JP5161717B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、髭等の体毛を剃るための電気かみそりに関するものである。
従来、電気かみそりは、往復直線運動する内刃と該内刃を覆うように設けられた網目状の外刃とから構成された刃ブロックを備え、このような電気かみそりでは、外刃の網目から導入された髭等がその外刃と内刃とで剃られる(挟んで切断される)ようになっている(例えば特許文献1)。このような電気かみそりでは、刃ブロックの外刃は、一般に内刃の運動方向と平行な湾曲形状をなしているため、その運動方向と直交する方向に電気かみそりを移動させて使用すると、髭等を外刃の網目に導入させ易くなり良く剃れるようになっている。
特開平7−265560号公報
ところで、髭の生え方向は一方向に揃っておらず、顎髭等は特に様々な方向を向いて生えている。そのため、髭を刃ブロック内部に効率良く導入させるためには、内刃の運動方向と直交する方向(髭を導入させ易い使用方向)を髭の生え方向に合わせて電気かみそりの角度(外刃の頂面の垂線を軸とする角度)を変えながら使用する必要があり、電気かみそりの角度を何度も変更して剃り直す行為が煩わしかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、使用角度を変えなくても剃り性能を向上させることができる電気かみそりを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、往復直線運動する第1内刃、及び該第1内刃を覆うように設けられ該第1内刃の運動方向と平行な湾曲形状に形成された網目状の第1外刃からなる第1刃ブロックと、前記第1内刃の運動方向における前記第1刃ブロックの側方に設けられ、往復運動する第2内刃及び該第2内刃を覆うように設けられた網目状の第2外刃からなる第2刃ブロックとを備え、前記第2外刃は、その表面の少なくとも一部が前記第1内刃の運動方向と同じ方向を向くように設けられたことをその要旨とする。
この発明では、電気かみそりを第1内刃の運動方向と直交する方向に移動させて剃った場合には、第1刃ブロックの第1外刃から髭等の体毛を導入し易く、第1内刃の運動方向に移動させて剃った場合には、第2刃ブロックの第2外刃から髭等を導入し易い。そのため、電気かみそりの使用角度(第1外刃の頂面の垂線を軸とする回転方向の角度)を変えなくても、移動方向を変えながら使用することで、剃り性能を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気かみそりにおいて、前記第1内刃は、駆動源の駆動により往復直線運動する可動子に固定されるものであり、該可動子と前記第2内刃との間には、前記可動子の運動を前記第2内刃に伝達して該第2内刃を往復運動させる伝達部が設けられたことをその要旨とする。
この発明では、1つの駆動源により第1内刃及び第2内刃を往復運動させることができるため、第2内刃用の駆動源を別途設ける必要がなく、電気かみそりの低コスト化に貢献することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、前記第1外刃と前記第2外刃とは、同一部材からなることをその要旨とする。
この発明では、電気かみそりの部品点数の増加を抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、前記第1外刃と前記第2外刃とは、別部材からなることをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2外刃を容易に製造することが可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、前記第2外刃は、前記第1内刃の運動方向に向かって傾斜する傾斜部を有することをその要旨とする。
この発明では、第1外刃の表面を肌に接触させた状態で、電気かみそりを第1内刃の運動方向にスムーズに移動させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、往復直線運動する第1内刃、及び該第1内刃を覆うように設けられ該第1内刃の運動方向と平行な湾曲形状に形成された網目状の第1外刃からなる第1刃ブロックと、前記第1内刃の運動方向における前記第1刃ブロックの側方に設けられ、往復運動する第2内刃及び該第2内刃を覆うように設けられた網目状の第2外刃からなる第2刃ブロックとを備え、前記第2外刃は、その表面の少なくとも一部が反第1刃ブロック側を向くように設けられ、前記第2外刃は、電気かみそりの上下方向から見て反第1刃ブロック側に円弧状に凸としたことをその要旨とする。
