JP2002216506A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

Info

Publication number
JP2002216506A
JP2002216506A JP2001008339A JP2001008339A JP2002216506A JP 2002216506 A JP2002216506 A JP 2002216506A JP 2001008339 A JP2001008339 A JP 2001008339A JP 2001008339 A JP2001008339 A JP 2001008339A JP 2002216506 A JP2002216506 A JP 2002216506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp unit
light distribution
distribution pattern
reflectors
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001008339A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3986759B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Ishida
裕之 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001008339A priority Critical patent/JP3986759B2/ja
Priority to US10/050,638 priority patent/US6626565B2/en
Priority to DE10201425A priority patent/DE10201425B4/de
Priority to FR0200472A priority patent/FR2819578B1/fr
Publication of JP2002216506A publication Critical patent/JP2002216506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3986759B2 publication Critical patent/JP3986759B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/67Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors
    • F21S41/675Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors by moving reflectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/323Optical layout thereof the reflector having two perpendicular cross sections having regular geometrical curves of a distinct nature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/40Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
    • F21S41/43Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプボディの内部に灯具ユニットが収容さ
れてなる車両用前照灯において、車両走行状況に即応し
た配光パターンでビーム照射を行えるようにする。 【解決手段】 ホットゾーンHZを有するロービーム配
光パターンPで前方へビーム照射を行う灯具ユニット1
6を、灯具ユニット本体18と、その左右両側に設けら
れた1対の第2リフレクタ20L、20Rとで構成す
る。灯具ユニット本体18はランプボディに支持せし
め、ベース配光パターンP1で幅広くビーム照射を行わ
せる。各第2リフレクタ20L、20Rは、灯具ユニッ
ト本体18に対して左右方向に回動可能に支持せしめ、
ホットゾーン形成用配光パターンP2、P3でビーム照
射を行わせる。車両走行状況に応じて各第2リフレクタ
20L、20Rを回動させ、ホットゾーンHZの位置を
左右方向に移動させることにより、ベース配光パターン
P1を車両正面方向に向けたまま、曲線路走行時におい
ても車両進行方向の前方路面を十分に照射可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ランプボディの
内部に収容された灯具ユニットによりビーム照射を行う
ように構成された車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用前照灯は、光源とこの光源
からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備えた灯具
ユニットにより、所定の配光パターンで前方へビーム照
射を行うように構成されている。そして、この配光パタ
ーンのホットゾーン(すなわち高光度領域)は、車両前
方走行路の視認性を高めるため配光パターンの中心付近
に形成されるようになっている。
【0003】実際の車両走行状況下においては直線路だ
けではなく曲線路も走行することとなるので、曲線路走
行時には車両の斜め前方路面を十分に照射する配光パタ
ーンとすることが望まれる。ただしその際、配光パター
ン全体を曲線路の前方部分に向けてしまうと、例えば右
曲線路の場合には車両正面方向から左方向にかけて明る
さが低下するので、ドライバに不安感を与えてしまうお
それがある。
【0004】これに対し、特開昭64−109603号
公報に記載されているように、光源とリフレクタとの間
に1対の補助リフレクタを設けるとともに、これらをリ
フレクタに対して左右方向に回動可能に支持せしめ、両
補助リフレクタを適宜回動させる構成とすれば、車両走
行状況に応じて配光パターンを変化させることが可能と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の車両用前照灯においては、両補助リフレクタが
リフレクタよりも光源に近い位置に設けられているの
で、これら補助リフレクタからの反射光により形成され
る光源の像は大きなものとなり、したがって照射される
配光パターンも大きなものとなる。このため上記公報に
も図示されているように、両補助リフレクタを回動させ
たき、配光パターンは、その全体形状が変化するだけで
あり、ホットゾーンの位置はほとんど変化しない。した
がってこのような構成では、曲線路走行時の前方路面の
視認性を十分に高めることは困難である。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ランプボディの内部に灯具ユニット
が収容されてなる車両用前照灯において、車両走行状況
に即応した配光パターンでビーム照射を行うことができ
る車両用前照灯を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、灯具ユニッ
ト本体の左右両側にホットゾーン形成用として1対のリ
フレクタを設け、これらを灯具ユニット本体に対して左
右方向に回動可能に支持せしめることにより、上記目的
達成を図るようにしたものである。
【0008】すなわち、本願発明に係る車両用前照灯
は、ランプボディの内部に灯具ユニットが収容されてな
り、この灯具ユニットによりホットゾーンを有する所定
の配光パターンで前方へビーム照射を行うように構成さ
れた車両用前照灯において、上記灯具ユニットが、光源
とこの光源を支持するとともに該光源からの光を前方へ
反射させる第1リフレクタとを備えてなる灯具ユニット
本体と、この灯具ユニット本体の左右両側の、上記光源
からの光が入射し得る位置に設けられ、該光源からの光
を前方へ反射させて上記ホットゾーンを形成する1対の
第2リフレクタとを備えてなり、上記灯具ユニット本体
が上記ランプボディに支持されるとともに、上記各第2
リフレクタが上記灯具ユニット本体に対して左右方向に
回動可能に支持されている、ことを特徴とするするもの
である。
【0009】上記「灯具ユニット本体」の具体的構成は
特に限定されるものではなく、例えば、回転放物面等を
基準に形成された第1リフレクタを有する、いわゆるパ
ラボラ型の灯具ユニット本体、あるいは、車両前後方向
に延びる光軸と略同軸で配置された光源と、この光源か
らの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させる第1リ
フレクタと、この第1リフレクタの前方に設けられた集
光レンズと、この集光レンズと上記第1リフレクタとの
間に設けられ、該第1リフレクタからの反射光の一部を
遮蔽するシェードとを備えてなる、いわゆるプロジェク
