JP2010004995A - バリカン刃及び電動バリカン - Google Patents

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Toshio Ikuta
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Abstract

【課題】可動刃の刃体間に導入した毛髪の逃げ出しを抑制する刃体の形状を採用しつつも該刃体間への毛髪の導入性を向上させることができるバリカン刃を提供する。
【解決手段】可動刃15の刃体20は、両側に切刃部22,23が形成され、その一方の第1切刃部22が、刃体20の基端側において隣接の刃体20とは反対側に向けて傾斜され、刃体20の先端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜する形状に形成される。そして、他方の第2切刃部23が、刃体20の基端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜され、刃体20の先端側において隣接の刃体20とは反対側に向けて傾斜する形状に形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、固定刃及び可動刃からなるバリカン刃、及びそのバリカン刃を備えた電動バリカンに関するものである。
従来、刃体を複数並設してなる櫛状の固定刃及び可動刃を重ね、可動刃を固定刃に対して往復摺動させることで、可動刃の刃体間に導入された毛髪を可動刃及び固定刃とで挟みこんで切断する電動バリカンがある。
例えば、特許文献1に開示された電動バリカンでは、可動刃の刃体の長手方向(刃体の並設方向と直交する直交方向)位置によって可動刃の各刃体の並設方向の間隙が異なるようになっている。具体的には、可動刃の刃体の長手方向における先端側に並設方向に広がるように形成される幅広刃部が設けられており、各刃体の先端側における並設方向の間隙が比較的狭くなっている。そのため、可動刃の刃体間に導入された毛髪が刃体間に留まり易く、刃体間の先端側から毛髪が逃げ出ることを抑制している。
特開2008−80111号公報
しかしながら、上記の電動バリカンでは、幅広刃部が設けられ可動刃の刃体間の先端側における並設方向の間隙が狭くなるように刃体が形成されているため、毛髪を導入する際にその毛髪が可動刃の刃体の先端側である幅広刃部と接触し、導入すべき毛髪が刃体間に導入されにくくなるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、可動刃の刃体間に導入した毛髪の逃げ出しを抑制する刃体の形状を採用しつつも該刃体間への毛髪の導入性を向上させることができるバリカン刃及び電動バリカンを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、刃体を複数並設してなる櫛状の固定刃と、刃体を複数並設し前記固定刃に対して並設方向に往復摺動可能に構成される櫛状の可動刃とを備え、前記固定刃の刃体と前記可動刃の刃体とで毛髪をその摺動方向に挟んで切断するように構成されたバリカン刃であって、前記可動刃の刃体は、両側に切刃部が形成されるものであり、隣接する刃体の対向する切刃部の一方が、前記刃体の基端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜し、前記刃体の先端側において隣接の刃体側に向けて傾斜する第1切刃部として形成されるとともに、該隣接する刃体の対向する切刃部の他方が、前記刃体の基端側において隣接の刃体側に向けて傾斜し、先端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜する第2切刃部として形成されたことをその要旨とする。
この発明では、可動刃の刃体は、両側に切刃部が形成されるものであり、隣接する刃体の対向する切刃部の一方が、刃体の基端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜し、刃体の先端側において隣接の刃体側に向けて傾斜する第1切刃部として形成されるとともに、この隣接する刃体の対向する切刃部の他方が、刃体の基端側において隣接の刃体側に向けて傾斜され、先端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜する第2切刃部として形成される。そのため、導入された毛髪が刃体の先端側において隣接の刃体側に向けて傾斜されるように形成される第1切刃部により、刃体間に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを抑制することができる。また、刃体の基端側において隣接の刃体側に向けて傾斜するように形成される第2切刃部により、第2切刃部の基端側に導入された毛髪はその基端側に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを更に抑制することができる。更に、従来の様に刃体の先端側であるほど幅広の幅広刃部が形成される刃体と比較して、第2切刃部が刃体の先端側において隣接の刃体と反対側に向けて傾斜するように形成されていることにより、その傾斜を利用して毛髪が刃体間へ入り易くなるため、刃体間への毛髪の導入性を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバリカン刃において、前記可動刃の刃体は、一方側の切刃部が前記第1切刃部、他方側の切刃部が前記第2切刃部で構成されたことをその要旨とする。
