JP2009171904A - 発光ダイオード照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギー化を図ることのできる発光ダイオード(LED)照明器具を提供する。
【解決手段】LED照明器具1は、器具本体2と、器具本体2に取り付けられた、照明光源としての単一のLED光源3と、LED光源3の出射側に配置され、当該LED光源3からの光を拡散し、LED光源3の直下の照度と最外郭の照度との照度差を20%以内に抑えることが可能な拡散板4とを備えている。LED光源3に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われる。パルス電流の点灯周波数は56kHz、前記パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率は80%に設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キノコ、特に、本シメジ、ブナシメジ、エノキタケ等の育成に好適な発光ダイオード照明器具に関する。
キノコの栽培工程は、培地攪拌、詰込み、殺菌、接種、培養、芽だし、育成の各工程からなっている。そして、キノコの育成に際して、品種によっては、特定の波長域の光を照射することによってその成長が促進されることから、キノコの生産工場における栽培工程において適当な照明光を効果的に使用することにより、キノコの株の高さや傘の大きさ(径)などの部位を選択的に成長させることができることが知られている。
従来、工場におけるキノコ育成用の照明光源としては、特定の波長域の照明光によって成長が促進されるシメジやエノキタケの栽培を中心に、一般の直管形蛍光灯が用いられていた。
ところで、工場において照明光源を用いてキノコを量産する場合、光源寿命を長くすると共に、照明光源の消費エネルギーを小さく抑えることが要望される。特に、光源寿命が短い場合には、照明光源の取替作業の頻度が高くなり、このことが量産工場において大きな課題となる。
しかし、照明光源として蛍光灯を用いた場合、上記要望に応えることは困難であった。すなわち、照明光源として蛍光灯を用いてキノコを量産する場合には、コストと電気設備の制限から、消費エネルギーを小さく抑える必要があったために、照明光源に対して点灯と消灯を繰り返す制御が行われる。蛍光灯の場合、点灯と消灯を短時間に繰り返すと光源部に大きな負担がかかり、光源の寿命が著しく短くなってしまう。
さらに、照明光源として蛍光灯を用いた場合には、地震などの不慮の事態によって蛍光灯が落下し、破損したガラス片が、食用として生産されているキノコ内に混入するという重大な問題を引き起こしてしまう。
そこで、従来、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下「LED」とも称する)を用いたキノコ栽培用の照明光源が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−269053号公報
しかし、上記特許文献1で提案されているキノコ栽培用の照明光源は、育成工程において照射する光の照度が、照射全域において照度差が100lx以内となるように、LEDを大面積に二次元的に多灯配置する構成のものであるため、省エネルギー化を図るには至っていない。
そこで、本発明者らは、従来の光源である蛍光灯による育成と同等のキノコの品質を維持しながら省エネルギー化を図るべく鋭意研究を重ね、キノコ、特に、本シメジ、ブナシメジ、エノキタケ等の育成に好適な照明器具の発明をするに至った。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、省エネルギー化を図ることのできる発光ダイオード照明器具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る発光ダイオード照明器具の構成は、照明光源としての単一の発光ダイオード光源と、前記発光ダイオード光源からの光を拡散する拡散部材とを備え、前記発光ダイオード光源に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が付帯するPWM(Pulse Width Modulation)回路により行われる発光ダイオード照明器具であって、前記パルス電流の点灯周波数が1kHz以上であり、かつ、前記パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率が60%以上であることを特徴とする。
尚、光源である発光ダイオードは、1つの照明器具に数個程度使用されることもある。
この発光ダイオード照明器具の構成によれば、照明光源としての単一の発光ダイオード光源と、前記発光ダイオード光源からの光を均一に拡散し、前記発光ダイオード光源の直下の照度と最外郭の照度とを同等なものにすることが可能な拡散部材とを備えていることにより、発光ダイオードを大面積に多灯配置する構成を採用しなくても、照射全域において照度バラツキを小さくすることができる。その結果、従来の蛍光灯を用いた照明器具よりもコンパクトな発光ダイオード照明器具を提供することができる。また、このように照度バラツキを小さくすることにより、キノコの傘径のバラツキを一定の範囲に保つことができる。また、長寿命でパルス応答特性の良好な発光ダイオード光源に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われるので、蛍光灯と比較して光源寿命を長くすると共に、消費エネルギーをより小さく抑えることができる。