JP4789166B2 - ロータリー式の電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水平軸まわりに回転する内刃を備えているロータリー式の電気かみそりに関し、なかでもモーター動力を巻掛伝動体を介して内刃に伝動する形態の電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータリー式の電気かみそりは、例えば特開2000−42264公報に公知である。そこでは、モーター動力を2個のギヤ群を介して内刃に伝動している。詳しくは、モーター動力を垂直軸まわりに回転する第1ギヤ群でかみそりヘッドの一側へ伝え、第1ギヤ群の終段ギヤと内刃との間に、水平軸まわりに回転する第2ギヤ群を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、第1・第2の両ギヤ群を介してモーター動力を内刃に伝える動力伝動機構においては、各ギヤの噛み合い部に生じるバッククラッシュや、ギヤとギヤ支軸との間の僅かな遊動隙間に起因するギヤ騒音の発生を避けることができない。全てのギヤはかみそりヘッドの内部に収容するが、第1ギヤ群を収容する第1ギヤ室と、第2ギヤ群を収容する第2ギヤ室とは、互いに連通する状態でL字状に配置してある。そのため、ギヤ騒音が第2ギヤ室から外部に漏れ出るのを避けられないうえ、第1ギヤ室側のギヤ騒音が第2ギヤ室の周壁で反響して、騒音の音圧レベルがさらに増加する。
【0004】
本発明者等は上記のようなギヤ騒音を減らして、ロータリー式の電気かみそりの低騒音化を図ることを検討している。具体的には、先のギヤ群に代えて、タイミングベルトを伝動要素とする巻掛伝動機構を用いて、ギヤ騒音の音圧レベルを低下することを検討している。因みに、モーター動力を巻掛伝動機構を介して内刃に伝えることは、実公昭55−15802号公報に公知である。そこでは、モーター中心軸を内刃中心軸と平行に配置して、モーターの出力軸と内刃軸のそれぞれにプーリーを固定し、これらのプーリーにベルトを巻き掛け装着している。内刃軸を軸支する軸受は、板ばねで上下動自在に支持してあり、内刃が上下動するときのベルトの弛みを吸収するために、ベルト移行軌跡の内側にテンションローラーを配置している。
【0005】
上記のように、モーター動力を巻掛伝動機構のみを介して内刃に伝える伝動構造おいては、ギヤによる伝動騒音は減らせるものの、ひげそり時の僅かな負荷変動によってモーター回転数が大きく変動しやすく、安定した状態でひげ切断を行えない。高トルクで高出力のモーターを用いると、回転数の変動をある程度は抑止できるが、コストが高く付く。また、長毛や堅いひげをそる場合等の高負荷運転時には、ベルトがスリップして内刃の駆動回転数が低下するので、切れ味が低下し実用に供することは難しい。
【0006】
ベルト弛みを吸収するためのテンションローラーが、ベルト移行軌跡の内側に配置してあるので、テンションローラーが弛みかけたベルトを緊張操作するとき、プーリーに対するベルトの巻付角が減少するのを避けられず、そのためベルトがスリップしやすい。内刃、モーター、およびベルト機構が同じケース内に収容してあるので、毛屑がベルトに付着し、スリップしやすい不利もある。
【0007】
この発明の目的は、モーター動力を巻掛伝動機構を介して内刃へ伝えることにより、動力伝動機構の低騒音化を実現できるロータリー式の電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、巻掛伝動機構におけるスリップなどの伝達ロスを解消し、その分だけ内刃の駆動力を向上し、切れ味を向上できるロータリー式の電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、プーリの配置を工夫することによって巻掛伝動機構の占有スペースを小さくでき、しかもテンションプーリーの機能を最適化できるロータリー式の電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、タイミングベルトの伸びに伴う伝動効率の低下を解消できるうえ、耐久期間が過ぎたベルトの交換を簡単に行える、ロータリー式の電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、モーター動力をギヤ伝動機構と巻掛伝動機構とを併用して内刃へ伝えることにより、動力伝動機構の低騒音化を実現しながら、ひげそり時の負荷変動に伴うモーター回転数の大きな変動を抑止し、長毛や堅いひげをそる場合に代表される高負荷運転時にも、モーター回転数の変動幅を小さくでき、従って、常に安定した状態でひげそりを行えるロータリー式の電気かみそりを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の電気かみそりは、本体ケース1の上部のかみそりヘッド2に、横軸まわりに回転駆動される内刃9を備えており、かみそりヘッド2の一側部に設けた伝動室28に、モーター動力を内刃9へ伝える巻掛伝動機構Hが収容してある。巻掛伝動機構Hは、伝動室28の下部および上部に配置した原動プーリー52、および従動プーリー54と、両プーリー52・54に巻き掛けたタイミングベルト55と、タイミングベルト55の弛み側に配置したテンション機構Tとで構成する。テンション機構Tは、タイミングベルト55の外面に接当するテンションローラー58と、テンションローラー58を回転自在に支持するローラー支持具57と、テンションローラー58を移動付勢するばね59とで構成する。タイミングベルト55の弛み側を内凹み状に変形させる向きに、テンションローラー58がばね59で移動付勢してある。原動プーリー52のプーリー軸60が、従動プーリー54のプーリー軸68の中心を通る垂直平面より、タイミングベルト55の張り側に偏寄する状態で配置されてある。ローラー支持具57がタイミングベルト55の弛み側と、伝動室28の周壁との間に配置してある。
【0011】
ローラー支持具57の一端にテンションローラー58を遊転自在に軸支する。ローラー支持具57は伝動室28に設けた軸70で揺動可能に支持し、ばね59でタイミングベルト55へ向かって揺動付勢する。
【0012】
伝動室28の周壁に、テンションローラー58のベルト緊張方向への移動を規制するストッパー71を設ける。ストッパー71によるテンションローラー58のベルト緊張方向への移動限界は、停止状態におけるタイミングベルト55の自由状態時の周回位置より、タイミングベルト55の張り側へ偏寄するように設定する。
【0013】
かみそりヘッド2の下部に設けた伝動室27に、モーター動力を巻掛伝動機構Hへ伝えるギヤ群Gを収容する。ギヤ群Gを収容する伝動室27と巻掛伝動機構Hを収容する伝動室28とは、両室27・28の間に設けた隔壁29で密閉状に区分する、ギヤ群Gは、モーター動力を減速して伝動する複数の平歯車G1〜G4と、ギヤ群Gの終段ギヤG4と中間軸44との間に設けられて、終段ギヤG4の回転動力を中間軸44まわりの回転動力に変換する一対の変向歯車45・46とで構成する。隔壁29を貫通する中間軸44に原動プーリー52を固定する。
【0014】
伝動室28は、モーター台22の隔壁29およびヘッドフレーム23の側壁33と、隔壁29および側壁33の外面を覆うカバー34とで区画する。原動プーリー52の外側面に突出するプーリー軸60に、タイミングベルト55の軸方向移動を規制するフランジ62を着脱自在に装着する。カバー34の内面に設けた規制ボス63でフランジ62を抜け外れ不能に接当保持保持する。
【0015】
軸70は伝動室28を区画する側壁33の外面に一体に突設する。原動プーリー52と従動プーリー54との間に配置したローラー支持具57を、前記軸70で前後揺動可能に起立支持する。
【0016】
【発明の作用効果】
この発明では、モーター動力を巻掛伝動機構Hを介して内刃9に伝える伝動構造を採るので、ギヤ群のみでモーター動力を内刃に伝えていた従来の電気かみそりに比べて、巻掛伝動機構Hを用いる分だけギヤ騒音の音圧レベルを減少し、ロータリー式の電気かみそりの低騒音化を実現できる。
【0017】
