JP2003038033A - 植物栽培用照明器具 - Google Patents

植物栽培用照明器具

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JP2003038033A
JP2003038033A JP2001230810A JP2001230810A JP2003038033A JP 2003038033 A JP2003038033 A JP 2003038033A JP 2001230810 A JP2001230810 A JP 2001230810A JP 2001230810 A JP2001230810 A JP 2001230810A JP 2003038033 A JP2003038033 A JP 2003038033A
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reflecting plate
container
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reflection plate
main
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JP2001230810A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Aoki
範行 青木
Nobuhiko Kuwahata
暢彦 桑畑
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Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射板により平面方向の配光特性を改善した
植物栽培用照明器具を提供すること。 【解決手段】 植物栽培用照明器具10は、安定器や電
源部などを収納している本体部3、主反射板4a、補助
反射板4b、長尺状の蛍光ランプ5を具備している。コ
ンテナ1には、しめじや椎茸などのきのこの菌が収納さ
れている複数の容器2a〜2hが平面状に配列されてお
り、コンテナ1の奥行き方向にも複数列配列されてい
る。主反射板4aは断面視がゆるやかな弧状をなしてお
り、両側の側縁には補強用のリブ4s、4rが形成され
ている。4pは補助反射板取り付け用のねじ穴である。
主反射板4aは、例えばアルミ電解研磨仕上げの鏡面反
射板の構成として、蛍光ランプ5の出力光に対する反射
強度を高めている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射板により平面
方向の配光特性を改善した植物栽培用照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】植物は、照射される光量により成育の促
進がなされることが知られている。このように、植物に
光を照射して成育の促進を図る目的で、植物栽培用照明
器具が用いられている。
【0003】図5は、このような植物栽培用照明器具の
一例を示す概略の説明図である。図5において、50は
植物栽培用照明器具で、安定器などが収納されている本
体部53、反射板54、蛍光ランプ55を有している。
この植物栽培用照明器具50は、適宜の手段により取り
付け部56に固定される。反射板54は、内側に彎曲し
た平面形状に構成されている。
【0004】51はコンテナで、容器52a〜52hが
平面状に複数個配列されている。また、奥行き方向にも
容器が複数列配置されている。容器52a〜52h内に
は、植物の種子や苗などが収納されているが、しめじや
椎茸などのきのこの菌が収納されることもある。蛍光ラ
ンプ55は、中央部の容器52d、52eとは数10c
m、例えば20cm程度離れた高さの位置に配置され
る。
【0005】蛍光ランプ55を点灯すると、出力光は反
射板54で反射されて、直接光と共に矢視A〜矢視Bの
範囲で容器52a〜52hに照射される。容器内にしめ
じや椎茸などのきのこの菌が収納されている場合には、
蛍光ランプ55を30分間オン、30分間オフのよう
に、一定の時間間隔でオンオフして、光の照射と遮断を
繰り返す。
【0006】図5の植物栽培用照明器具は、平面上に配
列された複数の容器に対して、むらなく均等に光を照射
することが望ましい。しかしながら、蛍光ランプ55の
位置と各容器との間の高さは、20cm程度の短い距離
となっている。このため、蛍光ランプ55の出力光は、
前記A〜Bの範囲にしか照射されず、コンテナ51の端
部側に配置された容器までは出力光は十分には到達しな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、蛍光ランプ
55の直下の容器52d、52eに対する照度は大きく
なるが、コンテナ51の端部側に配列された容器52
a、52b、52g、52hに対する照度が不足する。
このように、コンテナ51に配列された容器に対して、
蛍光ランプ55による出力光の照度にバラツキがある。
