JP2002218703A - 軸流ファンモータおよび冷却装置 - Google Patents

軸流ファンモータおよび冷却装置

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JP2002218703A JP2001007125A JP2001007125A JP2002218703A JP 2002218703 A JP2002218703 A JP 2002218703A JP 2001007125 A JP2001007125 A JP 2001007125A JP 2001007125 A JP2001007125 A JP 2001007125A JP 2002218703 A JP2002218703 A JP 2002218703A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 CPU等の発熱体のヒートシンクに冷却風を
送る軸流ファンモータのケーシングからの放熱を促進し
て、ヒートシンクの冷却効率を高め、電子機器・装置の
小型化、軽量化、低価格化を可能にする。 【解決手段】 軸流ファンモータ30のケーシング60が、
複数枚の金属板を積層することにより構成されている。
複数枚の金属板は、ファン吐出口側最外側の1枚の第1
の金属板Aと、残りの複数枚の第2の金属板Bとからな
り、第1の金属板Aは、周辺部と、中央部と、これらを
連結する複数のアーム部とからなり、中央部には、軸受
ホルダー50が取り付けられている。第2の金属板Bは、
周辺部のみからなる金属板B1、周辺部のみからなり、
金属板B1よりも大きい外形輪郭形状を有する金属板、
周辺部のみからなり、周辺部が切り落とされた不連続部
を1個所備えている金属板を構成要素としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、軸流ファンモータ
に関し、特にCPU等の発熱体のヒートシンクに冷却風
を送るために使用されて好適な冷却装置用軸流ファンモ
ータおよび該軸流ファンモータを備えてなる冷却装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン等の電子機器において、
CPU等の発熱を効果的に放散させるために、ヒートシ
ンクを用いることが一般的に行なわれている。そして、
この場合、ヒートシンクを強制的に冷却するために、軸
流ファンモータが用いられている。
【0003】この軸流ファンモータは、その中心部にモ
ータを備えているため、軸流ファンモータからの送風
は、周辺部に比して中心部の風量が少なくなり、ヒート
シンクの全体を均一に冷却することができない。また、
軸流ファンモータからの送風は旋回流をなすことから、
ヒートシンクの冷却フィンの奥深くまで十分に冷却風を
供給することが困難である。
【0004】したがって、軸流ファンモータの冷却能力
が不足することが予め分かっているような場合には、軸
流ファンモータからの送風を制御して、冷却空気流の均
一化を図り、かつ、送風を旋回のない流れとするため
に、整流翼を一体に備えた軸流ファンモータ等が考案さ
れている(特願2000−223696号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器・装置の小型化、軽量化、低価格化の要求は、近年、
一段と増大しており、高集積化した部品からの放熱の問
題は、さらに重要な問題になってきている。
【0006】そこで、本願の発明は、このような問題を
解決するために、従来の軸流ファンモータのケーシング
のほとんどが樹脂成形品であり、また、整流翼も樹脂成
形品であることに着目して、これらの部品に金属素材を
用いることとして、CPU等の発熱体の熱を金属の熱伝
導を利用して効果的かつ効率的に放熱できるようにし、
電子機器・装置の小型化、軽量化、低価格化の要求に応
えた軸流ファンモータおよび該軸流ファンモータを備え
てなる冷却装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、前記のような課題を解決した軸流ファンモータおよ
び冷却装置に係り、その請求項1に記載された発明は、
CPU等の発熱体のヒートシンクに冷却風を送るために
使用され、該ヒートシンクに熱的に接続されて設けられ
る軸流ファンモータのケーシングが、複数枚の金属板を
積層することにより構成されてなることを特徴とする冷
却装置用軸流ファンモータである。
【0008】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、ヒートシンクに伝導されるCP
U等の発熱体の熱は、軸流ファンモータにより生起され
る冷却風によってヒートシンクから運び去られるととも
に、金属の熱伝導により、軸流ファンモータのケーシン
グ全体に伝導されて、該ケーシングからも軸流ファンモ
ータにより生起される冷却風によって運び去られるの
で、ヒートシンクの冷却効率が格段に向上する。これに
より、ヒートシンクを偏平な薄型に形成することができ
て、電子機器・装置の小型化、軽量化、低価格化が一段
と可能になる。
【0009】また、軸流ファンモータのケーシングは、
複数枚の金属板を積層することにより構成されるので、
これらの金属板と連結手段(カシメ、リベット、溶着
等)とを用意しておけばよく、ケーシング全体をダイキ
ャスト等の金型を用いて製作する場合に比較して、金型
合わせ面の後加工やバリ取り加工、寸法出し加工等が不
要であり、製作が容易になるとともに、生産性が高い。
さらに、各種形状の金属板同志をカシメて組み付けるこ
とにより、複数枚の金属板の積層の組合せ選択の範囲を
広げることができる。
【0010】また、請求項2に記載のように請求項1に
記載の発明を構成することにより、複数枚の金属板は、
ファン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aと、残り
の複数枚の第2の金属板Bとからなり、1枚の第1の金
属板Aは、円形状内周縁を有する周辺部と、円形状外周
縁を有する中央部と、これらを連結する複数のアーム部
とからなり、該中央部には、ファンの回転軸の軸受ホル
ダーが取り付けられており、残りの複数枚の第2の金属
板Bは、次の(1)〜(3)の金属板B1〜B3のうち
のいずれかの金属板を構成要素として含んでいるように
される。 (1)円形状内周縁を有する周辺部のみからなる金属板
B1。 (2)円形状内周縁を有する周辺部のみからなり、金属
板B1よりも大きい外形輪郭形状を有する金属板B2。 (3)円形状内周縁を有する周辺部のみからなり、金属
板B1と同じかもしくは略同じ大きさの外形輪郭形状を
有し、前記周辺部が切り落とされた不連続部を1個所備
えている金属板B3。
【0011】この結果、軸受ホルダーに軸流ファンモー
タの回転部を軸受支持させるとともに、固定部(ステー
タ)を固着させることにより、軸流ファンモータの本体
部(固定部と回転部)をケーシングに組み付けることが
できるので、軸流ファンモータの組立構造が簡単化され
る。また、金属板B1〜B3を適切に組み合わせて使用
することによって、ケーシングからの熱放散のさらなる
効率化を図ることも可能になり、ヒートシンクの冷却効
率がさらに向上する。
【0012】さらに、請求項3に記載のように請求項2
に記載の発明を構成することにより、残りの複数枚の第
2の金属板Bは、全て金属板B1からなるものとされ
る。この結果、第2の金属板Bとして、1種類の金属板
B1のみを揃えておけばよいので、ケーシングの製作が
きわめて容易になる。
【0013】また、請求項4に記載のように請求項2に
