JP2002159327A - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP2002159327A
JP2002159327A JP2000360243A JP2000360243A JP2002159327A JP 2002159327 A JP2002159327 A JP 2002159327A JP 2000360243 A JP2000360243 A JP 2000360243A JP 2000360243 A JP2000360243 A JP 2000360243A JP 2002159327 A JP2002159327 A JP 2002159327A
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Japan
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hair removal
main body
gear
body housing
rotary cylinder
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JP2000360243A
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English (en)
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Hisanori Yamaguchi
尚紀 山口
Toshihiro Takeuchi
利浩 竹内
Kenichi Muraki
健一 村木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Priority to EP01128043A priority patent/EP1212960B1/en
Priority to CNB011396237A priority patent/CN1205888C/zh
Priority to ES01128043T priority patent/ES2227047T3/es
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • A45D26/0023Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements
    • A45D26/0028Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements with rotating discs or blades

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した動作を得ることができる過負荷クラ
ッチを備えたものを低コストで得る。 【解決手段】 駆動源を内蔵する本体ハウジング1と、
本体ハウジング1に対して着脱自在とされたヘッド2内
に上記駆動源で回転駆動される回転シリンダー4を配設
するとともに該回転シリンダー4に開閉駆動される脱毛
用の爪を設けて、該爪で挟持した毛を回転シリンダーの
回転で引き抜く脱毛装置である。本体ハウジング1内に
おけるヘッド2側への動力伝達用出力部と駆動源3との
間に過負荷時に動力伝達を遮断する過負荷クラッチ18
を設ける。過負荷クラッチ18が伝達しなくてはならな
いトルクを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を除去するのに使用される脱毛装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、回転駆動を行って毛を挟持
し、毛を引き抜く脱毛装置が特開2000−12592
5号公報により知られている。ここには駆動源を内蔵し
た本体ハウジングに対して、脱毛用の回転シリンダーを
備えたヘッドを着脱自在としているものが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の脱
毛装置においては、過負荷時に回転シリンダーに至る動
力伝達する過負荷クラッチを設けるが、上記公報に示さ
れたものにおいては、本体ハウジングに対して着脱自在
とされたヘッド内の動力伝達系の中に過負荷クラッチを
配置していた。
【0004】ここにおいて、本体ハウジング内の駆動源
の回転は大きく減速した上でヘッド内の回転シリンダー
に伝えて回転シリンダーを大トルクで回転させることが
できるようにしているのであるが、減速系における最終
出力部である回転シリンダーに近いところに過負荷クラ
ッチが存在するということは、この過負荷クラッチで大
トルクを伝達することができるようにしておかなくては
ならず、この場合、構成部品の強度の確保の点などから
過負荷クラッチもコストの高いものとなってしまう。ま
た、過負荷クラッチの収容スペースの確保の点でヘッド
そのものも大きくなってしまう。
【0005】さらには、対象となる体毛に夫々適した複
数種のヘッドを本体ハウジングに選択的に取り付けられ
るようにする場合、各ヘッド内に夫々過負荷クラッチを
設けることになり、部品数がどうしても多くなってしま
う。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、安定した動作を得るこ
