JP4148186B2 - 往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具 - Google Patents

往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具 Download PDF

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Description

本発明は、例えばトリマー刃などのような往復直線運動を行う被駆動部材を備えた電動器具、特に往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具に関する。
例えば特許文献1に示されているように、往復直線運動を行うトリマー刃を備えた電動器具(毛刈り機)において、ヘッド部がグリップ部(本体部)に対して揺動するものが知られている。従来の毛刈り機100の構成を図13に示す。図13において、従来の毛刈り機100は、略円筒状のグリップ部110と、グリップ部110の上端近傍に揺動可能に軸支されたヘッド部120で構成されている。
グリップ部110の内部には、モータ111、モータ111のシャフトの回転を往復直線運動に変換する駆動機構130及び電池112などが設けられている。駆動機構130は、モータ111のシャフトに固定されたピニオンギア131、ピニオンギア131に噛合し、モータ111のシャフトに直交する方向に設けられたシャフト(図示せず)を中心として回転するフェースギア132と、フェースギア132に設けられた偏心ボス132Aに対して相対的に回転可能に嵌合される嵌合孔133Aを有する駆動杵133などで構成されている。図示しないトリマー刃は、駆動杵133に連結されており、図13の紙面に垂直で、かつ、下向きに設けられている。
グリップ部110の上端近傍には、略球状外周面を有する球状軸134が設けられており、ヘッド部120の下端部には、球状軸134の略球面状外周面に嵌合される略球面状軸受け121が形成されている。すなわち、球状軸134と略球面状軸受け121により球面軸受けが形成され、ヘッド部120は、グリップ部110に対して揺動(首振り)可能なように軸支されている。上記フェースギア132は、球状軸134の内側に設けられており、ヘッド部120の揺動の支点(回転軸)と、フェースギア132の回転軸とが略同軸となるように構成されている。
駆動杵133は、フェースギア132の偏心ボス132Aの旋回に伴って、図13の紙面に平行な面内で左右方向に揺れながら上下動を行う。そのため、駆動杵133の動きを妨げないようにするため、ヘッド部120の内側において、左右方向に一定の空間が必要である。また、駆動機構130のフェースギア132などが球状軸134の内側に設けられているため、球状軸134自体が大型化し、それに伴って、グリップ部110及びヘッド部120の下端部も大型化する。そのため、ユーザがグリップ部110を把持する際の操作性が悪くなり、ヘッド部120の肌の凹凸への追従性が不十分であった。これらの問題点は、毛刈り機だけでなく、電動シェーバや電動歯ブラシなどのような往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具の全般について当てはまる。
特開昭56−70784号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ヘッド部及び本体部の小型化及びヘッド部の処理対象物の表面への追従性を向上させた往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、モータ及び前記モータのシャフトの回転を往復直線運動に変換する駆動機構の一部を備えた本体部と、往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部で構成され、前記ヘッド部が前記本体部に対して揺動可能に軸支された電動器具において、前記駆動機構は、前記モータのシャフトの回転を往復直線運動に変換するための第1駆動杵と、前記第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支された第2駆動杵を備え、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動の支点と、前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点が、略同軸上に設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の電動器具において、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動の支点の軸方向及び前