JP6599244B2 - 電気かみそり - Google Patents
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Description
(別実施例1) 図14は切断刃群C1・C2と可動刃駆動構造D1・D2を変更した別実施例1を示す。そこでは、前側の切断刃群C1を3個の切断刃16・17・20で構成し、後側の切断刃群C2を2個の切断刃18・19で構成した。また、前側の駆動レバー55に固定した3個の連結ピン57・58・61の中心間距離L2と、前側の揺動中心軸68の中心と同中心軸68に最も近い連結ピン57の中心間距離L1を同じに設定した。中心間距離L1・L2を1とするとき、後側の駆動レバー56に固定した2個の連結ピン59・60の中心間距離L3は1.2とし、後側の揺動中心軸69の中心と同中心軸69に最も近い連結ピン60の中心間距離L4は1.5とした。
かみそりヘッド2に、固定刃22・26と可動刃23・27を有する切断刃16〜19が配置されており、
切断刃16〜19の固定刃22・26は、固定刃フレーム24・28で支持されており、
固定刃22・26の左右両端に、固定刃フレーム24・28の側端枠24a・28aが位置しており、
かみそりヘッド2を前後方向から見るときの側端枠24a・28aに、頂部から側端部にわたって下り傾斜する傾斜面85・86が形成されており、
すなわち、側端枠24a・28aに、外方に向けて下り傾斜する傾斜面85・86が形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、側端枠24a・28aの頂部から側端部にわたって下り傾斜する傾斜面85・86を形成すると、すなわち、側端枠24a・28aに、外方に向けて下り傾斜する傾斜面85・86が形成されていると、かみそりヘッド2を左右方向に移動させながらひげ剃りを行う場合に、肌当りをソフトなものにすることができる。
傾斜面85・86が、外突湾曲面状の傾斜面で形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、傾斜面85・86を外突湾曲面状の傾斜面で形成すると、傾斜面85・86に接触する肌面の滑り移動を円滑に行って、肌当りをさらにソフトで滑らかなものとすることができる。
固定刃フレーム24・28が、かみそりヘッド2に着脱可能に装着した固定刃ホルダー14で支持されており、
傾斜面85・86の傾斜下端が、固定刃ホルダー14のホルダー側枠14aの頂部より下方に位置されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、傾斜面85・86の傾斜下端を、固定刃ホルダー14のホルダー側枠14aの頂部より下方に位置させると、ひげ剃り時にホルダー側枠14aの頂部が、傾斜面85・86の傾斜下端より先に肌面に接触して、傾斜面85・86の傾斜下端が肌面に接触するのを阻止できる。従って、傾斜面85・86の傾斜下端が肌面に食い込むのを防いで、肌当り感を滑らかにすることができる。
かみそりヘッド2を前後方向から見るときのホルダー側枠14aの上部に、頂部の側から側端部の側にわたって下り傾斜するホルダー傾斜面94が形成されており、
すなわち、固定刃ホルダー14のホルダー側枠14aの上部に、外方に向けて下り傾斜するホルダー傾斜面94が形成されており、
ホルダー傾斜面94を通り、固定刃26の上方へ延びる仮想傾斜面Qを想定するとき、前記傾斜面85・86が仮想傾斜面Qより下方に位置されていることを特徴とする電気かみそり。
傾斜面85・86が、ホルダー傾斜面94を通る仮想傾斜面Qより下方に位置させてあるのは、かみそりヘッド2を左右方向に移動させながらひげ切断を行う場合に、ホルダー傾斜面94を肌面に接触させたのち、傾斜面85・86を肌面に接触させるためである。このように、ホルダー傾斜面94を肌面に先当りさせたのち、傾斜面85・86を肌面に接触させるようにすると、ひげ剃り時の肌当りをソフトで滑らかなものとすることができる。
切断刃16〜19の固定刃22・26と可動刃23・27が、かみそりヘッド2に対して上下動可能に弾性支持されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、固定刃22・26と可動刃23・27を上下動可能に弾性支持すると、ひげ剃り時の肌当りをソフトなものとすることができる。
かみそりヘッド2に固定刃22・26と可動刃23・27を有する複数個の切断刃16〜19が配置されており、
可動刃23・27を往復駆動する可動刃駆動構造D1・D2が、モーター3と、モーター3の動力を可動刃23・27に伝動する駆動レバー55・56、および連結体57〜60を備えており、
駆動レバー55・56は、各可動刃23・27の往復方向と交差する状態で配置されて、一端が揺動中心軸68・69で往復揺動可能に支持されており、
