JP2002304903A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2002304903A
JP2002304903A JP2001106356A JP2001106356A JP2002304903A JP 2002304903 A JP2002304903 A JP 2002304903A JP 2001106356 A JP2001106356 A JP 2001106356A JP 2001106356 A JP2001106356 A JP 2001106356A JP 2002304903 A JP2002304903 A JP 2002304903A
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light
emitting diode
lens
light emitting
lens body
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JP2001106356A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Goto
芳朗 後藤
Hiroyuki Sako
浩行 迫
一宏 ▲高▼村
Kazuhiro Takamura
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配光制御の自由度を高め、レンズ体の交換にも
容易に対応できる照明器具を提供する。 【解決手段】複数のLED素子11が実装された基板1
0と、透光性を有する樹脂により形成され、各LED素
子11に対応する部位に各LED素子11からの光の配
光を制御するレンズ部23が一体に形成されたレンズ体
20とを備え、レンズ体20は、各レンズ部23と対応
するLED素子11との位置を合わせて、基板10の前
面に対向して配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明器具、特に発光
ダイオードを用いた照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の照明器具としては、図38
(a)(b)に示すように、LED素子51を樹脂モー
ルドして砲弾型のレンズ52を一体に形成した光源50
を有するものが従来より提供されている(例えば特開2
000−188002号公報参照)。
【0003】この照明器具では、LED素子51の光を
レンズ52で集光し、さらに一面を梨地処理した透明な
樹脂板からなる拡散板53で拡散させることによって、
配光を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の照明器具で
は、光源50としてLED素子51を樹脂モールドして
砲弾型のレンズ52を一体に形成したものを使用してい
るため、照明器具の配光が使用する光源50によって決
定されてしまうという問題があった。
【0005】また、レンズ52はLED素子51に密着
して設けられているため、レンズ52のみを交換するこ
とができず、LED素子51の発熱による樹脂の劣化な
どによって、光度が低下するという問題もあった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、配光制御の自由度を
高め、レンズ体の交換にも容易に対応できる照明器具を
提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、複数の発光ダイオード素子
と、各発光ダイオード素子の発光面と対向して配置さ
れ、各発光ダイオード素子が発光した光の配光を制御す
るレンズ体とを備えて成ることを特徴とし、発光ダイオ
ード素子とは別体にレンズ体が設けられているので、レ
ンズ体を別部品として取り扱うことができ、レンズ体の
みを交換したり、発光ダイオード素子のみを交換したり
することができるから、レンズ体の交換や発光ダイオー
ド素子の交換にも容易に対応でき、しかもレンズ体を交
換することによって配光パターンを変化させることがで
きるから、配光制御の自由度が向上する。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素子に対
応して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード
素子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備えて成
ることを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏す
る。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記レンズ体は、複数の発光ダイオード素子に対
応して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード
素子からの光の配光を制御するレンズ部を1乃至複数備
えて成ることを特徴とし、請求項1の発明の作用に加
え、1つのレンズ部で複数の発光ダイオード素子の光を
集光しているので、複数の発光ダイオード素子の光を混
光することができ、また発光ダイオード素子の数に比べ
てレンズ部の数を少なくすることによって、レンズ体の
小型化を図ることができる。
【0010】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素子に対
応して複数設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード
素子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備えて成
ることを特徴とし、請求項1の発明の作用に加え、1つ
の発光ダイオード素子の光を複数のレンズ部で集光して
いるから、レンズ部の数を増やすことによって配光の範
囲を広げることができ、またレンズ部毎に透過率を変化
させるなどして、照射面に照射される光にアクセントを
つけることができる。
【0011】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、上記レンズ体は複数の発光ダイオード素子
からの光を1箇所に集光させることを特徴とし、請求項
1乃至4の発明と同様の作用を奏する。
【0012】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記発光ダイオード素子として光色の異なる複数
種類の素子を用いることを特徴とし、請求項5の発明の
作用に加えて、光色の異なる発光ダイオード素子の光を
1箇所に集光することによって混光することができ、さ
らに各発光ダイオード素子の出力を変化させれば、照射
面に照射される光を調光することができる。
【0013】請求項7の発明では、請求項1乃至6の発
明において、レンズ体の前方に、レンズ体により集光さ
れた光の配光を制御する配光制御部を設けたことを特徴
とし、請求項1乃至7の発明の作用に加えて、レンズ体
によって集光された光を配光制御部によってさらに制御
することができる。
【0014】請求項8の発明では、請求項1乃至7の発
明において、複数の発光ダイオード素子を同一平面上に
配列し、上記レンズ体は、外側に位置する発光ダイオー
ドほど当該発光ダイオード素子から照射される光の向き
が外側を向くように配光することを特徴とし、請求項1
乃至7の発明の作用に加えて、発光ダイオード素子から
の光を広い範囲に照射させることができる。
【0015】請求項9の発明では、請求項1乃至8の発
明において、上記発光ダイオード素子として発光分布が
略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード
素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複数
の発光ダイオード素子からの光が照射される照射範囲を
略円形とするように、複数の発光ダイオード素子の内、
少なくとも一部の発光ダイオード素子は、隣接して配置
される発光ダイオード素子に対して発光分布の縦横が互
い違いになるようにして配置されたことを特徴とし、請
求項1乃至8の発明と同様の作用を奏する。
【0016】請求項10の発明では、請求項1乃至8の
発明において、上記発光ダイオード素子として発光分布
が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
ド素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複
数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子
からの光が照射される照射範囲を略円形とするように、
発光分布の長手方向又は短幅方向の何れかが放射線上に
位置するように配置されたことを特徴とし、請求項1乃
至8の発明と同様の作用を奏する。
【0017】請求項11の発明では、請求項1乃至8の
発明において、上記発光ダイオード素子として発光分布
が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
ド素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複
