JP3992118B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外刃を変形、損傷させることなく簡易に着脱交換できるようにした電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気かみそりとして、例えば、特開昭61−386号公報に開示されているように外刃をアーチ状に保持したカセット外刃を形造り、このカセット外刃を、内刃を備えた本体ケースの上部に着脱自在に装着した外刃ホルダ(その公報ではシェーピングヘッドフレームと称する。)に対し上下方向に着脱できるように装着したものがある。これによれば、外刃の清掃や交換時には、外刃をカセット外刃ごと外刃ホルダから取り外したり、取り付けたりすることで足り、外刃自体をいちいちアーチ状に曲げながら外刃ホルダに取り付けるような煩わしい手間が一切省略されるため、外刃に変形や損傷を加えることなく、その着脱操作が簡易かつ迅速に行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記構造の電気かみそりでは、外刃ホルダの左右側面に、カセット外刃の外刃ホルダとの係合を解除するための解除ボタンと、外刃ホルダ着脱用の把持部とが上下に並べて近接配置されている。このため、外刃ホルダを本体ケースから外す時に、外刃ホルダ着脱用の把持部を握る手の指が解除ボタンに触れやすく、この触れによりカセット外刃が不用意に外刃ホルダから外れたり、外れかかったりする。不用意に外れたカセット外刃は床などに落下して外刃に変形や破損などの危害を加えることがある。また外れかかったカセット外刃はこれに気付かないまま不正使用されるという危惧があった。
【0004】
かかる問題の解決策として、カセット外刃の解除ボタンと、外刃ホルダ着脱用の把持部との上下対向間隔を広くとって両者間の間隔を充分に離すということが考えられるが、これでは外刃ホルダの形状が上下方向に長大化し、小型化のための設計自由度が利かず、必ずしも得策とはいえない。
【0005】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたもので、外刃をアーチ状に保持したカセット外刃を外刃ホルダに対し着脱できるように装着した電気かみそりにおいて、本体ケースからの外刃ホルダの取り外し操作を、カセット外刃の不用意な外れを起こすことなく可能にして取り外し操作性の向上が図れ、また外刃ホルダの長大化を招くことなく小型化を図り得る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の前提とする電気かみそりは、往復動式あるいはロータリ式の内刃2(22)を備えた本体ケース1の上部に、外刃ホルダ43が上下方向に着脱自在に装着されており、前記内刃2(22)を覆うよう外刃3(45)をアーチ状に保持したカセット外刃40が、前記外刃ホルダ43に対し係合・離脱自在に装着されており、外刃ホルダ43の左右側壁57・57の双方又は片方の外面には、カセット外刃40の外刃ホルダ43との係合を解除するための解除ボタン74と、外刃ホルダ着脱用の把持部67とが上下に並べて配設されているものである。
そのうえで、本発明は、前記外刃ホルダ43の外面上の解除ボタン74と把持部67間の中間部位に、突出壁76を設けていることを特徴とする。その突出壁76は、解除ボタン74の指当面74aおよび把持部67の指当面67aの双方よりも高く突出させる。
【0007】
【作用】
外刃ホルダ43の左右の把持部67の指当面67a上に指の先端を当てがって把持することで、外刃ホルダ43を本体ケース1から上方へ外すことができる。その際、把持部67の指当面67a上の指先が突出壁76の突出端に接当係合し、この接当係合作用により指先が解除ボタン74の方へ近付いたり、滑り移動するのを阻止できるため、解除ボタン74に触れるのをできる限り避けることができる。従って、このとき指先が不用意に解除ボタン74に触れてカセット外刃40が外刃ホルダ43から外れたり、外れかかったりするのをよく防止できる。また、そのように指先が突出壁76に接当係合することで、外刃ホルダ43を上方へ持ち上げるときの指先の滑り止め機能をも発揮する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図示例では本発明を往復動式電気かみそり、より詳しくは三枚剃刃構成を採る往復動式電気かみそりに適用した場合を示す。図1、図2および図7に示すように、この電気かみそりは本体ケース1の上部に、往復動式の前後の内刃2・2およびセンター内刃22と、前後の外刃3・3およびセンター外刃45とからなる三枚剃刃を備える。
