JP4748587B2 - ロータリー式の電気かみそり - Google Patents

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本発明は、メイン刃を構成する内刃を往復駆動するための起振構造を備えているロータリー式の電気かみそりに関する。
この種の起振構造を備えている電気かみそりは、例えば特許文献1に提案されている。そこでは、内刃の回転動作を利用して、内刃全体をカム機構で軸心方向へ往復駆動する。内刃の回転軸の両端は、それぞれ軸受で支持された駆動軸と従動軸とで軸心方向へ往復駆動できるように支持されており、回転軸と駆動軸、および回転軸と従動軸との間に、斜面カムをボールに押し付け付勢するための圧縮コイル形のばねが介装してある。なお、回転軸と駆動軸、および回転軸と従動軸とは、それぞれ相対回転不能に係合連結してある。
カム機構は従動軸に設けられた斜面カムと、傾斜カム面を側面から受け止めるボールとで構成してある。ボールはケースで回転自在に支持されている。モーター動力は巻掛伝動機構と駆動軸を介して内刃に伝動され、ボールに接当する傾斜カムが回転しながら軸心方向へ変位することで、内刃を往復駆動できる。
特開昭54−65660号公報(第2頁左欄、第2図)
上記のように、内刃を回転駆動しながら往復駆動すると、ひげを切刃で斜めに引き切りできるので、内刃を単に回転駆動する場合に比べてメイン刃の切れ味を向上できる。しかし、内刃の回転動作を斜面カムとボールとで往復動作に変換するので、1回転する間の内刃の往復回数が1回に限られる。つまり、内刃は一応左右振動できるものの、軸心方向の移動速度が小さいので充分な引き切り効果が得られにくい。
回転軸と駆動軸、および回転軸と従動軸との間に介装したばねで、斜面カムをボールに押し付け付勢するので、内刃の駆動回転数が一定値を超えると、内刃の軸心方向の運動慣性力がばねの付勢力を越え、カム機構を確動機構として作動させることができなくなるため、斜面カムをボールに確実に追随接当させるのが困難となる。このような状況下では、引き切り効果を発揮できないだけではなく、異常振動を生じることもある。
本発明の目的は、メイン刃の内刃を確実に高速振動させて、切刃による引き切りを確実に行うことができ、その分だけメイン刃の切れ味を的確に向上できる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、内刃をその駆動回転数とは無関係に強制的に往復駆動して、肌面に微振動を与えながらひげ切断を行うことができ、したがって肌面に沿って倒れこんだひげやくせ毛などを刃穴内へ積極的に導入して、切断刃によるひげ切断をさらに効果的に行うことができる電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、かみそりヘッド2に、メイン刃13を構成する内刃ユニット17および外刃ユニット18と、内刃ユニット17および外刃ユニット18を支持するヘッドケース19と、モーター45の回転動力を内刃20に伝動する主動力系15と、内刃ユニット17を往復駆動する起振構造とが配置してある。内刃ユニット17は、内刃20と、内刃20を回転自在に軸支する内刃フレーム21と、内刃20の一方の端部に固定されて、主動力系15の終段ギヤ53から回転動力を受け継ぐ内刃ギヤ23とを備えている。内刃ユニット17は、ヘッドケース19で内刃20の軸心方向に沿って往復スライド自在に案内支持する。起振構造は、モーター45と内刃フレーム21との間に設けられて、モーター45の回転動力を往復動力に変換できるよう構成する。以て、内刃ユニット17の全体を、起振構造を介して内刃フレーム21に伝動された往復動力で、強制的に高速振動できるように構成する。
起振構造は、内刃駆動用の主動力系15から分岐される起振動力系48と、起振動力系48と内刃フレーム21との間に設けられて、起振動力系48で伝動された回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構とで構成する。
別の起振構造は、内刃駆動用の主動力系15と内刃フレーム21との間に設けられる往復動力伝動機構からなる。主動力系15と往復動力伝動機構との分岐部分に、主動力系15の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構を設ける。
