JP3971786B2 - ロータリ式電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、騒音低減対策を講じるとともに組み立て性にも優れたロータリ式電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータリ式電気かみそりは、例えば、特開平2−232095号公報にみられるように周面に多数の螺旋切刃を備えたシリンダ状の回転内刃を、アーチ状に配備した外刃に対して摺接回転させるので、往復動式内刃のような駆動時の死点が無く、螺旋状切刃の走行による滑らかで均一な切れ味を常に外刃の切断作用域全体で発揮させることができ、往復動式の電気かみそりで生じるような内刃や振動子の高速往復動による風切り音や振動などがなくて振動および駆動音が少ないという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記ロータリ式電気かみそりにおいても、折角、前述のように回転内刃の改善でもって振動、騒音の減少を図りつつも、本体ケース内のモータの回転を回転内刃に伝達する多段ギヤ等による駆動伝達手段は、本体ケースの内部で露出状態に組み込まれている。このため、本体ケース内でギヤ摺動音が共振(共鳴)してこれらギヤ摺動音を高めるという問題があった。さらに、駆動伝達手段はモータの回転を回転内刃まで精度良く伝達するために、高精度なギヤ連結が要求されるものであるが、上記のごとく駆動伝達手段の一部が露出状態にあると、部組の段階から本体への組み付けの段階で、ギヤ連結部分に手や他の部品が接触したり、塵埃等が付着したりしてギヤの噛み合いを阻害し、駆動伝達に異常を来すおそれがあった。
【0004】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたもので、駆動伝達手段の格納の仕方に工夫を凝らすことにより静音化を図れ、また組み立ての段階でギヤ等の駆動伝達手段に直接触れたりすることがなく、精度よく組み立て作業が行えるロータリ式電気かみそりを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のロータリ式電気かみそりは以下のように構成したことを特徴とする。
図5および図8に例示するように、本体ケース1の上部に、相対向するサイドフレーム45・46を有する駆動シャーシ23と、サイドフレーム45・46間に軸75まわりに回転自在に支持したシリンダ状の回転内刃26とが備えられる。前記駆動シャーシ23は、上部シャーシ23Uと下部シャーシ23Dとからなる。上部シャーシ23Uは底フレーム44と、この底フレーム44から上方へ相対向状に立設した前記サイドフレーム45・46とを有する。前記底フレーム44の下側に下部シャーシ23Dがその間に第1空間部S1を閉塞状に形成するよう結合される。サイドフレーム45・46の一方の外側にはキャップ64を被せてその内部に閉塞状の第2空間部S2が前記第1空間部S1と連通するよう形成される。前記下部シャーシ23Dにはモータ35がこれの出力軸37を第1空間部S1内に突出するように搭載される。そして第1空間部S1と第2空間部S2の内部に、モータ35の回転を回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66が収納される。
【0006】
前記第1空間部S1内には、モータ35の出力軸37に伝動連結されて回転駆動されるギヤ群が配設されており、該ギヤ群の終段ギヤはフェースギヤG5であり、このフェースギヤG5を含むギヤ群を構成する各ギヤは、上下方向に伸びる縦軸まわりに回転自在に組み付けられている。前記フェースギヤG5の円周一部は、第2空間部S2内に臨んでいる。そして、第2空間部S2内には、回転内刃26の軸75に一体化された入力ギヤ78と噛み合い伝動する伝動ギヤG9が配置され、この伝動ギヤG9が前記フェースギヤG5の第2空間部S2内に臨む円周一部と伝動連結されている
【0007】
図6および図20に示すように、本体ケース1にきわ剃りユニット12を備え、駆動シャーシ23の第1空間部S1内に、モータ35の出力軸37上に固着された偏心カム70と、該偏心カム70と嵌合し、モータ35の回転を揺動運動に変換してきわ剃りユニット12に伝達するための揺動アーム202とを収納している。
【0008】
【作用】