この発明では、一方側の切刃部が第1切刃部、他方側の切刃部が第2切刃部となる全て同一形状の刃体の可動刃にて、毛髪の逃げ出しの抑制と刃体間への毛髪の導入性の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のバリカン刃において、前記可動刃の刃体は、交互に配置される第1及び第2刃体よりなり、前記第1刃体は、両側の切刃部がともに前記第1及び第2切刃部のいずれか一方で構成され、前記第2刃体は、両側の切刃部がともに前記第1及び第2切刃部のいずれか他方で構成されたことをその要旨とする。
この発明では、両側に第1切刃部を有する線対称形状の第1刃体と、両側に第2切刃部を有する線対称形状の第2刃体とが交互に配置されて構成される可動刃にて、毛髪の逃げ出しの抑制と刃体間への毛髪の導入性の向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバリカン刃において、前記第1切刃部は、前記刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するとともに、前記中間部から先端にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するように形成され、前記第2切刃部は、前記刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するとともに、前記中間部から先端にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するように形成されることをその要旨とする。
この発明では、第1切刃部は、刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するとともに、中間部から先端にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するように形成され、第2切刃部は、刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するとともに、中間部から先端にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するように形成される。これにより、例えば第1刃体及び第2刃体の切刃部と固定刃の刃体の切刃部とがなすはさみ角を適切な角度で常に一定にすることが容易にできる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のバリカン刃において、前記第1及び第2切刃部は、前記固定刃の両側に設けた切刃部とでなるはさみ角の角度が全切刃領域で同一となるよう形成したことをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2切刃部は、固定刃の両側に設けた切刃部とでなるはさみ角の角度が全切刃領域で同一となるよう形成される。これにより、はさみ角を適切な角度(0度〜40度の範囲で、特に20度近傍)とすることで、容易に切断能力の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、前記可動刃は、並設方向と直交する直交方向の長さが短い刃体及び長い刃体を交互に配置して構成されたことをその要旨とする。
この発明では、可動刃は、並設方向と直交する直交方向の長さが短い刃体及び長い刃体を交互に配置して構成されるため、直交方向の長さが短い刃体の先端まで導入され、その後、その短い刃体の先端に位置する毛髪を長い刃体で切断することも可能となり、毛髪を切断する切断能力の向上に寄与することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のバリカン刃において、前記短い刃体は、前記第2切刃部を有するものであり、前記短い刃体の前記第2切刃部の先端角部における垂線が前記長い刃体の前記第1切刃部の先端角部よりも基端側を通る位置となるように、前記短い刃体の前記直交方向の長さを設定したことをその要旨とする。