タ型の灯具ユニット本体等が採用可能である。
【0010】また、上記「光源」についても、その具体
的構成は特に限定されるものではなく、放電バルブの放
電発光部であってもよいし、ハロゲンバルブ等の白熱バ
ルブのフィラメント等であってもよい。
【0011】上記灯具ユニット本体のランプボディに対
する支持構造は、固定支持構造であってもよいが、上下
方向および左右方向に傾動可能な支持構造とすること
が、正確な光軸調整を行い得るようにする観点から望ま
しい。ただし、灯具ユニット本体には、ホットゾーン形
成用の1対の第2リフレクタが左右方向に回動可能に支
持されているので、灯具ユニット本体の左右方向の傾動
については、これを省略しても光軸調整を行う上で大き
な支障を生じることはない。
【0012】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用前照灯は、ランプボディの内部に収容された
灯具ユニットによりホットゾーンを有する所定の配光パ
ターンで前方へビーム照射を行うように構成されている
が、上記灯具ユニットは、第1リフレクタを有する灯具
ユニット本体と、その左右両側に設けられたホットゾー
ン形成用の1対の第2リフレクタとを備えてなり、灯具
ユニット本体がランプボディに支持されるとともに各第
2リフレクタが灯具ユニット本体に対して左右方向に回
動可能に支持されているので、次のような作用効果を得
ることができる。
【0013】すなわち、各第2リフレクタを灯具ユニッ
ト本体に対して左右方向に回動させることにより、配光
パターンの全体形状を車両正面方向に向けたままホット
ゾーンの位置を左右方向に移動させることが可能とな
る。
【0014】したがって、車両走行状況に応じて各第2
リフレクタを灯具ユニット本体に対して左右方向に回動
させるようにすれば、各第2リフレクタからの反射光に
より、直線路走行時のみならず曲線路走行時においても
車両進行方向の前方路面を十分に照射することができ
る。しかもその際、第1リフレクタからの反射光により
車両正面方向は常に幅広く照射された状態に維持される
ので、曲線路走行時においてもドライバに不安感を与え
てしまうのを防止することができる。
【0015】このように本願発明によれば、ランプボデ
ィの内部に灯具ユニットが収容されてなる車両用前照灯
において、車両走行状況に即応した配光パターンでビー
ム照射を行うことができる。
【0016】上記構成において、各第2リフレクタの左
右方向の回動は、両者一体的にあるいは連動して行われ
る構成としてもよいが、互いに独立して行われる構成と
すれば、各第2リフレクタからの反射光を各々任意の向
きに設定することができ、これにより車両走行状況に応
じて一層木目の細かい配光制御を行うことができる。
【0017】また上記構成において、各第2リフレクタ
の回動軸線の位置は特に限定されるものではないが、こ
れらを光源近傍を通る鉛直軸線上に設定すれば、各第2
リフレクタからの反射光により形成される配光パターン
の形状(ひいてはホットゾーンの形状)を、各第2リフ
レクタが左右方向に回動したときにも崩れにくくするこ
とができ、これにより曲線路走行時においても適正なビ
ーム制御を行うことが可能となる。
【0018】さらに上記構成において、各第2リフレク
タの灯具ユニット本体に対する支持を、灯具ユニット本
体の上下2箇所において行う構成とすれば、各第2リフ
レクタの左右方向の回動が両持ち支持の状態で行われる
こととなるので、各第2リフレクタの回動角度位置の精
度を高めることができ、また各第2リフレクタからの反
射光により形成される配光パターンが車両振動等により
ブレてしまうのを効果的に抑制することができる。
【0019】上記「灯具ユニット本体」の具体的構成が
特に限定されないことは上述したとおりであるが、これ
をプロジェクタ型の灯具ユニット本体とし、その第1リ
フレクタの左右両面部に、光源からの光を各第2リフレ
クタに入射させるための開口部を各々形成するようにす
れば、次のような作用効果を得ることができる。
【0020】すなわち、プロジェクタ型の灯具ユニット
本体を採用することにより、第1リフレクタの利用立体
角を大きく確保することが可能となり、これにより第1
リフレクタからの反射光により形成される配光パターン
を明るいものとすることができる。このプロジェクタ型
の灯具ユニット本体において、第1リフレクタの左右両
面部に入射する光源からの光は灯具ユニット本体の配光
性能上ほとんど有効反射光としては機能しないので、第
1リフレクタの左右両面部に開口部を各々形成し、該開
口部を介して光源からの光を各第2リフレクタに入射さ
せるようにすれば、灯具ユニット本体の配光性能をほと
んど損なうことなく、各第2リフレクタからの反射光を
新たに得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0022】まず、本願発明の第1実施形態について説
明する。
【0023】図1は、本実施形態に係る車両用前照灯を
示す正面図であり、図2および3は、その側断面図およ
び平断面図である。
【0024】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用前照灯10は、素通し状の透明カバー12とラ
ンプボディ14とで形成される灯室内に灯具ユニット1
6が収容されてなっている。
【0025】灯具ユニット16は、ロービーム配光パタ
ーンおよびハイビーム配光パターンのいずれかで前方へ
ビーム照射を行うとともに、車両走行状況に応じてその
配光パターンを変化させることができるように構成され
ている。
【0026】灯具ユニット16は、灯具ユニット本体1
8と、この灯具ユニット本体18の左右両側に設けられ
た1対の第2リフレクタ20L、20Rとからなり、図
示しないエイミング機構を介してランプボディ14に上
下方向および左右方向に傾動可能に支持されている。
【0027】灯具ユニット本体18は、パラボラ型の灯
具ユニット本体であって、光源バルブ22と、第1リフ
レクタ24とを備えてなっている。
【0028】光源バルブ22は、いわゆるH4ハロゲン
バルブであって、ロービーム照射時に点灯されるフィラ
メント22aとハイビーム照射時に点灯されるフィラメ
ント22bとを備えており、フィラメント22aの下方
近傍にはシェード22cが設けられている。
【0029】第1リフレクタ24は、前後方向に延びる
光軸Axを中心軸としかつフィラメント22b上の前端
寄りの位置に焦点Fを有する回転放物面上に、所定の表
面形状を有する複数の反射素子24sが形成された反射
面24aを備えており、その後頂部には光源バルブ22
が挿着されている。そして、この第1リフレクタ24
は、光源(光源バルブ22のフィラメント22a、22
b)からの光を複数の反射素子24sにより前方へ向け
て拡散偏向反射させるようになっている。
【0030】各第2リフレクタ20L、20Rは、第1
リフレクタ24の左右周縁部近傍から前方へ向けて延び
るように形成されており、光源22a、22bから第1
リフレクタ24の前方側において側方へ向けて照射され
る光を、その反射面20La、20Raに入射させるよ
うになっている。これら各反射面20La、20Ra
は、光軸Axを中心軸とする回転放物面上に所定の表面
形状を有する複数の反射素子20Ls、20Rsが形成
されてなり、光源22a、22bからの光を複数の反射
素子20Ls、20Rsにより前方へ向けて拡散偏向反
射させるようになっている。各反射面20La、20R
aの基準面となる回転放物面は、第1リフレクタ24の
反射面24aの基準面となる回転放物面に対して焦点距
離がやや長い値に設定されているが、その焦点Fは反射
面24aの場合と同じ位置に設定されている。
【0031】各第2リフレクタ20L、20Rは、灯具
ユニット本体18に対して各々左右方向に回動可能に支
持されており、その回動軸線Aの位置は、焦点Fを通る
鉛直軸線上に設定されている。これら各第2リフレクタ
20L、20Rの灯具ユニット本体18に対する支持
は、灯具ユニット本体18の上下2箇所において行われ
ている。これを実現するため、第1リフレクタ24の上
下両壁面部24bには、焦点Fを通る鉛直軸線上におい
て上方および下方へ突出する1対の回動軸部24cが形
成されており、これら回動軸部24cに、各第2リフレ
クタ20L、20Rの上下両壁面延長部20Lb、20
Rbの先端部がスペーサ26を介して回動可能に支持さ
れている。
【0032】図4は、灯具ユニット16を単品で、その
光源バルブ22のフィラメント22a(すなわちロービ
ーム照射用の光源)が点灯した状態で示す平断面図であ
る。
【0033】同図に示すように、第1リフレクタ24の
反射面24aからの反射光は、その照射方向が一定であ
るが、各第2リフレクタ20L、20Rの反射面20L
a、20Raからの反射光は、各第2リフレクタ20
L、20Rの回動位置によってその照射方向が変化す
る。
【0034】すなわち、各第2リフレクタ20L、20
Rは、図示実線位置が基準位置であり、この状態では反
射光の照射方向が正面前方に設定される。図示2点鎖線
位置は、各第2リフレクタ20L、20Rを左方向へ回