図1に示すようにテンションローラー58、ローラー支持具57、およびばね59とでテンション機構Tを構成し、タイミングベルト55の弛み側移行軌跡が内凹み状に変形する向きに、テンションローラー58をばね59で移動付勢するので、負荷が急激に増加してタイミングベルト55が弛み側で外膨み状に躍動するとき、テンション機構Tはタイミングベルト55を、その巻付角が原動側と従動側のいずれのプーリー52・54に対しても増える向きに押圧して先の躍動を抑止するので、ベルトの軌跡の内側にテンション機構を設ける場合に比べて、タイミングベルト55のスリップを確実に防止して、負荷急増時の動力伝動を確実に行える。従って負荷が変動する場合にも、モーター動力を確実に内刃9に伝えて切れ味を維持できる。
【0018】
先に説明したように、この発明の電気かみそりにおいては、テンション機構Tをタイミングベルト55の弛み側移行軌跡の外方に配置する。そのため、伝動室28の内部には、タイミングベルト55の周回位置で決まるスペースに加えて、テンション機構Tを収容するためのスペースが不可欠となる。一般的には、両プーリー軸60・68の中心を垂直平面に位置させるが、そうすると、テンション機構Tが巻掛伝動機構Hの一側に大きく突出し、その分だけ余分な収容スペースが必要となる。つまり、伝動室28の周壁の一部が、かみそりヘッドの前後いずれかへ突出するのを避けられない。このような状況を解消して、巻掛伝動機構Hの占有スペースを小さくし、さらにかみそりヘッドの外観をシンプルなものとするために、原動プーリー52のプーリー軸60を、従動プーリー54のプーリー軸68の中心を通る垂直平面より、ベルト移行軌跡の張り側に偏寄するように配置し、テンション機構Tが巻掛伝動機構Hの一側に大きく突出するのを避けている。
【0019】
ローラー支持具57は、タイミングベルト55に対して往復変位することでベルト弛みを吸収し緊張力を調整する。その限りでは、ローラー支持具57は、直線的、あるいは弧状のスライド変位、揺動変位等の、いずれの変位形態であってもベルト弛みを吸収できる。しかし、ローラー支持具57の一端を軸70で揺動可能に支持すると、他の変位形態をとる場合に比べて、タイミングベルト55の移行軌跡の変動に対するテンションローラー58の調整動作を円滑化して、応答遅れを生じることなく迅速に追随でき、その分だけモーター動力を確実に伝動し内刃の駆動力を向上できる。
【0020】
テンション機構Tは、タイミングベルト55に対する押し付け力が大きいほど、スリップなどの伝達ロスを解消できる。しかし、テンションローラー58によるベルト張り力が過剰であると、摩擦ロスが増加するうえ、使用時に比べて圧倒的に時間が長い不使用状態において、タイミングベルト55が強いストレスに晒され、基本的に保証されている耐久期間に達するよりも以前に、タイミングベルト55が傷んでしまう。このような、タイミングベルト55に対する強いストレスを避け、その寿命を延ばすために、図14に示すように不使用時のテンションローラー58の移動限界をストパー71で規制し、タイミングベルト55が不必要に変形されるのを規制している。因みに、モーター動力を伝動する場合には、弛み側にも緊張力が作用するため、弛み側のベルト移行軌跡が図10に示すように不使用時のベルト周回位置より外側へ移行する。従って、負荷の急激な増減によって、弛み側軌跡に弛みが生じたとしても、テンションローラー58は支障なく弛みに追随して緊張力を調整できる。このような理由で、ストッパー71によるテンションローラー58のベルト緊張方向への移動限界を、停止状態におけるタイミングベルト55の自由状態時の周回位置から僅かに張り側へ偏寄するように設定している。
【0021】
図5に示すようにモーター動力をギヤ群Gと巻掛伝動機構Hを介して内刃9に伝える伝動構造によれば、負荷変動時に内刃9の側からモーター側へ伝わろうとする回転反力をギヤ群Gで吸収でき、従って、モーター動力を巻掛伝動機構のみで内刃に伝える従来の伝動構造に比べて、負荷変動に伴うモーター回転数の変動幅を小さくできる。とくに、ギヤ群Gを減速ギヤ機構として構成する場合には、先の回転反力をギヤ群Gで効果的に吸収して、モーター17の回転変動を抑止できるので、動力源として高トルクで高出力のモーターを使用する必要がなく、その分だけ電気かみそりの製造コストを減少でき、電池の消耗度合も減少できる点で有利である。