かみそりヘッド2に、メイン刃13と、主として長毛を切断する第2切断刃14とが隣接配置してある電気かみそりにおいて、第2切断刃14は、外刃40と、外刃40の内面に沿って往復駆動される内刃41とを備えている。第2切断刃14の内刃41とモーター45との間に、モーター45の回転動力を往復動力に変換して内刃に伝動する第2動力系47が設けてある。メイン刃13の内刃20の振幅を、第2切断刃14の内刃40の振幅より充分に小さく設定する。
本発明の別の電気かみそりは、かみそりヘッド2に、メイン刃13を構成する内刃ユニット17および外刃ユニット18と、モーター45の回転動力を内刃20に伝動する主動力系15と、内刃ユニット17の内刃20を往復駆動する起振構造とが配置してある。
内刃ユニット17は、内刃20と、内刃20を回転自在に、しかも軸心に沿って往復移動可能に軸支する内刃フレーム21と、内刃20の一方の端部に固定されて、主動力系15の終段ギヤ53から回転動力を受け継ぐ内刃ギヤ23とを備えている。起振構造は、内刃20を軸心方向へ移動操作する起振枠85と、モーター45と起振枠85との間に設けられて、モーター45の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構を含む。以て、内刃20を、起振構造を介して起振枠85に伝動された往復動力で、強制的に高速振動できるように構成する。
本発明においては、内刃20、内刃フレーム21、および内刃ギヤ23などを備えた内刃ユニット17を、ヘッドケース19で内刃20の軸心方向に沿って往復スライド自在に案内支持した。そのうえで、起振構造でモーター45の回転動力を往復動力に変換し、内刃フレーム21に伝動できるようにした。
したがって、本発明の電気かみそりによれば、内刃20を主動力系15で回転駆動しながら、同時に内刃ユニット17の全体を強制的に高速振動させて、切刃20bによる引き切りを確実に行うことができ、その分だけメイン刃13の切れ味を的確に向上できる。内刃ユニット17の全体を強制的に往復駆動して、肌面に微振動を与えながらひげ切断を行えるので、肌面に沿って倒れこんだひげやくせ毛などをメイン刃13の刃穴内へ積極的に導入して、メイン刃13によるひげ切断をさらに効果的に行うことができる。
内刃駆動用の主動力系15から分岐される起振動力系48と、起振動力系48と内刃フレーム21との間に設けられて、起振動力系48で伝動された回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構とで構成した起振構造によれば、主動力系15とは無関係に内刃ユニット17の駆動振動数を自由に設定できるので、内刃20の駆動回転数や、切刃20bのリード角など切断効果を大きく左右するパラメーターに応じて、内刃20の駆動振動数を最適化できる。
内刃駆動用の主動力系15と内刃フレーム21との間に設けられる往復動力伝動機構で起振構造を構成し、主動力系15と往復動力伝動機構との分岐部分に、主動力系15の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構を設けるようにすると、より少ない構成部品点数で起振構造を構成できるので、起振構造を備えた電気かみそりをより低コストで提供できる。
かみそりヘッド2にメイン刃13と、主として長毛を切断する第2切断刃14とを隣接配置した電気かみそりによれば、メイン刃13で短毛を切断しながら、長毛やねじ曲がったくせ毛などを第2切断刃14で同時に切断して、効果的にひげ剃りを行える。メイン刃13の内刃20の振幅を、第2切断刃14の内刃40の振幅より充分に小さく設定すると、内刃ユニット17が往復振動するときの運動慣性力を小さくできるので、かみそりヘッド2が異常振動するのを確実に防止できる。さらに、運動慣性力が小さい分だけモーター45の駆動負荷を軽減できる利点もある。
本発明の別の電気かみそりでは、内刃20と、内刃20を軸支する内刃フレーム21と、内刃ギヤ23などで内刃ユニット17を構成した。内刃20は、内刃フレーム21で回転自在に、しかも軸心に沿って往復移動可能に支持し、内刃20を軸心方向へ移動操作するための起振枠85を新たに設けた。そのうえで、モーター45と起振枠85との間に設けた往復動力変換機構でモーター45の回転動力を往復動力に変換したのち、起振枠85に伝動することにより、内刃20のみを往復駆動できるようにした。
