JP5366121B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッド部に、回転式のメイン刃と、往復動式の補助刃とを設けてある電気かみそりに関する。
この種の電気かみそりの公知例としては、例えば特許文献1を挙げることができる。この電気かみそりでは、モーターの回転動力をメイン刃の内刃に伝動して、該内刃を回転駆動する第1伝動構造と、モーターの回転動力を振動子を用いて往復動力に変換して補助刃の可動刃に伝動し、該可動刃を往復駆動する第2伝動構造とを備えている。そして、メイン刃で短いひげ等を切断するとともに、補助刃でくせ毛や長毛等を切断する。
ところが、特許文献1の電気かみそりにあっては、第2伝動構造の振動子は、左右方向へ振動する殆どの過程において斜めに傾動しており、そのために上下方向への無駄な動きが生じるのを避けられず、モーターから可動刃へ動力を効率良く伝動できない。さらに、振動子の占める空間が大きいため、ヘッド部が大形化してコンパクト化できない。一方、特許文献2ないし4では、振動子が、水平姿勢の軸で往復スライド移動自在に案内支持された電気かみそりが開示されている。このように、振動子を水平姿勢の軸でスライド案内すると、振動子の上下方向への無駄な動きを規制できるので、モーターから可動刃へ動力を効率良く伝動できる。
特開平10−201963号公報(図4) 特開昭51−8059号公報(第1図) 実開昭54−13797号公報(第1図) 特開昭51−40267号公報(第1図)
前述の振動子を軸でスライド案内する構造を、特許文献1の電気かみそりに適用すると、モーターの回転動力の伝動損を減少させ、さらにヘッド部の小形化を図ることができる。しかし、その場合には、回転動力を伝動する第1伝動構造とは別に、前記軸をヘッド部内に設ける必要があり、そのために動力の伝動構造が複雑化し、さらにヘッド部が大形化してコンパクト化できないことになる。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、メイン刃および補助刃に対する動力の伝動構造を集約してヘッド部の小形化を実現しながら、動力伝動効率を向上できる電気かみそりを提供することを目的とする。
本発明に係る電気かみそりは、ヘッド部1に、外刃9および内刃11からなる回転式のメイン刃6と、固定刃60および可動刃61からなる往復動式の補助刃62とが設けられている。モーター14の回転動力をメイン刃6の内刃11に伝動する第1伝動構造と、モーター14の回転動力を往復動力に変換して補助刃62の可動刃61に伝動する第2伝動構造とを備えている。第1伝動構造は、回転動力を伝動する回転伝動体18を支持する支軸19を含んで構成されている。第2伝動構造に含まれる振動子21は、支軸19が挿通されて往復スライド移動自在に案内支持されていることを特徴とする。ここでの回転伝動体18は、第1伝動構造に含まれて回転動力を伝動するものであればよく、歯車やプーリー等が該当する。支軸19に支持される回転伝動体18は複数個であってもよい。回転伝動体18は、支軸19に固定される場合と、支軸19に対して回転自在に支持される場合とを含む。支軸19には、断面円形のものおよび断面多角形のもの等を含む。
支軸19に回転伝動体18を固定して、該支軸19を回転伝動体18と同行回転可能に軸支する。ヘッド部1の内部に、振動子21の外面の一部を受け止めるストッパー57を設け、振動子21と支軸19との摺動面に作用する摩擦力で振動子21が支軸19と連れ回りすることを、ストッパー57で規制する。
支軸19は、ヘッド部1を構成するヘッドベース7で回転自在に軸支する。以て、振動子21の下向きの連れ回り動作を、ヘッドベース7に設けたストッパー57で受け止め規制する。
振動子21は、その内部に固定した金属製のブッシュ65を介して支軸19で軸支する。
支軸19の両側を、左右一対の軸受け56・56で軸支し、振動子21の往復動領域を、両軸受け56・56の間の中央位置より片方の軸受け56に偏変した位置に設定する。
本発明に係る電気かみそりによれば、第2伝動構造の振動子21を、第1伝動構造の支軸19で往復スライド移動自在に案内支持するので、振動子21は、支軸19に沿って正確に往復スライド移動される。これにより、振動子21の上下方向への無駄な動きが規制されて、モーター14の回転動力を往復動力に効率よく変換できる。これにて、モーター14から補助刃62の可動刃61への動力伝動効率を向上させることができる。第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、これにて補助刃62およびメイン刃6へモーター14の回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。この分だけヘッド部1の大形化を抑えてコンパクト化を図ることができる。