記載の発明を構成することにより、残りの複数枚の第2
の金属板Bは、全て金属板B3からなるものとされる。
この結果、第2の金属板Bとして、1種類の金属板B3
のみを揃えておけばよいので、ケーシングの製作がきわ
めて容易になる。また、金属板B3の切り落とされた不
連続部から冷却風がケーシングの内側・外側間を通り抜
けるので、ケーシングからの熱放散がさらに効率化され
て、ヒートシンクの冷却効率がさらに向上する。
【0014】また、請求項5に記載のように請求項4に
記載の発明を構成することにより、金属板B3の不連続
部が、隣り合う2枚の金属板B3間で所定角だけ同じ方
向に位相をずらして位置するようにされる。この結果、
ケーシングの周方向に所定間隔を置いて、金属板B3の
切り落とされた不連続部から冷却風がケーシングの内側
・外側間を通り抜けるようになるので、ケーシングから
の熱放散の均一化を図ることができ、ケーシングの熱応
力を軽減して、ケーシングの耐久性を向上させることが
できる。
【0015】さらに、請求項6に記載のように請求項2
に記載の発明を構成することにより、残りの複数枚の第
2の金属板Bは、金属板B1と金属板B2とからなるも
のとされ、これらが交互に積層されている。この結果、
金属板B2の外周縁部の金属板B1の外周縁からはみ出
す部分が突出フィンとして機能するので、ケーシングか
らの熱放散がさらに効率化されて、ヒートシンクの冷却
効率がさらに向上する。
【0016】また、請求項7に記載のように請求項2に
記載の発明を構成することにより、残りの複数枚の第2
の金属板Bは、金属板B2と金属板B3とからなるもの
とされ、これらが交互に積層されている。この結果、金
属板B2の外周縁部の金属板B3の外周縁からはみ出す
部分が突出フィンとして機能するとともに、金属板B3
の切り落とされた不連続部から冷却風がケーシングの内
側・外側間を通り抜けるので、ケーシングからの熱放散
がさらに一段と効率化されて、ヒートシンクの冷却効率
がさらに一段と向上する。
【0017】また、請求項8に記載のように請求項7に
記載の発明を構成することにより、金属板B3の不連続
部が、金属板B2を挟んで隣り合う2枚の金属板B3間
で所定角だけ同じ方向に位相をずらして位置するように
される。この結果、ケーシングの周方向に所定間隔を置
いて、金属板B3の切り落とされた不連続部から冷却風
がケーシングの内側・外側間を通り抜けるようになるの
で、ケーシングからの熱放散の均一化を図ることがで
き、ケーシングの熱応力を軽減して、ケーシングの耐久
性を向上させることができる。
【0018】さらに、請求項9に記載のように請求項2
ないし請求項8のいずれかに記載の発明を構成すること
により、第1の金属板Aと軸受ホルダーとが、同一金属
素材の一体成形により製作される。この結果、軸流ファ
ンモータの本体部(固定部と回転部)とケーシングとの
組付けが簡単化されて、軸流ファンモータの組立構造が
さらに簡単化される。また、軸受ホルダーが金属素材に
より製作されるので、軸受部からの放熱が促進されて、
軸受への熱の影響を排除することができる。
【0019】また、その請求項10に記載された発明
は、CPU等の発熱体のヒートシンクに冷却風を送るた
めに使用され、該ヒートシンクに熱的に接続されて設け
られる軸流ファンモータのケーシングが、複数枚の金属
板と1枚もしくは複数枚の樹脂板とを積層することによ
り構成されてなることを特徴とする冷却装置用軸流ファ
ンモータである。
【0020】請求項10に記載された発明は、前記のよ
うに構成されているので、請求項1に記載された発明と
比較すると、ケーシングを構成する積層板の一部に樹脂
板が使用される分、ヒートシンクの冷却効率は若干低下
するが、ケーシングが軽量になり、価格も低減されるの
で、電子機器・装置のさらなる軽量化、低価格化に資す
ることができる。また、複数枚の金属板と1枚もしくは
複数枚の樹脂板と、連結手段とを用意しておけばよく、
ケーシング全体を金型を用いて製作する場合に比較し
て、金型合わせ面の後加工やバリ取り加工、寸法出し加
工等が不要であり、製作が容易になるとともに、生産性
が高い。
【0021】また、請求項11に記載のように請求項1
0に記載の発明を構成することにより、1枚もしくは複
数枚の樹脂板は、少なくともファン吐出口側最外側の1
枚の樹脂板Cを含み、該樹脂板Cは、円形状内周縁を有
する周辺部と、円形状外周縁を有する中央部と、これら
を連結する複数のアーム部とからなり、該中央部には、
ファンの回転軸の軸受ホルダーが取り付けられる。
【0022】この結果、軸受ホルダーに軸流ファンモー
タの回転部を軸受支持させるとともに、固定部(ステー
タ)を固着させることにより、軸流ファンモータの本体
部(固定部と回転部)をケーシングに組み付けることが
できるので、軸流ファンモータの組立構造が簡単化され
る。
【0023】さらに、請求項12に記載のように請求項
11に記載の発明を構成することにより、樹脂板Cと軸
受ホルダーとは、同一樹脂素材の一体成形により製作さ
れる。この結果、軸流ファンモータの本体部(固定部と
回転部)とケーシングとの組付けが簡単化されて、軸流
ファンモータの組立構造がさらに簡単化される。
【0024】また、請求項13に記載のように請求項5
または請求項8に記載の発明を構成することにより、所
定角は90度とされる。この結果、金属板B3を4枚使
用する毎に、金属板B3の不連続部がケーシングの周囲
を一巡することになるので、ケーシングからの熱放散の
さらなる均一化を図ることができ、ケーシングの熱応力
をさらに軽減して、ケーシングの耐久性をさらに向上さ
せることができる。
【0025】また、請求項14に記載のように請求項2
ないし請求項9、請求項11ないし請求項13のいずれ
かに記載の発明を構成することにより、複数のアーム部
のうちの1つは、少なくともリード線の端子部を覗くこ
とができる窓と、リード線の保持手段とを備えているよ
うにされる。この結果、窓から観察しながら、リード線
の端子部とモータ巻線の端子部との接続作業を行なうこ
とができ、その作業が容易になるとともに、リード線の
配線を能率良く行なうことができ、製品の外観性も向上
する。
【0026】さらに、請求項15に記載のように請求項
1ないし請求項14のいずれかに記載の発明を構成する
ことにより、軸流ファンモータは、整流手段を備えるよ
うにされる。この結果、軸流ファンモータにより生起さ
れる冷却風は、旋回のない流れとなり、ヒートシンクの
フィンに沿って、ヒートシンクの比較的奥深くまで回り
込むことができるようになるので、ヒートシンクの冷却
効率がさらに一段と向上する。
【0027】また、請求項16に記載のように請求項1
5に記載の発明を構成することにより、整流手段は、軸
流ファンモータとヒートシンクとの間に介設されて、複
数枚の整流翼を有する整流筒であることとされる。この
結果、軸流ファンモータの中心部に備えられるモータ部
が冷却風の流れに及ぼす悪影響が緩和されて、周辺部に
比して中心部の風量が少なくなることが抑制され、冷却
風は、ヒートシンクのさらに奥深くまで回り込むことが
できるようになって、ヒートシンクをさらに均一に冷却
することができる。これにより、ヒートシンクの冷却効
率がさらに一段と向上する。
【0028】また、その請求項17に記載された発明
は、請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の冷却
装置用軸流ファンモータを備えてなる冷却装置が、前記
軸流ファンモータを前記ヒートシンクの上部に取り付け
るためのシュラウドをさらに備え、前記シュラウドは、
