JP4731716B2 - 自動車用サイドドア構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ドアに関し、特に外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際に、該ドア本体の車室内への侵入を抑制し得る自動車用サイドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車のサイドドアは、上下に離間して設けられた複数のヒンジによって車体に開閉自在に取り付けられ、ドアロック機構によって閉状態に保つよう構成されている。
【0003】
このようなサイドドアは、ドア本体の強度を保つインナパネルとアウタパネルとを主要構成部材とし、インナパネルとアウタパネルとの間にドアロック機構やウインドレギュレータ等が配設されている。更に、乗員の安全性を確保する目的でインナパネルとアウタパネルとの間に略前後方向に沿ってサイドドアインパクトビームが配設され、このサイドドアインパクトビームは、外側方から衝撃荷重を受けた際に、ドア本体が変形して車室内へ侵入するのを防止する強度部材として機能する。
【0004】
サイドドアインパクトビームを備えたサイドドアとしては、例えば特開平6−255365号公報に開示されるようにドア本体の前部に、ヒンジ(図示せず)を有すると共に、下端部がドア開口部の下隅部に達する縦ビームを配設し、この縦ビームの上部と下部に各々前上がりに傾斜して延在する上部ビーム及び前下がりに傾斜して延在する下部ビームの各前端を固定し、上側ビーム及び下側ビームの後端をドアロック機構を囲むブラケットと略同じ位置に固定されている。
【0005】
また、特開平9ー86178号公報に開示され、かつ図9に示すようにドア開口部111の下部に断面略コ字形のリンフォース112を配置し、ドア本体113に前後方向に延在して設けられたサイドドアインパクトビーム114の後端部の中心線114aがリンフォース112より低い位置となるように配置したものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平6−255365号公報にあっては、上側ビーム及び下側ビームの各前端が固定される縦ビームの下端部がドア開口部の下隅部に達するように構成し、かつ上側ビーム及び下側ビームの後端をドアロック機構を囲むブラケットと略同じ位置に固定することから、外側方から上側ビーム及び下側ビームに作用した衝撃荷重を縦ビーム及びブラケットを介してドア開口部周縁の車体構成部材に分散伝達することによって該部の車室内侵入が抑制されて乗員への影響が回避乃至軽減される。
【0007】
しかし、他車との接触による側方からの衝撃荷重を受けることが比較的多いドア本体の下部範囲のうち、シートに着座した乗員の比較的近傍となる後部に外側方から衝撃荷重が作用した際には、その衝撃荷重によってドア本体の下部後部範囲が変形して、該部が車室内侵入することが懸念される。
【0008】
また、特開平9ー86178号公報においては、ドア本体113に外側方から衝撃荷重が作用した際に、サイドドアインパクトビーム114の後端がリンフォース112の下部に係合することにより、外側方からの衝撃荷重によってドア本体113の下部範囲後部が大きく変形して車室内に侵入するのを抑制することができる。
【0009】
しかし、ドア開口部111の下部に断面略コ字形のリンフォース112を配置することから、ドア開口部111の形状が複雑になり、かつドア開放時にこれらが露出して外観品質が低下すると共に、シートに着座した乗員の比較的近傍となるドア本体113の後部でサイドドアインパクトビーム124の後端より上方範囲に衝撃荷重が作用した際、該部が衝撃荷重によって変形して、車室内侵入することが懸念される。
【0010】
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、ドア開放時の品質低下を招くことなく、外側方からの衝撃荷重がドア本体に作用した際、ドア本体の車室内侵入を有効的に防止して、乗員への影響が回避乃至軽減できる安全性に優れた自動車用サイドドア構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載の自動車用サイドドア構造の発明は、車室側となるインナパネルと、車体外側となるアウタパネルを対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた自動車用サイドドア構造において、上記ドア本体内において、外側縁が上記アウタパネルに結合されかつ内側縁がインナパネルに結合されてインナパネルとアウタパネルとの間に掛け渡されると共に上記インナパネル及びアウタパネルと協働してドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断面形状を形成し、上記ドア開口部内へ突出してクォータパネルに形成された突出部の先端に沿って連続する後側リンフォースを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明によると、ドア本体内において外側縁が上記アウタパネルに結合されかつ内側縁がインナパネルに結合されてインナパネルとアウタパネルとの間に後側リンフォースを架設することによって、ドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断面形状が形成されてドア本体の後部の剛性強度が広範囲に亘って確保される。