JPH076564Y2 - 配光可変型自動車用前照灯 - Google Patents
配光可変型自動車用前照灯Info
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- JPH076564Y2 JPH076564Y2 JP1990041122U JP4112290U JPH076564Y2 JP H076564 Y2 JPH076564 Y2 JP H076564Y2 JP 1990041122 U JP1990041122 U JP 1990041122U JP 4112290 U JP4112290 U JP 4112290U JP H076564 Y2 JPH076564 Y2 JP H076564Y2
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- Japan
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- reflecting mirror
- mirror surface
- optical axis
- sub
- light distribution
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/60—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
- F21S41/67—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors
- F21S41/675—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors by moving reflectors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/162—Incandescent light sources, e.g. filament or halogen lamps
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- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/321—Optical layout thereof the reflector being a surface of revolution or a planar surface, e.g. truncated
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
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- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/334—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
- F21S41/336—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors with discontinuity at the junction between adjacent areas
-
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- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/36—Combinations of two or more separate reflectors
- F21S41/365—Combinations of two or more separate reflectors successively reflecting the light
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2102/00—Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
- F21W2102/10—Arrangement or contour of the emitted light
- F21W2102/17—Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam
- F21W2102/19—Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam for curves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用前照灯の配光制御技術に係り、シン
グルフィラメント型等の所謂単光源を備えた前照灯にお
いて、走行条件に最適な配光パターンを得ることができ
る配光可変型自動車用前照灯に関するものである。
グルフィラメント型等の所謂単光源を備えた前照灯にお
いて、走行条件に最適な配光パターンを得ることができ
る配光可変型自動車用前照灯に関するものである。
従来から、配光可変型の自動車用前照灯としては、リフ
レクタの前方光軸上にダブルフィラメント型のバルブを
備え、光軸上のフィラメントの点灯を適宜切り替えて照
射光束の拡散角度を変え、配光パターンを変更する構造
のものが使用されている。
レクタの前方光軸上にダブルフィラメント型のバルブを
備え、光軸上のフィラメントの点灯を適宜切り替えて照
射光束の拡散角度を変え、配光パターンを変更する構造
のものが使用されている。
しかし、上記構造の自動車用前照灯では、二つのフィラ
メント位置に対応した反射面を有するリフレクタを設計
しなければならず、反射面の構造が複雑に成るばかりで
なく、配光パターンが二種類にしか変更することができ
ず、バルブの取り付け位置の違いによって照射光束の反
射方向が異なり、適正な配光パターンが得られないとい
う問題を有していた。
メント位置に対応した反射面を有するリフレクタを設計
しなければならず、反射面の構造が複雑に成るばかりで
なく、配光パターンが二種類にしか変更することができ
ず、バルブの取り付け位置の違いによって照射光束の反
射方向が異なり、適正な配光パターンが得られないとい
う問題を有していた。
また、照射光束を水平方向に振る場合には、例えば第16
図に示すように、放物反射鏡面を有するリフレクタ50の
焦点F位置に点灯用のバルブ51を備えると共に、前面を
前面レンズ52によって覆った灯具において、前面レンズ
52とリフレクタ50間に複数枚の反射板53,53・・・を枢
設し、該反射板53,53・・・を左右方向に回転(矢示
φ)させることにより、照射光束を左右に振り(振り角
2φ)、曲路走行等の走行条件に適応させる構造に成っ
ている。
図に示すように、放物反射鏡面を有するリフレクタ50の
焦点F位置に点灯用のバルブ51を備えると共に、前面を
前面レンズ52によって覆った灯具において、前面レンズ
52とリフレクタ50間に複数枚の反射板53,53・・・を枢
設し、該反射板53,53・・・を左右方向に回転(矢示
φ)させることにより、照射光束を左右に振り(振り角
2φ)、曲路走行等の走行条件に適応させる構造に成っ
ている。
しかし、この種の配光可変型自動車用前照灯では、反射
板53,53によって制御可能な光束が、回転角φと共に増
大するため、反射板53,53の回転角φが小さい場合に
は、視認性を改善する効果が少ない。また、多数の反射
板53,53・・・の板厚による光量損失が大きく成るばか
りでなく、リフレクタ50の焦点距離が比較的小さいた
め、バルブ51のフィラメント像が大きく成り、結果とし
て各反射板53、53・・・によって偏向する光束の上下幅
が大きく、遠方の視認性を改善する効果を期待すること
ができない等の問題を有していた。
板53,53によって制御可能な光束が、回転角φと共に増
大するため、反射板53,53の回転角φが小さい場合に
は、視認性を改善する効果が少ない。また、多数の反射
板53,53・・・の板厚による光量損失が大きく成るばか
りでなく、リフレクタ50の焦点距離が比較的小さいた
め、バルブ51のフィラメント像が大きく成り、結果とし
て各反射板53、53・・・によって偏向する光束の上下幅
が大きく、遠方の視認性を改善する効果を期待すること
ができない等の問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、シ
ングルフィラメント型の白熱バルブ、又はメタルハイラ
イド等の放電バルブを使用した前照灯において、小型の
配光可変機能を実現し、車両の夜間走行、又はトンネル
内走行等の安全性を向上することを目的とするものであ
り、配光可変機能として、 (1)走行ビーム/すれ違いビームに切り替える。
ングルフィラメント型の白熱バルブ、又はメタルハイラ
イド等の放電バルブを使用した前照灯において、小型の
配光可変機能を実現し、車両の夜間走行、又はトンネル
内走行等の安全性を向上することを目的とするものであ
