JP4761281B2 - ロータリー式の電気かみそり - Google Patents
ロータリー式の電気かみそり Download PDFInfo
- Publication number
- JP4761281B2 JP4761281B2 JP2001089658A JP2001089658A JP4761281B2 JP 4761281 B2 JP4761281 B2 JP 4761281B2 JP 2001089658 A JP2001089658 A JP 2001089658A JP 2001089658 A JP2001089658 A JP 2001089658A JP 4761281 B2 JP4761281 B2 JP 4761281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- hole
- cutting edge
- holes
- row
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータリー式電気かみそりにおける外刃に関する。外刃の内刃と摺接する部分には、一群の第1刃穴と横長矩形状の第2刃穴とが混在する状態で設けてある。
【0002】
【従来の技術】
穴形状が異なる2種の刃穴を備えている外刃は、実開昭53−26692号公報および特開昭54−156760号公報に公知である。いずれも、往復動式の電気かみそりの外刃ではあるが、前者では、長方形状の第1刃穴と、第1刃穴より細長いスリット状の第2刃穴とを、それぞれ直線列状に配置し、各刃穴列を内刃の往復方向に対して一定角度だけ傾けている。後者では、スリット状の第2刃穴と、そのまわりを多面形状に囲む丸穴状の第1刃穴とで1単位のパターン要素を構成し、このパターン要素を縦長に規則的に配置している。そこでも第1刃穴列を内刃の往復方向に対して僅かに傾斜させている。特開平6−225978号公報では、大小の刃穴を特定位置に配置して、アーチ状に屈曲した状態における外刃の曲げ剛性を均一化し、外刃の湾曲形状が局部的にばらつくのを防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
第1刃穴とスリット状の第2刃穴を備えている従来の外刃においては、第2刃穴をその長辺部が内刃の往復方向に沿う状態で配置するので、刃穴の短辺部、即ちスリット両端部が切刃部にならざるを得ず、刃穴の長手方向中途部に入り込んだひげを切断できない。内刃の往復ストロークを第2刃穴の全長寸法より大きく設定すると、刃穴の中途部に入り込んだひげを切断することはできるが、ひげを根元から切断できないうえ、内刃の往復ストロークが拡大された分だけ大きな振動を生じるうえ、内刃の駆動動力も増える。
【0004】
一般に、電気かみそりを使用する場合には、肌に押し付けた外刃をアーチ中心軸と交差する向きに移動してひげを剃る。しかし、耳に連らなるあご下の凹部のひげを剃る場合には、外刃を縦長姿勢にしてあご下に密着させ、アーチ中心軸と同じ方向へ移動させながらひげを剃ることがある。このように、外刃の移動方向が変わったとしても、往復動式の電気かみそりの場合には、殆んど影響を受けることもなくひげを問題なく剃ることができる。しかし、ロータリー式の電気かみそりの場合には、内刃の回転方向がアーチ中心軸と交差する向きになるので、先のような特殊な使い方をするとき、ひげを捕え損なって剃り残しを生じることがある。とくにくせ毛や長いひげの場合に剃り残しを生じやすい。
【0005】
この発明の目的は、外刃をアーチ中心軸に沿って移動させる場合にも、ひげを刃穴に確実に誘い込んで剃ることができ、従ってユーザーの使用法の如何にかかわらず、常に良好な切れ味を発揮できるロータリー式の電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、穴形状が異なる第1刃穴と第2刃穴との境界付近において、外刃の曲げ剛性が不均一になるのを防止して、外刃を内刃に対してばらつきなく密着できるようにして、これにより第1刃穴と第2刃穴とが混在する状態で設けてある外刃の切れ味を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のロータリー式の電気かみそりは、一方向へ回転駆動される内刃8と、アーチ状に保形されて内刃8に外接する外刃10を備えており、内刃8と摺接する外刃10の切刃領域Wに、一群の第1刃穴31と、アーチ中心軸Pに沿う向きに長い長穴状の第2の刃穴32の一群とが設けてあることを特徴とする。
【0007】
第2刃穴32の一群は、外刃10の湾曲始端側から湾曲終端側へ向かって列状に配置されて刃穴列Hを形成している。この刃穴列Hは、切刃領域Wの一側端から他側端へ向かって一定間隔おきに配置する。
【0008】
