JP2011067418A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】効率良く良好な仕上がりを得ることができるとともに肌へのダメージを低減することができる等、種々の要望を満たすことができる電気かみそりを提供する。
【解決手段】電気かみそりは、把持部と把持部の上端部に設けられたヘッド部13とを備える。ヘッド部13の上端には体毛を導入可能な外刃20が複数並設され、外刃20の内部側にはそれぞれ往復駆動可能で外刃20内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃30が設けられる。電気かみそりは、内刃30を往復駆動するとともに、その往復駆動における振幅及び周波数の内の少なくとも一方を、外刃20に応じた値とする駆動手段を備える。駆動手段は、単一の駆動源40と、その可動子40aの動力をそれぞれ分割して各内刃30に伝達するとともにその往復運動の振幅及び周波数を外刃20に応じた値とする動力分割変換機構41とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、髭等の体毛を剃るための電気かみそりに関するものである。
電気かみそりとしては、ヘッド部の上端に体毛を導入可能な外刃がヘッド部の前後方向に沿って複数並設され、前記外刃の内部側にそれぞれヘッド部の幅方向に沿って往復駆動可能で外刃内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃が設けられたものがある。そして、このような電気かみそりは、一般的に全ての内刃を一定の振幅及び周波数で往復駆動している。又、このような電気かみそりとしては、一定の振幅及び周波数で往復駆動しようとする可動子を内刃毎に備え、可動子同士を往復方向にばねで連結することで、例えば1つの内刃に偏って大きな負荷がかかったときに、その振幅が減少しようとするのを抑え、常にバランスの取れた均一な振幅が得られるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平7−313746号公報
ところで、電気かみそりでは、外刃の種類や並設方向(前後方向)の位置によって形状や役割が異なり、その形状や役割に伴ってその外刃に対応した内刃毎に最適な振幅や周波数が異なることがある。よって、上記のように均一な振幅を得ようとすることを含め一定の振幅及び周波数で全ての内刃を往復駆動することは、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージが少ないといった種々の要望を同時に満たすことができなくなる原因の1つとなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、効率良く良好な仕上がりを得ることができるとともに肌へのダメージを低減することができる等、種々の要望を満たすことができる電気かみそりを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、把持部と該把持部の上端部に設けられたヘッド部とを備え、前記ヘッド部の上端には体毛を導入可能な外刃が複数並設され、前記外刃の内部側にはそれぞれ往復駆動可能で前記外刃内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃が設けられた電気かみそりであって、前記内刃を往復駆動するとともに、その往復駆動における振幅及び周波数の内の少なくとも一方を、前記外刃に応じた値とする駆動手段を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、駆動手段にて、内刃が往復駆動されるとともに、その往復駆動における振幅及び周波数の内の少なくとも一方が、前記外刃に応じた値とされる。よって、外刃の種類や並設方向の位置に応じた最適な振幅や周波数で内刃を往復駆動することができ、例えば、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージを低減することができるといった種々の要望を同時に満たすことが可能となる。又、例えば、低消費電力化や低騒音化(うるさいと感じる音の低減)といった要望も満たすことが可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電気かみそりにおいて、前記外刃は、前記並設方向に沿ったスリットを有するスリット刃と、網目状のネット刃とを含み、前記駆動手段は、前記スリット刃に対応する前記内刃の振幅を、前記ネット刃に対応する前記内刃の振幅より大きくすることを要旨とする。