モータ35の出力軸37と回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66は閉塞状の第1空間部S1と第2空間部S2の内部に収納されているので、駆動伝達手段66から発する音は第1空間部S1および第2空間部S2の内部で遮音され、本体ケース1内で共鳴するようなことがなくて騒音を減少できる。また駆動シャーシ23にモータ35や駆動伝達手段66を組み込んだ部組段階で、駆動伝達手段66は第1・2空間部S1・S2内に収納され、外部に露出しないので、駆動伝達手段66のギヤ連結部分に塵埃等のかみ込みがなく、また部組から最終組み立ての段階で駆動伝達手段66に作業者の手や他の部品等が接触することもない。さらに毛くずが駆動伝達手段66にふりかかるのを完全に防止することもできる。
【0009】
フェースギヤG5の円周一部を第2空間部S2内に臨ませてあるので、このフェースギヤG5の円周一部と、伝動ギヤG9とが確実に伝動連結しているか否かを確認したうえで、キャップ64をサイドフレーム45に被せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(全体的構成)
図1ないし図3に示すように、この電気かみそりは、本体ケース1の上部に切断ヘッド2を組み付け、この切断ヘッド2は剃刃ユニット3を有する。
【0011】
(本体ケース)
図1ないし図3において、本体ケース1は、互いに突き合わされる前後ケース1F・1B、および前後ケース1F・1Bの左右の突き合わせ面間に形成される開口部4を塞ぐよう嵌合されるサイドカバー1L・1Rとからなる。この本体ケース1の内部には回路基板5、電池6等の電装部品が組み込まれるとともに、本体ケース1の下端部に充電用プラグ7が備えられる。前ケース1Fの前面には起動・停止用のスイッチノブ9が上下スライド操作可能に備えられ、かつ充電状態表示用のインジケータ10が設けられるとともに、飾りパネル11がそれらスイッチノブ9およびインジケータ10を露出するように重合固定される。また、図6のように本体ケース1の後面の上部にはきわ剃りユニット12とこれを揺動出退させる操作ノブ13が装備される。
【0012】
(ヘッドガイド筒部)
図5および図7に示すように、本体ケース1の上端開口部内には、切断ヘッド2を上下動自在に保持するヘッドガイド筒部14が取り付けられる。ヘッドガイド筒部14は、本体ケース1の上端開口部の内周に沿う形状の周壁15と、中央に開口16aをもつ筒底壁16とを有する有底筒状に形成し、筒底壁16の前端左右に取付片17を一体に形成する。他方、前ケース1Fの上端内面には前記取付片17を止めネジ20で一体的に結合するための左右のボス19を突設する。
【0013】
(切断ヘッド・剃刃ユニット)
図7および図15に示すように、切断ヘッド2は、ヘッドガイド筒部14に上下動自在に内嵌される駆動シャーシ23と、この駆動シャーシ23上に装着される剃刃ユニット3とを組み合わせてなる。剃刃ユニット3は、前記駆動シャーシ23上に前後揺動自在に支持される基台24と、この基台24に着脱自在に装着される内刃ホルダ25と、この内刃ホルダ25に保持されるシリンダー形状の回転内刃26と、これの外刃27および外刃ホルダ29と、可動くし刃30および固定くし刃31とからなる。
【0014】
(駆動シャーシ)
図8に示すように、駆動シャーシ23は、ヘッドガイド筒部14に上下動自在に内嵌される下部シャーシ23Dと、この下部シャーシ23Dの上部に一体的に結合される上部シャーシ23Uとからなる。下部シャーシ23Dは、ヘッドガイド筒部14に内嵌される周壁32と、シャーシ底壁33を有し、シャーシ底壁33の中央の開口34に縦型のモータ35がビス36で垂下状態に取り付けられ(図6参照)、モータ35の上端の出力軸37を開口34より上方へ突出させる。
【0015】
組み立てに際しては、例えば、予め、本体ケース1の上端にヘッドガイド筒部14を取り付ける一方、駆動シャーシ23と、基台24、内刃ホルダ25および外刃ホルダ29等からなる剃刃ユニット3を互いに組み合わせて切断ヘッド2を組み立て、しかるのち、この切断ヘッド2を本体ケース1に組み付ける。
【0016】