動させたときの左回動位置であり、この状態では反射光
の照射方向が左斜め前方に設定される。一方、図示破線
位置は、各第2リフレクタ20L、20Rを右方向へ回
動させたときの右回動位置であり、この状態では反射光
の照射方向が右斜め前方に設定される。
【0035】図5は、各第2リフレクタ20L、20R
が基準位置にある状態で、灯具ユニット16から前方へ
照射されるビームにより形成されるロービーム配光パタ
ーンPを、灯具ユニット16と共に該灯具ユニット16
の背面側から透視的に示す図である。
【0036】同図に示すように、ロービーム配光パター
ンPは、水平カットオフラインCL1および斜めカット
オフラインCL2を有する配光パターンであって、車両
前方走行路2を幅広く照射するようになっている。そし
て、このロービーム配光パターンPにおいては、H−H
線のやや下方位置に設定された水平カットオフラインC
L1を対向車線側に配置するとともにこの水平カットオ
フラインCL1から斜めに立ち上がる斜めカットオフラ
インCL2を自車線側に配置することにより、対向車ド
ライバへのグレア防止を図りつつ自車ドライバの前方視
認性を確保するようになっている。
【0037】このロービーム配光パターンPは、ベース
配光パターンP1と、右ホットゾーン形成用配光パター
ンP2と、左ホットゾーン形成用配光パターンP3とか
らなっている。
【0038】ベース配光パターンP1は、ロービーム配
光パターンPの全領域を照射する配光パターンであっ
て、第1リフレクタ24からの反射光によって形成され
るようになっている。
【0039】右ホットゾーン形成用配光パターンP2お
よび左ホットゾーン形成用配光パターンP3は、ホット
ゾーンHZを形成するための比較的小さい配光パターン
である。右ホットゾーン形成用配光パターンP2は、水
平カットオフラインCL1に沿って延びる配光パターン
であって、左側の第2リフレクタ20Lからの反射光に
よって形成されるようになっている。左ホットゾーン形
成用配光パターンP3は、斜めカットオフラインCL2
に沿って延びる配光パターンであって、右側の第2リフ
レクタ20Rからの反射光によって形成されるようにな
っている。そしてこれにより、これら右ホットゾーン形
成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成用配光
パターンP3の包絡線領域としてのホットゾーンHZ
を、V−V線上のエルボ点E(水平カットオフラインC
L1と斜めカットオフラインCL2との交点)の近傍に
形成するようになっている。
【0040】図6は、各第2リフレクタ20L、20R
が左回動位置にある状態で、灯具ユニット16から前方
へ照射されるビームにより形成されるロービーム配光パ
ターンPを、灯具ユニット16と共に該灯具ユニット1
6の背面側から透視的に示す図である。
【0041】同図に示すように、各第2リフレクタ20
L、20Rが左回動位置にある状態では、右ホットゾー
ン形成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成用
配光パターンP3は、上記基準位置に対して左方向に移
動するので、水平カットオフラインCL1および斜めカ
ットオフラインCL2と共にホットゾーンHZも左方向
に移動する。このため車両前方走行路2が左曲線路であ
る場合には車両進行方向の前方路面が十分に照射され
る。同図の例では、右側の第2リフレクタ20Rを左側
の第2リフレクタ20Lよりもやや大きめに回動させ
て、左ホットゾーン形成用配光パターンP3を右ホット
ゾーン形成用配光パターンP2よりもやや大きめに左方
向に移動させ、これにより車両進行方向の前方路面をや
や広めのホットゾーンHZで照射するようにしている。
このため、ホットゾーンHZにおける右ホットゾーン形
成用配光パターンP2と左ホットゾーン形成用配光パタ
ーンP3との重複部分は、図5に示すロービーム配光パ
ターンPに比して幾分小さくなる。
【0042】なおこのとき、第1リフレクタ24からの
反射光により形成されるベース配光パターンP1の向き
は移動しないので、このベース配光パターンP1により
車両正面方向は常に幅広く照射された状態に維持され
る。
【0043】図7は、各第2リフレクタ20L、20R
が右回動位置にある状態で、灯具ユニット16から前方
へ照射されるビームにより形成されるロービーム配光パ
ターンPを、灯具ユニット16と共に該灯具ユニット1
6の背面側から透視的に示す図である。
【0044】同図に示すように、各第2リフレクタ20
L、20Rが右回動位置にある状態では、右ホットゾー
ン形成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成用
配光パターンP3は、上記基準位置に対して右方向に移
動するので、水平カットオフラインCL1および斜めカ
ットオフラインCL2と共にホットゾーンHZも右方向
に移動する。このため車両前方走行路2が右曲線路であ
る場合には車両進行方向の前方路面が十分に照射され
る。同図の例では、左側の第2リフレクタ20Lを右側
の第2リフレクタ20Rよりも大きめに回動させて、右
ホットゾーン形成用配光パターンP2を左ホットゾーン
形成用配光パターンP3よりもやや大きめに右方向に移
動させ、これにより車両進行方向の前方路面を広めのホ
ットゾーンHZで照射するようにしている。このため、
ホットゾーンHZにおける右ホットゾーン形成用配光パ
ターンP2と左ホットゾーン形成用配光パターンP3と
の重複部分は、図6に示すロービーム配光パターンPに
比してさらに小さくなる。
【0045】なおこのとき、第1リフレクタ24からの
反射光により形成されるベース配光パターンP1の向き
は移動しないので、このベース配光パターンP1により
車両正面方向は常に幅広く照射された状態に維持され
る。
【0046】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用前照灯10は、ランプボディ14の内部に収容され
た灯具ユニット16によりホットゾーンHZを有するロ
ービーム配光パターンPで前方へビーム照射を行うよう
に構成されているが、灯具ユニット16は、灯具ユニッ
ト本体18と、その左右両側に設けられたホットゾーン
形成用の1対の第2リフレクタ20L、20Rとからな
り、灯具ユニット本体18がランプボディ14に支持さ
れるとともに各第2リフレクタ20L、20Rが灯具ユ
ニット本体18に対して左右方向に回動可能に支持され
ているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0047】すなわち、各第2リフレクタ20L、20
Rを灯具ユニット本体18に対して左右方向に回動させ
ることにより、ロービーム配光パターンPの全体形状を
有するベース配光パターンP1を車両正面方向に向けた
ままホットゾーンHZの位置を左右方向に移動させるこ
とが可能となる。
【0048】したがって、車両走行状況に応じて各第2
リフレクタ20L、20Rを灯具ユニット本体18に対
して左右方向に回動させるようにすれば、各第2リフレ
クタ20L、20Rからの反射光により、直線路走行時
のみならず曲線路走行時においても車両進行方向の前方
路面を十分に照射することができる。しかもその際、第
1リフレクタ24からの反射光により車両正面方向は常
に幅広く照射された状態に維持されるので、曲線路走行
時においてもドライバに不安感を与えてしまうのを防止
することができる。
【0049】このように本実施形態によれば、ランプボ
ディの内部に灯具ユニットが収容されてなる車両用前照
灯において、車両走行状況に即応した配光パターンでロ
ービーム照射を行うことができる。
【0050】しかも本実施形態においては、各第2リフ
レクタ20L、20Rの左右方向の回動が互いに独立し
て行われるように構成されているので、各第2リフレク
タ20L、20Rからの反射光を各々任意の向きに設定
することができ、これにより車両走行状況に応じて一層
木目の細かい配光制御を行うことができる。
【0051】また本実施形態においては、各第2リフレ
クタ20L、20Rの回動軸線Aの位置が焦点Fを通る
鉛直軸線上に設定されているので、各第2リフレクタ2
0L、20Rからの反射光により形成される右ホットゾ
ーン形成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成
用配光パターンP3の形状(ひいてはホットゾーンHZ
の形状)を、各第2リフレクタ20L、20Rが左右方
向に回動したときにも崩れにくくすることができ、これ
により曲線路走行時においても適正なビーム制御を行う
ことが可能となる。
【0052】さらに本実施形態においては、各第2リフ
レクタ20L、20Rの灯具ユニット本体18に対する
支持が、灯具ユニット本体18の上下2箇所において行
われているので、各第2リフレクタ20L、20Rの左
右方向の回動を両持ち支持の状態で行うことができる。
このため各第2リフレクタ20L、20Rの回動角度位
置の精度を高めることができ、また各第2リフレクタ2