上記のように内刃20を往復駆動できるようにした電気かみそりによれば、内刃20を主動力系15で回転駆動しながら、同時に内刃20を強制的に高速振動させて、切刃20bによる引き切りを確実に行うことができ、その分だけメイン刃13の切れ味を的確に向上できる。さらに、内刃20のみを駆動して高速振動させるので、内刃ユニット17の全体を往復駆動する場合に比べて往復振動時の運動慣性力を小さくして、かみそりヘッド2の振動を抑止できる。
(実施例) 図1ないし図10は本発明に係る電気かみそりの実施例を示す。図2および図3において電気かみそりは、グリップを兼ねる本体ケース1と、本体ケース1の上側に配置されるかみそりヘッド2とを備えている。本体ケース1の内部には、2次電池3および制御基板4などを収容し、ケース前面の上下に表示パネル5やスイッチパネル6などが組み付けてある。ケース背面にはきわ剃刃ユニット7が組み込んである。
表示パネル5は、半透明のハーフミラーで形成されており、電気かみそりの使用時にはモーター45の稼動状態や運転モードなどを表示でき、モーター45を停止した状態では、ひげそり結果を確認するための鏡として使用することができる。スイッチパネル6には、モーター45を起動あるいは停止させるための押しボタン型のスイッチボタン10と、モーター45の運転モードを切り換える押しボタン型のスイッチボタン11とが設けてある。
図2、図4および図5においてかみそりヘッド2には、基本構造体となる動力モジュールMと、前後一対のメイン刃13・13と、両メイン刃13の間に配置されるセンター刃(第2切断刃)14と、モーター45の動力をメイン刃13の内刃20に伝動する主動力系15と、内刃20を強制的に往復駆動する起振構造などが組み込んである。かみそりヘッド2は後述するフロート機構を介して本体ケース1に取り付けられている。
メイン刃13は、内刃ユニット17および外刃ユニット18で構成してあり、これら両ユニット17・18は動力モジュールMに固定したヘッドケース19に対して、それぞれ着脱可能に装着してある。図4ないし図7において、内刃ユニット17は、ロータリー刃構造の内刃20と、内刃20を軸支する内刃フレーム21と、内刃20の一側端に固定される内刃ギヤ23などで構成する。内刃20は、円柱状に形成されるプラスチック製のホルダー20aの周面に、金属製の一群の切刃20bをスパイラル状に植設固定して構成してあり(図7参照)、ホルダー20aの両端のそれぞれに内刃軸24が突設してある。
図4および図9に示すように、内刃フレーム21は左右横長のベース壁21aと、ベース壁21aの両側上面に突設される軸受壁21bとを一体に備えた、左右に長い逆門形のプラスチック成形品からなり、一対の軸受壁21bで内刃軸24を軸支することにより、内刃20を回転自在に支持している。ベース壁21aの底面左右には、スライドベース22でスライド案内される逆L字状のレール25が前後一対ずつ突設してある。左方の軸受壁21bから突出する内刃軸24には、各内刃20と同行回転する内刃ギヤ23・23が固定され、片方の内刃ギヤ23の下方に逆転ギヤ26とが回転自在に軸支してある。
内刃ユニット17を左右スライド自在に案内支持するために、ヘッドケース19の上面にスライドベース22が着脱自在に装着してある。スライドベース22は平板状のプラスチック成形品からなり、その下面4箇所に係合溝28が凹み形成され、板面の前後にガイド溝29が形成してある。
図7に示すようにレール25がガイド溝29に係合する状態で内刃フレーム21をスライドベース22に組み付け、さらにスライドベース22をヘッドケース19に上方から装着することにより、ヘッドケース19に設けた4個のロック爪30(図4参照)が係合溝28と係合してスライドベース22を分離不能にロック保持する。この装着状態において、内刃ギヤ23と逆転ギヤ26とが、主動力系15の終段ギヤ53と噛み合って動力を受け継ぐ状態になっており、さらに内刃ユニット17は各ギヤ23・26・53が噛み合った状態のままで、軸心方向へ往復スライドできる。そのために、終段ギヤ53のギヤ幅は内刃ユニット17のスライドストロークを考慮して広幅に形成してある。なお、先の内刃ギヤ23と逆転ギヤ26とは、ギヤ歯が終段ギヤ53のギヤ幅の範囲内に位置する状態で、終段ギヤ53と噛み合っていることが好ましいが、場合によってはギヤ歯の一部がギヤ幅からはみ出る状態で終段ギヤ53と噛み合っていてもよい。