すなわち、図5および図7に示すようにヘッドガイド筒部14の周壁15の前面側を前ケース1Fの上端内面に、取付片17とボス19が合致するように密着状に重ね合わせ、止めネジ20を取付片17の穴17aからボス19にねじ込むことにより、ヘッドガイド筒部14と前ケース1Fとを一体的に結合する。次いで、前ケース1Fに後ケース1Bを突き合わせるとともに、後ケース1Bの上端内面をヘッドガイド筒部14の周壁15の後面側に密着状に重ね合わせて、前後ケース1F・1Bを一体的に結合する。その際、ヘッドガイド筒部14は、これの周壁15の上端が前後ケース1F・1Bの各上端縁より少し上方へ突出するように組み付けられる。次いで、予め組み立てられた切断ヘッド2の下部シャーシ23Dをヘッドガイド筒部14にこれの上方から内嵌し、モータ35をヘッドガイド筒部14の筒底壁16の開口16aより下方へ突出させる。その際、下部シャーシ23Dは、図5に示すように、シャーシ底壁33から下方へ突設した左右のフック状の抜止め爪39を、ヘッドガイド筒部14の筒底壁16の開口16aに挿入して該開口16aの縁16bに上方抜け止め状に係合させる。またシャーシ底壁33の下面に設けたボス40とヘッドガイド筒部14の内底のバネ受け41との間に押上げバネ部材42を介在させる。これによりモータ35を含む切断ヘッド2全体が押上げバネ部材42により常時上方へ押上げ付勢され、所定ストロークだけ上下動自在に弾性支持される。
【0017】
上記上部シャーシ23Uは、図8に示すように、上面に円弧凹み面43を形成した底フレーム44を有し、この底フレーム44の左右端から左右一対のサイドフレーム45・46を相対向状に立設する。そして上部シャーシ23Uは、底フレーム44の下面から突設したボス(図示せず)を、下部シャーシ23Dのシャーシ底壁33の上面に設けたボス49に嵌合し、上部シャーシ23U側のボスと下部シャーシ23D側のボス49とをネジ結合することで、図5に示すごとく下部シャーシ23Dにこれとの間に第1空間部S1を閉塞状に形成するよう一体的に結合される。下部シャーシ23Dのシャーシ底壁33の開口34はモータ35の上端で閉口されるので、下部シャーシ23Dが前述のように本体ケース1内の上端に組み込まれると第1空間部S1は本体ケース1の内部と遮断される状態となる。また第1空間部S1の全周の大部分は下部シャーシ23Dの周壁32で塞がれる。図9に示すように、そのサイドフレーム45・46間に基台24が揺動軸心Pを中心に揺動可能に枢支される。
【0018】
(基台)
図9および図10に示すように、基台24は、上蓋板52の嵌め込み装着によって閉塞される浅い箱状に形成され、その左右から山形のブラケット部53・54を立設する。左右のブラケット部53・54の各上端から中空状の支軸部55を外方へ突設し、この両支軸部55は前記駆動シャーシ23のサイドフレーム45・46の各上端に開口した軸穴56に挿通することで、基台24が駆動シャーシ23に前後揺動自在に枢支連結される。その際、支軸部55の外周に上下一対の係合突起57を設ける一方、軸穴56の内周に前後一対の切欠59を設けて、一旦基台24を横向き姿勢にして支軸部55の係合突起57を軸穴56の切欠59に一致させた状態で通す。しかるのち、基台24を90度回転させることで、係合突起57が軸穴56に係合し、この係合により、特別な枢着用のネジ等を使用することなく、支軸部55が軸穴56から抜け出ないように簡単かつ確実に枢支連結される。基台24の底は前記駆動シャーシ23の円弧凹み面43に対応して凸円弧面61に形成される。これら基台24の凸円弧面61と駆動シャーシ23の円弧凹み面43との間には僅かな隙間が形成されて、基台24の揺動抵抗の軽減を図っている。基台24の内部には、後述するように、往復動内刃30の駆動系の振動子62が組み込まれる。
【0019】
(回転内刃駆動系)
図5および図8において、前記駆動シャーシ23の各サイドフレーム45・46の外側にはキャップ64・65が嵌着固定される。左側のサイドフレーム45とキャップ64との間には第2空間部S2がこれの下方を除く全周が塞がれるよう形成され、この第2空間部S2の下方は前記第1空間部S1と連通させる。この第2空間部S2と第1空間部S1との内部に、モータ35の回転を減速して回転内刃26に伝達するための第1の駆動伝達手段66が収納される。
【0020】
図5、図8および図14に、その駆動伝達手段66を示す。この駆動伝達手段66は、モータ35の出力軸37を第1空間部S1内に突出させてあり、この出力軸37に固着された第1伝動ギヤG1、これに噛み合う第2伝動ギヤG2、この第2伝動ギヤG2に一体連設された第3伝動ギヤG3、この第3伝動ギヤG3に噛み合う第4伝動ギヤG4、第4伝動ギヤG4の上面に一体形成されたフェースギヤである第5伝動ギヤG5、第5伝動ギヤG5に直交状に噛み合う第6伝動ギヤG6、第6伝動ギヤG6に一体連設された第7伝動ギヤG7、第7伝動ギヤG7に噛み合う第8伝動ギヤG8、第8伝動ギヤG8に噛み合う第9伝動ギヤG9、第9伝動ギヤG9と同軸67上に並列状に固着された最終伝動ギヤG10とから構成される。
【0021】