中央部がくり抜かれて、前記軸流ファンモータのケーシ
ングを載置して取り付けるための取付け面を有する台部
と、該台部の外周縁の複数個所から垂下する複数本の脚
とからなり、前記台部が前記ヒートシンクに熱的に接続
されてこれに被さり、前記脚の先端部が前記発熱体のベ
ースに係止されることにより、前記ヒートシンクに対し
て固定されるようにされており、前記シュラウドと、前
記軸流ファンモータのケーシングを構成するファン吸込
口側最外側の1枚の積層された板とが、同一素材の一体
成形により製作されていることを特徴とする冷却装置で
ある。
【0029】請求項17に記載された発明は、前記のよ
うに構成されているので、シュラウドと、軸流ファンモ
ータのケーシングを構成するファン吸込口側最外側の1
枚の積層された板との、同一素材を利用した一体成形に
より、シュラウドと軸流ファンモータのケーシングとの
組付けが容易になる。これにより、軸流ファンモータを
ヒートシンクの上部にきわめて容易に取り付けることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図5、図8およ
び図9に図示される本願の請求項1ないし請求項3およ
び請求項14に記載された発明の一実施形態(実施形態
1)について説明する。図1は、本実施形態1における
軸流ファンモータを備えてなる冷却装置の分解図、図2
は、同組立平面図、図3は、同組立側面図、図4は、同
軸流ファンモータのケーシングを構成する積層単体とし
ての第1の金属板Aを示す図であって、(a)はその平
面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のc−c線
矢視断面図、図5は、同第2の金属板Bの1種である金
属板B1を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその側面図、図8は、同軸流ファンモータの断
面図であって、図9のVIII−VIII線矢視断面
図、図9は、同軸流ファンモータの平面図である。
【0031】本実施形態1における軸流ファンモータを
備えてなる冷却装置は、CPU等の発熱体を冷却するた
めの装置であって、図1に図示されるように、ヒートシ
ンク10(図1(c))と、ヒートシンク10に冷却風を送
るために使用される軸流ファンモータ30(図1(a))
と、軸流ファンモータ30をヒートシンク10の上部に取り
付けるための脚台として使用されるシュラウド20(図1
(b))とを構成要素として備えていて、これらが一体
に組み立てられることにより、図2および図3に図示さ
れるような冷却装置1が構成される。
【0032】ヒートシンク10は、厚さのある熱伝導性の
よい金属製の矩形状(正方形状)の板からなるベース11
と、該ベース11の上に固着された波形フィン12とからな
っている。ベース11の波形フィン12が固着された側と反
対側の面には、CPU等の発熱体のパッケージ(図示さ
れず)が取り付けられていて、該パッケージの熱がベー
ス11に伝導され、さらにベース11から波形フィン12に伝
導されて、該波形フィン12から放熱される。このように
してパッケージ内の温度上昇が抑制されて、CPUの正
常な作動が保証される。
【0033】矩形状のベース11の四隅の近傍の周壁に
は、シュラウド20の後述する脚22の先端に形成された係
合爪24が進入して係合し得る係合凹部13が形成されてい
る。脚22は、シュラウド20がヒートシンク10に対して固
定されたとき、ヒートシンク10のフィン12の外側に沿っ
て下方に伸びる。
【0034】シュラウド20は、台部21と、該台部21の外
周縁の四隅から垂下する4本の脚22とからなっている。
台部21は、平面視の外径輪郭形状がベース11と同様の矩
形状をなし、軸流ファンモータ30の後述する羽根45の外
径と略同じ大きさに中央部がくり抜かれていて(図示さ
れず)、軸流ファンモータ30のケーシング60(図8、図
9参照)を載置して取り付けるための取付け面25を有す
る。
【0035】シュラウド20の台部21のケーシング取付け
面25には、台部21の四隅近傍にそれぞれ突起23が突設さ
れていて、これらの突起23がケーシング60の四隅近傍に
それぞれ形成された後述する嵌合孔61にそれぞれ嵌合し
て、軸流ファンモータ30をシュラウド20に対して位置決
めするとともに、固定する。このとき、ケーシング60
は、台部21に対して熱的に接続された状態にある。ここ
で、「熱的に接続された」とは、2つの部材が熱伝導可
能な状態に接続されたことを意味している。
【0036】シュラウド20の脚22の先端には、係合爪24
が形成されていて、この係合爪24がベース11の係合凹部
13に係合して係止されることにより、シュラウド20がヒ
ートシンク10に被さるようにしてこれに固定される。こ
のようにしてシュラウド20がヒートシンク10に対して固
定されたとき、シュラウド20は、その台部21がヒートシ
ンク10の波形フィン12の頂部に接して熱的に接続された
状態にある。したがって、ヒートシンク10の熱は、シュ
ラウド20に伝導され、さらに、シュラウド20からケーシ
ング50に伝導される。シュラウド20は、熱伝導の良好な
金属素材の一体成形により製作されることが望ましい
が、樹脂成形品であってもよい。
【0037】次に、軸流ファンモータ30の構造につい
て、詳細に説明する。軸流ファンモータ30は、図8およ
び図9に図示されるように、本体部40と、該本体部40を
囲むケーシング60と、本体部40とケーシング60との間に
あって、これらを固着関係に連結する軸受ホルダー50と
からなっている。
【0038】本体部40は、モータと回転翼とを備える部
分であり、固定部(ステータ)41と回転部(羽根付きロ
ータ)42とからなっている。固定部41は、その固定子鉄
心が軸受ホルダー50の筒状部50a の先端部に嵌着されて
いて、この軸受ホルダー50が、前記のとおり、ケーシン
グ60に連結固着されることにより、ケーシング60に対し
て固定されている。固定部41の上部には、軸受ホルダー
50の筒状部50a に嵌合するようにして、PCB(プリン
ト配線基板)48が装着されていて、このPCB48上でリ
ード線31の端子部31a とモータのステータとしての機能
を有する固定部41の巻線の端子部とが半田付けされてい
る。
【0039】回転部42は、その有底回転筒体43の底部中
央に立設された回転軸44が軸受ホルダー50の筒状部50a
に一対のボールベアリング51を介して回転自在に軸受支
持されていて、その有底回転筒体43の内周面には、永久
磁石46とヨーク47との対が複数対、周方向に等間隔に配
設されており、これらの複数対と有底回転筒体43とによ
り、モータの回転子(ロータ)が構成されている。ま
た、その有底回転筒体43の外周面には、多数の羽根45が
取り付けられている。有底回転筒体43と羽根45とは、通
常は樹脂素材の一体成形により製作される。
【0040】軸受ホルダー50は、その筒状部50a に連な
るフランジ部50b がケーシング60の後述する第1の金属
板Aの中央部63A の4個所にネジ72によりネジ止めされ
ることにより、ケーシング60に固着されている。このよ
うにして、軸流ファンモータ30の本体部40(固定部41、
回転部42)がケーシング60に支持・固定される。軸受ホ
ルダー50は、金属製とされている。
【0041】ケーシング60は、複数枚の金属板を積層す
ることにより構成されている。これら複数枚の金属板
は、ファン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aと、
