JP2569377Y2 - 往復動式電気かみそり - Google Patents

往復動式電気かみそり

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JP2569377Y2
JP2569377Y2 JP3567492U JP3567492U JP2569377Y2 JP 2569377 Y2 JP2569377 Y2 JP 2569377Y2 JP 3567492 U JP3567492 U JP 3567492U JP 3567492 U JP3567492 U JP 3567492U JP 2569377 Y2 JP2569377 Y2 JP 2569377Y2
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康雄 山下
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は往復動式電気かみそりに
係り、特に毛くず掃除の便宜および毛くず飛散防止対策
を講じたものである。
【0002】
【従来の技術】往復動式電気かみそりは、たとえば、実
開昭56−85671号公報に開示されているように本
体ケースの上部に網目状の外刃、および外刃の内面に対
し左右方向に往復摺動する内刃を備える。その往復動式
の内刃は、本体ケースの上面の左右方向中央の開口部か
ら突出する往復動自在な駆動軸の突出端に支持されて駆
動し、外刃との協働作用によって毛を切断する。切断さ
れた毛くずは本体ケースの上面の上に溜まるようにして
ある。そして、毛くずは、外刃を外し、さらに内刃を駆
動軸から取り外したうえで本体ケースの上面から清掃ブ
ラシなどで払い落としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の往復動式電気
かみそりでは、一般に、外刃の左右方向中央部が、その
左右方向両端近傍箇所よりも、内刃との最も良好な摺接
状態を保ち、かつ皮膚に対し最も接触し易い部位となる
ため、毛くずは本体ケースの上面の、特に左右方向中央
部に最も溜まりやすくなっている。しかし、内刃を支持
する駆動軸が、このように本体ケースの上面の毛くずの
最も溜まり易い中央箇所に存在する状態下では、その上
面の毛くず掃除をするときに駆動軸が邪魔になって清掃
しにくいばかりか、振動軸の振動により毛くずが飛散
し、外刃から外部へ吹き出やすい、という問題があっ
た。
【0004】本考案はこうした問題を解決するためにな
されたもので、往復動式の内刃の支持形態を改良するこ
とにより毛くず掃除の容易化、毛くずの飛散防止を図る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、図示例のよ
うに、本体ケース1の上部に、取外し可能な網目状の外
刃2と、外刃2の内面に対し左右方向に往復摺動する内
刃3とを備え、本体ケース1の内部には内刃3を左右方
向に往復動させる振動ユニット4を組み付けてある往復
動式電気かみそりにおいて、内刃3と振動ユニット4間
において振動ユニット4と一体に同行振動する左右一対
の駆動アーム16・16を本体ケース1の上面1aの左
右二箇所の開口21・21から突設させるとともに、こ
の駆動アーム16・16の突出端部どうし間で内刃3の
左右両端寄り部を着脱可能に支持し、かつ、本体ケース
1の上面1aの上において前記左右の駆動アーム16・
16と内刃3の下面とで囲まれる空間を毛くず溜め空間
Sに形成してあることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本体ケース1の上面1aの毛くずが最も溜まり
やすい中央部から左右方向へ離間した箇所から突出し、
内刃3を支持する駆動アーム16・16は、その上面1
aの中央の開口部から突出する従来の駆動軸のごとくそ
の上面1aの毛くず掃除時に邪魔になるようなことが少
なくて清掃作業の容易化を促進し、また毛くず飛散を減
少させる働きをする。
【0007】
【実施例】本考案に係る往復動式電気かみそりの一実施
例を図1および図2に基づき説明する。図1において、
これの本体ケース1はグリップ兼用で角筒状に形成さ
れ、これの上部には、網目状の外刃体2aとこれを断面
円弧形状に曲げて保持する外刃ホルダ2bとからなる外
刃2が着脱可能に嵌合装着されるとともに、外刃2の内
面に対し左右方向に往復摺動する内刃3が備えられる。
【0008】本体ケース1の内部には、内刃3を駆動す
るモータ6および振動ユニット4と、モータ6の電源た
る充電式の電池5とが収容される。振動ユニット4は、
振動子7と、モータ6の回転を左右往復運動に変えて振
動子7に伝達する手段9とからなる。
【0009】振動子7はこれ全体がプラスチック成形品
で、左右に弾性変形自在な薄肉部10・10を有し、こ
の薄肉部10・10の両端部10a・10aを本体ケー
ス1の内壁に固定している。モータ6の回転を左右往復
運動に変換して振動子7に伝達する手段9は、振動子7
の下面側に連結ロッド11をピン12まわりに水平揺動
自在に取付け、その連結ロッド11の揺動先端側にモー
タ6の軸13上に固着した偏心カム14のピン15を係
合させてなり、モータ6が回転すると偏心カム14およ
び連結ロッド11を介して振動子7が左右方向に往復動
する。
【0010】上記振動子7には左右一対の駆動アーム1
6・16が一体的に結合される。この左右の駆動アーム
16・16はこれの下端どうしがつなぎロッド17で剛
体結合される形に形成されており、振動子7の上面中央
から一体に突設した軸部19に前記つなぎロッド17の
中央部位を上下動自在にかつ左右揺動自在に枢結すると
ともに、ばね20で常に上方に押上げ付勢する。そし
て、上記駆動アーム16・16は本体ケース1の上面1
aの左右端寄り側に設けた開口21・21から上方へ突
出させ、駆動アーム16と開口21との間の隙間はゴム
製の毛止め板22で塞いでいる。
【0011】内刃3は外刃2の内面に対し摺接する多数
の小刃3aを内刃ホルダ3bに並設してなり、この内刃
3は上記左右の駆動アーム16・16の突出端部どうし