【0022】
モーター台22の隔壁29とヘッドフレーム23の側壁33、およびこれら両者29・33の外側面を覆うカバー34とで伝動室28を区画し、図7に示すようにプーリー軸60に対して着脱自在に装着したフランジ62を、カバー34の規制ボス63で抜け外れ不能に保持すると、カバー34を取り外すだけで、巻掛伝動機構Hの全体を露出させて、タイミングベルト55や、テンション機構Tの作動状態の点検等を容易に行える。フランジ62をプーリー軸60から取り外すことにより、タイミングベルト55を原動プーリー52から簡単に分離できるので、耐久期間が過ぎたベルトの交換作業を簡単にしかも少ない手間で行える。
【0023】
側壁33と一体に形成した軸70でローラー支持具57を前後揺動可能に起立支持すると、ローラー支持具57の揺動範囲を最小限化しながら、タイミングベルト55の緊張力を効果的に調整でき、従って、テンション機構Tが伝動室28内において占有する空間を小さくできる分だけ、巻掛伝動機構Hをコンパクト化できる。軸70やストッパー72を側壁33と一体化する分だけ、構造の簡素化も実現できる。
【0024】
【実施例】
図1ないし図15はこの発明に係る水洗い式の電気かみそりの実施例を示す。図2ないし図5において、電気かみそりは、本体ケース1とその上部に設けたかみそりヘッド2とを有し、本体ケース1の前面に縦長の表示パネル3を設け、その上下にモーター起動用のスイッチボタン4や、運転モードを切り換えるモード切換ボタン5、および両ボタン4・5の切り換え状態を表示する表示灯6などを設けてなる。図6に示すように本体ケース1の後面には、きわぞり刃7と、きわぞり刃7を起伏操作するスライドノブ8が設けてある。かみそりヘッド2には前後一対の内刃9および外刃10と、センター刃11とが設けてある。
【0025】
かみそりヘッド2より下側の本体部は、上下端が開口する異形筒形の本体ケース1と、その内部に上面側から差し込み装填される電装品ユニット13と、ケース下面側から組み付けられる底ケース14とからなり、電装品ユニット13の上部にかみそりヘッド2がシール15を介して固定される。電装品ユニット13を本体ケース1内に装填し、電装品ユニット13と本体ケース1に内嵌した底ケース14とをビスで締結し、先のシール15を本体ケース1の内面に密接させ、さらに底ケース14側の締結部をOリングやパッキンでシールすることにより、本体ケース1内への水の浸入を阻止し、かみそりヘッド2の水洗いを可能としている。電装品ユニット2は、プラスチック成形された内フレーム16にモーター17、二次電池18、スイッチやLED、および電子部品等が実装された回路基板19などを組み付けてなる。モーター17の出力軸の部分には水密用のパッキン20が設けてある。
【0026】
図4において、かみそりヘッド2は、モーター17が固定されるモーター台22と、それぞれ逆門形に形成されるヘッドフレーム23と、内刃支持台24と、内刃フレーム25と、外刃ホルダー26などで構成する。先の内刃9は内刃フレーム25に、外刃10とセンター刃11とは外刃ホルダー26にそれぞれ組み付けてある。かみそりヘッド2の下部には第1伝動室27が、さらにその一側部には第2伝動室28がそれぞれ区画してある。両伝動室27・28は、後述するように隔壁29で密閉状に区画してある。
【0027】
モーター台22は、前後壁と左右壁とで囲まれた上面が開口する枠体からなり、その下面にモーター17が固定してある。図4に向かって、左側の周側壁が先の隔壁29である。モーター17の下半分に外嵌固定されるモーターホルダー30は、内フレーム16に対して上下動自在に支持され、さらにばね31で押し上げ付勢されている(図5参照)。つまり、かみそりヘッド2の全体は、内フレーム16に対して前後、左右、および上下方向へ浮動可能に支持してある。モーター台22とモーターホルダー30との間は、先のシール15で密閉されている。
【0028】
