JPH05301522A - 自動車用ドアの補強構造 - Google Patents
自動車用ドアの補強構造Info
- Publication number
- JPH05301522A JPH05301522A JP13152192A JP13152192A JPH05301522A JP H05301522 A JPH05301522 A JP H05301522A JP 13152192 A JP13152192 A JP 13152192A JP 13152192 A JP13152192 A JP 13152192A JP H05301522 A JPH05301522 A JP H05301522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- panel
- impact beam
- side impact
- door panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サイドプロテクションモールを兼ねるサイド
インパクトビームをドアパネル外面に設けて、取付作業
の向上およびコストダウンを図る。 【構成】 ドアパネル1の外面に、サイドプロテクショ
ンモールを兼ねるインパクトビーム8を装着して、ドア
パネル1内面のスペースを確保する。
インパクトビームをドアパネル外面に設けて、取付作業
の向上およびコストダウンを図る。 【構成】 ドアパネル1の外面に、サイドプロテクショ
ンモールを兼ねるインパクトビーム8を装着して、ドア
パネル1内面のスペースを確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアの補強構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアのアウタパネルは、パネル
として用いる鉄板が面積の割に薄い為、特に、アウタパ
ネル側ベルトライン部の剛性不足を生じ易い。
として用いる鉄板が面積の割に薄い為、特に、アウタパ
ネル側ベルトライン部の剛性不足を生じ易い。
【0003】そこで、図5および図6に示すように、ド
アパネル100を構成するアウタパネル101とインナ
パネル102との間に、前後方向のサイドインパクトビ
ーム103を入れて補強するようにした補強構造が採用
されている。一方、アウタパネル101外面にはサイド
プロテクションモール104を取付けて、ドアパネル1
00外面の装飾と保護を図るようにしたものがある。
アパネル100を構成するアウタパネル101とインナ
パネル102との間に、前後方向のサイドインパクトビ
ーム103を入れて補強するようにした補強構造が採用
されている。一方、アウタパネル101外面にはサイド
プロテクションモール104を取付けて、ドアパネル1
00外面の装飾と保護を図るようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイド
インパクトビーム103をドアパネル100の内側に設
けるのでドアパネル100内のレイアウトに制約があ
り、ドアパネル100内のウィンドガラス105の移動
スペースおよびドアパネル100の開閉装置の取付スペ
ースを確保すると、サイドインパクトビーム103の取
付作業が困難であった。また、サイドインパクトビーム
103とサイドプロテクションモール104の両方を取
付けると、コストがかかり、かつ取付工数および部品点
数も多くなり、重量の増大を来していた。
インパクトビーム103をドアパネル100の内側に設
けるのでドアパネル100内のレイアウトに制約があ
り、ドアパネル100内のウィンドガラス105の移動
スペースおよびドアパネル100の開閉装置の取付スペ
ースを確保すると、サイドインパクトビーム103の取
付作業が困難であった。また、サイドインパクトビーム
103とサイドプロテクションモール104の両方を取
付けると、コストがかかり、かつ取付工数および部品点
数も多くなり、重量の増大を来していた。
【0005】本発明は上記課題を解決し、コストの低減
を図り、かつドアパネル内部のレイアウトの向上を図る
ことができる自動車用ドアの補強構造を提供することを
目的とする。
を図り、かつドアパネル内部のレイアウトの向上を図る
ことができる自動車用ドアの補強構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し、ドアパネルの外面に、サイドプロテクションモール
を兼ねるインパクトビームを装着したことにある。
し、ドアパネルの外面に、サイドプロテクションモール
を兼ねるインパクトビームを装着したことにある。
【0007】
【作 用】ドアパネル外面にサイドプロテクションモー
ルを兼ねるサイドインパクトビームを取付ける。ドアパ
ネルの外面なので、サイドインパクトビームの取付けが
容易である。
ルを兼ねるサイドインパクトビームを取付ける。ドアパ
ネルの外面なので、サイドインパクトビームの取付けが
容易である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
【0009】図1ないし図4において、ドアパネル1は
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3で構成され、
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3相互間に、ウ
ィンドガラス4が昇降されるものである。
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3で構成され、
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3相互間に、ウ
ィンドガラス4が昇降されるものである。
【0010】ドアパネル1の前部の内面には、ドアヒン
ジ5を取付けるためのヒンジガセット6が溶接され、後
部の内面にはストライカガセット7が溶接されている。
ジ5を取付けるためのヒンジガセット6が溶接され、後
部の内面にはストライカガセット7が溶接されている。
【0011】上記ドアパネル1の外面には、サイドイン
パクトビーム8が車体の前後方向に沿って配設され、こ
のサイドインパクトビームは、剛性の高い鋼管または鋼
板を用いてこれに表面処理を施すことでプロテクション
モールとしての機能を持たせたものである。
パクトビーム8が車体の前後方向に沿って配設され、こ
のサイドインパクトビームは、剛性の高い鋼管または鋼
板を用いてこれに表面処理を施すことでプロテクション
モールとしての機能を持たせたものである。