とができる過負荷クラッチを備えたものを低コストで得
ることができる脱毛装置を提供するにあり、他の目的と
するところは複数種のヘッドを選択的に着脱自在として
いる場合においても、過負荷クラッチをヘッド毎に設け
る必要がない脱毛装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る脱毛装置は、駆動源を内蔵する本体ハウ
ジングと、本体ハウジングに対して着脱自在とされたヘ
ッド内に上記駆動源で回転駆動される回転シリンダーを
配設するとともに該回転シリンダーに開閉駆動される脱
毛用の爪を設けて、該爪で挟持した毛を回転シリンダー
の回転で引き抜く脱毛装置において、本体ハウジング内
におけるヘッド側への動力伝達用出力部と駆動源との間
に過負荷時に動力伝達を遮断する過負荷クラッチを設け
ていることに特徴を有している。
【0008】この時、本体ハウジングに対して複数種の
ヘッドが選択的に着脱自在とされているものを好適に用
いることができる。
【0009】また、過負荷クラッチは過負荷解消に伴っ
て復帰する自動復帰型であることが好ましく、また、動
力伝達用のギアを作動部材としているものであること、
特に動力伝達系における駆動源に近い位置にあるギアを
作動部材としていることや軸方向にばね付勢されたフェ
イスギアを作動部材としていることが好ましい。
【0010】そして、過負荷クラッチの負荷側から見た
動作負荷を可変としているものはさらに好ましいものと
なる。特に本体ハウジングに対して選択的に着脱自在と
された複数種の刃ヘッドに応じて負荷側見た動作負荷が
可変となっていたり、本体ハウジングには複数種の刃ヘ
ッドに個別に対応する複数の出力部が設けられているも
のを好適に用いることができる。
【0011】本体ハウジングに複数種の刃ヘッドに個別
に対応する複数個の過負荷クラッチを設けているもので
あってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態の一例に
基づいて説明すると、図示例の脱毛装置は手で把持する
ことができるサイズに形成しているとともに駆動源であ
るモータ3を内蔵している本体ケーシング1上に回転シ
リンダー4を備えた脱毛ヘッド2を設けたもので、回転
シリンダー4には開閉して毛を挟持する複数の爪5a,
6a,36,37で構成した脱毛手段を設けており、回
転シリンダー4の軸回り回転に伴って脱毛手段が毛を挟
持して引き抜くものとなっている。
【0013】前面にスイッチSが配されている本体ケー
シング1は図7及び図8に示すように前後に2つ割りし
た半割ケーシング7,7をビス7nにより接合したもの
で、上端開口部はモータ3や駆動伝達手段を保持して本
体ケーシング1内に納められた基台8の上面部で閉じら
れており、本体ケーシング1の下端には給電用のプラグ
9を備えている。なお、本体ケーシング1に電源である
電池を内蔵したものであってもよい。
【0014】上面部にフック連結部10を備えている上
記基台8は、モータ内装用基台12とこれの側方開口部
にビス131nで固定されるカバー13とからなるもの
で、モータ内装用基台12の下部のモータ内装部12a
に下方からモータ3が嵌め込まれている。そして、カバ
ー13で側方開口部が覆われたモータ内装用基台12の
上部内の空間16には過負荷クラッチ18及びギア19
が納められており、半割ケーシング7,7内の突起7
d,7e間にモータ内装用基台12の支持枠25が嵌め
込まれることで本体ケーシング1の内部に配されてい
る。
【0015】基台8に軸18jで取り付けられた過負荷
クラッチ18は、図13に示すように、フェース歯車1
81と小歯車180とクラッチばね182とからなるも
ので、小歯車180はその一端部に、嵌め込み部180
aと鍔部180bとを備えているとともに、嵌め込み部
180aの端面に位置決め突起180cとねじ螺合孔1
80dとを備えている。フェース歯車181は小歯車1
80の嵌め込み部180aが回転自在にはめ込まれる孔
181aを備えたもので、孔181aの周囲には溝型の
係止部181bを放射状に複数個形成してある。
【0016】クラッチばね182は、周囲の複数箇所か
らばねアーム片182aを回転方向と反対方向に連出し
た板ばねであり、中央部には位置決め孔182cとねじ
挿入孔182dを備えており、各ばねアーム片182a
の先端部には係合突起182bを備えている。
【0017】小歯車180の嵌め込み部180aをフェ
ース歯車181の孔181aに回転自在にはめ込むとと
もに鍔部180bを孔181aの外方においてフェース
歯車181の外面に当接させ、この状態で、嵌め込み部
180aの端面の位置決め突起180cに板ばね182
の位置決め孔182cを嵌め込んで位置決めし、ねじ挿
入孔182dからねじ183を挿入して小歯車180の
ねじ螺合孔180dに螺合することでクラッチばね18
2を小歯車180に取り付けて、クラッチばね182の
係合突起182bを係止部181bに弾性的に係止すれ
ば、フェース歯車181に伝達された回転は、クラッチ
ばね182を介して小歯車180に伝達される。そし
て、ある設定されたトルク以上の動力が伝達されたとき
には、クラッチばね182に設けた係合突起182dが
係止部181bから外れて、小歯車180に対してフェ