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点の軸方向は、前記被駆動部材が処理対象物の表面に当接する方向と略平行であることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2の電動器具において、前記第2駆動杵を前記第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支する軸受け構造を構成する軸が、前記第1駆動杵又は前記第2駆動杵と一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の電動器具において、前記軸受け構造を構成する軸の周りの前記第1駆動杵と前記第2駆動杵とが摺動接触する面にグリスだまりとなる凹部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかの電動器具において、前記第1駆動杵及び前記第2駆動杵のうち往復直線運動を行うものに対して、往復直線運動をガイドするガイド部を、前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点の近傍に設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかの電動器具において、前記本体部の上端近傍及び前記ヘッド部の下端近傍に、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動を軸支する軸受け構造を設け、前記軸受け構造を構成する軸の外周面又は軸受けの内周面に少なくとも1つの突起を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかの電動器具において、前記本体部の上端近傍及び前記ヘッド部の下端近傍の複数箇所に、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動可能範囲を規制するためのストッパ構造を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかの電動器具において、前記ヘッド部が前記本体部に対して揺動する際、前記ヘッド部に所定の初期状態に復元するための復元力を持たせたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の電動器具において、前記本体部と前記ヘッド部の間に、前記復元力を発生させるためのねじりコイルばね、板ばねを設けたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項の電動器具において、前記ヘッド部の下端部に、前記復元力を発生させるための樹脂製の腕部を一体的に形成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、駆動杵を第1駆動杵と第2駆動杵に分割し、第2駆動杵を第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支したので、ヘッド部内で被駆動部材に連結される第1駆動杵又は第2駆動杵は往復直線運動のみを行い、揺動は行わない。そのため、ヘッド部の被駆動部材の往復直線運動方向に直交する方向の寸法(例えば幅)を小さくすることができる。さらに、ヘッド部の小型軽量化により、ヘッド部の処理対象物の表面に対する追従性を向上させることができる。また、ヘッド部の本体部に対する揺動の支点と、第2駆動杵の第1駆動杵に対する揺動の支点を略同軸上に設けることにより、ヘッド部の本体部に対する揺動を軸支する軸受け部が、駆動機構の主要部、例えばモータのシャフトの回転をシャフトに対して直交する方向の回転に変換するためのピニオンギア及びフェースギアなどよりも上に位置することになる。そのため、従来例と比較して、本体部の上端近傍及びヘッド部の下端近傍を小型化することが可能となる。
請求項の発明によれば、ヘッド部の本体部に対する揺動の支点の軸方向及び第2駆動杵の第1駆動杵に対する揺動の支点の軸方向を、被駆動部材が処理対象物の表面に当接する方向と略平行とすることにより、ヘッド部及び被駆動部材の処理対象物の表面に対する追従性をさらに向上させることができる。
請求項の発明によれば、第2駆動杵を第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支する軸受け構造を構成する軸を、第1駆動杵又は第2駆動杵と一体的に形成することにより、部品点数及び組み立て工程の削減によるコストダウンが可能となる。
請求項の発明によれば、軸受け構造を構成する軸の周りの第1駆動杵と第2駆動杵とが摺動接触する面にグリスだまりとなる凹部を設けることにより、第1駆動杵と第2駆動杵との摺動接触面にグリスを安定して供給することができ、第2駆動杵の第1駆動杵に対する相対的な揺動の際の摺動抵抗の低減及び摩耗防止が可能となる。