【0012】このサイドインパクトビーム8は両端部を
偏平にしてボルト9およびナット9aを介してドアアウ
タパネル2に螺着されている。ドアアウタパネル2の裏
面には、インパクトビームブラケット10が溶接され、
このインパクトビームブラケット10とドアアウタパネ
ル2に上記ボルト9を挿通するボルト穴11が形成され
ている。ボルト9を螺着するナット9aはインパクトビ
ームブラケット10に予め溶着してある。
偏平にしてボルト9およびナット9aを介してドアアウ
タパネル2に螺着されている。ドアアウタパネル2の裏
面には、インパクトビームブラケット10が溶接され、
このインパクトビームブラケット10とドアアウタパネ
ル2に上記ボルト9を挿通するボルト穴11が形成され
ている。ボルト9を螺着するナット9aはインパクトビ
ームブラケット10に予め溶着してある。
【0013】上記サイドインパクトビーム8の両端部に
は、キャップ12が装着されており、ボルト9が表面に
露出するのを防止している。このキャップ12は裏面に
舌片12aが突設されており、この舌片12aをボルト
頭部9bに係合して抜けが防止されている。
は、キャップ12が装着されており、ボルト9が表面に
露出するのを防止している。このキャップ12は裏面に
舌片12aが突設されており、この舌片12aをボルト
頭部9bに係合して抜けが防止されている。
【0014】上記構成によると、サイドインパクトビー
ム8をドアパネル1の外面に配設するので、サイドイン
パクトビーム8の取付けが容易である。サイドインパク
トビーム8は表面処理等によってプロテクションモール
を兼ねるので外観を損なうことがない。
ム8をドアパネル1の外面に配設するので、サイドイン
パクトビーム8の取付けが容易である。サイドインパク
トビーム8は表面処理等によってプロテクションモール
を兼ねるので外観を損なうことがない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用ドアの補強構造によれば、ドアパネルの外面にサイド
プロテクションモールを兼ねるインパクトビームを装着
したので、インパクトビームの取付けが容易で、かつド
アパネル内部のレイアウトの自由度が増加する。また、
インパクトビームはサイドプロテクションモールも兼ね
るので、外観を損ねることがない。
用ドアの補強構造によれば、ドアパネルの外面にサイド
プロテクションモールを兼ねるインパクトビームを装着
したので、インパクトビームの取付けが容易で、かつド
アパネル内部のレイアウトの自由度が増加する。また、
インパクトビームはサイドプロテクションモールも兼ね
るので、外観を損ねることがない。
【図1】自動車用ドアの補強構造を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1のA−A線断面図である。(b)
はキャップ装着状態での図1のB−B線断面図である。
はキャップ装着状態での図1のB−B線断面図である。
【図3】図1のC−C線断面図である。
【図4】図2(b)のX部拡大図である。
【図5】自動車の車体を示す概念図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
1 ドアパネル 2 ドアアウタパネル 3 ドアインナパネル 8 サイドインパクトビーム 9 ボルト 10 インパクトビームブラケット 12 キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアパネルの外面に、サイドプロテクシ
ョンモールを兼ねるインパクトビームを装着したことを
特徴とする自動車用ドアの補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13152192A JPH05301522A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車用ドアの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13152192A JPH05301522A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車用ドアの補強構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05301522A true JPH05301522A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15060004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13152192A Pending JPH05301522A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車用ドアの補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05301522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6612639B2 (en) * | 2001-04-23 | 2003-09-02 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Side door structure for vehicle |
JP2007125976A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Toyota Motor Corp | 車両用ドア構造 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13152192A patent/JPH05301522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6612639B2 (en) * | 2001-04-23 | 2003-09-02 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Side door structure for vehicle |
JP2007125976A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Toyota Motor Corp | 車両用ドア構造 |
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