り、配光可変機能として、 (1)走行ビーム/すれ違いビームに切り替える。
(2)曲路走行時にビームの一部をステアリングの回転
角と連動し、車両の旋回方向に振る。
角と連動し、車両の旋回方向に振る。
(3)車両速度と連動して照射光束を拡散/収束し、光
軸近傍の照度を増減する。
軸近傍の照度を増減する。
(4)対向車が存在するとき(特に雨天走行時)、対向
車への眩光の原因と成るビームを自車走行車線側に振
る。
車への眩光の原因と成るビームを自車走行車線側に振
る。
等の作動を行い、構造が簡単で、かつ所望の配光パター
ンを容易に設計することができる配光可変型自動車用前
照灯を提供するものである。
ンを容易に設計することができる配光可変型自動車用前
照灯を提供するものである。
本考案に係る配光可変型自動車用前照灯は、リフレクタ
の光軸上に位置してシングルフィラメント型の点灯用バ
ルブを設け、前記リフレクタはバルブ位置を略焦点とす
る主反射鏡面の内部に、光軸と左右対称に位置して一対
の副反射鏡面を構成して成り、該両副反射鏡面はその光
軸がそれぞれ主反射鏡面の光軸と水平面内で45〜80度の
範囲で傾斜するように対面すると共に、光軸から副反射
鏡面までの距離が主反射鏡面の中心とその焦点の距離よ
り大きくなる位置に構成され、また灯室内に、前記両副
反射鏡面からの反射光をそれぞれ光軸と略平行に偏向反
射するように設けた一対の可動反射鏡の少なくとも一方
を可動反射鏡駆動機構によって水平断面内及び/又は垂
直断面内において回動或は傾斜変位制御可能に枢設する
という手段を講じたものである。
の光軸上に位置してシングルフィラメント型の点灯用バ
ルブを設け、前記リフレクタはバルブ位置を略焦点とす
る主反射鏡面の内部に、光軸と左右対称に位置して一対
の副反射鏡面を構成して成り、該両副反射鏡面はその光
軸がそれぞれ主反射鏡面の光軸と水平面内で45〜80度の
範囲で傾斜するように対面すると共に、光軸から副反射
鏡面までの距離が主反射鏡面の中心とその焦点の距離よ
り大きくなる位置に構成され、また灯室内に、前記両副
反射鏡面からの反射光をそれぞれ光軸と略平行に偏向反
射するように設けた一対の可動反射鏡の少なくとも一方
を可動反射鏡駆動機構によって水平断面内及び/又は垂
直断面内において回動或は傾斜変位制御可能に枢設する
という手段を講じたものである。
上記構成によれば、リフレクタの主反射鏡面の一部に設
けた副反射鏡面からの反射光を灯室内に設けた一対の可
動反射鏡によって受け、該可動反射鏡を制御駆動して灯
具の前方に照射する該部光束を左右又は上下に振る構造
に成っているため、この灯具による照射パターンが設計
し易く、照度ロスの少ない灯具を得ることができると共
に、上記一対の可動反射鏡によって光束を制御する構造
に成り、両可動反射鏡をバルブを含む光軸上に構成しな
いため、灯具の奥行きを短くすることができ、灯具の小
型化を実現することができる。
けた副反射鏡面からの反射光を灯室内に設けた一対の可
動反射鏡によって受け、該可動反射鏡を制御駆動して灯
具の前方に照射する該部光束を左右又は上下に振る構造
に成っているため、この灯具による照射パターンが設計
し易く、照度ロスの少ない灯具を得ることができると共
に、上記一対の可動反射鏡によって光束を制御する構造
に成り、両可動反射鏡をバルブを含む光軸上に構成しな
いため、灯具の奥行きを短くすることができ、灯具の小
型化を実現することができる。
以下、本考案に係る配光可変型自動車用前照灯の実施例
を図面に従って説明する。
を図面に従って説明する。
第1図乃至第7図は、本考案の第一の実施例を示すもの
である。
である。
図面において、1は矩形横長の前面を開口した灯具ボデ
ィ2内部の後端に形成したリフレクタであり、該灯具ボ
ディ2の開口面には前面レンズ3を被設して灯室4を構
成すると共に、該灯室4には上記リフレクタ1の光軸L
上に位置して、シングルフィラメント型の点灯用のバル
ブ5が保持金具6を介して交換可能に固設してある。上
記リフレクタ1は、バルブ5のフィラメント位置を焦点
Fとする放物曲面から成る主反射鏡面7の内部に、光軸
Lと左右対称に位置して一対の副反射鏡面8,8を構成し
たもので、該両副反射鏡面8,8はそれぞれ放物反射鏡を
為し、光軸L1が主反射鏡面の光軸Lと水平面内で45〜80
度の範囲で傾斜θするように対面すると共に、光軸Lか
ら副反射鏡面8までの距離fsが主反射鏡面7の中心と焦
点Fの距離fmより大きく成る(fs>fm)ように位置して
いる。また、9,9は、それぞれ前記灯室4内において、
