JP2007272207A - 光線投射用モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光線を生成するのに適している光源10と、表面の一方の側だけから光線を放射するように光源が配置される実質的に平坦な支持面20と、支持面の一方の側に延在して支持面の方に面するそのくぼみを有しており、光源の支持面と実質的に平行な主方向に光源から始まる光線を反射することができる湾曲した反射面30と、を備えて、反射面は、光線の各部分を受け入れるのに適している複数の反射領域(31,32,33)に分割されている。複数の反射領域は、その領域によって反射された光線の一部分が、垂直方向に実質的に平行にされ、第一の所定角度α1未満の水平方向の小広がりαを有しているような少なくとも一つの領域(32,33)と、その領域によって反射された光線の一部分が、第二の所定角度α2より大きな水平方向の大広がりαを有するように設計されている少なくとも一つの領域31と、を備える。
【選択図】図2
Description
両方の場合において、用いられる光学配置は、
a) 半導体光源が配置される第一の焦点での楕円の反射モジュールと、
b) 楕円の反射器の第二の焦点に配置される、マスク、あるいは、いわゆるカット・オフ(次ページの定義を参照)を形成するために楕円の反射モジュールから出現する光線のうちのいくつかを阻止するのに適している表面部分と、
c)楕円の反射モジュールの第二の焦点と一致するその第一の焦点を有するレンズと、からできている。
1.光のうちのいくらかがマスクによって阻止されるという事実によるシステムの全効率の悪さと、
2.機械的な許容範囲の必然的な低下及びコストの増加を伴った、光学システムの整列、及び特にマスク配置の困難さという実質的に二つの困難な問題がある。
a)単一の光学及び複数の光源と、
b)複数のモジュール/光源・システムと、いう二つの代案がある。
a) 好ましい実施態様で、LED又はチップ型のLEDの半導体光源である光源10と、
b) 支持面20の一方の側だけからの光を放射するように光源10が配置される実質的に平坦な支持面20と、
c) 支持面の一方の側に延在するとともに支持面の方に面するそのくぼみを有しており、光源の中心を通って延在する軸として規定され、乗り物の進行方向と平行である、モジュール1の光軸zと実質的に平行な方向に光源から始まる光を反射することができる湾曲した反射面30であって、複数の領域に分割されている反射面30と、
d)ステップ状に少なくとも二つの反射領域を接続する接続面40と、を備えている。
a) 20度未満の水平方向の広がりと、3度未満の垂直方向の広がりと、を備えた反射ビームを生成する平坦な支持面20に隣接した領域32と、
b) 20度未満の水平方向の広がりと、3度未満の垂直方向の広がりと、を備えた反射ビームを原始的に生成する表面の、モジュールの光軸と実質的に平行な軸を中心に15度の角度での左回りの回転によって得られる領域33と、
c) 平坦な支持面20に隣接していなくて、50度より大きな水平方向の広がりを備えたビームを生成する第三の領域31と、であるところの三つの領域に分割される。これらの領域は、下記の接続面によって接続される。
a. スプリアス反射を最小にするために、光源10によって放射された光によって直接には照明されないこと、
b. 光源10から最も遠い側面領域32,33に降りかかる光の量を最大にすること。
Claims (17)
- 光線を生成するのに適している光源(10)と、
表面の一方の側だけから光線を放射するように光源が配置される実質的にフラットな支持面(20)と、
支持面の一方の側に延在して支持面の方に面するそのくぼみを有しており、光源の支持面と実質的に平行な主方向に光源から始まる光線を反射することができる湾曲した反射面(30)であって、光線の各部分を受け入れるのに適している複数の反射領域(31,32,33)に分割されている反射面(30)と、を備えて、
前記複数の反射領域は、
その領域によって反射された光線の一部分が垂直方向で実質的に平行にされ、第一の所定の角度α1未満の水平方向の小広がりαを有するような少なくとも一つの領域(32,33)と、
その領域によって反射された光線の一部分が、第一の所定の角度α2より大きな水平方向の大広がりαを有するような少なくとも一つの領域(31)と、を備え、
前記水平方向の大広がりαを持った領域(31)が、
光源(10)と実質的に一致するその焦点(F1)のうちの一つを備えた平坦な支持面(20)と平行である実質的に楕円状の水平断面と、
平坦な支持面(20)と実質的に平行な軸(Zp)と、光源(10)と実質的に一致するその焦点(F)とを備えた実質的に放物線状の垂直断面と、を有することを特徴とする、光線を投射するためのモジュール。 - 光源(10)によって放射され、その領域(32)によって反射された光線の一部分が、下向きビームのパターンのくぼみ(I)の形成に寄与するように、所定の角度α1未満の水平方向の小広がりを有する少なくとも一つの第三の領域(32)を備えることを特徴とする、請求項1記載のモジュール。
