JP4120247B2 - 美容器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は体毛を処理を行うための美容器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特願平11−273397号や米国特許第4960422号明細書には、掃除性を良くしたり、切断用ヘッドへの交換を可能とするために脱毛用ヘッドを本体に対して着脱自在にしたものが示されている。前者は切断用ヘッドと脱毛用ヘッドを切り替えるために、脱毛用ヘッドを本体ケーシングに着脱可能としている。このとき、本体ケーシングに設けた歯車と脱毛用ヘッドに設けた歯車とを連結して脱毛用ヘッド内の脱毛手段を備えた回転シリンダーを回転駆動させるようにしている。
【0003】
後者も同様に、本体ケーシングに設けた歯車と脱毛用ヘッドに設けた歯車とを連結して回転シリンダーを回転駆動させるようにしている。
【0004】
また回転シリンダーが駆動ケースとともに本体ケーシングに対してフロート可能としたものに、特公平7−177927号公報に記載のものがある。この脱毛装置は回転シリンダーとモータを内臓した駆動ケースを本体ケーシングに対して、肌の押し付け方向と回転シリンダーの回転軸方向にフロート自在としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、本体側における出力部が歯車で構成され、脱毛用ヘッド側の入力部が同じく歯車で構成されて、両歯車の噛み合いで本体側から脱毛用ヘッド側の回転伝達がなされるようになっており、軸間距離をあわせることが難しかったり、駆動負荷によって本体内の歯車から振動が発生して本体ケーシングに振動伝搬されて騒音や振動が発生するといった問題を有している。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは脱毛用ヘッドを本体に着脱自在としているものにおける振動や駆動音を小さくできる美容器具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る美容器具は、駆動源としてのモータを内蔵している本体に、毛を引き抜く脱毛手段を備えた脱毛用ヘッドと、毛の切断用ヘッドとを選択的に着脱自在としている美容器具であって、本体に内蔵されたモータの回転軸には回転係合部が圧入固定されて、上記切断用ヘッドと脱毛用ヘッドとは共に本体に設けた単一の上記回転係合部から動力を受けるものであり、ギア列を内蔵した駆動ブロックと駆動ブロックを介して回転駆動されて毛を引き抜くための回転シリンダーとを備えて、これら回転シリンダーと駆動ブロックとが脱毛用ヘッドのケーシング内で弾性支持されている上記脱毛用ヘッドは、本体への装着時に上記回転係合部に軸方向から係合して回転係合部の回転を受けるとともに本体の回転係合部に回転軸方向にスライド自在に係合する回転入力部を備えていることに特徴を有している。本体から脱毛用ヘッドへの回転伝達部を歯車の噛み合わせではなく、軸方向から係合して回転伝達を行う回転係合部と回転入力部とで行うようにしたものである。
【0008】
脱毛用ヘッドは、脱毛用手段として回転駆動される回転シリンダーに設けられて回転シリンダーの軸方向開閉で毛を挟む複数の脱毛爪を備えたものであり、本体に設けた回転係合部は上記回転シリンダーの回転軸の略軸中心上を通る位置にあることが好ましい。
【0011】
また、切断用ヘッドは本体の回転係合部に係合する回転入力部に回転を往復動に変換するための部材である偏芯カムを一体に備えているものを好適に用いることができる。
【0012】
また、切断用ヘッドは薄肉ヒンジを設けた往復駆動子を具備して、脱毛用ヘッドとは異なる回転数で最終出力を行うものであることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、この美容器具は、モータ11を内蔵している本体ケーシング1に対して、切断用ヘッド2Hと脱毛用ヘッド1Hの2種のへッドを選択的に装着することができるようにしたもので、本体ケーシング1は前面にスイッチ101が配されている本体ケーシング1は図3に示すように前後に2つ割りした半割ケーシング10,10を接合したもので、上端開口部はモータケース12によって閉じられており、本体ケーシング1の下端には給電用のプラグ100を備えている。なお、本体ケーシング1に電源である電池を内蔵したものであってもよい。
【0016】
本体ケーシング1内に配設固定されているモータケース12は、その下面側にモータ11が固定されているもので、上面には左右一対の操作釦26,26が配されている。モータ11の回転軸11aには異形断面となっている回転係合部13が圧入固定されている。
【0017】