リフレクタ1の副反射鏡面8,8からの反射光をそれぞれ
光軸Lと略平行に偏向反射するように設けた可動反射鏡
であり、基板10に軸設した一対の回動軸11に固設すると
共に、後述する各可動反射鏡駆動機構12によ12によって
それぞれ独立して水平断面内(矢印A)で回動変位制御
可能に枢設してある。
ィ2内部の後端に形成したリフレクタであり、該灯具ボ
ディ2の開口面には前面レンズ3を被設して灯室4を構
成すると共に、該灯室4には上記リフレクタ1の光軸L
上に位置して、シングルフィラメント型の点灯用のバル
ブ5が保持金具6を介して交換可能に固設してある。上
記リフレクタ1は、バルブ5のフィラメント位置を焦点
Fとする放物曲面から成る主反射鏡面7の内部に、光軸
Lと左右対称に位置して一対の副反射鏡面8,8を構成し
たもので、該両副反射鏡面8,8はそれぞれ放物反射鏡を
為し、光軸L1が主反射鏡面の光軸Lと水平面内で45〜80
度の範囲で傾斜θするように対面すると共に、光軸Lか
ら副反射鏡面8までの距離fsが主反射鏡面7の中心と焦
点Fの距離fmより大きく成る(fs>fm)ように位置して
いる。また、9,9は、それぞれ前記灯室4内において、
リフレクタ1の副反射鏡面8,8からの反射光をそれぞれ
光軸Lと略平行に偏向反射するように設けた可動反射鏡
であり、基板10に軸設した一対の回動軸11に固設すると
共に、後述する各可動反射鏡駆動機構12によ12によって
それぞれ独立して水平断面内(矢印A)で回動変位制御
可能に枢設してある。
第5図乃至第7図は、上記可動反射鏡駆動機構12の一実
施例を示すものであり、回動軸11によって一端を回動自
在に軸設した可動反射鏡9は、揺動端の下端に軸設した
ガイドローラ13を基板10に穿設したガイド溝14に沿って
摺動し、矢印Aの範囲で変位自在に成るもので、回動軸
11に軸着した歯車15と直流モータ16の駆動軸に軸着した
駆動歯車17間を減速歯車18を介して回動連結すると共
に、上記歯車15と位置検出メータ19の歯車を噛合して可
動反射鏡9の変位角度信号を出力する構造に成ってい
る。
施例を示すものであり、回動軸11によって一端を回動自
在に軸設した可動反射鏡9は、揺動端の下端に軸設した
ガイドローラ13を基板10に穿設したガイド溝14に沿って
摺動し、矢印Aの範囲で変位自在に成るもので、回動軸
11に軸着した歯車15と直流モータ16の駆動軸に軸着した
駆動歯車17間を減速歯車18を介して回動連結すると共
に、上記歯車15と位置検出メータ19の歯車を噛合して可
動反射鏡9の変位角度信号を出力する構造に成ってい
る。
上記可動反射鏡駆動機構12の直流モータ16は、第7図の
ブロック図によって駆動制御システムを示すように、ス
テアリングセンサ、車速センサ、眩光センサ等の各セン
サ20からの信号によって、予め設定した基準電圧を選択
出力する基準電圧発生回路21と、上記可動反射鏡9の変
位信号を出力する位置検出メータ19からの信号を比較回
路22によって比較出力し、該出力によってモータ駆動回
路23を介して直流モータ16を正逆転駆動する。この直流
モータ16の駆動により、位置検出メータ19からの検出信
号が比較回路20に帰還せしめられ、上記比較回路22に入
力した基準電圧発生回路21からの基準値と一致するまで
駆動する。尚、24は灯室4内において、リフレクタ1と
可動反射鏡駆動機構12間に設けた遮熱板である。
ブロック図によって駆動制御システムを示すように、ス
テアリングセンサ、車速センサ、眩光センサ等の各セン
サ20からの信号によって、予め設定した基準電圧を選択
出力する基準電圧発生回路21と、上記可動反射鏡9の変
位信号を出力する位置検出メータ19からの信号を比較回
路22によって比較出力し、該出力によってモータ駆動回
路23を介して直流モータ16を正逆転駆動する。この直流
モータ16の駆動により、位置検出メータ19からの検出信
号が比較回路20に帰還せしめられ、上記比較回路22に入
力した基準電圧発生回路21からの基準値と一致するまで
駆動する。尚、24は灯室4内において、リフレクタ1と
可動反射鏡駆動機構12間に設けた遮熱板である。
上記構成に成る配光可変型自動車用前照灯は、点灯時に
おいて第8図(a)に示すスクリーン上の配光パターン
を示す。即ち、主反射鏡面7の光束は、略円形のパター
ンaを、また副反射鏡面8,8と可動反射鏡9,9を介した光
束は、水平方向Hに細長い長方形のパターンbと成る。
おいて第8図(a)に示すスクリーン上の配光パターン
を示す。即ち、主反射鏡面7の光束は、略円形のパター