内刃8の切刃8aと協同してひげを切断するための外切刃33を第2刃穴32の長辺部に設ける。外切刃33と対向する辺部に、皮膚の刃穴内への入り込みを防ぐ規制部34を、外切刃33へ向かって膨出形成する。
【0009】
外切刃33と内刃8の切刃8aとは45度未満の挟み角αを挟んで摺接する。
【0010】
第1刃穴31と第2刃穴32との隣接境界に、外刃10の曲げ剛性を均一化するための捨穴35を形成する。
【0011】
第1刃穴31の開口寸法Bを基準にして、第2刃穴32の開口幅寸法Cと開口長さ寸法Dとは、次式(C≦B<D)を満足するように設定する。
【0013】
刃穴列Hを構成する各第2刃穴32の中心どうしを結ぶ仮想列線Lが、アーチ中心軸Pに対して斜めに交差するように刃穴列Hを形成する。
【0014】
【発明の作用効果】
内刃8と摺接する外刃10の切刃領域Wに、第1刃穴31と第2刃穴32とを混在する状態で設け、第2刃穴32をアーチ中心軸Pに沿う向きに長い長穴状に形成し、その開口面積を第1刃穴31に比べて大きく設定するので、第1刃穴31で捕捉できなかったひげを第2刃穴32で捕捉し切断できる。例えば、外刃10を縦長姿勢にしてあご下に密着させ、アーチ中心軸Pに沿って移動させながらひげを剃るような場合であっても、ひげを第2刃穴32内に誘い込んで切断できる。くせ毛や長いひげの場合には、まず第2刃穴32でひげを切断して短くし、次に第1刃穴31で残るひげ部分を切断して仕上げ剃りできる。従ってこの発明のロータリー式の電気かみそりによれば、ユーザーの使用形態の如何にかかわらず、常に良好な切れ味を発揮して、ひげそりを短時間で終えることができる。
【0015】
第2刃穴32の一群を列状に配置して刃穴列Hを形成し、この刃穴領域の一側端から他側端に向かって一定間隔おきに配置すると、第2刃穴32を刃穴の大半を占める第1刃穴31に対して均一に分散配置させて、第2刃穴32によるひげ捕捉度合いを切刃領域Wにおいて均一化できるうえ、第2刃穴32が第1刃穴31中に混在することに基づく、外刃10の曲げ剛性の偏りを解消できる。
【0016】
第2刃穴32の外切刃33と対向する辺部に規制部34を膨出形成すると、第2刃穴32の長手方向中途部における開口幅を規制部34によって狭めて、皮膚の一部が第2刃穴32に入り込むのを阻止できる。従って、開口長さの大きな第2刃穴32を設けているにもかかわらず、皮膚を傷付けることがなく、快適にひげを剃り落とすことができる。外切刃33へ向かって膨出する規制部34は、第2刃穴32内へ入り込んだひげを、外切刃33の側へ近付けるように誘導案内する作用を発揮でき、さらに皮膚に沿ったくせ毛や長いひげを切断しやすい状態に毛起こしする作用もあり、規制部34を備えた第2刃穴32によれば、ひげの切断機会を増加できる。
【0017】
外切刃33と内刃8側の切刃8aの挟み角αを45度未満の鋭角に設定すると、外切刃33で受け止めたひげに斜めの切断分力を作用させて、ひげ切断を円滑し、切れ味を向上できる。
【0018】
第1刃穴31と第2刃穴32との境界付近には、両者の穴形状の違いに由来する、他の部位より面積の大きな刃壁が規制的に生じる。この刃壁は、他より面積が大きい分だけ曲げ剛性が増し、外刃10の湾曲を阻害し、刃壁の周辺に位置する刃穴が内刃8に密着するのを妨げる原因になる。こうした曲げ剛性のばらつきを解消するために、第1・第2の両刃穴31・32の境界に捨穴35を設けて、刃壁の曲げ剛性を他の部位と同程度にまで低下させている。このように、刃壁に捨穴35を設けた外刃10によれば、外刃10の切刃領域Wの全体を内刃8に均一に密着させて、切れ味を向上できる。なお、捨穴35は、曲げ剛性を調整できさえすればよいので、貫通穴と有底穴とのどちらであってもよい。
【0019】
第1刃穴31の開口寸法Bと、第2刃穴32の開口幅寸法Cおよび開口長さ寸法Dのそれぞれを、式(C≦B<D)を満足するように設定するのは、皮膚の一部が刃穴内へ入り込むことのないように形成される第1刃穴31の開口寸法Bを基準にして、これより開口面積の大きな第2刃穴32においても、皮膚の入り込みを阻止しながら、ひげを効果的に捕捉するためである。なお、開口長さ寸法Dは、大きく設定するほどひげを捕捉しやすくなるが限度はあり、一般には開口寸法Bの1.5〜4倍、より好ましくは2〜3.5倍程度に設定する。
【0021】
先に説明したように、第1刃穴31と第2刃穴32との境界には曲げ剛性の大きな刃壁が生じ、この刃壁は刃穴列Hに沿って形成される。そのため、刃穴列Hの配置パターンによっては、切刃領域Wの特定部位に曲げ剛性の高い部分が湾曲面に沿って形成されてしまうことになる。このような曲げ剛性の局部的な偏在を避け、刃壁が生じることに基づく悪影響を極力避けるために、刃穴列Hの仮想列線Lをアーチ中心軸Pに炊いて斜めに交差させて、各第2刃穴32を階段状に配置し、刃壁を切刃領域Wに均等に分散させている。
【0022】
【実施例】