この発明では、短い刃体は、第2切刃部が備えられ、この短い刃体の第2切刃部の先端角部における垂線が長い刃体の第1切刃部の先端角部よりも基端側を通る位置となるように、短い刃体の直交方向の長さが設定される。これにより、例えば可動刃の並設方向への往復摺動によって短い刃体の第2切刃部にて毛髪が切断されずに弾かれる場合、その毛髪はその第2切刃部の垂直方向への力を受けて弾かれるため、その弾かれた毛髪を長い刃体の第1切刃部の先端(先端角部)よりも基端側に位置しやすくなる。そのため、短い刃体の第2切刃部にて弾かれた毛髪の逃げ出しを抑制させることが可能となる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバリカン刃と、該バリカン刃の可動刃を可動させる駆動源とを備えたことをその要旨とする。
この発明では、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバリカン刃と、該バリカン刃の可動刃を可動させる駆動源とが備えられたことにより、請求項1〜7のいずれか1項に記載の効果と同様の効果を奏することができる電動バリカンを提供することができる。
本発明によれば、可動刃の刃体間に導入した毛髪の逃げ出しを抑制する刃体の形状を採用しつつも該刃体間への毛髪の導入性を向上させることができるバリカン刃及び電動バリカンを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)及び図2に示すように、本実施形態の電動バリカン10は、基端側(図1(a)(b)において下側)略半分が把持部11をなすハウジング12を有し、該ハウジング12内の略中央部には駆動源としての電動モータ13が収容されて固定されている。電動モータ13の駆動力を伝達する駆動軸13aは、ハウジング12の先端部に装着される刃ブロック14まで延び、該刃ブロック14の可動刃15と駆動連結されている。
ハウジング12内における電動モータ13の基端側には、該モータ13に電源供給を行う充電式のバッテリ17が備えられ、該バッテリ17近傍には制御回路18が備えられている。また、ハウジング12の把持部11近傍の外周面には使用者が操作可能な操作スイッチ19が備えられており、制御回路18は、その操作スイッチ19の操作に基づいてモータ13の制御(例えばオン・オフ制御など)やバッテリ17の充電制御を行っている。
そして、操作スイッチ19の操作に基づいてモータ13が駆動されると、該モータ13の駆動力は駆動軸13aを介して刃ブロック14の可動刃15に伝達され、これにより刃ブロック14では可動刃15が固定刃16に対して往復摺動し、可動刃15と固定刃16による毛髪の切断が行われるようになっている。尚、本実施形態では可動刃15及び固定刃16とでバリカン刃が構成されている。
図3及び図4に示すように、刃ブロック14において、刃体16aを複数並設して櫛状に構成された固定刃16と、刃体20を複数並設して櫛状に構成され固定刃16に対して刃体20の並設方向に往復摺動可能に設けられる可動刃15とが備えられている。因みに、可動刃15は、ハウジング12(図1参照)の外周面に設けられたダイヤル部材21を回動させることで、固定刃16の刃体16aの延びる方向に沿って進退可能に設けられ、これにより毛髪の刈り高さを調整することができるようになっている。
固定刃16は、先細形状をなす同一形状の刃体16aを複数並設して櫛状に構成されており、各刃体16aの並設方向両側には切刃部16bが形成されている。
可動刃15は、前記固定刃16の刃体16aよりも短く同一形状の刃体20を複数並設して櫛状に構成されている。各刃体20は、その並設方向両側に切刃部22,23が形成されており、その一方側を第1切刃部22、他方側を第2切刃部23で構成している。そして、第1切刃部22は、刃体20の基端から中間部Aにかけて隣接の刃体20とは反対側に向けて直線状に傾斜されるとともに、中間部Aから先端にかけて隣接の刃体20側に向けて直線状に傾斜するように形成されている。そして、第2切刃部23は、刃体20の基端から中間部Aにかけて隣接する刃体20側に向けて直線状に傾斜するとともに、中間部Aから先端にかけて隣接する刃体20とは反対側に向けて直線状に傾斜するように形成されている。また、隣接し合う刃体20においては、第1切刃部22と第2切刃部23とが対向するように形成されている。
可動刃15の刃体20の各切刃部22,23は、固定刃16の切刃部16bに対して傾斜してなるはさみ角αが、その全切刃領域において毛髪を挟みこんで切断するのに好適な角度(例えば0度〜40度の範囲で、特に20度近傍)となるように形成されている。