各可動刃23・27と上下に対向する駆動レバー55・56の長手方向の複数個所に、連結体57〜60が配置されており、
各連結体57〜60と揺動中心軸68・69との間の距離が異ならせてあることを特徴とする電気かみそり。
このように、可動刃23・27を駆動レバー55・56で揺動駆動すると、複数の可動刃23・27を左右方向に往復移動しながら、同時に前後動することができるので、ひげ切断時の可動刃23・27に引切り作用を発揮させて、ひげ切断を円滑にしかも的確に行うことができる。また、各連結体57〜60と揺動中心軸68・69との間の距離を異ならせて、駆動レバー55・56で駆動される可動刃23・27の左右ストロークが大小に異なるようにした。こうした可動刃駆動構造D1・D2によれば、左右ストロークが小さい側の可動刃23・27の往復速度を、従来の可動刃の往復速度と同じにした場合に、左右ストロークが大きい側の可動刃23・27の往復速度を早くして、効果的にひげ切断を行うことができる。
各固定刃22・26にひげ導入用の刃穴が形成されており、
駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69に近い側の固定刃22・26の刃穴の開口面積が、駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69から遠い側の固定刃22・26の刃穴の開口面積より大きく設定されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、揺動中心軸68・69から遠い側の固定刃22・26の刃穴の開口面積に比べて、揺動中心軸68・69に近い側の固定刃22・26の刃穴の開口面積が大きく設定してあると、開口面積が大きい分だけより多くのひげを導入して、早剃りを行うことができる。また、揺動中心軸68・69に近いほど揺動トルクが大きいので、固定刃22・26から導入した大量のひげを確実に切断して、モーター3の駆動負荷を軽減できる。
駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69に近い側の固定刃22・26がスリット刃で形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、揺動中心軸68・69に近い側の固定刃22・26をスリット刃で形成すると、固定刃22・26が網刃で形成してある場合に比べて、くせ毛や長毛をスリット刃でより確実に捕捉して、固定刃22・26の内部へ的確に導入できる。従って、ユーザーのひげが濃い場合や、くせ毛が多い場合であっても、ひげ切断を効果的に行うことができる。
かみそりヘッド2に複数個の切断刃16〜19からなる一対の切断刃群C1・C2が配置されて、個々の切断刃群C1・C2ごとに可動刃駆動構造D1・D2が設けられており、
一方の切断刃群C1の可動刃駆動構造D1を構成する駆動レバー55と、他方の切断刃群C2の可動刃駆動構造D2を構成する駆動レバー56を、各可動刃駆動構造D1・D2で互いに逆向きに同期した状態で揺動駆動することを特徴とする電気かみそり。
このように、駆動レバー55・56を互いに逆向きに同期した状態で揺動駆動すると、可動刃23・27が往復移動するときの振動を互いに打消し合うことができるので、肌面に不快な振動が作用するのを解消でき、より滑らかにひげ切断を行うことができる。
一方の切断刃群C1の可動刃駆動構造D1を構成する駆動レバー55の揺動中心軸68と、他方の切断刃群C2の可動刃駆動構造D2を構成する駆動レバー56の揺動中心軸69が、モーター3を間にして分離配置されており、
前記可動刃駆動構造D1・D2は、モーター3の回転動力を往復揺動動作に変換する動作変換構造を備えており、
各駆動レバー55・56を1個のモーター3で動作変換構造を介して同時に逆向きに揺動駆動することを特徴とする電気かみそり。
このように、一対の駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69を、モーター3を間にして分離配置し、各駆動レバー55・56を1個のモーター3で動作変換構造を介して同時に逆向きに揺動駆動すると、切断刃群C1・C2の可動刃23・27を1個のモーター3のみで往復駆動できる。従って、各駆動レバー55・56をそれぞれ専用のモーター3で駆動する場合に比べて、可動刃駆動構造D1・D2の構造を簡素化し、その全体コストを削減できる。
動作変換構造が、モーター3の出力軸3aに固定した偏心カム62・63と、各駆動レバー55・56の揺動先端に形成したカム溝64・65で構成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、偏心カム62・63とカム溝64・65で構成した動作変換構造によれば、偏心カム62・63を回転駆動するだけで、モーター3の回転動力を揺動動作に変換して駆動レバー55・56を往復揺動できる。また、単純な構造の偏心カム62・63とカム溝64・65で、回転動力を揺動動作に変換できるので、動作変換構造の製造に要するコストを削減できるうえ、構造が単純な分だけ長期使用時の動作変換機能の信頼性を向上できる。