請求項の発明によれば、第1駆動杵及び第2駆動杵のうち往復直線運動を行うものに対して、往復直線運動をガイドするガイド部を、第2駆動杵の第1駆動杵に対する揺動の支点の近傍に設けることにより、第1駆動杵又は第2駆動杵の浮き上がりが防止され、被駆動部材を駆動する際の振幅ロスを低減させることができる。
請求項の発明によれば、本体部の上端近傍及びヘッド部の下端近傍に、ヘッド部の本体部に対する揺動を軸支する軸受け構造を設け、軸受け構造を構成する軸の外周面又は軸受けの内周面に少なくとも1つの突起を設けることにより、ヘッド部が本体部に対して揺動する際に、軸と軸受け部との間の摺動抵抗が低減され、ヘッド部を処理対象物の表面にスムーズに追従させることができる。
請求項の発明によれば、本体部の上端近傍及びヘッド部の下端近傍の複数箇所に、ヘッド部の本体部に対する揺動可能範囲を規制するためのストッパ構造を設けることにより、ヘッド部に加えられた負荷を分散することができ、本体部及びヘッド部を構成する部材が破損する可能性を低減することができる。さらに、複数のストッパ構造7に負荷を分散させることにより、ここのストッパ構造7の強度を低減させることも可能であり、電動器具全体を小型化することができる。
請求項の発明によれば、ヘッド部が本体部に対して揺動する際、ヘッド部に所定の初期状態に復元するための復元力を持たせることにより、ヘッド部の処理対象物の表面への追従性をさらに向上させることができる。
請求項9又は10の発明によれば、比較的簡単な構成によりヘッド部に対して復元力を与えることができ、部品点数及び組み立て工程の削減によるコストダウンが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る往復直線運動を行う被駆動部材を備えた電動器具について説明する。本実施の形態では、そのような電動器具として、主に眉毛などの毛を刈る用途に使用されるトリマー刃を用いた毛刈り機(hair clipper)を例示している。図1は毛刈り機1の基本状態、すなわちトリマー刃を備えたヘッド部20がグリップ部(本体部)10に対して揺動(首振り)していない状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図である。図2はヘッド部20がグリップ部10に対して揺動している状態を示す。図3は毛刈り機1の構成を示す側部断面図であり、図4はその分解斜視図である。なお、図1(a)中グリップ部10側を「下」、ヘッド部20側を「上」とする。
各図からわかるように、毛刈り機1はユーザによって把持されるグリップ部10と、グリップ部10に対して揺動可能に保持されたヘッド部20で構成されている。トリマー刃30は、刃部が背面から外向きに突出するようにヘッド部20に装着されている。
グリップ部10は、縦方向に長い筒状のハウジング11を有する。ハウジング11は、浅い略U字状又は略円弧状断面を有し、上下方向に細長い正面部材12と、正面部材12よりもやや深い略U字状断面を有し、かつ、下方に行くに従って断面積が徐々に大きくなるように形成され、正面部材12の背面の略上半部に固定される背面部材13と、正面部材12よりも深い略U字状断面を有し、かつ、下方に行くに従って断面積が徐々に小さくなるように形成され、正面部材12の背面の略下半部に着脱可能に装着される電池室カバー14で構成されている。
図1(b)及び図3に示すように、ハウジング11の側部断面は、略メニスカス(meniscus)状であり、ヘッド部20のトリマー刃30の配列方向(図1(b)中矢印Bで示す方向)に対して、正面2側が凹面で背面3側が凸になるように略弓形に湾曲されている。さらに、背面3側の半径の方が正面2側の半径よりも小さく、すなわち、曲率が大きくなるように設定されている。また、図1(c)に示すように、ハウジング11のA−A断面、すなわちグリップ部10の前後方向の断面は、上記のように略円弧状及び略U字状などの複数の曲面組み合わせて略卵形に形成されている。この形状は、略三角形を基本としており、略三角形をなす各辺をそれぞれ外側に湾曲させると共に、略三角形をなす各辺の角部が円弧状にして滑らかに仕上げたものである。このようなハウジング11の形状は、ユーザがグリップ部10を掌で把持したときに、グリップ部が手の中で回転せず、グリップ部10をしっかりと把持することができる。
図3及び図4に示すように、ハウジング11の内部のうち、正面部材12と背面部材13で形成される空間には、モータ15と、モータ15のシャフト15Aの回転を往復直線運動に変換させる駆動機構40の一部が設けられている。また、正面部材12と電池室カバー14で形成される電池室には、電池16が着脱可能に装着される。さらに、正面部材12の上部には、スイッチ部材17が摺動可能に設けられている。
駆動機構40は、モータ15のシャフト15Aに圧入固定されたピニオンギア41と、モータ15のシャフト15Aに直交する方向に設けられたシャフト42を軸として回転し、ピニオンギア41と噛合するフェースギア43と、フェースギア43に設けられた偏心ボス43Aに対して相対的に回転可能に嵌合される嵌合孔44Aを有する第1駆動杵44と、下端近傍に設けられた軸受け45Aが、第1駆動杵44の上端近傍に設けられた軸44Bに対して揺動(首振り)可能に嵌合された第2駆動杵45などで構成されている。フェースギア43は、その外周部に、シャフト42の回転軸方向に突出するように所定ピッチで形成された歯を有しており、モータ15のシャフト15Aの回転方向を90度変換させる機能を有する。
ヘッド部20は、グリップ部10のハウジング11の上端部近傍において、グリップ部10に対して揺動(首振り)可能に軸支された第1ヘッド部材21と、第1ヘッド部材21の根元部に固定される第2ヘッド部材22と、第1ヘッド部材21に対して着脱可能なトリマー刃カバー23などで構成されている。
トリマー刃30は、長手方向に櫛歯31Aが形成された板状の固定刃31と、長手方向に櫛歯32Aが形成され、固定刃31に対して平行な方向に往復直線運動される可動刃32と、固定刃31と可動刃32とを隙間無く重ね合わせるように可動刃32を固定刃31側に付勢する板バネ33で構成されている。そして、トリマー刃30は、第1ヘッド部材21とトリマー刃カバー23の間に形成された空間において、交換可能に装着されている。また、第1ヘッド部材21と第2ヘッド部材22の間に形成された空間において、上記第2駆動杵45の上端近傍に設けられたボス45Bが可動刃32の下端近傍に設けられた嵌合孔32Bに嵌合されている。
第2ヘッド部材22には、トリマー刃カバー23と係合してトリマー刃カバー23を第1ヘッド部材21に対してロックすると共に、トリマー刃カバー23との係合を解除してトリマー刃カバー23を第1ヘッド部材21から取り外し可能にするロック釦24が設けられている。また、第1ヘッド部材21の内側には、第2駆動杵45の上端近傍45Cが摺動可能に嵌合され、第2駆動杵45の上下方向の往復直線運動をガイドするガイド溝21Aが形成されている。
次に、第1駆動杵44と第2駆動杵45の詳細を図5に示す。図5中(a)は第1駆動杵44と第2駆動杵45を連結した状態を示し、(b)は第1駆動杵44と第2駆動杵45を分離した状態を示す。第1駆動杵44は、樹脂成形により形成されており、上記のように下端に嵌合孔44Aが、また上端に軸44Bが、それぞれ形成されている。第2駆動杵45も、同様に樹脂成形により形成されており、下端に軸受け45Aが、上端にボス45Bが形成されている。このように、第1駆動杵44及び第2駆動杵をそれぞれ樹脂で一体成形することにより、部品点数の削減によるコストダウンが可能になる。なお、第2駆動杵45の軸受け45Aとの嵌合を容易にするために、軸44Bの上端縁に傾斜面44Cが形成されている。また、軸44Bの周囲には、グリスだまりとして機能する凹部44Dが形成されている。これにより、第1駆動杵44の軸44Bと第2駆動杵45の軸受け45Aの嵌合部にグリスを安定して供給することができる。
第1駆動杵44の嵌合孔44Aは、フェースギア43の偏心ボス43Aと嵌合され、その中心が、偏心ボス43Aの中心が描く円形の軌跡に沿って旋回する。一方、第2駆動杵45の上端近傍45Cは、第1ヘッド部材21のガイド溝21Aにガイドされているので、第2駆動杵45は上下方向に往復直線運動を行う。このように、本実施の形態では、駆動杵を第1駆動杵44と第2駆動杵45の2つに分割して構成しているので、ヘッド部20の内部でトリマー刃30の可動刃32を駆動する第2駆動杵45は往復直線運動のみを行い、横方向への揺動は行わない。そのため、ヘッド部20の内部空間を小さくすることができ、ヘッド部20の全体を小型軽量化することが可能となる。
次に、グリップ部10に対するヘッド部の揺動(首振り)機構の詳細について説明する。図6に示すように、グリップ部10のハウジング11を構成する正面部材12及び背面部材13の上端近傍の内周面には、それぞれヘッド部20の第1ヘッド部材21を揺動可能に軸支する軸12A及び13Aがそれぞれ設けられている。これに対応して、第1ヘッド部材21の下端近傍には、軸12A及び13Aに嵌合される軸受け部21Bが設けられている。さらに、第1ヘッド部材21の最下端には、第1ヘッド部材21の揺動可能範囲を制限するための突起21Cが、それぞれ正面部材12及び背面部材13側に突出するように形成されている。また、これに応じて、正面部材12及び背面部材13の内周部には、突起21Cが嵌装されると共に、突起21Cが所定角度揺動したときに、突起21Cと抵触して第1ヘッド部材21の揺動を規制するガイド溝12B及び13B(図9参照)などが形成されている。そして、ヘッド部20は、トリマー刃30の歯の突出方向に対して直交する面内で、グリップ部10に対して揺動する。