【0009】
図1ないし図3において、本体ケース1は、前後ケース1F・1Bを互いに突き合わすとともに、前後ケース1F・1Bの左右の突き合わせ面間にサイドカバー1L・1Rを介在させてなる。この本体ケース1の内部にはモータ4、モータ4の回転を直線往復運動に変換して内刃2およびセンター内刃22に伝達する駆動伝達機構5、充電用の電池7、回路基板(図示省略)等の電装部品が組み込まれる。図1および図4に示すように、前ケース1Fの前面上部にはきわ剃りユニット10と、起動・停止ときわ剃りユニット出退操作とを兼ねるスイッチノブ11とが上下に配される。スイッチノブ11は上下スライド操作可能に備えられ、最下段位置(停止位置)から一段上昇させると起動位置に、更にもう一段上昇させる最上段位置においてきわ剃りユニット10を軸9まわりに前方へ突出揺動させる(図4の二点鎖線状態)。スイッチノブ11を最上段位置から一段下げるときわ剃りユニット10が軸9まわりに後退揺動して前ケース1Fの前面に沿うよう格納される(図4の実線状態)。
【0010】
図3および図4において、本体ケース1の内部上方にはプラスチック製のモータ取付台12が組み込まれ、このモータ取付台12に上記モータ4、駆動伝達機構5および内刃2が搭載される。モータ取付台12はモータ4を縦姿勢に垂下状態に支持する台板13と、この台板13の下面に一体形成されてモータ4の全周を覆うモータ覆い筒14とを有し、台板13の上面左右端から左右側壁15・15を対向状に立設させている。台板13の上面中央の開口からはモータ4の上端の出力軸16が上方へ突出され、この出力軸16上に上下2個の偏心カム17・19が固着される。下側の偏心カム19は出力軸16の上端に嵌合固定され、この偏心カム19の上面に立設した偏心ピン20の上端に、上側の偏心カム17が嵌合固定されている。
【0011】
図3および図4において、駆動伝達機構5は、上記した上下の偏心カム17・19の偏心ピン24・20の回転を前後の内刃2・2およびセンター内刃22の左右往復動に変換伝達するための前後の振動子25・25と、上下の連結ロッド26・26とを有する。
【0012】
図3および図4に示すように前後の振動子25・25は各々がプラスチック成形品であり、上面中央から上方へ駆動軸27を突設した振動子本体29と、振動子本体29の左右端から上向きに一体に連設した薄肉部30・30とを有してなる。そして前後の振動子25・25は、左右の薄肉部30・30の上端部30a・30aどうしを重合させて上記モータ取付台12の左右側壁15・15の各上端に係合固定させることでモータ取付台12上に装着される。その際、一方の振動子25と下側の偏心カム19とは、該振動子25の振動子本体29から突設したピン31と該偏心カム19の偏心ピン20とに連結ロッド26の両端を枢着することにより連結される。他方の振動子25と上側の偏心カム17とは、該振動子25の振動子本体29から突設したピン32と該偏心カム17の偏心ピン24とに連結ロッド26の両端を枢着することにより連結される。この場合、前後の振動子25・25のピン31・32の一方は左側に、他方は右側に設けるとともに、上下の偏心カム17・19の各偏心ピン24・20の位相を180°ずらすことによって、前後の振動子25・25が互いに反対方向に左右往復動するようにすることで各々から発生する振動が相殺されるものとしている。
【0013】
図3および図4において、前後の振動子25・25の駆動軸27・27は本体ケース1の上壁39の中央の開口33から上方へ突出させ、各突出端に前後の内刃2・2がそれぞれ内刃ホルダ34を介して装着される。前後の各内刃2は多数のディスク状の小刃35をプラスチック製の内刃基台36に左右方向に並列状にインサート成形されていて、内刃ホルダ34に保持固定される。その際、内刃ホルダ34は振動子25の駆動軸27の上端に押上バネ37を介して上下動自在に、かつ左右方向に揺動自在に枢支連結される。前後の内刃2・2間に平行に近接配置されるセンター内刃22は、後述するカセット外刃40に一体的に組み付けられ、前後の駆動軸27・27のいずれか一方に嵌め込み固定される駆動ピース41を介して左右往復動する。本体ケース1の上壁39の開口33と前後の駆動軸27・27との間の間隙は可撓性の毛止めカバー42で塞がれる。図4に示すように前側の振動子25の前面側にはきわ剃りユニット10に動力を伝達するための係合子44を突設している。
