本体10内の略
下端から上端がドアロック機構の近傍となるように略側
面視状態で略突出部6の先端に沿うように延在してイン
ナパネル11の後面部17と対向する帯状の基部32を
有している。この基部32の下部範囲は図3に示すよう
にインナパネル15の内側面部16と取付壁部17bに
掛け渡される幅であって、中部範囲から上部範囲に亘っ
ては図4及び図5等に示すようにインナパネル15の内
側面部16とアウタパネル11に掛け渡される幅であ
り、中部範囲は後方には滑らかに膨出して内側壁部17
aの取付壁部17b近傍に接面して溶接結合される結合
部32aが形成されている。
【0041】更に、後側リンフォース31は、基部32
の内側縁に沿って前方に折曲されてインナパネル15の
内側面部16に溶接結合される内側フランジ33が形成
されている。
【0042】一方、基部32の外側縁に沿って後方に折
曲された外側フランジ34が形成されている。外側フラ
ンジ34は、その下部範囲が図3に示すようにサイドド
アインパクトビーム21の後端21aに溶接結合された
断面略コ字状のブラケット25と共にインナパネル15
の取付壁部17bに溶接結合され、かつ下部範囲から滑
らかに連続形成された中部範囲及び上部範囲が図4及び
図5に示すようにアウタパネル11に接着剤35によっ
て接着固定されている。アウタパネル11と後側リンフ
ォース31の結合を、接着剤35によって接着固定する
ことによって、溶接等によって結合する場合と異なり、
アウタパネル11に歪が発生することなくドア本体10
の外観品質に影響を及ぼすことが回避できる。
【0043】従ってドア本体10の後部にアウタパネル
11と、インナパネル15と、後側リンフォース31の
協働によってドア本体10の後端に沿って後部下端から
ドアロック機構の近傍に亘って連続する剛性強度に優れ
た中空状の閉断面形状が形成される。しかも後側リンフ
ォース31の基部32に膨出形成された結合部32aが
インナパネル15の後面部17と結合されてより中空断
面形状の変形が拘束される。即ち、インパクトビーム2
1の後端21aが支持されるドア本体10の後部下端か
らドアロック機構近傍に連続する広範囲に亘ってドア本
体10の後端に沿って中空状の閉断面形状が形成されて
ドア本体10の後部の剛性強度が確保される。
【0044】また、アウタパネル11と、インナパネル
15と、後側リンフォース31によって中空状の閉断面
形状に形成されたドア本体10の後部は、クォータパネ
ル5によってドア開口部2の内側へ突出するように形成
された突出部6と対向配置されている。従って、外側方
からドア本体10に衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷
重はサイドドアインパクトビーム21の前端21bに結
合された前側リンフォース23及びヒンジを介してセン
タピラ3に伝達される。
【0045】一方、サイドドアインパクトビーム21の
後端21aからブラケット25を介して後側リンフォー
ス31、アウタパネル11及びインナパネル15によっ
て閉断面形状に形成されて剛性強度に優れたドア本体1
0の後部の広範囲に分散伝達されてドア本体10の局部
的な変形が抑制され、更にドア本体10の後部の広範囲
から突出部6の広範囲に伝達されて、車体構成部材全体
に有効的に分散伝達される。この際、インナパネル15
の後面部17に形成されたアウタパネル11と対向する
取付壁部17bに接面して結合される後側リンフォース
31の外側フランジ34にサイドドアインパクトビーム
21の後端21aが結合することから、サイドドアイン
パクトビーム21に外側方から作用する衝撃荷重を中空
閉断面形状を形成する後側リンフォース31、インナパ
ネル15、アウタパネル11等に確実に伝達することが
できる。また閉断面形状を構成する後部リンフォース3
1、アウタパネル15及びインナパネル15の変形によ
って衝撃エネルギの吸収が得られることと相俟ってドア
本体10の後部範囲が車室内に侵入することを有効的に
防止することができ、乗員への影響が回避乃至軽減でき
る。
【0046】なお、この外側方からドア本体10に衝撃
荷重が作用した際、ドア本体10の後部に配設したドア
ロック機構のラッチと車体本体に設けられたストライカ
の係合が維持されることからドア本体10の後部の移動
が阻止され衝撃荷重を確実にドア本体10の後部から突
出部6へ伝達される。
【0047】また、特に、ドア本体10の後部範囲に外
側方から衝撃荷重が作用して際にも、その衝撃荷重はア
ウタパネル11、インナパネル15及び後側リンフォー
ス31によって閉断面形状に形成されて剛性強度に優れ
たドア本体10の後部の広範囲に分散伝達されると共に
閉断面形状を構成する後部リンフォース31、アウタパ
ネル11及びインナパネル15の変形によって衝撃エネ
ルギの吸収が得られる。更にドア本体10の後部の広範
囲から突出部6に有効的に分散伝達されると共に、衝撃
荷重の一部はサイドドアインパクトビーム21を介して
前端21bから前側リンフォース23及びヒンジを介し
てセンタピラ3にも分散伝達されて車体全体に有効的に
分散伝達され、ドア本体10の車室内侵入が防止され、
乗員への影響が回避乃至軽減できる。
【0048】更に、サイドドアインパクトビーム21の
後端21aが、サイドドアインパクトビーム21の延在
方向と交差する方向に延在するブラケット25を介して
後側リンフォース31に結合することから、衝撃荷重に
よってサイドドアインパクトビーム21の後端21aが
上下方向のいずれかに変移する挙動を有効的に抑制する
ことができる。この結果、予めサイドドアインパクトビ
ーム21の後端21aからの衝撃荷重の伝達状態を予測