さらに、図6に示すように、軸12A及び13Aの外周面には、軸12A及び13Aの中心軸と平行な方向に複数の線状突起12C及び13Cが設けられている。また、軸受け部21Bの底面の中央には、軸12A及び13Aに平行な方向に突出する略半球又は円柱状の突起21Fが設けられている。このような構成により、ヘッド部20がグリップ部10に対して揺動する際の軸12A及び13Aと軸受け部21Bとの間の摺動抵抗及び摩耗が低減される。
図1(a)及び図2に示すように、上下方向におけるヘッド部20の長さは、毛刈り機1の全長に対して1/3〜1/5程度である。また、正面部材12及び背面部材13の上端部は、中央部が最も高く、左右両側ほど低くなるように形成され、特にヘッド部20がグリップ部10に対して揺動可能な範囲を最大角度まで揺動したとしても、第1ヘッド部材21の左右両下端と正面部材12及び背面部材13の左右両上端の間には、ある程度の隙間4が確保されるように設定されている。そのため、ユーザがこの毛刈り機1を使用するに当たって、ヘッド部20がどこから揺動するのか、あるいはどこを把持すればよいのか一目瞭然である。また、ユーザがグリップ部10を把持する際、ユーザの手がグリップ部10の上端とヘッド部20の下端の間の隙間部分に触れる可能性は少なく、ヘッド部20の揺動がユーザの手によって阻害される可能性は低くなる。その結果、ヘッド部20、特にトリマー刃30の肌への追従性がよくなり、使い勝手が向上する。さらに、仮に、ユーザの手がグリップ部10の上端とヘッド部20の下端の間の隙間部分に触れたとしても、指などがグリップ部10とヘッド部20の間に挟まれることもなく、安全である。
次に、駆動機構40とヘッド部20の揺動機構の関係について説明する。図4及び図6に示すように、第1ヘッド部材21のガイド溝21Aは、下端近傍の2つの軸受け部21Bの間にまで続いている。そして、図7に示すように、軸受け部21Bの間に第1駆動杵44と第2駆動杵45の連結部分(駆動杵の支点)が位置している。すなわち、ヘッド部20のグリップ部10に対する揺動の支点と、第1駆動杵44に対する第2駆動杵45の相対的な揺動の支点とが略同軸上に設けられている。このような構成によれば、ヘッド部20の揺動の支点である軸受け部21Bよりも上方においては、第2駆動杵45は往復直線運動しか行わないので、ヘッド部20の全体を薄く又は小型にすることが可能となる。
図8に示すように、第1ヘッド部材21の下端部21D及び第2ヘッド部材22の下端部22Aは、それぞれ球面の一部をなすように、左右方向の外向きに凸形状に形成されている。また、一方、正面部材12(及び図示しないが背面部材13)の上端近傍の左右方向の内周面は、それぞれ左右方向外向きに凹形状に形成されている。これによって、ヘッド部20がグリップ部10に対して揺動可能なように球面軸受け構造によって軸支されることになる。
さらに、図8に示すように、第1ヘッド部材21及び第2ヘッド部材22には、上記ガイド溝21Aの底面に対して垂直な方向(図8の左右方向)において、第2駆動杵45の往復直線運動をガイドするためのガイド突起21E及び22Bが設けられている。このような構成により、第2駆動杵45が往復直線運動を行う際、ガイド溝21Aとガイド突起21E及び22Bなどによるガイド部8を第2駆動杵45の第1駆動杵44に対する揺動の支点6の近傍に設けることにより、往復直線運動方向に直交する各方向の振幅を小さくすることができ、駆動時の振幅ロスを小さくすることができる。
次に、ヘッド部20のグリップ部10に対する揺動可能範囲を規制するための構造を図9に示す。図9において、(a)はヘッド部20が揺動していない基本状態を示し、(b)はヘッド部20が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す。また、図9は、組み立てられた毛刈り機1の内部を背面部材13側から透視した状態を描いている。
図9(b)に示す状態では、第1ヘッド部材21の最下端の突起21Cが、背面部材13のガイド溝13Bの端面に接触し、それ以上のヘッド部20の揺動が規制されている。さらに、上記球面軸受け構造を構成する第1ヘッド部材21の下端部21D又は第2ヘッド部材22の下端部22Aの底面と、背面部材13の上端近傍の鍔部13Fとが接触している。さらに、第1ヘッド部材21の下端近傍の側面21Gと、背面部材13の端面13Gとが接触している。図示しないが、正面部材12側も同様に接触している。このように、ヘッド部20を構成する第1ヘッド部材21と第2ヘッド部材22と、グリップ部10を構成する正面部材12及び背面部材13とを複数箇所において接触させ、複数のストッパ構造7を設けることにより、ヘッド部20に加えられた負荷を分散することができる。その結果、ヘッド部20の揺動の際に過大な負荷が加えられたとしても、正面部材12、背面部材13、第1ヘッド部材21及び第2ヘッド部材22が破損する可能性を低減することができる。さらに、複数のストッパ構造7に負荷を分散させることにより、ここのストッパ構造7の強度を低減させることも可能であり、毛刈り機1全体を小型化することができる。