また、パルス電流の点灯周波数を1kHz以上とすることにより、キノコは、連続した光と認識して発光ダイオード光源による効果的な光刺激を受け、生育(生体反応)が促される。尚、パルス電流の点灯周波数が10Hz以下になると、発光ダイオード光源の点滅による“ちらつき”を人間が認識するようになり、キノコの生産工場における作業者の作業環境に悪影響を及ぼすこととなる。また、1kHz以下の点灯周波数では、点滅による“ちらつき”をキノコが認識するためにキノコの育成に影響が出る可能性がある。そこで、パルス電流の点灯周波数を1kHz以上とすることにより、キノコと作業者にとって発光ダイオード光源の点滅による“ちらつき”が認識できない作業区であって良好なキノコ育成環境となる。さらに、パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率を60%以上とすることにより、蛍光灯による育成と同等な品質のキノコの傘径(購入ユーザが目で見たときに傘径が揃っている)及び株高さを適度な寸法(パッケージ・ラッピングが容易な規格偏差内)に保つことができる。
前記本発明の発光ダイオード照明器具の構成において、前記パルス電流の波形は、矩形波、鋸波、山形波からなる群から選ばれる1つであるのが好ましい。
また、前記本発明の発光ダイオード照明器具の構成においては、前記発光ダイオード光源の直下100mm以遠の最大照度が1000lx以下であり、かつ、前記発光ダイオード光源の直下500mm以内での照度が500lx以上であるのが好ましい。この好ましい例によれば、本シメジ、ブナシメジの育成に好適な発光ダイオード照明器具を提供することができる。
また、前記本発明の発光ダイオード照明器具の構成においては、前記発光ダイオード光源の直下100mm以遠の最大照度が300lx以下であり、かつ、前記発光ダイオード光源の直下500mm以内での照度が150lx以上であるのが好ましい。この好ましい例によれば、エノキタケの育成に好適な発光ダイオード照明器具を提供することができる。
また、前記本発明の発光ダイオード照明器具の構成においては、前記発光ダイオード光源が、平面サイズが直径30mm又は30mm角以内の蛍光体で覆われた発光ダイオードを1個もしくは複数個実装したものであるのが好ましい。
また、前記本発明の発光ダイオード照明器具の構成においては、前記発光ダイオード光源の有効水平照射距離内の照度分布のバラツキ(有効水平照射距離内における照度差)が20%以内であるのが好ましい。この好ましい例によれば、本シメジ、ブナシメジの傘径の品質バラツキを小さくすることのできる発光ダイオード照明器具を提供することができる。
ここで、有効水平照射距離とは、照明器具の中心部の直下(最大の照度を有する)に被照射体の中心部を略一致させた場合の、被照射体の中心部から最も離れた部分の当該中心部からの距離をいう。例えば、後述する本発明の実施の形態のようにサイズが450mm×450mmのコンテナを用いた場合の有効水平照射距離は225×√2mmとなる。
本発明によれば、省エネルギー化を図ることのできる、キノコ、特に、本シメジ、ブナシメジ、エノキタケ等の育成に好適な発光ダイオード照明器具を提供することができる。
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図4を参照しながら、本発明の第1の実施の形態の発光ダイオード(LED)照明器具について説明する。図1は、本実施の形態におけるLED照明器具の使用状態を示す概略図、図2は、本実施の形態におけるLED照明器具の照度分布を示す図、図3は、本実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形を示す図、図4は、本実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源の制御部を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のLED照明器具1は、ヒートシンクを兼ねた器具本体2と、器具本体2に取り付けられた、照明光源としての単一のLED光源3と、LED光源3の出射側に配置され、当該LED光源3からの光を拡散する拡散部材としての拡散板4とを備えている。器具本体2のサイズは80mm×150mmである。
ここで、LED光源3としては、松下電器産業株式会社製の、高光束でコンパクトな白色LED光源「LUGA(ルーガ)(商品名)」が用いられ、拡散板4の材料としてはアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の高分子材料が用いられる。白色LED光源「LUGA」は、複数個のLEDチップを高密度にフリップチップ実装したものであり、8.4mm×26.2mmの発光面積を有している。また、拡散板4のサイズは、15mm(幅)×40mm(長さ)×1mm(厚み)である。
尚、図1中、5は栽培棚、6は栽培棚5に載置されたコンテナ、7はコンテナ6内に収容された栽培ビン、8は栽培ビン7内で芽だしされたキノコをそれぞれ示している。
コンテナ6のサイズは450mm×450mmであり、コンテナ6内には16個の栽培ビン7が収容されている。そして、コンテナ6の中心の真上で、かつ、栽培ビン7の口からの垂直距離が250mmの地点にLED光源3が位置するように、LED照明器具1が設置されている。また、栽培棚5の上面と器具本体2の取付面との間の距離は500mmである。