このため、コンテナ51の端部側に配列された容器内に
収納されている植物、特にしめじや椎茸などのきのこの
成育が悪いという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、平面方向の配光特性を改善し、植物の成育を促
進する植物栽培用照明器具の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、請
求項1に係る発明において、植物栽培用照明器具を、断
面視がゆるやかな弧状をなし、鏡面反射板として構成さ
れる長尺状の主反射板と、主反射板の中央付近に取り付
けられる長尺状の補助反射板と、前記補助反射板に沿っ
て配置される長尺状のランプとを有し、前記ランプの出
力光を主反射板と補助反射板とで反射させ、直接光と共
に反射光を平面状に配列された複数の容器に照射して、
各容器内に収納された植物の成育を促進する構成とする
ことによって達成される。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の植物栽培用照明器具において、前記容器内の植物
はきのこであることを特徴としている。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の植物栽培用照明器具において、前記補助反射板は
断面視が略三角形状であり、三角形の頂点を結ぶ稜線に
沿って前記ランプを配置したことを特徴としている。
【0012】請求項1に係る発明の上記特徴によれば、
鏡面反射板として構成される長尺状の主反射板と、主反
射板の中央付近に取り付けられる長尺状の補助反射板と
を用いて、ランプの出力光を平面状に配列された複数の
容器に照射している。このため、ランプの出力光は主反
射板の端部においても反射強度が高くなり、平面状に配
列された複数の容器に対して、植物成育に十分な照度が
得られる。
【0013】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
容器内に収納されたきのこを栽培するに適した植物栽培
用照明器具が得られる。
【0014】請求項3に係る発明の上記特徴によれば、
補助反射板は断面視が略三角形状であり、三角形の頂点
を結ぶ稜線に沿ってランプを配置している。このため、
補助反射板による反射光を効果的に主反射板に照射して
再反射させるので、容器に対する照度を高めることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図を参照して説明する。図1は、本発明の実施形
態に係る植物栽培用照明器具を示す概略の説明図であ
る。図1において、植物栽培用照明器具10は、安定器
や電源部などを収納している本体部3、長尺状の主反射
板4a、長尺状の補助反射板4b、長尺状の蛍光ランプ
5を具備している。コンテナ1には、しめじや椎茸など
のきのこの菌が収納されている複数の容器2a〜2h
が、平面状に配列されている。また、容器はコンテナ1
の奥行き方向に複数列配列されている。
【0016】図2は、主反射板4aの概略の斜視図であ
る。図2において、主反射板4aは断面視がゆるやかな
弧状をなしており、概略平板状に形成されている。主反
射板4aの中心部と側縁とは、例えば2cm程度の高さ
の差を有している。また、主反射板4aの両側の側縁に
は補強用のリブ4s、4rが形成されている。4pは補
助反射板取り付け用のねじ穴である。
【0017】主反射板4aは、例えばアルミ電解研磨仕
上げの鏡面反射板の構成として、蛍光ランプ5の出力光
に対する反射強度を高めている。なお、主反射板4aの
材質は、アルミに限らず、ステンレスや合成樹脂を用い
た鏡面反射板の構成とすることができる。また、主反射
板4aの本体部3側の表面には、防水用の塗装を施すこ
ともできる。
【0018】図3は、補助反射板4bの例を示す概略の
斜視図である。図3において、補助反射板4bは断面視
が略三角形であり、両側の側縁には水平方向にフランジ
部4u、4vが形成されている。各フランジ部4u、4
vには、取り付け用のねじ4qが設けられている。この
補助反射板4bも反射板4aと同様に鏡面反射板を用い
ることができる。
【0019】主反射板4aのねじ穴4pと、補助反射板
4bのねじ穴4qの位置合わせをして、ねじやリベット
などにより補助反射板4bを主反射板4aに取り付け
る。本発明の植物栽培用照明器具10の大きさは、一例
として、反射板4aは、幅寸法が40cm、長さ寸法が
120cm、補助反射板4bは、幅寸法が7cm、長さ
寸法を110cmに形成する。コンテナ1は、幅寸法が
82cm、長さ寸法が130cmである。
【0020】図4は、図1の植物栽培用照明器具10の
配光分布の例を示す特性図である。図4において、主反
射板4aの直下の照度は600ルクス(lx)、コンテ
ナ1の端部付近でも100ルクス(lx)の照度が得ら
れている。しめじや椎茸の照明器具による栽培には、5
0ルクス(lx)以上の照度が必要とされているが、本