これら多段ギヤ群を組み付けるには、まず、モータ35を予め取り付けた下部シャーシ23D上に、第2・3伝動ギヤG2・G3、第4伝動ギヤG4およびこれと一体の第5伝動ギヤであるフェースギヤG5を組み付ける。次いで下部シャーシ23Dに上部シャーシ23Uを結合し、フェースギヤG5の円周一部を左側のサイドフレーム45の外側下方に臨み出す。次いでサイドフレーム45の外側に、第6・7伝動ギヤG6・G7、第8伝動ギヤG8および第9・10伝動ギヤG9・G10を組み付けるのであるが、この際、フェースギヤG5の円周一部がサイドフレーム45の外側下方に臨んでいるので、これらギヤどうし、特にフェースギヤG5と第6伝動ギヤG6が正しく噛み合っているか否かを確認することができ、そのうえでキャップ64をサイドフレーム45に被せ付けることができる。
【0022】
このように回転内刃26を駆動するための第1伝動ギヤG1から第9伝動ギヤG9までの駆動伝達系は第1・2空間部S1・S2内に納められているため、その駆動伝達系から発生するギヤ音は第1・2空間部S1・S2内で遮音され、本体ケース1内で共鳴するのを防止できて減音に寄与する。また毛くずや塵埃などが第1・2空間部S1・S2内に侵入したり、上記駆動伝達系に付着するのを防止できる。
【0023】
最終伝動ギヤG10と第9伝動ギヤG9とを両端に固着した軸67は剃刃ユニット3の揺動軸心Pとなるが、これは基台24の支軸部55の中心穴に通される。モータ35は回転内刃26の駆動源のみならず、可動くし刃30およびきわ剃りユニット12の駆動源にも共用する。その際、第1空間部S1内に臨むモータ35の出力軸37上における第1伝動ギヤG1より上方に、偏心ピン69を固着し、この出力を後述するように第2の駆動伝達手段68を介して可動くし刃30に伝達する。またモータ35の出力軸37上の第1伝動ギヤG1より下方に偏心カム70を固着し、この偏心カム70の出力を後述するように第3の駆動伝達手段198を介してきわ剃りユニット12に伝達する。
【0024】
(剃刃ユニット)
図15に示すように、剃刃ユニット3は、揺動自在な前記基台24と、仕上げ剃り用の前後一対のシリンダ形状の回転内刃26・26を前記揺動軸心Pと平行に並列軸支した内刃ホルダ25と、網目状に形成された前後2枚の外刃27・27をアーチ状に張設した外刃ホルダ29と、前後の外刃27・27間に平行に隣接状態に配置される、荒剃り用の可動くし刃30および固定くし刃31を備える。このように前後の外刃27・27および回転内刃26・26と、この中間に隣接配置される固定くし刃31および可動くし刃30とで三枚刃構造にすることにより、早剃り、深剃りをすることができ、特にくせ毛や長毛(剃り残し毛)も固定くし刃31と可動くし刃30とで荒剃りしながら外刃27および回転内刃26で仕上げ剃りすることができる。その際、剃刃ユニット3が最終伝動ギヤG10の軸心Pを中心に首振り揺動することで、顔の凹凸や顎下などの剃りにくい部分にも剃刃ユニット3を容易に追従させることができる。
【0025】
(内刃ホルダ)
図13に示すように、内刃ホルダ25は、平坦な毛くず受け面71を形成するホルダ底壁72の左右端から側壁73・74を立設しており、この左右側壁73・74間に前記回転内刃26・26が軸受M・Mを介して平行に軸支され、かつ回転内刃26・26と毛くず受け面71との間には前後から清掃ブラシを挿入できる程度の空間が形成される。また、各回転内刃26の左端に軸75を介して一体化した入力ギヤ78が、左側壁73の外側に位置するよう配備される。左右側壁73・74の各々の外側にはカバー体76・77が嵌合連結され、左側のカバー体76には前記入力ギヤ78・78の対向する一部を露出させる開口79が形成される。このように入力ギヤ78・78の対向する一部を露出させることで、この内刃ホルダ25の基台24への組み付けに伴って、各入力ギヤ78・78の露出部分を前記最終伝動ギヤG10にそれぞれ容易に噛み合わすことができる。
【0026】
図11および図13において、内刃ホルダ25の右側壁74の外面には、基台24の右側のブラケット部54をガイド部としてこれに上方より係合できる前後一対のL形の係合リブ90・91が形成される。さらに左右側壁73・74に嵌合される上記カバー体76・77の開口79・79の内壁面も、基台24への内刃ホルダ25の装着時のガイド部として、左右のブラケット部53・54の側面に沿って嵌まり込む。右側のブラケット部54に係合リブ90・91を係合させるとともに、左右のブラケット部53・54の側面にカバー体53・54の開口79・79を嵌合させることにより、内刃ホルダ25が基台24に対して位置決めされた状態、つまり各回転内刃26の軸心が最終伝動ギヤG10の軸心である揺動軸心Pから一定距離に位置する状態に組み付けられる。