【0014】
いま、モータ4を駆動させると、前後の振動子25・25が偏心ピン20・24および連結ロッド26・26を介して左右に直線往復動して前後の内刃2・2が左右往復動し、同時に駆動ピース41を介してセンター内刃22が左右往復動する。このように三枚剃刃を構成する前後の内刃2・2およびセンター内刃22と、後述する前後の外刃3・3およびセンター外刃45との協働作用により、早剃り、深剃りをすることができ、特にくせ毛や長毛(剃り残し毛)もセンター内外刃22・45で荒剃りしながら前後の内外刃2・3で仕上げ剃りすることができる。
【0015】
本体ケース1の上部には、外刃ホルダ43が上下方向に着脱自在に装着され、この外刃ホルダ43にカセット外刃40が着脱自在に装着される。
図2および図6に示すように、カセット外刃40は、前後の網目状の外刃3・3と、この外刃3・3間に平行に隣接状態に配置される櫛状のセンター外刃45とを、中抜き状の外刃枠46の内部に一体的に組み付けてなる。前後の外刃3・3は前後の内刃2・2をそれぞれ独自に覆うよう補助枠47にアーチ状にかしめ溶着されて外刃枠46の内部に嵌合固定される。
【0016】
図2および図5に示すように、櫛状のセンター外刃45は断面コの字形状に形成し、この左右端に弾性突起49を有するエンドピース50を一体的に結合している。このセンター外刃45の内側に櫛状のセンター内刃22が左右往復動自在に組み付けられる。センター内刃22は、センター外刃45に対応させて、断面コの字形状に形成し、この左右方向中央部に受動ピース51がかしめ溶着される。受動ピース51は板バネなどのバネ部材52を上端に保持し、下端に前記駆動ピース41と係合する二股部51aを有する。
センター内刃22はセンター外刃45の内側にバネ部材52および受動ピース51ごと嵌め込み、バネ部材52の左右の自由端をエンドピース50上で受け止める。そのバネ部材52のスプリング作用でセンター内刃22が常にセンター外刃45の内面に対し密着付勢される。
【0017】
このように、予め一体的に組み合わせたセンター内刃22とセンター外刃45とは、図5および図6に示すように、センター外刃45の左右端から突出するエンドピース50・50の弾性突起49・49を、外刃枠46の左右壁46a・46aの中央に設けた縦長溝53・53に上下動自在に係合支持することで、外刃枠46の内部における前後の外刃3・3の間に組み付けられる。その際、外刃枠46の左右の縦長溝53・53の各下方から内方へ突設したバネ受54・54と、左右のエンドピース50・50との間に押上バネ部材55をそれぞれ介在させ、このバネ部材55のスプリング作用でセンター内外刃22・45が弾性突起49・49を縦長溝53・53内の上端に当接するまで常時押し上げ付勢される。これによりセンター外刃45が肌に優しく追従する。
【0018】
このように構成されたカセット外刃40は外刃ホルダ43に着脱自在に装着される。外刃ホルダ43は前後側壁56・56と左右側壁57・57とを備えた中抜き形状に形成され、前壁部56には、外刃ホルダ43を本体ケース1の上部に装着したとききわ剃りユニット10を露出させるための切欠部59を設けている。
【0019】
図3および図5に示すように、外刃ホルダ43は本体ケース1の上部に対しホルダロック手段60を介して着脱自在に装着される。そのホルダロック手段60は、外刃ホルダ43の左右側壁57・57の各内面の下側に被係合突起61を設ける一方、本体ケース1側に該被係合突起61と係脱する係合突起62を有する弾性アーム63を設ける。弾性アーム63は、上記モータ取付台12の左右側壁15・15に切込溝64を入れることで内外方向に弾性変形自在に一体形成され、この弾性アーム63の上端に係合突起62を設けている。その係合突起62は本体ケース1の左右側壁65・65の上部に設けた開口66から外部へ突出させる。外刃ホルダ43を着脱するときの把持部67は左右側壁57・57の各外面下端寄りにすじ目等のローレット69などの指当面67aを設けるか、あるいはローレット69を設けることなく単にフラット面に、又は凹み状に指当面67aを形成するものであってもよい。外刃ホルダ43は本体ケース1の上壁39の上に溜まる毛くずを掃除するときに外される。
【0020】
