JP2011067422A - 電気かみそり - Google Patents

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Shunsuke Komori
俊介 小森
Hiroaki Shimizu
宏明 清水
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Toshio Ikuta
利夫 生田
Shin Hosokawa
慎 細川
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Abstract

【課題】顎先等の特に肌の凸部分にフィットし易く効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる電気かみそりを提供する。
【解決手段】電気かみそりは、把持部と把持部の上端部に設けられたヘッド部13とを備える。ヘッド部13の上端には体毛を導入可能な外刃20がヘッド部13の前後方向Xに沿って複数並設され、外刃20の内部側にはそれぞれ往復駆動可能で外刃20内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃が設けられる。そして、4つの外刃20(ネット刃21〜24)は、上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所(点K)で交差するように設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、髭等の体毛を剃るための電気かみそりに関するものである。
電気かみそりとしては、ヘッド部の上端に体毛を導入可能な外刃がヘッド部の前後方向に沿って複数並設され、前記外刃の内部側にそれぞれヘッド部の幅方向に沿って往復駆動可能で外刃内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃が設けられたものがある。そして、このような電気かみそりとしては、前後方向に一対(2つ)の外刃が設けられ、それら外刃の長手方向(幅方向)一端部同士及び他端部同士がそれぞれ連結されて、例えば一方の外刃の一端部が上下動すると、他方の外刃の一端部が逆方向に上下動するものがある(例えば、特許文献1参照)。このような電気かみそりでは、肌の凹凸によっては一方の外刃と他方の外刃が互い違いに(逆向きに)傾斜して肌にフィットして効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
特開平5−84364号公報(図5(B)参照)
しかしながら、上記のような電気かみそりでは、2つの外刃が互い違いに(逆向きに)傾斜可能ではあるが、例えば、一方(前方)の外刃の長手方向(幅方向)一端部と強く接触しつつ他方(後方)の外刃の長手方向(幅方向)他端部と強く接触するような肌形状は少なく、そのようには傾斜し難い。よって、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりが得難かった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、顎先等の特に肌の凸部分にフィットし易く効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる電気かみそりを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、把持部と該把持部の上端部に設けられたヘッド部とを備え、前記ヘッド部の上端には体毛を導入可能な外刃が自身の短手方向であって前記ヘッド部の前後方向に沿って複数並設され、前記外刃の内部側にはそれぞれ前記外刃の長手方向であって前記ヘッド部の幅方向に沿って往復駆動可能で前記外刃内に導入された体毛を切除するための内刃が設けられた電気かみそりであって、複数の前記外刃の内の少なくとも2つは、上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを要旨とする。
同構成によれば、複数の外刃の内の少なくとも2つは、上端同士が前後方向から見て幅方向の一箇所で交差するように設けられるため、顎先等の特に肌の凸部分に自然とフィットし易く、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電気かみそりにおいて、複数の前記外刃は、複数の同じ種類の外刃を含み、その同じ種類の外刃の上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを要旨とする。