【0027】
(外刃ホルダ)
図18および図19に示すように、外刃ホルダ29は、前後壁部94・95と左右側壁96・97とを備えた中抜き形状に形成され、左右側壁96・97はそれぞれ内外二重壁96a・96b・97a・97bに形成される。各内壁96a・97aには前後一対ずつの第1切欠部99を形成するが、この第1切欠部99は、外刃ホルダ29を内刃ホルダ25および基台24にこれの上方から嵌め込み装着する際に、内壁96a・97aが各回転内刃26の左右両端の軸75と接当干渉するのを避けるために設けられる。各外壁96b・97bには、前記外刃ホルダ29の嵌め込み装着に際し基台24のブラケット部53・54に嵌合する第2切欠部100が形成される。
【0028】
外刃ホルダ29の前後壁部94・95の各内面には、図17に示す外刃張設用の前後のエンドピース101・102をかしめ溶着するためのピン103が設けられる。左右側壁96・97における各内壁96a・97aの内面の前後中間部には、外刃張設用の中央エンドピース104を左右から係合支持する縦長溝105が形成される。
各エンドピース101・102・104はプラスチック成形されたものであり、図18および図19に示すように、各外刃27の内刃回転方向の上手側の一端部は、中央エンドピース104および前エンドピース101からそれぞれ突設した固定ピン104a・101aにかしめ溶着することで固定される。また、各外刃27の内刃回転方向の下手側の他端部は、後エンドピース102および中央エンドピース104に上下方向に弾性変位自在に一体形成した弾性腕102b・104bから突出する可動ピン102c・104cに補助バネ205を介してかしめ溶着することで引っ張り状態に取り付けられる。
【0029】
このように各外刃27の内刃回転方向上手側の一端部を固定し、内刃回転方向下手側の他端部を引っ張っておくと、各外刃27が回転内刃26との摺接抵抗を受けて内刃回転方向の下手側に向けて引っ張られ、その回転方向の下手側において外刃27の弛みが発生しがちとなるのをよく抑えて、常に外刃27の回転内刃26との密着性を高めることができ、切れ味を向上できる。なお外刃ホルダ29の後壁部95の外面には後側の外刃27にひげを起毛しながら導入するためのコーム204が形成される。
【0030】
(固定・可動くし刃)
前後の外刃27・27間の中央エンドピース104の上には、可動くし刃30および固定くし刃31が組み付けられる。これらくし刃30・31は図16ないし図19に示す。可動くし刃30は断面コの字形状に形成されて前後刃板106・107の連結上端部にくし状刃109とスリット108とを左右方向に交互に列設してある。この可動くし刃30の前後刃板106・107間の中央部には、板バネなどのバネ部材110を上端に保持し、下端に二股部111aを有する駆動ピース111がピン結合される。他方、固定くし刃31は、可動くし刃30に対応させて、断面コの字形状に形成されて前後刃板112・113の連結上端部の前後二列にくし状刃114とスリット118とを左右方向に交互に列設してある。この固定くし刃31の前後刃板112・113間に、可動くし刃30をバネ部材110および駆動ピース111ごと嵌め込み、次いで固定くし刃31の前後刃板112・113間の左右に、バネ部材110の左右の自由端を受け止める外刃ピース115をピン結合する。そのバネ部材110のスプリング作用で可動くし刃30のくし状刃109が固定くし刃31のくし状刃114の内面に密着する。
【0031】
このように、予め一体的に組み合わせた可動くし刃30と固定くし刃31とは、図18に示すように、固定くし刃31の左右端から突出する外刃ピース115の突起115aを、外刃ホルダ29の左右の内壁96a・97aの内面の前記縦長溝105の上方に設けた縦長溝116に上下動可能に係合支持することで、中央エンドピース104上に組み付けられる。その際、左右の外刃ピース115と中央エンドピース104との間にバネ部材117を介在させ、このバネ部材117のスプリング作用で常時可動くし刃30が固定くし刃31ごと押し上げ付勢される。これにより固定くし刃31が肌に優しく追従する。
【0032】
(可動くし刃駆動系)