LED光源3と拡散板4との間の距離、及び、拡散板4の透過率分布は、LED光源3の直下の照度と最外郭(コンテナ6の外周部)の照度とが同等になるように設定される。例えば、LED光源3として白色LED光源「LUGA」を用い、かつ、上記サイズの拡散板4を用いた場合、LED光源3と拡散板4との間の距離を10mm、拡散板4の透過率分布を、照度分布が図2のようになる透過率分布にすれば、LED光源3の直下の照度と最外郭(コンテナ6の外周部)の照度とがほぼ同等になる。尚、図2において、横軸“0”の点はLED光源3の直下の点を示しており、“−225×√2mm”及び“+225×√2mm”の点は最外郭(コンテナ6の外周部)を示している(後述する第2の実施の形態の図13においても同様である)。図2に示す照度分布図においては、LED光源3の有効水平照射距離内の照度分布のバラツキ(有効水平照射距離内における照度差)が20%以内となっている。
本実施の形態のLED照明器具1の構成によれば、以上のように、照明光源としての単一のLED光源3と、LED光源3からの光を拡散し、LED光源3の直下の照度と最外郭の照度との照度差を20%以内に抑えることが可能な拡散板4とを備えていることにより、LEDを大面積に多灯配置する構成を採用しなくても、照射全域において照度バラツキを小さくすることができる。そして、このように照度バラツキを小さくすれば、キノコの傘径のバラツキを一定の範囲に保つことができる。
本実施の形態のLED照明器具1においては、LED光源3に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われる。パルス電流の波形としては、例えば図3に示すような矩形波が用いられる。そして、キノコの育成工程においては、温度15℃前後、湿度95%前後、二酸化炭素濃度2000ppm以下の環境下で、この点灯と消灯を繰り返す制御(点滅制御)と、消灯とが15分〜30分間隔で繰り返される。図4に示すように、器具本体2に組み込まれたLED光源3の制御部は、AC100VをDC12Vに変換するAC/DCコンバータ9と、AC/DCコンバータ9に電気的に接続されたPWM回路10とを備えている。PWM回路10で生成されるパルス電流のPWM波形の点灯周波数は56kHz、前記パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率は80%に設定されている。
このように、本実施の形態のLED照明器具1においては、長寿命でパルス応答特性の良好なLED光源3に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われるので、消費エネルギーをより小さく抑えることができる。また、パルス電流の点灯周波数を56kHzとしたことにより、キノコは、連続した光と認識してLED光源3による効果的な光刺激を受け、生育(生体反応)が促される。この光刺激による生体反応は30分ほどで飽和するため、上記のように、点滅制御と消灯とを15分〜30分間隔で繰り返すようにされている。また、パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率を80%としたことにより、蛍光灯による育成と同等な品質のキノコの傘径及び株高さを適度な寸法(パッケージ・ラッピングが容易な規格偏差内)に保つことができる。
また、本実施の形態のLED照明器具1においては、LED光源3の直下100mm以遠の最大照度が1000lx以下であり、かつ、LED光源3の直下500mm以内での照度が500lx以上となるように設定されている。これにより、本シメジ、ブナシメジの育成に好適なLED照明器具を提供することができる。LED光源3の直下500mm以内での照度が500lx未満の場合には、本シメジ、ブナシメジの傘が十分に開かず、株が必要以上に伸びてしまう。また、LED光源3の直下100mm以遠の最大照度が1000lxよりも大きくなると(逆に、明るすぎると)、本シメジ、ブナシメジの傘が変色してしまう。
尚、本実施の形態のLED照明器具1において、LED光源3の直下100mm以遠の最大照度が300lx以下、LED光源3の直下500mm以内での照度が150lx以上となるように設定すれば、エノキタケの育成に好適なLED照明器具を提供することができる。そして、この場合にも、LED光源3の直下500mm以内での照度が150lx未満になると、エノキタケの傘が十分に開かず、株が必要以上に伸びてしまう。また、LED光源3の直下100mm以遠の最大照度が300lxよりも大きくなると(逆に、明るすぎると)、エノキタケの傘が変色してしまう。
また、本実施の形態においては、照明光源としての単一のLED光源3として、白色LED光源「LUGA」が用いられているが、照明光源は、必ずしもこれに限定されるものではなく、単一のLED光源であればよい。単一のLED光源としては、この他に、例えば、平面サイズが直径30mm又は30mm角以内の蛍光体で覆われている発光ダイオードを1個もしくは複数個実装したもの等がある。このような構成を有するLED光源を、図5(a)〜(c)、図6(a)、(b)に示す。図5(a)〜(c)に示すLED光源は、基板13と、基板13上に実装された1個の高出力形のラージLEDチップ(0.5mm角以上)14と、基板13上にLEDチップ14を覆うように塗布又は固定された、平面サイズが30mm角の蛍光体15とを備えている。図5(a)、(b)に示すLED光源は、フリップチップ構造の単一LEDパッケージであり、図5(b)、(c)に示すLED光源は、ワイヤーボンディング構造の単一LEDパッケージである。また、図6(a)、(b)に示すLED光源は、基板13と、基板13上に高密度に実装された複数個のスモールLEDチップ(0.5mm角以内、0.3mm角以上)14’と、LEDチップ14’の上方に固定された(基板13上にLEDチップ14’を覆うように塗布又は固定されていてもよい)平面サイズが30mm角の蛍光体15’とを備えた、フリップチップ構造の複数LEDパッケージである。また、LED光源は、白色光源に限定されるものではなく、400〜500nmの波長域にピークを持つものであればよい。例えば、LED光源として、青色LED光源を用いることもできる。