次に、ヘッド部20のグリップ部10に対する揺動において、復元力を与える構造を図10に示す。図10において、(a)はヘッド部20が揺動していない基本状態を示し、(b)はヘッド部20が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す。また、図10は図9と同様に、組み立てられた毛刈り機1の内部を背面部材13側から透視した状態を描いている。
図10(a)に示す基本状態では、ねじりコイルばね50が、フェースギア43のシャフト42と同軸に設けられており、2本の腕51及び52で、第1ヘッド部材21の下端部21Hを両側から挟むように装着されている。また、正面部材12及び背面部材13には、それぞれ腕51及び52の回転を規制するためのストッパ12H(図6参照)及び13Hが設けられている。そして、ヘッド部20がグリップ部10に対して揺動すると、図10(b)に示すように、第1ヘッド部材21の下端部21Hが一方の腕51を外側に押す。このとき、他方の腕52はストッパ12H及び13Hにより動きが規制されているので、腕51は外側に押し拡げられ、ねじりコイルばね50が弾性変形される。その結果、第1ヘッド部材21の下端部21Hを逆向きに回転させようとする復元力が、ねじりコイルばね50にチャージされる。逆の場合も同様である。その結果、ヘッド部20のトリマー刃30を肌に押し当てて毛を刈る際に、ねじりコイルばね50の弾性力により、トリマー刃30の肌の凹凸に対する追従性が向上する。
図11は、ねじりコイルばね50の代わりに、2つの板ばね55及び56を用いた変形例を示す。板ばね55及び56は、それぞれ第1ヘッド部材21の下端部21H側に設けられている。ヘッド部20の揺動に伴って、板ばね55及び56がストッパ12H及び13Hや正面部材12及び背面部材13の内周面などに当接し、弾性変形され、復元力がチャージされる。このような構成によっても、ねじりコイルばね50を用いた場合と同様の効果が得られる。
図12は、ねじりコイルばね50又は板ばね55及び56の代わりに、板ばねとして機能する樹脂製の腕部61及び61を第1ヘッド部材21の下端部21Hに一体的に成型した変形例を示す。上記板ばね55及び56と同様に、ヘッド部20の揺動に伴って、腕部61及び62がストッパ12H及び13Hや正面部材12及び背面部材13の内周面などに当接し、弾性変形され、復元力がチャージされる。このような構成によっても、ねじりコイルばね50を用いた場合と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態の説明では一例として毛刈り機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電動シェーバや電動歯ブラシなどのような往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具の全般について適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る往復直線運動を行う被駆動部材を備えた電動器具の一例である毛刈り機の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図。 上記毛刈り機において、ヘッド部がグリップ部に対して揺動した状態を示す正面図。 上記毛刈り機の全体構成を示す側部断面図。 上記毛刈り機の全体構成を示す分解斜視図。 上記毛刈り機における駆動杵の構成を示す斜視図であり、(a)は第1駆動杵と第2駆動杵を連結した状態を示す図、(b)は連結する前の状態を示す図。 上記毛刈り機におけるグリップ部に対するヘッド部の揺動(首振り)機構の構成を示す斜視図。 上記毛刈り機における駆動機構とヘッド部の揺動機構の位置関係を示す斜視図。 上記毛刈り機における駆動機構の主要部の構成を示す側部断面図。 上記毛刈り機におけるヘッド部のグリップ部に対する揺動可能範囲を規制するための構造を示す図であり、(a)はヘッド部が揺動していない基本状態を示す図、(b)はヘッド部が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す図。 上記毛刈り機におけるヘッド部のグリップ部に対する揺動に復元力を与える構造を示す図であり、(a)はヘッド部が揺動していない基本状態を示す図、(b)はヘッド部が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す図。 上記毛刈り機におけるヘッド部のグリップ部に対する揺動に復元力を与える他の構造を示す図であり、(a)はヘッド部が揺動していない基本状態を示す図、(b)はヘッド部が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す図。 上記毛刈り機におけるヘッド部のグリップ部に対する揺動に復元力を与えるさらに他の構造を示す図であり、(a)はヘッド部が揺動していない基本状態を示す図、(b)はヘッド部が揺動可能な最大角度まで揺動した状態を示す図。 従来の毛刈り機の構成を示す断面図。