図5および図6に示すように、この外刃ホルダ43に対しカセット外刃40がカセットロック手段70を介して着脱自在に装着する。そのカセットロック手段70は、カセット外刃40の外刃枠46の左右側壁46a・46aの両下端に弾性変形自在な係合爪71を垂設する一方、外刃ホルダ43の左右側壁57・57の各内面側に、該係合爪71と係脱するロック板72が取り付けられる。ロック板72はこれの上端に係合爪71と係脱するロック孔73を有するとともに、そのロック孔73よりも下部に解除ボタン74を突設していて、ロック孔73を有する上端が外刃ホルダ43の左右側壁57・57の各内面と所定間隔をおいて対向するとともに、解除ボタン74が左右側壁57・57の前記把持部67よりも上方に設けた開口75から突出するようにその下端部72aが左右側壁57・57の各内面にかしめ溶着される。解除ボタン74は必ずしもその指当面74aが左右側壁57・57の各外面より外方へ突出させる必要はなく、その外面とほぼ面一状に形成するものであってもよい。
【0021】
かくして、カセット外刃40は外刃ホルダ43の内部にこれの上方から嵌め込み、左右の係合爪71・71を外刃ホルダ43の左右側壁57・57の内面に沿わせて下ろしながら、該左右側壁57・57の内面と左右のロック板72・72の各上端との間隙内に差し込んで各ロック孔73に係合させる。この係合によりカセット外刃40は外刃枠46の左右側壁46a・46aが外刃ホルダ43の左右側壁57・57の内面に重合するとともに、該前後壁部46b・46bの各下端が外刃ホルダ43の前後壁部56・56の各上端に載る状態に装着される。
【0022】
カセット外刃40は、前後の外刃3・3と前後の内刃2・2との密着性を高めて切れ味を向上させるために、前述のように前後の外刃3・3が前後の内刃2・2を押上バネ37に抗して少し押し下げ気味状態になるように本体ケース1の上部に外刃ホルダ43を介して装着されている。従って、前後の外刃3・3やセンター内外刃22・45を清掃したり、交換するに際し、左右の解除ボタン74を押圧するとロック孔73から係合爪71の係合が解除されると同時に、カセット外刃40が押上バネ37で押上付勢されている内刃2で少し押上げられる。しかるのちは、外刃枠46の前後壁部46b・46bの外面側をつかむことで、カセット外刃40を外刃ホルダ43から上方へ容易に抜き出すことができる。
【0023】
ここにおいて、注目すべきは、図1および図5に示すように外刃ホルダ43の左右側壁57・57の各外面上において把持部67と解除ボタン74との間の中間部位に、突出壁76を設けている点である。この突出壁76は、解除ボタン74の指当面74aおよび把持部67の指当面67aのいずれよりも高く突出させる。
【0024】
しかるときは、前述のように外刃ホルダ43を本体ケース1から外すときは、図5に示すように、外刃ホルダ43の左右側壁57・57の把持部67の指当面67a上に指の先端を当てがうことで外刃ホルダ43を把持して上方へ持ち上げるが、その際、指先が突出壁76の突出端に接当係合し、この接当係合作用により指先が解除ボタン74の方へ近付いたり、滑り移動するのをできる限り阻止できて解除ボタン74との触れを回避できる。従って、このとき指先が解除ボタン74に不用意に触れてカセット外刃40が外刃ホルダ43から外れたり、外れかかるのを防止できる。また、そのように指先が突出壁76に接当係合することで、外刃ホルダ43を上方へ持ち上げるときの指先の滑り止め機能をも発揮する。解除ボタン74が外刃ホルダ43の左右側壁57・57より突出状態に取り付けられている場合、不慮にも外刃ホルダ43の左右側壁57・57を下にして電気かみそり全体が倒れたり、落下しても、また外刃ホルダ43単独が左側壁57又は右側壁57を下にして床など落下したときも、突出壁76が床に当たって解除ボタン74が床に当たるのを回避できるため、該解除ボタン74の破損を防止できる。
【0025】
上記カセット外刃40としては、センター内外刃22・45に代えてコームを前後の外刃3・3の間にセットしたものをも用意し、このカセット外刃40を外刃ホルダ43に装着するようにすることもできる。この場合は受動ピース51は使用しないことになる。
上記実施例では前後2個の内刃2・2を備えるが、前後いずれか単一の内刃2を備える形態の電気かみそりにも同様に適用できる。もっとも、この場合、カセット外刃40は単一の外刃3を備えるもので足りる。
また上記実施例では解除ボタン74が外刃ホルダ43の左右側壁57・57の双方の外面上に配設されている場合について説明したが、左側壁57又は右側壁57のいずれか一方のみに解除ボタン74が配設されている場合にも同様に適用できる。