振動子21と支軸19との摺動面に作用する摩擦力によって振動子21が支軸19と連れ回りしようとするのをストッパー57で受け止めて連れ回り動作を規制すると、モーター動力が伝動されるときの振動子21をストッパー57で受け止めた姿勢に維持できるので、振動子21が支軸19の軸廻りにがたつくのを規制できる。したがって、振動子21のがたつきによる騒音発生を抑止し、電気かみそりの静音化を図ることができる。
振動子21が支軸19と共に下向きに連れ回る動作を、ヘッドベース7に設けたストッパー57で受け止め規制すると、振動子21の連れ回り動作に伴なって発生する力を、ヘッド部1の他の構造体に比べて動く余地のないヘッドベース7で受け止めることができる。したがって、長期使用時にも常に振動子21の連れ回り動作を確実に規制できる。因みに、振動子21の上向きの連れ回り動作をヘッドベース7以外の構造体、例えばヘッドベース7に装着される外刃ホルダー10や内刃ホルダー12等で規制する場合には、先の構造体がヘッドベース7から分離する向きの力を受けることになり、信頼性の点で最善とは言い難い。
振動子21が金属製のブッシュ65を介して支軸19に軸支してあると、単に樹脂製の射出成形品で形成した振動子21に比べて、ブッシュ65の摺動面の面精度を向上でき、したがって支軸19に対する振動子21のスライド動作をさらに円滑に行なうことができる。これにてモーター14の回転動力を往復動力に効率よく変換できる。また、ブッシュ65が金属製であることで、摺動面の摩耗を低減して振動子21の耐久性を向上させることができる。
振動子21の往復動領域が、支軸19を支持する両軸受け56・56の間の中央位置より片方の軸受け56に偏変した位置に設定してあると、その位置では、支軸19は、支軸19の中央位置よりも軸受け56に近い分だけ撓み難い。これにて支軸19が撓んで振動子21の往復スライド移動に影響を与えることが確実に抑えられる。
(第1実施形態) 図1ないし図9に、本発明に係る電気かみそりの第1実施形態を示す。第1実施形態の電気かみそりのヘッド部1には、図4および図5に示すように、外刃9および内刃11からなるロータリー式(回転式)のメイン刃6と、固定刃60および可動刃61からなる往復動式の補助刃62とが設けられる。補助刃62は、トリマーユニット4に設けられる。電気かみそりには、ヘッド部1を支持する本体部2と、本体部2に装着される防護枠3等を備える。防護枠3は装飾枠を兼ねており、さらに本体部2と協同して電気かみそりのグリップ部を構成する。なお、この実施形態における前後および左右は、図4および図5に示す前後および左右の表記に従うものとする。
ヘッド部1には、図6および図7に示すように、ヘッドベース7と、ヘッドベース7の上面を塞ぐ上カバー8と、外刃9をアーチ状に保持する外刃ホルダー10と、内刃11を支持する内刃ホルダー12と、ヘッドベース7の下面にモーターホルダー13を介して固定されるモーター14と、モーター14の回転動力(モーター動力)を内刃11に伝動する第1伝動構造等が配置される。メイン刃6の外刃9は網刃等からなり、内刃11は、多数個のスパイラル状の小刃を円柱状の樹脂軸にインサート固定して構成してあり、横軸回りに回転駆動される。
第1伝動構造は、図1に示すように、モーター14の出力軸に固定した原動歯車15、第2歯車16、一対の傘歯車17・18および複数個の歯車からなるギヤトレイン20で構成され、モーター動力は、原動歯車15、第2歯車16、傘歯車17、傘歯車(回転伝動体)18およびギヤトレイン20を介して内刃11に伝動される。これにて、内刃11が回転し、外刃9と協同して短いひげ等を切断する。第1伝動構造は、前記傘歯車18を固定して支持する水平姿勢の支軸19を有する。支軸19には、傘歯車18が固定され、該支軸19が回転伝動体18と同行回転可能に軸支されている。
支軸19には、第2伝動構造に含まれるプラスチック製の振動子21が左右方向(水平方向)へ往復スライド移動自在に案内支持してあり、先の原動歯車15と一体に設けた第2伝動構造のカム22と振動子21とによって、モーター14の回転動力が左右方向への往復動力に変換されてトリマーユニット4の補助刃62に伝動される。支軸19の両端は、図6に示すように、ヘッド部1のヘッドベース7の左右に備えた軸受け56・56に回転自在に支持される。そして、振動子21と支軸19との摺動面に作用する摩擦力によって振動子21が支軸19と連れ回りする。支軸19には、前記傘歯車18に加えて、図1における右端にギヤトレイン20の最下端の歯車20a(回転伝動体)が固定される。図6では、軸受け56・56は、ヘッドベース7と別体に形成してあって、ヘッドベース7に取り付けるようになっているが、軸受け56・56とヘッドベース7とを一体成形してもよい。