図4および図6において外刃ユニット18は、上下面が開口する外刃ホルダー32と、外刃ホルダー32に着脱可能に装着される刃体ユニット33とからなる。刃体ユニット33は、上下面が開口する外刃フレーム34と、外刃フレーム34で逆U字状に保形される網刃からなる前後一対の外刃35・35などで構成してある。両外刃35・35の間にセンター刃14が配置され、外刃フレーム34に対して着脱可能に装着してある。外刃ホルダー32の両側壁には、刃体ユニット33をロック保持するロックボタン36が設けてある。このロックボタン36を押し込み操作すると、刃体ユニット33を外刃ホルダー32から取り外すことができる。
ヘッドケース19の上面に装着した外刃ユニット18を分離不能にロック保持するために、ヘッドケース19の内面左右にロック体37を設け、このロック体37をばね38で外刃ホルダー32と係合する向きにロック付勢している(図4参照)。ロック体37をばね38に抗して押し込み操作すると、外刃ホルダー32の内面の係合凹部とロック体37の係合爪との係合が解除されるので、外刃ユニット18をヘッドケース19から取り外すことができる。
図4および図5においてセンター刃14は、外センター刃(外刃)40および内センター刃(内刃)41と、内センター刃41の内面に固定される受動ピース42と、内センタ−刃41を外センター刃40に押し付け付勢する左右一対の板ばね43などで構成してある。外センタ−刃40および内センタ−刃41は、スリット刃あるいは櫛刃として形成するが、この実施例では両者共櫛刃で形成してある。センター刃14は主に長毛やくせ毛を切断し、メイン刃13は主に短毛を切断するので、両者13・14の協同作用によって長毛から短毛まで同時に剃ることができる。
図5および図8に示すように、動力モジュールMは、横置き配置されるモーター45と、モーターホルダー46と、モーター動力を前後一対の内刃20に伝動する主動力系15と、主動力系15から分岐されてモーター動力をセンター刃14およびきわ剃刃ユニット7に伝動する第2動力系47と、主動力系15から分岐される起振動力系48と、これらの動力系の構成部品を組み込むためのケースやカバー群で構成する。モーターホルダー46の両側端には、左右に対向する側枠49が上向きに突設してある(図4参照)。
図1および図5において主動力系15は、モーター45の出力軸に固定される原動ギヤ51と、原動ギヤ51に噛み合う遊星歯車機構52と、遊星歯車機構52の出力軸と、終段ギヤ53のギヤ軸との間に設けられる巻掛伝動機構54などで構成する。巻掛伝動機構54はタイミングベルトを伝動要素にして構成してあり、終段ギヤ53とともに左側の側枠49に組み付けてある。先に説明したヘッドケース19は、モーターホルダー46と一体化されている。
第2動力系47は、原動ギヤ51に噛み合う第1ギヤ56と、第1ギヤ56の片面に設けられるフェイスギヤ57と、フェイスギヤ57に噛み合うギヤトレイン58と、ギヤトレイン58の終段ギヤの上面に一体に設けられる偏心カム59および偏心ピン60と、偏心カム59に係合するL字形の振動アーム61と、偏心ピン60に係合する振動子62などで構成する。
ギヤトレイン58を介して伝動された回転動力は、偏心カム59と振動アーム61とで往復動力に変換され、振動アーム61の出力腕の下端に設けた駆動溝63(図8参照)を介して、きわ剃刃ユニット7の可動刃へ伝動される。同様に、偏心ピン60と振動子62とで変換された往復動力は、振動子62に設けた駆動軸64を介して受動ピース42へ伝動され、これにより内センター刃41が往復駆動される。
起振構造は、起振動力系48と往復動力変換機構で構成する。往復動力変換機構は起振動力系48の終段に設けられる偏心カム66と、偏心カム66で往復駆動される振動子67と、振動子67の上面に設けられる駆動軸68で構成する。起振動力系48は、第2動力系47の一部を利用して主動力系15から分岐してある。詳しくは、第1ギヤ56と、フェイスギヤ57と、ギヤトレイン58の第1ギヤ58aの上面に一体に設けられる第2ギヤ69と、第2ギヤ69と噛み合う第3ギヤ70とで起振動力系48を構成し、第3ギヤ70の上面に偏心カム66を一体に設けている。