そして、モータ13の駆動により可動刃15が固定刃16に対して往復摺動されると、毛髪が可動刃15の刃体20間に導入され、刃体20と固定刃16の刃体16aとで挟みこんでその毛髪が切断される。この時、可動刃15の刃体20間に導入された毛髪が刃体の先端側において隣接する刃体20側に向けて傾斜される第1切刃部22により、刃体20間に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを抑制することができる。また、刃体20の基端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜するように形成される第2切刃部23により、第2切刃部23の基端側に導入された毛髪はその基端側に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを更に抑制することができる。更に、従来の様に刃体の先端側であるほど幅広の幅広刃部が形成される刃体と比較して、第2切刃部23が刃体20の先端側において隣接の刃体20と反対側に向けて傾斜するように形成されていることにより、その傾斜を利用して毛髪が刃体20間へ入り易くなるため、刃体20間への毛髪の導入性を向上することができる。これに加え、はさみ角αを適切な角度(0度〜40度の範囲で、特に20度近傍)とすることで、容易に切断能力の向上を図ることができる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)可動刃15の刃体20は、両側に切刃部22,23が形成され、その一方の第1切刃部22が、刃体20の基端側において隣接の刃体20とは反対側に向けて傾斜され、刃体20の先端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜する形状に形成される。そして、他方の第2切刃部23が、刃体20の基端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜され、刃体20の先端側において隣接の刃体20とは反対側に向けて傾斜する形状に形成される。また、本実施形態では、刃体20の一方側を第1切刃部22、他方側を第2切刃部23で構成されている。これらにより、導入された毛髪が刃体20の先端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜されるように形成される第1切刃部22により、刃体20間に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを抑制することができる。また、刃体20の基端側において隣接の刃体20側に向けて傾斜するように形成される第2切刃部23により、第2切刃部23の基端側に導入された毛髪はその基端側に留まり易くなり、毛髪の逃げ出しを更に抑制することができる。更に、従来の様に刃体の先端側であるほど幅広の幅広刃部が形成される刃体と比較して、第2切刃部23が刃体20の先端側において隣接の刃体20と反対側に向けて傾斜するように形成されていることにより、その傾斜を利用して毛髪が刃体20間へ入り易くなるため、刃体20間への毛髪の導入性を向上することができる。
(2)第1切刃部22は、刃体20の基端から中間部Aにかけて隣接する刃体20とは反対側に向けて直線状に傾斜するとともに、中間部Aから先端にかけて隣接する刃体20側に向けて直線状に傾斜するように形成され、第2切刃部23は、直線状に傾斜するように形成される。これにより、例えば可動刃15の刃体20の切刃部22,23と固定刃16の刃体16aの切刃部16bとがなすはさみ角αを適切な角度で常に一定にすることが容易にできる。
(3)第1切刃部22及び第2切刃部23は、固定刃16の両側に設けた切刃部16bとでなるはさみ角αの角度が全切刃領域で同一となるよう形成される。これにより、はさみ角を適切な角度(0度〜40度の範囲で、特に20度近傍)とすることで、容易に切断能力の向上を図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、可動刃15の刃体20の一側面に第1切刃部22、他側面に第2切刃部23を備えて刃体20を同一形状に構成したが、これに限らない。例えば図5に示すように、可動刃15の刃体30,31を交互に配置される第1刃体30及び第2刃体31で構成し、第1刃体30は、両側の切刃部がともに第1切刃部22で構成するとともに、第2刃体31は、両側の切刃部がともに第2切刃部23で構成してもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば図6に示すように、並設方向と直交する直交方向の長さが短い刃体40及び長い刃体41を交互に配置してもよい。このような構成とすることで、直交方向の長さが短い刃体40の先端まで導入され、その後、その短い刃体40の先端に位置する毛髪を長い刃体41で切断することも可能となり、毛髪を切断する切断能力の向上に寄与することができる。尚、図6では、短い刃体40の両側を第2切刃部23で構成し、長い刃体41の両側を第1切刃部22で構成しているが、上記実施形態のように一側面に第1切刃部22、他側面に第2切刃部23を備えてなる刃体20についても適用してもよい。
上記の構成に加え、短い刃体40は、第2切刃部23を備え、この短い刃体40の第2切刃部23の先端角部23aにおける垂線Lが長い刃体41の第1切刃部22の先端角部22aよりも基端側を通る位置となるように、短い刃体40の直交方向の長さとなる構成としてもよい。このような構成とすることで、例えば可動刃15の並設方向への往復摺動によって短い刃体40の第2切刃部23にて毛髪が切断されずに弾かれる場合、その毛髪はその第2切刃部23の垂直方向への力を受けて弾かれるため、その弾かれた毛髪を長い刃体41の第1切刃部22の先端(先端角部22a)よりも基端側に位置しやすくなる。そのため、短い刃体40の第2切刃部23にて弾かれた毛髪の逃げ出しを抑制させることが可能となる。