0L、20Rからの反射光により形成されるホットゾー
ンHZが車両振動等によりブレてしまうのを効果的に抑
制することができる。
【0053】なお、以上の説明では、光源バルブ22の
フィラメント22aが点灯した状態で形成されるロービ
ーム配光パターンPについて説明したが、光源バルブ2
2のフィラメント22bが点灯した状態で形成されるハ
イビーム配光パターンにおいても、各第2リフレクタ2
0L、20Rを灯具ユニット本体18に対して左右方向
に回動させることにより、ハイビーム配光パターンPの
全体形状を有するベース配光パターンを車両正面方向に
向けたままホットゾーンHZの位置を左右方向に移動さ
せることが可能となり、これにより車両走行状況に即応
した配光パターンでハイビーム照射を行うことができ
る。
【0054】次に、本願発明の第2実施形態について説
明する。
【0055】図8は、本実施形態に係る車両用前照灯を
示す正面図であり、図9および10は、その灯具ユニッ
トを示す側断面図および平断面図である。
【0056】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用前照灯50は、その基本的構成は第1実施形態
と同様であるが、その灯具ユニット56が、第1実施形
態のようなパラボラ型の灯具ユニット本体18ではな
く、プロジェクタ型の灯具ユニット本体58を備えてい
る点で第1実施形態とは異なっている。そして、この車
両用前照灯50はロービーム照射専用の前照灯として構
成されている。
【0057】灯具ユニット本体58は、光源バルブ62
と、第1リフレクタ64と、ホルダ70と、集光レンズ
72と、リテーニングリング74と、シェード76とを
備えてなっている。
【0058】光源バルブ62は、いわゆるH8ハロゲン
バルブであって、そのフィラメント62a(光源)が光
軸Axと同軸で配置されるようにして第1リフレクタ6
4に取り付けられている。
【0059】第1リフレクタ64は、光軸Axを中心軸
とする略楕円球面状の反射面64aを有している。この
反射面64aは、光軸Axを含む断面形状が楕円で形成
されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向け
て徐々に大きくなるように設定されている。ただし、こ
れら各断面を形成する楕円の後方側頂点は同一位置に設
定されている。光源62aは、この反射面64aの鉛直
断面を形成する楕円の第1焦点F1に配置されている。
そしてこれにより、反射面64aは、光源62aからの
光を前方へ光軸Ax寄りに反射させるようになってお
り、その際、光軸Axを含む鉛直断面内においては上記
楕円の第2焦点F2に略収束させるようになっている。
第1リフレクタ64の左右両面部には、光源62aから
の光を各第2リフレクタ20L、20Rの反射面20L
a、20Raに入射させるための開口部64dが各々形
成されている。
【0060】各第2リフレクタ20L、20Rは、灯具
ユニット本体58に対して各々左右方向に回動可能に支
持されており、その回動軸線Aの位置は、第1焦点F1
を通る鉛直軸線上に設定されている。そして、各第2リ
フレクタ20L、20Rの反射面20La、20Raの
基準面となる回転放物面の焦点の位置は、第1焦点F1
と同じ位置に設定されている。
【0061】各第2リフレクタ20L、20Rの灯具ユ
ニット本体18に対する支持は、灯具ユニット本体58
の上下2箇所において行われている。これを実現するた
め、第1リフレクタ64には、第1焦点F1を通る鉛直
軸線上において上方および下方へ突出する1対のピラー
部64bが形成されており、これら各ピラー部64bの
先端面に形成された回動軸部64cに、各第2リフレク
タ20L、20Rの上下両壁面延長部20Lb、20R
bの先端部がスペーサ26を介して回動可能に支持され
ている。
【0062】ホルダ70は、第1リフレクタ64の前端
開口部から前方へ向けて延びるようにして筒状に形成さ
れており、その後端部において第1リフレクタ64に固
定支持されるとともに、その前端部においてリテーニン
グリング74を介して集光レンズ72を固定支持してい
る。
【0063】集光レンズ72は、前方側表面が凸面で後
方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点
位置が第1リフレクタ64の反射面64aの第2焦点F
2に一致するように配置されている。そしてこれによ
り、集光レンズ72は、第1リフレクタ64の反射面6
4aからの反射光を光軸Ax寄りに集光させるようにし
て透過させるようになっている。
【0064】シェード76は、集光レンズ72と第1リ
フレクタ64との間に設けられ、第1リフレクタ64の
反射面64aからの反射光の一部を遮蔽するようになっ
ている。すなわち、シェード76は、光軸Axと直交す
る鉛直面に略沿うようにして延びており、その左右段違
いで水平に延びる上端縁が第2焦点F2を通るように配
置され、反射面64aからの反射光の一部を遮蔽して灯
具ユニット本体58から出射される上向き照射光を除去
し、これにより光軸Axに対して下向きに照射されるロ
ービーム用照射光を得るようになっている。
【0065】図10に示すように、第1リフレクタ64
の反射面64aからの反射光は、その照射方向が一定で
あるが、各第2リフレクタ20L、20Rの反射面20
La、20Raからの反射光は、各第2リフレクタ20
L、20Rの回動位置によってその照射方向が変化す
る。すなわち、各第2リフレクタ20L、20Rは、図
示実線位置が基準位置であり、この状態では反射光の照
射方向が正面前方に設定される。また、図示2点鎖線位
置は各第2リフレクタ20L、20Rを左方向へ回動さ
せたときの左回動位置であり、この状態では反射光の照
射方向が左斜め前方に設定される。さらに、図示破線位
置は各第2リフレクタ20L、20Rを右方向へ回動さ
せたときの右回動位置であり、この状態では反射光の照
射方向が右斜め前方に設定される。
【0066】図11は、各第2リフレクタ20L、20
Rが基準位置にある状態で、灯具ユニット56から前方
へ照射されるビームにより形成されるロービーム配光パ
ターンPを、灯具ユニット56と共に該灯具ユニット5
6の背面側から透視的に示す図である。
【0067】同図に示すように、ロービーム配光パター
ンPは、水平カットオフラインCL1および斜めカット
オフラインCL2を有する配光パターンであって、車両
前方走行路2を幅広く照射するようになっている。そし
て、このロービーム配光パターンPにおいては、水平カ
ットオフラインCL1を対向車線側に配置するとともに
この水平カットオフラインCL1から斜めに立ち上がる
斜めカットオフラインCL2を自車線側に配置すること
により、対向車ドライバへのグレア防止を図りつつ自車
ドライバの前方視認性を確保するようになっている。
【0068】このロービーム配光パターンPは、ベース
配光パターンP1と、右ホットゾーン形成用配光パター
ンP2と、左ホットゾーン形成用配光パターンP3とか
らなっている。
【0069】ベース配光パターンP1は、第1実施形態
と同様、ロービーム配光パターンPの全領域を照射する
配光パターンであって、第1リフレクタ64からの反射
光によって形成されるようになっている。このベース配
光パターンP1は、左右段違いの段付き水平カットオフ
ラインCLoを有する左配光のロービーム配光パターン
Pを形成するようになっている。この段付き水平カット
オフラインCLoの上段部はH−H線と略同じ位置に設
定されており、その下段部は水平カットオフラインCL
1と同じH−H線のやや下方位置に設定されている。
【0070】右ホットゾーン形成用配光パターンP2お
よび左ホットゾーン形成用配光パターンP3は、第1実
施形態と同様、ホットゾーンHZを形成するための配光
パターンであって、第2リフレクタ20L、20Rから
の反射光によって形成されるようになっている。
【0071】図12は、各第2リフレクタ20L、20
Rが左回動位置にある状態で、灯具ユニット56から前
方へ照射されるビームにより形成されるロービーム配光
パターンPを、灯具ユニット56と共に該灯具ユニット
56の背面側から透視的に示す図である。
【0072】同図に示すように、各第2リフレクタ20
L、20Rが左回動位置にある状態では、右ホットゾー
ン形成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成用
配光パターンP3は、上記基準位置に対して左方向に移
動するので、水平カットオフラインCL1および斜めカ
ットオフラインCL2と共にホットゾーンHZも左方向
に移動する。このため車両前方走行路2が左曲線路であ
る場合には車両進行方向の前方路面が十分に照射され
る。同図の例では、右側の第2リフレクタ20Rを左側
の第2リフレクタ20Lよりもやや大きめに回動させ
て、右ホットゾーン形成用配光パターンP2に比して左
ホットゾーン形成用配光パターンP3をやや大きめに左
方向に移動させ、これにより車両進行方向の前方路面を
やや広めのホットゾーンHZで照射するようにしてい
る。このため、ホットゾーンHZにおける右ホットゾー