図8において本体部2は、本体ケース23と、本体ケース23の内部に配置される内ケース24と、内ケース24の内部に配置される内フレーム25と、内フレーム25に固定される二次電池26(図4参照)および回路基板27等の電装品ユニットとで構成する。図6および図7に示すように、モーターホルダー13の左右両側には、左右一対のスライド爪29・29が設けてあり、モーターホルダー13の底面と内フレーム25との間に設けた前後一対のフロートばね31・31でモーターホルダー13が押し上げ付勢される。そして、スライド爪29・29が内フレーム25に設けた左右一対のガイド溝30・30でスライド案内されることで、ヘッド部1の全体が、本体部2に対して上下方向に浮動可能に支持される。ヘッドベース7と内ケース24との間には、これら両者7・24の隙間を塞ぐパッキン32が配置してある。
本体ケース23は、図7および図8に示すように、前後に二分割される前ケース23aと後ケース23bとで構成してある。樋体状に形成される前ケース23aの上端寄りの左右両側には、前ケース23aを防護枠3に固定するための係合突起34が横臥L字状に突設してあり、また樋体状に形成される後ケース23bの上端寄りの左右両側には、後ケース23bを防護枠3に固定するための係合突起34が横臥L字状に突設してある(図9参照)。後ケース23bの後壁上部には、きわ剃りベース35が一体に形成してある。
防護枠3は、透明なアクリル樹脂等を素材とする射出成形品からなり、左右一対の側枠38と、両側枠38・38の下端どうしを繋ぐ底枠39とで逆門形に形成してある。ヘッド部1の左右幅と、防護枠3の左右幅とは一致させてある。
各側枠38の上端には、図9に示すように、本体ケース23の前後ケース23a・23bを固定するための係合部40が形成してある。係合部40には、防護枠3の中央部側へ向かって凹む係止凹部41が形成してある。両側枠38の間に嵌め込んだ前後ケース23a・23bの係合突起34を係止凹部41に係止し、その外面に固定ピース42を装着固定し、さらに前後ケース23a・23bの下部をビスで締結することで、前後ケース23a・23bが防護枠3と分離不能に一体化される。
左右の側枠38・38の上端には、係合突起34、係止凹部41および固定ピース42の外面を覆う角箱状の化粧ピース44を装着してある。また、図6における右側の化粧ピース44の内部には、モーター14への通電状態を切り換えるスイッチボタン45(図9参照)を配置してある。スイッチボタン45の下方には、上下一対の発光表示部46・46を設けてある。図6に示すように、スイッチボタン45で切り換え操作されるスイッチ47と、発光表示部46の光源となるLED48とは、それぞれ回路基板27に実装してある。発光表示部46は、それぞれ側枠38の後面側に設けた断面が四角形状の凹部からなり、凹部の内奥に形成した反射面を介して、各LED48から発光された表示光を電気かみそりの前面側へ向けて反射する。
トリマーユニット4は、図2および図7に示すように、きわ剃りベース35に組み付けられるホルダー51と、ホルダー51の上部に設けられる刃ユニット52と、振動子21の左右方向の往復動作を刃ユニット52の補助刃62の可動刃61に伝える伝動アーム53等で構成する。ホルダー51は、前後に薄いシェル状に形成してあり、その下部には、外面に多段状の横リブを設けた滑止部54を有し、ホルダー51の内面の上下に左右一対のスライド爪55(図8参照)をそれぞれ備えている。これらのスライド爪55を、本体部2のきわ剃りベース35に設けたガイド溝に係合装着することにより、トリマーユニット4が、上下方向へスライド自在に案内支持される。トリマーユニット4の上下方向のスライド限界は、きわ剃りベース35のガイド溝で規定される。そして、トリマーユニット4は、下方の待機位置(図7の位置)と、待機位置より上方のきわ剃り位置(図2の位置)との間で移動可能になっており、各位置において保持される。
刃ユニット52は、補助刃62が組み付けられるヘッドケース59と、補助刃62の可動刃61の前面側を覆うカバー63等で構成する。ヘッドケース59は、ケース枠59aと、ケース枠59aの上面を塞ぐ上枠59bとで構成してあり、上枠59bの内面に固定刃60が固定してある。補助刃62の固定刃60および可動刃61は、ヘッドケース59に対して上下方向に重なる状態で配置され、両者60・61の切刃部分が刃ユニット52の上部後面側に露出する。カバー63はケース枠59aに固定される。
可動刃61の下面には、可動刃ホルダー67が一体に設けてあり、可動刃ホルダー67の下部には、伝動アーム53の上端に設けた駆動部69が係合する上下方向に長い溝68が形成してある。伝動アーム53の下端の前面側には、受動ピン70が前方へ突出している。伝動アーム53は、軸64によってホルダー51の内面に取り付けられる。