残りの複数枚の第2の金属板Bとからなっている。な
お、ここで、「ファン」とは、軸流ファンモータ30の中
で、ファン固有の機能を奏する構造部分を指している
(モータに特有の固定部41、永久磁石46、ヨーク47等は
除かれる。)。
【0042】第1の金属板Aは、図4および図9に図示
されるように、円形状内周縁65A を有する周辺部62A
と、円形状外周縁66A を有する中央部63A と、これらを
連結する複数(4本)のアーム部64A とからなってい
る。そして、その四隅近傍には、ケーシング60の四隅近
傍にそれぞれ形成された嵌合孔61の要素となる円孔61A
がそれぞれ形成されている。
【0043】周辺部62A は、ベース11およびシュラウド
20の台部21と同様の平面視外径輪郭形状を有している。
中央部63A には、前記のとおり、軸受ホルダー50のフラ
ンジ部50b がネジ72により固着されている。周辺部62A
の円形状内周縁65A と中央部63A の円形状外周縁66A と
の間の開口部は、ファン吐出口67とされている。
【0044】複数のアーム部64A のうちの1つには、リ
ード線31をその端子部31a を含めて覗くことができる細
長い窓68が打ち抜き形成されている。この窓68は、周辺
部62A および中央部63A にまで及んでいて、その中央部
63A にまで及ぶ部分は膨大化されて、端子部31a をモー
タ巻線の端子部に接続する半田付け作業の便が図られて
いる。窓68の長さ方向の略中央部には、リード線31を支
承・保持する保持手段69が設けられている。この保持手
段69は、金属板Aの素材が打ち抜かれることなく残され
た小片が口の字状に折曲されることにより、当該アーム
部64A と一体に形成されている。
【0045】残りの複数枚の第2の金属板Bは、本実施
形態1においては、全て図5に図示される金属板B1か
らなるものとされている。この金属板B1は、第1の金
属板Aと同じ大きさの外径輪郭形状を有し、円形状内周
縁65B1を有する周辺部62B1のみからなるものとされてい
る。したがって、第1の金属板Aと異なり、中央部およ
び該中央部と周辺部62B1とを連結するアーム部とを備え
ていない。なお、その四隅近傍には、ケーシング60の四
隅近傍にそれぞれ形成された嵌合孔61の要素となる円孔
61B1がそれぞれ形成されている。
【0046】ケーシング60は、以上のようにして形成さ
れたファン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aと、
残りの複数枚の第2の金属板B1とが積層されて構成さ
れている。したがって、第1の金属板Aの下には、第2
の金属板B1が複数枚積層されている。これらの積層さ
れた金属板A、B1を一体に束ねるには、金属板同志を
カシメて組み付ける方法が採用されるが、その他の方法
としては、各嵌合孔61A 、61B1に隣接してリベット孔を
別途形成し、リベットをこれらのリベット孔に貫通させ
てリベット止めする方法、リベットの代わりにボルトネ
ジを用いる方法、接着剤により接着する方法、外周を溶
着する方法等がある。
【0047】次に、このようにして構成される冷却装置
1の作用について説明する。軸流ファンモータ30に通電
されて、その回転部42が回転すると、軸流ファンモータ
30は、ヒートシンク10の周辺から冷却風(空気)をヒー
トシンク10の内部に吸引する。吸引された冷却風は、ヒ
ートシンク10の奥深くにまで進入して、フィン12から熱
を奪い、次いで、シュラウド20の中央部のくり抜かれた
部分、ケーシング60の内部を順次通り、吐出口67より吐
出される。
【0048】軸流ファンモータ30とヒートシンク10との
間には、シュラウド20が介設されており、これらの間に
は幾分か距離があるので、冷却風がヒートシンク10の奥
深くにまで進入するに際して、軸流ファンモータ30の本
体部40がその進入の妨げとなることが抑制される。冷却
風は、シュラウド20の中央部のくり抜かれた部分、ケー
シング60の内部を順次通るときにも、これらから熱を奪
って、ヒートシンク10を二段階に効果的に冷却する。
【0049】本実施形態1は、前記のように構成されて
おり、前記のように作用するので、次のような効果を奏
することができる。CPU等の発熱体のヒートシンク10
に冷却風を送るために使用され、該ヒートシンク10に熱
的に接続されて設けられる軸流ファンモータ30のケーシ
ング60が、複数枚の金属板を積層することにより構成さ
れてなるので、ヒートシンク10に伝導されるCPU等の
発熱体の熱は、軸流ファンモータ30により生起される冷
却風によってヒートシンク10から運び去られるととも
に、金属の熱伝導により、シュラウド20を介して軸流フ
ァンモータ30のケーシング60全体に伝導されて、該ケー
シング60からも、軸流ファンモータ30により生起される
冷却風によって運び去られるので、ヒートシンク10の冷
却効率が格段に向上する。これにより、ヒートシンク10
を偏平な薄型に形成することができて、電子機器・装置
の小型化、軽量化、低価格化が一段と可能になる。
【0050】また、軸流ファンモータ30のケーシング60
は、複数枚の金属板を積層することにより構成されてい
るので、これらの金属板と連結手段(カシメ、リベッ
ト、溶着等)とを用意しておけばよく、ケーシング60全
体をダイキャスト等の金型を用いて製作する場合に比較
して、金型合わせ面の後加工やバリ取り加工、寸法出し
加工等が不要であり、製作が容易になるとともに、生産
性が高い。
【0051】また、複数枚の金属板は、ファン吐出口側
最外側の1枚の第1の金属板Aと、残りの複数枚の第2
の金属板Bとからなり、1枚の第1の金属板Aは、円形
状内周縁65A を有する周辺部62A と、円形状外周縁66A
を有する中央部63A と、これらを連結する複数のアーム
部64A とからなり、該中央部63A には、ファンの回転軸
(換言すれば、軸流ファンモータ30の回転軸)44の軸受
ホルダー50が取り付けられており、残りの複数枚の第2
の金属板Bは、全て円形状内周縁65B1を有する周辺部62
B1のみからなる金属板B1からなるものとされているの
で、軸受ホルダー50に軸流ファンモータ30の本体部40の
回転部(羽根付きロータ)42を軸受支持させるととも
に、同軸受ホルダー50に固定部(ステータ)41を固着さ
せることにより、軸流ファンモータ30の本体部30(固定
部41と回転部42)をケーシング60に組み付けることがで
き、軸流ファンモータ30の組立構造が簡単化される。ま
た第2の金属板Bとして、1種類の金属板B1のみを揃
えておけばよいので、ケーシングの製作がきわめて容易
になる。
【0052】さらに、複数のアーム部64A のうちの1つ
は、少なくともリード線31の端子部31a を覗くことがで
きる窓68と、リード線31の保持手段69とを備えているの
で、窓68を通して観察しながら、リード線31の端子部31
a とモータ巻線の端子部との接続作業を行なうことがで
き、その作業が容易になるとともに、リード線31の配線
を能率良く行なうことができ、製品の外観性も向上す
る。
【0053】また、軸受ホルダー50が金属素材により製
作されているので、軸流ファンモータ30の回転部42の軸
受部からの放熱が促進されて、軸受(ボールベアリン
グ)51への熱の影響を排除することができる。
【0054】本実施形態1において、軸受ホルダー50
は、その筒状部50a に連なるフランジ部50b がケーシン
グ60の第1の金属板Aの中央部63A にネジ72によりネジ
止めされて、これにより、軸受ホルダー50がケーシング
60に固着されるようにされたが、これに限定されず、図