することが可能になり、サイドドアインパクトビーム2
1の後端21aから後側リンフォース31の所期設定位
置に衝撃荷重を伝達することができ、有効的な対策を施
した車体設計が行える。
【0049】また、外側方からドア本体10に過大な衝
撃荷重が作用して閉断面形状を形成するアウタパネル1
1、インナパネル15及び後側リンフォース31が、例
えば、図7の(a)から(b)に示すように大きく変形
するような場合にでも、後側リンフォース31の外側フ
ランジ34とアウタパネル11が接着剤35によって接
着固定され、かつ後側リンフォース31の結合部32a
とインナパネル15の後面部17が結合されることか
ら、この衝撃荷重によるドア本体10の変形過程におい
て接着部には、アウタパネル11の変形によって略前方
方向の剪断荷重が作用するものの、アウタパネル11と
インナパネル15のクリンチ部Bには直接的な大きな荷
重が作用することなく、アウタパネル11とインナパネ
ル15とのクランチ結合状態が維持され、アウタパネル
11、インナパネル15及び後側リンフォース31によ
る閉断面形状を維持した状態で各部材が変形することか
ら各部材の急激な変形が制限されて有効的な衝撃エネル
ギの吸収及び荷重の分散伝達が確保できる。
【0050】仮に、図8の(a)に示すように後側リン
フォース31の外側フランジ34とアウタパネル11と
が接着されることなく接面或いは当接せしめた構造の場
合には、ドア本体10の後部が大きく変形するような外
側方から過大な荷重が作用した際に、アウタパネル11
の大きな変形に伴ってアウタパネル11の後端に形成さ
れたクリンチ部Bに直接的な衝撃荷重が作用し、クリン
チ部Bが(b)に示すように前方に引き起こされ、
(c)及び(d)に示すようにアウタパネル11のフラ
ンジ11aとインナパネル15のフランジ15aによる
クリンチ部Bが開口してアウタパネル11、インナパネ
ル15及び後側リンフォース31による閉断面形状の維
持が困難になり、ドア本体10の後部の剛性が急激に低
下して衝撃エネルギの吸収に影響を及ぼし、かつ有効的
な荷重分散伝達が妨げられることがある。
【0051】従って、以上説明した本実施の形態の自動
車用ドア構造によると、ドア本体10に後側リンフォー
ス31を配設してアウタパネル11、インナパネル15
と協働してドア本体10の後端に沿って連続する剛性強
度に優れた中空閉断面形状を形成し、該部にブラケット
25を介してサイドドアインパクトビーム21の後端2
1aを結合することによって、外側方からドア本体1に
衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重をサイドドアイン
パクトビーム21の後端21aからブラケット23を介
して中空閉断面形状で剛性強度に優れたドア本体10の
後部の広範囲に分散伝達することが可能になり、ドア本
体10の局部的な変形が抑制され、車体構成部材全体に
有効的に荷重分散伝達すると共に、閉断面形状を構成す
る後部リンフォース31、アウタパネル15及びインナ
パネル15の有効的な変形によって衝撃エネルギの吸収
がもたらされる。この結果、ドア本体10の後部範囲が
車室内に侵入することが防止され、乗員への影響が回避
乃至軽減でき安全性が確保される。
【0052】また、ドア本体10内に後側リンフォース
31を配設してドア本体10の後部に連続する中空閉断
面形状を形成する構成であることから、ドア開放時の品
質低下を招くことなく、かつ従来のドア本体を大きく変
更する必要がなく製造コストの増大抑制することができ
る。
【0053】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、上記実施の形態ではサイドドアの
例としてリヤドアについて説明したがフロントドアに本
発明を適用することも可能であり、また、上記実施の形
態では後側リンフォース31の外側フランジ34とアウ
タパネル11の接着結合に代えて、スポット溶接等によ
って結合することも可能である。この場合アウタパネル
11に溶接による歪みが発生して外観品質に影響を及ぼ
すことが懸念されることから、アウタパネル11の歪み
発生部分を覆う意匠部品等を配設する等の処置を施すこ
とが好ましい。
【0054】
【発明の効果】以上説明した本発明の自動車用サイドド
ア構造によると、インナパネルとアウタパネルとの間に
後側リンホースを架設してドア本体の後端に沿って連続
する中空状の閉断面形状が形成することから、ドア本体
の後部の剛性強度が確保され、外側方からドア本体に衝
撃荷重が作用した際、その衝撃荷重がドア本体の後部の
広範囲に分散伝達されてドア本体の局部的な変形が抑制
され、更にドア本体の後部から車体構成部材全体に有効
的に分散伝達されると共に、中空閉断面形状を構成する
後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形
によって衝撃エネルギの吸収が確保されてドア本体の車
室内侵入を防止することができる。また、ドア本体内に
後側リンフォースを配設する構成であることからドア開
放時の品質低下を回避することができる。
【0055】更に、前後方向に延在するサイドドアイン
パクトビームの後端を、剛性強度が確保された中空閉断
面形状を形成する後側リンフォースに結合することによ
って、サイドドアインパクトビームに入力された衝撃荷
重をドア本体の後部から車体構成部材全体に有効的に分
散伝達でき、ドア本体の車室内侵入を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用サイドドア構造の概要を
示す自動車の側面図である。
【図2】同じく、ドア本体とシートに着座した乗員との
位置関係を示す側面図である。
