JP2005228715A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配光パターンを形成する為のシェードを省略して熱対策を不要とする共に、前後長を短くすることができる車両用前照灯を提供する。
【解決手段】 本発明の車両用前照灯1は、ランプボディ4と透明カバー2で形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ8と、投影レンズ8の後方に設けられた第1リフレクタ10と、第1リフレクタ10に対して挿入固定された放電バルブ20とを備える。第1リフレクタ10は、該第1リフレクタ10の光軸A1が光軸Axと交差するように配置されており、投影レンズ8の光軸の上方には、第1リフレクタ10からの反射光を投影レンズ8に向けて反射する略平面状の反射面12aを有する第2リフレクタ12の大部分が配置される。第2リフレクタ12の下端部は、投影レンズ8の焦点Fo近傍に位置するとともに、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部12bを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両用前照灯に関し、特にプロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯に関する。
従来より、車両前後方向に延びる光軸上に配置された光源バルブからの光(光源光)をリフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに集光反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されたプロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯が知られている。
ところが、通常のプロジェクタ型の灯具ユニットは、構造上その前後長が長くなってしまうので、このような灯具ユニットを備えた車両用前照灯においては、その収容スペースを確保するためにランプボディ等の奥行き寸法を十分に確保する必要がある。
そこで、例えばリフレクタと投影レンズとを夫々の光軸が略直交するように配設し、前記夫々の光軸の略交点の位置に一方の光軸が他方の一方の光軸に対して共役となるように平面鏡を配設し、且つ前記平面鏡を左右方向と上下方向とに揺動自在としたプロジェクタ型前照灯が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、この様なプロジェクタ型前照灯の場合、リフレクタの光軸と投影レンズの光軸とを共役とするように平面鏡を設けたことで、前照灯は中間で折り曲げられた形状となり、奥行を浅くすることが可能となって車両への取付けが容易となる。
実開平4−118504号公報
ところで、プロジェクタ型の灯具ユニットをロービーム照射用等として構成する場合には、投影レンズとリフレクタとの間にリフレクタからの反射光の一部を遮蔽可能なシェードを設け、すれ違い配光パターンのカットラインを形成するのが一般的である。
そして、上述の特許文献1に記載された構成のプロジェクタ型前照灯の場合でも、ロービーム照射用等として構成する際には、投影レンズと平面鏡との間にシェードを設ける必要がある。
しかしながら、上述の如きすれ違い配光パターンのカットラインを形成するシェードは、リフレクタからの反射光を遮蔽するため、無反射処理が施されており、熱を吸収して高温となることから、別途熱対策が必要となってしまうという問題があった。
従って、本発明の目的は上記課題を解消すること係り、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する為のシェードを省略して熱対策を不要とする共に、前後長を短くすることができる車両用前照灯を提供することである。
本発明の車両用前照灯では、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方に設けられた第1リフレクタと、前記第1リフレクタに対して挿入固定された光源バルブとを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、前記第1リフレクタは、該第1リフレクタの光軸が前記光軸と交差するように配置されており、前記投影レンズの光軸の上方には、前記第1リフレクタからの反射光を前記投影レンズに向けて反射する略平面状の反射面を有する第2リフレクタの大部分が配置され、前記第2リフレクタの下端部は、前記投影レンズの焦点近傍に位置するとともに、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部を備えていることを特徴とする。
望ましくは、前記第1リフレクタは、前記光軸の上方に配置され、前記第1リフレクタの反射面は、前記光源バルブの発光部を第1焦点とし、前記投影レンズの焦点近傍を第2焦点とする略楕円面状に形成されていることを特徴とする。
望ましくは、前記光軸の上方で、且つ前記投影レンズと前記第1リフレクタとの間には、前記光源バルブの発光部を第1焦点とし、前記投影レンズの光軸の下方を第2焦点とする略楕円面状の反射面を有する第3リフレクタが配置され、前記光軸の下方には、前記第3リフレクタの第2焦点近傍を焦点とする略放物面状の反射面を有する第4リフレクタが配置されていることを特徴とする。