振動子21は、図1および図2に示すように、支軸19が挿通されて該支軸19に沿って左右方向へ往復スライド移動可能な円筒部21aと、円筒部21aから後方へ伸びてその後端が上下方向に伸びる接続部21bと、円筒部21aの前方へ伸びてその前端下端に設けた突起28がヘッドベース7に設けたストッパー57の上面に当接して受け止められる係止部21cとを有する。
モーター14が回転したときには、支軸19が傘歯車18と共に図2の下向き(反時計方向)に回転し、これに伴なって振動子21も支軸19と連れ回りしようとする。この振動子21の回転によって、振動子21の係止部21cの突起28が、ヘッドベース7のストッパー57の上面に受け止められることで、振動子21が支軸19と連れ回りすることがストッパー57で規制される。係止部21cは振動子21の外面の一部を構成する。
ヘッドベース7のストッパー57は、図3に示すように平面視でL字状になっており、ストッパー57の左右横長壁57aの左右方向の長さが、振動子21の左右方向へのスライド移動量よりも長くなっている。そして、係止部21cの突起28は、振動子21がスライド移動しても、該振動子21の回転によってストッパー57の左右横長壁57aと当接して受け止められる。
振動子21の接続部21bの後端には、伝動アーム53の受動ピン70が係合する係合溝58が上下方向に伸びるように設けてある。そして、トリマーユニット4を待機位置からきわ剃り位置へ移動させたときには、伝動アーム53の受動ピン70が、振動子21の接続部21bの係合溝58に係合し、その係合溝58に沿って上方へ移動する(図2の状態)。これにて、きわ剃り位置において振動子21の左右往復動力が、伝動アーム53および可動刃ホルダー67を介して可動刃61に伝動され、可動刃61が左右方向に往復動する。固定刃60および可動刃61は、それぞれバリカン刃状に形成してあり、可動刃61が固定刃60に沿って左右方向に往復摺動することで、主としてくせ毛や長毛が切断される。
振動子21の円筒部21aの内部には、図2および図3に示すように、金属製の円筒状のブッシュ65が装着固定されており、振動子21は、ブッシュ65を介して支軸19に軸支してある。軸受け56・56の内部には、金属製のブッシュ66・66が装着固定されており、該ブッシュ66・66に支軸19を貫通させている。
ひげをメイン刃6へ導入案内するために、外刃ホルダー10の後面上部の傾斜面に沿って櫛歯71を設けてある。外刃9の櫛歯71に臨む個所には左右幅の全長にわたってスリット刃が形成してある。ヘッドケース59の上端には、主に長いひげを起毛する毛起し部72が形成してある。毛起し部72は、ヘッドケース59の上枠59bの最上面に凹み形成される起毛溝73と、後向きに下り傾斜する傾斜面に形成される波形の起毛突起74とからなる。外刃9の網刃で短いひげを切断する場合には、毛起し部72でひげを起毛し、櫛歯71でひげを梳き流す。刃ユニット52で切断し切れなかった長毛は、毛起し部72および櫛歯71で起毛し、梳き流してメイン刃6のスリット刃に案内して切断する。
以下に、トリマーユニット4の動作を説明する。例えばメイン刃6のみでひげそりを行なう場合には、トリマーユニット4は、図7に示す待機位置に保持される。この状態では伝動アーム53の受動ピン70が、振動子21の接続部21bの係合溝58から外れており、伝動アーム53が振動子21の接続部21bから分離している。これにてモーター動力が伝動アーム53に伝動されず、したがって可動刃61は駆動されない。なお、メイン刃6の内刃11には、原動歯車15、第2歯車16、傘歯車17・18およびギヤトレイン20を介してモーター動力が伝動されている。
この状態からトリマーユニット4のホルダー51を、図2に示すきわ剃り位置まで押し上げ操作すると、伝動アーム53の受動ピン70が、振動子21の接続部21bの係合溝58と係合する。これにてカム22と振動子21とで左右方向の往復動に変換されたモーター動力が、伝動アーム53に伝動され、可動刃61が左右方向へ往復動する。これによって可動刃61と固定刃60とでくせ毛等が切断可能になる。
このように、第2伝動構造の振動子21を、第1伝動構造の支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、振動子21は、支軸19に沿って正確に往復スライド移動する。これにより、振動子21の上下方向への無駄な動きが規制され、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換できる。これにて、モーター14から補助刃62の可動刃61への動力伝動効率が向上する。第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーター14の回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
