JP3872555B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外刃ホルダの着脱機構に特徴を有する電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
外刃ホルダを着脱自在に備えた電気かみそりとして、例えば、特開平7−299262号公報に開示されているようなものがある。そこでは、外刃ホルダの着脱機構が、外刃ホルダの溝に係合するラッチ部材と、ラッチ部材を制御溝および制御カムを介して移動制御する制御部材と、ラッチ部材を一方向に移動付勢するバネとを具備する。そして、外刃ホルダを取り外すには、制御部材を外部操作で左右方向にスライドさせると外刃ホルダの溝と係合している全てのラッチ部材の係合が一斉に解除され、外刃ホルダの前後壁を手でつかんで上方へ持ち上げれば取り外れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記外刃ホルダの着脱機構では、ラッチ部材の係合する溝が外刃ホルダの前後壁の内面に設けられており、この前後壁は外刃ホルダを取り外すときに手でつかまれるところと一致する。そして外刃ホルダは前後壁と左右側壁とで中抜き形状に形成されているため、その前後壁は手でつかまれると内方へ凹むようたわみ易い。このため、外刃ホルダを外すとき、手でつかむ前後壁のたわみにより溝が変形してラッチ部材の先端にこじれる状態に係合し、このとき制御部材を外部操作してもラッチ部材が解除位置へスムーズに動きにくくなり、外刃ホルダが外れにくくなるという問題があった。
また外刃ホルダの着脱機構では、ラッチ部材を制御部材で制御溝および制御カムを介して移動制御するものとなっているため、部材点数が多く、組み付け工数の増大を招くという問題もあった。
【0004】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたもので、外刃ホルダを常に円滑に着脱できる電気かみそりを提供するにある。本発明の目的は、外刃ホルダの係合ロック機構の簡素化を図れる電気かみそりを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気かみそりは以下のように構成したことを特徴とする。
図10、図16および図19に例示するように、前後壁部94・95と左右側壁96・97とを有する中抜き形状に形成されて外刃27をアーチ状に保持した外刃ホルダ29が、これの前後壁部94・95をつかむことで本体ケース1の上部に対し抜き差し自在に装着されていること、
本体ケース1の上部に、外刃ホルダ29の係合ロック機構63が備えられていること、
外刃ホルダ29の左右側壁96・97の各内面に係合凹部147を設けていること、
前記係合ロック機構63は本体ケース1の上部内側に左右方向にスライド自在に組み込まれた取外板125を有していること、
この取外板125は、前記係合凹部147に係脱自在に係合する係止爪126をそれぞれ左右外側方へ向けて一体に突設した左右側板部127・129と、この左右側板部127・129どうしを一体に連結した枠板部130とを有するプラスチック成形品であること、
左側板部127または右側板部129の一方に、本体ケース1の外方から内方へ向けて押圧操作される被押圧部131を備えていること、
前記枠板部130は前後枠部133・134と、左右側板部127・129にそれぞれ一体に連接された左右枠部135・136とからなること、
前記取外板125は、前記左右の係止爪126を常に本体ケース1の上部外方へ突出付勢する復帰バネ部材146を備えていること、
被押圧部131を備えていない側の左枠部135または右枠部136は、薄肉部137を有して弾性変形自在に形成されていること、
弾性変形自在な前記左枠部135または右枠部136は、前記被押圧部131が本体ケース1の上部内方へ押圧操作されるに伴い本体ケース1の上部内側に設けたリブ143に当接し、この当接作用により弾性変形して被押圧部131を備えていない側の左枠板部127または右枠板部129を本体ケース1の上部内方へ引き込むようにしてあることを要件とする。
【0006】
上記本体ケース1の上部には左右のサイドフレーム45・46を相対向状に備える。そのうえで、このサイドフレーム45・46に対し上記外刃ホルダ29を抜き差し自在に装着するとともに、サイドフレーム45・46間に外刃27の内面を軸75まわりに摺接回転するシリンダ状の回転内刃26を備える。そして左右のサイドフレーム45・46のいずれか一方に、本体ケース1内のモータ35の回転を回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66を、他方に前記被押圧部131をそれぞれ配設する。
【0007】