従って、外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重は剛性強度に優れたドア本体の後部の広範囲に分散伝達されてドア本体後部の局部的な変形が抑制され、更にドア本体の後部の広範囲から車体構成部材全体に荷重が分散伝達されると共に、中空閉断面形状を構成する後側リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって効率的な衝撃エネルギの吸収がもたらされてドア本体の車室内侵入を防止することができる。また、ドア本体内に後側リンフォースを配設する構成であることからドア開放時の品質低下を回避することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1の自動車用サイドドア構造において、更に、ドア本体内で前後方向に延在するサイドドアインパクトビームを備え、該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフォースに結合されたことを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明によると、前後方向に延在するサイドドアインパクトビームの後端を、剛性強度が確保された中空閉断面形状を形成する後側リンフォースに結合することから、外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際、サイドドアインパクトビームに入力された衝撃荷重がドア本体の後部の広範囲に分散伝達され、ドア本体の後部から車体構成部材全体に分散伝達できると共に、後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって衝撃エネルギの吸収がもたらされてドア本体の車室内侵入を有効的に防止することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、車室側となる内側面部の前縁、下縁及び後縁に沿って各々前面部、下面部、後面部が外方に折り曲げ形成されたインナパネルと、車体外側となるアウタパネルとを対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた自動車用サイドドア構造において、上記ドア本体内において上記インナパネルの後面部と対向配置され、内側縁が上記内側面部に結合されかつ内側縁がアウタパネルに結合されて上記内側面部とアウタパネルとの間に掛け渡されて上記インナパネル及びアウタパネルと協働して上記ドア開口部内へ突出してクォータパネルに形成された突出部の先端に沿って連続する中空状の閉断面形状を形成する後側リンフォースを備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1の発明をより具体的にしたものであって、インナパネルの後面部と対向させてインナパネルの内側面部とアウタパネルとの間に後側リンフォースを掛け渡してドア本体の後端に沿って中空状の閉断面形状を形成することによってドア本体の後端に沿って剛性強度が確保される。従って、請求項1と同様に、外側方からの衝撃荷重をドア本体の後部の広範囲に分散伝達して車体構成部材全体に有効的に分散伝達できる。また、中空閉断面形状を構成する後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって衝撃エネルギを効率的に吸収することができ、ドア本体の車室内侵入を回避できる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項3の自動車用サイドドア構造において、上記後側リンフォースは、上記インナパネルの後面部と対向配置される帯状の基部と、該基部の内側縁に沿って折曲形成されてインナパネルの内側面部に結合される内側フランジと、上記基部の外側縁に沿って折曲されてアウタパネルに結合される外側フランジとを備えたことを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1の発明をより具体的にしたものであって、インナパネルの後面部と対向させて内側縁が上記内側面部に結合されかつ内側縁がアウタパネルに結合させてインナパネルの内側面部とアウタパネルとの間に後側リンフォースを掛け渡してドア本体の後端に沿って中空状の閉断面形状を形成することによってドア本体の後端に沿って剛性強度が確保される。従って、請求項1と同様に、外側方からの衝撃荷重をドア本体の後部の広範囲に分散伝達して車体構成部材全体に有効的に分散伝達できる。また、中空閉断面形状を構成する後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって衝撃エネルギを効率的に吸収することができ、ドア本体の車室内侵入を回避できる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項4の自動車用サイドドア構造において、上記後側リンフォースの外側フランジとアウタパネルとは接着剤により接着結合されたことを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明よると、後側リンフォースの外側フランジとアウタパネルとが接着剤によって接着結合されることから、溶接結合等の場合と異なり後側リンフォースとアウタパネルとの結合により発生するアウタパネルの歪みが回避でき外観品質の低下が回避できる。