ース歯車181が空回りするものであり、このために、
ギアに毛を挟んだり、異物をかみ込んでロックしたとき
にモータ3のトルクを途中で遮断することができて、駆
動伝達部の損傷を防止できるものである。
【0018】モータ内装部12aに装着されたモータ3
の出力軸3aは、モータ内装用基台12の孔12bを通
じて空間16内に位置し、この部分にピニオン17が固
着され、該ピニオン17が上記フェース歯車181に噛
み合っている。また、軸19jにより軸支されて基台8
の上面部に臨んでいるギア19は、上記小歯車180と
噛み合っている。従ってモータ3の回転は、ピニオン1
7及び過負荷クラッチ18を介してギア19に伝達さ
れ、このギア19を通じて後述の脱毛ヘッド2の回転シ
リンダー4の駆動などが行われる。
【0019】基台8の上面のフック連結部10は、モー
タ内装用基台12の上面部中央部に設けたトンネル用突
部10aと、一対のスライド枠26,26とからなるも
ので、トンネル通路を有しているトンネル用突部10a
の上面部には孔15bを設けてある。
【0020】平面視略矩形をした各スライド枠26は、
その外側片部から外側方に向けて操作部26aを突設
し、内側片部の内面に支持フック261bを突設し、内
側片部の上方にストッパ用突部26bを上方に向けて突
出したもので、トンネル用突部10aのトンネル通路内
にスライド自在にはめ込むとともにストッパ用突部26
bを孔15b内にスライド自在に係合させることで、ト
ンネル用突部10aに装着される。ストッパ用突部26
bが孔15bの縁に当たることで抜け止めされた一対の
スライド枠26,26間には、トンネル通路内において
スプリング26dを介装してあり、該スプリング26d
によって両スライド枠26,26は外側に向けて弾性付
勢される。そして両スライド枠26の操作部26aは本
体ケーシング1に設けた孔7fを通じて本体ケーシング
1の外側方に突出する。
【0021】次に基台ブロック15と脱毛ブロック24
とからなる脱毛ヘッド2について説明すると、脱毛ブロ
ック24は、図10及び図11に示すように、脱毛手段
を備えた回転シリンダー4と、この回転シリンダー4を
支持するシリンダー取り付け基台27及びシリンダーカ
バー28と、カム29、保持ばね30、ヘッドフレーム
31、そして図9に示すベース300とからなる。
【0022】シリンダー取り付け基台27とその一端部
に取り付けられるシリンダーカバー28とは、それぞれ
から上方に向けて突出させた突出支持部27a,28a
に設けている軸孔部28bによって、回転シリンダー4
に挿通されている軸4bの両端部を支持することで、回
転シリンダー4をその軸回りに回転自在に保持している
もので、上記突出支持部27a,28aにはそれぞれ角
孔状をしたカム挿入孔27c,28cと、カム挿入孔2
7c,28cの上下縁部に位置する軸支持溝27d,2
8dとを形成してある。そして、ローラ型のカム29を
それぞれカム挿入孔27c,28cに嵌め込むととも
に、各カム29に挿入したローラ軸29aの上下両端部
を軸支持溝27d,28dに嵌め込んで、カム29を水
平回転自在に支持している。なお、カム29の一部はカ
ム挿入孔27c,28cから内側に突出している。
【0023】また、突出支持部27a,28aの外側に
は保持ばね30を取り付けてある。保持ばね30は、基
部の孔30aに挿通するビス301でシリンダー取り付
け基台27とシリンダーカバー28に固定したもので、
その上部には孔部30bを備えており、この孔部30b
の上下縁部で上記ローラ軸29aの上下両端を弾性的に
押圧している。孔部30bはカム29に対応させたもの
で、カム29が保持ばね30に接触することがないよう
にしている。
【0024】ベース300の上面にビス301で固定さ
れているシリンダー取り付け基台27とシリンダーカバ
ー28の両端外面には、ばね280によって外側へ付勢
された釦281を配設してある。この釦281は、フレ
ーム31を着脱するためのフック281aを備えたもの
であり、釦281を押し込めばフック281aがフレー
ム31のフック掛かリ部31aから外れて、フレーム3
1を取り外すことができる。
【0025】また、シリンダー取り付け基台27のシリ
ンダーカバー28側には凹欠部27iを設けて、ここに
駆動用歯車40を配置してある。両端部がシリンダー取
り付け基台27とシリンダーカバー28とで軸支される
軸40jで支持された該駆動用歯車40は、回転シリン
ダー4が備えるギア41gと噛合するとともに、基台ブ
ロック15が備えるギア15cと噛合する。
【0026】基台ブロック15は図9及び図12に示す
ように、基台ブロックカバー155に内装された基台本
体15aと、基台本体15aの外周を囲む基台カバー1
55と、基台本体15aの上方に開口した凹所15h内
に配したギア15c及び歯車15eとからなるもので、
上下方向の軸15fによって支持された歯車15eは、
水平方向の軸105jによって支持されたギア15cが
備えているフェースギア部に噛み合うもので、偏芯カム
15gを一体に備えている。
【0027】脱毛ブロック24は、この基台ブロック2
上に配設されるものであり、脱毛ブロックのベース30
0の下面に設けられて上記凹所15h内に位置するリブ
27Aが備える孔27Abに基台本体15aを貫通する
スライドガイド軸15jを挿通することで、ベース30