【作用】
図19において、本体ケース1の外方から被押圧部131を上部内方(左方向)へ押圧操作すると、取外板125は左方向へスライドし、右側板部129の係止爪126が基台24の内方へ退入すると同時に、左枠部135がリブ143に押し付けられながら薄肉部137で弾性変形し(図19の二点鎖線状態)、この弾性変形に伴い左側板部127が係止爪126ごと本体ケース1の上部内方へ引き込まれる。この結果外刃ホルダ29の係合ロックが解除される。
【0008】
取外板125の係止爪126は外刃ホルダ29の左右側壁96・97の係合凹部147に対し係脱自在としてあるので、外刃ホルダ29をこれの前後壁部94・95を手でつかんで取り外すとき、その前後壁部94・95が内方へ凹み変形する場合も、この変形に関係なく、取外板125を押圧操作することで係止爪126を係合凹部147からスムーズに外すことができる。
【0009】
取外板125は左右の係止爪126と、この左右の係止爪126を解除位置へ動かす作用をする左右枠部135・136、およびこの左右枠部135・136どうしを連結する前後枠部133・134の全てを一体に形成してあるので、この取外板125以外に復帰バネ部材146を必要とするだけであり、数少ない部材点数および組み付け工数で足りる。
【0010】
左右のサイドフレーム45・46のいずれか一方に、回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66を、他方に被押圧部131をそれぞれ配設することにより、回転内刃26の駆動伝達になんら支障なく、取外板125を押圧操作して外刃ホルダ29を外すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(全体的構成)
図1ないし図3に示すように、この電気かみそりは、本体ケース1の上部に切断ヘッド2を組み付け、この切断ヘッド2は剃刃ユニット3を有する。
【0012】
(本体ケース)
図1ないし図3において、本体ケース1は、互いに突き合わされる前後ケース1F・1B、および前後ケース1F・1Bの左右の突き合わせ面間に形成される開口部4を塞ぐよう嵌合されるサイドカバー1L・1Rとからなる。この本体ケース1の内部には回路基板5、電池6等の電装部品が組み込まれるとともに、本体ケース1の下端部に充電用プラグ7が備えられる。前ケース1Fの前面には起動・停止用のスイッチノブ9が上下スライド操作可能に備えられ、かつ充電状態表示用のインジケータ10が設けられるとともに、飾りパネル11がそれらスイッチノブ9およびインジケータ10を露出するように重合固定される。また、図6のように本体ケース1の後面の上部にはきわ剃りユニット12とこれを揺動出退させる操作ノブ13が装備される。
【0013】
(ヘッドガイド筒部)
図5および図7に示すように、本体ケース1の上端開口部内には、切断ヘッド2を上下動自在に保持するヘッドガイド筒部14が取り付けられる。ヘッドガイド筒部14は、本体ケース1の上端開口部の内周に沿う形状の周壁15と、中央に開口16aを有する筒底壁16とを有する有底筒状に形成し、筒底壁16の前端左右に取付片17を一体に形成する。他方、前ケース1Fの上端内面には前記取付片17を止めネジ20で一体的に結合するための左右のボス19を突設する。
【0014】
(切断ヘッド・剃刃ユニット)
図7および図16に示すように、切断ヘッド2は、ヘッドガイド筒部14に上下動自在に内嵌される駆動シャーシ23と、この駆動シャーシ23上に装着される剃刃ユニット3とを組み合わせてなる。剃刃ユニット3は、前記駆動シャーシ23上に前後揺動自在に支持される基台24と、この基台24に着脱自在に装着される内刃ホルダ25と、この内刃ホルダ25に保持されるシリンダー形状の回転内刃26と、これの外刃27および外刃ホルダ29と、可動くし刃30および固定くし刃31とからなる。
【0015】
(駆動シャーシ)
図8に示すように、駆動シャーシ23は、ヘッドガイド筒部14に上下動自在に内嵌される下部シャーシ23Dと、この下部シャーシ23Dの上部に一体的に結合される上部シャーシ23Uとからなる。下部シャーシ23Dは、ヘッドガイド筒部14に内嵌される周壁32と、シャーシ底壁33を有し、シャーシ底壁33の中央の開口34に縦型のモータ35がビス36で垂下状態に取り付けられ(図6参照)、モータ35の上端の出力軸37を開口34より上方へ突出させる。
【0016】
組み立てに際しては、例えば、予め、本体ケース1の上端にヘッドガイド筒部14を取り付ける一方、駆動シャーシ23と、基台24、内刃ホルダ25および外刃ホルダ29等からなる剃刃ユニット3を互いに組み合わせて切断ヘッド2を組み立て、しかるのち、この切断ヘッド2を本体ケース1に組み付ける。