ンaを、また副反射鏡面8,8と可動反射鏡9,9を介した光
束は、水平方向Hに細長い長方形のパターンbと成る。
従って、一つの可動反射鏡9,9を水平方向Hに可動制御
すれば、第8図(b)に示すように、集光域を狭くし、
中心光度を増大することができて遠方の視認性を高める
ことができると共に、低速走行時には、可動反射鏡9,9
を回転してこの集光域を拡張し、水平方向に広いビーム
b′を形成して側方の視認性を高めることができる。
すれば、第8図(b)に示すように、集光域を狭くし、
中心光度を増大することができて遠方の視認性を高める
ことができると共に、低速走行時には、可動反射鏡9,9
を回転してこの集光域を拡張し、水平方向に広いビーム
b′を形成して側方の視認性を高めることができる。
次に、第9図乃至第12図は、本考案の第二の実施例を示
すものであり、前記第一の実施例と異なる構造について
説明する。
すものであり、前記第一の実施例と異なる構造について
説明する。
本実施例では、第10図のA−A線を境界として、リフレ
クタ1の主反射鏡面7の焦点距離を上下で変えている。
A−A線より上の主反射鏡面部を7a、下側の主反射鏡面
部を7b,7b′,7cとしたとき、これらの部分からの光束を
下向きとするために、7a部の焦点位置Ffはバルブ5のフ
ィラメント5aの中心より後方に、また7b,7b′,7c部の焦
点距離Frは前方に位置するように構成する。また、副反
射鏡面8,8の可動反射鏡9,9によって反射した光束が下向
きと成るように、S部の焦点Fsをフィラメント5aのレベ
ルより下側に構成するか、又は該可動反射鏡9,9を下向
きに傾斜枢設すると共に、副反射鏡面8,8を主反射鏡面
7の光軸Lのレベルより下に位置して構成する。
クタ1の主反射鏡面7の焦点距離を上下で変えている。
A−A線より上の主反射鏡面部を7a、下側の主反射鏡面
部を7b,7b′,7cとしたとき、これらの部分からの光束を
下向きとするために、7a部の焦点位置Ffはバルブ5のフ
ィラメント5aの中心より後方に、また7b,7b′,7c部の焦
点距離Frは前方に位置するように構成する。また、副反
射鏡面8,8の可動反射鏡9,9によって反射した光束が下向
きと成るように、S部の焦点Fsをフィラメント5aのレベ
ルより下側に構成するか、又は該可動反射鏡9,9を下向
きに傾斜枢設すると共に、副反射鏡面8,8を主反射鏡面
7の光軸Lのレベルより下に位置して構成する。
上記構成に成る配光可変型自動車用前照灯では、照射光
束のパターンは、第11図に示すように成る。このとき、
主反射鏡面7のc部の光束は、眩光の原因となり易いた
め、非反射部としてもよい。この副反射鏡面8,8と可動
反射鏡9,9により形成される光束sを上下又は左右に移
動制御することにより、第12図(a)又は(b)に示す
ような配光パターンを得ることができる。
束のパターンは、第11図に示すように成る。このとき、
主反射鏡面7のc部の光束は、眩光の原因となり易いた
め、非反射部としてもよい。この副反射鏡面8,8と可動
反射鏡9,9により形成される光束sを上下又は左右に移
動制御することにより、第12図(a)又は(b)に示す
ような配光パターンを得ることができる。
即ち、ビームスイッチにより光束sを上下させ、走行ビ
ーム/すれ違いビームに適した照射パターンを得ること
ができる。また、車速に連動させて光束sを水平線H近
傍まで上昇させ、すれ違いビームの遠方視認性を向上さ
せると共に、ステアリングに連動させて光束sを左右に
振り、コーナリング時の視認性を高めることができる。
ーム/すれ違いビームに適した照射パターンを得ること
ができる。また、車速に連動させて光束sを水平線H近
傍まで上昇させ、すれ違いビームの遠方視認性を向上さ
せると共に、ステアリングに連動させて光束sを左右に
振り、コーナリング時の視認性を高めることができる。
更に、第13図乃至第15図は、本考案の第三の実施例を示
すものである。
すものである。
本実施例のリフレクタ1は、主反射鏡面7の上半部中央
の反射鏡面の経時用を光軸Lを含む水平断面で楕円反射
鏡面、該楕円反射鏡面の第二焦点F2を含む鉛直断面で楕
円反射鏡面の第一焦点F1と焦点を一致する放物鏡面とし
た構造に成っており、主反射鏡面7中央部の反射光束は
水平方向に拡散し、鉛直断面内で略平行な光束を形成す
る。また、リフレクタ1のA−A線以下の反射鏡面部7
b,7b′,8s,8s′を除く部分は非反射部としてあり、下部
に可動反射鏡駆動機構12を収容する駆動機構収容切欠25
を構成したものである。
の反射鏡面の経時用を光軸Lを含む水平断面で楕円反射