平面視略矩形をした各操作釦26は、内側片部の内面にフック26aを備えるほか、ストッパ用突部26bを突出したもので、モータケース12に設けたトンネル部12aにスライド自在にはめ込まれた時、ストッパ用突部26bをモータケース12に係合させることで、トンネル部12aに装着される。ストッパ用突部26bで抜け止めされた一対の操作釦26,26間にはスプリング27dを介在させており、このためにスプリング27dによって両操作釦26,26は外側に向けて弾性付勢されている。そして両操作釦26の外側端部は本体ケーシング1に設けた孔10aを通じて本体ケーシング1の外側方に突出する。
【0018】
次に脱毛用ヘッド1Hであるが、これは図4〜図6に示すように、回転シリンダー4と回転シリンダー4を軸支する基台8,9、歯車基台81,91、基台カバー92、脱毛ケーシング3、カバーフレーム31、釦基台6、そして回転伝達用の複数のギア列で構成されたものであり、歯車基台81,91と基台カバー92及びこれらに装着されたギア列で駆動ブロックが形成されている。
【0019】
軸方向において2つ割となっている回転シリンダー4は図7及び図8に示すように、円周方向に複数個(実施形態では45°の間隔を置いて8箇所)の凹部4aを備えて、各凹部4a内に脱毛用主体ユニット32が嵌め込まれているもので、ここにおける脱毛用主体ユニット32は図9に示すように、支点板33と、複数(実施形態では4枚)の可動爪5aと、一対のコの字状に曲げられた固定爪36(実施形態では2対)と支点止め部材34とで構成されている。支点板33は中央部に支点止め嵌め込み用角孔33aを備え、その両側に支点止め嵌め込み用角孔33bを備え、支点止め嵌め込み用角孔33aと両支点止め嵌め込み用角孔33bとの間と、両支点止め嵌め込み用角孔33bの各外方に、それぞれ可動爪嵌め込み用角孔33cを備えている。そして両側に設けた支点止め部材34によって固定爪36も支点板33に固定されている。また、支点止め部材34には長手方向に孔34dを設けてあり、図10に示すように、支点止め部材34と可動爪5aとに挿通された軸41によって支点止め部材34と可動爪5aの抜け止めがなされている。
【0020】
また、開閉レバー39a,39bは、回転シリンダー4の回転軸方向両端に設けたそれぞれ8ヶ所の穴4cから回転軸方向に摺動自在に挿入されている。このとき開閉レバー39a,39bは径方向の内側に開閉レバー39aが、外側に開閉レバー39bが円周方向に交互に挿入されている。また開閉レバー39a,39bの径方向に設けたリブ39a,39bの回転シリンダー4側には開閉レバー39a,39bを常に付勢するための板ばね370が設けられている。可動爪5aに設けた突片5cが開閉レバー39a,39bに設けた溝392a,392bに嵌め込まれるが、図10に示すように、各開閉レバー39a,39bには2枚の可動爪5aの突片5cが嵌め込まれる。
【0021】
このようにアセンブリとして組み立てられた複数の脱毛用主体ユニット32を回転シリンダー4の各凹部4aに嵌め込み、各列毎に交互に開閉レバー39a,39bに可動爪5aの突片5cを開閉レバー39a,39bに設けた溝392a,392bに嵌め込ませて組み込まれている。
【0022】
一方、基台8,9の回転シリンダー4用の軸56jを受けている部分には、図4に示すローラ型のカム29が軸29jによって回転自在に取り付けられている。このカム29は、軸56jの両端が保持ばね30で一定の荷重で付勢されており、回転シリンダー4が回転する時、回転シリンダー4の周方向に並んでいる複数本の開閉レバー39a,39bの上記他端を順次押して回転シリンダー4の軸方向に動かすことで、可動爪5aを板ばね30に抗して揺動させて、可動爪5aと固定爪36とからなる脱毛爪を閉じさせる。回転シリンダー4をその軸回りに回転させることで可動爪5aを開閉させれば、可動爪5aと固定爪36で扶持した毛は回転シリンダー4の回転に伴って引き抜く動作を行うことになる。
【0023】
回転シリンダー4の回転駆動は前述のモータ11の回転で行われるが、回転シリンダー4への動力伝達は以下のようにして行われる。すなわち、脱毛用ヘッド1Hは基台カバー92に設けたフック92aが前記モータケース12に取り付けられた操作釦26の角穴26c内に挿入されてフック固定される。
【0024】
基台カバー92は脱毛ケーシング3に設けた凹部に内蔵されており、凹部には基台カバー92に設けたフック92aが突出するように開口部3aを設けている。また基台カバー92には略中央部に回転入力部15を突出させるための穴92をが設けている。歯車基台91には中央に穴91aが設けられていて一端に回転入力部15を取り付けている。回転入力部15は歯車基台91側にピニオン16が軸15jによって圧入固定されている。ピニオン16は歯車基台81,91に軸17jによって軸支された駆動ギア17と噛み合い、駆動ギア17と一体のフェイスギア17aが基台8,9に軸18jで軸支された中間ギア18と噛み合い、さらに中間ギア18が回転シリンダー4に設けたギア41gと噛み合っている。歯車基台81に設けた角孔81aは中間ギア18を突出させるためのものである。また歯車基台81,91は回転シリンダー4とは反対側の面よりねじで固定されている。