数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子
の発光が照射される照射範囲を略楕円形とするように、
発光分布の長手方向が互いに略平行になるように配置さ
れたことを特徴とし、請求項1乃至8の発明と同様の作
用を奏する。
【0018】請求項12の発明では、請求項1乃至8の
発明において、上記発光ダイオード素子として発光分布
が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
ド素子と上記レンズ部とを略楕円形の領域内に配置し、
複数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素
子からの光が照射される照射範囲を略円形とするよう
に、発光分布の長手方向が互いに略平行になるように配
置されたことを特徴とし、請求項1乃至8の発明と同様
の作用を奏する。
【0019】請求項13の発明では、請求項2乃至4の
発明において、上記レンズ体におけるレンズ部以外の部
位に、各発光ダイオード素子からの発光を拡散させる光
拡散部を設けたことを特徴とし、請求項2乃至4の発明
の作用に加えて、各発光ダイオード素子からの光の内、
レンズ部に入射する光以外の光は光拡散部によって拡散
され、照射面側に照射されるのを防止できるから、グレ
アの発生を防止することができる。
【0020】請求項14の発明では、請求項2乃至4の
発明において、上記レンズ体におけるレンズ部以外の部
位に、上記発光ダイオード素子から照射される光の内、
上記レンズ部に入射する光以外の光を入射させ、照射面
側とは異なる方向に屈折させる光屈折部を設けたことを
特徴とし、請求項2乃至4の発明の作用に加えて、各発
光ダイオード素子からの光の内、レンズ部に入射する光
以外の光は光屈折部によって照射面とは異なる方向に屈
折されるから、照射面側に照射されることはなく、グレ
アの発生を防止することができる。
【0021】請求項15の発明では、請求項1乃至14
の発明において、上記レンズ体と上記発光ダイオード素
子との間に光学フィルタを配置したことを特徴とし、請
求項1乃至14の発明の作用に加えて、光学フィルタの
フィルタ特性により照射面に照射される光の配光パター
ンを変化させたり、色温度や周波数分布を変化させるこ
とができる。
【0022】請求項16の発明では、請求項2乃至4の
発明において、上記レンズ部と上記発光ダイオード素子
との間に、発光ダイオード素子から照射される光の内、
上記レンズ部に入射する光以外の光を反射して、上記レ
ンズ部以外の部位から外部に光が出るのを防止する反射
部材を設けて成ることを特徴とし、請求項2乃至4の発
明の作用に加えて、各発光ダイオード素子からの光の
内、レンズ部に入射する光以外の光は反射部材によって
反射され、照射面側に照射されるのを防止しているか
ら、グレアの発生を防止することができる。
【0023】請求項17の発明では、請求項15の発明
において、上記光学フィルタは、それぞれ異なるフィル
タ特性を有するフィルタ機能部を複数種類有し、上記レ
ンズ体に対して移動自在に取り付けられており、上記光
学フィルタを移動させることによって、各発光ダイオー
ド素子からの光が入射するフィルタ機能部の種類が切り
替わることを特徴とし、請求項15の発明の作用に加
え、光学フィルタを移動させることによって発光ダイオ
ード素子からの光が入射するフィルタ機能部の種類を切
り替え、光学フィルタのフィルタ特性を変化させること
ができる。
【0024】請求項18の発明では、請求項2乃至4の
発明において、上記レンズ体は上記複数の発光ダイオー
ド素子に対して移動自在に配置されており、上記レンズ
部は配光パターンを複数に切り替えるために複数種類設
けられ、上記レンズ体を移動させることによって、各発
光ダイオード素子からの光が入射するレンズ部の種類が
切り替わることを特徴とし、請求項2乃至4の発明の作
用に加え、レンズ体を移動させることによって発光ダイ
オード素子からの光が入射するレンズ部の種類を切り替
え、配光パターンを変化させることができる。
【0025】請求項19の発明では、請求項18の発明
において、上記レンズ体と上記発光ダイオード素子との
間の距離を変化させる手段を設けたことを特徴とし、請
求項1乃至18の発明の作用に加え、レンズ体と発光ダ
イオード素子との間の距離を変化させることによって、
発光ダイオード素子の位置をレンズ体の焦点位置に合わ
せたり、ずらせたりすることができ、配光パターンを変
化させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0027】(実施形態1)本発明の実施形態1を図1
乃至図4を参照して説明する。本実施形態の照明器具の
下側から見た分解斜視図を図2に、上側から見た分解斜
視図を図3にそれぞれ示す。
【0028】この照明器具の器体1は合成樹脂製のボデ
ィ2とカバー3とを結合して構成される。ボディ2は、
略円板状の主部4と、主部4の全周縁から下方に突出す
る側壁5とを一体に形成して下面が開口した筒状として
ある。そして、主部4の下面には後述する基板10に給
電するためのコネクタ部8が設けられており、このコネ
クタ部8は給電線9を介して外部に設けた点灯回路(図
示せず)に電気的に接続されている。一方、カバー3
は、中央に丸孔状の窓孔6aが開口する底板6と、底板
6の外周縁から上方に突出する側壁7とを一体に形成し
た円筒形としてある。ここで、ボディ2の側壁5の外周
面には、カバー3の側壁7の内周面に設けたねじ部7a
と螺合するねじ部5aが形成されており、ねじ部5a,
7aを螺合させることによってボディ2とカバー3とが
結合される。また、ボディ2の主部4には、ボディ2を
天井面や壁面などの施工面又は器具本体などの被取付部
にねじ止めする際に用いる固定ねじを挿通するための挿
通孔4a,4aが設けられている。
【0029】この器体1の内部には、複数の発光ダイオ
ード素子(以下、LED素子と言う。)11が実装され
た基板10と、複数のLED素子11に対向配置され各
LED素子11から放射された光の配光を制御するレン
ズ体20とが納装される。
【0030】基板10は略円板状であって、カバー3側
の面(下面)には複数のLED素子11が実装され、ボ
ディ2側の面(上面)にはボディ2に設けたコネクタ部
8に着脱自在に接続されるコネクタ部12が設けられて
いる。また、基板10には位置決め用の貫通孔10c,
10cが基板10の中心に対して対称な位置に形成され
ている。
【0031】一方、レンズ体20は透光性を有する材料
により、略円板状の主部21と、主部21の全周縁から
上方に突出する側壁22とを一体に形成した有底円筒状
としてあり、主部21には各LED素子11と対向する
部位に各LED素子11の配光を個別に制御するフレネ
ルレンズよりなるレンズ部23が形成されている。ま
た、側壁22の内周面には段部22aが形成され、主部
21の上面には基板10の貫通孔10c,10c内にそ
れぞれ挿入される円柱状の突起21a,21aが突設さ
れている。ここで、図4に示すように、1つのLED素
子11に対応して1つのレンズ部23が設けられてお
り、それぞれのレンズ部23は対応する1つのLED素
子11からの光の配光を制御している。尚、本実施形態
では基板10の中心を中心とする同心円上に複数のLE
D素子11を二重に配置するとともに、各LED素子1
1と対向するレンズ体20の部位にレンズ部23を形成
しており、LED素子11からの光は略円形の範囲に照
射される。
【0032】ここで、この照明器具を組み立てる際に
は、先ずLED素子11が実装された面を主部21の上
面側にし、貫通孔10cと突起21aとの位置を合わせ
て、レンズ体20の上側から基板10を挿入すると、突
起21aが貫通孔10c内に挿入されて、基板10がレ
ンズ体20に対して位置決めされる。そして、基板10
をボディ2側にして、基板10を保持したレンズ体20
をボディ2内に挿入し、ボディ2のねじ部5aとカバー
3のねじ部7aとを螺合させてボディ2にカバー3を結
合すると、基板10に設けたコネクタ部12とボディ2
に設けたコネクタ部8とが電気的に接続され、外部の点
灯回路からLED素子11に動作電源が供給される。こ
の時、レンズ体20に設けたレンズ部23がカバー3の
窓孔3aから外部に露出し、レンズ部23により集光さ
れた光が窓孔3aから外部に照射される。
【0033】このようにして照明器具を組み立てると、
複数のLED素子11に対してレンズ体20に設けた複
数のレンズ部23が1:1に対応し、各レンズ部23が
対応するLED素子11の配光を個別に制御して、集光
させることができる。したがって、複数のLED素子1
1の配光を個別に制御することにより、全体として照射
面の照度を均一にしたり、照射範囲の調整を行うことが
できる。また、各LED素子11の配光を制御するレン
ズ体20がLED素子11と別体に設けられているの
で、レンズ体20を容易に交換することができ、また配
光のパターンを変更したい場合にはレンズ体20を交換
することによって容易に対応できるから、配光制御の自
由度が高いという利点がある。また、複数のレンズ部2
3は一体に形成されているので、各レンズ部23により
対応するLED素子11の光の配光を制御しながら、そ
れらの光を複合した光を1つの光源の光として配光する
ことができる。また、レンズ体20は基板10の形状や