【0021】
請求項6に記載の発明は、請求項4または5の自動車用サイドドア構造において、上記後側リンフォースは、上記基部から突出して上記後面部と結合する結合部を有することを特徴とする。
【0022】
請求項6の発明によると、中空閉断面形状を形成する後側リンフォースの基部とインナパネルの後面部を結合することによって、更に中空閉断面形状の剛性強度が確保され、より有効的な衝撃荷重の分散伝達及び衝撃エネルギの吸収が可能になる。
【0023】
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれかの自動車用サイドドア構造において、更に、ドア本体内で前後方向に延在するサイドドアインパクトビームを備え、該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフォースに結合されたことを特徴とする。
【0024】
請求項7の発明によると、前後方向に延在するサイドドアインパクトビームの後端を、剛性強度が確保された中空閉断面形状を形成する後側リンフォースに結合することによって、外側方からサイドドアインパクトビームに入力された衝撃荷重を剛性強度に優れたドア本体の後部の広範囲に分散伝達し、ドア本体の後部から車体構成部材全体に分散伝達できると共に、後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって衝撃エネルギの吸収が得られ、ドア本体の車室内侵入を防止することができる。
【0025】
請求項8に記載の発明は、請求項7の自動車用サイドドア構造において、上記インナパネルの後面部は、上記アウタパネルと対向する取付壁部を有し、上記後側リンフォースの外側フランジの下部範囲が上記取付壁部に接面して結合すると共に、該下部範囲にサイドドアインパクトビームの後端が結合されたことを特徴とする。
【0026】
請求項8の発明によると、インナパネルの後面部に形成されたアウタパネルと対向する取付壁部に接面して結合される後側リンフォースの外側フランジにサイドドアインパクトビームの後端を結合することから、サイドドアインパクトビームに外側方から作用する衝撃荷重を中空閉断面形状を形成する後側リンフォース、インナパネル、アウタパネル等に確実に伝達することができ、有効的にドア本体後部から車体構成部材全体に分散伝達できると共に、衝撃エネルギの吸収ができる。
【0027】
請求項9に記載の発明は、請求項7または8の自動車用サイドドア構造において、上記サイドドアインパクトビームの後端は、該サイドドアインパクトビームの延在方向と交差する方向に延在するブラケットを介在して後側リンフォースに結合されたことを特徴とする。
【0028】
請求項9の発明によると、サイドドアインパクトビームの後端を、サイドドアインパクトビームの延在方向と交差する方向に延在するブラケットを介在して後側リンフォースに結合することから、サイドドアインパクトビームからの衝撃荷重を分散して後側リンフォースの広範囲に伝達でき、かつ衝撃荷重によってサイドドアインパクトビームの後端が上下方向のいずれかに変移する挙動を有効的に抑制することができ、サイドドアインパクトビームの後端から後側リンフォースの所期設定位置に衝撃荷重を伝達することができる。
【0029】
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれかの自動車用サイドドア構造において、上記ドア本体は、前部がヒンジを介して車体構成部材に支持され、後側リンフォースの近傍にドアロック機構が配設されたことを特徴とする。
【0030】
請求項10の発明によると、ドアロック機構が中空閉断面形状を形成する後側リンフォースの近傍に配設されることから、外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際、ドア本体の後部に配設したドアロック機構によってドア本体の後部の挙動が阻止され衝撃荷重を確実にドア本体の後部から車体構成部材に荷重伝達することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動車用サイドドア構造の実施の形態を、サイドドアがリヤドアの場合を例に図1乃至7によって説明する。なお、図中矢印Fは車体前方方向、矢印OUTは外側方向、矢印UPは上方方向を示している。
【0032】