10に図示されるように、軸受ホルダー50がフランジ部
50b を有しないものとされ、その筒状部50a の基端部が
第1の金属板Aの中央部63A の円形状内周縁70A に凹凸
嵌合されて、これにより、軸受ホルダー50がケーシング
60に固着されるようにしてもよい。また、この凹凸嵌合
に代えて、図11に図示されるように、筒状部50a の基
端部が円形状内周縁70A に圧入されて接着されるかもし
くはカシメられることにより、軸受ホルダー50がケーシ
ング60に固着されるようにしてもよく、このようにすれ
ば、比較的安価に軸受ホルダー50をケーシング60に固着
することができる。
【0055】次に、図7および図12に図示される本願
の請求項4、請求項5および請求項13に記載された発
明の一実施形態(実施形態2)について説明する。図7
は、本実施形態2における軸流ファンモータのケーシン
グを構成する積層単体としての第2の金属板Bの1種で
ある金属板B3を示す図であって、(a)はその平面
図、(b)はその側面図、図12は、同金属板B3を用
いて製作されたケーシングを有する軸流ファンモータの
断面図であって、実施形態1における図8に対応する図
である。なお、実施形態1における軸流ファンモータと
対応する部分には、同一の符号を付している。
【0056】本実施形態2における軸流ファンモータ30
は、ケーシング60を構成する複数枚の金属板のうち、フ
ァン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aを除く残り
の複数枚の第2の金属板Bが、全て図7に図示される金
属板B3からなるものとされている。
【0057】金属板B3は、図7に図示されるように、
円形状内周縁65B3を有する周辺部62B3のみからなり、金
属板B1と同じ大きさの外形輪郭形状を有し、周辺部62
B3が、切り落とされた不連続部71を1個所備えている。
この不連続部71は、金属板B3の矩形の一辺に沿って形
成されている。ケーシング60は、図12に図示されるよ
うに、このような金属板B3が複数枚、第1の金属板A
の下方に順次積層されることにより構成されている。
【0058】ここで、これら複数枚の金属板B3が積層
されるに際しては、不連続部71が隣り合う2枚の金属板
B3間で90度だけ同じ方向に位相をずらして位置する
ようにして積層されている。したがって、不連続部71
は、金属板B3を4枚積層する毎に、ケーシング60の周
囲を一巡することになり、積層金属板B3の5枚目毎に
同じ位置に現れることになる。
【0059】なお、この不連続部71の位相の変位は、9
0度に限定されず、図13に図示されるように、180
度とされてもよい。この場合には、不連続部71は、金属
板B3の1枚おきに同じ位置に現れる。なお、不連続部
71の位相の変位が90度とされる場合には、第1の金属
板Aおよび複数枚の金属板B3の外形輪郭形状は、平面
視正方形にされる必要がある。
【0060】本実施形態2における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態1における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0061】本実施形態2は、前記のように構成されて
いるので、次のような効果を奏することができる。複数
枚の第2の金属板Bは、全て金属板B3からなるものと
されているので、第2の金属板Bとして、1種類の金属
板B3のみを揃えておけばよく、ケーシングの製作がき
わめて容易になる。また、金属板B3の切り落とされた
不連続部71から冷却風がケーシング60の内側・外側間を
通り抜けるので、実施形態1と比較して、ケーシング60
からの熱放散がさらに効率化されて、ヒートシンク10の
冷却効率がさらに向上する。
【0062】また、金属板B3の不連続部71が、隣り合
う2枚の金属板B3間で所定角だけ同じ方向に位相をず
らして位置するようにされているので、ケーシング60の
周方向に所定間隔を置いて、金属板B3の切り落とされ
た不連続部71から冷却風がケーシングの内側・外側間を
通り抜けるようになり、ケーシング60からの熱放散の均
一化を図ることができ、ケーシング60の熱応力を軽減し
て、ケーシング60の耐久性を向上させることができる。
特に所定角が90度とされる場合には、金属板B3を4
枚積層する毎に、金属板B3の不連続部71がケーシング
60の周囲を一巡するので、前記のような効果がさらに高
められる。その他、実施形態1が奏する効果と同様の効
果を奏することができる。
【0063】次に、図6、図14および図15に図示さ
れる本願の請求項6に記載された発明の一実施形態(実
施形態3)について説明する。図6は、本実施形態3に
おける軸流ファンモータのケーシングを構成する積層単
体としての第2の金属板Bの1種である金属板B2を示
す図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面
図、図14は、同金属板B2および金属板B1を組合せ
用いて製作されたケーシングを有する軸流ファンモータ
の断面図であって、図15のXIII−XIII線矢視
断面図であり、実施形態1における図8に対応する図、
図15は、同軸流ファンモータの平面図である。なお、
実施形態1における軸流ファンモータと対応する部分に
は、同一の符号を付している。
【0064】本実施形態3における軸流ファンモータ30
は、ケーシング60を構成する複数枚の金属板のうち、フ
ァン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aを除く残り
の複数枚の第2の金属板Bが、前記した図5に図示され
る金属板B1と、図6に図示される金属板B2とからな
るものとされており、これらが交互に積層されている。
【0065】金属板B2は、図6に図示されるように、
円形状内周縁65B2を有する周辺部62B2のみからなり、金
属板B1よりも大きい外形輪郭形状を有している。ケー
シング60は、図14および図15に図示されるように、
このような金属板B2と、実施形態1において使用され
た金属板B1とが、交互に第1の金属板Aの下方に順次
積層されることにより構成されている。したがって、ケ
ーシング60の外周面は、金属板B2の外周縁部が金属板
B1の外周縁からはみ出していて、凹凸形状を呈してい
る。
【0066】本実施形態3における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態1における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0067】本実施形態3は、前記のように構成されて
いるので、次のような効果を奏することができる。複数
枚の第2の金属板Bは、金属板B1と金属板B2とから
なるものとされ、これらが交互に積層されているので、
金属板B2の外周縁部の金属板B1の外周縁からはみ出
す部分が突出フィンとして機能することになる。この結
果、実施形態1と比較して、ケーシング60からの熱放散
がさらに効率化されて、ヒートシンクの冷却効率がさら
に向上する。その他、実施形態1が奏する効果と同様の
効果を奏することができる。
【0068】なお、本実施形態3においては、実施形態
1において使用された第1の金属板Aと金属板B1とが
そのまま使用され、これらは同じ大きさの外径輪郭形状
を有するものとされたが、これに限定されず、図16に
図示されるように、第1の金属板Aの外径輪郭形状を金
属板B2の外径輪郭形状の大きさにまで拡大したものを
用いるように変形することができる。このようにすれ