図7に示すように、内刃ユニット17、およびスライドベース22をヘッドケース19に組み付けた状態においては、駆動軸68が内刃フレーム21の下面に形成した受動溝71と係合する。したがって、モーター45を起動すると、その回転動力が起振動力系48で伝動され、さらに偏心カム66と振動子67を経る間に往復動力に変換されて内刃フレーム21に伝動される。その結果、内刃20を回転駆動しながら、内刃ユニット17の全体を軸心方向へ振動させることができる。
因みに、主動力系15の終段ギヤ53における減速比は2.8になっており、モーター45の駆動回転数が10000rpmであるとき、内刃20は約3600rpmで回転駆動される。同様に、第2動力系47のギヤトレイン58の終段ギヤにおける減速比は1.3になっており、内センター刃41は7700回/分で往復駆動される。その振幅は2.4mmとしてある。さらに、起振動力系48の第3ギヤ70における減速比は1.0になっており、内刃ユニット17は10000回/分で往復駆動される。その振幅は0.6mmとしてある。
上記のように、内刃ユニット17の振幅が、内センター刃41の振幅の4分の1にまで小さくしてあると、かみそりヘッド2が内刃ユニット17の振動動作によって過剰に振動するのを防止でき、同時にモーター45に過剰な負荷がかかるのを解消できる。なお、内刃ユニット17の振幅が一定値を越えると、内刃ユニット17の運動慣性力が大きくなり、その分だけモーター45に過剰な負荷がかかることになる。
図8において、かみそりヘッド2を支持するフロート機構は、本体ケース1の上端に固定されるフロートベース73と、フロートベース73の左右の脚片と動力モジュールMとの間に配置される左右一対の圧縮コイル形のばね(図示していない)とからなる。フロートベース73はプレス成形品からなり、その連結座に下面側から挿通した連結ボス75を、モーターホルダー46のねじボスにビス76で締結することにより、かみそりヘッド2と本体ケース1とを連結している。これにより、かみそりヘッド2の全体は、前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ傾動可能に浮動支持される。
以上のように構成した電気かみそりによれば、内刃20を回転駆動しながら、内刃ユニット17の全体を高速度で確実に往復振動できるので、切刃による引き切りを確実に行うことができ、その分だけメイン刃13の切れ味を的確に向上できる。また、内刃20を高速振動させて、肌面に微振動を与えながらひげ切断を行えるので、肌面に沿って倒れこんだひげや、ねじ曲がっているくせ毛などをメイン刃13やセンター刃14の刃穴内へ積極的に導入してひげ切断をさらに効果的に行うことができる。
主動力系15とは別に起振動力系48を設けて内刃ユニット17を往復駆動し、しかも起振構造を確動機構として構成できるので、内刃20の駆動回転数とは無関係に内刃ユニット17の駆動振動数を自由に設定でき、内刃20の駆動回転数や、切刃20bのリード角など切断効果を大きく左右するパラメーターに応じて、内刃20の駆動振動数を最適化できる点で有利である。
図11ないし図13は、それぞれ起振構造の別の実施例を示す。図11においては、モーター45の両側端から出力軸を突出させ、一方の出力軸で主動力系15と第2動力系47を同時に駆動し、残る出力軸で起振動力系48を駆動した。この場合の起振動力系48は、出力軸に固定した第10ギヤ78と、第10ギヤ78に噛み合う第11ギヤ79と、第11ギヤ79と一体に設けたフェイスギヤ80と、フェイスギヤ80に噛み合う第12ギヤ81とで起振動力系48を構成し、第12ギヤ81の上面に偏心カム66を設けた。この実施例における往復動力変換機構は、偏心カム66と、振動子67と、振動子67に設けた駆動軸68で構成される。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱うこととする。
図12においては、起振構造を、専用の第2モーター83と、第2モーター83の出力軸に固定される偏心カム66と、偏心カム66で往復駆動される振動子67と、振動子67に設けた駆動軸68などで構成した。このように、内刃ユニット17は主動力系15用のモーター45とは別の専用モーターで往復駆動することができる。この実施例における往復動力変換機構は、偏心カム66、振動子67、および駆動軸68からなり、起振動力系48は省略してある。
