JP2010119790A - バリカン - Google Patents

バリカン Download PDF

Info

Publication number
JP2010119790A
JP2010119790A JP2008298646A JP2008298646A JP2010119790A JP 2010119790 A JP2010119790 A JP 2010119790A JP 2008298646 A JP2008298646 A JP 2008298646A JP 2008298646 A JP2008298646 A JP 2008298646A JP 2010119790 A JP2010119790 A JP 2010119790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
movable
movable blade
hair
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008298646A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fukutani
誠 福谷
Toshio Ikuta
利夫 生田
Jiro Inaba
二郎 稲葉
Kazuhiro Morisugi
和弘 森杉
Yoshiharu Oshitani
嘉治 押谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2008298646A priority Critical patent/JP2010119790A/ja
Publication of JP2010119790A publication Critical patent/JP2010119790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

【課題】バリカンにおいて、可動刃の刃体のうち毛髪を切断する部位を分散させて可動刃に加わる負担を小さくして切断能力を向上させることができるようにし、且つ、刃溝に導入された毛髪の抜脱を防止して毛髪を確実に切断可能にする。
【解決手段】バリカンは、固定刃刃体12a、可動刃刃体13aを多数並設してなる固定刃12及び可動刃13を重ねて、可動刃13を固定刃12に対して往復摺動して、可動刃刃体13a間の刃溝に導入された毛髪を切断する。各可動刃刃体13aの切刃部13bは、先端部から基端部に近づく程、各可動刃刃体13a間の距離が長くなり、固定刃12の切刃部12bとの挟み角θが鋭角になるように逆テーパ状に形成され、鋭角のすくい角を有するように形成されている。毛髪は、切刃部13bに当たると可動刃刃体13aの基端部側に向けてはじかれるので、切刃部13bの先端部から基端部までの範囲に広く分散する。
【選択図】図5

Description

本発明は、可動刃を固定刃に対して往復摺動させて毛髪を切断するバリカンに関する。
従来より、刃体を多数並設してなる櫛状の固定刃及び可動刃を重ね、可動刃を固定刃に対して刃体の並設方向に往復摺動させて毛髪を切断するバリカンが知られている(例えば、特許文献1参照)。図14は、このような従来のバリカンのバリカン刃を構成する固定刃82及び可動刃83を示す。固定刃82と可動刃83は、それぞれ、複数の刃体82aと刃体83aを有している。可動刃83は、例えば押付ばね(図示せず)等により固定刃82に押し付けられている。可動刃83は、バリカン本体(図示せず)のモータ等の駆動力により、刃体82aや刃体83aの並設方向(図に矢印Xで示す方向)に往復摺動する。バリカンは、毛髪を、固定刃82の刃体82a間の刃溝と可動刃83の刃体83a間の刃溝に導入し、固定刃82と可動刃83とで挟み、切断する。
ここで、このバリカンの可動刃83の刃体83aの先端部から中央部近傍までの部位は、可動刃刃体83a間の刃溝の幅が基端部に近づく程広くなるように形成されている。すなわち、この部位に設けられている可動刃83の切刃部と固定刃82の切刃部とが成す挟み角θは、鋭角である。また、可動刃83の刃体83aの上記中央部近傍から基端部までの部位は、刃体83a間の刃溝の幅が基端部に近づく程狭くなるように形成されている。すなわち、この部位に設けられている可動刃83の切刃部と固定刃82の切刃部とが成す挟み角θは、鋭角である。このように刃体83aを構成することにより、刃溝に導入された毛髪が刃溝から抜けることを防止することができ、確実に毛髪を切断することができる。
また、刃溝の開口端から溝奥にかけて開口端の間隙幅よりも幅広として、刃溝に導入された毛髪が刃溝から抜けることを防止するバリカン刃の構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−80111号公報 特開2000−308768号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているようなバリカン刃では、切断能力が低下するという問題がある。詳細には、上記のように、刃体83aの中央部近傍から基端部までの部位は、刃体83a間の刃溝の幅が基端部に近づく程狭くなるように形成されているので、刃体83a間の刃溝の基端部側まで導入された毛髪は、可動刃83の切刃部に当たって刃溝の幅が広い中央部近傍部位に集まる。