ヘッドフレーム23は、下向きに開口するケース部32と、ケース部32の左右両端に立設した側壁33とを有し、ケース部32をモーター台22に蓋合わせ状に接合固定することにより、両者22・32の接合面間に第1の伝動室27を区画している。この接合状態において側壁33と隔壁29とは面一状になっており、これら両者29・33と、これらに被せ付けられるカバー34とで第2伝動室28を区画している。カバー34は側壁33に対して着脱可能に係合装着してある。右方のカバー35には、外刃ホルダー26をロック解除操作するための解除ボタン36が設けてある。
【0029】
上記の第1の伝動室27は、図8に示すように水洗い時に浸入する水を排出するための排水口67などが開口されていて、完全に密閉することが難しく、これらの開口からギヤ騒音が漏洩するのを避けられない。このような騒音の漏洩を防ぐために、図9に示すように、第1伝動室27の内部、詳しくは、ヘッドフレーム23の内面に遮音壁65を突設して、ギヤ群Gの側のギヤ室66と排水口67の側とを遮音壁65で区分し、さらに、第1伝動室27の前後面を、図7に示すようにモーター台22の周壁22aとヘッドフレーム23の周壁23aとで多重に覆っている。先の遮音壁65は、ギヤ群Gの外郭線に沿って隔壁29と対向しあう状態で第1の伝動室27を区分してあり、ギヤ群Gが収容される空間、すなわち共鳴空間を最小限化して、共鳴に伴うギヤ騒音を減少できるようにしてある。
【0030】
図4において内刃支持台24は、上向きに開口する区画を備えた台基部24aと、その左右両端から立設した左右一対の腕24bと、台基部24aの上面開口を塞ぐ蓋体24cとからなる。左右の腕24bに設けた軸をヘッドフレーム23の側壁33の上部で軸支することにより、内刃支持台24は前後揺動自在に、つまりヘッドフレーム23に対して首振可能に軸支される。一対の腕24bの間に、後述する内刃フレーム25が着脱自在に圧嵌係合される。台基部24aの内部には、内刃支持台24に外嵌装着した外刃ホルダー26を、抜け外れ不能にロック保持するためのロック機構が設けられる。
【0031】
内刃フレーム25は、基壁38と、基壁38の左右両端に立設した一対の側壁39とを有し、両側壁39の上端間に前後一対の内刃9をそれぞれ回転自在に軸支している。図4に向かって左方の内刃軸には小直径の内刃歯車40が固定してあり、図5に示すようにこの歯車40が内刃フレーム25に設けた受動歯車41と噛み合うことにより、モーター動力を前後の内刃9へ同時に伝えるようになっている。内刃清掃のために、各内刃9の下方に回転ブラシ42を配置し(図6参照)、その左右端を側壁39に組み付けたスライドピースで回転自在に軸支している。
【0032】
モーター17の動力は、第1の伝動室27に収容したギヤ群Gを介して、最初は横向きに、次いで第2の伝動室28に収容した巻掛伝動機構Hで上向きに伝動され、受動歯車と内刃歯車40を介して前後一対の内刃9へと伝える。図5および図8においてギヤ群Gはモーター動力を減速して伝動する4個の平歯車G1〜G4と、隔壁29で水平に軸支された中間軸44とギヤ群Gの終段ギヤG4との間に設けた一対の変向歯車45・46とで構成する。変向歯車45・46はそれぞれ傘歯車からなる。中間軸44は、隔壁29に固定した金属製の軸受61で回転自在に軸支されて、その両端が、第1・第2の各伝動室27・28に突き出ており、その一端に受動側の変向歯車46を固定し、他端に巻掛伝動機構Hの原動プーリー52を固定する。つまり、中間軸44は原動プーリー52のプーリー軸60を兼ねている。ギヤ群Gから生じるギヤ騒音が、第1の伝動室27から第2の伝動室28へ素通しで伝播するのを防ぐために、両部屋27・28の間を隔壁29で密閉状に区分している。
【0033】
図6に示すようにモーター17の出力軸17aに固定される初段の平歯車G1を利用して、その上部に2個の偏心カム(回転駆動体)47・48を設け、これらの偏心カム47・48できわぞり刃用の振動子49と、センター刃用の振動子50とを同時に往復駆動できるようにしている。なお、きわぞり刃7は、スライドノブ8を上方スライドした状態においてのみ、先の往復動力を受け継ぐ。このように、初段の平歯車G1に設けた各偏心カム47・48と、各振動子49・50とでモーター動力を分岐すると、例えば水平軸まわりに回転するギヤ群から動力を分岐する場合に比べて、動力分岐構造を簡素化して、かみそりヘッド2の内部構造が複雑になるのを防止できる。