望ましくは、前記第2リフレクタの下端部は、前記投影レンズの焦点近傍で、且つ前記投影レンズの光軸よりも下方の位置に可動であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の車両用前照灯によれば、略平面状の第2リフレクタを介して、第1リフレクタからの反射光が投影レンズに向けて反射させられると共に、投影レンズの光軸の上方に大部分が設けられた前記第2リフレクタの下端部に、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部が形成されている。
そこで、前記第2リフレクタに向けて反射された第1リフレクタの反射光は、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部が下端部に形成された前記第2リフレクタによって、すれ違い配光パターンの下向き光となる反射光部分のみが投影レンズに向けて反射され、走行配光パターンの上向き光となる反射光部分は該第2リフレクタの下端部から素通りさせられる。
従って、本発明の車両用前照灯においては、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する為のシェードを用いることなく、すれ違い配光パターンのカットラインを形成することができ、シェード及びシェードの熱対策が不要となる。
また、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズの後方に設けられた第1リフレクタの光軸が前記光軸と交差するように配置され、光源バルブが前記第1リフレクタに対して挿入固定されると共に、略平面状の反射面を有する第2リフレクタが第1リフレクタからの反射光を投影レンズに向けて反射するので、本発明の車両用前照灯は前後長が短くなり、奥行を浅くすることが可能となって車両への取付けが容易となる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る車両用前照灯を詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る車両用前照灯1は、素通し状の透明カバー(カバー)2とランプボディ4とで形成された灯室内に、灯具ユニット5が収容されている。
灯具ユニット5は、図2及び図3にも示すように、ロービームとハイビームとのビーム切換を行う構成の2灯式プロジェクタの灯具ユニットであり、放電バルブ(光源バルブ)20と、第1リフレクタ10と、ホルダ6と、投影レンズ8と、第2リフレクタ12と、第3リフレクタ14と、第4リフレクタ16とを備えている。
投影レンズ8は、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置されている。この投影レンズ8は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その焦点Foを含む焦点面上の像を反転像として前方へ投影するようになっている。上記光軸Axは、正確には水平方向に対して前方へ向けて0.5〜0.6度程度下向きの方向に延びている。
放電バルブ20は、放電により発光する発光部20aを有するメタルハライドバルブであって、投影レンズ8の焦点Foよりも前方側でかつ光軸Axから上方に離れた位置において、側方から第1リフレクタ10に対して挿入固定されている。
第1リフレクタ10は、該第1リフレクタ10の光軸A1が前記光軸Axと交差するように配置されており、投影レンズ8の光軸の上方には、前記第1リフレクタ10からの反射光を前記投影レンズ8に向けて反射する略平面状の反射面12aを有する第2リフレクタ12の大部分が配置されている。尚、反射面12aは、略平面状であれば平面に限らず曲面とすることもできる。
更に、第1リフレクタ10は、前記光軸Axの上方に配置され、該第1リフレクタ10反射面10aは、放電バルブ20の発光部20aを第1焦点F1とし、投影レンズ8の焦点Fo近傍を第2焦点F2とする略楕円面状に形成されている。
第2リフレクタ12の下端部は、図4に示すように、前記投影レンズ8の焦点Fo近傍に位置するとともに、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部12bを備えている。
尚、第2リフレクタ12は、回転軸13を中心に回転可能に取付けられており、図示しないアクチュエータ等により駆動されることによって、少なくとも下端部が投影レンズ8の焦点Fo近傍で、且つ前記投影レンズ8の光軸よりも下方の位置に可動とされている。
ホルダ6は、前記光軸Axに沿って延びる筒状に形成されており、その前端部には投影レンズ8が固定支持されている。また、このホルダ6の上端部には、第3リフレクタ14が、該ホルダ6と一体的に形成されている。
第3リフレクタ14は、前記放電バルブ20の発光部20aを第1焦点F1とし、前記光軸Axの下方を第2焦点F3とする略楕円面状の反射面14aを有し、前記光軸Axの上方で、且つ前記投影レンズ8と前記第1リフレクタ10との間に配置されている。
第4リフレクタ16は、前記第3リフレクタ14の第2焦点F3近傍を焦点とする略放物面状の反射面16aを有し、前記光軸Axの下方に配置されている。