図1ないし図8はこの発明に係るロータリー式の電気かみそりの実施例を示す。図3において、電気かみそりは、本体ケース1とその上部に設けたかみそりヘッド2とを有し、本体ケース1の前面の縦長の化粧パネル3を設けてなる。化粧パネル3には、モーター起動用のスイッチボタン4や、運転モードを切り換えるモード切換ボタン5および両ボタン4、5の切り換え状態を表示する表示灯6などが設けてある。かみそりヘッド2は、逆門形のヘッドフレーム7で前後揺動自在に支持してある。
【0023】
図4において、かみそりヘッド2は、それぞれ同じ向きに回転駆動される前後一対の内刃8と、外刃ホルダー9でアーチ形断面状に支持されて内刃8に外接する外刃10と、両外刃10の間に配置される整毛部材27と、内刃8を支持するフレーム12などで構成する。図4において、符号13は外刃ホルダー9の装着状態を維持するロック体である。内刃8は、プラスチック製のシリンダー基台の周面に、10個のスパイラル小刃を26度のねじれ角をつけてインサート成形して構成する。スパイラル小刃はステンレス鋼板を素材にして形成してある。
【0024】
図6に示すように、外刃ホルダー9は、前後壁9F・9Bと左右側壁9L・9Rとを備えた中抜き形状に形成され、左右側壁9L・9Rには、外刃ホルダー9をフレーム12に上方から組み付ける際に各内刃8の左右両端の支軸との干渉を避けるための前後一対ずつの凹溝15が切り欠き形成される。前後壁9F・9Bの内部には、図7に示す外刃張設用の前後のエンドピース16・17をかしめ溶着するためのピン18が設けられる。左右側壁9L・9Rの内面の前後中間部には、外刃張設用の中央エンドピース19を左右から係合支持する縦長溝20が形成される。
【0025】
各エンドピース16・17・19はプラスチック成形品からなる。図6および図7に示すように、各外刃10の内刃回転方向Aの上手側端部は、中央エンドピース19および後側のエンドピースからそれぞれ突設した固定ピン21・22にかしめ溶着し、中央のエンドピース19の左右端を外刃ホルダー9の左右の縦長溝20に係合し、後エンドピース17を後壁部9Bの内部にかしめ溶着することによって、外刃ホルダー9に対して固定してある。また、各外刃10の内刃回転方向Aの下手側端部は、外刃ホルダ9の前壁部9Fの内部にかしめ溶着される前エンドピース16、および前記中央エンドピース19にそれぞれ上下方向に弾性変位自在に一体形成した弾性腕23・24から突出する可動ピン25・26にかしめ溶着することによって、外刃ホルダー9に対して引っ張り状態に取り付けられる。
【0026】
このように外刃ホルダー9に対し各外刃10の内刃回転方向Aの上手側の後端部を固定し、内刃回転方向Aの下手側の前端部を引っ張っておくと、各外刃10が内刃8との摺接抵抗を受けて内刃回転方向Aの下手側に向けて引っ張られ、その回転方向Aの下手側において外刃10の弛みが発生しがちとなるのをよく抑えて、常に外刃10の内刃8との密着性を高めることができ、切れ味の向上に寄与する。
【0027】
図7に示すように、各外刃10の内刃8との切刃領域Wにおける内刃回転方向Aの上手側に対応する後端側には、内刃回転方向Aに沿う長い形状を呈する長毛導入用の長孔30が左右方向に列設される。また、図6に示すように、各外刃10間の中間には、長毛を備えて前側の外刃10の前記長孔30に導入し易くするための櫛状の整毛部材27が外刃ホルダー9の左右側壁9L・9Rの間に横架される。外刃ホルダー9の後壁部9B上端には長毛後側の外刃10の前記長孔30に導入し易くするための櫛刃28が一体形成される。整毛部材27はプラスチック成形品からなり、その両端が前記縦長溝20の上方に形成した縦長溝36(図6参照)で上下動可能に係合支持されて、中央エンドピース19の上端に外篏固定したばね29で常に上方に押し上げ付勢される。従って、整毛部材27は肌に円滑に追従し、長毛を整えて長孔30に確実に導入する。
【0028】
この発明は、上記のようなロータリー式の電気かみそりにおいて、外刃10を図1および図2に示すよう構成する点に特徴を有する。外刃10は、ニッケル、あるいはニッケルコバルト合金を用いて電鋳法によって形成されたシート体からなり、その切刃領域Wに、第1刃穴31と第2刃穴32とが混在する状態で設けてある。第1刃穴31は6角穴状に形成し、第2刃穴32は外刃10のアーチ中心軸Pに沿う向きに長い長穴状に形成する。図2および図4において、切刃領域Wは、内刃8と外刃10の摺接領域V内に含まれており、切刃領域Wの内刃回転方向Aの上手側に隣接して長穴30を含む長毛導入領域Sが設けてある。この長毛導入領域Sは、長穴30で捕捉したひげを切断できるカット領域S1と、長毛を捕捉するだけの導入領域S2とに分けられる。
【0029】