すなわち、図5および図7に示すようにヘッドガイド筒部14の周壁15の前面側を前ケース1Fの上端内面に、取付片17とボス19が合致するように密着状に重ね合わせ、止めネジ20を取付片17の穴17aからボス19にねじ込むことにより、ヘッドガイド筒部14と前ケース1Fとを一体的に結合する。次いで、前ケース1Fに後ケース1Bを突き合わせるとともに、後ケース1Bの上端内面をヘッドガイド筒部14の周壁15の後面側に密着状に重ね合わせて、前後ケース1F・1Bを一体的に結合する。その際、ヘッドガイド筒部14は、これの周壁15の上端が前後ケース1F・1Bの各上端縁より少し上方へ突出するように組み付けられる。次いで、予め組み立てられた切断ヘッド2の下部シャーシ23Dをヘッドガイド筒部14にこれの上方から内嵌し、モータ35をヘッドガイド筒部14の筒底壁16の開口16aより下方へ突出させる。その際、下部シャーシ23Dは、図5に示すように、シャーシ底壁33から下方へ突設した左右のフック状の抜止め爪39を、ヘッドガイド筒部14の筒底壁16の開口16aに挿入して該開口16aの縁16bに上方抜け止め状に係合させる。またシャーシ底壁33の下面に設けたボス40とヘッドガイド筒部14の内底のバネ受け41との間に押上げバネ部材42を介在させる。これによりモータ35を含む切断ヘッド2全体が押上げバネ部材42により常時上方へ押上げ付勢され、所定ストロークだけ上下動自在に弾性支持される。
【0017】
上記上部シャーシ23Uは、図8に示すように、上面に円弧凹み面43を形成した底フレーム44を有し、この底フレーム44の左右端から左右一対のサイドフレーム45・46を相対向状に立設する。そして上部シャーシ23Uは、底フレーム44の下面から突設したボス(図示せず)を、下部シャーシ23Dのシャーシ底壁33の上面に設けたボス49に嵌合し、上部シャーシ23U側のボスと下部シャーシ23D側のボス49とをネジ結合することで、下部シャーシ23Dにこれとの間に一定の空間S1を形成するよう一体的に結合される。図9に示すように、そのサイドフレーム45・46間に基台24が揺動軸心Pを中心に揺動可能に枢支される。
【0018】
(基台)
図9ないし図11に示すように、基台24は、上蓋板52の嵌め込み装着によって閉塞される浅い箱状に形成され、その左右から山形のブラケット部53・54を立設する。左右のブラケット部53・54の各上端から中空状の支軸部55を外方へ突設し、この両支軸部55は前記駆動シャーシ23のサイドフレーム45・46の各上端に開口した軸穴56に挿通することで、基台24が駆動シャーシ23に前後揺動自在に枢支連結される。その際、支軸部55の外周に上下一対の係合突起57を設ける一方、軸穴56の内周に前後一対の切欠59を設けて、一旦基台24を横向き姿勢にして支軸部55の係合突起57を軸穴56の切欠59に一致させた状態で通す。しかるのち、基台24を90度回転させることで、係合突起57が軸穴56に係合し、この係合により、特別な枢着用のネジ等を使用することなく、支軸部55が軸穴56から抜け出ないように簡単かつ確実に枢支連結される。基台24の底は前記駆動シャーシ23の円弧凹み面43に対応して凸円弧面61に形成される。これら基台24の凸円弧面61と駆動シャーシ23の円弧凹み面43との間には僅かな隙間が形成されて、基台24の揺動抵抗の軽減を図っている。
基台24の内部には、後述するように、往復動内刃30の駆動系の振動子62と外刃ホルダ29の係合ロック機構63(図10参照)が組み込まれる。
【0019】
(回転内刃駆動系)
図5および図8において、前記駆動シャーシ23の各サイドフレーム45・46の外側にはキャップ64・65が嵌着固定される。左側のサイドフレーム45とキャップ64との間に空間S2を形成し、この空間S2の内部と、上部シャーシ23Uと下部シャーシ23D間の内部空間S1とにわたって、モータ35の回転を減速して回転内刃26に伝達するための第1の駆動伝達手段66が装備される。
【0020】
図8および図15に、その駆動伝達手段66を示す。この駆動伝達手段66は、モータ35の出力軸37に固着された第1伝動ギヤG1、これに噛み合う第2伝動ギヤG2、この第2伝動ギヤG2に一体連設された第3伝動ギヤG3、この第3伝動ギヤG3に噛み合う第4伝動ギヤG4、第4伝動ギヤG4の上面に一体形成されたフェースギヤである第5伝動ギヤG5、第5伝動ギヤG5に直交状に噛み合う第6伝動ギヤG6、第6伝動ギヤG6に一体連設された第7伝動ギヤG7、第7伝動ギヤG7に噛み合う第8伝動ギヤG8、第8伝動ギヤG8に噛み合う第9伝動ギヤG9、第9伝動ギヤG9と同軸67上に並列状に固着された最終伝動ギヤG10とから構成される。最終伝動ギヤG10と第9伝動ギヤG9とを両端に固着した軸67は剃刃ユニット3の揺動軸心Pとなるが、これは基台24の支軸部55の中心穴に通される。モータ35は回転内刃26の駆動源のみならず、可動くし刃30およびきわ剃りユニット12の駆動源にも共用する。その際、モータ35の出力軸37上の第1伝動ギヤG1より上方に偏心ピン69を固着し、この出力を後述するように第2の駆動伝達手段68を介して可動くし刃30に伝達する。またモータ35の出力軸37上の第1伝動ギヤG1より下方に偏心カム70を固着し、この偏心カム70の出力をきわ剃りユニット12に伝達する。