図13に示す実施例は、内刃20のみを起振構造で往復駆動する点が、上記の各実施例と異なっている。そこでは、内刃20の内刃軸24を内刃フレーム21で回転自在に、しかも軸心に沿って往復移動可能に軸支する。左右の内刃軸24には逆門形の起振枠85が相対回転のみ自在に組み付けられている。起振枠85は、内刃フレーム21で左右スライドのみ自在に案内支持されており、その底壁には振動子67の駆動軸68に係合する受動ピース86が固定してある。起振動力系48は図5で説明した構造と同じであり、往復動力変換機構は偏心カム66、振動子67、および駆動軸68からなる。このように、内刃20のみを往復駆動すると、内刃ユニット17の全体を往復駆動する場合に比べて往復振動時の運動慣性力を小さくできるので、かみそりヘッド2が過剰に振動するのを防止できる。
図14は起振構造のさらに別の実施例を示す。そこでは、内刃駆動用の主動力系15と内刃フレーム21との間に設けられる往復動力伝動機構で起振構造を構成し、主動力系15と往復動力伝動機構との分岐部分に、主動力系15の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構を設けた。
具体的には、モーター45の出力軸に固定した偏心カム90で上下に往復駆動される受動ピース91と、受動ピース91の上下動作を受け継いで往復回転するピニオン92と、ピニオン92と噛み合って左右方向へ往復駆動される駆動ブロック93と、駆動ブロック93の上面に固定される駆動軸68、および駆動ブロック93の中央部下面で噛み合うピニオン94などで往復動力伝動機構を構成する。往復動力変換機構は、偏心カム90と受動ピース91とで構成される。このように主動力系15と往復動力伝動機構との分岐部分に、往復動力変換機構を設けると、ギヤトレインを含まない動力系として構成することができる。
図15は起振構造のさらに別の実施例を示す。そこでは、巻掛伝動機構54のタイミングベルト96を利用して起振動力を分岐し、往復動力変換機構で往復動力に変換して内刃フレーム21を往復駆動できるようにした。具体的には、タイミングベルト96に噛み合う受動プーリ97と、受動プーリ97を支持する軸98と、軸98の他端に固定されるフェイスギヤ99と、フェイスギヤ99で回転駆動される終ギヤ100とで起振動力系48を構成し、終ギヤ100に伝動された回転動力を、その上面に設けた偏心カム66と振動子67とで往復動力に変換し、振動子67の上面に設けた駆動軸68で内刃フレーム21を往復駆動できるようにした。このように起振動力系48は、主動力系15の中途部から分岐することができる。
上記の実施例では、ヘッドケース19に装着したスライドベース22で内刃ユニット17の全体を往復スライド自在に支持したが、その必要はなく、内刃フレーム21をヘッドケース19で直接往復スライド自在に支持することができる。また、かみそりヘッド2には、少なくとも1個のメイン刃13が設けてあればよく、1個のメイン刃13と第2切断刃14とが隣接配置してあってもよい。起振動力系47における回転動力を往復動力に変換する機構としては、偏心カム(または偏心ピン)66と振動子67とで構成する以外に、図8で説明した振動アーム61と偏心カム(または偏心ピン)66とを変換要素するなどの構造を採用することができる。
上記の実施例ではモーター45を横置き配置したが、縦置き配置することができる。巻掛伝動機構4は、一群のギヤからなるギヤトレインで構成することができる。振動子67を省略して、内刃フレーム21に設けた長穴状の受動溝71を偏心カム66で直接に往復駆動することができ、その場合の往復動力変換機構は内刃フレーム21に設けた受動溝71と偏心カム66とで構成される。同様に、図13で説明した起振枠85を偏心カム66で直接に往復駆動することができる。
内刃の起振構造を示す原理説明図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 かみそりヘッドの分解断面図である。 かみそりヘッドにおける動力伝動構造を示す説明図である。 一部構造を破断した外刃および内刃の分解側面図である。 内刃ユニットのスライド構造を示す縦断側面である。 かみそりヘッドの縦断側面図である。 内刃ユニットのスライド構造を示す、一部を破断した分解正面図である。 起振動力系の概略平面図である。 動力伝動構造の別の実施例を示す説明図である。 動力伝動構造のさらに別の実施例を示す説明図である。 起振構造の別の実施例を示す説明図である。 起振構造のさらに別の実施例を示す説明図である。 起振構造のさらに別の実施例を示す説明図である。