寸法に合わせて形成することができ、基板10を覆うよ
うにして取り付けられているので、レンズ体20によっ
て基板10を絶縁することができ、また基板10をレン
ズ体20に保持させた状態で1つの部品(光源)として
取り扱うことができるから、基板10単体で取り扱う場
合に比べて作業性が良い。
【0034】尚、本実施形態ではレンズ部23をフレネ
ルレンズにより構成しており、レンズ部23を凸レンズ
とした場合に比べて薄型に形成でき、レンズ体20の厚
みを薄くすることができるが、レンズ部23をフレネル
レンズに限定する趣旨のものではなく、LED素子11
の配光を制御するのであれば、凸レンズなどのレンズを
用いても良いことは勿論のことである。
【0035】また、本実施形態では、個々のLED素子
11に対してレンズ部23を1:1に対応させて設けて
いるが、図5に示すように複数(例えば2個)のLED
素子11毎にレンズ部23を1個設け、複数(2個)の
LED素子11を1つの光源として取り扱い、1個のレ
ンズ部23で2個のLED素子11の配光を纏めて制御
するようにしても良く、1個のレンズ部23に2個のL
ED素子11の光を入射させることによって、2個のL
ED素子11の光を混光することができ、しかもLED
素子11の数に比べてレンズ部23の数を少なくできる
から、レンズ体10を小型化することができる。また、
図6に示すように1個のLED素子11に対して複数
(例えば2個)のレンズ部23を設け、1個のLED素
子11からの光を複数のレンズ部23で別々に集光し
て、その配光を制御するようにしても良く、1個のLE
D素子11の光を複数のレンズ部23に入射させること
によって、配光の範囲を広げることができ、またレンズ
部23毎に透過率を変化させるなどして、照射面に照射
される光にアクセントをつけることもできる。
【0036】(実施形態2)本発明の実施形態2を図7
を参照して説明する。実施形態1の照明器具では、複数
のLED素子11を1枚の基板10に実装しているが、
本実施形態ではLED素子11が実装される基板を複数
枚(例えば2枚)に分割して、複数枚(例えば2枚)の
基板10a,10bにそれぞれLED素子11を実装し
ている。一方、レンズ体20には主部21の上面略中央
から上方に突出するリブ21bを一体に形成しており、
このリブ21bによって主部21と側壁22とで囲まれ
る空間が2つの収納空間24a,24bに分割され、各
収納空間24a,24b内に上述した基板10a,10
bをそれぞれ納装している。また、主部21の下面に
は、各収納空間24a,24bに対応する部位に、それ
ぞれ基板10a,10bに実装されたLED素子11の
配光を制御するフレネルレンズよりなるレンズ部23,
23を設けてある。尚、基板10a,10b及びレンズ
体20以外の構成は実施形態1と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は省
略する。
【0037】このように、本実施形態では2枚の基板1
0a,10bにそれぞれ複数のLED素子11を実装
し、各基板10a,10bに実装された複数のLED素
子11に対してレンズ部23を設け、レンズ部23によ
りLED素子11からの光の配光を制御しており、複数
のLED素子11の配光を1つのレンズ部23で制御す
ることによって、全体として照射面の照度を均一にした
り、照射範囲の調整を行うことができる。また、各LE
D素子11の配光を制御するレンズ体20がLED素子
11と別体に設けられているので、レンズ体20を容易
に交換することができ、また配光のパターンを変更した
い場合にはレンズ体20を交換することによって容易に
対応できるから、配光制御の自由度が高いという利点が
ある。
【0038】ところで、本実施形態では複数枚(2枚)
の基板10a,10b毎にレンズ部23を設けている
が、図8に示すように、複数枚(2枚)の基板10a,
10bに設けたLED素子11に対して、凸レンズ形状
のレンズ部23を1つ設け、このレンズ部23によって
各基板10a,10bに設けたLED素子11の配光を
制御するようにしても良い。
【0039】また、本実施形態では複数枚(2枚)の基
板10a,10bをLED素子11の光軸と直交する面
内に並べて配置しているが、図9に示すように、レンズ
体20の主部21と側壁22とで囲まれる空間24内
に、それぞれ複数のLED素子11が実装される複数枚
(例えば2枚)の基板10a,10bを前後方向に並べ
て配設しても良い。ここで、レンズ体20の主部21に
は、各基板10a,10bに実装されたLED素子11
からの光の配光を制御する凸レンズ形状のレンズ部23
が1つ設けられており、1個のレンズ部23により複数
のLED素子11の配光を纏めて制御している。尚、後
方の基板10bとレンズ部23との間に配置された基板
10aには、基板10bに実装されたLED素子11と
対向する部位に窓孔13が形成されており、基板10b
に実装されたLED素子11からの発光は、基板10a
に設けた窓孔13を通してレンズ部23に入射するよう
になっている。
【0040】(実施形態3)本発明の実施形態3を図1
0を参照して説明する。実施形態1又は2の照明器具で
は、複数のLED素子11の配光を制御する複数のレン
ズ部23を一体に形成しているが、本実施形態では、各
LED素子11の配光をそれぞれ制御するレンズ体2
0,30を複数設けている。尚、レンズ体20,30以
外の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要
素には同一の符号を付して、図示及び説明は省略する。
【0041】本実施形態では、実施形態1で説明した照
明器具において、複数のLED素子11の内の一つを覆
うようにして当該LED素子11の配光を制御するフレ
ネルレンズよりなるレンズ部31を備えたレンズ体30
を基板10の前面に2個取り付けている。また、レンズ
体20の主部21には基板10に実装された複数のLE
D素子11の配光を制御する凸レンズ形状のレンズ部2
3を1個設けている。而して、本実施形態ではレンズ体
30に設けたレンズ部31により対応するLED素子1
1の配光を個別に制御するとともに、レンズ体20に設
けたレンズ部23により全体のLED素子11の配光を
制御しており、全体として照射面の照度を均一にした
り、照射範囲の調整を行うことができる。ここで、各L
ED素子11の配光を制御するレンズ体20,30はL
ED素子11と別体に設けられているので、レンズ体2
0,30を容易に交換することができ、また配光のパタ
ーンを変更したい場合にはレンズ体20,30を交換す
ることによって容易に対応できるから、配光制御の自由
度が高いという利点がある。
【0042】(実施形態4)本実施形態の実施形態4を
図11を参照して説明する。本実施形態では、実施形態
1の照明器具において、図11に示すようにレンズ体2
0に設けたレンズ部23が、各LED素子11からの光
を、所定の照射距離の領域に集光させている。尚、レン
ズ部23の配光パターン以外は実施形態1と同様である
ので、同一の構成要素には同一の符号を付して、図示及
び説明は省略する。
【0043】本実施形態の照明器具では、各LED素子
11に対して当該LED素子11の配光を個別に制御す
るレンズ部23を1つ設けており、LED素子11とレ
ンズ部23とが1:1で対応しているため、各レンズ部
23により対応するLED素子11の配光を制御して、
複数のLED素子11からの光を1箇所に集光させるこ
とができる。
【0044】ここで、図12に示すように、レンズ部2
3によって各LED素子11からの光が集光される領域
にレンズ或いは偏向シートよりなる配光制御部材(配光
制御部)25を配置しても良く、レンズ部23によって
1箇所に集光された光の配光を配光制御部材25によっ
てさらに制御し、所望の領域に照射させることができ
る。
【0045】また、本実施形態では単色のLED素子1
1を用いる場合について説明したが、図13に示すよう
に赤色のLED素子11Rと、緑色のLED素子11
Gと、青色のLED素子11Bとを基板10に実装し、各
色のLED素子11R,11G,11Bからの光をレンズ
部23により1箇所に集光して混光するようにしても良
く、点灯回路側で各LED素子11の光出力を変化させ
ることによって、色温度を調整して、調光することがで
きる。また、RGB以外でも多色のLED素子を組み合
わせて混光することにより、単体の発光ダイオードでは
実現されていない色の光を照射させることができ、また
同色系でも色管理の異なるものを混光させることによっ
て、中間色にしたり色のばらつきを低減することができ
る。
【0046】(実施形態5)本発明の実施形態5を図1
4を参照して説明する。実施形態1の照明器具では、複
数のレンズ部23を同一の平面上に形成するとともに、
各レンズ部23から照射される光の方向を略平行に制御
しているが、本実施形態では各レンズ部23により、レ
ンズ部23を介して外部に照射されるLED素子11の
光の方向を、外側に位置するLED素子11ほど光の方
向が外側を向くように制御している。尚、レンズ部23
による配光の方向以外は実施形態1と同様であるので、
同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0047】この照明器具では、レンズ体20に設けた
レンズ部23の形状によって光の方向を変化させてお