ン形成用配光パターンP2と左ホットゾーン形成用配光
パターンP3との重複部分は、図11に示すロービーム
配光パターンPに比して幾分小さくなる。
【0073】なおこのとき、第1リフレクタ24からの
反射光により形成されるベース配光パターンP1の向き
は移動しないので、このベース配光パターンP1により
車両正面方向は常に幅広く照射された状態に維持され
る。
【0074】図13は、各第2リフレクタ20L、20
Rが右回動位置にある状態で、灯具ユニット56から前
方へ照射されるビームにより形成されるロービーム配光
パターンPを、灯具ユニット56と共に該灯具ユニット
56の背面側から透視的に示す図である。
【0075】同図に示すように、各第2リフレクタ20
L、20Rが右回動位置にある状態では、右ホットゾー
ン形成用配光パターンP2および左ホットゾーン形成用
配光パターンP3は、上記基準位置に対して右方向に移
動するので、水平カットオフラインCL1および斜めカ
ットオフラインCL2と共にホットゾーンHZも右方向
に移動する。このため車両前方走行路2が右曲線路であ
る場合には車両進行方向の前方路面が十分に照射され
る。同図の例では、左側の第2リフレクタ20Lを右側
の第2リフレクタ20Rよりも大きめに回動させて、左
ホットゾーン形成用配光パターンP3に比して右ホット
ゾーン形成用配光パターンP2をやや大きめに右方向に
移動させ、これにより車両進行方向の前方路面を広めの
ホットゾーンHZで照射するようにしている。このため
ホットゾーンHZにおける右ホットゾーン形成用配光パ
ターンP2と左ホットゾーン形成用配光パターンP3と
の重複部分は、図12に示すロービーム配光パターンP
に比してさらに小さくなる。
【0076】なおこのとき、第1リフレクタ64からの
反射光により形成されるベース配光パターンP1の向き
は移動しないので、このベース配光パターンP1により
車両正面方向は常に幅広く照射された状態に維持され
る。
【0077】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用前照灯50は、ランプボディ14の内部に収容され
た灯具ユニット56によりホットゾーンHZを有するロ
ービーム配光パターンPで前方へビーム照射を行うよう
に構成されているが、灯具ユニット56は、灯具ユニッ
ト本体58と、その左右両側に設けられたホットゾーン
形成用の1対の第2リフレクタ20L、20Rとからな
り、灯具ユニット本体58がランプボディ14に支持さ
れるとともに各第2リフレクタ20L、20Rが灯具ユ
ニット本体58に対して左右方向に回動可能に支持され
ているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0078】すなわち、各第2リフレクタ20L、20
Rを灯具ユニット本体58に対して左右方向に回動させ
ることにより、ロービーム配光パターンPの全体形状を
有するベース配光パターンP1を車両正面方向に向けた
ままホットゾーンHZの位置を左右方向に移動させるこ
とが可能となる。
【0079】したがって、車両走行状況に応じて各第2
リフレクタ20L、20Rを灯具ユニット本体58に対
して左右方向に回動させるようにすれば、各第2リフレ
クタ20L、20Rからの反射光により、直線路走行時
のみならず曲線路走行時においても車両進行方向の前方
路面を十分に照射することができる。しかもその際、第
1リフレクタ64からの反射光により車両正面方向は常
に幅広く照射された状態に維持されるので、曲線路走行
時においてもドライバに不安感を与えてしまうのを防止
することができる。
【0080】このように本実施形態によれば、ランプボ
ディの内部に灯具ユニットが収容されてなる車両用前照
灯において、車両走行状況に即応した配光パターンでビ
ーム照射を行うことができる。
【0081】しかも本実施形態においては、各第2リフ
レクタ20L、20Rの左右方向の回動が互いに独立し
て行われるように構成されているので、各第2リフレク
タからの反射光を各々任意の向きに設定することがで
き、これにより車両走行状況に応じて一層木目の細かい
配光制御を行うことができる。
【0082】また本実施形態においては、各第2リフレ
クタ20L、20Rの回動軸線Aの位置が第1焦点F1
を通る鉛直軸線上に設定されているので、各第2リフレ
クタ20L、20Rからの反射光により形成される右ホ
ットゾーン形成用配光パターンP2および左ホットゾー
ン形成用配光パターンP3の形状(ひいてはホットゾー
ンHZ)の形状を、各第2リフレクタ20L、20Rが
左右方向に回動したときにも崩れにくくすることがで
き、これにより曲線路走行時においても適正なビーム制
御を行うことが可能となる。
【0083】さらに本実施形態においては、各第2リフ
レクタ20L、20Rの灯具ユニット本体58に対する
支持が、灯具ユニット本体58の上下2箇所において行
われているので、各第2リフレクタ20L、20Rの左
右方向の回動を両持ち支持の状態で行うことができる。
このため各第2リフレクタ20L、20Rの回動角度位
置の精度を高めることができ、また各第2リフレクタ2
0L、20Rからの反射光により形成されるホットゾー
ンHZが車両振動等によりブレてしまうのを効果的に抑
制することができる。
【0084】なお、上記各実施形態においては、第1リ
フレクタ24、64からの反射光により形成されるベー
ス配光パターンP1が、ロービーム配光パターンPの全
領域を照射する配光パターンとなっているので、第1実
施形態のベース配光パターンP1は、その上端部に水平
カットオフラインおよび斜めカットオフラインを有して
おり、第2実施形態のベース配光パターンP1は、その
上端部に段付き水平カットオフラインを有しているが、
ベース配光パターンP1としては、これ以外にも、上端
部に単なる水平カットオフラインを有する配光パター
ン、あるいは上端部にカットオフラインを有しない配光
パターン等も採用可能である。
【0085】ところで、上記各実施形態に係る車両用前
照灯10、50において、その各第2リフレクタ20
L、20Rの回動は車両走行状況に応じて行われること
となるが、その回動制御は、例えば、車両前方の走行路
形状、あるいは車速等に応じて行うことが可能である。
その際、走行路形状は、例えば、ナビゲーション装置の
地図データやCCDカメラにより撮像された車両前方走
行路の画像データ、あるいはステアリング角度等に基づ
いて認識することが可能である。
【0086】車両前方の走行路形状に応じた回動制御の
具体例は上述したとおりであるが、その際、各第2リフ
レクタ20L、20Rの回動が互いに独立して行われる
本実施形態においては、左曲線路と右曲線路とで各第2
リフレクタ20L、20Rの回動角を異なった値に設定
することができるので、曲線路走行時におけるビーム照
射をより適正に行うことができる。
【0087】なお、車速等に応じた回動制御の具体例と
しては、低車速領域においては左右幅の広いホットゾー
ンHZを形成して車両前方走行路を幅広く明るく照射す
る一方、車速が増大するに従ってホットゾーンHZの左
右幅を狭めてエルボ点E近傍をより明るく照射して遠方
視認性を高めるようにする回動制御が考えられる。この
場合の回動制御は、具体的には、車速の増大に伴って各
第2リフレクタ20L、20Rを徐々に光軸Ax寄りに
回動させ、ホットゾーンHZにおける右ホットゾーン形
成用配光パターンP2と左ホットゾーン形成用配光パタ
ーンP3との重複部分を増大させることにより実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る車両用前照灯を
示す正面図
【図2】上記車両用前照灯を示す側断面図
【図3】上記車両用前照灯を示す平断面図
【図4】上記車両用前照灯の灯具ユニットを単品で示す
平断面図
【図5】上記車両用前照灯の各第2リフレクタが基準位
置にある状態で、灯具ユニットから前方へ照射されるビ
ームにより形成されるロービーム配光パターンを、灯具
ユニットと共に該灯具ユニットの背面側から透視的に示
す図
【図6】上記各第2リフレクタが左回動位置にある状態
で、灯具ユニットから前方へ照射されるビームにより形
成されるロービーム配光パターンを、灯具ユニットと共
に該灯具ユニットの背面側から透視的に示す図
【図7】上記各第2リフレクタが右回動位置にある状態
で、灯具ユニットから前方へ照射されるビームにより形
成されるロービーム配光パターンを、灯具ユニットと共
に該灯具ユニットの背面側から透視的に示す図
【図8】本願発明の第2実施形態に係る車両用前照灯を
示す正面図
【図9】上記車両用前照灯の灯具ユニットを示す側断面
【図10】上記灯具ユニットを示す平断面図
【図11】上記車両用前照灯の各第2リフレクタが基準
位置にある状態で、灯具ユニットから前方へ照射される
ビームにより形成されるロービーム配光パターンを、灯
具ユニットと共に該灯具ユニットの背面側から透視的に
示す図
【図12】上記各第2リフレクタが左回動位置にある状
態で、灯具ユニットから前方へ照射されるビームにより
形成されるロービーム配光パターンを、灯具ユニットと