振動子21と支軸19との摺動面に作用する摩擦力によって振動子21が支軸19と共に下向きに連れ回りしようとするのを、振動子21の係止部21cがヘッドベース7のストッパー57に受け止められることで規制される。これにて、モーター動力が伝動されるときの振動子21をストッパー57で受け止めた姿勢に確実に維持でき、振動子21の回転によって振動子21が支軸19の軸廻りにがたつくことが抑えられ、振動子21のがたつきによる騒音発生を抑止できる。また、振動子21の係止部21cが、動く余地のないヘッドベース7のストッパー57に受け止められることで、長期使用時にも常に振動子21の連れ回り動作を確実に規制できる。
振動子21の往復動領域は、図1に示すように、支軸19を支持する両軸受け56・56の間の中央位置より片方(図1では左側)の軸受け56に偏変した位置に設定してある。その位置では、支軸19は、支軸19の中央位置よりも軸受け56に近い分だけ撓み難い。これにて支軸19が撓んで振動子21の往復スライド移動に影響を与えることが確実に抑えられる。
振動子21が金属製のブッシュ65を介して支軸19に軸支してあるので、単に樹脂製の射出成形品で形成した振動子21に比べて、ブッシュ65の摺動面の面精度を向上でき、支軸19に対する振動子21のスライド動作を円滑に行なうことができる。これにてモーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換できる。また、ブッシュ65が金属製であることで、摺動面の摩耗を低減して振動子21の耐久性を向上させることができる。
(第2実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第2実施形態を図10を用いて説明する。第2実施形態では、第1実施形態のトリマーユニット4の伝動アーム53および可動刃ホルダー67に代えて、トリマーユニット4の補助刃62の可動刃61の下面に固定されて該可動刃61から下方に伸びる可動刃ホルダー80を有する。可動刃ホルダー80の下端には、左右一対の受座81・81が前方へ突出しており、両受座81・81間に水平姿勢の係止ピン82が掛け渡される。原動歯車15と一体に設けたカム22は、原動歯車15の上面の偏心位置に立設したピンで形成される。支軸19には、第1伝動構造の傘歯車(回転伝動体)18およびギヤトレイン20の歯車(回転伝動体)20aが支持固定される。
振動子21は、第1実施形態と同様の構成の円筒部21aと、該円筒部21aから後方へ伸びる接続部83と、円筒部21aから前方へ伸びるクラッチ部84とを有する。接続部83の後端には、可動刃ホルダー80の係止ピン82が係合する係合溝86が形成されており、クラッチ部84の前端には、前記カム22が係合する上下貫通状の嵌合凹部87が形成されている。
そして、トリマーユニット4が待機位置にあって可動刃ホルダー80が下降しているときには(図10の仮想線の位置)、振動子21のクラッチ部84が円筒部21aを軸に上下に傾いており、クラッチ部84の嵌合凹部87がカム22から外れている。これにてモーター14の回転動力が振動子21に伝動されず、したがって補助刃62の可動刃61が駆動されない。
一方、トリマーユニット4がきわ剃り位置まで上昇すると、これに伴なって可動刃ホルダー80が上昇する(図10の実線の状態)。すると、振動子21の接続部83が円筒部21aを軸に揺動してクラッチ部84が下降し、クラッチ部84の係合凹部87がカム22に係合する。これにてモーター動力が振動子21に伝動されて左右方向への往復動力に変換され、この往復動力が可動刃ホルダー80を介して補助刃62の可動刃61に伝わり、可動刃61が左右方向へ往復動し、可動刃61と固定刃60とによってくせ毛等が切断される。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態では、トリマーユニット4が待機位置にあるときには、モーター動力が振動子21に伝動されないので、振動子21が左右方向に動かず、この分だけ振動子21と支軸19との摺動面が摩耗することが低減され、また振動子21が動かない分だけ電気かみそりの振動が抑えられて、低振動の電気かみそりを得ることができる。さらに、モーター14の負荷が軽減されて、二次電池26の容量の消耗を軽減でき、更にモーター14の寿命を延ばすことができる。
第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、振動子21を支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーター14の回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