同構成によれば、駆動手段にて、スリット刃に対応する内刃の振幅が、ネット刃に対応する内刃の振幅より大きくされる。よって、外刃の種類(スリット刃とネット刃)に応じた最適な振幅で内刃を往復駆動することができ、例えば、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージを低減することができるといった種々の要望を同時に満たすことが可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、前記外刃は、前記並設方向に沿ったスリットを有するスリット刃と、網目状のネット刃とを含み、前記駆動手段は、前記スリット刃に対応する前記内刃の周波数を、前記ネット刃に対応する前記内刃の周波数より小さくすることを要旨とする。
同構成によれば、駆動手段にて、スリット刃に対応する内刃の周波数が、ネット刃に対応する内刃の周波数より小さくされる。よって、外刃の種類(スリット刃とネット刃)に応じた最適な周波数で内刃を往復駆動することができ、例えば、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージを低減することができるといった種々の要望を同時に満たすことが可能となる。又、特に請求項2に記載の構成にこの構成を適用することで、上記効果を良好に得ることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、前記駆動手段は、可動子を駆動する単一の駆動源と、可動子の動力を分割して各前記内刃に伝達するとともに伝達する動力の振幅及び周波数の内の少なくとも一方を前記外刃に応じた値とする動力分割変換機構とを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、動力分割変換機構にて、単一の駆動源の可動子の動力が分割されて各内刃に伝達されるとともに、伝達される動力の振幅及び周波数の内の少なくとも一方が外刃に応じた値とされる。このようにすると、例えば、複数の駆動源を備えた場合に比べて、小型化を図ることができる。又、複数の駆動源を複数の制御によってそれぞれ駆動する場合に比べて、その制御が容易となり制御回路が単純となる。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、前記駆動手段は、振幅及び周波数の内の少なくとも一方が前記外刃に応じた値となるように前記内刃をそれぞれ駆動する複数の駆動源を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、複数の駆動源にて、振幅及び周波数の内の少なくとも一方が外刃に応じた値となるように、内刃がそれぞれ駆動される。このようにすると、例えば、駆動源の可動子と内刃を直結することができるため、例えば、他の機構を介在させることで発生してしまう機械的なロスが発生しない。又、例えば、他の機構を介在させることで発生してしまう異音が発生しない。又、内刃毎に駆動系統を完全に独立させることができるため、他の機構を介在させることで発生してしまう制約がなく、高い自由度で振幅や周波数の値を設定することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、前記駆動手段は、磁界を発生させる単一の磁界発生手段と、前記磁界発生手段による磁界の変化にて駆動するとともにその動力をそれぞれ前記内刃に伝達する複数の可動子と、各前記可動子の振幅を機械的に前記外刃に応じた値に抑制する振幅抑制手段とを備えたことを特徴とする電気かみそり。
同構成によれば、単一の磁界発生手段による磁界の変化にて複数の可動子が駆動されるとともにその動力がそれぞれ内刃に伝達される。そして、振幅抑制手段にて、各可動子の振幅が機械的に外刃に応じた値に抑制される。このようにすると、例えば、複数の磁界発生手段(即ち独立した複数の駆動源)を備えた場合に比べて、小型化を図ることができる。又、複数の磁界発生手段(即ち独立した複数の駆動源)を複数の制御によってそれぞれ駆動する場合に比べて、その制御が容易となり制御回路が単純となる。又、振幅抑制手段は可動子の振幅を抑制するだけの構成でよいため、例えば、複数のギヤ等は不要であって複雑な機構を必要としない。
本発明によれば、効率良く良好な仕上がりを得ることができるとともに肌へのダメージを低減することができる等、種々の要望を満たすことができる電気かみそりを提供することができる。