図1に示すように第2刃穴32の長辺部には、内刃8と協同してひげ切断を行う外切刃33が直線状に設けてあり、この外切刃33と対向する長辺部に皮膚が刃穴内へ入り込むのを防ぐ規制部34が、外切刃33へ向かって突弧状に膨出形成してある。第2刃穴32は外刃10の湾曲始端から湾曲終端へ向かって階段状に配置されて刃穴列Hを形成しており、各第2刃穴32の中心どうしを結ぶ仮想列線Lはアーチ中心軸Pに対して斜めに交差してある。図2に示すように刃穴列Hは、切刃領域Wの一側端から他側端へ向かって一定間隔置きに配置してある。なお、外切刃33と内刃8の切刃8aとの挟み角αは26度に設定してある。
【0030】
図1に示すように、第1刃穴31の開口寸法Bを基準とするとき、第2刃穴32の開口幅寸法Cと開口長さ寸法Dとは、式(C≦B<D)を満足するように構成する。さらに、第1刃穴31の開口面積S1と第2刃穴の開口面積S2との面積比S1:S2が70:30〜90:10の範囲内に納まるようにする。この実施例においては、開口寸法Bを445μm、開口幅寸法Cを270μm、開口長さ寸法Dを1035μmとした。
【0031】
穴形状が異なる第1刃穴31と第2刃穴32との境界付近には、他の部位より面積の大きな刃壁が規則的に生じる。この刃壁の曲げ剛性を低下させて、刃壁の周辺に位置する刃穴31・32を内刃8に確実に密着させるために、刃壁に捨穴35を設ける。詳しくは、外切刃33および規制部34と、第1刃穴31とで囲まれる三角形状の刃壁のそれぞれに小径の捨穴35を設け、各第2刃穴32が4個の捨穴35で囲まれるようにした。
【0032】
上記のように第1刃穴31と第2刃穴32を設けた外刃10によれば、外刃10をアーチ中心軸Pと交差する方向へ動かしてひげを剃る場合はもちろんのこと、図8に示すように、外刃10をあごの下の当てがってアーチ中心軸Pに沿う方向へ動かしてひげを剃る場合にも、ひげを第2刃穴32で確実に捕捉して切断できる。
【0033】
上記の実施例では、第2刃穴32を階段状に配置したが、その必要はない。例えば刃穴列Hは四角形状の切刃領域Wの短辺部と平行に設けることができ、あるいは、第2刃穴32が第1刃穴31に対して均等に散在する状態で配置することができる。第2刃穴32の穴形状は、長円状やだ円状に形成してもよい。第1刃穴31の穴形状は、円形や四角形などであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】外刃の詳細構造を示す展開図である。
【図2】外刃の平面図である。
【図3】電気かみそりの外観斜視図である。
【図4】かみそりヘッドの断面図である。
【図5】かみそりヘッドの分解斜視図である。
【図6】外刃ホルダーと整毛部材の関係を示す分解斜視図である。
【図7】外刃とエンドピースの関係を示す分解斜視図である。
【図8】電気かみそりの使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
8 内刃
10 外刃
31 第1刃穴
32 第2刃穴
34 規制部
35 捨穴
H 刃穴列
P アーチ中心軸
W 切刃領域
Claims (6)
- 一方向へ回転駆動される内刃(8)と、アーチ状に保形されて内刃(8)に外接する外刃(10)を備えており、内刃(8)と摺接する外刃(10)の切刃領域(W)に、一群の第1刃穴(31)と、アーチ中心軸(P)に沿う向きに長い長穴状の第2の刃穴(32)の一群が設けてあり、
内刃(8)の切刃(8a)と協同してひげを切断する外切刃(33)が第2刃穴(32)の長辺部に設けられており、外切刃(33)と対向する辺部に、皮膚の刃穴内への入り込みを防ぐ規制部(34)が、外切刃(33)へ向かって膨出形成してあることを特徴とするロータリー式の電気かみそり。 - 第2刃穴(32)の一群が、外刃(10)の湾曲始端側から湾曲終端側へ向かって列状に配置されて刃穴列(H)を形成しており、前記刃穴列(H)が、切刃領域(W)の一側端から他側端へ向かって一定間隔おきに配置してある請求項1記載のロータリー式の電気かみそり。
- 外切刃(33)と内刃(8)の切刃(8a)とが45度未満の挟み角(α)を挟んで摺接する請求項1または2記載のロータリー式の電気かみそり。
- 第1刃穴(31)と第2刃穴(32)との隣接境界に、外刃(10)の曲げ剛性を均一化するための捨穴(35)が形成してある請求項1、2または3記載のロータリー式の電気かみそり。
- 第1刃穴(31)の開口寸法(B)を基準にして、第2刃穴(32)の開口幅寸法(C)と開口長さ寸法(D)とが、次式(C≦B<D)を満足するように設定してある請求項1、2、3または4記載のロータリー式の電気かみそり。