振動子21の接続部83の係合溝86に、可動刃ホルダー80の係止ピン82が係合することで、振動子21が支軸19と連れ回ることが阻止される。
(第3実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第3実施形態を図11を用いて説明する。第3実施形態では、トリマーユニット4が上下方向に移動しないようになっており、操作部90を上下操作することで、補助刃62の可動刃61の左右方向への駆動、停止が制御される。操作部90の外面には、多段状の横リブが設けられる。操作部90の上端には、左右一対の受座91・91が前方へ突出しており、両受座91・91間に水平姿勢の係止ピン92が掛け渡される。支軸19には、第1伝動構造のギヤトレイン20の傘歯車(回転伝動体)18およびギヤトレイン20の歯車(回転伝動体)20aが支持固定される。
振動子21は、第1実施形態と同様の構成の円筒部21aと、該円筒部21aから後方へ伸びる接続部93と、第1実施形態と同様の構成のクラッチ部84とを有する。接続部93の先端には係合溝95が形成されており、該係合溝95に操作部90の係止ピン92が係合する。接続部93の先端上面には、可動刃61から前方へ伸びる係止体96を受け止める受部97を設けてある。受部97には、Y字状の切り欠き98を形成してあり、該切り欠き98に可動刃61の係止体96が係合する。
そして、操作部90が下降位置(図11の仮想線の位置)にあるときには、振動子21のクラッチ部84が円筒部21aを軸に上下に傾いており、クラッチ部84の嵌合凹部87がカム22から外れている。これにてモーター14の回転動力が振動子21に伝動されず、したがって可動刃61が駆動されない。
一方、操作部90を押し上げると、振動子21の接続部93が円筒部21aを軸に上方へ揺動して、クラッチ部84が下降し、クラッチ部84の係合凹部87がカム22に係合する(図11の実線の状態)。また、振動子21の接続部93の上方への揺動に伴なって、振動子21の接続部93の受部97の切り欠き98に、可動刃61の係止体96が係合する。これにてモーター動力が振動子21に伝動されて左右方向への往復動力に変換され、この往復動力が可動刃61に伝わり、可動刃61が左右方向へ往復動し、可動刃61と固定刃60とによってくせ毛等が切断される。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第3実施形態でも、第2実施形態と同様に、操作部90が下降位置にあるときには、モーター動力が振動子21に伝動されないので、振動子21が左右に動かず、この分だけ振動子21と支軸19との摺動面が摩耗することが低減されるとともに、振動子21が動かない分だけ電気かみそりの振動が抑えられる。また、モーター14の負荷が軽減されて、二次電池26の容量の消耗を軽減できるとともに、モーター14の寿命を延ばすことができる。
第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、振動子21を支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーター14の回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
振動子21の接続部93の係合溝95に、操作部90の係止ピン92が係合することで、振動子21が支軸19と連れ回ることが阻止される。
(第4実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第4実施形態を図12を用いて説明する。第4実施形態では、外刃9と内刃11とからなるメイン刃6が電気かみそりの前後に配置されており、これらのメイン刃6の間に、主に長毛を切断する補助刃62が配置される。補助刃62は、樋体状に形成される左右横長の固定刃60と、固定刃60の内面に沿って摺接する左右横長の可動刃61とで構成してある。補助刃62の固定刃60と可動刃61とは、前後方向に長いスリットを左右方向に並べたスリット刃で形成してある。補助刃62の可動刃61の下端側の左右中央には、第2伝動構造として、門形の受動ピース103が取り付けられており、該受動ピース103にL字状の駆動ピース104の一端が連結される。
駆動ピース104の他端は、該駆動ピース104の下端に設けた凹部116に振動子21の上端に設けた突起115が係合することで、第2伝動構造の振動子21に連結されており、該振動子21は、モーター14の出力軸に原動歯車15を介して連結されたカム22に連結される。支軸19と内刃11の軸との間には、第1伝動構造の複数個の歯車からなるギヤトレイン105が配置されており、振動子21は、第1伝動構造のギヤトレイン105の歯車(回転伝動体)105a・105bを支持固定する第1伝動構造の水平姿勢の支軸19によって、左右方向へスライド移動自在に支持されている。