【0025】
さらに、基台81内には偏芯カム19と一体のフェイスギア19aが配されていて、フェイスギア19aは中間ギア18に一体に設けた小歯車18aと噛み合っている。上記偏芯カム19は基台9の下面に設けた角型の凹部9aに係合して基台8,9と回転シリンダー4とを回転シリンダー4の回転軸方向に往復動させる。これは脱毛効率を上げるためである。なお、基台8,9はねじによって連結固定されているが、基台9に設けた4箇所の穴9bによって歯車基台81に軸89jによって連結されている。
【0026】
釦基台6は長手方向に着脱釦28をばね27を挟んで取り付けており、中央開口部に回転シリンダー4を設けた基台8,9を介して基台カバー92にねじ止めされている。このとき着脱釦28の長手方向の面28aは基台カバー92の長手方向に設けたリブ92cによって上方への抜け止めをしている。
【0027】
歯車基台91の下面にはフロートばね93が設けられていて、歯車基台91に設けたリブ91bと基台カバー92に設けた円形の凹部に嵌め込まれてずれないようにされている。また歯車基台81の長手方向にもばね89が基台カバー92との間に設けられており、脱毛用ヘッド1Hの駆動部が脱毛ケーシング3に対して弾性支持されている。ここでカバーフレーム31は釦基台6にばね付勢されて取り付けられた着脱釦28によって取り付けられているために駆動部からの振動の伝搬がない。
【0028】
回転シリンダー4を肌に押し付けるとばね93,89によりフロートし押し付け荷重を一定にすることができるが、このとき本体ケーシング1からの回転係合部13と脱毛用ヘッド1Hの回転入力部15とは回転軸方向にスライド自在であるとともに軸方向において隙間Sが設けられているために、回転シリンダー4が基台8,9と歯車基台81,91と共にフロートするとき、この隙間S間でスライドして駆動伝達を確保する。このような構成となっていることから、本体を小型にできるだけでなく騒音、振動も小さくすることができる。またフロートにより肌への追従性も良くすることができるため、脱毛効率も上げることができる。
【0029】
図11及び図12は上記脱毛用ヘッド1Hに代えて切断用ヘッド2Hを本体ケーシング1に装着した状態を示している。この切断用ヘッド2Hは、図13及び図14にも示すように、切断用ヘッドユニットケース20と、フレーム21と、取付台22、下面側に取り付け用係上部23aを備えた基台23、外刃77、内刃74、トリマー刃T、そして往復駆動子67とからなるもので、取付台22に設けたボス22aに往復駆動子67の両側端のU字形をなして弾性を有している薄肉ヒンジ67bの先端部を固定しており、往復駆動子67の上方に突出する駆動杆67cに内刃74が取り付けられているとともに該内刃74を上方に付勢してフレーム21で支持された外刃77に内刃74を押し付ける押し上げばね68bが取り付けられている。図中71は防塵ゴム、72は押さえ板である。トリマー刃Tは往復駆動子67に設けたトリマー駆動子67Tによって駆動される。
【0030】
また、切断用ヘッド2Hは、往復駆動子67の下端に設けられた長孔67aと係合する偏心カム69を上端に一体的に備えた回転入力部14を備えている。この回転入力部14は基台23に回転自在に且つ上下方向には取付台22と基台23との間で係止されて組み込まれている
そして切断用ヘッド2Hは、その取り付け用係止部23aを本体ケーシング1の操作釦26に係含させることで本体ケーシング1に装着されるものであり、この時、本体側の回転係合部13に回転入力部14が係合し、モータ1の回転が減速されることなく偏心カム69に伝えられ、偏心カム69の回転により偏心カム69に長孔67aを係合させた往復駆動子67は往復動を行い、内刃74に往復直線運動を行わせる。
【0031】
脱毛用ヘッド1Hの最終出力部である回転シリンダー4には減速して回転を伝達するが、切断用ヘッド2Hにの最終出力部である駆動子67には減速せずに回転を伝えて往復動に変換させているものであり、各ヘッド1H,2Hは夫々最適な条件で駆動される。
【0032】
そして、切断用ヘッド2Hと脱毛用ヘッド1Hとの両者に対する回転出力部となっている回転係合部13は本体ケーシング1の上面中央部に位置させているとともに、回転シリンダー4の回転軸の略軸中心上を通る位置にある。このために、本体1内の偏重量のバランスが良く、脱毛用ヘッド1H及び切断用ヘッド2Hの駆動負荷の影響によって本体内で発生する振動及び騒音が小さくなっている。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、駆動源としてのモータを内蔵している本体に、毛を引き抜く脱毛手段を備えた脱毛用ヘッドと、毛の切断用ヘッドとを選択的に着脱自在としている美容器具であって、本体に内蔵されたモータの回転軸には回転係合部が圧入固定されて、上記切断用ヘッドと脱毛用ヘッドとは共に本体に設けた単一の上記回転係合部から動力を受けるものであり、ギア列を内蔵した駆動ブロックと駆動ブロックを介して回転駆動されて毛を引き抜くための回転シリンダーとを備えて、これら回転シリンダーと駆動ブロックとが脱毛用ヘッドのケーシング内で弾性支持されている上記脱毛用ヘッドは、本体への装着時に上記回転係合部に軸方向から係合して回転係合部の回転を受けるとともに本体の回転係合部に回転軸方向にスライド自在に係合する回転入力部を備えているために、
