JP2017050187A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】照明器具1は、光源30と、光源30側に配置される第一面510、及び、第一面510から入射した光が出射する第二面520を備え、光源30から入射した光の配光を制御する透光性の光学部材50とを備え、光学部材50は、光源30から入射した光の少なくとも一部を全反射させることによって、当該光の光路を制御する全反射部504を備え、第二面520は、前記全反射部に入射した光のうち、全反射した光が出射する制御光領域521と、全反射しなかった光が出射する領域である非制御光領域522とを備え、非制御光領域522の少なくとも一部は、制御光領域521の少なくとも一部より、出射する光を大きく拡散させる。
【選択図】図6
Description
[1.全体構成]
まず、実施の形態に係る照明器具の全体構成について、図1〜図3を用いて説明する。
器具本体10は、光源30が内部に配置される部材である。本実施の形態では、器具本体10は、光源30が取り付けられる取付台である。器具本体10は、光源30が発生する熱を放散するヒートシンクとしても機能する。したがって、器具本体10は、金属材料等の熱伝導率の高い材料によって構成されているとよい。器具本体10は、例えばアルミニウムからなるアルミダイカスト製である。図3に示されるように、器具本体10は、セード部11、取付部12及び放熱部13を備える。
枠体20は、器具本体10を天井などの被取付部に取り付けるための部材である。本実施の形態では、枠体20は、器具本体10のセード部11を囲む略円筒状の部材である。図2及び図3に示されるように、枠体20は、外周面に取付ばね25を備える。取付ばね25は、枠体20を、照明器具1の被取付部である造営材に取り付けるための弾性部材である。本実施の形態では、三つの取付ばね25が、枠体20の外周面に設けられる。
光源30は、発光モジュールであって、所定の光を放射状に出射する光源である。本実施の形態では、光源30は、LEDを有する発光モジュールである。光源30は、例えば白色光を出射するように構成されている。光源30は、COB(Chip On Board)型LEDで構成され、図2に示されるように、基台302と、基台302上に実装されたベアチップ(LEDチップ)である複数の青色のLED304と、それらLED304を封止し、蛍光体を含む封止部材とを備える。なお、本実施の形態では、封止部材は全てのLED304を一括封止しているが、封止部材の構成はこれに限られない。ライン状に配列されたLED304の配列方向に沿って複数本のライン状に封止部材を形成する構成としてもよい。
取付部材32は、光源30を器具本体10の取付部12に取り付けるための部材である。図2に示されるように、取付部材32は、規制部322及び爪状部324を備える。
接続部材36は、光源30へ電流を供給する配線(不図示)が接続される部材である。本実施の形態に係る照明器具1は、図2に示されるように、二つの接続部材36を備え、一方の接続部材36に高電位側の配線が、他方の接続部材36に低電位側の配線が、それぞれ接続される。接続部材36には、光源30へ電流を供給する電極(不図示)が設けられている。当該電極が光源30に形成された電極端子に接続される。
反射部材40は、光源30からの光の配光を制御する部材である。本実施の形態では、反射部材40は、光源30からの光を光学部材50に向けて反射させる。図2に示されるように、反射部材40は、光軸Jが貫通する開口が形成された略筒状の形状を有する。
光学部材50は、光源30から入射した光の配光を制御する透光性の光学部材である。図3に示されるように、光学部材50は、光源30側に配置される第一面510、及び、第一面510から入射した光が出射する第二面520を備える。光学部材50は、反射部材40から入射した光の配光を制御して出射する機能を有する。本実施の形態では、光学部材50はフレネルレンズである。光学部材50は、第一面510から入射した光を集光し、第二面520から略円形の断面を有する光を出射する。本実施の形態では、光学部材50の第二面520は、照射むらを抑制するための光拡散構成を備える。当該光拡散構成については、後述する。
筒状部材60は、図3に示されるように、セード部11の内面に配置される筒状の部材である。筒状部材60は、光学部材50から出射した光が入射する入射開口部610及び入射開口部610に入射した光が出射する出射開口部620を有する。筒状部材60は、器具本体10のセード部11の内面であって、光学部材50の第二面520側に配置される。
次に、本実施の形態に係る光学部材50の第二面520における光拡散構成について、図4〜図6を用いて説明する。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具1は、光源30と、光源30側に配置される第一面510、及び、第一面510から入射した光が出射する第二面520を備え、光源30から入射した光の配光を制御する透光性の光学部材50とを備える。光学部材50は、光源30から入射した光の少なくとも一部を全反射させることによって、当該光の光路を制御する全反射部504を備える。第二面520は、全反射部504に入射した光のうち、全反射した光が出射する制御光領域521と、全反射しなかった光が出射する領域である非制御光領域522とを備える。非制御光領域522の少なくとも一部は、制御光領域521の少なくとも一部より、出射する光を大きく拡散させる。
以上、本発明に係る照明器具1について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
30 光源
50 光学部材
504 全反射部
510 第一面
520 第二面
521 制御光領域
522 非制御光領域
526 平坦部
528 凹部
J 光軸
Claims (4)
- 光源と、
前記光源側に配置される第一面、及び、前記第一面から入射した光が出射する第二面を備え、前記光源から入射した光の配光を制御する透光性の光学部材とを備え、
前記光学部材は、前記光源から入射した光の少なくとも一部を全反射させることによって、当該光の光路を制御する全反射部を備え、
前記第二面は、前記全反射部に入射した光のうち、全反射した光が出射する制御光領域と、全反射しなかった光が出射する領域である非制御光領域とを備え、
前記非制御光領域の少なくとも一部は、前記制御光領域の少なくとも一部より、出射する光を大きく拡散させる
照明器具。 - 前記非制御光領域は、球面状の複数の凹部又は凸部を備える
請求項1に記載の照明器具。 - 前記制御光領域は、平坦部を備える
請求項1又は2に記載の照明器具。 - 前記光学部材はフレネルレンズであり、
前記第二面は、同心円状の複数の前記非制御光領域を有する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
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2016
- 2016-08-26 CN CN201620948469.2U patent/CN206036708U/zh not_active Expired - Fee Related
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