JPH05166408A - 嫌虫光放射照明器具 - Google Patents

嫌虫光放射照明器具

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Publication number
JPH05166408A
JPH05166408A JP3360861A JP36086191A JPH05166408A JP H05166408 A JPH05166408 A JP H05166408A JP 3360861 A JP3360861 A JP 3360861A JP 36086191 A JP36086191 A JP 36086191A JP H05166408 A JPH05166408 A JP H05166408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
insects
luminaire
disliking
insect
Prior art date
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Pending
Application number
JP3360861A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ishizuka
政憲 石塚
Tomoteru Mori
友照 森
Koji Otani
貢士 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Lighting Ltd filed Critical Hitachi Lighting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昆虫類が嫌う波長の光を放射して、上記昆虫類
が群がるのを防止する嫌虫光放射照明器具を得ることを
目的とする。 【構成】昆虫類に嫌悪される波長550〜600nmの
嫌虫光を、照明器具の少なくとも横方向に放射するよう
に、嫌虫光発光部100を器具本体200の一部に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、蛾などの昆虫が集りに
くい光を、放電打の光とともに放射する、嫌虫光放射照
明器具に関するものである。
【従来の技術】一般に生活空間で使用されている放電灯
照明器具には、通常、白色蛍光ランプまたは昼光色蛍光
ランプが多用されている。上記白色蛍光ランプの放射線
分光分布は約320〜750nmの範囲におよび、蛍光
体の選択または組み合わせにより上記分光エネルギは異
なってくるが、昼光色蛍光ランプではさらに540nm
以下の波長における分光放射束が多くなり、いずれも電
球の光色に較べて短波長の光が多くなっている。一方、
蛾などの昆虫類の走行性反応曲線に適合した分光分布と
しては、360nmの波長を中心とした比較的短波長の
蛍光(照明学会編:照明ハンドブック(1978)p.
166、オーム社)であって、電球に比較して短波長側
の分光放射束が大きな上記放電灯の光は、昆虫類の活動
期である夏期に多くの昆虫類を誘引していた。
【発明が解決しようとする課題】上記のように、一般に
使用されている放電灯の白色蛍光ランプや昼光色蛍光ラ
ンプは、その放射光の分光分布から、蛾等の昆虫類が誘
引される360nm前後の波長の光を多く含むため、こ
れらの昆虫類が特に夏期の間には群がり集り、快適な生
活を妨げていた。本発明は、昆虫類が嫌う波長の光を放
射して、上記昆虫類が蝟集するのを防止する嫌虫光放射
照明器具を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的は、放電灯を主
光源として点灯する嫌虫光放射照明器具において、昆虫
類に嫌悪される波長550〜600nmの嫌虫光を、照
明器具の少なくとも横方向に放射するように、嫌虫光発
光部を器具本体の一部に設けたことにより達成される。
【作用】蛾等の夜行性昆虫類が嫌悪する550〜600
nmの波長の光は、一般に黄色の光色を有する光であっ
て、上記光を得るためには、主に交通関係等で使われる
いわゆるフォッグランプ(Fog−lamp)のよう
に、光源自体が上記波長の光を放射するランプを用いる
か、あるいは色フィルタを利用することによって所望の
波長の光を得る方法とがある。前者による場合には、照
明器具の器具本体の一部に上記光源の収納場所を設ける
が、後者による場合には、嫌虫光用として別に光源を用
いてもよいし、照明器具の主光源の一部を色フィルタを
透過させて利用することもできる。なお、上記方法によ
って得られた嫌虫光は、昆虫類が遠方から飛来しながら
視認できるように、放射光を照明器具の少なくとも横方
向に出射することが必要で、このため光源の位置によっ
ては、反射板等を利用して、光源からの放射光が照明器
具の横方向を照射するように制御する。
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による嫌虫光放射照明器具の一実施例
を示す片断面図、図2は上記実施例の斜視図、図3は本
発明の他の実施例を示す一部断面図である。図1におい
て、200はコード吊具10で吊り下げた点灯装置箱4
に保持されている器具本体で、セード3とその上部に設
けられた、逆円錐状ルーバ2A、2B、2C、2D等に
より形成された嫌虫光発光部100とにより、吊り下げ
形の蛍光照明器具を構成している。上記セード3の上面
は、上記点打装置箱4の周縁に沿って複数の湾曲した溝
状の抜穴7を有し、上記抜穴7はそれぞれ黄色系透光板
8で塞ぎ、上記セード3の内部には、点灯装置箱4に取
付けたランプホールダ11に環形蛍光ランプ5、6を挾
着保持している。上記環形蛍光ランプ5、6の上方に向
う放射光の一部は、上記セード3の上面抜穴7から黄色
系透光板8を透過したのち、黄色光として上記嫌虫光発