この発明では、第2外刃が電気かみそりの上下方向(第1外刃の頂面に対する垂線方向)から見て反第1刃ブロック側に円弧状に凸としたため、第1外刃の表面を肌に接触させた状態で電気かみそりを移動させる際の第2外刃の肌への引っ掛かりが抑えられ、スムーズに移動させることが可能となる。
従って、上記記載の発明によれば、使用角度を変えなくても剃り性能を向上させることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す本実施形態の電気かみそり1は、把持部(図示略)の先端に設けられたヘッド部2を有している。ヘッド部2は、ハウジング10の上部に刃ブロック11が取り付けられてなる。刃ブロック11は、刃ブロック11の上端部に配置される外刃部材12と、外刃部材12の内側に配置される内刃ユニット13とを備えている。
外刃部材12は、外刃カセット14を介してハウジング10に固定されている。また、外刃部材12は、薄い板状部材に多数の導入孔12a(図2参照)が形成された網目状をなしており、該外刃部材12の幅方向Yの長さは、ハウジング10の幅方向Yの長さと略等しく設定されている。そして、外刃部材12の幅方向Yの中央部には、第1外刃部21(第1外刃)が形成されるとともに、幅方向Y両端部には、第2外刃部22(第2外刃)がそれぞれ形成されている。
第1外刃部21は、ハウジング10の幅方向Yに平行であって上方に凸となる湾曲状(ハウジング10の幅方向Yから見て上方に凸となる半円状)に形成されている。即ち、第1外刃部21の表面は、上方及び前後方向X(幅方向Y及び上下方向Zとそれぞれ直交する方向)を向くように形成されている。
第2外刃部22は、第1外刃部21からハウジング10の幅方向Y両側にそれぞれ延出されてなり、該各第2外刃部22は、四半球面状に湾曲形成されてなる。詳しくは、各第2外刃部22は、幅方向Yから見て第1外刃部21と同様な半円状に形成されるとともに、上下方向Z(外刃部材12の頂面に対する垂線方向)から見て幅方向Y外側に半円状に
凸とされている。即ち、各第2外刃部22は、その表面が幅方向Yの外側(反第1外刃部側)を向くように形成されている。また、各第2外刃部22は、前後方向Xから見て円弧状をなしている。つまり、第2外刃部22は、幅方向Yに向かって傾斜する傾斜部22aを有している。
図2に示すように、前記内刃ユニット13は、電気かみそり1内部に設けられた駆動源(図示略)に連結支持された可動子33と、該可動子33の上部に固定された複数の第1内刃31とを備えている。可動子33は樹脂材料よりなり、ハウジング10の幅方向Yに沿って往復直線運動可能に設けられている。第1内刃31は、可動子33の運動方向Yに沿って並設されるとともに、該運動方向Yから見て上方に半円状に凸とされている。可動子33は、付勢部材(図示略)により上方に付勢されており、第1内刃31の上端は第1外刃部21の裏面に圧接されている。これにより、第1内刃31は、駆動源の駆動によりハウジング10の幅方向Yに往復直線運動してその上端が第1外刃部21の裏面に摺接するようになっている。そして、第1内刃31は、主に第1外刃部21の導入孔12a(網目)から導入された髭等を該第1外刃部21と協働して切断するようになっている。本実施形態では、第1内刃31及び第1外刃部21が第1刃ブロックを構成している。
内刃ユニット13は、可動子33の運動を第2内刃32に伝達して該第2内刃を往復運動させる伝達部としての一対のリンク機構41を、可動子33の幅方向Y両側に備えている。尚、図2では、説明の便宜のため、一対のリンク機構41のうちの一方のみを図示しているが、図示しないもう一方のリンク機構41の構成は図示したものと同様の構成を有している。
可動子33の幅方向Y両側には、ハウジング10から延出形成された支持部42がそれぞれ配置されている。支持部42には、運動方向Y及び上下方向Z(外刃部材12の頂面の垂線方向)にそれぞれ直交する前後方向Xに延びる支持ピン43が固定され、該支持ピン43は棒状の回動部材44を回動可能に支持している。回動部材44の先端部には、円弧状をなすベース部45が支持されており、該ベース部45の上面には、複数の第2内刃32が固定されている。第2内刃32は、前後方向Xから見て第2外刃部22の円弧状に沿って並設されるとともに、各第2内刃32の上端は、外刃部材12の第2外刃部22の形状に対応する円弧状をなしている。
また、回動部材44とベース部45との間には、圧縮コイルばね46が介在されており、該圧縮コイルばね46はベース部45を第2外刃部22側に付勢している。これにより、第2内刃32は、外刃部材12の第2外刃部22の裏面に圧接されている。また、回動部材44における支持ピン43よりも基端側の位置には、挿通ピン47が固定され、該挿通ピン47は、前記可動子33に形成された上下方向に延びるガイド孔33aに挿通されている。