【0021】
(剃刃ユニット)
図16に示すように、剃刃ユニット3は、揺動自在な前記基台24と、仕上げ剃り用の前後一対のシリンダ形状の回転内刃26・26を前記揺動軸心Pと平行に並列軸支した内刃ホルダ25と、網目状に形成された前後2枚の外刃27・27をアーチ状に張設した外刃ホルダ29と、前後の外刃27・27間に平行に隣接状態に配置される、荒剃り用の可動くし刃30および固定くし刃31を備える。このように前後の外刃27・27および回転内刃26・26と、この中間に隣接配置される固定くし刃31および可動くし刃30とで三枚刃構造にすることにより、早剃り、深剃りをすることができ、特にくせ毛や長毛(剃り残し毛)も固定くし刃31と可動くし刃30とで荒剃りしながら外刃27および回転内刃26で仕上げ剃りすることができる。その際、剃刃ユニット3が最終伝動ギヤG10の軸心Pを中心に首振り揺動することで、顔の凹凸や顎下などの剃りにくい部分にも剃刃ユニット3を容易に追従させることができる。
【0022】
(内刃ホルダ)
図12に示すように、内刃ホルダ25は、平坦な毛くず受け面71を形成するホルダ底壁72の左右端から側壁73・74を立設しており、この左右側壁73・74間に前記回転内刃26・26が軸受M・Mを介して平行に軸支され、かつ回転内刃26・26と毛くず受け面71との間には前後から清掃ブラシを挿入できる程度の空間が形成される。また、各回転内刃26の左端に軸75を介して一体化した入力ギヤ78が、左側壁73の外側に位置するよう配備される(図14および図15参照)。左右側壁73・74の各々の外側にはカバー体77・77が嵌合連結される。
【0023】
図13および図14において、内刃ホルダ25の右側壁74の外面には、基台24の右側のブラケット部54をガイド部としてこれに上方より係合できる前後一対のL形の係合リブ90・91が形成される。さらに左右側壁73・74に嵌合される上記カバー体77・77の開口79・79の内壁面も、基台24への内刃ホルダ25の装着時のガイド部として、左右のブラケット部53・54の側面に沿って嵌まり込む。右側のブラケット部54に係合リブ90・91を係合させるとともに、左右のブラケット部53・54の側面にカバー体77・77の開口79・79を嵌合させることにより、内刃ホルダ25が基台24に対して位置決めされた状態、つまり各回転内刃26の軸心が最終伝動ギヤG10の軸心である揺動軸心Pから一定距離に位置する状態に組み付けられる。
【0024】
(外刃ホルダ)
図18に示すように、外刃ホルダ29は、前後壁部94・95と左右側壁96・97とを備えた中抜き形状に形成され、左右側壁96・97はそれぞれ内外二重壁96a・96b・97a・97bに形成される。各内壁96a・97aには前後一対ずつの第1切欠部99を形成するが、この第1切欠部99は、外刃ホルダ29を内刃ホルダ25および基台24にこれの上方から嵌め込み装着する際に、内壁96a・97aが各回転内刃26の左右両端の軸75と接当干渉するのを避けるために設けられる。各外壁96b・97bには、前記外刃ホルダ29の嵌め込み装着に際し基台24のブラケット部53・54に嵌合する第2切欠部100が形成される。
【0025】
外刃ホルダ29の前後壁部94・95の各内面には、図17に示す外刃張設用の前後のエンドピース101・102をかしめ溶着するためのピン103が設けられる。左右側壁96・97における各内壁96a・97aの内面の前後中間部には、外刃張設用の中央エンドピース104を左右から係合支持する縦長溝105が形成される。
各エンドピース101・102・104はプラスチック成形されたものであり、図18に示すように、各外刃27の内刃回転方向の上手側の一端部は、中央エンドピース104および前エンドピース101からそれぞれ突設した固定ピン104a・101aにかしめ溶着することで固定される。また、各外刃27の内刃回転方向の下手側の他端部は、後エンドピース102および中央エンドピース104に上下方向に弾性変位自在に一体形成した弾性腕102b・104bから突出する可動ピン102c・104cに、補助バネ205を介してかしめ溶着することで、引っ張り状態に取り付けられる。
【0026】