ば、軸流ファンモータ30の外観性が向上する。
【0069】次に、図17に図示される本願の請求項7
に記載された発明の一実施形態(実施形態4)について
説明する。図17は、本実施形態4における軸流ファン
モータの断面図であって、実施形態3における変形例を
示す図16に対応する図である。なお、実施形態3にお
ける軸流ファンモータと対応する部分には、同一の符号
を付している。
【0070】本実施形態4における軸流ファンモータ30
は、ケーシング60を構成する複数枚の金属板のうち、フ
ァン吐出口側最外側の1枚の第1の金属板Aを除く残り
の複数枚の第2の金属板Bが、前記した金属板B2と金
属板B3とからなるものとされており、これらが交互に
積層されている。すなわち、実施形態3における軸流フ
ァンモータ30のケーシング60を構成するために使用され
ていた金属板B1の代わりに、金属板B3が使用されて
いるものである。
【0071】これら複数枚の金属板B3は、それらの不
連続部71がいずれも同じ位相に位置するようにして配置
されている。なお、第1の金属板Aとしては、実施形態
3における変形例(図16参照)において使用された、
拡大された外径輪郭形状を有する金属板Aが使用されて
いる。
【0072】本実施形態4における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態3における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0073】本実施形態4は、前記のように構成されて
いるので、次のような効果を奏することができる。複数
枚の第2の金属板Bは、金属板B2と金属板B3とから
なるものとされ、これらが交互に積層されているので、
金属板B2の外周縁部の金属板B3の外周縁からはみ出
す部分が突出フィンとして機能するとともに、金属板B
3の切り落とされた不連続部71から冷却風がケーシング
60の内側・外側間を通り抜けるので、実施形態3と比較
して、ケーシング60からの熱放散がさらに一段と効率化
されて、ヒートシンクの冷却効率がさらに一段と向上す
る。その他、実施形態3が奏する効果と同様の効果を奏
することができる。
【0074】次に、本願の請求項8に記載された発明の
一実施形態(実施形態5)について説明する。本実施形
態5における軸流ファンモータ30においては、図示を省
略するが、実施形態4における金属板B3の不連続部71
が、金属板B2を挟んで隣り合う2枚の金属板B3間で
所定角だけ同じ方向に位相をずらして位置するようにさ
れている。この所定角は、実施形態2におけると同様
に、90度もしくは180度にするのが望ましい。
【0075】本実施形態5における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態4における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0076】本実施形態5は、前記のように構成されて
いるので、ケーシング60の周方向に所定間隔を置いて、
金属板B3の切り落とされた不連続部71から冷却風がケ
ーシング60の内側・外側間を通り抜けるようになるの
で、ケーシング60からの熱放散の均一化を図ることがで
き、ケーシングの熱応力を軽減して、ケーシングの耐久
性を向上させることができる。特に所定角が90度とさ
れる場合には、金属板B3を4枚使用する毎に、金属板
B3の不連続部71がケーシング60の周囲を一巡すること
になるので、前記のような効果をさらに高めることがで
きる。その他、実施形態4が奏する効果と同様の効果を
奏することができる。
【0077】次に、図18に図示される本願の請求項9
に記載された発明の一実施形態(実施形態6)について
説明する。図18は、本実施形態6における軸流ファン
モータの断面図であって、実施形態1における図8に対
応する図である。なお、実施形態1における軸流ファン
モータと対応する部分には、同一の符号を付している。
【0078】本実施形態6における軸流ファンモータ30
においては、そのケーシング60を構成する第1の金属板
Aと軸受ホルダー50とが、同一金属素材の一体成形によ
り製作されている。
【0079】本実施形態6における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態1における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0080】本実施形態6は、前記のように構成されて
いるので、実施形態1と比較して、軸流ファンモータ30
の本体部40(固定部41と回転部42)とケーシング60との
組付けが簡単化されて、軸流ファンモータ30の組立構造
がさらに簡単化される。その他、実施形態1が奏する効
果と同様の効果を奏することができる。
【0081】次に、本願の請求項10および請求項11
に記載された発明の一実施形態(実施形態7)について
説明する。本実施形態7における軸流ファンモータ30に
おいては、そのケーシング60が、複数枚の金属板と1枚
もしくは複数枚の樹脂板とを積層することにより構成さ
れている。
【0082】そして、この場合に、1枚もしくは複数枚
の樹脂板は、少なくともファン吐出口側最外側の1枚の
樹脂板Cを含み、該樹脂板Cは、図示を省略するが、実
施形態1ないし実施形態6における軸流ファンモータ30
のケーシング60を構成する第1の金属板Aと同様に、円
形状内周縁を有する周辺部と、円形状外周縁を有する中
央部と、これらを連結する複数のアーム部とからなり、
該中央部には、ファンの回転軸の軸受ホルダーが取り付
けられている。ケーシング60は、ファン吐出口側最外側
の1枚の樹脂板C以外に、樹脂板を含まない場合があり
得る。
【0083】本実施形態7における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態1における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0084】本実施形態7は、前記のように構成されて
いるので、実施形態1と比較して、ケーシング60を構成
する積層板の一部に樹脂板が使用される分、ヒートシン
ク10の冷却効率は若干低下するが、ケーシング10が軽量
になり、価格も低減されるので、電子機器・装置のさら
なる軽量化、低価格化に資することができる。また、複
数枚の金属板と1枚もしくは複数枚の樹脂板と、連結手
段(リベット、ボルトネジ、接着剤等)とを用意してお
けばよく、ケーシング60全体を金型を用いて製作する場
合に比較して、金型合わせ面の後加工やバリ取り加工、
寸法出し加工等が不要であり、製作が容易になるととも
に、生産性が高い。その他、実施形態1が奏する効果と
同様の効果を奏することができる。
【0085】次に、本願の請求項12に記載された発明
の一実施形態(実施形態8)について説明する。本実施
形態8における軸流ファンモータ30においては、そのケ
ーシング60を構成するファン吐出口側最外側の1枚の積
層板である樹脂板Cと、軸受ホルダーとが、同一樹脂素
材の一体成形により製作されている。
【0086】本実施形態8における軸流ファンモータ30
は、以上の点において実施形態7における軸流ファンモ
ータ30と異なっているが、その他の点において異なると
ころはないので、詳細な説明を省略する。
【0087】本実施形態8は、前記のように構成されて
いるので、実施形態7と比較して、軸流ファンモータの
本体部(回転部と固定部)とケーシングとの組付けがさ
らに簡単化されて、軸流ファンモータの組立構造がさら