符号の説明
1 毛刈り機(ヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具)
2 正面
3 背面
4 隙間
5 ヘッド部と本体部の揺動の支点
6 第1駆動杵と第2駆動杵の揺動の支点
7 ストッパ構造
8 ガイド部
10 グリップ部(本体部)
11 ハウジング
12 正面部材
13 背面部材
20 ヘッド部
21 第1ヘッド部材
22 第2ヘッド部材
30 トリマー刃
31 固定刃
32 可動刃
40 駆動機構
44 第1駆動杵
45 第2駆動杵
50 ねじりコイルばね
51、52 (ねじりコイルばね)の腕
55、56 板ばね
61、62 (樹脂製の)腕部

Claims (10)

  1. モータ及び前記モータのシャフトの回転を往復直線運動に変換する駆動機構の一部を備えた本体部と、往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部で構成され、前記ヘッド部が前記本体部に対して揺動可能に軸支された電動器具において、
    前記駆動機構は、前記モータのシャフトの回転を往復直線運動に変換するための第1駆動杵と、前記第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支された第2駆動杵を備え
    前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動の支点と、前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点が、略同軸上に設けられていることを特徴とする電動器具。
  2. 前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動の支点の軸方向及び前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点の軸方向は、前記被駆動部材が処理対象物の表面に当接する方向と略平行であることを特徴とする請求項に記載の電動器具。
  3. 前記第2駆動杵を前記第1駆動杵に対して相対的に揺動可能に軸支する軸受け構造を構成する軸が、前記第1駆動杵又は前記第2駆動杵と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動器具。
  4. 前記軸受け構造を構成する軸の周りの前記第1駆動杵と前記第2駆動杵とが摺動接触する面にグリスだまりとなる凹部を設けたことを特徴とする請求項に記載の電動器具。
  5. 前記第1駆動杵及び前記第2駆動杵のうち往復直線運動を行うものに対して、往復直線運動をガイドするガイド部を、前記第2駆動杵の前記第1駆動杵に対する揺動の支点の近傍に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電動器具。
  6. 前記本体部の上端近傍及び前記ヘッド部の下端近傍に、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動を軸支する軸受け構造を設け、前記軸受け構造を構成する軸の外周面又は軸受けの内周面に少なくとも1つの突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電動器具。
  7. 前記本体部の上端近傍及び前記ヘッド部の下端近傍の複数箇所に、前記ヘッド部の前記本体部に対する揺動可能範囲を規制するためのストッパ構造を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電動器具。
  8. 前記ヘッド部が前記本体部に対して揺動する際、前記ヘッド部に所定の初期状態に復元するための復元力を持たせたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電動器具。
  9. 前記本体部と前記ヘッド部の間に、前記復元力を発生させるためのねじりコイルばね、板ばねを設けたことを特徴とする請求項に記載の電動器具。
  10. 前記ヘッド部の下端部に、前記復元力を発生させるための樹脂製の腕部を一体的に形成したことを特徴とする請求項に記載の電動器具。
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