このように各外刃27の内刃回転方向上手側の一端部を固定し、内刃回転方向下手側の他端部を引っ張っておくと、各外刃27が回転内刃26との摺接抵抗を受けて内刃回転方向の下手側に向けて引っ張られ、その回転方向の下手側において外刃27の弛みが発生しがちとなるのをよく抑えて、常に外刃27の回転内刃26との密着性を高めることができ、切れ味を向上できる。なお外刃ホルダ29の後壁部95の外面には後側の外刃27にひげを起毛しながら導入するためのコーム204が形成される。
【0027】
(固定・可動くし刃)
前後の外刃27・27間の中央エンドピース104の上には、可動くし刃30および固定くし刃31が組み付けられる。これらくし刃30・31は図17および図18に示す。可動くし刃30は断面コの字形状に形成されて前後刃板106・107の連結上端部にくし状刃109とスリット108とを左右方向に交互に列設してある。この可動くし刃30の前後刃板106・107間の中央部には、板バネなどのバネ部材110を上端に保持し、下端に二股部111aを有する駆動ピース111がピン結合される。他方、固定くし刃31は、可動くし刃30に対応させて、断面コの字形状に形成されて前後刃板112・113の連結上端部の前後二列にくし状刃114とスリット118とを左右方向に交互に列設してある。この固定くし刃31の前後刃板112・113間に、可動くし刃30をバネ部材110および駆動ピース111ごと嵌め込み、次いで固定くし刃31の前後刃板112・113間の左右に、バネ部材110の左右の自由端を受け止める外刃ピース115をピン結合する。そのバネ部材110のスプリング作用で可動くし刃30のくし状刃109が固定くし刃31のくし状刃114の内面に密着する。
【0028】
このように、予め一体的に組み合わせた可動くし刃30と固定くし刃31とは、図5に示すように、固定くし刃31の左右端から突出する外刃ピース115の突起115aを、外刃ホルダ29の左右の内壁96a・97aの内面の前記縦長溝105の上方に設けた縦長溝116に上下動可能に係合支持することで、中央エンドピース104上に組み付けられる。その際、左右の外刃ピース115と中央エンドピース104との間にバネ部材117を介在させ、このバネ部材117のスプリング作用で常時可動くし刃30が固定くし刃31ごと押し上げ付勢される。これにより固定くし刃31が肌に優しく追従する。
【0029】
(可動くし刃駆動系)
次に、図5および図10に基づき可動くし刃30を駆動する第2の駆動伝達手段68について説明する。これは基台24の内部に、モータ35の出力軸37の偏心ピン69の回転を可動くし刃30の左右往復動に変換伝達するための振動子62を内蔵する。その振動子62はこれ全体がプラスチック成形品であり、下面中央凸部62aに溝120を前後方向に形成した振動子本体121と、振動子本体121の上面中央から上方へ突設した駆動軸122、および振動子本体121の左右端に一体に形成した薄肉部123とを有してなる。そして振動子62は、これの下面中央凸部62aを基台24の底中央の開口244(図6参照)に臨ませるとともに、左右の薄肉部123の端部123aに設けた孔123bを、基台24の内面に突設したピン241に圧入嵌合する。その際、振動子62の駆動軸122は、基台24を閉塞するための上蓋板52の中央の開口52aに通したのち、更に内刃ホルダ25のホルダ底壁72の中央の開口72a内に通してから上方へ突出させる。この駆動軸122の突出上端部は、図6に示すごとく中央エンドピース104に設けた切欠104aに通したうえで、可動くし刃30の駆動ピース111の二股部111aに係合させる。振動子本体121の下面中央凸部62aの溝120には前記偏心ピン69を係合させる。上蓋板52の中央の開口52aと駆動軸122との間の間隙は、可撓性の毛止めカバー124で塞がれる。
【0030】
しかるときは、モータ35の駆動により、振動子62が偏心ピン69との係合を介して左右に直線往復動し、可動くし刃30が固定くし刃31の内面を左右方向に摺接運動する。このように可動くし刃30の駆動伝達機構68は、振動子62を偏心ピン69により直接に駆動させるが、これに対し前記回転内刃26は駆動伝達手段66を介して任意に減速可能である。従って、共通のモータ35を駆動源とする場合も可動くし刃30と回転内刃26とはそれぞれ最適な速度で駆動させることができる。例えば、可動くし刃30は回転数(振動数)を重要視する関係上7000〜8000r.p.m に、回転内刃26は回転トルクを重要視するうえでそれよりも遅く、3000〜4000r.p.m に設定する。
因に、基台24の前後揺動範囲は、上記偏心ピン69が、振動子62の溝120の開放前後端が臨むところの基台24の底の開口244内の前後端壁(図6参照)に衝当することで規制される。
【0031】
(外刃ホルダの係合ロック機構)
前記外刃ホルダ29の係合ロック機構63の構成が図10および図19に示される。