図1は、本実施の形態によるサイドドア構造が適用される自動車の側面図であり、図2はリヤドアのドア本体10の概要とシートに着座した乗員Mとの位置関係を示す側面図である。
【0033】
リヤドアのドア本体10は、車体1の側面に開口するドア開口部2を構成する車体構成部材であり、剛性強度に優れたセンタピラ3との間に架設された上下2個のヒンジ(図示せず)によって前部が支持されて、後端近傍に設けられたドアロック機構(図示せず)によって閉鎖位置に保持される。ドア開口部2の後側下部は車体構成部材で剛性強度に優れたクォータパネル5の前部によって構成されており、クォータパネル5にはドア開口部2内へ突出した突出部6が形成されている。ドア閉時に突出部6の車幅方向外側にドア本体10の後端部が重なるように位置している。なお、図2においてA点は、閉鎖時におけるドア本体10に設けられたドアロック機構のラッチと、車体1に設けられたストライカの噛合位置を示している。
【0034】
ドア本体10は、図3、図4、図5に各々図2のI−I、II−II、III−III線断面を示すように、略平板状で外周に沿ってフランジ11aが形成されたアウタパネル11と、インナパネル15を有している。
【0035】
インナパネル15は、車室側となる略平面状の内側面部16と、内側面部16の前縁、下縁及び後縁に沿って外方に折曲げられた前面部、下面部(共に図示せず)及び後面部17が形成され、前面部、下面部、下面部及び後面部17の各外周縁に沿ってアウタパネル11と対向するフランジ15aが折曲形成されている。特に後面部17はクォータパネル5によって形成された突出部6との整合性を確保するため内側面部16から外方に折曲形成された内側壁部17aと、内側壁部17aの内縁から後方に折曲形成されてアウタパネル11と対向する取付壁部17bと、取付壁部17bの後端から外方に折り曲げられた外側壁部17cによって段状に形成され、取付壁部17bの前後方向の幅が下方から上方に移行するに従って次第に減少し、突出部6と重なる幅が減少している。
【0036】
アウタパネル11とインナパネル15の内側面部16を対向配置してインナパネル15のフランジ15aをアウタパネル11に接面させ、かつインナパネル15のフランジ15aを挟むようにアウタパネル11のフランジ11aを折り曲げて互いにクリンチングして結合することによってインナパネル11とアウタパネル15との間に空間Sが形成されたドア本体10が形成される。なお、符号18は、内側壁部17aと取付壁部17bとの連続部に沿って取り付けられ、ドア閉時にクォータパネル5の突出部6に先端が当接して水密性を確保するウエザーストリップである。
【0037】
アウタパネル11とインナパネル15によって形成された空間S内には、前側リンフォース23及び後側リンフォース31によって支持されたサイドドアインパクトビーム21が配設されている。この空間S内には、その他にウインドガラス、ドアロック機構、ウインドレギュレータ等の艤装部品(図示せず)を備えているが、これらは本発明と直接的な関係がないのでこれらの説明は省略する。
【0038】
サイドドアインパクトビーム21は、パイプ状の部材を略前後方向に延在してアウタパネル11の内面に沿って後端21aが前端21bよりも低く全体として後ろ下がりに傾斜して延在し、前端21bがヒンジ近傍において上下方向に延在する前側リンフォース23に溶接等によって連結されてインナパネル11の前端近傍に取付支持されている。
【0039】
一方サイドドアインパクトビーム21の後端21aは、ドア本体10の下部後端近傍まで延在してアウタパネル11とインナパネル15の後面部17を形成する取付壁部17bとの間にまで達し、ブラケット25を介して後側リンフォース31と共に取付壁部17bに溶接等によって結合されている。ブラッケト25は断面略コ字形でサイドドアインパクトビーム21の延在方向と交差する方向に延在し、後側リンフォース31と広範囲で接面することによってサイドドアインパクトビーム21からの衝撃荷重を後側リンフォース31の広範囲に分散伝達可能に構成されている。
【0040】
この後側リンフォース31は、図2乃至図5及び図6に要部斜視図を示し、かつ図6に図2における各I−I、II−II、III−III線断面に対応する断面を各々仮想線I、II、IIIで示すように、ドア本体10の後部において下端がドア本体10内の略下端から上端がドアロック機構の近傍となるように略側面視状態で略突出部6の先端に沿うように延在してインナパネル11の後面部17と対向する帯状の基部32を有している。この基部32の下部範囲は図3に示すようにインナパネル15の内側面部16と取付壁部17bに掛け渡される幅であって、中部範囲から上部範囲に亘っては図4及び図5等に示すようにインナパネル15の内側面部16とアウタパネル11に掛け渡される幅であり、中部範囲は後方には滑らかに膨出して内側壁部17aの取付壁部17b近傍に接面して溶接結合される結合部32aが形成されている。
【0041】
更に、後側リンフォース31は、基部32の内側縁に沿って前方に折曲されてインナパネル15の内側面部16に溶接結合される内側フランジ33が形成されている。
【0042】