一方の駆動レバー55と他方の駆動レバー56が、モーター3の中心軸線の前後に配置されており、
少なくとも前後いずれか一方の駆動レバー56が、モーター3の中心軸線と直交するかみそりヘッド2の前後中心軸に対して傾斜させていることを特徴とする電気かみそり。
このように、前後いずれか一方の駆動レバー56を、モーター3の中心軸線と直交するかみそりヘッド2の前後中心軸に対して傾斜させると、駆動レバー56が揺動するときの前後方向の移動成分を大きくして、可動刃23・27の前後ストロークを大きくすることができる。また、可動刃23・27の前後ストロークが大きい分だけ、可動刃23・27の引切り作用を増強して、ひげ切断をさらに効果的に行うことができる。
一方の駆動レバー55と他方の駆動レバー56の複数個所に、それぞれ複数の連結体57〜60が配置されており、
各駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69の軸中心から、個々の連結体57〜60の中心までの距離を異ならせていることを特徴とする電気かみそり。
このように、各駆動レバー55・56の揺動中心軸68・69の軸中心から、個々の連結体57〜60の中心までの距離が異ならせてあると、可動刃23・27の左右方向の往復ストロークS1および前後移動量T1を、先の距離の違いに応じて大小に変化させることができる。従って、切断刃16〜19の構造や切断特性の違いに応じて、可動刃23・27の配置位置を好適化することにより、ひげ切断を円滑に、しかも的確に行うことができる。
切断刃群C1・C2が、仕上げ剃り用の切断刃16・18と粗剃り用の切断刃17・19で構成されており、
仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22と可動刃23と、粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26と可動刃27のそれぞれが、かみそりヘッド2で上下動可能に支持されて、ばね31・77で押し上げ付勢されており、
仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22の左右両端と、粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26の左右両端のそれぞれに、各固定刃22・26を支持する固定刃フレーム24・28の側端枠24a・28aが設けられて、側端枠24a・28aの上端に各固定刃22・26の頂部より上方へ突出する肌当り突部81〜84が設けられており、
可動刃23・27の固定刃22・26に対する摺動面より下方に位置する水平の仮想基準線P(可動刃23・27の往復移動方向と平行な仮想基準線)を想定し、
仮想基準線Pから、粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26に設けた肌当り突部82・84の頂部までの上下高さをH1とし、仮想基準線Pから仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22に設けた肌当り突部81・83の頂部までの上下高さをH2とするとき、不等式H1>H2を満足するように各肌当り突部81〜84が配置されており、
仮想基準線Pから仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22の頂部までの上下高さをH3とし、仮想基準線Pから粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26の頂部までの上下高さをH4とするとき、不等式H3≧H4を満足するように各固定刃22・26が配置されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、固定刃フレーム24・28の側端枠24a・28aに肌当り突部81〜84を設ける電気かみそりにおいて、肌当り突部81〜84と固定刃22・26の頂部の高さ関係を(H1>H2)を満足するようにする。また、仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22の頂部と、粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26の頂部の高さ関係を(H3≧H4)を満足するようにする。こうした電気かみそりによれば、粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26に肌面が食い込むのを肌当り突部81〜84で規制できるので、ひげ剃り時の肌面に対する負担を軽減できる。