次に、図5および図10に基づき可動くし刃30を駆動する第2の駆動伝達手段68について説明する。これは基台24の内部に、モータ35の出力軸37の偏心ピン69の回転を可動くし刃30の左右往復動に変換伝達するための振動子62を内蔵する。その振動子62はこれ全体がプラスチック成形品であり、下面に溝120を前後方向に形成した振動子本体121と、振動子本体121の上面中央から上方へ突設した駆動軸122、および振動子本体121の左右端に一体に形成した薄肉部123とを有してなる。そして振動子62は左右の薄肉部123の端部123aに孔123bを設け、この孔123bを基台24の内面に突設したピン241に圧入嵌合する。その際、振動子62の駆動軸122は、基台24を閉塞するための上蓋板52の中央の開口52aに通したのち、更に内刃ホルダ25のホルダ底壁72の中央の開口72a内に通してから上方へ突出させる。この駆動軸122の突出上端部は、図6に示すごとく中央エンドピース104に設けた切欠104aに通したうえで、可動くし刃30の駆動ピース111の二股部111aに係合させる。振動子本体121の下面の溝120には前記偏心ピン69を係合させる。上蓋板52の中央の開口52aと駆動軸122との間の間隙は、可撓性の毛止めカバー124で塞がれる。
【0033】
しかるときは、モータ35の駆動により、振動子62が偏心ピン69との係合を介して左右に直線往復動し、可動くし刃30が固定くし刃31の内面を左右方向に摺接運動する。このように可動くし刃30の駆動伝達機構68は、振動子62を偏心ピン69により直接に駆動させるが、これに対し前記回転内刃26は駆動伝達手段66を介して任意に減速可能である。従って、共通のモータ35を駆動源とする場合も可動くし刃30と回転内刃26とはそれぞれ最適な速度で駆動させることができる。例えば、可動くし刃30は回転数(振動数)を重要視する関係上7000〜8000r.p.m に、回転内刃26は回転トルクを重要視するうえでそれよりも遅く、3000〜4000r.p.m に設定する。
【0034】
(毛くず侵入防止機構)
外刃27や固定くし刃31から毛くずが外部へ飛散する場合、この毛くずが本体ケース1内に侵入するおそれがあるため、これをより完全に防止する毛くず侵入防止機構が備えられる。この機構は、図6に示すごとく切断ヘッド2の前面下部、具体的には上部シャーシ23Uの正面上縁に沿って形成した段部230にエプロン179が、その上端部内面を前記段部230上に沿わせるように取り付けられるとともに、その下端がヘッドガイド筒部14の周壁15の前面を覆うよう垂下状に配備される。これにより外刃27や固定くし刃から外部へ飛散する毛くずが、ヘッドガイド筒部14と駆動シャーシ23とのすり合わせ面間に侵入するのを阻止する。また、図5に示すように切断ヘッド2の左右に取り付けたキャップ64・65は、これの各下端が本体ケース1より上方へ突出するヘッドガイド筒部14の周壁15の外面を覆うまで延設させることで、当該箇所からも前記毛くずがヘッドガイド筒部14と駆動シャーシ23とのすり合わせ面間に侵入するのを防止する。なお、エプロン179は商品名などを表示する銘板に利用することもできる。
【0035】
(きわ剃りユニット)
図6および図20において、きわ剃りユニット12はきわ剃りホルダ190に固定した固定くし刃191と、この固定くし刃191の上を往復摺動する可動くし刃192からなり、かつモータ出力を受け継いで可動くし刃192に伝動する係合子193を可動くし刃191に設けている。きわ剃りユニット12はその刃先を下向きにして後ケース1Bの外面に沿う収納姿勢(図6の実線状態)と、その刃先を後方へ突出させる使用姿勢(図6の二点鎖線状態)とにわたって支軸194まわりに回動自在に備えられる。その姿勢切換え操作は、前述したように後ケース1Bの外面に上下スライド自在に備えた操作ノブ13によって行われる。
【0036】
図6に示すように、操作ノブ13は、後ケース1Bの内面上に沿って上下スライド自在に装着したきわ剃りレバー197と一体的に結合する。きわ剃りレバー197はこれの上端に出退操作アーム199を有し、該アーム199の上端はきわ剃りホルダ190に係合する。いま、操作ノブ13を上方へスライドさせると、きわ剃りレバー197も上動し、きわ剃りユニット12が出退操作アーム199によって突き上げられて突出姿勢に切り換えられる。操作ノブ13を下方へスライドさせると、きわ剃りレバー197も下動し、きわ剃りユニット12が出退操作アーム199で引き下げられて収納姿勢に切り換えられる。
【0037】