0を、つまりは脱毛ブロック24をスライドガイド軸1
5jの軸方向にスライド自在に装着している。
【0028】また、各リブ27Aに設けたばね受け27
Aaと凹所15hの両端部内面との間にばね15k,1
5kを夫々介装してあり、このために脱毛ブロック24
は基台ブロック15に対して回転シリンダー4の軸方向
に往復移動自在となっているとともに、両方のばね15
kによるばね付勢で脱毛ブロック24は基台ブロック1
5の中央に位置するようにしてある。
【0029】また、ベース300の下面の中央には凹部
27Bを設けているが、この凹部27Bに偏芯カム15
gが係合する。偏芯カム15gが偏芯回転する時、偏芯
カム15gは凹部27Bの内側面を押してばね15kの
ばね力に抗して基台ブロック15を往復動させるもので
あり、このために凹部27Bの回転シリンダー4の回転
軸と直交する方向の巾は偏芯カム15gの偏芯量の倍以
上として回転軸と直交する方向には移動しないようにし
てある。
【0030】ここで、偏芯カム15gの回転により周期
的に往復動する脱毛ブロック24を付勢している両側の
ばね15k,15kは、往復運動の端点での慣性力を吸
収するものであり、衝突を防いで衝突音等の騒音を小さ
くする。
【0031】このように、基台ブロック15に対して回
転シリンダー4の軸方向に脱毛ブロック24を往復移動
自在に取り付けている脱毛ヘッド2は、基台ブロック1
5の基台本体15aの下面に設けたフック11,11を
本体ケーシング1のフック連結部10に連結することで
本体ケーシング1に取り付けられる。この取り付けは、
操作部26aを押した状態で脱毛ヘッド2の下面の一対
のフック11をそれぞれ両スライド枠26の矩形状をし
た開口内に嵌め込み,この状態で操作部26aの押圧を
解除することでスプリング26dのばね力により両スラ
イド枠26が外側に移動して支持フック261bを上記
フック11に係止することでなされるものであり、この
ように脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に対して取り付
けた状態では大歯車部と小歯車部とを有している歯車1
9の小歯車部がギア15cに噛み合う。脱毛ヘッド2を
取り外すに当たっては、上記と逆に操作部26aを押す
ことで支持フック261bをフック11から外すことが
できるので、この状態で脱毛ヘッド2を引き離せばよ
い。
【0032】次に脱毛ブロック24における回転シリン
ダー4について説明すると、この回転シリンダー4は図
15及び図16に示すように、一対の略円筒部材41
a,41bを軸方向に連結することで形成されたもの
で、その外周面には周方向に複数箇所(図示例では45
°の間隔を置いて8箇所)の凹部4aを備えて、各凹部
4a内に脱毛用主体ユニット32が嵌め込まれている。
【0033】ここにおける脱毛用主体ユニット32は、
図17に示すように、支点板33と、複数(図示例では
4枚)の可動爪5a,6aと、支点止め部材34,35
と、固定爪36,37とからなるもので、この固定爪3
6,37は、それぞれ2枚を一組として一体に形成した
ものとなっている。
【0034】支点板33は支点止め部材34,35の嵌
め込み用の角孔33a,33bと、可動爪嵌め込み用の
角孔33cとを備えており、支点止め部材34,35の
下面に設けた突起34a,35aを固定爪36,37に
設けた孔36a,37aを通じて、支点板33の角孔3
3a,33bに圧入固定することで、固定爪36,37
の固定も同時に行う。固定爪36,37を2つ1組とす
ることで組立を簡単にしているものであり、特に回転シ
リンダー4の周方向に脱毛用主体ユニット32を複数配
置する場合、回転軸と直交する長さを小さくすることが
できるために、回転シリンダー4の外径も小さくするこ
とができる。
【0035】可動爪5a,6aは両端の突起5b,6b
を支点止め部材34,35の両端に設けたリブ34c,
35cにフック係合することで固定爪36,37の脇に
組み付けられる。この時、2枚1組が一体に形成された
固定爪36,37に対して、可動爪5a,6aは1枚ず
つ独立したものを用いるとともに、一体となっている2
枚の固定爪36,37に対しては、同じ側に可動爪5
a,6aが位置するように、1枚の可動爪5a,6aは
固定爪36,37の孔36a,37a内に位置させる。
【0036】上記のように一つのユニットとして組み立
てられた脱毛用主体ユニット32は、回転シリンダー4
の各凹部4aに嵌め込むとともに、凹部4aの一方の端
に設けた孔4bから挿入した軸41を,支点止め部材3
4,35の孔34d,35dと4枚の可動爪5a,6a
の各孔5a1,6a1とに挿通して、該軸41の先端部
を他端の回転シリンダー41bの孔4b1に嵌め込むこ
とで、凹部4aに装着される。
【0037】また、回転シリンダー4における一方の回
転シリンダー41aの軸方向の端面には図15に示すよ
うに周方向に複数の孔4cを形成して、これらに開閉レ
バー38a,38b,38c,38dと開閉レバー39
a,39b,39c,39dとを周方向において交互に
挿入してある。なお、開閉レバー38a,38b,38
c,38dの端部の押圧部381a,381b,381
c,381dは、開閉レバー39a,39b,39c,
39dの端部の押圧部391a,391b,391c,
391dよりも回転シリンダー4の内周側に位置してい