同構成によれば、同じ種類の外刃の上端同士が前後方向から見て幅方向の一箇所で交差するように設けられるため、交差した点から幅方向両方に同じ種類の外刃が配置されることになり、更に効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、複数の前記外刃は、それぞれ上方に付勢された状態で下動可能に設けられるものであって、前記ヘッド部における前記外刃の長手方向両側と対応した位置には、少なくとも1つの前記外刃の上方へのそれ以上の移動を規制するための上方規制部が設けられ、その上方規制部の上下方向の位置を前記長手方向の両側で異ならせることで、前記上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するようにしたことを要旨とする。
同構成によれば、上方規制部の上下方向の位置を長手方向の両側で異ならせるといった簡単な具体的構成で、請求項1又は2に記載の発明の効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、複数の前記外刃の内の少なくとも1つは、前記ヘッド部における前記幅方向の中間部で前記前後方向に沿った軸を中心に回動可能に支持され、前記幅方向の前記中間部から偏った位置で上下方向に付勢することで、前記上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを要旨とする。
同構成によれば、外刃をヘッド部における幅方向の中間部で前後方向に沿った軸を中心に回動可能に支持し、幅方向の中間部から偏った位置で上下方向に付勢するといった簡単な具体的構成で、請求項1又は2に記載の発明の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、複数の前記外刃は、前記前後方向から見て全ての前記外刃の上端を組み合わせた上端形状が前記幅方向の中心線に対して対称となるように設けられたことを要旨とする。
同構成によれば、複数の外刃は、前後方向から見て全ての外刃の上端を組み合わせた上端形状が幅方向の中心線に対して対称となるように設けられるため、顎先等の特に左右対称な肌の凸部分に自然とフィットし易く、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように前記幅方向に対して傾斜した前記上端が前記幅方向に沿った状態となるように切り替えるための切替手段を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、例えば局所を狙って剃りたい場合には切替手段にて、前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように前記幅方向に対して傾斜した前記上端を前記幅方向に沿った状態に切り替えることで、局所が狙い易くなり、該局所の体毛も良好に切除することができる。
本発明によれば、顎先等の特に肌の凸部分にフィットし易く効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる電気かみそりを提供することができる。
本実施形態における電気かみそりの模式斜視図。 (a)本実施の形態におけるヘッド部の模式左側面図。(b)同じくヘッド部の模式正面図。(c)同じくヘッド部の模式右側面図。 別例における電気かみそりの模式斜視図。 (a)別例におけるヘッド部の模式左側面図。(b)同じくヘッド部の模式正面図。(c)同じくヘッド部の模式右側面図。 別例における電気かみそりの模式斜視図。 (a)別例におけるヘッド部の模式左側面図。(b)同じくヘッド部の模式正面図。(c)同じくヘッド部の模式右側面図。 別例における電気かみそりの模式斜視図。 (a)別例におけるヘッド部の模式右側面図。(b)同じくヘッド部の模式背面図。(c)同じくヘッド部の模式左側面図。 (a)別例におけるヘッド部の模式右面図。(b)同じくヘッド部の模式背面図。(c)同じくヘッド部の模式左側面図。 別例におけるヘッド部の模式平面図。 別例におけるヘッド部の模式正面図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、本実施の形態の髭用の電気かみそり11は、使用者が把持可能な把持部12と、該把持部12の上端部に設けられたヘッド部13とを備える。本実施の形態のヘッド部13は、把持部12に対して、例えば、前後方向X(剃り方向)に沿う軸(X軸)を中心とする左右傾動動作と、幅方向Y(剃り方向の直交方向)に沿う軸(Y軸)を中心とする前後傾動動作と、上下(高さ)方向Zへの往復動作(振動)の各動作をすることが可能となるように設けられている。尚、電気かみそり11の前後方向X、幅方向Y、及び上下(高さ)方向Zは、それぞれ互いに直交する方向である。