そして、モーター14の回転動力が、カム22および振動子21によって左右方向への往復動力に変換され、該往復動力が、駆動ピース104を介して補助刃62の可動刃61に伝動される。これにて、可動刃61が左右方向へ往復動し、固定刃60と協同して長毛等を切断する。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第4実施形態でも、振動子21を支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーター14の回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
振動子21の突起115が、駆動ピース104の凹部116に係合することで、振動子21が支軸19と連れ回ることが阻止される。
第4実施形態の振動子21でも、図12に示すように、その往復動領域は、支軸19を支持する両軸受け56・56の間の中央位置より片方(図12では左側)の軸受け56に偏変した位置に設定してあり、支軸19は、その支軸19の中央位置よりも軸受け56に近い分だけ撓み難い。これにて支軸19が撓んで振動子21の往復スライド移動に影響を与えることが確実に抑えられる。
(第5実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第5実施形態を図13を用いて説明する。第5実施形態では、第1伝動構造のギヤトレイン105が、モーター14の右側に突出する出力軸の一端に連結され、モーター14の左側に突出する出力軸の他端には、第2伝動構造の傘歯車108・109が連結される。第2伝動構造の一方の傘歯車109の上面にカム22が配置され、カム22および振動子21によってモーター14の回転動力が左右方向への往復動力に変換される。該往復動力が、振動子21と一体形成された駆動ピース104と受動ピース103とを介して補助刃62の可動刃61に伝動されて可動刃61が左右方向へ往復動し、固定刃60と協同して長毛等を切断する。支軸19には、第1伝動構造のギヤトレイン105の歯車(回転伝動体)105cが支持固定される。その他の点は、第4実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第5実施形態でも、振動子21を支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーターの回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
第5実施形態の振動子21でも、図13に示すように、その往復動領域は、支軸19を支持する両軸受け56・56の間の中央位置より片方の軸受け56に偏変した位置に設定してあり、支軸19は、その支軸19の中央位置よりも軸受け56に近い分だけ撓み難い。これにて支軸19が撓んで振動子21の往復スライド移動に影響を与えることが確実に抑えられる。
(第6実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第6実施形態を図14を用いて説明する。第6実施形態では、第1伝動構造のギヤトレイン105が、プーリー111・112およびベルト113を有しており、一方のプーリー(回転伝動体)111が支軸19に支持固定されている。また、支軸19には、第1伝動構造のギヤトレイン105の歯車(回転伝動体)105dが支持固定されている。その他の点は、第4実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第6実施形態でも、振動子21を支軸19で左右方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を左右方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーターの回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
(第7実施形態) 次に、本発明に係る電気かみそりの第7実施形態を図15を用いて説明する。第7実施形態では、メイン刃6の複数個の内刃11が、第1伝動構造に含まれる円盤形状の内刃支持体(回転伝動体)118の上面に、該内刃支持体118の周方向に並べて配置してある。メイン刃6の外刃9はドーム状の網刃で形成してあり、内刃11が外刃9の内面に沿って摺接するようになっている。