る上に、周方向において両端部がそれぞれ押圧部391
a,391b,391c,391dの端部と重なるよう
にしてある。また、他端の回転シリンダー41bにも図
16に示すように複数の孔4cを周方向に設けて、開閉
レバー39a,39b,39c,39dと開閉レバー3
8a,38b,38c,38dとを前述と同様に交互に
挿入してある。
【0038】そして、各開閉レバー38a,38b,3
8c,38d,39a,39b,39c,39dには、
回転シリンダー4の各凹部4aに脱毛用主体ユニット3
2を装着した時、可動爪5a,6aの突片5c,6cが
係合することになる溝382a,382b,382c,
382d,392a,392b,392c,392dを
設けてある。このとき、回転シリンダー41a側から挿
入した開閉レバーは可動爪6aの突片6cと係合し、回
転シリンダー41b側から挿入した開閉レバーは可動爪
5aの突片5cと係合する。
【0039】また、回転シリンダー4の軸方向の両端面
と開閉レバー38a,38b,38c,38d,39
a,39b,39c,39dの押圧部との間には、板ば
ねで形成した復帰ばね370を配置してある。回転シリ
ンダー41a,41bの中心部に設けた突起4dと係合
する位置決め用の孔を中心部に備えた上記復帰ばね37
0は、図15,16及び図18に示すように、略コ字状
をした4本のばね片370aを一体に備えて、これらば
ね片370aが開閉レバー38a,38b,38c,3
8d,39a,39b,39c,39dを回転シリンダ
ー4の軸方向外側に向けて付勢している。
【0040】ばね片380aを略コ字状とすることでば
ねの有効長さを大きくしているために、開閉レバーを前
記カム29で押圧する際のばね反力を小さくすることが
できて低負荷で効率の良い回転シリンダー4とすること
ができるものであり、またばね片370aは根元から先
端にかけて開閉レバー側に螺旋状に曲げており、このた
めに開閉レバーの移動量を大きくとることができえ、可
動爪5a,6aの固定爪36,37に対しての開き量も
大きくすることができる。
【0041】ここで、一つのばね片370aは、隣り合
う2つの開閉レバー38b,39dを外側に押し、また
ばね片370aは開閉レバー38c,39aを押すもの
であり、このために4本のばね片370aを一体に有し
ている復帰ばね370で、組み込まれた全ての開閉レバ
ー38a,38b,38c,38d,39a,39b,
39c,39dを外側へ付勢している。
【0042】そして、開閉レバーを外側から押す力が作
用しないとき、可動爪5a,6aはその突片5c,6c
が外側に押されることで支点板33の角孔33cの孔縁
を支点として回動して支点止め部材34に位置決めされ
た固定爪37,36から離れ、また、開閉レバーの押圧
部381a,381b,381c,381d,391
a,391b,391c,391dに外側から外力が加
わると、可動爪5a,6aはその突片5c,6cが内側
に押されることで支点板33の角孔33cの孔縁を支点
として回動して固定爪36,37に押し当てられる。こ
のように、回転シリンダー4の軸方向端面に板ばねから
なる復帰ばね370を配置して、全ての開閉レバーを復
帰ばね370で外側へ付勢しているために、組立易く且
つ安価な回転シリンダー4を得ることができるものとな
っている。
【0043】ここにおいて、脱毛用主体ユニット32
は、2組4枚の固定爪36,37と4枚の可動爪5a,
6aとによって、毛を挟持して引き抜くための脱毛爪を
都合4個備えたものとなっているのであるが、2組4枚
の固定爪36,37は図6及び図19から明らかなよう
に回転シリンダー4の軸方向において等間隔となるよう
にしていることから、毛を挟持する際の位置のバランス
が良くて脱毛効率が高くなっており、また回転シリンダ
ー4の周方向に設けた各爪列の脱毛爪の把持位置が等間
隔になっているので、狙った毛が抜き易くて脱毛効率の
良い回転シリンダー4とすることができる。
【0044】また、ここで示した構成のものは、開閉レ
バーの移動で総計4個の脱毛爪の可動爪5a,6aを固
定爪36,37に対して同時に接近・離間させることが
できるものの、部品構成が簡単であり、組み立て性も良
好である。
【0045】さらに、2枚で一組となっている各固定爪
36,37はそれぞれ同じ開閉レバーに係合する可動爪
5a,6aとの間で開閉動作を行うが、各固定爪36,
37は弾性部36b,37b(図17参照)をそれぞれ
備えており、このために可動爪5a,6aが固定爪3
6,37に押圧される際の部品精度による把持強度のば
らつきが少なくなっている。すなわち、可動爪6aの一
方の把持強度が強くても、固定爪36が押圧方向におい
て弾性変形することで、他方の可動爪6aの把持強度と
吊り合わせるものであり、この結果、毛の抜き残しが無
くて脱毛効率が良いものとなっている。このとき、2個
一組の固定爪36,37をばね性のある金属部品で形成
すると、安価である上に毛の把持も確実なものとするこ
とができる。
【0046】加えるに、回転シリンダー4に設けた各凹
部4aは、軸方向において全てずれた位置に設けている
ために、凸部4aに嵌め込んだ脱毛用主体ユニット32
も軸方向において全てずれた位置に配設されており、こ
のために図20に示すように脱毛爪(開閉される固定爪
36,37と可動爪5a,6aとの対)も、周方向にお