り、レンズ体20として樹脂成形品を用いる場合は、レ
ンズ部23の形状を所望の形状に成型することによっ
て、光の方向を所望の方向に制御することができ、LE
D素子11を傾斜させて基板10に実装する場合に比べ
て、配光を容易に制御することができる。また、本実施
形態ではレンズ部23を介して外部に照射されるLED
素子11の光の方向を、外側に位置するLED素子11
ほど光の方向が外側を向くように制御しているので、各
レンズ部23から照射される光の方向を略平行にした場
合に比べて、より広い範囲に均一に光を照射させること
ができる。
【0048】(実施形態6)本発明の実施形態6を図1
5を参照して説明する。本実施形態では、実施形態1で
説明した照明器具において、各レンズ部23の前方に、
各レンズ部23により集光された光の配光をさらに制御
するレンズ又は偏向シートよりなる配光制御部材25を
配置している。尚、配光制御部材25以外の構成は実施
形態1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符
号を付して、図示及び説明は省略する。
【0049】上述のように本実施形態の照明器具では、
各レンズ部23の前方に各レンズ部23により集光され
た光の配光を制御する配光制御部材25を配置してお
り、レンズ部23で対応するLED素子11の光を集光
した後、さらに配光制御部材25で配光を制御している
ので、照射面に対してさらに均一に光を照射させたり、
照射面の形状を異なる形状(楕円や長円)に偏向させる
ことができる。
【0050】(実施形態7)本発明の実施形態7を図1
6(a)(b)を参照して説明する。本実施形態では、
実施形態1の照明器具において、LED素子11として
その形状が略直方体状であって、その発光分布が略長方
形となるような素子を用いており、複数のLED素子1
1からの光が照射される照射範囲を略円形とするよう
に、複数のLED素子11の内、少なくとも一部のLE
D素子11は、隣接して配置されるLED素子11の発
光分布の縦横が互い違いになるようにして配置してい
る。尚、LED素子11の配置以外は実施形態1と同様
であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、
図示及び説明は省略する。
【0051】上述のように本実施形態では、LED素子
11としてその発光分布が略長方形となるような素子を
用い、これらのLED素子11を円形の基板10内に実
装しており、一部のLED素子11を、隣接して配置さ
れるLED素子11に対して発光分布の縦横が互い違い
になるように配置することによって、照射面に対して略
均等に光を照射させ、略円形の照射範囲に光を照射させ
ている。
【0052】尚、本実施形態ではLED素子11からの
光が全体として略円形の領域に照射されるよう、一部の
LED素子11を、隣接して配置されるLED素子11
に対して発光分布の縦横が互い違いになるように配置し
ているが、図17(a)に示すように各LED素子11
の発光分布の短幅方向が放射線上に配置されるように各
LED素子11を配置したり、図17(b)に示すよう
に各LED素子11の発光分布の長手方向が放射線上に
配置されるように各LED素子11を配置しても良く、
発光分布の短幅方向又は長手方向の何れかが放射線状に
配置されるように各LED素子11を配置することによ
って、各LED素子11からの光を略円形の領域に照射
させることができ、光のムラを低減することができる。
【0053】(実施形態8)本発明の実施形態8を図1
8(a)(b)を参照して説明する。本実施形態では、
実施形態1の照明器具において、LED素子11として
その形状が略直方体状であって、その発光分布が略長方
形となるような素子を用いており、複数のLED素子1
1からの光が全体として楕円形の領域に照射されるよう
に、発光分布の長手方向が互いに略平行になるように各
LED素子11の配置を決定している。尚、LED素子
11の配置以外は実施形態1と同様であるので、同一の
構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は省略
する。
【0054】本実施形態では、図18(a)に示すよう
に複数のLED素子11を基板10の円形の領域C内に
配置しており、各LED素子11の長手方向が同じ方向
を向くように各LED素子11を配置している。ここ
で、各LED素子11からの光はそれぞれ矩形の領域に
照射されるので、図18(b)に示すように複数のLE
D素子11からの光は全体として楕円形の領域Bに照射
されることになる。このようにLED素子11の配置を
調整するだけで、楕円形の領域Bに配光することがで
き、図19に示すように、レンズ体20の開口部が略円
形に形成された照明器具Aにおいて、特殊なレンズやフ
ィルタを用いることなく、楕円形の領域Bに光を照射さ
せることができる。
【0055】(実施形態9)本発明の実施形態9を図2
0(a)(b)を参照して説明する。本実施形態では、
実施形態1の照明器具において、LED素子11として
その形状が略直方体状であって、その発光分布が略長方
形となるような素子を用いており、複数のLED素子1
1からの光が全体として略円形の領域に照射されるよう
に、各LED素子11の配置を決定している。尚、LE
D素子11の配置以外は実施形態1と同様であるので、
同一の構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明
は省略する。
【0056】本実施形態では、図20(a)に示すよう
に複数のLED素子11を基板10の楕円形の領域D内
に配置しており、各LED素子11の長手方向が領域D
の長径方向と略平行になるように各LED素子11を配
置している。ここで、各LED素子11からの光はそれ
ぞれ矩形の領域に照射されるので、特殊なレンズやフィ
ルタを用いることなく、図20(b)に示すように複数
のLED素子11からの光を全体として円形の領域Bに
照射させることができる。
【0057】(実施形態10)本発明の実施形態10を
図21及び図22を参照して説明する。本実施形態で
は、実施形態1の照明器具において、レンズ体20の主
部21下面におけるレンズ部23以外の部位(図22の
斜線部)にしぼ加工を施して、光拡散部としてのしぼ2
6を形成している。尚、しぼ26を設けた点以外は実施
形態1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符
号を付して、図示及び説明は省略する。
【0058】レンズ体20は透光性を有する合成樹脂に
より形成されているので、主部21の下面におけるレン
ズ部23以外の部位を光が透過し、この光によってグレ
アが生じる虞がある。そこで本実施形態では、レンズ体
20の主部21下面におけるレンズ部23以外の部位に
しぼ26を形成しており、レンズ部23によって集光さ
れなかったLED素子11からの光はしぼ26によって
拡散されるから、この光が外部に透過することはなく、
レンズ部23以外の部位から光が照射されるのを防止し
て、グレアを防止することができ、且つ、照射面の光の
むらを少なくできる。また、しぼ26を形成することに
より、レンズ部23以外の部位を通して外部から基板1
0が見えるのを防止し、外観の見栄えを良くできる。
【0059】尚、本実施形態では主部21の下面におけ
るレンズ部23以外の部位にしぼ26を設けているが、
図23に示すように、主部21の下面及び上面における
レンズ部23以外の部位にしぼ加工を施して、しぼ2
6,27を形成しても良く、上述と同様、レンズ部23
以外の部位から光が照射されるのを防止して、グレアを
低減することができる。
【0060】また、本実施形態では光拡散部として、主
部21の下面又は上面におけるレンズ部23以外の部位
にしぼ26,27を形成し、しぼ26,27によってレ
ンズ部23に集光されなかった光が外部に透過するのを
防止しているが、しぼ26,27を形成する代わりに、
レンズ部23に集光されなかった光を屈折して拡散させ
るプリズムを設けても良く、上述と同様の効果を得るこ
とができる。
【0061】(実施形態11)本発明の実施形態11を
図24を参照して説明する。本実施形態では、実施形態
1の照明器具において、レンズ体20の主部21上面に
おけるレンズ部23以外の部位に上方に突出して、先端
が基板10と当接する光屈折部としてのリブ21cをレ
ンズ体20と一体に設けている。尚、リブ21cを設け
た点以外は実施形態1と同様であるので、同一の構成要
素には同一の符号を付して、図示及び説明は省略する。
【0062】ところで、レンズ体20は透光性を有する
合成樹脂により形成されているので、実施形態1の照明
器具では主部21の下面におけるレンズ部23以外の部
位を光が透過し、この光によってグレアが生じる虞があ
る。そこで本実施形態では、レンズ体20の主部21上
面におけるレンズ部23以外の部位に上方に突出して、
先端が基板10と当接するリブ21cをレンズ体20と
一体に設けており、各LED素子11からの光の内、レ
ンズ部23によって集光されない光(図24中のF)
は、レンズ部23の間に位置するリブ21cに入射し、
照射方向とは異なる方向に屈折されるから、レンズ部2
3以外の部位から光が照射されるのを防止して、グレア
を防止することができ、且つ、照射面の光のむらを少な