- 第一の所定の角度α1が20度であり、第二の所定の角度α2が50度であることを特徴とする、請求項2記載のモジュール。
- ステップ状に少なくとも二つの反射領域を接続する接続面(40)をさらに備え、当該接続面は、光源と実質的に一致する共通の頂点(V)を有して反射領域のエッジ部分(31a,32a,33a)によって画定された曲線上にある直線(D)の軌跡として得られた実質的に円錐状表面の一部分によって構成されることを特徴とする、請求項3記載のモジュール。
- 接続面(40)は反射することを特徴とする、請求項4記載のモジュール。
- 水平方向の小広がり(32,33)を備えた二つの領域が平坦な支持面(20)に隣接するとともにモジュールの光軸(z)の対向側にあり、大広がり(31)を備えた領域が、平坦な支持面(20)から離れており、接続面が中央の反射領域(31)を側面の反射領域(32,33)に接続することを特徴とする、請求項5記載のモジュール。
- 側面の反射領域(32,33)は、光源(10)と実質的に一致する一つの焦点(F1)を備えた支持面(20)と平行な実質的に楕円状の水平断面を有することを特徴とする、請求項6記載のモジュール。
- 反射領域の少なくとも一つの水平断面の第二の焦点(F2)は、モジュール(1)の光軸(z)の外側にあることを特徴とする、請求項7記載のモジュール。
- 実質的に垂直方向に平行にされたビームを反射する側面領域(33)は、そのパターンのHVポイント(HV)とピーク(P)とのまわりに下向きビームの照明パターンの領域を形成するように設計されている一方で、中央の反射領域(31)は、下向きビームの照明パターンの残存部分をカバーするように設計されていることを特徴とする、請求項8記載のモジュール。
- 平坦な支持面は反射することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一つに記載のモジュール。
- 実質的に吸収性のマスクは、光源(10)によって直接に放射され、湾曲した反射面(30)又は平坦な支持面(20)に降りかからない光を遮光するために設けられていることを特徴とする、請求項10記載のモジュール。
- 湾曲した反射面(30)は、平坦な支持面(20)によって規定されて道路面の方に面する半スペースに位置決めされて、光源(10)の周囲は、湾曲した反射面(30)の垂直断面を構成する放物線の焦点を通って延在する直線に対して実質的に接線であり、モジュールの光軸(z)に直交して、その結果、光源(10)は、直線によって規定されて放物線の頂点を含む半平面に完全に位置決めされることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかの一つに記載のモジュール。
- 湾曲した反射面(30)は、平坦な支持面(20)によって規定されて道路面から遠く離れた半スペースに位置決めされて、光源(10)の周囲は、湾曲した反射面(30)の垂直断面を構成する放物線の焦点を通って延在する直線に対して実質的に接線であり、モジュールの光軸(z)に直交して、その結果、光源(10)は、直線によって規定されて放物線の頂点を含まない半平面に完全に位置決めされることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかの一つに記載のモジュール。
- 光源(10)が支持面(20)に配置され、該支持面(20)は、光源(10)が直接に組み入れられるプリント基板(21')の表面であることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかの一つに記載のモジュール。
- プリント基板(21')の表面上に光源(10)が組み入れられており、
プリント基板(21')の表面及び平坦な支持面(20)は、二つの別個で並列の面であり、
平坦な支持面(20)は、プリント基板(21')の表面上に組み込まれた光源(10)が貫通穴(22')の内部に収容され、光源(10)の主たる放射面が平坦な支持面(20)と実質的に一致するような貫通穴(22')を有していることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかの一つに記載のモジュール。 - 光源(10)が半導体光源であり、好ましくは、LED又はチップ型LEDであることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれかの一つに記載のモジュール。
- 発光源(10)のスイッチをオフにするときに、審美的な内容を備えた色彩の効果を生み出すように、平坦な支持面(20)の少なくとも一つの部分が着色されていることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれかの一つに記載のモジュール。
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