かみそりヘッド2を前後方向から見るときの肌当り突部81〜84に、頂部から側端部にわたって下り傾斜する傾斜面85・86が形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、肌当り突部81〜84の頂部から側端部にわたって下り傾斜する傾斜面85・86を形成すると、かみそりヘッド2を各固定刃22・26の長手方向に沿って移動させながらひげ切断を行う場合に、各固定刃22・26を円滑に沈み込ませて肌当りをソフトなものにすることができる。
傾斜面85・86が、外突湾曲面状の傾斜面で形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、傾斜面85・86を外突湾曲面状の傾斜面で形成すると、傾斜面85・86に接触する肌面の滑り移動を円滑に行って、肌当りをさらにソフトで滑らかなものとすることができる。
固定刃フレーム24・28がかみそりヘッド2に着脱可能に装着した固定刃ホルダー14で支持されており、
傾斜面85・86の傾斜下端が、固定刃ホルダー14のホルダー側枠14aの頂部より下方に位置されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、傾斜面85・86の傾斜下端を、固定刃ホルダー14のホルダー側枠14aの頂部より下方に位置させると、ひげ剃り時にホルダー側枠14aの頂部が、傾斜面85・86の傾斜下端より先に肌面に接触して、傾斜面85・86の傾斜下端が肌面に接触するのを阻止できる。従って、傾斜面85・86の傾斜下端が肌面に食い込むのを防いで、肌当り感を滑らかにすることができる。
かみそりヘッド2を前後方向から見るときのホルダー側枠14aの上部に、頂部の側から側端部の側にわたって下り傾斜するホルダー傾斜面94が形成されており、
ホルダー傾斜面94を通り、固定刃26の上方へ延びる仮想傾斜面Qを想定するとき、前記傾斜面85・86が仮想傾斜面Qより下方に位置されていることを特徴とする電気かみそり。
傾斜面85・86が、ホルダー傾斜面94を通る仮想傾斜面Qより下方に位置させてあるのは、かみそりヘッド2を各可動刃23・27の往復動方向に沿って移動させながらひげ切断を行う場合に、ホルダー傾斜面94を肌面に接触させたのち、傾斜面85・86を肌面に接触させるためである。このように、ホルダー傾斜面94を肌面に先当りさせたのち、傾斜面85・86を肌面に接触させるようにすると、固定刃22・26が肌面に強く押付けられるのを解消して、ひげ剃り時の肌当りをソフトで滑らかなものとすることができる。
少なくとも粗剃り用の切断刃17・19の固定刃フレーム28の側端枠28aと固定刃26の間の内隅部に、固定刃26の側端外面を覆う緩衝部95が形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、固定刃フレーム28の側端枠28aと固定刃26の間の内隅部に緩衝部95を設けると、固定刃26より上側へ突出している肌当り突部84が、固定刃26に先行して肌面に当たって、肌面を大きく凹ませてしまうのを緩衝部95で防止できる。また、肌当り突部84によって肌面が大きく凹んでしまうことがないので、ひげ剃り時の肌当りを滑らかなものとすることができる。
緩衝部95に固定刃26へ向かって下り傾斜する緩衝傾斜面96が形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、緩衝部95に緩衝傾斜面96を形成すると、肌当り突部84に連続する緩衝部95の面積を大きくできるうえ、肌当り突部84から固定刃26に至る緩衝傾斜面96の面変化を緩やかにして、ひげ剃り時の肌当りをさらにソフトで滑らかなものとすることができる。また、肌面が固定刃26の側から肌当り突部84へ向かって滑り移動するとき、肌面を緩衝傾斜面96で滑らかに案内して、肌面が肌当り突部84を乗越えるときの動作を円滑に行える。
粗剃り用の切断刃19が、かみそりヘッド2の前端と後端の少なくともいずれか一方に配置されており、
粗剃り用の切断刃19の固定刃フレーム28の左右の側端枠28aに、前記切断刃19の固定刃26より前または後に突出する肌当り突部84aが形成されていることを特徴とする電気かみそり。
粗剃り用の切断刃19を、かみそりヘッド2の前端と後端の少なくともいずれか一方に配置し、切断刃19の固定刃フレーム28の左右の側端枠28aに、切断刃19の固定刃26より前または後に突出する肌当り突部84aを設けるようにした。こうした電気かみそりによれば、スリット刃からなる切断刃19の固定刃26に先行して、肌当り突部84aを肌面に接触させて、ひげ剃り時の肌当りをさらにソフトで滑らかなものとすることができる。
固定刃ホルダー14の前後枠のいずれか一方に、肌当り突部84aを前後枠の外に突出させる切欠部89が形成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、固定刃ホルダー14に肌当り突部84a用の切欠部89を形成すると、切断刃19の固定刃26に先行して、肌当り突部84aを肌面に接触させて、ひげ剃り時の肌当りをさらにソフトで滑らかなものとすることができる。その際、固定刃ホルダー14が肌当り突部84aの露出に対して干渉しないため、コンパクトなかみそりヘッド2を構成できる。