・上記実施形態では、第1切刃部22を2つの直線にて形成し、第2切刃部23を2つの直線にて形成したが、これに限らない。例えば、第1切刃部22及び第2切刃部23をその他の直線形状や、また湾曲形状に形成してもよい。
・上記実施形態では、第1切刃部22及び第2切刃部23と、固定刃16の切刃部16bがなすはさみ角αが同一となるような構成としたが、同一角度に構成しなくてもよい。
(a)(b)は、本実施形態におけるバリカンの外観図である。 同上におけるバリカンの断面図である。 同上における刃ブロックの全体斜視図である。 同上における可動刃の形状について説明するための説明図である。 別例における可動刃の形状について説明するための説明図である。 別例における可動刃の形状について説明するための説明図である。
符号の説明
10…電動バリカン、13…電動モータ(駆動源)、15…可動刃、16…固定刃、16a…刃体、16b…切刃部、20…刃体、22…第1切刃部(切刃部)、22a…先端角部、23…第2切刃部(切刃部)、23a…先端角部、30…第1刃体、31…第2刃体、40…短い刃体、41…長い刃体、A…中間部、L…垂線、α…はさみ角。

Claims (8)

  1. 刃体を複数並設してなる櫛状の固定刃と、刃体を複数並設し前記固定刃に対して並設方向に往復摺動可能に構成される櫛状の可動刃とを備え、前記固定刃の刃体と前記可動刃の刃体とで毛髪をその摺動方向に挟んで切断するように構成されたバリカン刃であって、
    前記可動刃の刃体は、両側に切刃部が形成されるものであり、隣接する刃体の対向する切刃部の一方が、前記刃体の基端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜し、前記刃体の先端側において隣接の刃体側に向けて傾斜する第1切刃部として形成されるとともに、該隣接する刃体の対向する切刃部の他方が、前記刃体の基端側において隣接の刃体側に向けて傾斜し、先端側において隣接の刃体とは反対側に向けて傾斜する第2切刃部として形成されたことを特徴とするバリカン刃。
  2. 請求項1に記載のバリカン刃において、
    前記可動刃の刃体は、一方側の切刃部が前記第1切刃部、他方側の切刃部が前記第2切刃部で構成されたことを特徴とするバリカン刃。
  3. 請求項1に記載のバリカン刃において、
    前記可動刃の刃体は、交互に配置される第1及び第2刃体よりなり、
    前記第1刃体は、両側の切刃部がともに前記第1及び第2切刃部のいずれか一方で構成され、
    前記第2刃体は、両側の切刃部がともに前記第1及び第2切刃部のいずれか他方で構成されたことを特徴とするバリカン刃。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のバリカン刃において、
    前記第1切刃部は、前記刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するとともに、前記中間部から先端にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するように形成され、
    前記第2切刃部は、前記刃体の基端から中間部にかけて隣接する刃体側に向けて直線状に傾斜するとともに、前記中間部から先端にかけて隣接する刃体とは反対側に向けて直線状に傾斜するように形成されることを特徴とするバリカン刃。
  5. 請求項4に記載のバリカン刃において、
    前記第1及び第2切刃部は、前記固定刃の両側に設けた切刃部とでなるはさみ角の角度が全切刃領域で同一となるよう形成したことを特徴とするバリカン刃。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のバリカン刃において、
    前記可動刃は、並設方向と直交する直交方向の長さが短い刃体及び長い刃体を交互に配置して構成されたことを特徴とするバリカン刃。
  7. 請求項6に記載のバリカン刃において、
    前記短い刃体は、前記第2切刃部を有するものであり、
    前記短い刃体の前記第2切刃部の先端角部における垂線が前記長い刃体の前記第1切刃部の先端角部よりも基端側を通る位置となるように、前記短い刃体の前記直交方向の長さを設定したことを特徴とするバリカン刃。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のバリカン刃と、該バリカン刃の可動刃を可動させる駆動源とを備えたことを特徴とする電動バリカン。
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