ヘッド部13の上端、詳しくはヘッドケース13aの上端開口部には、体毛を導入可能な外刃20が自身の短手方向であってヘッド部13の前後方向Xに沿って複数並設されている。又、ヘッド部13において、各外刃20の内部側にはそれぞれ外刃20の長手方向であって前記ヘッド部13の幅方向Yに略沿って往復駆動可能で外刃20内に導入された体毛を挟んで切除するための内刃30が設けられている。尚、内刃30は、図示しない樹脂支持枠に固定されて該樹脂支持枠と共に内刃ブロックを構成し、その樹脂支持枠が前記幅方向Yに沿って往復駆動可能な図示しない駆動軸に連結されて設けられている。
ここで、外刃20は、図示しない樹脂支持枠に固定されて該樹脂支持枠と共に外刃ブロックを構成し、その樹脂支持枠がヘッドケース13aに対して上下動可能に支持されるとともにばねB(図2参照)にて上方に付勢されることで、上方からの圧力にて下動可能に設けられている。
詳しくは、ヘッド部13のヘッドケース13aにおける各外刃20(外刃ブロック)の長手方向両側と対応した位置には、それぞれ幅方向Yに貫通する規制孔41a,41b〜45a,45bが形成されている。一方、各外刃20(外刃ブロック)の長手方向両側には、前記規制孔41a,41b〜45a,45b内に上下動可能にそれぞれ挿入される係合凸部20aが(詳しくは、各外刃20と一体的に設けられる樹脂支持枠に)凸設されている。そして、外刃20の長手方向両側において該外刃20(外刃ブロック)の下面とヘッドケース13aとの間に上下方向に圧縮状態で介在されるばねB(図2参照)にて外刃20(外刃ブロック)が上方に付勢されることで、同外刃20(外刃ブロック)は上方からの圧力にて下動可能とされている。
そして、その初期状態(下動されていない状態)において複数の外刃20の内の少なくとも2つは、上端同士が前後方向から見て幅方向Yの中間部の一箇所(図2(b)中、点K)で交差するように設けられている。本実施の形態では、規制孔41a,41b〜44a,44bの上方の内面である上方規制部41c,41d〜44c,44dの上下方向の位置を前記長手方向(幅方向Y)の両側で異ならせることで、前記上端同士が前後方向から見て幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するようにしている。
又、本実施の形態の外刃20は、前記前後方向Xに沿って5つ並設され、所謂5枚刃とされている。そして、同じ種類の外刃20の上端同士が前後方向から見て幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するように設定されている。
詳しくは、5つの外刃20は、前記前後方向Xの両端及びその両端から2番目に配置されるものが網目状(図示略)のネット刃21〜24とされ、前後方向Xの中心に配置されるものが自身の短手方向(前後方向X)に沿ったスリット(図示略)を有するスリット刃25とされている。尚、前記ネット刃21〜24は、短毛が剃りやすいように網目状とされたものである。詳しくは、前後方向Xの両端の通常のネット刃21,22は、網目を構成する多数の枠状の外刃部(一方向に略沿って多数並設される第1外刃部と、該第1外刃部同士を連結すると共に第1外刃部と直交する方向に略沿って多数並設される第2外刃部)の厚さが略一定に設定されたものである。又、前後方向Xの両端から2番目の仕上げ用のネット刃23,24は、網目を構成する多数の枠状の外刃部(一方向に略沿って多数並設される第1外刃部と、該第1外刃部同士を連結すると共に第1外刃部と直交する方向に略沿って多数並設される第2外刃部)の厚さが部分的に(例えば第2外刃部のみが)薄く形成され、短いくせ髭等においても剃れやすいように形成されたものである。又、前記スリット刃25は、長毛が剃りやすいように前後方向X(外刃20の並設方向)に沿って延びるスリットの長さや幅が設定されたものである。
そして、同じ種類である前後方向Xの両端の通常のネット刃21,22の上端同士が前後方向から見て、互いに逆方向に傾斜して、幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するように対応する前記上方規制部41c,41d,42c,42dの上下方向の位置が幅方向Yの両側で異なるように設定されている。即ち、本実施の形態では、前端のネット刃21と対応する上方規制部41c,41dは、前方から見て(図2(b)参照)ネット刃21が右上がりとなるように、右側の上方規制部41cが高く、左側の上方規制部41dが低く形成されている。又、後端のネット刃22と対応する上方規制部42c,42dは、前方から見て(図2(b)参照)ネット刃22が右下がりとなるように、右側の上方規制部42cが低く、左側の上方規制部42dが高く形成されている。