鏡面、該楕円反射鏡面の第二焦点F2を含む鉛直断面で楕
円反射鏡面の第一焦点F1と焦点を一致する放物鏡面とし
た構造に成っており、主反射鏡面7中央部の反射光束は
水平方向に拡散し、鉛直断面内で略平行な光束を形成す
る。また、リフレクタ1のA−A線以下の反射鏡面部7
b,7b′,8s,8s′を除く部分は非反射部としてあり、下部
に可動反射鏡駆動機構12を収容する駆動機構収容切欠25
を構成したものである。
上記構成に成る配光可変型自動車用前照灯は、一方の可
動反射鏡9を回動変位することにより、第15図に示すよ
うに、配光を偏向することができるもので、(a)から
(b)のように、副反射鏡面s′の光束を移動してパタ
ーンを変更するものである。この場合、夜間走行時にお
いて対向車が遠方に存在し、対向車から受ける眩光量が
少ないとき、(a)のように副反射鏡面部s,s′の光束
を前方路面の主要部に向けておき、対向車が接近し眩光
量が一定レベルを超えた場合、副反射鏡面部s′の光束
を自車走行車線側に振り、前方の視認性を高めるように
作動させる。
動反射鏡9を回動変位することにより、第15図に示すよ
うに、配光を偏向することができるもので、(a)から
(b)のように、副反射鏡面s′の光束を移動してパタ
ーンを変更するものである。この場合、夜間走行時にお
いて対向車が遠方に存在し、対向車から受ける眩光量が
少ないとき、(a)のように副反射鏡面部s,s′の光束
を前方路面の主要部に向けておき、対向車が接近し眩光
量が一定レベルを超えた場合、副反射鏡面部s′の光束
を自車走行車線側に振り、前方の視認性を高めるように
作動させる。
尚、前記実施例では直流モータ16と位置検出メータ19に
よって可動反射鏡駆動機構12を構成したものを示した
が、直流モータ16をパルスモータに変えることによって
も同様の構成を得ることができる。また、可動反射鏡駆
動機構12が、可動反射鏡9をビーム切替スイッチ、ワイ
パースイッチ等と連動して、予め設定した二つの位置を
単純に移動傾斜させる構造の場合は、駆動源としてソレ
ノイドを使用することもできる。
よって可動反射鏡駆動機構12を構成したものを示した
が、直流モータ16をパルスモータに変えることによって
も同様の構成を得ることができる。また、可動反射鏡駆
動機構12が、可動反射鏡9をビーム切替スイッチ、ワイ
パースイッチ等と連動して、予め設定した二つの位置を
単純に移動傾斜させる構造の場合は、駆動源としてソレ
ノイドを使用することもできる。
本考案に係る配光可変型自動車用前照灯は、以上のよう
に構成したから、 (1)制御する光束の全光量を常時一定に保つことがで
きる。
に構成したから、 (1)制御する光束の全光量を常時一定に保つことがで
きる。
(2)上下幅の狭い光束を制御することができるため、
遠方の路面や路肩の視認性を著しく改善することができ
る。
遠方の路面や路肩の視認性を著しく改善することができ
る。
(3)走行条件に対応して可動反射鏡を駆動偏向させ、
光束を振ることにより、夜間走行等の安全性を著しく改
善することができる。
光束を振ることにより、夜間走行等の安全性を著しく改
善することができる。
等の特徴を有するものであり、本考案実施後の実用的効
果は極めて大きい。
果は極めて大きい。
第1図は本考案に係る配光可変型自動車用前照灯全体の
構成を示す略縦断面図、 第2図は同第一の実施例を示す要部平断面図、 第3図は同リフレクタの正面図、 第4図は同要部斜視図、 第5図は第1図におけるV−V線拡大断面図、 第6図は第5図におけるVI−VI線断面図、 第7図は駆動制御機構の一例を示すブロック線図、 第8図は高速走行ビーム時(a)と低速走行ビーム時
(b)の配光パターンを示す説明図、 第9図は本考案の第二の実施例を示す要部平断面図、 第10図は同リフレクタの正面図、 第11図は同照射光束の配光パターンを示す説明図、 第12図は照射光束を上下方向に振った状態(a)と左右
方向に振った状態(b)の配光パターンを示す説明図、 第13図は本考案の第三の実施例を示す要部平断面図、 第14図は同リフレクタの正面図、 第15図は同ビームの配光パターンを示す可動反射鏡の通
常状態位置(a)と一方を振った状態位置(b)の説明
図、 第16図は従来の配光可変型自動車用前照灯を示す平断面
略図である。 1……リフレクタ、5……バルブ 7……主反射鏡面、8……副反射鏡面 9……可動反射鏡、11……回動軸 12……可動反射鏡駆動機構 13……ガイドローラ、15……歯車 16……直流モータ、17……駆動歯車 18……減速歯車 19……位置検出メータ、20……センサ 21……基準電圧発生回路、22……比較回路 23……モータ駆動回路
構成を示す略縦断面図、 第2図は同第一の実施例を示す要部平断面図、 第3図は同リフレクタの正面図、 第4図は同要部斜視図、 第5図は第1図におけるV−V線拡大断面図、 第6図は第5図におけるVI−VI線断面図、 第7図は駆動制御機構の一例を示すブロック線図、 第8図は高速走行ビーム時(a)と低速走行ビーム時
(b)の配光パターンを示す説明図、 第9図は本考案の第二の実施例を示す要部平断面図、 第10図は同リフレクタの正面図、 第11図は同照射光束の配光パターンを示す説明図、 第12図は照射光束を上下方向に振った状態(a)と左右
方向に振った状態(b)の配光パターンを示す説明図、 第13図は本考案の第三の実施例を示す要部平断面図、 第14図は同リフレクタの正面図、 第15図は同ビームの配光パターンを示す可動反射鏡の通
常状態位置(a)と一方を振った状態位置(b)の説明
図、 第16図は従来の配光可変型自動車用前照灯を示す平断面
略図である。 1……リフレクタ、5……バルブ 7……主反射鏡面、8……副反射鏡面 9……可動反射鏡、11……回動軸 12……可動反射鏡駆動機構 13……ガイドローラ、15……歯車 16……直流モータ、17……駆動歯車 18……減速歯車 19……位置検出メータ、20……センサ 21……基準電圧発生回路、22……比較回路 23……モータ駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】リフレクタの光軸上に位置してシングルフ
ィラメント型のバルブを設け、 前記リフレクタはバルブ位置を略焦点とする主反射鏡面
の内部に、光軸と左右対称に位置して一対の副反射鏡面
を構成して成り、 該両副反射鏡面はその光軸がそれぞれ主反射鏡面の光軸
と水平面内で45〜80度の範囲で傾斜するように対面する
と共に、光軸から副反射鏡面までの距離が主反射鏡面の
中心とその焦点の距離より大きくなる位置に構成され、 また灯室内に前記両副反射鏡面からの反射光をそれぞれ
光軸と略平行に偏向反射するように設けた一対の可動反
射鏡の少なくとも一方を可動反射鏡駆動機構によって水
平断面内及び/又は垂直断面内において回動或は傾斜変
位制御可能に枢設して成ることを特徴とする 配光可変型自動車用前照灯。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990041122U JPH076564Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 配光可変型自動車用前照灯 |
US07/679,970 US5060120A (en) | 1990-04-19 | 1991-04-03 | Variable distribution type automotive headlamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990041122U JPH076564Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 配光可変型自動車用前照灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042403U JPH042403U (ja) | 1992-01-10 |
JPH076564Y2 true JPH076564Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=12599648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990041122U Expired - Lifetime JPH076564Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 配光可変型自動車用前照灯 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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1991
- 1991-04-03 US US07/679,970 patent/US5060120A/en not_active Expired - Fee Related
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