一方、基部32の外側縁に沿って後方に折曲された外側フランジ34が形成されている。外側フランジ34は、その下部範囲が図3に示すようにサイドドアインパクトビーム21の後端21aに溶接結合された断面略コ字状のブラケット25と共にインナパネル15の取付壁部17bに溶接結合され、かつ下部範囲から滑らかに連続形成された中部範囲及び上部範囲が図4及び図5に示すようにアウタパネル11に接着剤35によって接着固定されている。アウタパネル11と後側リンフォース31の結合を、接着剤35によって接着固定することによって、溶接等によって結合する場合と異なり、アウタパネル11に歪が発生することなくドア本体10の外観品質に影響を及ぼすことが回避できる。
【0043】
従ってドア本体10の後部にアウタパネル11と、インナパネル15と、後側リンフォース31の協働によってドア本体10の後端に沿って後部下端からドアロック機構の近傍に亘って連続する剛性強度に優れた中空状の閉断面形状が形成される。しかも後側リンフォース31の基部32に膨出形成された結合部32aがインナパネル15の後面部17と結合されてより中空断面形状の変形が拘束される。即ち、インパクトビーム21の後端21aが支持されるドア本体10の後部下端からドアロック機構近傍に連続する広範囲に亘ってドア本体10の後端に沿って中空状の閉断面形状が形成されてドア本体10の後部の剛性強度が確保される。
【0044】
また、アウタパネル11と、インナパネル15と、後側リンフォース31によって中空状の閉断面形状に形成されたドア本体10の後部は、クォータパネル5によってドア開口部2の内側へ突出するように形成された突出部6と対向配置されている。従って、外側方からドア本体10に衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重はサイドドアインパクトビーム21の前端21bに結合された前側リンフォース23及びヒンジを介してセンタピラ3に伝達される。
【0045】
一方、サイドドアインパクトビーム21の後端21aからブラケット25を介して後側リンフォース31、アウタパネル11及びインナパネル15によって閉断面形状に形成されて剛性強度に優れたドア本体10の後部の広範囲に分散伝達されてドア本体10の局部的な変形が抑制され、更にドア本体10の後部の広範囲から突出部6の広範囲に伝達されて、車体構成部材全体に有効的に分散伝達される。この際、インナパネル15の後面部17に形成されたアウタパネル11と対向する取付壁部17bに接面して結合される後側リンフォース31の外側フランジ34にサイドドアインパクトビーム21の後端21aが結合することから、サイドドアインパクトビーム21に外側方から作用する衝撃荷重を中空閉断面形状を形成する後側リンフォース31、インナパネル15、アウタパネル11等に確実に伝達することができる。また閉断面形状を構成する後部リンフォース31、アウタパネル15及びインナパネル15の変形によって衝撃エネルギの吸収が得られることと相俟ってドア本体10の後部範囲が車室内に侵入することを有効的に防止することができ、乗員への影響が回避乃至軽減できる。
【0046】
なお、この外側方からドア本体10に衝撃荷重が作用した際、ドア本体10の後部に配設したドアロック機構のラッチと車体本体に設けられたストライカの係合が維持されることからドア本体10の後部の移動が阻止され衝撃荷重を確実にドア本体10の後部から突出部6へ伝達される。
【0047】
また、特に、ドア本体10の後部範囲に外側方から衝撃荷重が作用して際にも、その衝撃荷重はアウタパネル11、インナパネル15及び後側リンフォース31によって閉断面形状に形成されて剛性強度に優れたドア本体10の後部の広範囲に分散伝達されると共に閉断面形状を構成する後部リンフォース31、アウタパネル11及びインナパネル15の変形によって衝撃エネルギの吸収が得られる。更にドア本体10の後部の広範囲から突出部6に有効的に分散伝達されると共に、衝撃荷重の一部はサイドドアインパクトビーム21を介して前端21bから前側リンフォース23及びヒンジを介してセンタピラ3にも分散伝達されて車体全体に有効的に分散伝達され、ドア本体10の車室内侵入が防止され、乗員への影響が回避乃至軽減できる。
【0048】
更に、サイドドアインパクトビーム21の後端21aが、サイドドアインパクトビーム21の延在方向と交差する方向に延在するブラケット25を介して後側リンフォース31に結合することから、衝撃荷重によってサイドドアインパクトビーム21の後端21aが上下方向のいずれかに変移する挙動を有効的に抑制することができる。この結果、予めサイドドアインパクトビーム21の後端21aからの衝撃荷重の伝達状態を予測することが可能になり、サイドドアインパクトビーム21の後端21aから後側リンフォース31の所期設定位置に衝撃荷重を伝達することができ、有効的な対策を施した車体設計が行える。
【0049】