又、同じ種類である前後方向Xの両端から2番目の仕上げ用のネット刃23,24の上端同士が前後方向から見て、互いに逆方向に傾斜して、幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するように対応する前記上方規制部43c,43d,44c,44dの上下方向の位置が幅方向Yの両側で異なるように設定されている。即ち、本実施の形態では、前端から2番目のネット刃23と対応する上方規制部43c,43dは、前方から見て(図2(b)参照)ネット刃23が右下がりとなるように、右側の上方規制部43cが低く、左側の上方規制部43dが高く形成されている。又、後端から2番目のネット刃24と対応する上方規制部44c,44dは、前方から見て(図2(b)参照)ネット刃24が右上がりとなるように、右側の上方規制部44cが高く、左側の上方規制部44dが低く形成されている。
又、本実施の形態では、上記構成により、前方側の2つのネット刃21,23の上端同士、及び後方側の2つのネット刃22,24の上端同士も、前後方向から見て幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)でそれぞれ交差するように設定されている。
又、本実施の形態では、スリット刃25は、前後方向から見て、傾斜しないように(言い換えると幅方向Yと沿うように)、対応する前記上方規制部45c,45dの上下方向の位置が幅方向Yの両側で同じとなるように設定されている。
又、複数(5つ)の外刃20は、前後方向から見て(図2(b)参照)全ての外刃20の上端を組み合わせた上端形状が前記幅方向Yの中心線Lに対して対称となるように設定されている。尚、本実施の形態では、ネット刃21〜24の傾斜角度が逆向きでありながらも同じ角度とされることで、全ての外刃20の上端を組み合わせた前記上端形状が中心線Lに対して対称とされている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)4つの外刃20(ネット刃21〜24)は、上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所(図2(b)中、点K)で交差するように設けられるため、顎先等の特に肌の凸部分に自然とフィットし易く、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
(2)同じ種類の外刃20(通常のネット刃21,22と、仕上げ用のネット刃23,24)の上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部で交差するように設けられるため、交差した点Kから幅方向両方に同じ種類の外刃20が配置されることになり、更に効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。即ち、異なる種類の外刃の上端同士を交差させただけの構成では、交差した点から幅方向両方に異なる種類の外刃が配置され、交差した点から幅方向両方で異なる剃り具合となってしまうが、上記構成では交差した点から幅方向両方で同様の剃り具合を得ることができるため、更に効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
(3)上方規制部41c,41d〜44c,44dの上下方向の位置を幅方向Y(長手方向)の両側で異ならせることで、前記上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するようにしたため、簡単な具体的構成で上記効果(1),(2)を得ることができる。
(4)複数(5つ)の外刃20は、前後方向から見て(図2(b)参照)全ての外刃20の上端を組み合わせた上端形状が前記幅方向Yの中心線Lに対して対称となるように設けられるため、顎先等の特に左右対称な肌の凸部分に自然とフィットし易く、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の外刃20の配置は、複数の外刃20の内の少なくとも2つの上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所で交差するように設けられれば、変更してもよい。
例えば、図3及び図4に示すように変更してもよい。この例では、前方側の2つのネット刃21,23の上端同士、及び後方側の2つのネット刃22,24の上端同士が、前後方向から見て幅方向Yの中間部(図4(b)中、点K)でそれぞれ交差するものの、同じ種類の外刃20(通常のネット刃21,22と、仕上げ用のネット刃23,24)の上端同士は前後方向から見て一致し、交差していない。より詳しくは、この例(図3及び図4参照)では、後端のネット刃22と対応する上方規制部42c,42dは、前方から見て(図4(b)参照)ネット刃22が右上がりとなるように、右側の上方規制部42cが高く、左側の上方規制部42dが低く形成されている点が上記実施の形態(図1及び図2参照)と異なる。又、後端から2番目のネット刃24と対応する上方規制部44c,44dは、前方から見て(図4(b)参照)ネット刃24が右下がりとなるように、右側の上方規制部44cが低く、左側の上方規制部44dが高く形成されている点が上記実施の形態(図1及び図2参照)と異なる。このようにしても、上記実施の形態の効果(1),(3),(4)と略同様の効果を得ることができる。