- 刃穴列(H)を構成する各第2刃穴(32)の中心どうしを結ぶ仮想列線(L)が、アーチ中心軸(P)に対して斜めに交差するように刃穴列(H)が形成してある請求項1から5のいずれかひとつに記載のロータリー式の電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001089658A JP4761281B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | ロータリー式の電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001089658A JP4761281B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | ロータリー式の電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002282561A JP2002282561A (ja) | 2002-10-02 |
JP4761281B2 true JP4761281B2 (ja) | 2011-08-31 |
Family
ID=18944558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001089658A Expired - Fee Related JP4761281B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | ロータリー式の電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4761281B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4840450B2 (ja) | 2009-01-16 | 2011-12-21 | パナソニック電工株式会社 | 電気かみそり |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7805799A (nl) * | 1978-05-29 | 1979-12-03 | Philips Nv | Scheerapparaat. |
JPH03297488A (ja) * | 1990-04-17 | 1991-12-27 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001089658A patent/JP4761281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002282561A (ja) | 2002-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN115003471B (zh) | 用于电动剃刀和/或修剪器的切割器系统 | |
EP3854546B1 (en) | Electric beard trimmer | |
JPH05269263A (ja) | カッテイング装置、電気ドライかみそり及び穴付きフォイル部材を製造するための方法 | |
EP4119313A1 (en) | Cutter system for an electric beard trimmer | |
JPH11114245A (ja) | 往復式電気かみそり | |
JP4761281B2 (ja) | ロータリー式の電気かみそり | |
JP4569985B2 (ja) | 電気かみそり | |
JP2000084270A (ja) | 往復式電気かみそり | |
JP3593714B2 (ja) | 眉用かみそり | |
JP3454619B2 (ja) | 電気かみそり | |
JP2000005460A (ja) | 往復式電気かみそり | |
KR200195180Y1 (ko) | 조합형 모발절단장치 | |
JPH0210985Y2 (ja) | ||
MX2008001670A (es) | Afeitadoras electricas. | |
JPH1157246A (ja) | 刈り上げ用アタッチメント | |
JPH10328437A (ja) | 電気かみそり | |
JP2004141633A (ja) | 毛髪梳き用ブラシ | |
JPH05103882A (ja) | 往復動式電気かみそり | |
KR20000019819U (ko) | 전기이발기용 커트빗 | |
JP2004141638A (ja) | 毛髪梳き用ブラシ | |
KR20000011300U (ko) | 조합형 모발절단장치 | |
KR20000011301U (ko) | 조합형 모발절단장치 | |
JPS6060880A (ja) | ロ−タリ−式電気かみそりの刃 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061121 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070712 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110601 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |