JPH1157246A - 刈り上げ用アタッチメント - Google Patents

刈り上げ用アタッチメント

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JPH1157246A
JPH1157246A JP22868697A JP22868697A JPH1157246A JP H1157246 A JPH1157246 A JP H1157246A JP 22868697 A JP22868697 A JP 22868697A JP 22868697 A JP22868697 A JP 22868697A JP H1157246 A JPH1157246 A JP H1157246A
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hair
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cutting
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Hitoshi Ogawa
仁志 小川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈り上げ用アタッチメントのみで刈り上げス
タイルを仕上げることを達成できる刈り上げ用アタッチ
メントを提供する。 【解決手段】 整髪用のバリカン3の刃部2に着脱自在
に取着されると共に複数の櫛歯1の高さが刃部2の往復
方向において一側端から他側端に向かって漸次高くなっ
ている刈り上げ用アタッチメントAである。そして櫛歯
1が一側端から刃部2のカット範囲に対して途中までし
か設けられていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリカンの先端に
取り付けての毛髪の刈り上げを行うのに用いる刈り上げ
用アタッチメントに関し、詳しくは刈り上げの仕上がり
をよくする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、整髪用のバリカンの刃部に着
脱自在に取着されると共に複数の櫛歯の高さが一側端か
ら他側端に向けて漸次高くなっている刈り上げ用アタッ
チメントが提供されており、耳回りや裾部の刈り上げを
行うときに有効なものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、刃部のカット範囲に対して櫛歯
が一側端から他側端まで設けられているために他側端よ
り外側の髪はカットすることができず、残ってしまう。
つまり、従来の刈り上げ用アタッチメントA′は図6に
示すように櫛歯1が一側端から他側端までの全ての範囲
に設けられているため髪Hを刈るとき、最も他側端の櫛
歯1aより外側の髪Hは刃部2に導入することができ
ず、図6に示すようにカットできない。図6で符号Bに
示す部分の毛髪Hがカットできない。この残った髪の毛
をカットしなければ刈り上げスタイルは仕上げられない
が、この髪をカットするのが難しく、従来よりこの点が
刈り上げスタイルを上手に仕上げられない原因となって
いた。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、刈り上げ用アタッチメントのみで刈り上げスタ
イルを仕上げることを達成できる刈り上げ用アタッチメ
ントを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の刈り上げ用アタッチメントAは、整髪用の
バリカン3の刃部2に着脱自在に取着されると共に複数
の櫛歯1の高さが刃部2の往復方向において一側端から
他側端に向かって漸次高くなっているものであって、そ
の櫛歯1が一側端から刃部2のカット範囲に対して途中
までしか設けられていないことを特徴とする。刈り上げ
用アタッチメントAをバリカン3に取着して髪Hをカッ
トするとき他側端がわに櫛歯1がないことにより刃部2
の外側にはみ出す髪Hがなく、一度で刈り上げスタイル
を仕上げることができる。
【0006】また請求項2の刈り上げ用アタッチメント
Aは、請求項1において、バリカン3に対してバリカン
3の刃部2の刃先方向にスライド可能に取り付けられる
ようにして刈り高さを可変できるようにしたことを特徴
とする。刈り上げ用アタッチメントAの位置を刃部2に
対してスライドさせて位置調整することにより1つの刈
り上げ用アタッチメントAにて好みの刈り高さを選ぶこ
とができる。
【0007】また請求項3の刈り上げ用アタッチメント
Aは、請求項1において、櫛歯1が設けられていない他
側端に髪Hのさそい込み部4を有する櫛部5を設けたこ
とを特徴とする。他側端で髪Hが逃げないようにさそい
込むことができて一層刈り上げスタイルを向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】バリカン3は電動式ものであり、
図1に示すようにヘッド部6の先端に刃部2が設けられ
ている、この刃部2は固定刃と可動刃とを有し、固定刃
に対して可動刃がバリカン3の幅方向に往復動すること
で髪Hを切断できるようになっている。バリカン3のグ
リップ部7にはスイッチハンドル8が設けられている。
刈り上げ用アタッチメントAは図2に示すようにバリカ
ン3のヘッド部6に被嵌部9を被嵌することでバリカン
3に着脱自在に装着することができるようになってい
る。この刈り上げ用アタッチメントAには刈り上げ用ア
タッチメントAの幅方向の一側端から他側端に向けて漸
次刈り高さの高くなる複数の櫛歯1が列設されるのであ
るが、この櫛歯1は刈り上げ用アタッチメントAの幅方
向の一側端から刃部2のカット範囲に対して途中までし
か設けられていない。つまり、一側端から幅方向に中間
部分までしか櫛歯1が設けられていなく、最も他側がわ
の刈り高さの高い櫛歯1aより他側端がわの刃部2が剥
き出しになっている。髪Hの刈り高さは各櫛歯1の表裏
方向に突出する高さで決定されるものであり、一側の櫛
歯1から他側がわに向けて刈り高さがh1 ,h2 ,h3
…(h1 <h2 <h3 < …)と漸次高くなっている。
本例の場合、櫛歯1は刈り上げ用アタッチメントAの表
裏共に一側端がわから他側がわに向けて漸次高くなって
おり、また櫛歯1の刃先方向への突出長さLも一側端が
わから他側がわに向けて漸次長くなっている。また本例
の刈り上げ用アタッチメントAの場合、刈り上げ用アタ
ッチメントAの他側端にさそい込み部4を有する櫛部5
を設けてある。さそい込み部4は傾斜面で形成されてい
る。
【0009】図3も刈り上げ用アタッチメントAのバリ
カン3への装着時の状態であるが、刈り上げ用アタッチ
メントAはバリカン3の側面に設けられた凹部10に刈