上記したような構成のリンク機構41では、可動子33が幅方向Yに往復直線運動すると、回動部材44の挿通ピン47がガイド孔33aに沿って移動するとともに回動部材44が支持ピン43を軸として往復回動する。これにより、ベース部45及び第2内刃32が往復運動し、該第2内刃32が外刃部材12の第2外刃部22の裏面に摺接するようになっている。そして、第2内刃32は、主に第2外刃部22の導入孔12a(網目)から導入された髭等を該第2外刃部22と協働して切断するようになっている。本実施形態では、第2内刃32及び第2外刃部22が第2刃ブロックを構成している。
上記したような電気かみそり1では、操作部(図示略)の操作により前記駆動源をオンして第1及び第2内刃32を往復駆動させ、外刃部材12の表面を皮膚に接触させて髭等を剃るようになっている。このとき、電気かみそり1を前後方向Xに移動させて使用した場合には、髭が主に第1外刃部21から導入され易く、その導入された髭は第1内刃31により切断されるようになっている。一方、電気かみそり1を幅方向Y(第1内刃31の運動方向)に移動させて髭等を剃った場合には、髭が主に第2外刃部22から導入され易く、その第2外刃部22から導入された髭は、第2内刃32によって切断されるようになっている。また、電気かみそり1を幅方向Yと前後方向Xとの間の斜め方向に移動させて使用した場合には、第1外刃部21及び第2外刃部22の両方から髭が導入され易くなっている。これにより、髭等を剃る際に、電気かみそり1の使用角度(Z軸回りの角度)を変えずに移動方向を変えるだけで、剃り性能を向上させることが可能となっている。尚、本実施形態では、各第2外刃部22が上下方向Zから見て円弧状をなしているため、外刃部材12の表面を肌に接触させた状態で電気かみそり1を幅方向Yと前後方向Xとの間の斜め方向に移動させ易くなっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、第1外刃部21(第1外刃)の幅方向Y両端部には、第2外刃部22(第2外刃)がそれぞれ形成され、各第2外刃部22の内側には、該第2外刃部22の裏面と摺接可能な第2内刃32が設けられる。そして、各第2外刃部22は、その表面が幅方向Yの外側(反第1外刃部側)を向くように形成されている。これにより、電気かみそり1を第1内刃31の運動方向Yと直交する方向(前後方向X)に移動させて剃った場合には、第1外刃部21から髭等を導入し易く、第1内刃31の運動方向Yに移動させて剃った場合には、第2外刃部22から髭等を導入し易い。そのため、電気かみそり1の使用角度(Z軸回りの角度)を変えなくても、移動方向を変えながら使用することで、剃り性能を向上させることができる。
(2)本実施形態では、1つの駆動源により第1内刃31及び第2内刃32を往復運動させることができるため、第2内刃32用の駆動源を別途設ける必要がなく、電気かみそり1の低コスト化に貢献することができる。
(3)本実施形態では、第2外刃部22は、第1内刃31の運動方向Yに向かって傾斜する傾斜部22aを有するため、第1外刃部21の表面を肌に接触させた状態で、電気かみそり1を幅方向Y(第1内刃31の運動方向Y)にスムーズに移動させることが可能となる。
(4)本実施形態では、第2外刃部22は、電気かみそり1の上下方向(第1外刃部21の頂面に対する垂線方向)から見て反第1外刃部側に円弧状に凸とされるため、第1外刃部21の表面を肌に接触させた状態で電気かみそり1を移動させる際の第2外刃部22の肌への引っ掛かりが抑えられ、スムーズに移動させることが可能となる。
(5)本実施形態では、第1外刃部21及び第2外刃部22が形成された外刃部材12を備える。即ち、第1外刃部21(第1外刃)及び第2外刃部22(第2外刃)が同一部材からなるため、電気かみそり1の部品点数の増加を抑えることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図3及び図4(a)(b)に従って説明する。尚、上記第1実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態の電気かみそり50では、ハウジング10の上部に取り付けられた第1刃ブロック51及び第2刃ブロック52を備えている。第1刃ブロック51は、電気かみそり50の前後方向Xに2つ並設されている。各第1刃ブロック51は、その上部に外刃カセット51aを介してハウジング10に固定された第1外刃61を有している。各第1外刃61は、上記第1実施形態の第1外刃部21と略同形状をなしている。
また、各第1刃ブロック51は、図4(a)(b)に示すように、電気かみそり1内部に設けられた駆動源(図示略)に連結支持された可動子62と、該可動子62の上部に固定された複数の第1内刃63とを備えている。本実施形態の可動子62及び第1内刃63の構成は、上記第1実施形態のものと略同様となっており、第1内刃63は、駆動源の駆動によりハウジング10の幅方向Yに往復直線運動してその上端が第1外刃61の裏面に摺接するようになっている。