また、本実施の形態においては、パルス電流の点灯周波数が56kHzに設定されているが、パルス電流の点灯周波数は、必ずしもこの周波数に限定されるものではなく、1kHz以上であればよい。パルス電流の点灯周波数が1kHz以上であれば、キノコに対してLED光源3による効果的な光刺激を与えることができる。
また、本実施の形態においては、パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率が80%に設定されているが、パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率は、必ずしもこの比率に限定されるものではなく、60%以上であればよい。パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率が60%以上であれば、キノコの傘径及び株高さを適度な寸法(パッケージ・ラッピングが容易な規格偏差内)に保つことができる。図7に、発光ダイオード光源の点滅制御に用いられるパルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率に対するキノコの傘径及び株高さのバラツキの状態を示す。図7は、温度15℃前後、湿度95%前後、二酸化炭素濃度2000ppm以下の環境下で、パルス電流の点灯周波数を56kHzに設定し、点滅制御と、消灯とを15分〜30分間隔で14日間繰り返したときのデータである。図7に示すように、パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率が60%以上のときに、キノコの傘径及び株高さが規格偏差内に収まることが分かる。
また、本実施の形態においては、パルス電流の波形として、スイッチング回路の応答遅れからくる突入電流が存在する矩形波(図3)が用いられているが、パルス電流の波形は必ずしもこれに限定されるものではない。パルス電流の波形としては、例えば、理想矩形波(図8)、鋸波(三角波)(図9)、山形波(図10)等を用いることができる。また、正方向のパルス電流波形だけではなく、図11に示すような正負方向のパルス電流波形を用いることもできる。この図11に示す正負方向のパルス電流波形は、例えば、それぞれ直列に接続された第1及び第2のLED群を、互いに逆向きにかつ並列に接続して構成したLED光源の点滅制御を行うときに用いられる。
また、本実施の形態においては、LED光源3からの光を拡散する拡散部材として、高分子材料からなる拡散板4が用いられているが、拡散部材は、必ずしもかかる構成のものに限定されるものではなく、ガラス材からなるもの、シート状のものを用いてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、図12、図13を参照しながら、本発明の第2の実施の形態のLED照明器具について説明する。図12は、本実施の形態におけるLED照明器具の使用状態を示す概略図、図13は、本実施の形態におけるLED照明器具の照度分布を示す図である。尚、図12において、上記第1の実施の形態の構成部材等と同一の構成部材等については、同一の参照符号を付している。
図12に示すように、本実施の形態のLED照明器具11は、器具本体2と、器具本体2に取り付けられた、照明光源としての単一のLED光源3と、LED光源3の出射側に配置され、当該LED光源3からの光を拡散する拡散部材としての円錐台プリズム12及び拡散板4とを備えている。そして、コンテナ6の中心の真上にLED光源3が位置するように、LED照明器具11が設置されている。尚、図12においては、栽培棚5にコンテナ6が2つ並べて載置され、1つコンテナ6に1つのLED照明器具11が対応するようにされている。尚、実際には、900mm×1350mmのサイズの栽培棚5に、16個の栽培ビン7が収容される450mm×450mmのサイズのコンテナ6が6つ並べて載置され、1つコンテナ6に1つのLED照明器具11が対応するように構成される(上記第1の実施の形態についても同様である)。
ここで、円錐台プリズム12の材料としては、光学ガラスBK7、合成石英、溶融石英等が用いられる。円錐台プリズム12のサイズは、25mm(下面の面積)×50mm(上面の面積)×10mm(高さ)であり、拡散板4のサイズは、30mm(幅)×30mm(長さ)×1mm(厚み)である。
栽培棚5の上面と器具本体2の取付け面との間の距離は500mmである。
LED光源3と円錐台プリズム12との間の距離、及び、円錐台プリズム12、拡散板4の透過率分布は、LED光源3の直下の照度と最外郭(コンテナ6の外周部)の照度とが同等になるように設定される。例えば、LED光源3として白色LED光源「LUGA」を用い、かつ、上記サイズの円錐台プリズム12及び拡散板4を用いた場合、LED光源3と円錐台プリズム12との間の距離を1mm(もしくは両者を密着させ)、円錐台プリズム12、拡散板4の透過率分布を、照度分布が図13のようになる透過率分布にすれば、LED光源3の直下の照度と最外郭(コンテナ6の外周部)の照度とがほぼ同等になる。
また、本実施の形態のLED照明器具11においても、上記第1の実施の形態のLED照明器具1の場合と同様に、図4に示す制御部を用いて、LED光源3に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われる。そして、キノコの育成工程においては、温度15℃前後、湿度95%前後、二酸化炭素濃度2000ppm以下の環境下で、この点灯と消灯を繰り返す制御(点滅制御)と、消灯とが15分〜30分間隔で繰り返される。
以上のような構成のLED照明器具11によれば、上記第1の実施の形態で説明したのと同様の効果を得ることができる。
尚、本実施の形態においては、LED光源3からの光を拡散する拡散部材として、円錐台プリズム12及び拡散板4が用いられているが、プリズムとしては四角錐台等の多角錐台状のプリズムを用いることもでき、拡散板4の代わりに拡散シートを用いることもできる。また、プリズムの下面部と側面部のプリズム表面を粗くして光の透過率を変化させることもできる。
以上のように、本発明によれば、光源寿命が長く、消費エネルギーをより小さく抑えることができると共に、発光ダイオード光源の直下の照度と最外郭の照度とを同等なものにすることが可能な照明器具を提供することができる。従って、本発明は、キノコの生産工場における照明器具として有用である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における発光ダイオード(LED)照明器具の使用状態を示す概略図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態におけるLED照明器具の照度分布を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源の制御部を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源の他の例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源のさらに他の例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態の、発光ダイオード光源の点滅制御に用いられるパルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率に対するキノコの傘径及び株高さのバラツキの状態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形の他の例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形のさらに他の例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形のさらに他の例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態のLED照明器具に用いられるLED光源を制御するパルス電流の波形のさらに他の例を示す図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態におけるLED照明器具の使用状態を示す概略図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態におけるLED照明器具の照度分布を示す図である。
符号の説明
1、11 発光ダイオード(LED)照明器具
2 器具本体
3 発光ダイオード(LED)光源
4 拡散板
9 AC/DCコンバータ
10 PWM回路
12 円錐台プリズム
13 基板
14、14’ 発光ダイオード(LED)チップ
15、15’ 蛍光体

Claims (6)

  1. 照明光源としての単一の発光ダイオード光源と、前記発光ダイオード光源からの光を拡散する拡散部材とを備え、前記発光ダイオード光源に対してパルス電流により点灯と消灯を繰り返す制御が行われる発光ダイオード照明器具であって、
    前記パルス電流の点灯周波数が1kHz以上であり、かつ、前記パルス電流のデューティーサイクル比のオンの比率が60%以上であることを特徴とする発光ダイオード照明器具。
  2. 前記パルス電流の波形が、矩形波、鋸波、山形波からなる群から選ばれる1つである請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
  3. 前記発光ダイオード光源の直下100mm以遠の最大照度が1000lx以下であり、かつ、前記発光ダイオード光源の直下500mm以内での照度が500lx以上である、請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
  4. 前記発光ダイオード光源の直下100mm以遠の最大照度が300lx以下であり、かつ、前記発光ダイオード光源の直下500mm以内での照度が150lx以上である、請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
  5. 前記発光ダイオード光源が、平面サイズが直径30mm又は30mm角以内の蛍光体で覆われた発光ダイオードを1個もしくは複数個実装したものである、請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
  6. 前記発光ダイオード光源の有効水平照射距離内の照度分布のバラツキが20%以内である、請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
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