基台24の内部に、取外板125が前記振動子62の下方に位置するよう組み付けられる。取外板125はこれ全体がプラスチック成形品であって、係止爪126を二個ずつ有する左右側板部127・129と、この左右側板部127・129どうしを一体に連結する枠板部130とを有する。右側板部129の外面における前後の係止爪126・126間には被押圧部131を突設する。枠板部130は、前記振動子62の下面中央凸部62aとの干渉を避けるための透孔132を有する枠状に形成されて、前後枠部133・134と左右枠部135・136とを有する。右側板部129と剛体的に結合する右枠部136は前後幅広の厚板状に形成される。左側板部127と一体に連続する左枠部135には、前後枠部133・134に薄肉部137を介して連接される前後一対の彎曲部139a・139bを有する二山形状部139が形成される。その彎曲部139a・139b間の中間部と左側板部127の前後方向中央部とは棒状部140で連接する。彎曲部139a・139bの棒状部140と連接する側の一片139c・139dも薄肉状に形成する。棒状部140および右枠部136の各下面にバネ装着溝144を凹設する。
【0032】
この取外板125は基台24の内部に左右方向にスライド自在に組み付けられるが、その際、基台24の左右ブラケット部53・54の各根元寄り部の前後に設けた開口141に係止爪126を通してこの爪先端を外部へ突出させ、かつ被押圧部131を右ブラケット部54の根元部の前後中央部に設けた開口142に通すとともに、基台24の内部左側に突設した前後のリブ143・143に、二山形状部139の彎曲部139a・139bを当接させる。棒状部140および右枠部136の各下面に設けたバネ装着溝144と、基台24の内底面の左右から突設したバネ受け突起145との間に、復帰バネ部材146を介在させる。この左右一対の復帰バネ材146により常に取外板125が左右の係止爪126を各開口141から突出するよう押圧付勢される。
【0033】
図16に示すように、基台24の開口141から突出する各係止爪126の突出端は、外刃ホルダ29の左右の外壁96b・97bの下部内面に形成された係合凹部147に係合し、この係合により外刃ホルダ29が基台24に対して所定位置に装着固定される。
図19において、いま、被押圧部131を基台24の内方(左方向)へ押圧操作すると、取外板125は基台24の前後壁部242・243の案内下で左方向へ摺動し、右側板部129の両側の係止爪126が基台24の内方へ退入すると同時に、二山形状部139の彎曲部139a・139bが前後枠部133・134で押されてリブ143に押し付けられながら薄肉部137および薄肉状片139c・139dで弾性変形し(図19の二点鎖線状態)、この弾性変形に伴い棒状部140が左側板部127および係止爪126ごと基台24の内方へ引き込まれる。この結果外刃ホルダ29の係合ロックが解除される。この解除に伴い外刃ホルダ29の前後壁部94・95をつかんで基台24の上方へ取り外すことができる。その際、前後壁部94・95が内方へ凹み変形する場合も、この変形に関係なく、取り外すことができる。また外刃ホルダ29は前後壁部94・95をつかむことで、この左右にサイドフレーム45・46、キャップ64・65が存在していても難なく取り外すことができる。
【0034】
上記取外板125の被押圧部131を外部操作するロック解除ボタン149は、図5および図9に示すように、キャップ65および右側のサイドフレーム46に設けた透孔150・151に挿入されるとともに、このロック解除ボタン149の内端が被押圧部131に対向して配備される。従って、ロック解除ボタン149を押し込み操作することで、取外板125が上記のように復帰バネ部材146に抗してロック解除方向に押圧変位する。また、外刃ホルダ29を装着する場合には、単に外刃ホルダ29を基台24に上方から押し込み操作するだけで、係合ロック機構63が自動的にロック作動する。
【0035】
図5に示すように、基台24の内部に取外板125が上記のように組み付けられるとともに、この取外板125の上側に振動子62が配されて前述のようにその両端部123a・123aが基台24側のピン241・241に嵌合固定される。従って、取外板125が復帰バネ部材146で基台24から浮き上がるのを振動子62でもって抑えることができる。このように基台24に取外板125を組み付け、この上に振動子62を組み付けた直後の仮組み段階で、取外板125が復帰バネ部材146で浮き上がるのを防止できるため、この仮組み段階でも取外板125の作動の良否をチェックすることができる。この段階では取外板125の作動不良があっても分解に手間を要することなく、迅速かつ簡易に手直しできる。また、取外板125の浮上現象を防止する仮止めの状態を得ることから、その後の上蓋板52の基台24への装着などの組み付け作業もスムーズに行える。