【0034】
図10において、巻掛伝動機構Hは、プーリー軸60に固定した原動プーリー52と、終段ギヤ軸53に固定した従動プーリー54と、両プーリー52・54に巻き掛けたタイミングベルト55と、タイミングベルト55の弛み側移行軌跡の外側に配置したテンション機構Tとで構成する。タイミングベルト55は図1において反時計回転方向へ回転して、モーター動力を内刃9へ伝える。先の終段ギヤ軸53は、側壁33に固定した軸受で回転自在に軸支されていて、従動プーリー54のプーリー軸68を兼ねている。
【0035】
原動プーリー52および従動プーリー54は、それぞれポリアセタールやポリアミド樹脂等の強靱なプラスチック材を素材とする射出成形品からなり、タイミングベルト55は、ポリイミド繊維をウレタンゴムに混入した複合ゴム成形品からなる。タイミングベルト55の交換を容易化するために、図7に示すように原動プーリー52の外側面に突き出る中間軸44に、同プーリー52より大径のワッシャ状のフランジ62を着脱自在に装着したうえで、プーリー軸60の軸端を支持するボス63で、フランジ62を抜け外れ不能に押え保持している。
【0036】
図11において、テンション機構Tは、側壁33に設けた軸70で揺動自在に軸支したローラー支持具57と、ローラー支持具57の先端に遊転自在に軸支したテンションローラー58と、ローラー支持具57をタイミングベルト55へ向かって揺動付勢する捻りコイル形のばね59とからなる。テンションローラー58は、タイミングベルト55の移行軌跡の弛み側外周面に外接して、弛み側ベルト面を内凹み変形させる向きへ押圧して、タイミングベルト55の緊張力を調整する。テンション機構Tをタイミングベルト55の周回位置の一側に配置すると、テンション機構Tが巻掛伝動機構Hの一側に大きく突出し、その分だけ余分な収容スペースが必要となる。このようなテンション機構Tの突出を避けて、テンション機構Tを含む巻掛伝動機構Hの占有スペースを極力小さくするために、原動側のプーリー軸60を、従動側のプーリー軸68の中心を通る垂直平面よりも、ベルト移行軌跡の張り側へ偏寄するように配置して、タイミングベルト55の弛み側移行軌跡と伝動室28の周側壁との間に、テンション機構Tを収容するスペースを確保している。
【0037】
テンションローラー58とローラー支持具57とはユニット部品化してある。詳しくは、図11に示すように、プラスチック製のアーム72と、プレス成形した補強板73とでローラー支持具57を構成し、アーム72の突端に設けたローラー軸74にテンションローラー58と補強板73とを挿通した後、ローラー軸74の先端を溶融させて、これら三者を一個のユニット部品としている。図13に示すように、ローラー支持具57を軸70に組んだ状態では、アーム72の基端のみが軸70に軸支され、補強板73は軸70にねじ込んだビス75で抜け外れ不能に固定してある。この組付け状態において、アーム72の先端部が側壁33に設けた浅い凹部76に接当している。ばね59の一端は側壁33の周壁に、他端はアーム72の中途部に接当している(図12参照)。
【0038】
電気かみそりは、使用している時間より休止している時間のほうがはるかに長いため、不使用状態において、タイミングベルト55がテンション機構Tの付勢力によるストレスに晒されて伸び変形するなど、傷んでしまうおそれがある。このような、タイミングベルト55に対する強いストレスを避けるために、不使用時のテンションローラー58の移動限界をストパー71で規制し、タイミングベルト55が不必要に変形されるのを規制している。具体的には、図12および図14に示すように先の凹部76を利用してその周縁の段部をストッパー71とし、不使用時のアーム72の先端一側をストッパー71で受け止めて、テンションローラー58の揺動限界を規定している。このときのタイミングベルト55は、図1および図12に想像線で示すように、テンションローラー58の押圧力を受けて、自由状態時のベルト周回位置より僅かにベルト張り側へ偏寄している。
【0039】