本実施形態における電気かみそりの模式斜視図。 本実施の形態におけるヘッド部の模式側面図。 別例におけるヘッド部の模式側面図。 別例における駆動手段を説明するための模式斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、本実施の形態の髭用の電気かみそり11は、使用者が把持可能な把持部12と、該把持部12の上端部に設けられたヘッド部13とを備える。本実施の形態のヘッド部13は、把持部12に対して、例えば、前後方向X(剃り方向)に沿う軸(X軸)を中心とする左右傾動動作と、幅方向Y(剃り方向の直交方向)に沿う軸(Y軸)を中心とする前後傾動動作と、上下(高さ)方向Zへの往復動作(振動)の各動作をすることが可能となるように設けられている。尚、電気かみそり11の前後方向X、幅方向Y、及び上下(高さ)方向Zは、それぞれ互いに直交する方向である。
ヘッド部13の上端、詳しくはヘッドケース13aの上端開口部には、体毛を導入可能な外刃20が自身の短手方向であってヘッド部13の前後方向Xに沿って複数並設されている。又、ヘッド部13において、各外刃20の内部側にはそれぞれ外刃20の長手方向であって前記ヘッド部13の幅方向Yに沿って往復駆動可能で外刃20内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃30が設けられている。尚、外刃20は、図示しない樹脂支持枠に固定されて該樹脂支持枠と共に外刃ブロックを構成し、その樹脂支持枠がヘッドケース13aに対して所定の範囲で上下動可能に支持されるとともに図示しないばねにて上方に付勢されることで、上方からの圧力にて下動可能に設けられている。又、内刃30は、図示しない樹脂支持枠に固定されて該樹脂支持枠と共に内刃ブロックを構成し、その樹脂支持枠が前記幅方向Yに沿って往復駆動可能な後述する各可動部31〜34(図2参照)に連結されて設けられている。
ここで、本実施の形態の外刃20は、前記前後方向Xに沿って4つ並設され、所謂4枚刃とされている。そして、4つの外刃20は、前記前後方向Xの両端及び前端から2番目に配置されるものが網目状(図示略)のネット刃21〜23とされ、前後方向Xの前端から3番目に配置されるものが自身の短手方向(前後方向Xであって外刃20の並設方向)に沿ったスリット(図示略)を有するスリット刃24とされている。又、前記ネット刃21〜23は、短毛が剃りやすいように網目状とされたものである。詳しくは、前後方向Xの両端の通常のネット刃21,22は、網目を構成する多数の枠状の外刃部(一方向に略沿って多数並設される第1外刃部と、該第1外刃部同士を連結すると共に第1外刃部と直交する方向に略沿って多数並設される第2外刃部)の厚さが略一定に設定されている。又、前後方向Xの前端から2番目の仕上げ用のネット刃23は、網目を構成する多数の枠状の外刃部(一方向に略沿って多数並設される第1外刃部と、該第1外刃部同士を連結すると共に第1外刃部と直交する方向に略沿って多数並設される第2外刃部)の厚さが部分的に(例えば第2外刃部のみが)薄く形成され、短いくせ髭等においても剃れやすいように形成されている。又、前記スリット刃24は、長毛が剃りやすいように前後方向X(外刃20の並設方向)に沿って延びるスリットの長さや幅が設定されている。
そして、電気かみそり11は、図2に示すように、内刃30(内刃ブロック)を往復駆動するとともに、その往復駆動における振幅(移動幅)及び周波数の内の少なくとも一方を、外刃20に応じた値とするための単一の駆動源40及び動力分割変換機構41を備える。尚、本実施の形態では、単一の駆動源40及び動力分割変換機構41が駆動手段を構成している。
詳しくは、本実施の形態の駆動源40は、例えば、回転子である可動子40aを回転駆動するモータであって、動力分割変換機構41は複数のギヤを有し、該ギヤによって可動子40aの回転力をそれぞれ分割するとともに往復運動に変換して前記各可動部31〜34に伝達しつつその往復運動の振幅及び周波数を外刃20に応じた値とする。
ここで本実施の形態の駆動手段(動力分割変換機構41)は、スリット刃24に対応する内刃30の振幅を、ネット刃21〜23に対応する内刃30の振幅より大きくするように構成されている。又、本実施の形態の駆動手段(動力分割変換機構41)は、スリット刃24に対応する内刃30の周波数を、ネット刃21〜23に対応する内刃30の周波数より小さくするように構成されている。更に、本実施の形態の駆動手段(動力分割変換機構41)は、仕上げ用のネット刃23に対応する内刃30の周波数を、通常のネット刃21,22に対応する内刃30の周波数より小さくするように構成されている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)駆動手段(駆動源40及び動力分割変換機構41)にて、内刃30が往復駆動されるとともに、その往復駆動における振幅及び周波数が、外刃20に応じた値とされる。よって、外刃20の種類や並設方向の位置に応じた最適な振幅や周波数で内刃30を往復駆動することができ、例えば、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージを低減することができるといった種々の要望を同時に満たすことが可能となる。又、例えば、低消費電力化や低騒音化(うるさいと感じる音の低減)といった要望も満たすことが可能となる。