に簡単化される。その他、実施形態7が奏する効果と同
様の効果を奏することができる。
【0088】次に、本願の請求項15および請求項16
に記載された発明の一実施形態(実施形態10)につい
て説明する。本実施形態10における軸流ファンモータ
30は、吸引冷却風の整流手段を備えている。そして、こ
の整流手段は、詳細には図示されないが、軸流ファンモ
ータ30とシュラウド20との間に介設されて、複数枚の整
流翼を有する整流筒として構成されている。
【0089】本実施形態10における軸流ファンモータ
30は、以上の点において実施形態1における軸流ファン
モータ30と異なっているが、その他の点において異なる
ところはないので、詳細な説明を省略する。
【0090】本実施形態10は、前記のように構成され
ているので、実施形態1と比較して、軸流ファンモータ
30により生起される冷却風は旋回のない流れとなり、ま
た、軸流ファンモータ30の中心部に備えられる本体部40
(固定部41と回転部42)が冷却風の流れに及ぼす悪影響
はさらに緩和されて、周辺部に比して中心部の風量が少
なくなることがさらに抑制される。これらにより、冷却
風は、ヒートシンク10のフィン12に沿って、ヒートシン
ク10の奥深くにまで回り込むことができるようになっ
て、ヒートシンク10をさらに均一に冷却することがで
き、ヒートシンク10の冷却効率がさらに一段と向上す
る。その他、実施形態1が奏する効果と同様の効果を奏
することができる。
【0091】本実施形態10において、整流手段は、軸
流ファンモータ30とシュラウド20との間に介設された
が、これに限定されず、種々の変形が可能である。例え
ば、他の実施形態として、シュラウド20の台部21の中央
部の円形状にくり抜かれた部分に複数枚の整流翼を配設
するようにしてもよい。
【0092】次に、本願の請求項17に記載された発明
の一実施形態(実施形態11)について説明する。本実
施形態11における軸流ファンモータ30を備えてなる冷
却装置1は、シュラウド20と、軸流ファンモータ30のケ
ーシング60を構成するファン吸込口側最外側の1枚の積
層された板(金属板、樹脂板のうちのいずれかからな
る)とが、同一素材の一体成形により製作されている。
【0093】本実施形態11における軸流ファンモータ
30を備えてなる冷却装置1は、以上の点において実施形
態1における軸流ファンモータ30を備えてなる冷却装置
1と異なっているが、その他の点において異なるところ
はないので、詳細な説明を省略する。
【0094】本実施形態11は、前記のように構成され
ているので、実施形態1と比較してシュラウド20と、軸
流ファンモータ30のケーシング60を構成するファン吸込
口側最外側の1枚の積層された板との、同一素材を利用
した一体成形により、シュラウド20と軸流ファンモータ
30のケーシング60との組付けが容易になる。これによ
り、軸流ファンモータ30をヒートシンク10の上部にきわ
めて容易に取り付けることができる。その他、実施形態
1が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1ないし請求項3および請求項1
5に記載された発明の一実施形態(実施形態1)におけ
る軸流ファンモータを備えてなる冷却装置の分解図であ
る。
【図2】同組立平面図である。
【図3】同組立側面図である。
【図4】同軸流ファンモータのケーシングを構成する積
層単体としての第1の金属板Aを示す図であって、
(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)は
(a)のc−c線矢視断面図である。
【図5】同第2の金属板Bの1種である金属板B1を示
す図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面
図である。
【図6】本願の請求項6に記載された発明の一実施形態
(実施形態3)における軸流ファンモータのケーシング
を構成する積層単体としての第2の金属板Bの1種であ
る金属板B2を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその側面図である。
【図7】本願の請求項4、請求項5および請求項14に
記載された発明の一実施形態(実施形態2)における軸
流ファンモータのケーシングを構成する積層単体として
の第2の金属板Bの1種である金属板B3を示す図であ
って、(a)はその平面図、(b)はその側面図であ
る。
【図8】実施形態1における軸流ファンモータの断面図
であって、図9のVIII−VIII線矢視断面図であ
る。
【図9】同軸流ファンモータの平面図である。
【図10】実施形態1の変形例を示す図8に対応する図
である。
【図11】実施形態1の他の変形例を示す図8に対応す
る図である。
【図12】実施形態2において、図7の金属板B3を用
いて製作されたケーシングを有する軸流ファンモータの
断面図であって、実施形態1における図8に対応する図
である。
【図13】実施形態2の変形例を示す図12に対応する
図である。
【図14】実施形態3において、図6の金属板B2およ
び図5の金属板B1を組合せ用いて製作されたケーシン
グを有する軸流ファンモータの断面図であって、図15
のXIII−XIII線矢視断面図であり、実施形態1
における図8に対応する図である。
【図15】実施形態3における軸流ファンモータの平面
図である。
【図16】実施形態3の変形例を示す図であって、図1
4に対応する図である。
【図17】本願の請求項7に記載された発明の一実施形
態(実施形態4)における軸流ファンモータの断面図で
あって、実施形態3の変形例を示す図16に対応する図
である。
【図18】本願の請求項9に記載された発明の一実施形
態(実施形態6)における軸流ファンモータの断面図で
あって、実施形態1における図8に対応する図である。
【符号の説明】
1…冷却装置、10…ヒートシンク、11…ベース、12…波
形フィン、13…係合凹部、20…シュラウド、21…台部、
22…脚、23…突起、24…係合爪、25…取付け面、30…軸
流ファンモータ、31…リード線、31a …端子部、40…本
体部、41…固定部(ステータ)、42…回転部(羽根付き
ロータ)、43…有底回転筒体、44…回転軸、45…羽根、
46…永久磁石、47…ヨーク、48…PCB(プリント配線
基板)、50…軸受ホルダー、50a …筒状部、50b …フラ
ンジ部、51…ボールベアリング、60…ケーシング、61…
嵌合孔、61A 、61B1、61B2、61B3…円孔、62A 、62B1、
62B2、62B3…周辺部、63A …中央部、64A …アーム部、
65A 、65B1、65B2、65B3…円形状内周縁、66A …円形状
外周縁、67…ファン吐出口、68…窓、69…リード線保持
手段、70A …円形状内周縁、71…不連続部、72…ネジ、
A、B、B1〜B3…金属板、C…樹脂板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/14 H02K 7/14 A 9/02 9/02 B H05K 7/20 H05K 7/20 H Fターム(参考) 5E322 AA01 AB11 BA01 BA04 BB01 BB02 5H605 AA01 BB05 BB09 BB19 CC01 CC04 CC06 DD01 DD07 DD09 DD12 DD31 EB10 EB17 EC04 FF00 FF06 GG02 GG03 GG06 GG07 GG18 GG21 5H607 AA00 AA02 BB01 BB09 BB14 BB17 CC01 CC05 DD08 DD16 FF04 GG07 GG08 KK07 5H609 BB06 BB15 BB18 PP01 PP02 PP05 PP11 PP16 QQ02 QQ12 QQ23 RR03 RR17 RR26 RR27 RR36 RR38 RR42 RR43 RR63 RR71 RR74