図10および図12に実線で示すように、ひげそり運転時や無負荷運転時等の使用時においては、タイミングベルト55の弛み側にも張力が作用するため、テンションローラー58はばね59の付勢力に抗して押し返されて、アーム72の先端はストッパー71から離れている。従って、タイミングベルト55に弛みが生じたとしても、テンションローラー58はベルト弛みに追随して緊張力を調整できる。このとき、多少の振れはあるとしても、タイミングベルト55の弛み側の移行軌跡は、自由状態時におけるベルトの周回位置と略一致している。つまり、使用時の移行軌跡が自由状態時のベルト周回位置にほぼ一致するようにばね59の付勢力を設定して、タイミングベルト55に作用するストレスを軽減している。また、負荷が急激に増加する場合には、引き伸ばされた状態のまま原動プーリー52を通過し終わったベルトが、引っ張り力から開放されて、図12に符号Yで示すように外膨らみ状の移行軌跡に沿って周回する。この時のテンションローラー58は、ばね59に抗して時計回転方向へ押し返されるが、負荷の減少に伴って反時計回転方向へ揺動して、ベルトのたるみを吸収する。つまり、急激な負荷の際は、停止状態におけるベルトの自由状態の周回位置より張り側に寄っている偏寄分の距離も手伝って、ベルトの弛みを確実に吸収できることとなる。因みに、テンションローラー55を、先に説明した不使用位置において回転のみ可能で変位不能に保持すると、タイミングベルト55には使用時にも不使用時にも常に緊張力が作用する。しかし、上記のように、テンションローラー55を運転時に揺動させると、少なくとも運転時にはタイミングベルト55に作用する緊張力を軽減することができる。
【0040】
タイミングベルト55は、その耐久期間が過ぎる毎に交換するが、その場合には、まずカバー34を側壁33から外す。この状態で、図15に示すように、プーリー軸60からフランジ62を取り外すと、原動プーリー52の外側面が開放されるので、タイミングベルト55を原動プーリー52から容易に抜き外すことができる。最後に、タイミングベルト55を矢印で示すように従動プーリー54の上方へ抜き出して、従動プーリーの周面と、この周面と対向する壁との間からベルト端を抜き外すことにより、交換すべきタイミングベルト55を両プーリー52・54から分離できる。また、新規なタイミングベルト55は、逆の手順を経て両プーリー52・54に装着できる。
【0041】
テンションローラー58は直線往復スライド自在に、あるいは円弧に沿って往復移動自在にローラー支持具57で支持することができる。ばね59は引っ張りばねや圧縮ばねで形成することができる。必要があれば、部分円弧状に折り曲げた板ばねでタイミングベルトの弛み側を押えて、テンションローラー58を用いることなくテンション機構Tを構成することができる。モーター17を横向きに配置し、その出力軸17aに原動プーリー52を固定して、巻掛伝動機構Hのみでモーター動力を内刃9に伝動できる。従動プーリー54を、内刃軸に固定してモーター動力を内刃9に伝動してもよい。
【0042】
上記の実施例以外に、この発明は内刃9が一個のみ設けてある電気かみそりにも適用できる。かみそりヘッド2の内刃支持台24および内刃フレーム23は、ヘッドフレーム23で首振り不能に支持してあってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】かみそりヘッドにおける巻掛伝動機構を示す縦断側面図である。
【図2】電気かみそりの正面側の斜視図である。
【図3】本体ケースのみを断面した分解正面図である。
【図4】かみそりヘッドの分解正面図である。
【図5】かみそりヘッドの縦断正面図である。
【図6】図7におけるB―B線断面図である。
【図7】図5におけるA―A線断面図である。
【図8】モーター台の横断平面図である。
【図9】ヘッドフレームの横断底面図である。
【図10】動力伝動時の巻掛伝動機構の側面図である。
【図11】テンション機構の分解斜視図である。
【図12】テンション機構の動作を示す側面図である。
【図13】図12におけるC―C線断面図である。
【図14】図1におけるD―D線断面図である。
【図15】タイミングベルトの交換要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 かみそりヘッド