【0036】
(中立戻し機構)
切断ヘッド2には、不使用時にこれを自動的に中立位置に戻す方向に付勢する機構を備える。この機構は、図9および図20に示されるように、駆動シャーシ23のサイドフレーム46の外面の前記軸穴56まわりに設けたボス171に、ねじりコイル形の戻しバネ172のコイル部172aを外嵌装着し、該コイル部172aの両端から延出する二本の足部172bを、前記ボス171の下方に設けた一対のピン173・173の外側に通して該ピン173の下方に開口した円弧孔174に臨ませる。他方、基台24のブラケット部54の外面にネジ孔54aを設け、このネジ孔54aに鍔175a付きピン175をネジ170で締めつけ固定し、このピン175を前記円弧孔174に入れ、鍔175aを該円弧孔174の外側に張り出す。かくして戻しバネ172の両足部172b・172bの下端をピン175の前後端壁にかける。これにより剃刃ユニット3は、肌圧を受けることで戻しバネ172の弾力に抗して前後方向に揺動するが、肌圧から解除されると戻しバネ172の弾力により中立位置に復位する。特に、肌の押し当てにより剃刃ユニット3が前後揺動した場合には、上記戻しバネ172による弾性復元力が剃刃ユニット3に作用するため、剃刃ユニット3は常に肌に対して密着する方向に付勢される。
【0037】
剃刃ユニット3の前後揺動角は、上記ピン173の鍔175aの前後端部がサイドフレーム46の外周に沿って形成した前後の端壁46a・46aに衝当することで規制される。これは、前述した偏心ピン69が基台24の底の開口244内の前後端壁(図6参照)に衝当することと合致させている。従って、剃刃ユニット3の揺動角を規制する作用は、これらピン173の鍔175aの端壁46aに対する当接作用と、偏心ピン69の開口244内の前後端壁に対する当接作用とでそれぞれ分担して行われることになる。
【0038】
(ヘッドロック機構)
鼻の下などを剃る場合は、剃刃ユニット3は揺動しないように固定している方が使い易いため、剃刃ユニット3を固定して使用するためのヘッドロック機構が装備される。
このヘッドロック機構は、前記中立戻し機構と相まって成り立つもので、図9に示すように本体ケース1の右側にヘッドロックピン176を上下にスライド自在に備え、このヘッドロックピン176を、中立位置にある基台24の下面に設けた切欠177に係合させることで、剃刃ユニット3が中立位置に保持される。
【0039】
(他の実施形態)
上記実施例では剃刃ユニット3として前後2個の回転内刃26を備えるが、前後いずれか単一の回転内刃26を備えるものとしたうえで、可動くし刃30と並設するものであってもよい。
また本発明は、上記固定・可動くし刃31・30を省略して回転内刃26のみを備える形態のロータリ式電気かみそりにも同様に適用できる。この場合には、前述したごとく剃刃ユニット3の揺動角規制を分担するところの偏心ピン69等からなる駆動伝達手段68が必然的に省略されることになるため、剃刃ユニット3の揺動角は、図20に示す中立戻し機構のピン173の鍔175aを駆動シャーシ23のサイドフレーム46の端壁46aに当接させることのみで規制されることになる。
【0040】
外刃ホルダ29の係合ロック機構63において、上記実施例では取外板125の右側板部129の外面に突起を形成し、この突起を被押圧部131としているが、これに代えてかかる突起を設けることなく、右側板部129の外面を直接ロック解除ボタン149で押圧するようにすることもできる。
また取外板125は左右逆様にして組み付けることもできる。この場合は被押圧部131が左側のサイドフレム45に配設されることになり、回転内刃26の駆動伝達手段66は右側のサイドフレーム46に配設される。また係止爪126は左右側板部127・129のそれぞれに一つだけ設けるものであってもよい。外刃ホルダ29の係合ロック機構63は上記ロータリ式電気かみそり以外に、往復動式電気かみそりにも同様に適用できる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の電気かみそりによれば、外刃ホルダ29をこれの前後壁部94・95を手でつかんで取り外すとき、その前後壁部94・95が内方へ凹み変形する場合も、この変形に関係なく、取外板125を本体ケース1の外方から押圧操作することで係止爪126を係合凹部147からスムーズに外すことができる。
【0042】
外刃ホルダ29の係合ロック機構63は取外板125と復帰バネ部材146の二部材を組み付けるだけで足り、少ない工数で能率よく組み立てることができる。
【0043】