共に該灯具ユニットの背面側から透視的に示す図
【図13】上記各第2リフレクタが右回動位置にある状
態で、灯具ユニットから前方へ照射されるビームにより
形成されるロービーム配光パターンを、灯具ユニットと
共に該灯具ユニットの背面側から透視的に示す図
【符号の説明】
2 車両前方走行路 10、50 車両用前照灯 12 透明カバー 14 ランプボディ 16、56 灯具ユニット 18、58 灯具ユニット本体 20L、20R 第2リフレクタ 20La、20Ra 反射面 20Lb、20Rb 上下両壁面延長部 20Ls、20Rs 反射素子 22、62 光源バルブ 24、64 第1リフレクタ 22a、22b、62a フィラメント(光源) 22c シェード 24a 反射面 24b 上下両壁面部 24c 回動軸部 24s 反射素子 26 スペーサ 64a 反射面 64b ピラー部 64c 回動軸部 64d 開口部 70 ホルダ 72 集光レンズ 74 リテーニングリング 76 シェード Ax 光軸 CL1 水平カットオフライン CL2 斜めカットオフライン CLo 段付き水平カットオフライン E エルボ点 F 焦点 F1 第1焦点 F2 第2焦点 HZ ホットゾーン P ロービーム配光パターン P1 ベース配光パターン P2 右ホットゾーン形成用配光パターン P3 左ホットゾーン形成用配光パターン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディの内部に灯具ユニットが収
    容されてなり、この灯具ユニットによりホットゾーンを
    有する所定の配光パターンで前方へビーム照射を行うよ
    うに構成された車両用前照灯において、 上記灯具ユニットが、光源とこの光源を支持するととも
    に該光源からの光を前方へ反射させる第1リフレクタと
    を備えてなる灯具ユニット本体と、この灯具ユニット本
    体の左右両側の、上記光源からの光が入射し得る位置に
    設けられ、該光源からの光を前方へ反射させて上記ホッ
    トゾーンを形成する1対の第2リフレクタとを備えてな
    り、上記灯具ユニット本体が上記ランプボディに支持さ
    れるとともに、上記各第2リフレクタが上記灯具ユニッ
    ト本体に対して左右方向に回動可能に支持されている、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記各第2リフレクタの上記左右方向の
    回動が、互いに独立して行われるように構成されてい
    る、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記各第2リフレクタの回動軸線の位置
    が、上記光源近傍を通る鉛直軸線上に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照
    灯。
  4. 【請求項4】 上記各第2リフレクタの上記灯具ユニッ
    ト本体に対する支持が、上記灯具ユニット本体の上下2
    箇所において行われている、ことを特徴とする請求項1
    〜3いずれか記載の車両用前照灯。
  5. 【請求項5】 上記光源が、車両前後方向に延びる光軸
    と略同軸で配置されるとともに、上記第1リフレクタ
    が、上記光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反
    射させるように構成されており、 上記灯具ユニット本体が、上記第1リフレクタの前方に
    設けられた集光レンズと、この集光レンズと上記第1リ
    フレクタとの間に設けられ、該第1リフレクタからの反
    射光の一部を遮蔽するシェードと、をさらに備えてな
    り、 上記第1リフレクタの左右両面部に、上記光源からの光
    を上記各第2リフレクタに入射させるための開口部が各
    々形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いず
    れか記載の車両用前照灯。
JP2001008339A 2001-01-16 2001-01-16 車両用前照灯 Expired - Lifetime JP3986759B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008339A JP3986759B2 (ja) 2001-01-16 2001-01-16 車両用前照灯
US10/050,638 US6626565B2 (en) 2001-01-16 2002-01-15 Vehicle headlamp
DE10201425A DE10201425B4 (de) 2001-01-16 2002-01-16 Fahrzeugscheinwerfer
FR0200472A FR2819578B1 (fr) 2001-01-16 2002-01-16 Phare de vehicule a eclairage reglable lateralement

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008339A JP3986759B2 (ja) 2001-01-16 2001-01-16 車両用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002216506A true JP2002216506A (ja) 2002-08-02
JP3986759B2 JP3986759B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=18875971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001008339A Expired - Lifetime JP3986759B2 (ja) 2001-01-16 2001-01-16 車両用前照灯

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6626565B2 (ja)
JP (1) JP3986759B2 (ja)
DE (1) DE10201425B4 (ja)
FR (1) FR2819578B1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004146375A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Valeo Sylvania Llc スナップ結合式の成形型リフレクタ旋回組立品
US6799874B2 (en) * 2001-06-12 2004-10-05 Ichikoh Industries, Ltd. Automobile headlamp having a main reflector and a movable sub-reflector
US7077552B2 (en) 2003-04-23 2006-07-18 Koito Manufacturing Co. Ltd. Vehicle head lamp
JP2007076567A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両のランプ装置およびこれを備えた自動二輪車
JP2007272207A (ja) * 2006-03-02 2007-10-18 Crf Soc Consortile Per Azioni 光線投射用モジュール
JP2008153093A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置とその制御方法
US7699470B2 (en) 2003-06-20 2010-04-20 Amo Manufacturing Usa, Llc. Systems and methods for prediction of objective visual acuity based on wavefront measurements
JP2011023196A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
US8596787B2 (en) 2003-06-20 2013-12-03 Amo Manufacturing Usa, Llc Systems and methods for prediction of objective visual acuity based on wavefront measurements
US8911086B2 (en) 2002-12-06 2014-12-16 Amo Manufacturing Usa, Llc Compound modulation transfer function for laser surgery and other optical applications
JP2015536523A (ja) * 2012-10-10 2015-12-21 フェデラル−モーグル コーポレイション ロービームおよびハイビームヘッドランプ