くできる。また、リブ21cを形成することにより、レ
ンズ部23以外の部位を通して外部から基板10が見え
るのを防止し、外観の見栄えを良くできる。
【0063】(実施形態12)本発明の実施形態12を
図25及び図26を参照して説明する。本実施形態で
は、実施形態1の照明器具において、レンズ体20の主
部21上面に、LED素子11からの光の色温度を変換
する光学フィルタ28を取り付けている。尚、光学フィ
ルタ28以外の構成は実施形態1と同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は
省略する。
【0064】光学フィルタ28は略円板状に形成され、
外周部に切欠28a,28aが形成されている。一方、
レンズ体20の側壁22には切欠28a,28aに対応
する部位に切欠28a,28a内に挿入される突片22
b,22bが突設されている。而して、光学フィルタ2
8をレンズ体20に取り付ける際は、光学フィルタ28
の切欠28aとレンズ体20の突片22bとの位置を合
わせて、光学フィルタ28をレンズ体20内に挿入した
後、光学フィルタ28を回転させると、突片22bと光
学フィルタ28の外周縁とが係止して、光学フィルタ2
8の浮き上がりが防止される。一方、光学フィルタ28
を取り外す際は、光学フィルタ28の切欠28aとレン
ズ体20の突片22bの位置が一致するまで光学フィル
タ28を回転させると、突片22bと光学フィルタ28
の外周縁との係止状態が外れるので、光学フィルタ28
をレンズ体20から容易に取り外すことができ、光学フ
ィルタ28の交換作業を容易に行うことができる。
【0065】このように、本実施形態の照明器具ではL
ED素子11とレンズ部23との間に光学フィルタ28
を配置しているので、光学フィルタ28によってLED
素子11からの光の色温度を変換させることができる。
【0066】尚、本実施形態では光学フィルタ28とし
て、光の色温度を変換する機能を有する色温度変換フィ
ルタを用いているが、このような色温度変換フィルタの
代わりに、所定の波長域の光をカットする機能を有する
フィルタをレンズ体20に取り付けても良く、ある波長
域の光をカットすることによって、同色のLED素子1
1の光のばらつきを低減することができる。
【0067】また、本実施形態の照明器具において、L
ED素子11として青色の発光ダイオードを用いると共
に、光学フィルタ28の代わりに、青色の発光ダイオー
ドの光によって励起され白色光を発生する蛍光体層(図
示せず)を設けても良く、白色発光ダイオードの照明器
具として使用できる。尚、蛍光体層はレンズ体20に蛍
光体を塗布したり、充填するなどして形成すれば良い。
【0068】(実施形態13)本発明の実施形態13を
図27及び図28を参照して説明する。本実施形態で
は、実施形態1の照明器具において、レンズ体20の主
部21上面に、各LED素子11を個別に覆うようにし
て反射部材たる筒体29を取り付けている。尚、筒体2
9以外の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構
成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は省略す
る。
【0069】筒体29は反射係数の高い材料により筒状
に形成され、主部21の上面に形成された溝(図示せ
ず)内に一端部を嵌合させることによって、レンズ体2
0に位置決めされる。そして、基板10をレンズ体20
に取り付けると、筒体29の他端部が基板10と当接
し、筒体29が基板10とレンズ体20との間に保持さ
れる。この時、各筒体29内にLED素子11が配置さ
れ、各LED素子11の周りが筒体29によって覆われ
るので、レンズ部23によって集光されなかったLED
素子11からの光は筒体29の内周面によって反射さ
れ、レンズ部23以外の部位から光が照射されるのを防
止して、グレアを防止することができ、且つ、照射面の
光のむらを少なくできる。
【0070】尚、筒体29の材料としては反射係数の高
い材料を用いるのが好ましく、また白色の材料により形
成したり、筒体29の内周面に鏡面加工を施すことによ
って反射係数を高くでき、レンズ部23によって集光さ
れなかったLED素子11からの光を筒体29の内周面
によって効率良く反射させ、レンズ部23以外の部位か
ら光が照射されるのを防止することができる。また、筒
体29の大きさはレンズ部23の外形よりも大きい寸法
に形成するのが好ましく、レンズ部23に集光される光
が筒体29の内周面によって反射されることはなく、レ
ンズ部23以外の部位から光が照射されるのを防止でき
る。
【0071】(実施形態14)本発明の実施形態14を
図29及び図30を参照して説明する。本実施形態で
は、実施形態1の照明器具において、レンズ体20の主
部21と側壁22とで囲まれる凹所内に、光を透過しな
い合成樹脂により略円板状の反射部材32を2色成形に
より形成しており、反射部材32におけるLED素子1
1とレンズ部23との間の部位に反射部材32を貫通す
る貫通孔32aを形成している。尚、反射部材32以外
の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、図示及び説明は省略する。
【0072】上述のように反射部材32は、光を透過し
ない材料により略円板状に形成され、その厚み寸法は基
板10とレンズ体20の主部21との間の距離と略同じ
寸法に設定されているので、レンズ体20と基板10と
を結合すると、LED素子11が貫通孔32a内に配置
され、LED素子11の周りが貫通孔32aの内周面に
よって囲まれる。したがって、レンズ部23によって集
光されなかったLED素子11からの光は貫通孔32a
の内周面で反射され、レンズ部23以外の部位から光が
照射されることはないから、グレアを防止することがで
き、且つ、照射面の光のむらを少なくできる。
【0073】尚、本実施形態では透光性を有する材料に
より形成されるレンズ体20と、光を透過しない材料に
より形成される反射部材32とを2色成形により形成し
ているが、反射部材32をレンズ体20と別体に形成
し、反射部材32をレンズ体20内に嵌合するようにし
ても良い。また、反射部材32を形成する材料としては
反射係数の高い材料を用いるのが好ましく、白色の材料
により形成したり、貫通孔32aの内周面を鏡面とする
ことによって反射係数を高くし、レンズ部23によって
集光されなかったLED素子11からの光を貫通孔32
aの内周面によって効率良く反射し、レンズ部23以外
の部位から光が照射されるのを防止することができる。
【0074】(実施形態15)本発明の実施形態15を
図31を参照して説明する。実施形態1の照明器具で
は、レンズ体20を略円板状の主部21と、主部21の
全周縁から上方に突出する側壁22とを一体に形成した
有底円筒状としてあるが、本実施形態では、レンズ体2
6を透光性を有する材料により厚肉の円板状に形成して
ある。そして、レンズ体26の一方の面に基板10が嵌
合する凹所20aを形成するとともに、反対側の面にお
ける各LED素子11に対応する部位にレンズ部23を
それぞれ形成してある。そして、凹所20aの底面にお
ける各LED素子11に対応する部位に、深さ寸法が凹
所20aの底面とレンズ体20の反対側の面との間の距
離よりも浅い丸穴20bをそれぞれ形成し、各丸穴20
bの内周面に白色の塗料などを塗布して反射面20cを
形成している。尚、レンズ体20以外の構成は実施形態
1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を
付して、図示及び説明は省略する。
【0075】而して、基板10とレンズ体20とを結合
すると、各LED素子11が丸穴20b内に配置され、
LED素子11の周りが丸穴20bの内周面によって囲
まれるので、レンズ部23によって集光されなかったL
ED素子11からの光は丸穴20bの内周面に形成され
た反射面20cで反射され、レンズ部23以外の部位か
ら光が照射されるのを防止して、グレアを防止すること
ができ、且つ、照射面の光のむらを少なくできる。ここ
に、各丸穴20bの内周面に形成した反射面20cによ
り、各LED素子11から照射される光の内、レンズ部
23に入射する光以外の光を反射して、レンズ部23以
外の部位から外部に光が出るのを防止する反射部材が構
成される。
【0076】(実施形態16)本発明の実施形態16を
図32を参照して説明する。本実施形態では、実施形態
1の照明器具において、レンズ体20の主部21上面に
おけるレンズ部23以外の部位に上方に突出して、先端
が基板10と当接するリブ21cをレンズ体20と一体
に設けるとともに、レンズ体20の側壁22及びリブ2
1c内に光を透過しない金属のような材料からなる反射
部材33をインサート成形している。尚、リブ21c及
び反射部材33以外の構成は実施形態1と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、図示及び
説明は省略する。
【0077】ところで、レンズ体20は透光性を有する
合成樹脂により形成されているので、実施形態1の照明
器具では主部21の下面におけるレンズ部23以外の部
位を光が透過し、この光によってグレアが生じる虞があ
る。
【0078】そこで本実施形態では、レンズ体20の主
部21上面におけるレンズ部23以外の部位に上方に突