(2)駆動手段(動力分割変換機構41)にて、スリット刃24に対応する内刃30の振幅が、ネット刃21〜23に対応する内刃30の振幅より大きくされる。又、駆動手段(動力分割変換機構41)にて、スリット刃24に対応する内刃30の周波数が、ネット刃21〜23に対応する内刃30の周波数より小さくされる。よって、外刃の種類(スリット刃とネット刃)に応じた最適な振幅及び周波数で内刃30を往復駆動することができ、より効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得られ、より肌へのダメージを低減することができるといった種々の要望を同時に満たすことが可能となる。更に、駆動手段(動力分割変換機構41)にて、外刃部の厚さが部分的に薄く形成され比較的に肌にダメージを与え易い仕上げ用のネット刃23に対応する内刃30の周波数が、通常のネット刃21,22に対応する内刃30の周波数より小さくされるため、より肌へのダメージを低減することができる。
(3)動力分割変換機構41にて、単一の駆動源40の可動子40aの動力が分割されて各内刃30に伝達されるとともに、伝達される動力の振幅及び周波数が外刃20に応じた値とされる。このようにすると、例えば、複数の駆動源を備えた場合に比べて、小型化を図ることができる。又、複数の駆動源を複数の制御によってそれぞれ駆動する場合に比べて、その制御が容易となり制御回路が単純となる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、駆動手段は、駆動源40及び動力分割変換機構41を含むとしたが、内刃30を往復駆動するとともに、その往復駆動における振幅及び周波数の内の少なくとも一方を、外刃20(その種類や並設方向の位置)に応じた値とすることができれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、図3に示すように、駆動手段を、振幅及び周波数の内の少なくとも一方が外刃20に応じた値となるように内刃30をそれぞれ駆動する複数の駆動源(例えば、複数のリニアモータ)51〜54に変更してもよい。このようにすると、例えば、駆動源51〜54の可動子(図示略)と内刃30を直結することができるため、例えば、他の機構(動力分割変換機構41等)を介在させることで発生してしまう機械的なロスが発生しない。又、例えば、他の機構(動力分割変換機構41等)を介在させることで発生してしまう異音が発生しない。又、内刃30毎に駆動系統を完全に独立させることができるため、他の機構(動力分割変換機構41等)を介在させることで発生してしまう制約がなく、高い自由度で振幅や周波数の値を設定することができる。
又、例えば、図4に示すように、駆動手段を、単一の磁界発生手段61と、複数の可動子62と、振幅抑制手段としてのばね63〜66に変更してもよい。磁界発生手段61は、コア61aとコア61aに巻装されたコイル61bとを有し、コイル61bへの電力供給に基づき方向の異なる磁界を交互に発生させる。複数の可動子62は、それぞれ磁界発生手段61と対向して配置されるとともにそれぞれ内刃(図示略)に連結固定され、磁界発生手段61による磁界の変化にてそれぞれ往復駆動するとともにその動力をそれぞれ内刃に伝達する。ばね63〜66は、各可動子62の振幅を機械的に外刃(図示略)に応じた値に抑制すべく、前記ヘッドケース(図示略)と各可動子62とをそれぞれ連結するとともに外刃に応じてばね定数がそれぞれ(外刃に対応するように)設定されている。尚、この例では、スリット刃に対応する内刃の振幅が、ネット刃に対応する内刃30の振幅より大きくなるように、ばね63〜66のばね定数が設定されている。このようにすると、例えば、複数の磁界発生手段(即ち独立した複数の駆動源)を備えた場合に比べて、小型化を図ることができる。又、複数の磁界発生手段(即ち独立した複数の駆動源)を複数の制御によってそれぞれ駆動する場合に比べて、その制御が容易となり制御回路が単純となる。又、振幅抑制手段は可動子62の振幅を抑制するだけの構成でよく、この例のようにばね定数の異なるばね63〜66等で実施できるため、例えば、複数のギヤ等は不要であって複雑な機構を必要としない。