【図3】同じく、図2のI−I線断面図である。
【図4】同じく、図2のII−II線断面図である。
【図5】同じく、図2のIII−III線断面図であ
る。
【図6】同じく、後側リンフォースの要部斜視図であ
る。
【図7】同じく、側方から衝撃荷重が作用した際のドア
本体の変形状態を示す説明図である。
【図8】同じく、側方から衝撃荷重が作用した際のドア
本体の変形状態を示す説明図である。
【図9】従来の自動車用ドア構造の概要を示す車体側面
図である。
【符号の説明】
1 車体 2 ドア開口部 3 センタピラ(車体構成部材) 5 クォータパネル(車体構成部材) 6 突出部(車体構成部材) 10 ドア本体 11a フランジ 11 アウタパネル 15 インナパネル 15a フランジ 16 内側面部 17 後面部 17b 取付壁部 21 サイドドアインパクトビーム 21a 後端 21b 前端 23 ブラケット 25 前側リンフォース 31 後側リンフォース 32 基部 32a 結合部 33 内側フランジ 35 接着剤 34 外側フランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室側となるインナパネルと、車体外側
    となるアウタパネルを対向配置して互いの周縁を結合
    し、かつドア閉時にドア開口部を構成する車体構成部材
    の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた自動車用サイ
    ドドア構造において、 上記ドア本体内においてインナパネルとアウタパネルと
    の間に掛け渡されると共に上記インナパネル及びアウタ
    パネルと協働してドア本体の後端に沿って連続する中空
    状の閉断面形状を形成する後側リンフォースを備えたこ
    とを特徴とする自動車用サイドドア構造。
  2. 【請求項2】 更に、ドア本体内で前後方向に延在する
    サイドドアインパクトビームを備え、 該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフ
    ォースに結合されたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動車用サイドドア構造。
  3. 【請求項3】 車室側となる内側面部の前縁、下縁及び
    後縁に沿って各々前面部、下面部、後面部が外方に折り
    曲げ形成されたインナパネルと、車体外側となるアウタ
    パネルとを対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア
    閉時にドア開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外
    側に重なるドア本体を備えた自動車用サイドドア構造に
    おいて、 上記ドア本体内において上記インナパネルの後面部と対
    向配置されて上記内側面部とアウタパネルとの間に掛け
    渡されて上記インナパネル及びアウタパネルと協働して
    ドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断面形状を
    形成する後側リンフォースを備えたことを特徴とする自
    動車用サイドドア構造。
  4. 【請求項4】 上記後側リンフォースは、 上記インナパネルの後面部と対向配置される帯状の基部
    と、 該基部の内側縁に沿って折曲形成されてインナパネルの
    内側面部に結合される内側フランジと、 上記基部の外側縁に沿って折曲されてアウタパネルに結
    合される外側フランジとを備えたことを特徴とする請求
    項3に記載の自動車用サイドドア構造。
  5. 【請求項5】 上記後側リンフォースの外側フランジと
    アウタパネルとは接着剤により接着結合されたことを特
    徴とする請求項4に記載の自動車用サイドドア構造。
  6. 【請求項6】 上記後側リンフォースは、上記基部から
    突出して上記後面部と結合する結合部を有することを特
    徴とする請求項4または5に記載の自動車用サイドドア
    構造。
  7. 【請求項7】 更に、ドア本体内で前後方向に延在する
    サイドドアインパクトビームを備え、 該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフ
    ォースに結合されたことを特徴とする請求項3〜6のい
    ずれかに記載の自動車用サイドドア構造。
  8. 【請求項8】 上記インナパネルの後面部は、上記アウ
    タパネルと対向する取付壁部を有し、 上記後側リンフォースの外側フランジの下部範囲が上記
    取付壁部に接面して結合すると共に、該下部範囲にサイ
    ドドアインパクトビームの後端が結合されたことを特徴
    とする請求項7に記載の自動車用サイドドア構造。
  9. 【請求項9】 上記サイドドアインパクトビームの後端
    は、該サイドドアインパクトビームの延在方向と交差す
    る方向に延在するブラケットを介在して後側リンフォー
    スに結合されたことを特徴とする請求項7または8に記
    載の自動車用サイドドア構造。
  10. 【請求項10】 上記ドア本体は、前部がヒンジを介し
    て車体構成部材に支持され、後側リンフォースの近傍に
    ドアロック機構が配設されたことを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の自動車用サイドドア構造。
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