先ず、図2に示すようなロービーム切換時には、放電バルブ20の発光部20aから後方斜め上方へ向かう直射光(図中、実線矢印)は、第1リフレクタ10の反射面10aに入射するが、該反射面10aは略楕円面状に形成されているので、該反射面10aで反射した第1リフレクタ10の反射光は第2焦点F2へ収束し、前記第2リフレクタ12の下端部に入射する。
ここで、第2リフレクタ12の大部分は、投影レンズ8の光軸の上方に配置されており、明暗境界形成部12bを形成された下端部が投影レンズ8の焦点Fo付近に位置しているので、すれ違い配光パターンの下向き光となる第1リフレクタ10からの反射光部分のみが反射面12aに反射されて投影レンズ8に向けて反射させられる。
一方、投影レンズ8の光軸の下方には、第2リフレクタ12の反射面12aが僅かに存在しているのみであり、走行配光パターンの上向き光となる第1リフレクタ10からの反射光部分は、第2リフレクタ12の下端部の下から素通りさせられてしまい投影レンズ8に向けて反射されない。
また、放電バルブ20の発光部20aから前方斜め上方へ向かう直射光(図中、一点鎖線矢印)は、第3リフレクタ14の反射面14aに入射するが、該反射面14aは放電バルブ20の発光部20aを第1焦点F1とし、前記光軸Axの下方を第2焦点F3とする略楕円面状に形成されているので、該反射面14aで反射した反射光は第2焦点F3へ収束し、前記光軸Axの下方に配置されている第4リフレクタ16に入射する。
ここで、第4リフレクタ16は、第3リフレクタ14の第2焦点F3近傍を焦点とする略放物面状の反射面16aを有しているので、第4リフレクタ16に入射した反射光は、投影レンズ8に向けて反射されずに下向きに照射される。従って、放電バルブ20上面の光を囲むように使用して、光束を有効利用することができる。
次に、図3に示すように、図示しないアクチュエータ等により第2リフレクタ12を回転駆動し、該第2リフレクタ12の下端部を投影レンズ8の光軸よりも下方の位置に移動させたハイビーム切換時には、第2リフレクタ12の傾斜角度が変わるので、該第2リフレクタ12により投影レンズ8に向けて反射させられる放電バルブ20の直射光や第1リフレクタ10からの反射光によって前方へ投影される配光が上方かつ集光ぎみに変化し、走行配光パターンとなる。
また、第3リフレクタ14の反射面14aで反射した反射光は、第2リフレクタ12に遮られて第4リフレクタ16には入射されず、全て反射面12aで投影レンズ8に向けて反射される。
そこで、ロービーム切換時には下向きに照射されていた第3リフレクタ14の反射光は、ハイビーム切換時には上向き光として使用することができ、視認性が向上する。
従って、本第1実施形態の車両用前照灯1においては、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する為のシェードを用いることなく、すれ違い配光パターンのカットラインを形成することができ、シェード及びシェードの熱対策が不要となる。
また、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ8の後方に設けられた第1リフレクタ10の光軸A1が前記光軸Axと交差するように配置され、放電バルブ20が第1リフレクタ10に対して挿入固定されると共に、略平面状の反射面12aを有する第2リフレクタ12が第1リフレクタ10からの反射光を投影レンズ8に向けて反射する構成とされている。
そこで、投影レンズが車両前後方向に延びる光軸と同軸に配置された従来のプロジェクタ型の車両用前照灯に比べて、本実施形態の車両用前照灯1は前後長が短くなり、奥行を浅くすることが可能となって車両への取付けが容易となる。
更に、本第1実施形態の車両用前照灯1は、第2リフレクタ12を回転駆動することで、ロービームとハイビームとのビーム切換を行うことができ、2灯式プロジェクタを簡単に構成することができる。
尚、本発明の車両用前照灯は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは勿論である。
例えば、上記第1実施形態の車両用前照灯1では、ロービームとハイビームとのビーム切換を行う構成の2灯式プロジェクタを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ロービーム照射用のプロジェクタにも適用可能である。
図5に示した本発明の第2実施形態に係る車両用前照灯の灯具ユニット25は、ロービーム照射用として構成したプロジェクタ型の灯具ユニットであり、放電バルブ20と、第1リフレクタ10と、ホルダ26と、投影レンズ8と、第2リフレクタ22とを備えている。尚、上記第1実施形態に係る灯具ユニット5と同様の構成部品については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
本第2実施形態の灯具ユニット25においては、投影レンズ8を固定支持しているホルダ26の後方上端部に放電バルブ20が取付けられており、該放電バルブ20は、投影レンズ8の焦点Foよりも前方側でかつ前記光軸Axから上方に離れた位置において、レンズ側(前方側)から第1リフレクタ10に対して挿入固定されている。
第1リフレクタ10は、該第1リフレクタ10の光軸A1が車両前後方向に延びる光軸Axと交差するように配置されており、投影レンズ8の光軸の上方には、前記第1リフレクタ10からの反射光を前記投影レンズ8に向けて反射する略平面状の反射面22aを有する第2リフレクタ22の大部分が配置されている。