符号の説明
2 かみそりヘッド
13 メイン刃
14 第2切断刃
15 主動力系
17 内刃ユニット
18 外刃ユニット
19 ヘッドケース
20 内刃
21 内刃フレーム
23 内刃ギヤ
40 第2切断刃の外刃
41 第2切断刃の内刃
45 モーター
47 第2動力系
48 起振動力系
53 終段ギヤ
66 偏心カム
67 振動子
68 駆動軸
85 起振枠

Claims (5)

  1. かみそりヘッド(2)に、メイン刃(13)を構成する内刃ユニット(17)および外刃ユニット(18)と、内刃ユニット(17)および外刃ユニット(18)を支持するヘッドケース(19)と、モーター(45)の回転動力を内刃(20)に伝動する主動力系(15)と、内刃ユニット(17)を往復駆動する起振構造とが配置されており、
    内刃ユニット(17)は、内刃(20)と、内刃(20)を回転自在に軸支する内刃フレーム(21)と、内刃(20)の一方の端部に固定されて、主動力系(15)の終段ギヤ(53)から回転動力を受け継ぐ内刃ギヤ(23)とを備えており、
    内刃ユニット(17)は、ヘッドケース(19)で内刃(20)の軸心方向に沿って往復スライド自在に案内支持されており、
    起振構造は、モーター(45)と内刃フレーム(21)との間に設けられて、モーター(45)の回転動力を往復動力に変換できるよう構成されており、
    内刃ユニット(17)の全体が、起振構造を介して内刃フレーム(21)に伝動された往復動力で、強制的に高速振動できるように構成してあるロータリー式の電気かみそり。
  2. 起振構造が、内刃駆動用の主動力系(15)から分岐される起振動力系(48)と、起振動力系(48)と内刃フレーム(21)との間に設けられて、起振動力系(48)で伝動された回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構とで構成してある請求項1記載のロータリー式の電気かみそり。
  3. 起振構造が、内刃駆動用の主動力系(15)と内刃フレーム(21)との間に設けられる往復動力伝動機構からなり、
    主動力系(15)と往復動力伝動機構との分岐部分に、主動力系(15)の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構が設けてある請求項1記載のロータリー式の電気かみそり。
  4. かみそりヘッド(2)に、メイン刃(13)と、主として長毛を切断する第2切断刃(14)とが隣接配置されており、
    第2切断刃(14)は、外刃(40)と、外刃(40)の内面に沿って往復駆動される内刃(41)とを備えており、
    第2切断刃(14)の内刃41とモーター(45)との間に、モーター(45)の回転動力を往復動力に変換して内刃に伝動する第2動力系(47)が設けられており、
    メイン刃(13)の内刃(20)の振幅が、第2切断刃(14)の内刃(40)の振幅より充分に小さく設定してある請求項1または2記載のロータリー式の電気かみそり。
  5. かみそりヘッド(2)に、メイン刃(13)を構成する内刃ユニット(17)および外刃ユニット(18)と、モーター(45)の回転動力を内刃(20)に伝動する主動力系(15)と、内刃ユニット(17)の内刃(20)を往復駆動する起振構造とが配置されており、
    内刃ユニット(17)は、内刃(20)と、内刃(20)を回転自在に、しかも軸心に沿って往復移動可能に軸支する内刃フレーム(21)と、内刃(20)の一方の端部に固定されて、主動力系(15)の終段ギヤ(53)から回転動力を受け継ぐ内刃ギヤ(23)とを備えており、
    起振構造は、内刃(20)を軸心方向へ移動操作する起振枠(85)と、モーター(45)と起振枠(85)との間に設けられて、モーター(45)の回転動力を往復動力に変換する往復動力変換機構を含み、
    内刃(20)が、起振構造を介して起振枠(85)に伝動された往復動力で、強制的に高速振動できるように構成してあるロータリー式の電気かみそり。
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