JP2017123286A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 光源装置および照明装置

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4002077B2 (ja) * 2001-04-26 2007-10-31 株式会社小糸製作所 自動車用前照灯
DE60234743D1 (de) * 2001-08-24 2010-01-28 Stanley Electric Co Ltd Fahrzeugscheinwerfer
JP3982225B2 (ja) * 2001-10-05 2007-09-26 市光工業株式会社 ヘッドランプ
FR2834110B1 (fr) * 2001-12-20 2004-01-30 Valeo Vision Dispositif d'aide a la conduite pour vehicule automobile optimise par synergie avec un eclairage adaptatif
JP4257675B2 (ja) * 2002-03-27 2009-04-22 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
DE10252283B3 (de) * 2002-11-06 2004-06-24 Hans-Werner Friedrich Briese Reflektoranordnung
JP4100151B2 (ja) * 2002-12-02 2008-06-11 市光工業株式会社 自動車用前照灯、自動車用前照灯におけるリフレクタ
US7255264B2 (en) * 2004-04-24 2007-08-14 De Leon Hilary Laing Cellular phone-based automatic payment system
JP4281625B2 (ja) * 2004-06-09 2009-06-17 市光工業株式会社 車両用灯具
FR2875578B1 (fr) * 2004-09-21 2006-12-15 Valeo Vision Sa Feu de signalisation, en particulier pour vehicule automobile
US7465075B2 (en) * 2005-03-21 2008-12-16 Visteon Global Technologies, Inc. Lens assembly for an automobile light assembly having LED light source
US7585096B2 (en) * 2005-05-18 2009-09-08 Visteon Global Technologies, Inc. Compound trough reflector for LED light sources
US7682038B2 (en) * 2005-08-16 2010-03-23 The Brinkman Corporation Portable light having multi-mode reflector
US7401948B2 (en) 2005-10-17 2008-07-22 Visteon Global Technologies, Inc. Near field lens having reduced size
US7489453B2 (en) * 2005-11-15 2009-02-10 Visteon Global Technologies, Inc. Side emitting near field lens
US7160010B1 (en) 2005-11-15 2007-01-09 Visteon Global Technologies, Inc. Light manifold for automotive light module
US7564070B2 (en) 2005-11-23 2009-07-21 Visteon Global Technologies, Inc. Light emitting diode device having a shield and/or filter
US7438454B2 (en) 2005-11-29 2008-10-21 Visteon Global Technologies, Inc. Light assembly for automotive lighting applications
DE102006020960A1 (de) * 2006-05-05 2007-11-15 Hella Kgaa Hueck & Co. Scheinwerfer für Fahrzeuge
CN101516676B (zh) * 2006-09-21 2012-11-28 皇家飞利浦电子股份有限公司 一种汽车车灯、一种调节汽车车灯的方法和一种具有汽车车灯的汽车
US7810972B2 (en) * 2006-10-13 2010-10-12 Visteon Global Technologies, Inc. Headlamp assembly having an adjustable light beam direction
US7554742B2 (en) 2007-04-17 2009-06-30 Visteon Global Technologies, Inc. Lens assembly
US20090109684A1 (en) * 2007-10-27 2009-04-30 Chin-Mu Hsieh Energy saving light structure
JP5029570B2 (ja) * 2008-10-30 2012-09-19 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP5195296B2 (ja) * 2008-10-30 2013-05-08 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP5029571B2 (ja) * 2008-10-30 2012-09-19 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP5141580B2 (ja) * 2009-01-30 2013-02-13 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP5582865B2 (ja) * 2010-05-12 2014-09-03 株式会社小糸製作所 灯具
CN103672748B (zh) * 2012-09-14 2018-02-06 深圳市海洋王照明工程有限公司 光源结构及含有该光源结构的投光灯
CN103712088B (zh) * 2012-09-29 2017-06-06 深圳市海洋王照明工程有限公司 一种多重配光灯具
DE102013101344A1 (de) * 2013-02-12 2014-08-14 Hella Kgaa Hueck & Co. Optisches System für eine Beleuchtungsvorrichtung für Fahrzeuge
US9416933B2 (en) 2013-09-27 2016-08-16 Valeo North America, Inc. Multi-function LED headlamp
US10036535B2 (en) * 2014-11-03 2018-07-31 Ledvance Llc Illumination device with adjustable curved reflector portions
DE102014018995A1 (de) 2014-12-18 2016-06-23 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Verfahren zum Betrieb eines Scheinwerfers sowie Kraftfahrzeugscheinwerfer
US20170023208A1 (en) * 2015-07-22 2017-01-26 JST Performance, LLC Method and apparatus for indirect lighting
US9885460B2 (en) * 2015-12-21 2018-02-06 Yi-Wen Tang Light assembly
FR3051536B1 (fr) * 2016-05-04 2018-06-29 Valeo Vision Module lumineux comprenant des miroirs mobiles
US10843620B2 (en) * 2018-11-30 2020-11-24 Valeo North America, Inc. Automotive lighting with variable controlled actuators