出して、先端が基板10と当接するリブ21cをレンズ
体20と一体に設け、このリブ21cとレンズ体20の
側壁22とに反射部材33をインサート成形している。
したがって、各LED素子11からの光の内、レンズ部
23によって集光されない光は、レンズ部23の間に位
置するリブ21cやレンズ体20の側壁22に入射し
て、反射部材33によって反射されるから、LED素子
11からの光を効率良くレンズ部23に導くことがで
き、レンズ部23以外の部位から光が照射されるのを防
止して、グレアを防止することができる。また、反射部
材33を金属のような熱伝導率の高い材料により形成す
れば、基板10に実装されたLED素子11などの電気
部品からの発熱が反射部材33によってレンズ体20の
前面側に効率良く伝達され、レンズ体20の前面から放
熱させることができる。
【0079】(実施形態17)本発明の実施形態17を
図33及び図34を参照して説明する。本実施形態で
は、実施形態12の照明器具において、光学フィルタ2
8をレンズ体20に対して回転自在に取り付けると共
に、光学フィルタ28を図33に2点鎖線で示す位置に
回転させた状態で各レンズ部23と対向する部位と、上
記位置と異なる位置に回転させた状態で各レンズ部23
と対向する部位とに、それぞれ異なるフィルタ特性を有
する2種類のフィルタ機能部28b,28cを設けてい
る。尚、フィルタ機能部28b,28c以外の構成は実
施形態12と同様であるので、同一の構成要素には同一
の符号を付して、図示及び説明は省略する。
【0080】上述のように光学フィルタ28には、それ
ぞれ異なるフィルタ特性を有する2種類のフィルタ機能
部28b,28cが設けられており、光学フィルタ28
をレンズ体20に対して回転させることによって、何れ
かのフィルタ機能部28b,28cがレンズ部23と対
向し、各LED素子11からの光の色温度や周波数域が
変換される。また、光学フィルタ28を回転させること
によって、各レンズ部23と対向するフィルタ機能部2
8b,28cが切り替えられるから、フィルタ機能部2
8b,28cとして、例えば光の色温度を変換する機能
や、所定の波長域の光をカットする機能について異なる
機能を持たせれば、光学フィルタ28を回転させること
によって、照射面に照射される光の色温度や配光を切り
替えることができる。
【0081】(実施形態18)本発明の実施形態18を
図35を参照して説明する。実施形態1ではレンズ体2
0にレンズ部23を1種類だけ設けているが、本実施形
態では、レンズ体20を基板10に対して回動自在と
し、レンズ体20をそれぞれ異なる位置に回転させた状
態で各LED素子11と対向するレンズ体20の部位
に、互いに異なる配光パターンを有する2種類のレンズ
部23a,23bを設けている。尚、レンズ部23a,
23b以外の構成は実施形態1と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は省
略する。
【0082】上述のようにレンズ体20は基板10に対
して回動自在に取り付けられており、レンズ体20を基
板10に対して所定の角度(本実施形態では例えば45
度)だけ回転させることによって、各LED素子11と
対向するレンズ部23a,23bの種類を切り替えるこ
とができ、配光パターンを切り替えることができる。
【0083】尚、本実施形態ではレンズ部23a,23
bをレンズ体20と一体に設けており、レンズ体20を
回転させることによって、LED素子11と対向するレ
ンズ部23a,23bの種類を切り替えているが、レン
ズ部23a,23bが形成された部位をレンズ体20に
対して回転自在に設け、レンズ部23a,23bが形成
された部位を回転させることによって、LED素子11
と対向するレンズ部23a,23bの種類を切り替える
ようにしても良い。
【0084】また、本実施形態ではLED素子11及び
レンズ部23a,23bを同心円上に配置しているが、
図36に示すようにレンズ体20’に2種類のレンズ部
23a,23bを直線上に配置するとともに、基板10
に対してLED素子11を直線上に配置し、レンズ体2
0’を基板10に対してスライド自在に取り付け、レン
ズ体20’をスライドさせることによって、LED素子
11に対向するレンズ部23a,23bの種類を切り替
えて、配光パターンを切り替えるようにしても良い。
【0085】(実施形態19)本発明の実施形態19を
図37を参照して説明する。実施形態1では基板10と
レンズ体20との間隔を一定にしているが、本実施形態
では、側壁22の内周面にねじ(図示せず)を形成し、
レンズ体20を回転させることによって基板10をねじ
溝に沿って前後方向(図37中に矢印で示す方向)へ移
動させ、基板10とレンズ体20との間の距離を変化さ
せている。尚、基板10とレンズ体20との間の距離を
変化させる点以外は実施形態1と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、図示及び説明は省
略する。
【0086】上述のように本実施形態では基板10とレ
ンズ体20との間の距離を変化させているので、各LE
D素子11の位置をレンズ部23の焦点に合わせたり、
ずらせたりすることによって、配光を変化させることが
できる。例えばLED素子11の位置をレンズ部23の
焦点に合わせると、各レンズ部23により集光された光
がくっきりとして、照射面の最大照度を高くすることが
でき、LED素子11の位置をレンズ部23の焦点から
ずらすと、照射範囲が広がり、照射範囲内で光のムラが
少なく、最大照度の差が少ないように配光することがで
きる。
【0087】尚、基板10とレンズ体20との間の距離
を変化させる手段としては上述の機構以外にも例えばカ
メラの絞り機構のように、レンズ体20を枠体(図示せ
ず)に係止させ、枠体を回転させることによってレンズ
体を前後方向に移動させ、基板10とレンズ体20との
間の距離を変化させるようにしても良いし、またレンズ
体20は固定とし、基板10を前後方向に移動させるよ
うな機構を設けても良い。
【0088】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、複数
の発光ダイオード素子と、各発光ダイオード素子の発光
面と対向して配置され、各発光ダイオード素子が発光し
た光の配光を制御するレンズ体とを備えて成ることを特
徴とし、発光ダイオード素子とは別体にレンズ体が設け
られているので、レンズ体を別部品として取り扱うこと
ができ、レンズ体のみを交換したり、発光ダイオード素
子のみを交換したりすることができるから、レンズ体の
交換や発光ダイオード素子の交換にも容易に対応でき、
しかもレンズ体を交換することによって配光パターンを
変化させることができるから、配光制御の自由度が向上
するという効果がある。
【0089】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素子に対応
して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード素
子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備えて成る
ことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏す
る。
【0090】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記レンズ体は、複数の発光ダイオード素子に対応
して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード素
子からの光の配光を制御するレンズ部を1乃至複数備え
て成ることを特徴とし、請求項1の発明の効果に加え、
1つのレンズ部で複数の発光ダイオード素子の光を集光
しているので、複数の発光ダイオード素子の光を混光す
ることができ、また発光ダイオード素子の数に比べてレ
ンズ部の数を少なくすることによって、レンズ体の小型
化を図ることができるという効果がある。
【0091】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素子に対応
して複数設けられ、それぞれ対応する発光ダイオード素
子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備えて成る
ことを特徴とし、請求項1の発明の効果に加え、1つの
発光ダイオード素子の光を複数のレンズ部で集光してい
るから、レンズ部の数を増やすことによって配光の範囲
を広げることができ、またレンズ部毎に透過率を変化さ
せるなどして、照射面に照射される光にアクセントをつ
けることができるという効果がある。
【0092】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、上記レンズ体は複数の発光ダイオード素子か
らの光を1箇所に集光させることを特徴とし、請求項1
乃至4の発明と同様の効果を奏する。
【0093】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記発光ダイオード素子として光色の異なる複数種
類の素子を用いることを特徴とし、請求項5の発明の作
用に加えて、光色の異なる発光ダイオード素子の光を1
箇所に集光することによって混光することができ、さら