きわ剃りユニット12とモータ35の間には、モータ35の回転を揺振運動に変えて可動くし刃192に伝達するための第3の駆動伝達手段198が設けられる。この手段は、図6および図20に示すように、先端に二股部200を、また中間に前後方向に長い透孔201をそれぞれ有する揺動アーム202を有する。この揺動アーム202の基端部は下部シャーシ23D上に軸203で水平揺動自在に支持するとともに、透孔201内にモータ35の出力軸37に固着した偏心カム70を嵌合させる。図10に示すごとく下部シャーシ23Dの後壁には切欠32aが形成され、前記二股部200はこの切欠32aに通して後方外部へ露出している。きわ剃りユニット12が収納姿勢の状態では係合子193が揺動アーム202の二股部200との係合を解除する。きわ剃りユニット12が突出姿勢に切り換えられると、係合子193が揺動アーム202の二股部200に係合し、モータ35の回転が揺振運動に変えられて可動くし刃192に伝達される。
【0038】
(他の実施形態)
上記実施例では剃刃ユニット3として前後2個の回転内刃26を備えるが、前後いずれか単一の回転内刃26を備えるものとしたうえで、可動くし刃30と並設するものであってもよい。
また本発明は、駆動時の騒音低減の問題を考えれば、可動くし刃30やこれを駆動するための振動子62等を備えないで、単一もしくは複数の回転内刃26のみを駆動して使用する形態のロータリ式電気かみそりに適用することが好ましい。
【0039】
回転内刃26の駆動伝達手段66において、上記実施例ではギヤ伝動のみで構成するが、これに代えて図21に示すようにモータ35の出力軸37にプーリ210を固着する一方、フェースギヤである第5伝動ギヤG5の下面にプーリ211を一体形成し、両プーリ210・211間にベルト212を掛け、第5伝動ギヤG5から最終伝動ギヤG10までは上記実施例のものと同様にする、といったベルト伝動とギヤ伝動の組み合わせであってもよい。また、図示省略するが前記第5伝動ギヤG6と第9伝動ギヤG9との間をベルトで伝動連結するもよい。
【0040】
上記実施例では第1空間部S1内にきわ剃りユニット12の可動くし刃192を駆動するための偏心カム70および揺動アーム202を収容し、揺動アーム202と可動くし刃192との係合を得るために切欠32aを介して揺動アーム202の先端の二股部200を外部へ突出させるようにしているが、このきわ剃りユニット12を備えない構造、あるいは第1空間部S1内に偏心カム70および揺動アーム202を設けない構造として、前記切欠32aを設けないで第1・2空間部S1・S2の閉塞性を向上させてもよい。
【0041】
回転内刃26の駆動伝達手段66としては、図22に示すように、上下部シャーシ23U・23D間の第1空間部S1内に臨むモータ35の出力軸37上に、第1伝動ギヤG1を固着し、この第1伝動ギヤG1にフェースギヤG5を直接噛み合わせ、このフェースギヤG5の軸端をサイドフレーム46とキャップ64間の第2空間部S2内に臨ませ、その軸端に固着したギヤと回転内刃26の軸75に一体化した入力ギヤ78とを多段ギヤで伝動連結するものであってもよい。
【0042】
また、図22に示すように上下部シャーシ23U・23Dからなる駆動シャーシ23を、本体ケース1の内部に押上げバネ部材42で上下方向に浮動自在に支持するとともに、上部シャーシ23Uから立設した左右のサイドフレーム45・46を本体ケース1の上方外部へ突出させ、このサイドフレーム45・46間に直接、回転内刃26を軸支するものであってもよい。尤も、この場合も、前述のように上下部シャーシ23U・23D間の第1空間部S1と、サイドフレーム46とキャップ64間の第2空間部S2との内部に、モータ35の回転を回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66を収納する。
【0043】
【発明の効果】
本発明のロータリ式電気かみそりによれば、モータ35の回転を回転内刃26に伝達する駆動伝達手段66は、上下部シャーシ23U・23D間の第1空間部S1と、サイドフレーム45(又は46)とキャップ64間の第2空間部S2との内部に収納するものとした。従って、駆動伝達手段66から発する騒音は第1空間部S1および第2空間部S2の内部で遮音され、本体ケース1内で共鳴するのを防止できるため、減音効果をあげることができる。また毛くずや塵埃が駆動伝達手段66にふりかかるのを防止することもできる。
【0044】
さらに、駆動シャーシ23等を含む切断ヘッド2を本体ケース1に対して装着する最終組み立ての段階で、駆動伝達手段66は全て収納状態にあって露出していないので、その駆動伝達手段66に組み立て作業者が不用意に触ったり、他の部品が当たったりするのを防止でき、ギヤ連結状態を阻害するようなことがなく、組み付け易く、またギヤ部分に塵埃等が付着することも防止できる。
【0045】