いて一直線上に並ぶのではなく、軸方向にずれた位置に
ある。この状態で、前述のごとく1回転での把持位置が
等間隔となっているため、抜き残しのない脱毛効率の良
い回転シリンダー4とすることができる。
【0047】なお、上記支点止め部材34,35は皮膚
保護部材としての役割を持たせるためにその上面部に、
可動爪5a,6a及び固定爪36,37が直接肌に当た
ることを防ぐ半円形状の円弧部34b,35bを備えて
いる。可動爪5a,6a及び固定爪36,37が直接肌
に当たって生じる肌の削れ等を防止しているものであ
る。
【0048】以上のように構成された図示例の脱毛装置
においては、脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に取り付
けた状態でモータ3を駆動すれば、前述のように過負荷
クラッチ18と歯車19とを介してギア15cに回転が
伝達され、さらにギア15cの回転が駆動用歯車40を
介してギア41gに伝達されて回転シリンダー4が回転
する。
【0049】回転シリンダー4が回転して、図6に示す
ようにカム29の位置にきた開閉レバー38a,38
b,38c,38d,39a,39b,39c,39d
は、カム29に押されて復帰ばね370aに抗して内側
に押され、開閉レバーが可動爪5a,6aの下部の突片
5c,6cを内側に押す。
【0050】下端部が内側に押されて回転する4枚の可
動爪5a,6aは、それぞれ固定爪36,37に押し当
たるものであり、可動爪5a,6aと固定爪36,37
との間に導入された毛は挟持される。そして、この毛を
挟持した状態で回転シリンダー4がさらに回転すること
で毛が引き抜かれる。また、回転シリンダー4の回転に
より次の開閉レバーがカム29の所に至ってカム29に
より押圧され、上記と同様に毛を挟持して引き抜く。
【0051】ここで、図14と図17と図20に示すよ
うに、固定爪36,37の回転方向先端部36c,37
cは軸方向で外側に曲げられており、可動爪5a,6a
の回転方向先端部5d,6dは固定爪36,37の先端
部36c,37cとは対称に曲げられているため、特に
長い毛を挟持部へと導入しやすくなっており、導入効率
が高く、毛の抜き残しが少なくなっている。
【0052】また、図23に示すように、可動爪5a,
6aの先端部5d,6dと固定爪36,37の先端部3
6c,37cは回転シリンダー4の回転半径Raよりも
小さくしてあり、押し付け過ぎたりした場合において
も、可動爪5a,6aの先端部5d,6dと固定爪3
6,37の先端部36c,37cによる肌の削れ等を防
止することができ、このため肌当たりが良く安全性の高
いものとなっている。
【0053】また、図22に示すように、支点止め部材
34,35の皮膚保護部材としての役割を果たしている
円弧部34b,35bも、回転シリンダー4の回転半径
Raよりも小さい径Rbとして、肌面に対し点又は線接
触となるようにしており、これにより肌と回転シリンダ
ー4との摩擦抵抗を小さくして、押し付け過ぎでトルク
が上がることによる回転数の低下や、肌との接触摩擦に
よる肌のめくれ等を防止している。
【0054】さらに、図14に示すように,周方向に1
つ置きに設けた開閉レバー38a,38b,38c,3
8dの押圧部381a,381b,381c,381d
の両端部が開閉レバー39a,39b,39c,39d
の押圧部391a,391b,391c,391dの端
部と周方向において重なっていることから、毛を挟持す
るのに寄与した開閉レバーの押圧部の回転方向の後端部
をカム29が押圧しているとき、次の開閉レバーの押圧
部の前端部もカム29で同時に押圧するものであり、こ
のため、爪5a,6a,36,37を回転シリンダー4
の周方向に複数配置しているにもかかわらず、毛を挟時
して引き抜く距離が長くなっている。
【0055】また、開閉レバー38a,38b,38
c,38dの押圧部381a,381b,381c,3
81dと開閉レバー39a,39b,39c,39dの
押圧部391a,391b,391c,391dの回転
方向の両端には、斜面388a,399aを設けて、隣
り合う開閉レバーの斜面388a,399aを交差させ
ているために、負荷変動を抑えることができ、回転シリ
ンダー4の回転による騒音も抑えることができるものと
なっている。
【0056】加えるに、回転シリンダー4が回転して脱
毛を行っている時、ギア15cから歯車15eにも回転
が伝達されて偏心カム15gが回転し、この回転で前述
のように脱毛ブロック24が基台ブロック15に対して
回転シリンダー4の軸方向に周期的に往復移動する。
【0057】この往復移動により、脱毛ブロック24の
回転シリンダー4に設けた固定爪36,37と可動爪5
a,6aとによる毛の挟持位置が変化するために、肌の
全面の毛を抜くことができるものである。
【0058】ここで、過負荷クラッチ18が本体ハウジ
ング1側にあるということは、回転シリンダー4に至る
までに大きな減速を行っているこの種のものにおいて
は、過負荷クラッチ18が伝達すべきトルクが小さくて
すむことになる。つまり、クラッチばね182のばね力
を強く設定しなくてもよい上に、係止部181bの強度
もさほど必要としないことになり、これに故に過負荷ク
ラッチ18のコストを低減させることができるものであ
る。