又、例えば、図5及び図6に示すように変更してもよい。この例では、前後方向Xの両端から2番目の仕上げ用のネット刃23,24の上端同士が前後方向から見て幅方向Yの中間部(図6(b)中、点K)で交差するものの、前後方向Xの両端の通常のネット刃21,22の上端は前後方向から見て傾斜しないように(言い換えると幅方向Yと沿うように)設けられ、一致し、交差していない。より詳しくは、この例(図5及び図6参照)では、前後方向Xの両端の通常のネット刃21,22は、前後方向から見て、傾斜しないように(言い換えると幅方向Yと沿うように)、対応する前記上方規制部41c,41d,42c,42dの上下方向の位置が幅方向Yの両側で同じとされている点が上記実施の形態(図1及び図2参照)と異なる。このようにしても、上記実施の形態の効果と略同様の効果を得ることができる。
又、例えば、上記実施の形態では、外刃20は、前後方向Xに沿って5つ並設された所謂5枚刃であるとしたが、複数(所謂2枚刃以上)であればよく、その内の少なくとも2つの上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所で交差するように設けられれば変更してもよい。
又、例えば、上記実施の形態では、スリット刃25が1つであるとしたが、スリット刃25を複数とし、そのスリット刃25の上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所で交差するように設けてもよい。又、勿論、上記した以外の種類の外刃を備えた構成としてもよく、更にそれらも含めて、その内の少なくとも2つの上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部の一箇所で交差するように設けられれば変更してもよい。
・上記実施の形態及び別例の電気かみそりに、前記前後方向Xから見て前記幅方向Yの中間部で交差するように前記幅方向Yに対して傾斜した前記上端が前記幅方向Yに沿った状態となるように切り替えるための切替手段を備えてもよい。例えば、上記別例(図5及び図6参照)を、図7〜図9に示すように変更してもよい。この例では、ヘッドケース13aに切替手段としての切替レバー51が設けられ、切替レバー51を操作することで後端から2番目のネット刃24が前記幅方向Yに沿った(傾斜していない)状態に切り替え可能とされている。
詳しくは、切替レバー51は、ヘッドケース13aの背面上の幅方向Yの中心位置において前後方向Xに沿った軸P中心で回動可能に設けられ、その幅方向両端に前記規制孔44a,44bに上下動可能に外部から挿入されてその下面が(上記実施の形態の上方規制部44c,44dに換わって)上方規制部J1,J2を構成する可動規制部51a,51bを有する。又、この例では、規制孔44a,44bの上方の内面が上記別例(図5及び図6参照)に比べて上方となるように形成されている。そして、通常状態においては図7及び図8に示すように、上記別例(図5及び図6参照)と同様の状態となるように、後方から見て(図8(b)参照)ネット刃24が右下がりとなるように、後方から見て右側(左側面)の可動規制部51b(上方規制部J2)が低く、左側(右側面)の可動規制部51a(上方規制部J1)が高くなるようにしている。そして、切替レバー51を、図9に示すように、軸P中心で回動操作して、可動規制部51a,51b(上方規制部J1,J2)の上下方向の位置を互いに同じとなるようにすることで、ネット刃24の上端が前記幅方向Yに沿った(傾斜していない)状態に切り替え可能とされている。このようにすると、例えば局所を狙って剃りたい場合には切替レバー51にて、ネット刃24の上端を前記幅方向Yに沿った(傾斜していない)状態に切り替えることで、局所が狙い易くなり、該局所の体毛も良好に切除することが可能となる。尚、図示は省略するが、例えば、ヘッドケース13a及び切替レバー51には、切替レバー51が各状態でヘッドケース13aに対して保持されるように互いに係合する係合保持部を設けることが望ましい。又、勿論、同様な状態に切り替えることができれば切替レバー51は他の構成の切替手段に変更してもよい。更に勿論、他の電気かみそり(例えば、上記実施の形態や別例における電気かみそり)において、各外刃20の上端を前記幅方向Yに沿った(傾斜していない)状態に切り替え可能としてもよい。