また、外側方からドア本体10に過大な衝撃荷重が作用して閉断面形状を形成するアウタパネル11、インナパネル15及び後側リンフォース31が、例えば、図7の(a)から(b)に示すように大きく変形するような場合にでも、後側リンフォース31の外側フランジ34とアウタパネル11が接着剤35によって接着固定され、かつ後側リンフォース31の結合部32aとインナパネル15の後面部17が結合されることから、この衝撃荷重によるドア本体10の変形過程において接着部には、アウタパネル11の変形によって略前方方向の剪断荷重が作用するものの、アウタパネル11とインナパネル15のクリンチ部Bには直接的な大きな荷重が作用することなく、アウタパネル11とインナパネル15とのクランチ結合状態が維持され、アウタパネル11、インナパネル15及び後側リンフォース31による閉断面形状を維持した状態で各部材が変形することから各部材の急激な変形が制限されて有効的な衝撃エネルギの吸収及び荷重の分散伝達が確保できる。
【0050】
仮に、図8の(a)に示すように後側リンフォース31の外側フランジ34とアウタパネル11とが接着されることなく接面或いは当接せしめた構造の場合には、ドア本体10の後部が大きく変形するような外側方から過大な荷重が作用した際に、アウタパネル11の大きな変形に伴ってアウタパネル11の後端に形成されたクリンチ部Bに直接的な衝撃荷重が作用し、クリンチ部Bが(b)に示すように前方に引き起こされ、(c)及び(d)に示すようにアウタパネル11のフランジ11aとインナパネル15のフランジ15aによるクリンチ部Bが開口してアウタパネル11、インナパネル15及び後側リンフォース31による閉断面形状の維持が困難になり、ドア本体10の後部の剛性が急激に低下して衝撃エネルギの吸収に影響を及ぼし、かつ有効的な荷重分散伝達が妨げられることがある。
【0051】
従って、以上説明した本実施の形態の自動車用ドア構造によると、ドア本体10に後側リンフォース31を配設してアウタパネル11、インナパネル15と協働してドア本体10の後端に沿って連続する剛性強度に優れた中空閉断面形状を形成し、該部にブラケット25を介してサイドドアインパクトビーム21の後端21aを結合することによって、外側方からドア本体1に衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重をサイドドアインパクトビーム21の後端21aからブラケット23を介して中空閉断面形状で剛性強度に優れたドア本体10の後部の広範囲に分散伝達することが可能になり、ドア本体10の局部的な変形が抑制され、車体構成部材全体に有効的に荷重分散伝達すると共に、閉断面形状を構成する後部リンフォース31、アウタパネル15及びインナパネル15の有効的な変形によって衝撃エネルギの吸収がもたらされる。この結果、ドア本体10の後部範囲が車室内に侵入することが防止され、乗員への影響が回避乃至軽減でき安全性が確保される。
【0052】
また、ドア本体10内に後側リンフォース31を配設してドア本体10の後部に連続する中空閉断面形状を形成する構成であることから、ドア開放時の品質低下を招くことなく、かつ従来のドア本体を大きく変更する必要がなく製造コストの増大抑制することができる。
【0053】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではサイドドアの例としてリヤドアについて説明したがフロントドアに本発明を適用することも可能であり、また、上記実施の形態では後側リンフォース31の外側フランジ34とアウタパネル11の接着結合に代えて、スポット溶接等によって結合することも可能である。この場合アウタパネル11に溶接による歪みが発生して外観品質に影響を及ぼすことが懸念されることから、アウタパネル11の歪み発生部分を覆う意匠部品等を配設する等の処置を施すことが好ましい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明した本発明の自動車用サイドドア構造によると、インナパネルとアウタパネルとの間に後側リンホースを架設してドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断面形状が形成することから、ドア本体の後部の剛性強度が確保され、外側方からドア本体に衝撃荷重が作用した際、その衝撃荷重がドア本体の後部の広範囲に分散伝達されてドア本体の局部的な変形が抑制され、更にドア本体の後部から車体構成部材全体に有効的に分散伝達されると共に、中空閉断面形状を構成する後部リンフォース、アウタパネル、インナパネルの変形によって衝撃エネルギの吸収が確保されてドア本体の車室内侵入を防止することができる。また、ドア本体内に後側リンフォースを配設する構成であることからドア開放時の品質低下を回避することができる。
【0055】
更に、前後方向に延在するサイドドアインパクトビームの後端を、剛性強度が確保された中空閉断面形状を形成する後側リンフォースに結合することによって、サイドドアインパクトビームに入力された衝撃荷重をドア本体の後部から車体構成部材全体に有効的に分散伝達でき、ドア本体の車室内侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用サイドドア構造の概要を示す自動車の側面図である。
【図2】同じく、ドア本体とシートに着座した乗員との位置関係を示す側面図である。