【0059】また、過負荷クラッチ18を経て回転が伝
えられるとともに脱毛ヘッド2に対する最終出力部とな
っているギア19には、前述のように大歯車部と小歯車
部とを設けており、上記脱毛ヘッド2ではギア19の小
歯車を通じて回転を受けるようにしているが、ギア19
の大歯車を通じて回転を受けるようにしてもよいもので
ある。そして、ギア19の小歯車を通じて回転を受ける
脱毛ヘッド2と、ギア19の大歯車19を通じて回転を
受ける脱毛ヘッドとを設けて、これらを選択的に本体ハ
ウジング1に取り付けられるようにしておくならば、両
脱毛ヘッドにおいて、過負荷クラッチの負荷側から見た
動作負荷が異なることになる上に、装着する脱毛ヘッド
に応じて動作負荷が変化することから、上記両脱毛ヘッ
ドで異なるクラッチトルクを得ることができるものであ
る。
【0060】なお、上記の伝達すべきトルクが小さくて
すむという点からすれば、モータ3の出力軸のところに
過負荷クラッチを設けることが最も好ましいわけであ
り、この点からすれば、図24に示すように、これはモ
ータ3の出力軸3aにローレット3bを設けるととも
に、この出力軸3aの外周に装着するピニオン17−2
の内周面に複数本のクリック片17−2aを設けて、該
クリック17−2aが上記ローレット3bと噛み合うこ
とで、モータ3からピニオン17−2への回転伝達を行
い、過負荷状態となった時にはクリック片17−2を撓
ませて出力軸3aのみが回転し、ピニオン17−2には
回転が伝わることがないようにしたものを好適に用いる
ことができる。
【0061】図25〜図27に他例を示す。これはモー
タ3の出力軸3aに設けたピニオン17と噛み合う2つ
の過負荷クラッチ18−1,18−2を設けるととも
に、過負荷クラッチ18−1はギア19を介して脱毛ヘ
ッド2側に動力を伝達し、過負荷クラッチ18−2はギ
ア19−2を介して脱毛ヘッド2側に動力を伝達するよ
うにしたものを示している。なお、上記過負荷クラッチ
18−1,18−2はいずれも前述の過負荷クラッチ1
8と同じ構成のもので、図中18−3はセパレータであ
る。ギア19は前記ギア19と同じく大歯車部と小歯車
部とを備えていることから、図25に示すようにギア1
9の小歯車を通じて脱毛ヘッド2側に動力を伝える状態
を得られるほか、ギア19の大歯車部を通じて動力を伝
える状態、さらにギア19−2を通じて動力を伝える状
態の3状態を選択的に得ることができる。
【0062】ちなみに図26はシェーバーヘッドSHを
本体ハウジング1に装着した状態を示しており、ここで
は過負荷クラッチ18−1からギア19に伝達された回
転は、ギア19の大歯車部に噛み合うギアS7からギア
S6を介して回転体S5に伝達され、さらに回転帯S5
に設けた偏心軸S4が往復動自在に支持されている駆動
子S3を往復動させて、外刃S1内面に接している内刃
ブロックS2を往復摺動させる。
【0063】また、図27は仕切板A5の前後に夫々脱
毛用の回転シリンダー(図示せず)を配した脱毛ヘッド
AHを本体ハウジング1に装着した状態を示しており、
この時、軸19kで支持されているギア19−2がギア
A1と噛み合い、ギアA1の回転がギアA2,A3,A
4等を介して上記2つの回転シリンダーに伝達されるよ
うにしたものを示している。
【0064】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、駆動源を内蔵する本体ハウジングと、本体ハウジ
ングに対して着脱自在とされたヘッド内に上記駆動源で
回転駆動される回転シリンダーを配設するとともに該回
転シリンダーに開閉駆動される脱毛用の爪を設けて、該
爪で挟持した毛を回転シリンダーの回転で引き抜く脱毛
装置において、本体ハウジング内におけるヘッド側への
動力伝達用出力部と駆動源との間に過負荷時に動力伝達
を遮断する過負荷クラッチを設けているために、負荷ク
ラッチで伝達しなくてはならないトルクが小さくてすむ
ものであり、過負荷クラッチの構成部品にさほど強度を
必要とせず、過負荷クラッチのコストを下げることがで
きるものであり、しかも過負荷クラッチの収容スペース
をヘッドに設けなくてもすむために、ヘッドを小さくす
ることができて、使い勝手の良いものとすることができ
る。
【0065】そして、本体ハウジングに対して複数種の
ヘッドが選択的に着脱自在とされているものにおいて
は、本体ハウジングに設けた過負荷クラッチが全ヘッド
に対して有効となるものであり、複数種のヘッドすべて
に過負荷クラッチを内蔵させる場合に比して、全体的な
コストを大きく下げることができる。
【0066】また、過負荷クラッチは過負荷解消に伴っ
て復帰する自動復帰型であることがこの種の家庭用品の
場合の使い勝手の点で好ましい。
【0067】また、動力伝達用のギアを作動部材として
いるものであること、特に動力伝達系における駆動源に
近い位置にあるギアを作動部材としていることや軸方向
にばね付勢されたフェイスギアを作動部材としているこ
とが、過負荷クラッチの構成部材の削減等の点で好まし
い。
【0068】さらに過負荷クラッチの負荷側から見た動
作負荷を可変としていると、特に本体ハウジングに対し
て選択的に着脱自在とされた複数種の刃ヘッドに応じて
負荷側見た動作負荷が可変となっていると、上記複数種
のヘッドにおいて、異なる動作負荷を設定することがで
きるものであり、本体ハウジング側に過負荷クラッチを