・上記実施の形態では、上方規制部41c,41d〜44c,44dの上下方向の位置を幅方向Y(長手方向)の両側で異ならせることで、前記上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部(図2(b)中、点K)で交差するようにしたが、交差させることができれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、図10及び図11に示すように変更してもよい。この例では、複数(3つ)の外刃20(ネット刃21,23及びスリット刃25)の内の前後方向Xの両端のネット刃21,23は、ヘッド部13(ヘッドケース13a)における幅方向Yの中間部(中心位置)で前後方向Xに沿った軸Q中心に回動可能に支持されている。そして、ネット刃21,23は、幅方向Yの中間部(中心位置)からそれぞれ異なる方向に偏った位置でばねBa,Bbにて上下方向に付勢されることで、前記上端同士が前後方向Xから見て幅方向Yの中間部(図11中、点K)で交差するように設けられている。このようにしても、簡単な具体的構成で顎先等の特に肌の凸部分に自然とフィットし易く、効率良く(少ない往復動作で)良好な仕上がりを得ることができる。
・上記実施の形態では、複数(5つ)の外刃20は、前後方向から見て(図2(b)参照)全ての外刃20の上端を組み合わせた上端形状が前記幅方向Yの中心線Lに対して対称となるように設けられるとしたが、これに限定されず、中心線Lに対して非対称となるように設けてもよい。
・上記実施の形態では、特に言及していないが、1つの外刃20に対する長手方向(幅方向)両側のばねBのばね定数を異ならせてもよい。
・上記実施の形態では、特に言及していないが、外刃20の上端は、前後方向Xから見て直線形状(図面上では直線形状)でもよいし、(上方に凸の)湾曲した形状(円弧形状)としてもよい。
・上記実施の形態では、髭用の電気かみそり11に適用したが、髭以外の体毛の切除を行う電気かみそりに適用してもよい。
12…把持部、13…ヘッド部、20…外刃、21〜24…外刃の1つであるネット刃、25…外刃の1つであるスリット刃、30…内刃、41c,41d〜44c,44d,J1,J2…上方規制部、51…切替レバー(切替手段)、L…中心線、X…前後方向、Y…幅方向、Z…上下方向。

Claims (6)

  1. 把持部と該把持部の上端部に設けられたヘッド部とを備え、
    前記ヘッド部の上端には体毛を導入可能な外刃が自身の短手方向であって前記ヘッド部の前後方向に沿って複数並設され、前記外刃の内部側にはそれぞれ前記外刃の長手方向であって前記ヘッド部の幅方向に沿って往復駆動可能で前記外刃内に導入された体毛を切除するための内刃が設けられた電気かみそりであって、
    複数の前記外刃の内の少なくとも2つは、上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  2. 請求項1に記載の電気かみそりにおいて、
    複数の前記外刃は、複数の同じ種類の外刃を含み、その同じ種類の外刃の上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  3. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    複数の前記外刃は、それぞれ上方に付勢された状態で下動可能に設けられるものであって、
    前記ヘッド部における前記外刃の長手方向両側と対応した位置には、少なくとも1つの前記外刃の上方へのそれ以上の移動を規制するための上方規制部が設けられ、その上方規制部の上下方向の位置を前記長手方向の両側で異ならせることで、前記上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するようにしたことを特徴とする電気かみそり。
  4. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    複数の前記外刃の内の少なくとも1つは、前記ヘッド部における前記幅方向の中間部で前記前後方向に沿った軸を中心に回動可能に支持され、前記幅方向の前記中間部から偏った位置で上下方向に付勢することで、前記上端同士が前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、
    複数の前記外刃は、前記前後方向から見て全ての前記外刃の上端を組み合わせた上端形状が前記幅方向の中心線に対して対称となるように設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記前後方向から見て前記幅方向の一箇所で交差するように前記幅方向に対して傾斜した前記上端が前記幅方向に沿った状態となるように切り替えるための切替手段を備えたことを特徴とする電気かみそり。
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