本体に対して選択的に着脱自在とされた切断用ヘッドと脱毛用ヘッドへの回転伝達部を歯車の噛み合わせではなく、軸方向から係合して回転伝達を行う回転係合部と回転入力部とで行われるものであり、歯車同士の噛み合いのように軸間距離が問題となってしまうようなことがなく、切断用ヘッドと脱毛用ヘッドのいずれを装着した時にも低駆動音低振動で駆動することができ、小型化することもできるものであり、しかもギア列を内蔵した駆動ブロックと駆動ブロックを介して回転駆動されて毛を引き抜くための回転シリンダーとを備えている脱毛用ヘッドは、回転シリンダーと駆動ブロックとが脱毛用ヘッドのケーシング内で弾性支持されていることから、脱毛用ヘッドの装着時の振動や騒音をさらに小さくすることができるものであり、また、本体の回転係合部と、脱毛用ヘッドの回転入力部とは回転軸方向にスライド自在に係合していることから、駆動ブロックが上記弾性支持によってフロートする際にも問題なく動力伝達を行うことができるとともに、騒音が増加するようなこともない。
【0036】
また、切断用ヘッドは本体の回転係合部に係合する回転入力部に回転を往復動に変換するための部材である偏芯カムを一体に備えていると、切断用ヘッドの駆動音も更に小さくすることができる。
【0037】
また、切断用ヘッドは薄肉ヒンジを設けた往復駆動子を具備して、脱毛用ヘッドとは異なる回転数で最終出力を行うものであると、各ヘッドを最適な条件で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上の本体ケーシングの分解斜視図である。
【図4】同上の脱毛ヘッドの部分分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛ヘッドの部分分解斜視図である。
【図6】同上の脱毛ヘッドの部分分解斜視図である。
【図7】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図8】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図9】同上の脱毛主体ユニットの分解斜視図である。
【図10】同上の回転シリンダーの縦断面図である。
【図11】切断用ヘッドを装着した状態の縦断面図である。
【図12】同上の横断面図である。
【図13】同上の部分分解斜視図図である。
【図14】同上の部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング
1H 脱毛用ヘッド
11 モータ
13 回転係合部
15 回転入力部

Claims (4)

  1. 駆動源としてのモータを内蔵している本体に、毛を引き抜く脱毛手段を備えた脱毛用ヘッドと、毛の切断用ヘッドとを選択的に着脱自在としている美容器具であって、本体に内蔵されたモータの回転軸には回転係合部が圧入固定されて、上記切断用ヘッドと脱毛用ヘッドとは共に本体に設けた単一の上記回転係合部から動力を受けるものであり、ギア列を内蔵した駆動ブロックと駆動ブロックを介して回転駆動されて毛を引き抜くための回転シリンダーとを備えて、これら回転シリンダーと駆動ブロックとが脱毛用ヘッドのケーシング内で弾性支持されている上記脱毛用ヘッドは、本体への装着時に上記回転係合部に軸方向から係合して回転係合部の回転を受けるとともに本体の回転係合部に回転軸方向にスライド自在に係合する回転入力部を備えていることを特徴とする美容器具。
  2. 脱毛用ヘッドは、脱毛用手段として回転駆動される回転シリンダーに設けられて回転シリンダーの軸方向開閉で毛を挟む複数の脱毛爪を備えたものであり、本体に設けた回転係合部は上記回転シリンダーの回転軸の略軸中心上を通る位置にあること特徴とする請求項1記載の美容器具。
  3. 切断用ヘッドは本体の回転係合部に係合する回転入力部に回転を往復動に変換するための部材である偏芯カムを一体に備えていることを特徴とする請求項1記載の美容器具。
  4. 切断用ヘッドは薄肉ヒンジを設けた往復駆動子を具備して、脱毛用ヘッドとは異なる回転数で最終出力を行うものであることを特徴とする請求項1または3記載の美容器具。
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