9 内刃
28 第2の伝動室
44 中間軸
H 巻掛伝動機構
T テンション機構

Claims (6)

  1. 本体ケース(1)の上部のかみそりヘッド(2)に、横軸まわりに回転駆動される内刃(9)を備えており、かみそりヘッド(2)の一側部に設けた伝動室(28)に、モーター動力を内刃(9)へ伝える巻掛伝動機構(H)が収容されており、
    巻掛伝動機構(H)が、伝動室(28)の下部および上部に配置した原動プーリー(52)、および従動プーリー(54)と、両プーリー(52・54)に巻き掛けたタイミングベルト(55)と、タイミングベルト(55)の弛み側の外側に配置したテンション機構(T)とで構成してあり、
    テンション機構(T)が、タイミングベルト(55)の外面に接当するテンションローラー(58)と、テンションローラー(58)を回転自在に支持するローラー支持具(57)と、テンションローラー(58)を移動付勢するばね(59)とで構成されており、
    タイミングベルト(55)の弛み側を内凹み状に変形させる向きに、テンションローラー(58)がばね(59)で移動付勢してあり、
    原動プーリー(52)のプーリー軸(60)が、従動プーリー(54)のプーリー軸(68)の中心を通る垂直平面より、タイミングベルト(55)の張り側に偏寄する状態で配置されており、
    ローラー支持具(57)がタイミングベルト(55)の弛み側と、伝動室(28)の周壁との間に配置してあるロータリー式の電気かみそり。
  2. ローラー支持具(57)の一端にテンションローラー(58)が遊転自在に軸支されており、
    ローラー支持具(57)が伝動室(28)に設けた軸(70)で揺動可能に支持され、ばね(59)でタイミングベルト(55)へ向かって揺動付勢してある請求項1記載のロータリー式の電気かみそり。
  3. 伝動室(28)の周壁に、テンションローラー(58)のベルト緊張方向への移動を規制するストッパー(71)が設けられており、
    ストッパー(71)によるテンションローラー(58)のベルト緊張方向への移動限界が、停止状態におけるタイミングベルト(55)の自由状態時の周回位置より、タイミングベルト(55)の張り側へ偏寄するように設定してある請求項1または2記載のロータリー式の電気かみそり。
  4. かみそりヘッド(2)の下部に設けた伝動室(27)に、モーター動力を巻掛伝動機構(H)へ伝えるギヤ群(G)が収容されており、
    ギヤ群(G)を収容する伝動室(27)と巻掛伝動機構(H)を収容する伝動室(28)とは、両室(27・28)の間に設けた隔壁(29)で密閉状に区分されており、
    ギヤ群(G)が、モーター動力を減速して伝動する複数の平歯車(G1〜G4)と、ギヤ群(G)の終段ギヤ(G4)と中間軸(44)との間に設けられて、終段ギヤ(G4)の回転動力を中間軸(44)まわりの回転動力に変換する一対の変向歯車(45・46)とで構成されており、
    隔壁(29)を貫通する中間軸(44)に原動プーリー(52)が固定してある請求項1、2または3記載のロータリー式の電気かみそり。
  5. 伝動室(28)が、モーター台(22)の隔壁(29)およびヘッドフレーム(23)の側壁(33)と、隔壁(29)および側壁(33)の外面を覆うカバー(34)とで区画されており、
    原動プーリー(52)の外側面に突出するプーリー軸(60)に、タイミングベルト(55)の軸方向移動を規制するフランジ(62)が着脱自在に装着されて、カバー(34)の内面に設けた規制ボス(63)で抜け外れ不能に接当保持してある請求項1、2、3または4記載のロータリー式の電気かみそり。
  6. 軸(70)が伝動室(28)を区画する側壁(33)の外面に一体に突設されており、
    原動プーリー(52)と従動プーリー(54)との間に配置したローラー支持具(57)が、前記軸(70)で前後揺動可能に起立支持してある請求項2から5のいずれかひとつに記載のロータリー式の電気かみそり
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