左右のサイドフレーム45・46のいずれか一方に、回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66を、他方に被押圧部131をそれぞれ配設することにより、回転内刃26の駆動伝達になんら支障なく、取外板125を押圧操作して外刃ホルダ29を簡易迅速に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気かみそりの全体正面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】全体の分解斜視図である。
【図4】切断ヘッド部の縦断正面図である。
【図5】外刃ホルダを取り外した状態で示す切断ヘッド部の縦断正面図である。
【図6】切断ヘッド部の縦断側面図である。
【図7】切断ヘッド部と本体ケース上部とを分離状態で示す斜視図である。
【図8】駆動シャーシの分解斜視図である。
【図9】駆動シャーシと基台とを分離状態で示す斜視図である。
【図10】基台の分解斜視図である。
【図11】基台一部の斜視図である。
【図12】基台と内刃ホルダを分離状態で示す斜視図である。
【図13】基台と内刃ホルダをセットした状態で示す斜視図である。
【図14】内刃ホルダの分解斜視図である。
【図15】回転内刃の駆動機構を示す側面図である。
【図16】基台にセットされた内刃ホルダと、外刃ホルダとを分離状態で示す斜視図である。
【図17】外刃ホルダの縦断側面図である。
【図18】外刃ホルダの分解斜視図である。
【図19】外刃ホルダの係合ロック機構を示す平面図である。
【図20】中立戻し機構を示す側面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 切断ヘッド
3 剃刃ユニット
23 駆動シャーシ
26 回転内刃
27 外刃
29 外刃ホルダ
35 モータ
45・46 サイドフレーム
63 係合ロック機構
66 駆動伝達手段
75 軸
94・95 前後壁部
96・97 左右側壁
125 取外板
126 係止爪
127・129 左右側板部
130 枠板部
131 被押圧部
133・134 前後枠部
135・136 左右枠部
137 薄肉部
143 リブ
146 復帰バネ部材
147 係合凹部

Claims (2)

  1. 前後壁部94・95と左右側壁96・97とで中抜き形状に形成されて外刃27をアーチ状に保持した外刃ホルダ29が、これの前後壁部94・95をつかむことで本体ケース1の上部に対し抜き差し自在に装着されており、
    本体ケース1の上部に、外刃ホルダ29の係合ロック機構63が備えられており、
    外刃ホルダ29の左右側壁96・97の各内面に係合凹部147を設けており、
    前記係合ロック機構63は本体ケース1の上部内側に左右方向にスライド自在に組み込まれた取外板125を有しており、
    この取外板125は、前記係合凹部147に係脱自在に係合する係止爪126をそれぞれ左右外側方へ向けて一体に突設した左右側板部127・129と、この左右側板部127・129どうしを一体に連結した枠板部130とを有するプラスチック成形品であり、
    左側板部127または右側板部129の一方に、本体ケース1の外方から内方へ向けて押圧操作される被押圧部131を備えており、
    前記枠板部130は前後枠部133・134と、左右側板部127・129にそれぞれ一体に連接された左右枠部135・136とからなり、
    前記取外板125は、前記左右の係止爪126を常に本体ケース1の上部外方へ突出付勢する復帰バネ部材146を備えており、
    被押圧部131を備えていない側の左枠部135または右枠部136は、薄肉部137を有して弾性変形自在に形成されており、
    弾性変形自在な前記左枠部135または右枠部136は、前記被押圧部131が本体ケース1の上部内方へ押圧操作されるに伴い本体ケース1の上部内側に設けたリブ143に当接し、この当接作用により弾性変形して被押圧部131を備えていない側の左枠板部127または右枠板部129を本体ケース1の上部内方向へ引き込むようにしてあることを特徴とする電気かみそり。
  2. 本体ケース1の上部に、左右のサイドフレーム45・46を相対向状に備えてあり、
    このサイドフレーム45・46に対し前記外刃ホルダ29が抜き差し自在に装着されるとともに、サイドフレーム45・46間に外刃27の内面を軸75まわりに摺接回転するシリンダ状の回転内刃26が備えられており、
    左右のサイドフレーム45・46のいずれか一方に、本体ケース1内のモータ35の回転を回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66が、他方に前記被押圧部131がそれぞれ配設されている請求項1記載の電気かみそり。
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