第2刃ブロック52は、第1刃ブロック51の幅方向Y両側にそれぞれ配置されている。各第2刃ブロック52は、外刃カセット52aを介してハウジング10に固定された第2外刃64と、該第2外刃の内側に配置された第2内刃65とを有している。第2外刃64は、薄い板状部材に多数の導入孔64a(図4(b)参照)が形成された網目状をなしている。第2外刃64は、上下方向Zから見て半円弧状をなし、その上面64bは上下方向Zと直交する平面をなしている。そして、第2外刃64の上面64bは、テーパ形状を有する傾斜部64cを経て外周面64dに移行している。つまり、傾斜部64cは、その少なくとも一部が電気かみそり50の幅方向Y(第1内刃63の運動方向Y)に向かって傾斜するようになっている。このような第2外刃64では、その傾斜部64cの表面及び外周面64dの少なくとも一部が幅方向Yの外側(反第1刃ブロック側)を向いている。
各第2刃ブロック52の第2内刃65は、ベース部71の上面に固定されており、該ベース部71は伝達部としてのリンク機構72を介して前記各第1刃ブロック51の可動子62とそれぞれ連結されている。尚、図4(a)(b)には、説明の便宜のため、可動子62、ベース部71及びリンク機構72をそれぞれ1つのみ図示している。
リンク機構72について詳述すると、ハウジング10に固定された支持ピン73には、上下方向Zから見て、くの字状をなす回動部材74が回動可能に支持されており、該回動部材74の先端部には、円弧状をなすベース部71が支持されている。そして、ベース部71の上面には、複数の第2内刃65がベース部71の円弧状に沿って固定されている。各第2内刃65は、第2外刃64に対応した形状をなしている。
また、ベース部71は、回動部材74との間に設けられた圧縮コイルばね75により上方に付勢され、これにより第2内刃65は、第2外刃64の裏面(上面64b及び傾斜部64cの裏面)の裏面)に圧接されている。また、回動部材74における支持ピン73よりも基端側の位置には、可動子62の運動方向Yに対して斜めに延びるガイド孔74aが形成され、該ガイド孔74aには、可動子62に固定された挿通ピン76が挿通されている。このように、各可動子62は、リンク機構72を介して各ベース部71にそれぞれ連結されている。
上記したような構成のリンク機構72では、可動子62が幅方向Yに往復直線運動すると、可動子62の挿通ピン76からその駆動力が回動部材74に伝達され、該回動部材74が支持ピン73を軸として往復回動する。これにより、ベース部71及び第2内刃65がXY平面に沿って往復回動し、該第2内刃65が第2外刃64の裏面に摺接するようになっている。そして、第2内刃65は、第2外刃64から導入された髭等を該第2外刃64と協働して切断するようになっている。
本実施形態の電気かみそり50は、上記第1実施形態の電気かみそり1に比べて若干の変更点はあるが、前記第1実施形態で記載した作用効果(1)〜(4)を有している。それに加え、本実施形態では、第1及び第2外刃61,64が別部材からなるため、容易に製造することが可能である。
尚、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、第1外刃部21及び第2外刃部22を同一部材(外刃部材12)で構成したが、それぞれを別部材で構成してもよい。このような構成によれば、第1及び第2外刃を容易に製造することが可能である。
・上記第1実施形態では、刃ブロック11を1つのみ設けたが、これ以外に例えば、前後方向Xに複数並設してもよい。
・上記第1実施形態では、第2外刃部22は、上下方向Zから見て半円状に形成されたが、これ以外に例えば矩形状としてもよい。
・上記第1実施形態において、第1外刃部21の内側に第2内刃32を設けない構成としてもよい。
・上記第2実施形態では、第1刃ブロック51が前後方向Xに2つ並設されたが、1つとしてもよく、また、3つ以上並設してもよい。
・上記第2実施形態では、傾斜部64cを平面状としたが、外側に凸となるアールを形成してもよい。また、第2外刃64に傾斜部64cのない構成とし、第2外刃64の上面64bと外周面64dとでなす角部が直角になるように構成してもよい。
・上記第2実施形態における伝達部としてのリンク機構72を、例えば図5に示すような伝達部としてのジョイント部材80に変更してもよい。ジョイント部材80は、その両端部が可動子62の運動方向Yの一端部と、支軸81に中心に回転可能なベース部71の一端部とにそれぞれ連結されており、可動子62の往復運動はジョイント部材80を介してベース部71に伝達される。このような構成によれば、伝達部の構成を簡素化でき、低コスト化に貢献できる。尚、この構成を第1実施形態のような電気かみそり1に適用することも可能である。