駆動伝達手段66のフェースギヤG5の円周一部を第2空間部S2内に臨ませてあるので、キャップ64をサイドフレーム45に被せる前にフェースギヤG5と回転内刃26の入力ギヤ78との伝動連結作業が容易に行え、組み付け作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気かみそりの全体正面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】全体の分解斜視図である。
【図4】切断ヘッド部の縦断正面図である。
【図5】外刃ホルダを取り外した状態で示す切断ヘッド部の縦断正面図である。
【図6】切断ヘッド部の縦断側面図である。
【図7】切断ヘッド部と本体ケース上部とを分離状態で示す斜視図である。
【図8】駆動シャーシの分解斜視図である。
【図9】駆動シャーシと基台とを分離状態で示す斜視図である。
【図10】基台の分解斜視図である。
【図11】基台と内刃ホルダを分離状態で示す斜視図である。
【図12】基台と内刃ホルダをセットした状態で示す斜視図である。
【図13】内刃ホルダの分解斜視図である。
【図14】回転内刃の駆動伝達機構を示す側面図である。
【図15】基台にセットされた内刃ホルダと、外刃ホルダとを分離状態で示す斜視図である。
【図16】外刃ホルダを一部切欠して示す平面図である。
【図17】外刃ホルダの縦断側面図である。
【図18】外刃ホルダの縦断正面図である。
【図19】外刃ホルダの分解斜視図である。
【図20】きわ剃りユニットの駆動伝達手段を示す平面図である。
【図21】回転内刃の他の駆動伝達機構を示す正面図である。
【図22】切断ヘッド部の変形例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 切断ヘッド
3 剃刃ユニット
12 きわ剃りユニット
23 駆動シャーシ
23U 上部シャーシ
23D 下部シャーシ
26 回転内刃
35 モータ
37 出力軸
44 底フレーム
45・46 サイドフレーム
64・65 キャップ
66 駆動伝達手段
70 偏心カム
75 回転内刃の軸
78 入力ギヤ
S1 第1空間部
S2 第2空間部
G5 フェースギヤ
G9 伝動ギヤ

Claims (2)

  1. 本体ケース(1)の上部に、相対向するサイドフレーム(45・46)を有する駆動シャーシ(23)と、サイドフレーム(45・46)間に軸(75)まわりに回転自在に支持したシリンダ状の回転内刃(26)とが備えられており、
    前記駆動シャーシ(23)は、上部シャーシ(23U)と下部シャーシ(23D)とからなり、
    上部シャーシ(23U)は底フレーム(44)と、この底フレーム(44)から上方へ相対向状に立設した前記サイドフレーム(45・46)とを有し、
    前記底フレーム(44)の下側に下部シャーシ(23D)がその間に第1空間部(S1)を閉塞状に形成するよう結合されており、
    サイドフレーム(45・46)の一方の外側にはキャップ(64)を被せてその内部に閉塞状の第2空間部(S2)が前記第1空間部(S1)と連通するよう形成されており、
    前記下部シャーシ(23D)にはモータ(35)がこれの出力軸(37)を第1空間部(S1)内に突出するように搭載されており、
    第1空間部(S1)と第2空間部(S2)の内部に、モータ(35)の回転を回転内刃(26)に伝達する駆動伝達手段(66)が収納されており、
    前記第1空間部(S1)内には、モータ(35)の出力軸(37)に伝動連結されて回転駆動されるギヤ群が配設されており、該ギヤ群の終段ギヤはフェースギヤ(G5)であり、このフェースギヤ(G5)を含む前記ギヤ群を構成する各ギヤは、上下方向に伸びる縦軸まわりに回転自在に組み付けられており、
    前記フェースギヤ(G5)の円周一部は、第2空間部(S2)内に臨んでおり、
    第2空間部(S2)内には、回転内刃(26)の軸(75)に一体化された入力ギヤ(78)と噛み合い伝動する伝動ギヤ(G9)が配置され、この伝動ギヤ(G9)が前記フェースギヤ(G5)の第2空間部(S2)内に臨む円周一部と伝動連結されていることを特徴とするロータリ式の電気かみそり。
  2. 本体ケース(1)にきわ剃りユニット(12)を備え、駆動シャーシ(23)の第1空間部(S1)内に、モータ(35)の出力軸(37)上に固着された偏心カム(70)と、該偏心カム(70)と嵌合し、モータ(35)の回転を揺動運動に変換してきわ剃りユニット(12)に伝達するための揺動アーム(202)とを収納している請求項1記載のロータリ式電気かみそり
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