り上げ用アタッチメントAの被嵌部9の内面に設けられ
た突起部11が係合することにより保持されるようにな
っている。このとき凹部10がバリカン3の長手方向に
2箇所に設けられているので、バリカン3の刃部2の刃
先側の凹部10に突起部11を係合させたときと、刃先
側と反対の後側の凹部10に突起部11を係合させたと
きとで、バリカン3に対して刈り上げ用アタッチメント
Aの保持位置が可変できるようになっている。そして刈
り上げ用アタッチメントAの保持位置を刃先方向に変え
ることで刈り高さを可変できる。
【0010】ところで、従来の刈り上げ用アタッチメン
トA′では図6に示すように最他側端の櫛歯1aより外
側の髪はカットすることができなかったが、本発明では
図4に示すように確実にカットできる。つまり、本発明
では刃部2のカット範囲に対して櫛歯1が一側端から途
中までしか設けられていないので、はみ出す髪Hがなく
なり、刈り上げ用アタッチメントAのみで刈り上げスタ
イルが仕上げられる。図4の符号Cに示す櫛歯1のある
範囲では髪Hを櫛歯1で起毛させて刃部2でカットし、
符号Dに示す櫛歯1のない範囲では起毛させずに刃部2
でカットする。
【0011】図5も刈り上げ用アタッチメントAの使用
状態を示すものである。本例の刈り上げ用アタッチメン
トAの場合、刈り上げ用アタッチメントAの他側端がわ
にさそい込み部4を有する櫛部5を設けてあるために図
5に示すようい上部の髪Hが刃部2より外側に逃げない
ように(図5の矢印Eに示すように)さそい込むように
している。これにより刈れない髪Hがでず、刈り上げ用
アタッチメントAのみで刈り上げが仕上げられるように
なっている。
【0012】なお、上記の例の刈り上げ用アタッチメン
トAでは刃部2を中心に櫛歯1が表裏に突出するように
設けているが、これによって刈り上げ用アタッチメント
Aを装着したバリカン3の表裏をどちらにしても使用で
き、例えば頭部の両サイドの髪Hをカットするときにい
ちいちバリカン3を持ち替える必要がない。なお、ま
た、上記例の場合、刃部2の刃先方向における櫛歯1の
突出長さが一側端から他側がわに行くに従って漸次長く
なっているが、これらの櫛歯1の突出長さを全て同じに
してもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、整髪用のバ
リカンの刃部に着脱自在に取着されると共に複数の櫛歯
の高さが刃部の往復方向において一側端から他側端に向
かって漸次高くなっている刈り上げ用アタッチメントに
おいて、その櫛歯が一側端から刃部のカット範囲に対し
て途中までしか設けられていないので、刈り上げ用アタ
ッチメントをバリカンに取着して髪をカットするとき他
側端がわに櫛歯がないことにより刃部の外側にはみ出す
髪がなく、一度で刈り上げスタイルを仕上げることがで
きるものである。
【0014】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、バリカンに対してバリカンの刃部の刃先方向
にスライド可能に取り付けられるようにして刈り高さを
可変できるようにしたので、刈り上げ用アタッチメント
の位置を刃部に対してスライドさせて位置調整すること
により1つの刈り上げ用アタッチメントにて好みの刈り
高さを選ぶことができるものである。
【0015】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、櫛歯が設けられていない他側端に髪のさそい
込み部を有する櫛部を設けたので、他側端で髪が逃げな
いようにさそい込むことができて一層刈り上げスタイル
を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)はバ
リカンと刈り上げ用アタッチメントを分解した正面図、
(b)はバリカンの側面図である。
【図2】同上の刈り上げ用アタッチメントをバリカンに
装着した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は一部切欠側面図である。
【図3】同上の刈り上げ用アタッチメントをバリカンに
装着した状態を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)
は(a)と刈り上げ用アタッチメントの位置を変えた状
態の一部切欠正面図、(c)はバリカンの側面図であ
る。
【図4】同上の刈り上げ用アタッチメントを用いて髪を
切断する状態を説明する説明図である。
【図5】同上の髪を切断する状態を説明する説明図であ
る。
【図6】従来例の髪を切断する状態を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
A 刈り上げ用アタッチメント 1 櫛歯 2 刃部 3 バリカン 4 さそい込み部 5 櫛部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整髪用のバリカンの刃部に着脱自在に取
    着されると共に複数の櫛歯の高さが刃部の往復方向にお
    いて一側端から他側端に向かって漸次高くなっている刈
    り上げ用アタッチメントであって、その櫛歯が一側端か
    ら刃部のカット範囲に対して途中までしか設けられてい
    ないことを特徴とする刈り上げ用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 バリカンに対してバリカンの刃部の刃先
    方向にスライド可能に取り付けられるようにして刈り高
    さを可変できるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の刈り上げ用アタッチメント。
  3. 【請求項3】 櫛歯が設けられていない他側端に髪のさ
    そい込み部を有する櫛部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の刈り上げ用アタッチメント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021161571A1 (ja) * 2020-02-14 2021-08-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気式毛切断装置のアタッチメント

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WO2021161571A1 (ja) * 2020-02-14 2021-08-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気式毛切断装置のアタッチメント

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