これにより、可動刃83の刃体83aの先端側での毛髪の切断本数が増加するので、毛髪を挟み切りする際に可動刃83に加わる負担が大きくなる。また、刃体82a,83aのうち、毛髪を切断する部位が特定の狭い範囲の部位に集中するため、可動刃83や固定刃82の寿命が短くなる。また、特許文献2に開示されている構造では、切刃部に鋭利なすくい面がないので、毛髪の切断不良により、毛髪が引っ張られる毛引きが発生して毛髪を切断される人に痛みを感じさせる場合があり、また、可動刃に加わる負担も大きくなる。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、可動刃の刃体のうち毛髪を切断する部位を分散させて可動刃に加わる負担を小さくし、切断能力を向上させることができ、且つ、刃溝に導入された毛髪の抜脱を防止して毛髪を確実に切断可能なバリカンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、刃体を多数並設してなる櫛状の固定刃及び可動刃を重ねて、前記可動刃を前記固定刃に対して刃体の並設方向に往復摺動して毛髪を切断するバリカンにおいて、前記可動刃は、各刃体間の距離が当該刃体の先端部から基端部に近づく程長くなるように形成された逆テーパ状の切刃部を有し、前記可動刃の各切刃部は、上面視で、前記固定刃の各刃体の側部に形成された切刃部に対して傾斜して該可動刃と固定刃の両切刃部が成す挟み角が鋭角になるように、且つ、前記固定刃との摺接面と当該摺接面の反対側のすくい面とが成すすくい角が鋭角になるように形成されているものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記可動刃の各刃体は、前記すくい面の上方に略垂直に立ち上がる立ち上げ面を有しているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記可動刃のうち、各刃体の基端部間の刃溝底部は、当該刃体の先端部から基端部に向く方向に凹むように上面視で略円弧状に形成されているものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記可動刃の各刃体は、前記挟み角が先端部側では大きく、基端部側では小さくなるように形成されているものである。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記可動刃の各刃体は、前記挟み角が先端部側では小さく、基端部側では大きくなるように形成されているものである。
請求項6の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記可動刃の各刃体の先端部から基端部までの刃長は、互いに異なる複数の刃長のうち、いずれか1つの刃長に設定されているものである。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記可動刃の各刃体は、それぞれの基端部の位置が、刃体の並設方向に互いに略一列に並ぶように配設されているものである。
請求項8の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記可動刃の各刃体は、切刃部の先端部間に上面視で波形状に形成された波形部を有しており、当該波形部は切刃部の先端部の両端より先端側に突出していないものである。
請求項1の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝に導入された毛髪の一部を、逆テーパ状の切刃部に当てることによって刃体基端部側の刃溝底部に誘導することができ、毛髪を、切刃部の先端部から基端部までの部位に広く分散させて切断することができる。また、切刃部は鋭利であり、固定刃の切刃部に対し傾斜しているので、毛髪を、毛引が発生しないように切断することができる。従って、刃溝からの毛髪の抜脱を防止すると共に、可動刃に加わる負担を小さくして毛髪の切断能力を向上させることができ、確実且つスムーズに毛髪を切断することができる。
請求項2の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝に導入されて切断された毛髪が、立ち上げ面に当たることにより、当該刃溝の付近に留まるので、切断された毛髪の散乱を防止することができ、バリカンの利便性を向上させることができる。また、可動刃の各刃体のうち立ち上げ面が設けられる部分の厚みが増加するので、可動刃の刃体の剛性及び強度を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝の刃体先端部から刃溝底部までの距離が、刃溝底部が直線状に形成されている場合と比較して長くなるので、切刃部に当たり刃溝底部に集まった毛髪の一部を刃溝底部の円弧状部に逃がして、その他の毛髪を切断することができる。それにより、多数の毛髪を切刃部の特定の部位で切断することを防止することができ、切断抵抗の増加を防止して可動刃に加わる負荷を低減させ、可動刃を駆動するための駆動部の省力化や小型化が可能となる。また、上面視で刃溝部分の面積が増加するので、刃溝に導入された毛髪が刃溝からさらに抜脱しにくくなる。
請求項4の発明によれば、可動刃の刃体の先端部側では、刃溝に導入された毛髪を基端部側に誘導する作用を増大させ、刃体の基端部側では、同作用を低減させることができる。従って、刃溝底部への毛髪の密集を防ぎ、切刃部の先端部から基端部までに広く毛髪を分散させて、切断時の抵抗を均一化することができる。また、各刃体の基端部側の幅を広く確保することができるので、刃体の剛性及び強度を容易に確保することができる。
請求項5の発明によれば、可動刃の刃体の先端部側から刃体の基端部側へ誘導する毛髪の量が、刃体の基端部側と比較して減少するので、基端部側への毛髪の密集を防止して、毛髪の切断抵抗を低減させることができる。また、刃体の先端部付近の刃溝の幅を広くすることができるので、毛髪を刃溝へ導入しやすくなり、毛髪の切断能力を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝への毛髪の導入量が刃溝により異なり、各刃体における毛髪の切断タイミングが一様ではなくなるため、可動刃に加わる負担をさらに低減することができる。
請求項7の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝に導入される毛髪の量が、刃溝により少なくなるので、切断時に可動刃に加わる抵抗を低減することができる。また、各刃体を、基端部が均等間隔に並ぶように設けることにより、基端部から先端部までの刃長が比較的短い刃体の先端部近傍の刃溝の幅が広くなるので、毛髪の刃溝への導入性を向上させることができる。
請求項8の発明によれば、可動刃の刃体間の刃溝に導入されなかった毛髪は波形部に導入されるので、刃体の先端部で毛髪をはじいてしまうことを防止することができ、また、毛髪を刃体の先端部で倒してしまうことがなくなるので、毛髪を所望の刈り高さで切断することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るバリカンの構成について、図面を参照して説明する。図1(a)、(b)、(c)は、本実施形態に係るバリカン1の一例を示す。このバリカン1は、把持部を兼ねた細長形状の本体部2の長手方向先端部(図1(a)では上端)に、固定刃12と可動刃13等を有する刃ブロック10を装着して構成されている。バリカン1は、動作時に、本体部2内に配してあるモータ6を駆動源として、刃ブロック10の可動刃13を、固定刃12に対して本体部2の短手方向(図1(b)では左右方向)に往復摺動させる。このとき、固定刃12の先端の刃溝内に毛髪が導入されると、その毛髪を固定刃12と可動刃13との間で挟み込み、切断する(挟み切り)。
先ず、本体部2の構成について説明する。図1(a)に示すように、本体部2は、片手で把持し得る側面視略S字状の外殻を成す本体ハウジング3により覆われている。図1(b)に示すように、本体ハウジング3には、操作スイッチ4aと、刈り高さ調整用のダイヤル4bとが、本体ハウジング3の外部に露出しユーザにより操作可能に設けられている。刈り高さ調整用のダイヤル4bは、回動自在に配設されている。図1(c)に示すように、本体ハウジング3の内部には、充電池5と、充電池5により電力を供給されて往復駆動されるモータ6と、モータ6の駆動力を図中上端側に伝達する動力伝達機構6aと、動力伝達機構6aにより往復駆動される出力軸6bと、操作スイッチ4aの押込み操作に応じたモータ6への電力供給等を制御する制御部7と、ダイヤル4bに連動する伝達機構8等が収納されている。出力軸6bは、後述するように刃ブロック10に設けられている案内板15と連動するように、本体ハウジング3の先端部(図中上方)から突出するように配設されている。伝達機構8は、後述するように刃ブロック10に設けられている切替レバー17を起倒操作するように、ダイヤル4bの正逆回転に連動して本体ハウジング3の前後方向(図中上下方向)に変位可能に配設されている。
次に、刃ブロック10の構成について説明する。図2乃至図4は、刃ブロック10を示す。刃ブロック10は、刃体(以下、固定刃刃体と称する)12aを多数並設して成る櫛状の固定刃12と、固定刃12に摺接する刃体(以下、可動刃刃体と称する)13aを多数並設して成る櫛状の可動刃13を有している。また、刃ブロック10は、固定刃12を保持する固定板14及び可動刃13を保持する案内板15と、可動刃13を固定刃12に押し付けるための押付ばね16と、押付ばね16を保持する切替レバー17等を有している。刃ブロック10は、固定板14が本体部2に保持されて本体部2に取り付けられている。なお、図2及び図4(a)において、矢印Xは、固定刃刃体12a及び可動刃刃体13aの並設方向、すなわちバリカン1の駆動時における可動刃13の往復移動方向を示す。また、図2及び図4(b)において、矢印Yは、後述の刈り高さ調整機能による可動刃13の変位方向を示す。
図3に示すように、固定刃12の先端部には、後述するように上面両側部が切れ刃となる固定刃刃体12aが、多数、所定の間隔で並設されている。また、可動刃13の先端部には、後述するように下面両側部が切れ刃となる多数の可動刃刃体13aが、固定刃刃体12aの並設間隔とは異なる所定の間隔で並設されている。固定板14は、固定刃12に係合させるためのフック14aを有しており、該フック14aにより固定刃12を固定する。また、固定板14は、切替レバー17を支持するための半円溝部14bと、押付ばね16の一部を支持するためのばね受け部14cを有している。案内板15は、本体部2側の出力軸6bの先端部を挟むように形成された挟持部15aと、可動刃13に係合させるためのフック15bを有している。案内板15は、例えば、フック15bが可動刃13に係合するようにして、ヒートシール(図示せず)等を介して固定することにより該可動刃13を保持している。
押付ばね16は、例えば、ダブルトーション形のねじりコイルばねであり、略同軸に並ぶ2つのコイル16aが、切替レバー17に嵌合支持されて配置されている。押付ばね16は、比較的長い両端の腕部16bそれぞれが案内板15及び可動刃13に接続され、中央部の腕部16cが固定板14のばね受け部14cに支持されて配置されている。押付ばね16は、押付ばね16の復元力により案内板15及び可動刃13を固定刃12に向けて押し付けるように弾性変形状態で配置されている。モータ6が駆動されると、出力軸6bの往復駆動の駆動力が挟持部15aを介して案内板15に伝達される。これにより、可動刃13は、案内板15と共に、押付ばね16により固定刃12の摺動面に押し付けられた状態で、押付ばね16の両端の腕部16bをコイル16aに対し変位させながら、固定刃12に対し往復摺動する。押付ばね16の付勢力により、毛髪切断時に可動刃13に対して力が加わっても、可動刃13が固定刃12から浮き上がることがなく、安定して毛髪を切断することができる。
切替レバー17は、下部両側端に形成された略円柱形状の回動軸17aと、両側部から上方に突出し本体部2の伝達機構8に当接するように形成された突起部17bを有している。切替レバー17は、回動軸17aが固定板14の半円溝部14bに支えられ、回動軸17aを中心に回動し、固定板14に対して起倒可能に配されている。切替レバー17には、押付ばね16のコイル16aが嵌合されており、切替レバー17は、押付ばね16により、固定板14に対する姿勢が倒伏姿勢になるような向きに付勢されている。押付ばね16の付勢力に抗して、切替レバー17を起立姿勢側に回動操作すると、可動刃13が固定刃12に押圧されたまま、可動刃13及び案内板15が、固定刃刃体12aや可動刃刃体13aの突出方向(矢印Y方向)に向けてスライドする。なお、図4(a)は、切替レバー17が倒伏姿勢であるときの固定刃12に対する可動刃13の位置を示し、図4(b)は、切替レバー17が起立姿勢であるときの固定刃12に対する可動刃13の位置を示す。
切替レバー17の起倒操作は、ダイヤル4bを回転させ、伝達機構8の位置を変更することにより行うことができる。すなわち、ダイヤル4bの回転位置を所定の正方向に移動させると、伝達機構8により突起部17bが固定刃刃体12aの突出方向に押し込まれ、切替レバー17が起立姿勢に向けて回動する。これにより、図4(b)に示すように、可動刃13は、その可動刃刃体13aの先端部が固定刃刃体12aの先端部に接近するようにスライドする。また、ダイヤル4bの回転位置を上記正方向に対し逆方向に移動させると、伝達機構8による突起部17bの押し込み量が少なくなるため、切替レバー17は押付ばね16の付勢力により倒伏姿勢に向けて回動する。これにより、可動刃13は、その可動刃刃体13aの先端部が固定刃刃体12aの先端部から離れる方向にスライドする。ダイヤル4b及び伝達機構8は、伝達機構8の位置を複数段変更可能に構成されており、固定刃12に対する可動刃13の位置は、固定刃刃体12aや可動刃刃体13aの突出方向に複数段設定された所定の位置に変更可能である。固定刃刃体12aは、先端部から基端部に近づくに従い、肉厚すなわち固定刃12の可動刃13との摺接面から下端部までの寸法が次第に大きくなるような側面視尖鋭形状に形成されている。従って、固定刃12に対する可動刃13の位置を変更することにより、毛髪の刈り高さを調整可能である。
ここで、固定刃12の固定刃刃体12a及び可動刃13の可動刃刃体13aについて、図5及び図6を参照して詳細に説明する。図5に示すように、固定刃刃体12aは、基端部側から先端部側に向けて、上面視で次第に幅寸法が狭くなるように、先細形状に形成されている。固定刃刃体12aは、上面両側部に、切れ刃となる切刃部12bを有している。固定刃刃体12aは、隣り合う固定刃刃体12aとの間の刃溝に、毛髪を導入可能に構成されている。固定刃刃体12aが先細形状であるので、毛髪の導入が固定刃刃体12aにより妨げられることがなくなり、毛髪をスムーズに刃溝に導入することができる。また、図6に示すように、各固定刃刃体12aは、基端部部側から先端部側に見て、可動刃13との摺接面から下端部に向けて徐々に幅が狭くなるテーパ形状に形成されている。すなわち、可動刃13との摺接面と固定刃刃体12aとの側面とで構成される切刃部12bの端部は鋭角断面を有しており、これにより、毛髪の切断時に可動刃13に加わる負荷を低減することができる。
一方、各可動刃刃体13aは、下方両側部に各可動刃刃体13aの突出方向の略全長にわたって突出するように形成された切刃部13bと、切刃部13b上部から立ち上がるように形成された立ち上げ部13cとを有している。図5に示すように、切刃部13bは、各可動刃刃体13a間の距離が当該可動刃刃体13aの先端部から基端部に近づく程長くなるように、逆テーパ状に形成されている。各切刃部13bは、上面視で、各固定刃刃体12aの切刃部12bに対して傾斜するように配設されており、該可動刃13と固定刃12の両切刃部12b,13bが成す挟み角θは、鋭角になっている。また、図6に示すように、切刃部13bは、固定刃12との摺接面となる可動刃刃体13aの下面とその反対側のすくい面13dとが成すすくい角αが鋭角となるように、くさび形に形成されている。すなわち、切刃部13bは、固定刃12との摺接面となる下端部から上方に行く程各可動刃刃体13aの側面からの突出量が小さくなるように形成されている。切刃部13bは、このように鋭角のすくい角αを有することにより、鋭利な切れ刃として機能する。立ち上げ部13cは、各切刃部13bのすくい面13dの上端部から略垂直に立ち上がる立ち上げ面13eを有し、可動刃刃体13aの基端部から先端部に向く方向の断面が、略矩形になるように形成されている。
バリカン1は、固定刃12の下端部が毛髪が生えている表皮に沿うようにして、バリカン1を固定刃12の先端部方向に移動させて用いられる。バリカン1の移動方向前方の毛髪は、先ず、固定刃刃体12a間の刃溝に導入され、その後、バリカン1の移動に伴い、可動刃13が位置する固定刃刃体12aの基端部側に向けて送られ、可動刃刃体13a間の刃溝に導入される。このとき、可動刃刃体13a間の刃溝の可動刃刃体13aの先端部近傍の幅は基端部近傍と比較して狭いため、刃溝に一旦導入された毛髪の抜脱が防止される。バリカン1は、モータ6の駆動力により可動刃13を固定刃12に対し往復摺動させ、可動刃刃体13a間の刃溝に導入された毛髪を、可動刃刃体13aと固定刃刃体12aの両切刃部12b,13bで挟み、切断する。
ここで、可動刃刃体13a間の刃溝に導入された毛髪の一部は、逆テーパ状の切刃部13bに当たると、可動刃刃体13aの基端部側に向けてはじかれ、刃溝底部13fに誘導される。これにより、毛髪を、切刃部13bの先端部から基端部までの範囲に広く分散させて切断することができる。また、切刃部13bは鋭利であり、固定刃12の切刃部12bに対し傾斜しているので、毛髪を確実に切断することができ、毛引きの発生を防止することができる。このように、本実施形態によれば、上記のように毛髪を固定刃刃体12aと可動刃刃体13aとで挟み切りするときに、可動刃刃体13aに加わる切断抵抗力が小さくなる。可動刃13に加わる負担が小さくなるので、モータ6等の負荷を低減させて毛髪の切断能力を向上させることができ、より確実且つスムーズに毛髪を切断することができる。
また、可動刃刃体13a間の刃溝に導入されて切断された毛髪は、立ち上げ面13eに当たることにより、当該刃溝の付近に留まるので、切断された毛髪の散乱を防止することができ、バリカン1の利便性を向上させることができる。また、可動刃刃体13aのうち立ち上げ面13eが設けられる部分の厚みが増加するので、可動刃刃体13aの剛性や強度を向上させることができる。これにより、可動刃13の破損を防止することができ、また、可動刃13の切れ味を向上させ、毛髪を確実に切断可能にすることができる。
図7を参照し、本実施形態における可動刃13の構成例について説明する。図7は、可動刃刃体13aの先端部から基端部までの長さである刃長(図5に寸法Dとして示す)を変更したものについて、それぞれ、所定の測定条件において、所定の密度で束ねた毛髪の1秒間当たりの切断本数を測定した結果を示す。測定条件としては、例えば、可動刃13の可動刃刃体13aの並設間隔を1.3mm、固定刃12の固定刃刃体12aの並設間隔を1.6mm、上記挟み角θをおよそ20°程度としている。毛髪の切断本数(グラフの縦軸に示す)が、例えば毎秒30000本以上であれば、バリカン1が散髪に必要な切断能力を有していると評価できる。測定結果によると、刃溝深さDが、0.2mm乃至1.5mmであれば、毎秒30000本以上の毛髪を切断可能であることがわかる。刃長Dが浅すぎると、切刃部13bが短くなり、毛髪の切断本数が少なくなる。また、刃長Dが深すぎると、可動刃刃体13aの先端部間の刃溝の幅が狭くなるため、刃溝に導入される毛髪の本数が少なくなり、毛髪の切断本数が少なくなる。従って、上記測定条件下においては、各可動刃刃体13aの刃長Dが0.2mm乃至1.5mmとなるように、可動刃13を構成するのが望ましい。
なお、可動刃は、可動刃刃体の基端部間の刃溝底部が上述のように直線状に形成されているものに限られない。図8は、第1実施形態の一変形例に係る可動刃113の一例を示す。可動刃113は、上述の可動刃13と同様の可動刃刃体13aを並設して構成されている。可動刃113の刃溝底部113fは、上述の刃溝底部13fと異なり、可動刃刃体13aの先端部から基端部に向く方向に凹むように、上面視で略円弧状に形成されている。この可動刃113では、可動刃刃体13a間の刃溝の、可動刃刃体13aの先端部から刃溝底部113fまでの距離が、刃溝底部113fが直線状に形成されている場合と比較して長くなっている。それにより、切刃部13bに当たり刃溝底部113fに集まった毛髪の一部を刃溝底部113fの円弧状部に逃がし、その他の毛髪を切断することができる。従って、多数の毛髪を切刃部13bの特定の狭い範囲の部位で切断することを防止することができ、切断抵抗の増加を防止して可動刃113に加わる負荷を低減させ、可動刃113を駆動するためのモータ6の省力化や小型化が可能となる。また、上面視で、可動刃刃体13a間の刃溝部分の面積が増加するので、刃溝に導入された毛髪が刃溝からさらに抜脱しにくくなる。
次に、本発明の第2実施形態に係るバリカンの構成について図9を参照して説明する。以下の説明において、上述の第1実施形態と同様に構成されている部位には同一の符号を付し、第1実施形態と相違する部分についてのみ説明する。第2実施形態において、可動刃23の構成が上述の第1実施形態と異なり、バリカンの本体部2や刃ブロック10のその他の部分は、上述のバリカン1と同様に構成されているため、バリカン全体の図示は省略する。図9は、刃ブロック10の固定刃12及び可動刃23を示し、上述の図5に対応する。
第2実施形態において、可動刃23に多数並設された可動刃刃体23aは、その切刃部23bの固定刃刃体12aの切刃部12bとの挟み角が、可動刃刃体23aの先端部側と基端部側で異なるように形成されているものである。可動刃刃体23aの各切刃部23bは、その切れ刃となる下端縁部が、可動刃刃体23aの先端部から基端部までの中間部で一回折れ曲がるように、2つの直線を接続した形状に形成されている。可動刃刃体23aは、先端部側における挟み角θが、基端部側における挟み角θよりも大きくなるように、且つ、挟み角θ,θが共に鋭角になるように形成されている。
このように、第2実施形態によれば、可動刃刃体23aの先端部側は、大きな挟み角θを有するので、刃溝に導入された毛髪を基端部側に誘導する作用が大きく、基端部側は、小さな挟み角θを有するので、同作用が小さくなる。従って、刃溝底部13fへの毛髪の密集を防ぎ、切刃部23bの先端部から基端部までに広く毛髪を分散させて、切断時の抵抗を均一化することができる。また、図に寸法Eで示すように、各可動刃刃体23aの基端部側の幅を、切刃部23bの下端縁部を一直線状に形成した場合よりも広く確保できるので、可動刃刃体23aの剛性及び強度を容易に確保することができる。
図10は、本発明の第3実施形態に係るバリカンの刃ブロック10の固定刃12及び可動刃33を示す。第3実施形態において、可動刃33の構成が上述の第1実施形態と異なり、バリカンの本体部2や刃ブロック10のその他の部分は、上述のバリカン1と同様に構成されている。可動刃刃体33aの各切刃部33bは、下端縁部が2つの直線を接続した形状に形成されている。可動刃刃体33aは、先端部側における挟み角θが、基端部側における挟み角θよりも小さくなるように形成されている点が、上記第2実施形態の可動刃刃体23aと相違する。挟み角θ,θは、共に鋭角である。
このように、第3実施形態によれば、可動刃刃体33aの先端部側において基端部側へ誘導する毛髪の量が、可動刃刃体33aの基端部側と比較して減少するので、基端部側への毛髪の密集を防止して毛髪の切断抵抗を低減させることができる。また、図に寸法Fで示すように、切刃部33bの下端縁部を一直線状に形成した場合よりも可動刃刃体33aの先端部付近の刃溝幅を広くすることができるので、毛髪を刃溝へ導入しやすくなり、毛髪の切断能力を向上させることができる。
図11は、本発明の第4実施形態に係るバリカンの可動刃43を示す。第4実施形態において、可動刃43は、先端部から基端部までの刃長が互いに異なる3種類の可動刃刃体431a,432a,433aを並設して構成されている。可動刃刃体431aは、可動刃刃体432aよりも刃長が長く、可動刃刃体432aは、可動刃刃体433aよりも刃長が長い。各可動刃刃体431a,432a,433aは、その先端部の幅が略等しくなるように形成されており、その先端部の位置が可動刃刃体431a,432a,433aの並設方向に略一列に並ぶように配設されている。各可動刃刃体431a,432a,433aは、例えば、可動刃刃体431aの両隣及び可動刃刃体433aの両隣に、可動刃刃体432aが位置するように、可動刃43の全体にそれぞれ分散するように並設されている。
このように、第4実施形態によれば、可動刃刃体431a,432a,433a間の刃溝への毛髪の導入量が各刃溝により異なり、各可動刃刃体431a,432a,433aにおける毛髪の切断タイミングが一様ではなくなる。これにより、可動刃43に加わる負担をさらに低減することができ、よりスムーズに毛髪を切断することができる。
なお、刃長が異なる刃体の配置態様は上述に限られるものではない。図12は、第4実施形態の一変型例に係る可動刃53を示す。可動刃53は、上述の可動刃43と同様に、刃長が互いに異なる3種類の可動刃刃体531a,532a,533aを並設して構成されている。可動刃53は、各可動刃刃体531a,532a,533aが、基端部の幅が略等しくなるように形成されており、その基端部の位置が可動刃刃体531a,532a,533aの並設方向に略一列に並ぶように配設されて構成されている点で、上記の可動刃43と相違する。可動刃53によれば、可動刃刃体531a,532a,533a間の刃溝に導入される毛髪の量が、刃溝によっては少なくなるので、切断時に可動刃53に加わる抵抗を低減することができる。また、各可動刃刃体531a,532a,533aを、基端部が均等間隔に並ぶように設けることにより、比較的刃長が短い可動刃刃体532a,533aの先端部近傍の刃溝の幅が広くなるので、毛髪の刃溝への導入性を向上させる、確実に毛髪を切断することができる。
なお、第4実施形態において、互いに異なる刃長を有する可動刃刃体の種類としては、3種類に限られず、長いものと短いものとの2種類であっても、また、4種類より多くてもよい。すなわち、可動刃を構成する各可動刃刃体が、互いに異なる複数の刃長のうち、いずれか1つの刃長に設定されているように構成すればよく、これにより、毛髪の切断タイミングを可動刃毎にずらし、可動刃に加わる負担を低減することができる。
図13は、本発明の第5実施形態に係るバリカンの可動刃63を示す。可動刃63は、各可動刃刃体63aの切刃部13bの先端部間に、上面視で波形状に形成された波形部63gが形成されている点で、上述の第1乃至第4実施形態とは相違する。図に示すように、波形部63gは、切刃部13bの先端部の両端部から、当該可動刃刃体63aの基端部側に向けて、全体として凹むように形成されている。波形部63gは、波形部63gのうち先端部側に凸となる部分が、切刃部13bの先端部の両端部から寸法Gだけ基端部側に位置するように構成されており、波形部63gの一部分でも先端側に突出することがないように構成されている。
第5実施形態によれば、可動刃刃体63a間の刃溝に毛髪を導入するとき、各可動刃刃体63aの先端部に当接して刃溝に導入されなかった毛髪は、可動刃刃体63aの先端部から基端部側に凹んだ波形部63gに導入される。これにより、可動刃刃体63aの先端部で毛髪をはじいてしまうことを防止することができ、また、毛髪を可動刃刃体63aの先端部で倒してしまうことがなくなるので、毛髪を所望の刈り高さで切断することができる。
なお、本発明は上記第1乃至第5実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、バリカンは、刈り高さ調整機能を有さず、可動刃の固定刃に対する固定刃刃体の突出方向の位置が略固定されているようなものであってもよい。また、可動刃は、上述の第1乃至第5実施形態の各特徴部分のうち、複数の特徴部分を組み合わせて構成されていてもよい。
(a)は本発明の第1実施形態に係るバリカンの一例を示す側面図、(b)は同バリカンの平面図、(c)は同バリカンの側断面図。 上記バリカンの刃ブロックを示す斜視図。 上記刃ブロックの分解斜視図。 (a)は上記刃ブロックの平面図、(b)は切替レバーが起立状態であるときの同刃ブロックを示す平面図。 上記刃ブロックの先端部近傍部位の拡大平面図。 図4(a)のA−A線断面図。 上記バリカンを用いて毛髪を切断するときの、可動刃の刃長と毛髪の切断本数との関係を示すグラフ。 第1実施形態の一変形例に係るバリカンの可動刃の先端部近傍部位の拡大平面図。 本発明の第2実施形態に係るバリカンの刃ブロックの先端部近傍部位の拡大平面図。 本発明の第3実施形態に係るバリカンの刃ブロックの先端部近傍部位の拡大平面図。 本発明の第4実施形態に係るバリカンの可動刃の先端部近傍部位の拡大平面図。 第4実施形態の一変形例に係るバリカンの可動刃の先端部近傍部位の拡大平面図。 本発明の第5実施形態に係るバリカンの可動刃の先端部近傍部位の拡大平面図。 従来のバリカンの刃ブロックの先端部近傍部位の拡大平面図。
符号の説明
1 バリカン
12 固定刃
12a 固定刃刃体(固定刃の刃体)
12b (固定刃の)切刃部
13,23,33,43,53,63,113 可動刃
13a,23a,33a,63a,431a,432a,433a,531a,532a,533a 可動刃刃体(可動刃の刃体)
13b,23b,33b (可動刃の)切刃部
13d すくい面
13e 立ち上げ面
13f,113f 刃溝底部
63g 波形部
α すくい角
θ 挟み角
θ 先端部側の挟み角
θ 基端部側の挟み角

Claims (8)

  1. 刃体を多数並設してなる櫛状の固定刃及び可動刃を重ねて、前記可動刃を前記固定刃に対して刃体の並設方向に往復摺動して毛髪を切断するバリカンにおいて、
    前記可動刃は、各刃体間の距離が当該刃体の先端部から基端部に近づく程長くなるように形成された逆テーパ状の切刃部を有し、
    前記可動刃の各切刃部は、上面視で、前記固定刃の各刃体の側部に形成された切刃部に対して傾斜して該可動刃と固定刃の両切刃部が成す挟み角が鋭角になるように、且つ、前記固定刃との摺接面と当該摺接面の反対側のすくい面とが成すすくい角が鋭角になるように形成されていることを特徴とするバリカン。
  2. 前記可動刃の各刃体は、前記すくい面の上方に略垂直に立ち上がる立ち上げ面を有していることを特徴とする請求項1に記載のバリカン。
  3. 前記可動刃のうち、各刃体の基端部間の刃溝底部は、当該刃体の先端部から基端部に向く方向に凹むように上面視で略円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバリカン。
  4. 前記可動刃の各刃体は、前記挟み角が先端部側では大きく、基端部側では小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバリカン。
  5. 前記可動刃の各刃体は、前記挟み角が先端部側では小さく、基端部側では大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバリカン。
  6. 前記可動刃の各刃体の先端部から基端部までの刃長は、互いに異なる複数の刃長のうち、いずれか1つの刃長に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバリカン。
  7. 前記可動刃の各刃体は、それぞれの基端部の位置が、刃体の並設方向に互いに略一列に並ぶように配設されていることを特徴とする請求項6に記載のバリカン。
  8. 前記可動刃の各刃体は、切刃部の先端部間に上面視で波形状に形成された波形部を有しており、当該波形部は切刃部の先端部の両端より先端側に突出していないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバリカン。
JP2008298646A 2008-11-21 2008-11-21 バリカン Withdrawn JP2010119790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008298646A JP2010119790A (ja) 2008-11-21 2008-11-21 バリカン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008298646A JP2010119790A (ja) 2008-11-21 2008-11-21 バリカン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010119790A true JP2010119790A (ja) 2010-06-03

Family

ID=42321649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008298646A Withdrawn JP2010119790A (ja) 2008-11-21 2008-11-21 バリカン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010119790A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110016729A1 (en) * 2008-01-29 2011-01-27 Klaus-Dieter Geiser Trimmer comb, hair trimmer comprising a trimmer comb and method of manufacturing a trimmer comb
US20140310963A1 (en) * 2009-01-27 2014-10-23 Braun Gmbh Trimmer Comb, Hair Trimmer Comprising A Trimmer Comb And Method Of Manufacturing A Trimmer Comb

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110016729A1 (en) * 2008-01-29 2011-01-27 Klaus-Dieter Geiser Trimmer comb, hair trimmer comprising a trimmer comb and method of manufacturing a trimmer comb
US20140310963A1 (en) * 2009-01-27 2014-10-23 Braun Gmbh Trimmer Comb, Hair Trimmer Comprising A Trimmer Comb And Method Of Manufacturing A Trimmer Comb
US9302401B2 (en) * 2009-01-27 2016-04-05 Braun Gmbh Trimmer comb, hair trimmer comprising a trimmer comb and method of manufacturing a trimmer comb

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2365489C2 (ru) Машинка для стрижки волос
EP3854541B1 (en) Electric beard trimmer
EP1757413B1 (en) Hair clipper
CN104647415B (zh) 安装单元和毛发切割器具
JP2010004992A (ja) バリカン刃、及び電動バリカン
EP3854542B1 (en) Electric beard trimmer
EP3854540A1 (en) Electric beard trimmer
JP2010124875A (ja) バリカン
JP4229203B2 (ja) バリカン
JP2010119790A (ja) バリカン
JP2010124869A (ja) バリカン
JP2010082204A (ja) 電気かみそり
JP2013188455A (ja) 電気かみそり
EP3360656A1 (en) Electric shaver and outer blade used in the electric shaver
JP2010004994A (ja) バリカン刃及び電動バリカン
JP2010115315A (ja) バリカン
JP2010004993A (ja) バリカン刃及び電動バリカン
JP2010004995A (ja) バリカン刃及び電動バリカン
JP2010004991A (ja) バリカン刃、及び電動バリカン
JP5879531B2 (ja) 電気かみそり
JP2008125398A (ja) バリカン型刈取装置
JP2010075405A (ja) 電気かみそり
JP4761281B2 (ja) ロータリー式の電気かみそり
KR200382077Y1 (ko) 삽출식 비산방지판이 구비된 전기 바리깡

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120207