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU等の発熱体のヒートシンクに冷却
    風を送るために使用され、該ヒートシンクに熱的に接続
    されて設けられる軸流ファンモータのケーシングが、複
    数枚の金属板を積層することにより構成されてなること
    を特徴とする冷却装置用軸流ファンモータ。
  2. 【請求項2】 前記複数枚の金属板は、ファン吐出口側
    最外側の1枚の第1の金属板Aと、残りの複数枚の第2
    の金属板Bとからなり、 前記1枚の第1の金属板Aは、円形状内周縁を有する周
    辺部と、円形状外周縁を有する中央部と、これらを連結
    する複数のアーム部とからなり、 前記中央部には、前記ファンの回転軸の軸受ホルダーが
    取り付けられており、 前記残りの複数枚の第2の金属板Bは、次の(1)〜
    (3)の金属板B1〜B3のうちのいずれかの金属板を
    構成要素として含んでいることを特徴とする請求項1に
    記載の冷却装置用軸流ファンモータ。 (1)円形状内周縁を有する周辺部のみからなる金属板
    B1。 (2)円形状内周縁を有する周辺部のみからなり、金属
    板B1よりも大きい外形輪郭形状を有する金属板B2。 (3)円形状内周縁を有する周辺部のみからなり、金属
    板B1と同じかもしくは略同じ大きさの外形輪郭形状を
    有し、前記周辺部が切り落とされた不連続部を1個所備
    えている金属板B3。
  3. 【請求項3】 前記残りの複数枚の第2の金属板Bは、
    全て前記金属板B1からなるものとされていることを特
    徴とする請求項2に記載の冷却装置用軸流ファンモー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記残りの複数枚の第2の金属板Bは、
    全て前記金属板B3からなるものとされていることを特
    徴とする請求項2に記載の冷却装置用軸流ファンモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記金属板B3の前記不連続部が、隣り
    合う2枚の金属板B3間で所定角だけ同じ方向に位相を
    ずらして位置するようにされていることを特徴とする請
    求項4に記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  6. 【請求項6】 前記残りの複数枚の第2の金属板Bは、
    前記金属板B1と前記金属板B2とからなるものとされ
    ていて、これらが交互に積層されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  7. 【請求項7】 前記残りの複数枚の第2の金属板Bは、
    前記金属板B2と前記金属板B3とからなるものとされ
    ていて、これらが交互に積層されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  8. 【請求項8】 前記金属板B3の前記不連続部が、前記
    金属板B2を挟んで隣り合う2枚の金属板B3間で所定
    角だけ同じ方向に位相をずらして位置するようにされて
    いることを特徴とする請求項7に記載の冷却装置用軸流
    ファンモータ。
  9. 【請求項9】 前記第1の金属板Aと前記軸受ホルダー
    とが、同一金属素材の一体成形により製作されているこ
    とを特徴とする請求項2ないし請求項8のいずれかに記
    載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  10. 【請求項10】 CPU等の発熱体のヒートシンクに冷
    却風を送るために使用され、該ヒートシンクに熱的に接
    続されて設けられる軸流ファンモータのケーシングが、
    複数枚の金属板と1枚もしくは複数枚の樹脂板とを積層
    することにより構成されてなることを特徴とする冷却装
    置用軸流ファンモータ。
  11. 【請求項11】 前記1枚もしくは複数枚の樹脂板は、
    少なくともファン吐出口側最外側の1枚の樹脂板Cを含
    み、 前記樹脂板Cは、円形状内周縁を有する周辺部と、円形
    状外周縁を有する中央部と、これらを連結する複数のア
    ーム部とからなり、 前記中央部には、前記ファンの回転軸の軸受ホルダーが
    取り付けられていることを特徴とする請求項10に記載
    の冷却装置用軸流ファンモータ。
  12. 【請求項12】 前記樹脂板Cと前記軸受ホルダーと
    は、同一樹脂素材の一体成形により製作されていること
    を特徴とする請求項11に記載の冷却装置用軸流ファン
    モータ。
  13. 【請求項13】 前記所定角が、90度とされているこ
    とを特徴とする請求項5または請求項8に記載の冷却装
    置用軸流ファンモータ。
  14. 【請求項14】 前記複数のアーム部のうちの1つは、
    少なくともリード線の端子部を覗くことができる窓と、
    前記リード線の保持手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項2ないし請求項9、請求項11ないし請求項1
    3のいずれかに記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  15. 【請求項15】 前記軸流ファンモータは、整流手段を
    備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項14
    のいずれかに記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  16. 【請求項16】 前記整流手段は、前記軸流ファンモー
    タと前記ヒートシンクとの間に介設されて、複数枚の整
    流翼を有する整流筒であることを特徴とする請求項15
    に記載の冷却装置用軸流ファンモータ。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項15のいずれか
    に記載の冷却装置用軸流ファンモータを備えてなる冷却
    装置が、前記軸流ファンモータを前記ヒートシンクの上
    部に取り付けるためのシュラウドをさらに備え、 前記シュラウドは、 中央部がくり抜かれて、前記軸流ファンモータのケーシ
    ングを載置して取り付けるための取付け面を有する台部
    と、該台部の外周縁の複数個所から垂下する複数本の脚
    とからなり、 前記台部が前記ヒートシンクに熱的に接続されてこれに
    被さり、前記脚の先端部が前記発熱体のベースに係止さ
    れることにより、前記ヒートシンクに対して固定される
    ようにされており、 前記シュラウドと、前記軸流ファンモータのケーシング
    を構成するファン吸込口側最外側の1枚の積層された板
    とが、同一素材の一体成形により製作されていることを
    特徴とする冷却装置。
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