【図3】同じく、図2のI−I線断面図である。
【図4】同じく、図2のII−II線断面図である。
【図5】同じく、図2のIII−III線断面図である。
【図6】同じく、後側リンフォースの要部斜視図である。
【図7】同じく、側方から衝撃荷重が作用した際のドア本体の変形状態を示す説明図である。
【図8】同じく、側方から衝撃荷重が作用した際のドア本体の変形状態を示す説明図である。
【図9】従来の自動車用ドア構造の概要を示す車体側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 ドア開口部
3 センタピラ(車体構成部材)
5 クォータパネル(車体構成部材)
6 突出部(車体構成部材)
10 ドア本体
11a フランジ
11 アウタパネル
15 インナパネル
15a フランジ
16 内側面部
17 後面部
17b 取付壁部
21 サイドドアインパクトビーム
21a 後端
21b 前端
23 ブラケット
25 前側リンフォース
31 後側リンフォース
32 基部
32a 結合部
33 内側フランジ
35 接着剤
34 外側フランジ

Claims (10)

  1. 車室側となるインナパネルと、車体外側となるアウタパネルを対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた自動車用サイドドア構造において、
    上記ドア本体内において、外側縁が上記アウタパネルに結合されかつ内側縁がインナパネルに結合されてインナパネルとアウタパネルとの間に掛け渡されると共に上記インナパネル及びアウタパネルと協働してドア本体の後端に沿って連続する中空状の閉断面形状を形成し、上記ドア開口部内へ突出してクォータパネルに形成された突出部の先端に沿って連続する後側リンフォースを備えたことを特徴とする自動車用サイドドア構造。
  2. 更に、ドア本体内で前後方向に延在するサイドドアインパクトビームを備え、
    該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフォースに結合されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サイドドア構造。
  3. 車室側となる内側面部の前縁、下縁及び後縁に沿って各々前面部、下面部、後面部が外方に折り曲げ形成されたインナパネルと、車体外側となるアウタパネルとを対向配置して互いの周縁を結合し、かつドア閉時にドア開口部を構成する車体構成部材の車幅方向外側に重なるドア本体を備えた自動車用サイドドア構造において、
    上記ドア本体内において上記インナパネルの後面部と対向配置され、内側縁が上記内側面部に結合されかつ内側縁がアウタパネルに結合されて上記内側面部とアウタパネルとの間に掛け渡されて上記インナパネル及びアウタパネルと協働して上記ドア開口部内へ突出してクォータパネルに形成された突出部の先端に沿って連続する中空状の閉断面形状を形成する後側リンフォースを備えたことを特徴とする自動車用サイドドア構造。
  4. 上記後側リンフォースは、
    上記インナパネルの後面部と対向配置される帯状の基部と、
    該基部の内側縁に沿って折曲形成されてインナパネルの内側面部に結合される内側フランジと、
    上記基部の外側縁に沿って折曲されてアウタパネルに結合される外側フランジとを備えたことを特徴とする請求項3に記載の自動車用サイドドア構造。
  5. 上記後側リンフォースの外側フランジとアウタパネルとは接着剤により接着結合されたことを特徴とする請求項4に記載の自動車用サイドドア構造。
  6. 上記後側リンフォースは、上記基部から突出して上記後面部と結合する結合部を有することを特徴とする請求項4または5に記載の自動車用サイドドア構造。
  7. 更に、ドア本体内で前後方向に延在するサイドドアインパクトビームを備え、該サイドドアインパクトビームの後端が上記後側リンフォースに結合されたことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の自動車用サイドドア構造。
  8. 上記インナパネルの後面部は、上記アウタパネルと対向する取付壁部を有し、上記後側リンフォースの外側フランジの下部範囲が上記取付壁部に接面して結合すると共に、該下部範囲にサイドドアインパクトビームの後端が結合されたことを特徴とする請求項7に記載の自動車用サイドドア構造。
  9. 上記サイドドアインパクトビームの後端は、該サイドドアインパクトビームの延在方向と交差する方向に延在するブラケットを介在して後側リンフォースに結合されたことを特徴とする請求項7または8に記載の自動車用サイドドア構造。
  10. 上記ドア本体は、前部がヒンジを介して車体構成部材に支持され、後側リンフォースの近傍にドアロック機構が配設されたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動車用サイドドア構造。
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