本発明は、往復動式の電気かみそり以外に、ロータリ式電気かみそりにも同様に適用できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の電気かみそりによれば、外刃ホルダ43の左右側壁57・57の少なくとも一方の外面上において把持部67と解除ボタン74との間の中間部位に、突出壁76を設けるという簡単な手段で、外刃ホルダ43を本体ケース1から外すときも指先が解除ボタン74に不用意に触れてカセット外刃40が外刃ホルダ43から外れたり、外れかかるのをよく防止できる。また突出壁76は、外刃ホルダ43を上方へ持ち上げるときの指先の滑り止め機能をも発揮する。また突出壁76を設けることで外刃ホルダ43の長大化を招くことなく、小型化の設計自由度を得るというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気かみそりの全体斜視図である。
【図2】外刃ホルダを装着した状態で示す縦断側面図である。
【図3】かみそり上部の縦断正面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】外刃ホルダを取り外した状態で示す縦断正面図である。
【図6】外刃ホルダおよびカセット外刃を半欠截状態で示す縦断正面図である。
【図7】かみそり上部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 内刃
3 外刃
40 カセット外刃
43 外刃ホルダ
57 外刃ホルダの左右側壁
67 把持部
74 解除ボタン
76 突出壁

Claims (1)

  1. 可動式の内刃(2・22)を備えた本体ケース(1)の上部に、外刃ホルダ(43)が上下方向に着脱自在に装着されており、
    前記内刃(2・22)を覆うよう外刃(3・45)をアーチ状に保持したカセット外刃(40)が、カセットロック手段(70)を介して、前記外刃ホルダ(43)に対し係合・離脱自在に装着されており、
    外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の外面上に、カセット外刃(40)の外刃ホルダ(43)との係合を解除するための解除ボタン(74)と、外刃ホルダ着脱用の把持部(67)とが上下に並べて配設されている電気かみそりにおいて、
    除ボタン(74)と把持部(67)間の中間部位に、突出壁(76)が設けられており、
    これら把持部(67)と突出壁(76)は、外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の外面上から一体的に突設されており、
    突出壁(76)は、解除ボタン(74)の指当面(74a)及び把持部(67)の指当面(67a)より高く突出しており、
    把持部(67)の指当面(67a)にはローレット(69)が設けられており、
    前記外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の各内面側に、前記解除ボタン(74)に押圧されて外刃ホルダ(43)の内部側に向けて撓むロック板(72)が取り付けられており、
    前記カセットロック手段(70)が、前記ロック板(72)が前記解除ボタン(74)に押圧されて前記外刃ホルダ(43)の内部側に向けて撓むことによって前記カセット外刃(40)と前記外刃ホルダ(43)との係合が解除される構成になっており、
    前記カセット外刃(40)の外刃枠(46)の左右側壁(56a・56a)の下端に係合爪(71)が垂設されており、その係合爪(71)と係脱するロック孔(73)が前記ロック板(72)の上端に設けられており、
    各ロック板(72)の上端が、外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の内面と所定間隔をおいて対向しており、
    左右の係合爪(71・71)を外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の内面に沿わせて下ろしながら、左右側壁(57・57)の内面と各ロック板(72・72)の上端との間隙内に差し込んで、左右の係合爪(71・71)を各ロック孔(73)に係合させることで、カセット外刃(40)が外刃ホルダ(43)に装着されており、
    カセット外刃(40)が外刃ホルダ(43)に装着された状態において、カセット外刃(40)の外刃枠(46)の左右側壁(46a・46a)が、外刃ホルダ(43)の左右側壁(57・57)の内面に重合することを特徴とする電気かみそり
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