内蔵させているにもかかわらず、各ヘッドに応じた動作
負荷とすることができる。
【0069】この場合、本体ハウジングには複数種の刃
ヘッドに個別に対応する複数の出力部が設けられている
ものを好適に用いることができるほか、本体ハウジング
に複数種の刃ヘッドに個別に対応する複数個の過負荷ク
ラッチを設けているものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の全体構成を示す正面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の横断面図である。
【図5】同上の脱毛ヘッドの縦断面図である。
【図6】同上の回転シリンダーの断面図である。
【図7】同上の本体ケーシングの分解斜視図である。
【図8】同上の本体ケーシング内の部品の分解斜視図で
ある。
【図9】同上の基台ブロック及びベースの分解斜視図で
ある。
【図10】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図11】同上の脱毛ブロックの他の部品の分解斜視図
である。
【図12】同上の基台ブロックの基台本体の斜視図であ
る。
【図13】同上の過負荷クラッチの分解斜視図である。
【図14】同上の回転シリンダーの斜視図である。
【図15】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図16】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図17】同上の脱毛主体ユニットの分解斜視図であ
る。
【図18】同上の開閉レバーと復帰ばねの組立状態を示
す斜視図である。
【図19】同上の回転シリンダーの分解縦断面図であ
る。
【図20】同上の回転シリンダー表面の展開図である。
【図21】同上の回転シリンダーの横断面図である。
【図22】同上の回転シリンダーの部分拡大図である。
【図23】同上の回転シリンダーの部分拡大図である。
【図24】過負荷クラッチの他例を示すもので、(a)は
平面図、(b)は分解斜視図である。
【図25】別の例を示す断面図である。
【図26】同上の他のヘッドを装着した状態の断面図で
ある。
【図27】同上のさらに他のヘッドを装着した状態の断
面図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 2 脱毛ヘッド 3 モータ 4 回転シリンダー 18 過負荷クラッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源を内蔵する本体ハウジングと、本
    体ハウジングに対して着脱自在とされたヘッド内に上記
    駆動源で回転駆動される回転シリンダーを配設するとと
    もに該回転シリンダーに開閉駆動される脱毛用の爪を設
    けて、該爪で挟持した毛を回転シリンダーの回転で引き
    抜く脱毛装置において、本体ハウジング内におけるヘッ
    ド側への動力伝達用出力部と駆動源との間に過負荷時に
    動力伝達を遮断する過負荷クラッチを設けていることを
    特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 本体ハウジングに対して複数種のヘッド
    が選択的に着脱自在とされていることを特徴とする請求
    項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 過負荷クラッチは過負荷解消に伴って復
    帰する自動復帰型であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 過負荷クラッチは動力伝達用のギアを作
    動部材としているものであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかの項に記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】 動力伝達系における駆動源に近い位置に
    あるギアを作動部材としていることを特徴とする請求項
    4記載の脱毛装置。
  6. 【請求項6】 軸方向にばね付勢されたフェイスギアを
    作動部材としていることを特徴とする請求項4記載の脱
    毛装置。
  7. 【請求項7】 過負荷クラッチの負荷側から見た動作負
    荷を可変としていることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかの項に記載の脱毛装置。
  8. 【請求項8】 本体ハウジングに対して選択的に着脱自
    在とされた複数種の刃ヘッドに応じて負荷側見た動作負
    荷が可変となっていることを特徴とする請求項7記載の
    脱毛装置。
  9. 【請求項9】 本体ハウジングには複数種の刃ヘッドに
    個別に対応する複数の出力部が設けられていることを特
    徴とする請求項8記載の脱毛装置。
  10. 【請求項10】 本体ハウジングに複数種の刃ヘッドに
    個別に対応する複数個の過負荷クラッチを設けているこ
    とを特徴とする請求項2記載の脱毛装置。
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