DE102022130698A1 (de) 2022-11-21 2024-05-23 Bartenbach Holding Gmbh Verfahren und Beleuchtungsvorrichtung zum Beleuchten von Wandflächen

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE15088E (en) * 1921-04-12 Controllable headlight-screen
JPH0619921B2 (ja) 1987-10-22 1994-03-16 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JPH0636321B2 (ja) 1988-02-02 1994-05-11 株式会社小糸製作所 自動車用灯具
DE4010830C2 (de) * 1990-04-04 1998-10-15 Bosch Gmbh Robert Kraftfahrzeugscheinwerfer für Abblendlicht
JPH076564Y2 (ja) * 1990-04-19 1995-02-15 株式会社小糸製作所 配光可変型自動車用前照灯
JPH0821244B2 (ja) * 1990-06-19 1996-03-04 株式会社小糸製作所 自動車用ヘッドランプ
JPH05174602A (ja) 1991-12-17 1993-07-13 Koito Mfg Co Ltd 配光可変型前照灯
JP3493611B2 (ja) * 1993-12-29 2004-02-03 本田技研工業株式会社 自動二輪車用の前照灯
DE4418135B4 (de) * 1994-05-25 2005-05-04 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Kraftfahrzeugscheinwerfer mit veränderbarer Lichtverteilung
FR2727497A1 (fr) * 1994-11-30 1996-05-31 Valeo Vision Projecteur a elargissement de faisceau, notamment pour vehicule automobile
EP0847894B1 (fr) * 1996-12-16 2003-05-02 Valeo Vision Projecteur de véhicule automobile équipé de moyens de réglage de réflecteur perfectionnés
JP3806229B2 (ja) * 1997-06-27 2006-08-09 アロカ株式会社 超音波診断装置
JP3553471B2 (ja) * 2000-02-25 2004-08-11 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6799874B2 (en) * 2001-06-12 2004-10-05 Ichikoh Industries, Ltd. Automobile headlamp having a main reflector and a movable sub-reflector
JP2004146375A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Valeo Sylvania Llc スナップ結合式の成形型リフレクタ旋回組立品
JP4707943B2 (ja) * 2002-10-22 2011-06-22 バレオ・シルバニア・エル・エル・シー スナップ結合式の成形型リフレクタ旋回組立品
US8911086B2 (en) 2002-12-06 2014-12-16 Amo Manufacturing Usa, Llc Compound modulation transfer function for laser surgery and other optical applications
US7077552B2 (en) 2003-04-23 2006-07-18 Koito Manufacturing Co. Ltd. Vehicle head lamp
DE102004019857B4 (de) * 2003-04-23 2017-07-13 Koito Manufacturing Co., Ltd. Fahrzeugscheinwerfer
CN100540981C (zh) * 2003-04-23 2009-09-16 株式会社小糸制作所 车辆用前照灯
US7997731B2 (en) 2003-06-20 2011-08-16 Amo Manufacturing Usa Llc Systems and methods for prediction of objective visual acuity based on wavefront measurements
US7699470B2 (en) 2003-06-20 2010-04-20 Amo Manufacturing Usa, Llc. Systems and methods for prediction of objective visual acuity based on wavefront measurements
US8596787B2 (en) 2003-06-20 2013-12-03 Amo Manufacturing Usa, Llc Systems and methods for prediction of objective visual acuity based on wavefront measurements
JP2007076567A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両のランプ装置およびこれを備えた自動二輪車
JP2007272207A (ja) * 2006-03-02 2007-10-18 Crf Soc Consortile Per Azioni 光線投射用モジュール
JP4737066B2 (ja) * 2006-12-19 2011-07-27 パナソニック株式会社 照明装置とその制御方法
JP2008153093A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置とその制御方法
JP2011023196A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2015536523A (ja) * 2012-10-10 2015-12-21 フェデラル−モーグル コーポレイション ロービームおよびハイビームヘッドランプ
JP2017123286A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 光源装置および照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6626565B2 (en) 2003-09-30
US20020093827A1 (en) 2002-07-18
FR2819578B1 (fr) 2005-10-07
FR2819578A1 (fr) 2002-07-19
DE10201425A1 (de) 2002-07-25
DE10201425B4 (de) 2009-04-02
JP3986759B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3986759B2 (ja) 車両用前照灯
JP4153364B2 (ja) 車両用前照灯
KR101047371B1 (ko) 차량용 전조등
JP2001325816A (ja) 車両用前照灯
JP3964089B2 (ja) 車両用前照灯
JP3898462B2 (ja) 車両用前照灯
JP4061233B2 (ja) 車両用前照灯
JP2001325817A (ja) 車両用前照灯
JP4531665B2 (ja) 車両用前照灯
JP2001332105A (ja) 車両用前照灯
JP2002019517A (ja) 車両用前照灯システム
JP2009117067A (ja) 車両用ランプシステム
JP2009301763A (ja) 車輌用前照灯
JP2004220989A (ja) 車両用前照灯
JP4261452B2 (ja) 車両用前照灯
US6913377B2 (en) Projection-type vehicular headlamp
JP4422005B2 (ja) 車両用前照灯
JP3880748B2 (ja) 車両用前照灯
JP2005228715A (ja) 車両用前照灯
JP2002056708A (ja) 車両用ヘッドランプ装置
JP4261448B2 (ja) 車両用前照灯
JP2013239408A (ja) 車両用前照灯
JP2006100132A (ja) 車両用前照灯
JP2011040248A (ja) 車両用前照灯
JP2011040231A (ja) 車両用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3