・上記第2実施形態では、第2刃ブロック52(第2外刃64)は、上下方向Zから見て半円弧状に形成されたが、電気かみそり50の前後方向Xに沿って延びる直線状に形成してもよい(図6参照)。尚、このような構成において、傾斜部64cを図6に示すようにアールで形成してもよいし、第2外刃64の上面64bと外側面64eとでなす角部が直角になるように構成(即ち、傾斜部64cのない構成)としてもよい。また、このような構成では、図7に示すように、第2内刃65も電気かみそり50の前後方向Xに沿って延びる直線状に形成され、第2内刃65は、第2外刃64にガイドされて前後方向Xに往復直線運動するようになっている。そして、第2内刃65は、第2外刃64の上面64b及び外側面64eから導入された髭等を該第2外刃64と協働して切断可能となっている。
・上記第2実施形態において、第2刃ブロック52を図8に示すようなチューブ状刃ブロック91に変更してもよい。チューブ状刃ブロック91の外刃92は、円筒状の部材を湾曲形成してなり、その外周面に複数のスリットが形成されている。チューブ状刃ブロック91の内刃93は、コイル状部材が外刃92に沿って形成されている。このようなチューブ状刃ブロック91では、内刃93を外刃92に押し付けるための付勢部材なしで構成することが可能である。
第1実施形態の電気かみそりの一部を示す斜視図。 第1実施形態の電気かみそりの内部構成を示す概略図。 第2実施形態の電気かみそりの一部を示す斜視図。 (a)(b)第2実施形態の電気かみそりの内部構成を示す概略図。 別例の電気かみそりの内部構成を示す概略図。 別例の電気かみそりの一部を示す斜視図。 別例の電気かみそりの内部構成を示す概略図。 別例の電気かみそりの一部を示す斜視図。
符号の説明
1…電気かみそり、11…刃ブロック、12…外刃部材、21…第1外刃部(第1外刃)、22…第2外刃部(第2外刃)、22a,64c…傾斜部、31,63…第1内刃、32,65…第2内刃、33,62…可動子、41,72…伝達部としてのリンク機構、51…第1刃ブロック、52…第2刃ブロック、61…第1外刃、64…第2外刃、80…伝達部としてのジョイント部材、91…第2刃ブロックとしてのチューブ状刃ブロック、X…前後方向、Y…幅方向(第1内刃の運動方向)、Z…上下方向。

Claims (6)

  1. 往復直線運動する第1内刃、及び該第1内刃を覆うように設けられ該第1内刃の運動方向と平行な湾曲形状に形成された網目状の第1外刃からなる第1刃ブロックと、
    前記第1内刃の運動方向における前記第1刃ブロックの側方に設けられ、往復運動する第2内刃及び該第2内刃を覆うように設けられた網目状の第2外刃からなる第2刃ブロックとを備え、
    前記第2外刃は、その表面の少なくとも一部が前記第1内刃の運動方向と同じ方向を向くように設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  2. 請求項1に記載の電気かみそりにおいて、
    前記第1内刃は、駆動源の駆動により往復直線運動する可動子に固定されるものであり、該可動子と前記第2内刃との間には、前記可動子の運動を前記第2内刃に伝達して該第2内刃を往復運動させる伝達部が設けられたことを特徴とする電気かみそり。
  3. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    前記第1外刃と前記第2外刃とは、同一部材からなることを特徴とする電気かみそり。
  4. 請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、
    前記第1外刃と前記第2外刃とは、別部材からなることを特徴とする電気かみそり。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記第2外刃は、前記第1内刃の運動方向に向かって傾斜する傾斜部を有することを特徴とする電気かみそり。
  6. 往復直線運動する第1内刃、及び該第1内刃を覆うように設けられ該第1内刃の運動方向と平行な湾曲形状に形成された網目状の第1外刃からなる第1刃ブロックと、
    前記第1内刃の運動方向における前記第1刃ブロックの側方に設けられ、往復運動する第2内刃及び該第2内刃を覆うように設けられた網目状の第2外刃からなる第2刃ブロックとを備え、
    前記第2外刃は、その表面の少なくとも一部が反第1刃ブロック側を向くように設けられ、
    前記第2外刃は、電気かみそりの上下方向から見て反第1刃ブロック側に円弧状に凸としたことを特徴とする電気かみそり。
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