第1伝動構造の支軸19は、縦向きに配置されており、支軸19の上端に前記内刃支持体118が支持固定される。そして、支軸19は、振動子21を上下方向へ往復スライド移動自在に案内支持する。また、支軸19には、第1伝動構造の傘歯車(回転伝動体)18が支持固定される。第2伝動構造のカム22と振動子21とによって、モーター14の回転動力が上下方向への往復動力に変換されて補助刃62の可動刃61に伝動される。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第7実施形態でも、振動子21を支軸19で上下方向の往復スライド移動自在に案内支持するので、モーター14の回転動力を上下方向への往復動力に効率よく変換される。また、第1伝動構造の支軸19を利用して第2伝動構造の振動子21を案内支持するから、振動子21を支持するための軸を別に設けなくても済み、補助刃62およびメイン刃6へモーターの回転動力を伝動する構造をコンパクト化できる。
補助刃62の固定刃60をアーチ状の網刃で形成し、可動刃61を短冊状の小刃を多数並べて配置して固定刃60の内面に沿って摺接するように形成したものであってもよい。この場合の補助刃62は、メイン刃6で切断される毛よりも短い毛を切断できる仕上げ刃として使用できる。
前記各実施形態では、ヘッド部1が本体部2に対して浮動可能に支持されている構成としたが、ヘッド部1と本体部2とが一体化した構成であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る電気かみそりの振動子を示す斜視図である。 ヘッド部およびトリマーユニットの要部を示す縦断側面図である。 図2のA−A線断面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 ヘッド部の内部構造を示す縦断正面図である。 ヘッド部およびトリマーユニットの縦断側面図である。 電気かみそりの分解側面図である。 前後ケースの固定構造を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る電気かみそりの振動子を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電気かみそりの振動子を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る電気かみそりの縦断正面図である。 本発明の第5実施形態に係る電気かみそりの縦断正面図である。 本発明の第6実施形態に係る電気かみそりの縦断正面図である。 本発明の第7実施形態に係る電気かみそりの縦断正面図である。
符号の説明
1 ヘッド部
6 メイン刃
7 ヘッドベース
9 外刃
11 内刃
14 モーター
19 支軸
18 傘歯車
20a
21 振動子
21c 係止部
56 軸受け
60 固定刃
61 可動刃
62 補助刃
65 ブッシュ
105a・105b・105c・105d 歯車
111 プーリー
118 内刃支持体

Claims (5)

  1. ヘッド部(1)に、外刃(9)および内刃(11)からなる回転式のメイン刃(6)と、固定刃(60)および可動刃(61)からなる往復動式の補助刃(4)とが設けられており、
    モーター(14)の回転動力をメイン刃(6)の内刃(11)に伝動する第1伝動構造と、モーター(14)の回転動力を往復動力に変換して補助刃(62)の可動刃(61)に伝動する第2伝動構造とを備えており、
    第1伝動構造は、回転動力を伝動する回転伝動体(18)を支持する支軸(19)を含んで構成されており、
    第2伝動構造に含まれる振動子(21)、支軸(19)が挿通されて往復スライド移動自在に案内支持されていることを特徴とする電気かみそり。
  2. 支軸(19)に回転伝動体(18)を固定して、支軸(19)を回転伝動体(18)と同行回転可能に軸支し、
    ヘッド部(1)の内部に、振動子(21)の外面の一部を受け止めるストッパー(57)が設けられており、
    振動子(21)と支軸(19)との摺動面に作用する摩擦力で振動子(21)が支軸(19)と連れ回りするのをストッパー(57)で規制してある請求項1記載の電気かみそり。
  3. 支軸(19)は、ヘッド部(1)を構成するヘッドベース(7)に回転自在に軸支されており、
    振動子(21)の下向きの連れ回り動作を、ヘッドベース(7)に設けたストッパー(57)で受け止め規制してある請求項2記載の電気かみそり。
  4. 振動子(21)が、その内部に固定した金属製のブッシュ(65)を介して支軸(19)で軸支してある請求項1ないし3のいずれかに記載の電気かみそり。
  5. 支軸(19)の両側が、左右一対の軸受け(56・56)で軸支されており、
    振動子(21)の往復動領域が、両軸受け(56・56)の間の中央位置より片方の軸受け(56)に偏変した位置に設定してある請求項1ないし4のいずれかに記載の電気かみそり。
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