更に、第1リフレクタ10は、前記光軸Axの上方に配置され、該第1リフレクタ10反射面10aは、放電バルブ20の発光部20aを第1焦点F1とし、投影レンズ8の焦点Fo近傍を第2焦点F2とする略楕円面状に形成されている。
第2リフレクタ22の下端部は、前記投影レンズ8の焦点Fo近傍に位置するとともに、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部22bを備えている。
そこで、発光部20aから後方斜め上方へ向かう直射光は、第1リフレクタ10の反射面10aに入射するが、該反射面10aは略楕円曲面状に形成されているので、該反射面10aで反射したリフレクタ反射光は第2焦点F2へ収束し、前記第2リフレクタ22の下端部に入射する。
ここで、第2リフレクタ22の大部分は、投影レンズ8の光軸の上方に配置されており、明暗境界形成部22bを形成された下端部が投影レンズ8の焦点Fo付近に位置しているので、すれ違い配光パターンの下向き光となる第1リフレクタ10からの反射光部分のみが反射面22aに反射されて投影レンズ8に向けて反射させられる。
一方、投影レンズ8の光軸の下方には、第2リフレクタ22の反射面22aが僅かに存在しているのみであり、走行配光パターンの上向き光となる第1リフレクタ10からの反射光部分は、第2リフレクタ22の下端部の下から素通りさせられてしまい投影レンズ8に向けて反射されない。
従って、本第2実施形態の灯具ユニット25においても、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する為のシェードを用いることなく、すれ違い配光パターンのカットラインを形成することができ、シェード及びシェードの熱対策が不要となる。
また、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ8の後方に設けられた第1リフレクタ10の光軸A1が前記光軸Axと交差するように配置され、放電バルブ20がレンズ側から第1リフレクタ10に対して挿入固定されると共に、略平面状の反射面22aを有する第2リフレクタ22が第1リフレクタ10からの反射光を投影レンズ8に向けて反射する構成とされている。
そこで、放電バルブが車両前後方向に延びる光軸と同軸に配置された従来の車両用前照灯に比べて、本実施形態の第2実施形態の灯具ユニット25を備えた車両用前照灯は前後長が短くなり、奥行を浅くすることが可能となって車両への取付けが容易となる。
本発明の第1実施形態に係る車両用前照灯の概略断面図である。 図1に示した灯具ユニットのロービーム切換状態を説明する為の概略断面図である。 図1に示した灯具ユニットのハイビーム切換状態を説明する為の概略断面図である。 図1に示した第2リフレクタの正面図である。 本発明の第2実施形態に係る灯具ユニットの概略断面図である。
符号の説明
1 車両用前照灯
2 透明カバー(カバー)
4 ランプボディ
5 灯具ユニット
8 投影レンズ
10 第1リフレクタ
10a 反射面
12 第2リフレクタ
12a 反射面
14 第3リフレクタ
14a 反射面
16 第4リフレクタ
16a 反射面
20 放電バルブ(光源バルブ)
20a 発光部
Ax 光軸
A1 第1リフレクタの光軸

Claims (4)

  1. ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方に設けられた第1リフレクタと、前記第1リフレクタに対して挿入固定された光源バルブとを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、
    前記第1リフレクタは、該第1リフレクタの光軸が前記光軸と交差するように配置されており、
    前記投影レンズの光軸の上方には、前記第1リフレクタからの反射光を前記投影レンズに向けて反射する略平面状の反射面を有する第2リフレクタの大部分が配置され、
    前記第2リフレクタの下端部は、前記投影レンズの焦点近傍に位置するとともに、すれ違い配光パターンのカットラインを形成する明暗境界形成部を備えていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第1リフレクタは、前記光軸の上方に配置され、
    前記第1リフレクタの反射面は、前記光源バルブの発光部を第1焦点とし、前記投影レンズの焦点近傍を第2焦点とする略楕円面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記光軸の上方で、且つ前記投影レンズと前記第1リフレクタとの間には、前記光源バルブの発光部を第1焦点とし、前記光軸の下方を第2焦点とする略楕円面状の反射面を有する第3リフレクタが配置され、
    前記光軸の下方には、前記第3リフレクタの第2焦点近傍を焦点とする略放物面状の反射面を有する第4リフレクタが配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第2リフレクタの下端部は、前記投影レンズの焦点近傍で、且つ前記投影レンズの光軸よりも下方の位置に可動であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の車両用前照灯。
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