に各発光ダイオード素子の出力を変化させれば、照射面
に照射される光を調光することができるという効果があ
る。
【0094】請求項7の発明は、請求項1乃至6の発明
において、レンズ体の前方に、レンズ体により集光され
た光の配光を制御する配光制御部を設けたことを特徴と
し、請求項1乃至7の発明の効果に加えて、レンズ体に
よって集光された光を配光制御部によってさらに制御す
ることができるという効果がある。
【0095】請求項8の発明は、請求項1乃至7の発明
において、複数の発光ダイオード素子を同一平面上に配
列し、上記レンズ体は、外側に位置する発光ダイオード
ほど当該発光ダイオード素子から照射される光の向きが
外側を向くように配光することを特徴とし、請求項1乃
至7の発明の効果に加えて、発光ダイオード素子からの
光を広い範囲に照射させることができるという効果があ
る。
【0096】請求項9の発明は、請求項1乃至8の発明
において、上記発光ダイオード素子として発光分布が略
長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード素
子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複数の
発光ダイオード素子からの光が照射される照射範囲を略
円形とするように、複数の発光ダイオード素子の内、少
なくとも一部の発光ダイオード素子は、隣接して配置さ
れる発光ダイオード素子に対して発光分布の縦横が互い
違いになるようにして配置されたことを特徴とし、請求
項1乃至8の発明と同様の効果を奏する。
【0097】請求項10の発明は、請求項1乃至8の発
明において、上記発光ダイオード素子として発光分布が
略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード
素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複数
の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子か
らの光が照射される照射範囲を略円形とするように、発
光分布の長手方向又は短幅方向の何れかが放射線上に位
置するように配置されたことを特徴とし、請求項1乃至
8の発明と同様の効果を奏する。
【0098】請求項11の発明は、請求項1乃至8の発
明において、上記発光ダイオード素子として発光分布が
略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード
素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複数
の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子の
発光が照射される照射範囲を略楕円形とするように、発
光分布の長手方向が互いに略平行になるように配置され
たことを特徴とし、請求項1乃至8の発明と同様の効果
を奏する。
【0099】請求項12の発明は、請求項1乃至8の発
明において、上記発光ダイオード素子として発光分布が
略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード
素子と上記レンズ部とを略楕円形の領域内に配置し、複
数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子
からの光が照射される照射範囲を略円形とするように、
発光分布の長手方向が互いに略平行になるように配置さ
れたことを特徴とし、請求項1乃至8の発明と同様の効
果を奏する。
【0100】請求項13の発明は、請求項2乃至4の発
明において、上記レンズ体におけるレンズ部以外の部位
に、各発光ダイオード素子からの発光を拡散させる光拡
散部を設けたことを特徴とし、請求項2乃至4の発明の
効果に加えて、各発光ダイオード素子からの光の内、レ
ンズ部に入射する光以外の光は光拡散部によって拡散さ
れ、照射面側に照射されるのを防止できるから、グレア
の発生を防止することができるという効果がある。
【0101】請求項14の発明は、請求項2乃至4の発
明において、上記レンズ体におけるレンズ部以外の部位
に、上記発光ダイオード素子から照射される光の内、上
記レンズ部に入射する光以外の光を入射させ、照射面側
とは異なる方向に屈折させる光屈折部を設けたことを特
徴とし、請求項2乃至4の発明の効果に加えて、各発光
ダイオード素子からの光の内、レンズ部に入射する光以
外の光は光屈折部によって照射面とは異なる方向に屈折
されるから、照射面側に照射されることはなく、グレア
の発生を防止することができるという効果がある。
【0102】請求項15の発明は、請求項1乃至14の
発明において、上記レンズ体と上記発光ダイオード素子
との間に光学フィルタを配置したことを特徴とし、請求
項1乃至14の発明の効果に加えて、光学フィルタのフ
ィルタ特性により照射面に照射される光の配光パターン
を変化させたり、色温度や周波数分布を変化させること
ができるという効果がある。
【0103】請求項16の発明は、請求項2乃至4の発
明において、上記レンズ部と上記発光ダイオード素子と
の間に、発光ダイオード素子から照射される光の内、上
記レンズ部に入射する光以外の光を反射して、上記レン
ズ部以外の部位から外部に光が出るのを防止する反射部
材を設けて成ることを特徴とし、請求項2乃至4の発明
の効果に加えて、各発光ダイオード素子からの光の内、
レンズ部に入射する光以外の光は反射部材によって反射
され、照射面側に照射されるのを防止しているから、グ
レアの発生を防止することができるという効果がある。
【0104】請求項17の発明は、請求項15の発明に
おいて、上記光学フィルタは、それぞれ異なるフィルタ
特性を有するフィルタ機能部を複数種類有し、上記レン
ズ体に対して移動自在に取り付けられており、上記光学
フィルタを移動させることによって、各発光ダイオード
素子からの光が入射するフィルタ機能部の種類が切り替
わることを特徴とし、請求項15の発明の効果に加え、
光学フィルタを移動させることによって発光ダイオード
素子からの光が入射するフィルタ機能部の種類を切り替
え、光学フィルタのフィルタ特性を変化させることがで
きるという効果がある。
【0105】請求項18の発明は、請求項2乃至4の発
明において、上記レンズ体は上記複数の発光ダイオード
素子に対して移動自在に配置されており、上記レンズ部
は配光パターンを複数に切り替えるために複数種類設け
られ、上記レンズ体を移動させることによって、各発光
ダイオード素子からの光が入射するレンズ部の種類が切
り替わることを特徴とし、請求項2乃至4の発明の効果
に加え、レンズ体を移動させることによって発光ダイオ
ード素子からの光が入射するレンズ部の種類を切り替
え、配光パターンを変化させることができるという効果
がある。
【0106】請求項19の発明は、請求項18の発明に
おいて、上記レンズ体と上記発光ダイオード素子との間
の距離を変化させる手段を設けたことを特徴とし、請求
項1乃至18の発明の効果に加え、レンズ体と発光ダイ
オード素子との間の距離を変化させることによって、発
光ダイオード素子の位置をレンズ体の焦点位置に合わせ
たり、ずらせたりすることができ、配光パターンを変化
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明器具を示し、(a)は一部省
略せる下面図、(b)は一部省略せる断面図である。
【図2】同上の下側から見た分解斜視図である。
【図3】同上の上側から見た分解斜視図である。
【図4】同上の一部省略せる断面図である。
【図5】同上の別の照明器具を示す一部省略せる断面図
である。
【図6】同上のまた別の照明器具を示す一部省略せる断
面図である。
【図7】実施形態2の照明器具の一部省略せる断面図で
ある。
【図8】同上の別の照明器具の一部省略せる断面図であ
る。
【図9】同上のまた別の照明器具の一部省略せる断面図
である。
【図10】実施形態3の照明器具の一部省略せる断面図
である。
【図11】実施形態4の照明器具の一部省略せる断面図
である。
【図12】同上の別の照明器具の一部省略せる断面図で
ある。
【図13】同上のまた別の照明器具の一部省略せる断面
図である。
【図14】実施形態5の照明器具の一部省略せる断面図
である。
【図15】実施形態6の照明器具の一部省略せる断面図
である。
【図16】実施形態7の照明器具を示し、(a)(b)
はLED素子の配置を説明する説明図である。
【図17】同上の別の照明器具を示し、(a)(b)は
LED素子の配置を説明する説明図である。
【図18】実施形態8の照明器具を示し、(a)はLE
D素子の配置を説明する説明図、(b)は配光を説明す
る図である。
【図19】同上の使用状態を説明する説明図である。
【図20】実施形態9の照明器具を示し、(a)はLE
D素子の配置を説明する説明図、(b)は配光を説明す
る図である。
【図21】実施形態10の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図22】同上を構成するレンズ体を下側から見た外観
斜視図である。
【図23】同上の別の照明器具を示す一部省略せる断面
図である。