・上記実施の形態では、特に言及していないが、2つの通常のネット刃21,22の形状が同じであっても、それらの並設方向の位置(前端か後端かに応じて)振幅及び周波数の内の少なくとも一方を異ならせてもよい。又、前記振幅及び周波数の内の少なくとも一方は、外刃20に応じた値とすれば、特に全ての外刃20毎に異ならせる必要はなく、少なくとも1つの内刃30の振幅及び周波数の内の少なくとも一方を他のものに対して異ならせた構成であればよい。例えば、ネット刃21〜23に対応する内刃30の振幅及び周波数を全て同じとして、それとスリット刃24に対応する内刃30の振幅及び周波数とを異ならせてもよい。
・上記実施の形態の振幅や周波数(その大小)は、例えば外刃の種類(形状)や並設方向の位置や実験結果等に応じて、所望の効果(例えば、低消費電力化や低騒音化等)を有するように適宜変更してもよい。
・上記実施の形態では4つの外刃20(ネット刃21〜23及びスリット刃24)が並設されたものであるとしたが、これに限定されず、外刃は複数であればよく、例えば前記前後方向Xに沿って3つ並設された(例えば2つのネット刃と1つのスリット刃が並設された)、所謂3枚刃のものに具体化してもよい。又、勿論、5枚刃以上のものとしてもよい。
・上記実施の形態では、髭用の電気かみそり11に適用したが、髭以外の体毛の切除を行う電気かみそりに適用してもよい。
12…把持部、13…ヘッド部、20…外刃、21〜23…外刃の1つであるネット刃、24…外刃の1つであるスリット刃、30…内刃、40…単一の駆動源、40a…可動子、41…動力分割変換機構、51〜54…複数の駆動源、61…磁界発生手段、62…可動子、63〜66…ばね(振幅抑制手段)。

Claims (6)

  1. 把持部と該把持部の上端部に設けられたヘッド部とを備え、
    前記ヘッド部の上端には体毛を導入可能な外刃が複数並設され、前記外刃の内部側にはそれぞれ往復駆動可能で前記外刃内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃が設けられた電気かみそりであって、
    前記内刃を往復駆動するとともに、その往復駆動における振幅及び周波数の内の少なくとも一方を、前記外刃に応じた値とする駆動手段を備えたことを特徴とする電気かみそり。
  2. 請求項1に記載の電気かみそりにおいて、
    前記外刃は、前記並設方向に沿ったスリットを有するスリット刃と、網目状のネット刃とを含み、
    前記駆動手段は、
    前記スリット刃に対応する前記内刃の振幅を、前記ネット刃に対応する前記内刃の振幅より大きくすることを特徴とする電気かみそり。
  3. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    前記外刃は、前記並設方向に沿ったスリットを有するスリット刃と、網目状のネット刃とを含み、
    前記駆動手段は、
    前記スリット刃に対応する前記内刃の周波数を、前記ネット刃に対応する前記内刃の周波数より小さくすることを特徴とする電気かみそり。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記駆動手段は、
    可動子を駆動する単一の駆動源と、可動子の動力を分割して各前記内刃に伝達するとともに伝達する動力の振幅及び周波数の内の少なくとも一方を前記外刃に応じた値とする動力分割変換機構とを備えたことを特徴とする電気かみそり。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記駆動手段は、
    振幅及び周波数の内の少なくとも一方が前記外刃に応じた値となるように前記内刃をそれぞれ駆動する複数の駆動源を備えたことを特徴とする電気かみそり。
  6. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    前記駆動手段は、
    磁界を発生させる単一の磁界発生手段と、前記磁界発生手段による磁界の変化にて駆動するとともにその動力をそれぞれ前記内刃に伝達する複数の可動子と、各前記可動子の振幅を機械的に前記外刃に応じた値に抑制する振幅抑制手段とを備えたことを特徴とする電気かみそり。
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