発明の植物栽培用照明器具10は、この要件を十分に満
たしている。
【0021】本発明においては、図2、図3に示したよ
うに、鏡面反射板とした主反射板4aの中央部に、断面
三角形状の補助反射板4bを固定している。そして、補
助反射板4bの三角形の頂点を結ぶ稜線4xに沿って、
蛍光ランプ5を配置している。このため、補助反射板4
bの傾斜面で反射された蛍光ランプ5の出力光が主反射
板4aの端部にも入射して、再反射される。
【0022】すなわち、主反射板4aは蛍光ランプ5の
出力光を直接反射すると共に、補助反射板4bの反射光
も再反射している。したがって、植物栽培用照明器具1
0から照射される光の範囲は、図1のX〜Yの範囲に拡
張されることなる。このようにして、蛍光ランプ5の直
接光と、主反射板4aと補助反射板4bの反射光により
図4のような配光特性が得られる。このため、コンテナ
1の端部付近に配列された容器においてもしめじや椎茸
の栽培に適した照度とすることができる。
【0023】なお、蛍光ランプ5の出力光は、適正波長
が350〜500nmの範囲であるが、好適には400
〜500nmの分光分布とする。この場合には、近紫外
から紫、青色の光を照射することになる。
【0024】以上、容器に収納されたしめじや椎茸の栽
培に用いる例で説明した。本発明の植物栽培用照明器具
は、その他の植物栽培用の照明器具として適用すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の上記特徴によれば、鏡面反射板として構成される長
尺状の主反射板と、主反射板の中央付近に取り付けられ
る長尺状の補助反射板とを用いて、ランプの出力光を平
面状に配列された複数の容器に照射している。このた
め、ランプの出力光は主反射板の端部においても反射強
度が高くなり、平面状に配列された複数の容器に対し
て、植物成育に十分な照度が得られる。
【0026】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
容器内に収納されたきのこを栽培するに適した植物栽培
用照明器具が得られる。
【0027】請求項3に係る発明の上記特徴によれば、
補助反射板は断面視が略三角形状であり、三角形の頂点
を結ぶ稜線に沿ってランプを配置している。このため、
補助反射板による反射光を効果的に主反射板に照射して
再反射させるので、容器に対する照度を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る植物栽培用照明器具
を示す説明図である。
【図2】反射板を示す斜視図である。
【図3】補助反射板を示す斜視図である。
【図4】植物栽培用照明器具の配光分布の例を示す特性
図である。
【図5】従来例の植物栽培用照明器具を示す概略の説明
図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2a〜2h 容器 3 本体部 4a 主反射板 4b 補助反射板 5 蛍光ランプ 10 植物栽培用照明器具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面視がゆるやかな弧状をなし、鏡面反
    射板として構成される長尺状の主反射板と、主反射板の
    中央付近に取り付けられる長尺状の補助反射板と、前記
    補助反射板に沿って配置される長尺状のランプとを有
    し、前記ランプの出力光を主反射板と補助反射板とで反
    射させ、直接光と共に反射光を平面状に配列された複数
    の容器に照射して、各容器内に収納された植物の成育を
    促進することを特徴とする植物栽培用照明器具。
  2. 【請求項2】 前記容器内の植物はきのこであることを
    特徴とする、請求項1に記載の植物栽培用照明器具。
  3. 【請求項3】 前記補助反射板は断面視が略三角形状で
    あり、三角形の頂点を結ぶ稜線に沿って前記ランプを配
    置したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記
    載の植物栽培用照明器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171904A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Panasonic Corp 発光ダイオード照明器具
JP2011010623A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Daiwa House Industry Co Ltd 菌類と植物の関連生産システム
WO2014192331A1 (ja) * 2013-05-31 2014-12-04 三菱樹脂アグリドリーム株式会社 多段棚式植物育成装置及び植物育成システム

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