【図24】実施形態11の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図25】実施形態12の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図26】同上の一部省略せる分解斜視図である。
【図27】実施形態13の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図28】同上の一部省略せる分解斜視図である。
【図29】実施形態14の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図30】同上の一部省略せる分解斜視図である。
【図31】実施形態15の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図32】実施形態16の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図33】実施形態17の照明器具を示し、レンズ体を
下側から見た図である。
【図34】同上に用いる光学フィルタの説明図である。
【図35】実施形態18の照明器具に用いるレンズ体の
正面図である。
【図36】同上の別の照明器具に用いるレンズ体の正面
図である。
【図37】実施形態19の照明器具を示す一部省略せる
断面図である。
【図38】従来の照明器具を示し、(a)は断面図、
(b)は要部拡大図である。
【符号の説明】
10 基板 11 LED素子 20 レンズ体 23 レンズ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 F21Y 101:02 // F21Y 101:02 F21S 1/02 G (72)発明者 ▲高▼村 一宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K011 AA04 HA03 JA01 NA03 NB05 5F041 AA14 DA82 DA92 DC07 EE11 EE22 FF11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発光ダイオード素子と、各発光ダイ
    オード素子の発光面と対向して配置され、各発光ダイオ
    ード素子が発光した光の配光を制御するレンズ体とを備
    えて成ることを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素
    子に対応して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイ
    オード素子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備
    えて成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】上記レンズ体は、複数の発光ダイオード素
    子に対応して一つ設けられ、それぞれ対応する発光ダイ
    オード素子からの光の配光を制御するレンズ部を1乃至
    複数備えて成ることを特徴とする請求項1記載の照明器
    具。
  4. 【請求項4】上記レンズ体は、一つの発光ダイオード素
    子に対応して複数設けられ、それぞれ対応する発光ダイ
    オード素子からの光の配光を制御するレンズ部を複数備
    えて成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  5. 【請求項5】上記レンズ体は複数の発光ダイオード素子
    からの光を1箇所に集光させることを特徴とする請求項
    1乃至4記載の照明器具。
  6. 【請求項6】上記発光ダイオード素子として光色の異な
    る複数種類の素子を用いることを特徴とする請求項5記
    載の照明器具。
  7. 【請求項7】レンズ体の前方に、レンズ体により集光さ
    れた光の配光を制御する配光制御部を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至6記載の照明器具。
  8. 【請求項8】複数の発光ダイオード素子を同一平面上に
    配列し、上記レンズ体は、外側に位置する発光ダイオー
    ドほど当該発光ダイオード素子から照射される光の向き
    が外側を向くように配光することを特徴とする請求項1
    乃至7記載の照明器具。
  9. 【請求項9】上記発光ダイオード素子として発光分布が
    略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオード
    素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複数
    の発光ダイオード素子からの光が照射される照射範囲を
    略円形とするように、複数の発光ダイオード素子の内、
    少なくとも一部の発光ダイオード素子は、隣接して配置
    される発光ダイオード素子に対して発光分布の縦横が互
    い違いになるようにして配置されたことを特徴とする請
    求項1乃至8記載の照明器具。
  10. 【請求項10】上記発光ダイオード素子として発光分布
    が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
    ド素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複
    数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子
    からの光が照射される照射範囲を略円形とするように、
    発光分布の長手方向又は短幅方向の何れかが放射線上に
    位置するように配置されたことを特徴とする請求項1乃
    至8記載の照明器具。
  11. 【請求項11】上記発光ダイオード素子として発光分布
    が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
    ド素子と上記レンズ部とを略円形の領域内に配置し、複
    数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素子
    の発光が照射される照射範囲を略楕円形とするように、
    発光分布の長手方向が互いに略平行になるように配置さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至8記載の照明器具。
  12. 【請求項12】上記発光ダイオード素子として発光分布
    が略長方形となる素子を用い、上記複数の発光ダイオー
    ド素子と上記レンズ部とを略楕円形の領域内に配置し、
    複数の発光ダイオード素子は、複数の発光ダイオード素
    子からの光が照射される照射範囲を略円形とするよう
    に、発光分布の長手方向が互いに略平行になるように配
    置されたことを特徴とする請求項1乃至8記載の照明器
    具。
  13. 【請求項13】上記レンズ体におけるレンズ部以外の部
    位に、各発光ダイオード素子からの発光を拡散させる光
    拡散部を設けたことを特徴とする請求項2乃至4記載の
    照明器具。
  14. 【請求項14】上記レンズ体におけるレンズ部以外の部
    位に、上記発光ダイオード素子から照射される光の内、
    上記レンズ部に入射する光以外の光を入射させ、照射面
    側とは異なる方向に屈折させる光屈折部を設けたことを
    特徴とする請求項2乃至4記載の照明器具。
  15. 【請求項15】上記レンズ体と上記発光ダイオード素子
    との間に光学フィルタを配置したことを特徴とする請求
    項1乃至14記載の照明器具。
  16. 【請求項16】上記レンズ部と上記発光ダイオード素子
    との間に、発光ダイオード素子から照射される光の内、
    上記レンズ部に入射する光以外の光を反射して、上記レ
    ンズ部以外の部位から外部に光が出るのを防止する反射
    部材を設けて成ることを特徴とする請求項2乃至4記載
    の照明器具。
  17. 【請求項17】上記光学フィルタは、それぞれ異なるフ
    ィルタ特性を有するフィルタ機能部を複数種類有し、上
    記レンズ体に対して移動自在に取り付けられており、上
    記光学フィルタを移動させることによって、各発光ダイ
    オード素子からの光が入射するフィルタ機能部の種類が
    切り替わることを特徴とする請求項15記載の照明器
    具。
  18. 【請求項18】上記レンズ体は上記複数の発光ダイオー
    ド素子に対して移動自在に配置されており、上記レンズ
    部は配光パターンを複数に切り替えるために複数種類設
    けられ、上記レンズ体を移動させることによって、各発
    光ダイオード素子からの光が入射するレンズ部の種類が
    切り替わることを特徴とする請求項2乃至4記載の照明
    器具。
  19. 【請求項19】上記レンズ体と上記発光ダイオード素子
    との間の距離を変化させる手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至18記載の照明器具。
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