間で着脱可能に支持される。具体的には、図2に示すよ
うに、内刃ホルダ3bの左右端面に凹部23を設ける一
方、駆動アーム16の内面に前記凹部23に対し係脱す
る凸部24を設け、この凹凸部23・24の係合作用に
より内刃3が駆動アーム16・16に対し着脱可能に支
持される。なお、駆動アーム16の内面の前記凸部24
より少し下方部位には内刃ホルダ3bの左右端の下面側
を受け止め支持する受け部25を突設することにより、
内刃3が駆動アーム16・16の突出端部どうし間で凹
凸部23・24の係合位置より下方にずり下がるのを確
実に防止している。このように内刃3が左右の駆動アー
ム16・16の突出端部どうし間で支持されると、駆動
アーム16・16は前述したようにばね20で常に押上
げ付勢されているので、内刃3の各小刃3aの刃先は外
刃2の内面に対し常に良好に密着することになる。
【0012】上記本体ケース1の上面1aの上におい
て、左右の駆動アーム16・16と内刃3の下面とで空
間を囲み形成するが、この空間は毛くず溜め空間Sにな
している。本体ケース1の上面1aの毛くず溜め空間S
の底に対応する箇所は図示するように左右方向中央部
(最も毛くずが多く溜まりやすい箇所)が最も深くなる
皿形状に形成しておくことが好ましい。
【0013】上記構成の往復動式電気かみそりにおい
て、モータ6が駆動すると、振動子7が左右方向に往復
振動し、内刃3がそれと一体となって振動する左右の駆
動アーム16・16と共にそれと同一方向に振動し、外
刃2との協働作用により毛を切断する。切断された毛く
ずは内刃3から落ちて毛くず溜め空間Sに溜まる。この
場合、振動する駆動アーム16は毛くず溜め空間Sの左
右両側に偏して存在するので、毛くず溜め空間Sに溜ま
る毛くずが駆動アーム16の振動により飛散するような
ことが少ない。
【0014】本体ケース1の上面1a上の毛くず溜め空
間Sに溜まった毛くず掃除に際しては、外刃2を本体ケ
ース1から取り外し、内刃3を左右の駆動アーム16・
16から外してから、図2に示すように清掃ブラシBで
毛くずを本体ケース1の上面1aから払い落とす。この
場合、左右の駆動アーム16・16は毛くず溜め空間S
の左右両側に偏して位置するので、それが邪魔になるよ
うなことがなく、本体ケース1の上面1aから毛くずを
清掃ブラシBで容易に払い落とすことができる。
【0015】図3および図4は他の実施例を示す。上記
実施例では左右の駆動アーム16が振動子7とは別体に
構成され、この駆動アーム16が振動子7に対しばね2
0を介して上下動自在に結合されているのに対し、この
実施例では左右の駆動アーム16・16が振動子7これ
自体から一体に突設され、この駆動アーム16に対し内
刃3をばね27を介して上下動自在に結合する点が上記
実施例のものと異なる。すなわち、この実施例では振動
子7これ自体から一体に突設した左右の駆動アーム16
・16を本体ケース1の上面1aの左右両側から突出さ
せ、各駆動アーム16の突出端にそれぞれ筒状の結合子
26をばね27で上下動自在にかつ上方に抜け止め状に
被せる。かくして、この左右の結合子26・26を内刃
3の下面に設けた左右の凹部29に着脱可能に嵌合させ
ている。その他の構成、たとえば、本体ケース1の上面
1aの左右の駆動アーム16・16と内刃3の下面とで
囲まれる空間を毛くず溜め空間Sを形成することなどに
ついては、上記実施例のものと同様である。これにおい
ても、図4に示すように内刃3を駆動アーム16・16
から取り外すことにより、本体ケース1の上面1aの毛
くずを清掃ブラシBで容易に払い落とすことができる。
【0016】図5は更に他の実施例を示しており、上記
毛くず溜め空間Sに毛くず箱30を取出し可能に納めて
いる。これによれば、毛くずを毛くず箱30に溜め、外
刃2を取り外してその毛くず箱30を取出し、その中の
毛くずをゴミ箱などに捨てることができる。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、往復動式の内刃3は本
体ケース1の上面1aの毛くず溜め空間Sの左右両側か
ら突設した左右一対の駆動アーム16・16間で着脱可
能に支持するので、毛くず溜め空間Sに溜まる毛くずを
清掃するときは駆動アーム16で邪魔されることなく容
易に掃除することができ、また毛くずは駆動アーム16
で飛散するようなことが少なく、外刃2からの毛くず吹
出し防止効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断正面図である。
【図2】外刃および内刃を取り外した状態で示す斜視図
である。
【図3】他の実施例を示す縦断正面図である。
【図4】図3に示す外刃および内刃を取り外した状態で
示す斜視図である。
【図5】更に他の実施例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 外刃 3 内刃 4 振動ユニット 16 駆動アーム 21 開口 S 毛くず溜め空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の上部に、取外し可能な網
    目状の外刃2と、外刃2の内面に対し左右方向に往復摺
    動する内刃3とを備え、本体ケース1の内部には内刃3
    を左右方向に往復動させる振動ユニット4を組み付けて
    ある往復動式電気かみそりにおいて、 内刃3と振動ユニット4間において、振動ユニット4と
    一体に同行振動する左右一対の駆動アーム16・16を
    本体ケース1の上面1aの左右二箇所の開口21・21
    から突設させるとともに、この駆動アーム16・16の
    突出端部どうし間で内刃3の左右両端寄り部を着脱可能
    に支持しており、 本体ケース1の上面1aの上において前記左右の駆動ア
    ーム16・16と内刃3の下面とで囲まれる空間を毛く
    ず溜め空間Sに形成してあることを特徴とする往復動式
    電気かみそり。
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