光部100に至る。上記上方に向う一部の光以外の蛍光
ランプ5、6の放射光は、直接またはセード3の内面で
反射して主として下方を照射するが、一部はセード3を
透過して照明器具周辺を照射する。上記嫌虫光発光部1
00を形成する逆円錐状ルーバ2A、2B、2C、2D
等は、光の非透過性材料で形成され表面を反射率が良好
な白色塗装を行っているので、上記嫌虫光発光部100
の内部に到達した黄色光は、上記各ルーバでそれぞれ反
射して照明器具の横方向に放射される。上記黄色系透光
板8を550〜600nmの波長の光を透過するように
調整するときは、昆虫類が嫌う嫌虫光が照明器具の周囲
で横方向に放射され、遠くから飛来する昆虫類に視認さ
れるので、上記昆虫類は上記照明器具を避けて近寄るこ
とがない。上記構成の実施例では、嫌虫光発光部100
に専用の光源を用いることなく、主光源の光の一部を利
用して嫌虫光を発することができる。図3に示す本発明
の他の実施例は、器具本体200′の頂部に、主照明の
光源(図示せず)とは別に発光する光源22を設け、上
記光源22を黄色系の透光カバー21で蔽い嫌虫光発光
部100′としている。上記黄色系の透光カバー21を
550〜600nmの波長の光を透過するように調整す
ることにより、昆虫類が嫌う嫌虫光を照明器具の横およ
び上方向に放射することができ、上記実施例同様の効果
が得られるが、本実施例では嫌虫光発光部100′に独
立した光源22を設けているので、点灯回路を切替える
ことにより、主光源を消灯した状態でも上記鎌虫光発光
部100′だけを点灯して、昆虫類が群がり集るのを避
けることができる。
【発明の効果】上記のように本発明による嫌虫光放射照
明器具は、放電灯を主光源として点灯する嫌虫光放射照
明器具において、昆虫類に嫌悪される波長550〜60
0nmの嫌虫光を、照明器具の少なくとも横方向に放射
するように、嫌虫光発光部を器具本体の一部に設けたこ
とにより、主照明光の他に昆虫類が嫌う嫌虫光を照明器
具の少なくとも横方向に放射するので、遠方から飛来す
る上記昆虫類が上記嫌虫光を認めて接近するのを避ける
ため、放電灯を点灯しながらも昆虫類が群がり集る不快
な状態を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による嫌虫光放射照明器具の一実施例を
示す片断面図である。
【図2】上記実施例の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
8 黄色系透光板 21 黄色系透光カバ
ー 100、100′ 嫌虫光発光部 200、200′ 器具本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯を主光源として点灯する嫌虫光放射
    照明器具において、昆虫類に嫌悪される波長550〜6
    00nmの嫌虫光を、照明器具の少なくとも横方向に放
    射するように、嫌虫光発光部を器具本体の一部に設けた
    ことを特徴とする嫌虫光放射照明器具。
JP3360861A 1991-12-11 1991-12-11 嫌虫光放射照明器具 Pending JPH05166408A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3360861A JPH05166408A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 嫌虫光放射照明器具

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JP3360861A JPH05166408A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 嫌虫光放射照明器具

Publications (1)

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JPH05166408A true JPH05166408A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18471227

Family Applications (1)

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JP3360861A Pending JPH05166408A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 嫌虫光放射照明器具

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JP (1) JPH05166408A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009050979A1 (ja) * 2007-10-18 2009-04-23 Tesco. Eco Lighting Co., Ltd. 照明器具
JP2015130305A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 株式会社 ホト・アグリ 低誘引性照明装置
JP2016058293A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 株式会社 ホト・アグリ 低誘引性照明装置

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JP2016058293A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 株式会社 ホト・アグリ 低誘引性照明装置

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