粗剃り用の切断刃17・19の固定刃26を押し上げ付勢するばね31のばね荷重が、仕上げ剃り用の切断刃16・18の固定刃22を押し上げ付勢するばね31のばね荷重より小さく設定されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、粗剃り用の固定刃26を押し上げ付勢するばね31の張力を、仕上げ剃り用の固定刃22を押し上げ付勢するばね31の張力より小さく設定すると、粗剃り用の固定刃26をより小さな外力で沈ませて、肌面に作用するばね31の張力を小さくできる。従って、肌面が大きな力で押返され、大きく凹み変形するのを解消して、粗剃り用の固定刃26の肌当りをソフトで滑らかなものとすることができる。
肌当り突部81〜84・84aが、左右方向の水平軸回りに回転自在なローラー87で構成されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、肌当り突起84を回転自在なローラー87で構成すると、かみそりヘッド2を肌面に沿って滑らせるときローラー87が回転することで、かみそりヘッド2を軽快に、しかも滑らかに移動させながらひげ切断を行える。また、ローラー87が回転する分だけ、かみそりヘッド2を肌面に沿って円滑に滑らせることができるので、ひげ剃りをより短い時間で軽快に行うことができる。
ローラー87の周面が、傾斜面85・86と面一状に傾斜されていることを特徴とする電気かみそり。
このように、ローラー87の周面を傾斜面86と面一状に傾斜させると、かみそりヘッド2がローラー87の中心軸に沿って移動操作されるような場合に、肌面がローラー87に引っ掛かるのを傾斜面86で防止できる。従って、必要時には肌面と接触したローラー87を回転させて、かみそりヘッド2の移動を円滑化しながら、ローラー87によって肌面の左右方向への滑り移動が妨げられるのを解消できる。
一対のローラー87が導電性を備えており、
一対のローラー87にプラス極性とマイナス極性の微弱電流を供給する電流供給源90が設けられていることを特徴とする電気かみそり。
このように、導電性を備えた一対のローラー87と、各ローラー87に極性の異なる微弱電流を供給する電流供給源90を設けた電気かみそりによれば、肌面に電流刺激を付与しながらひげ切断を行うことができる。
かみそりヘッド2に固定刃22・26と可動刃23・27を有する切断刃16〜19が配置されており、
固定刃22・26は、固定刃ホルダー14に設けられており、
固定刃ホルダー14には、左右一対の弾性変形可能な取外しアーム46と、同アーム46に設けられる左右一対の分離突起47とが設けられており、
固定刃ホルダー14は、かみそりヘッド2のヘッドベース13に着脱可能に装着されており、
かみそりヘッド2のヘッドベース13には、ヘッドベース13に装着した固定刃ホルダー14の係合部43と係脱する係合段部41を備えた一対の取外しボタン36が設けられて、取外しボタン36がボタンばね37で弾性付勢されており、
取外しアーム46の内面に、取外しボタン36の上部に設けた受壁39が位置しており、
分離突起47が取外しボタン36の上部外面から固定刃ホルダー14の外方へ突出していることを特徴とする電気かみそり。
かみそりヘッド2のヘッドベース13に固定刃ホルダー14用の取外しボタン36を設け、取外しボタン36による取外し動作を、固定刃ホルダー14に設けた分離突起47で補助することができる。つまり、両手を使って取外しボタン36を係合解除操作できる。詳しくは、一方の手指で取外しボタン36を掴み、他方の手指で分離突起47を掴んで、取外しボタン36と分離突起47をボタンばね37の付勢力と取外しアーム46の弾性力に抗して同時に押込み操作して、取外しボタン36を係合解除操作できる。従って、単に取外しボタン36のみを押込み操作する場合に比べて、取外しボタン36に作用する押込み力が増加する状態で、取外しボタン36を確実にしかも軽快に押込み操作して、取外しボタン36の係合段部41を係合部43から離脱させ、固定刃ホルダー14をヘッドベース13から取外すことができる。
取外しボタン36の突出端よりも外方に分離突起47の突出端が位置していることを特徴とする電気かみそり。
このように、取外しボタン36の突出端よりも外方に分離突起47の突出端が位置していると、一方の手の指で取外しボタン36を操作して固定刃ホルダー14をヘッドベース13から取り外すとき、ユーザーは他方の手の指を分離突起47に当てやすく、取り外す動作の際、無意識のうちに分離突起47を押込み操作することができるので、深く意識せずとも取外しボタン36の押込みをサポートできる。
固定刃22・26を支持する固定刃フレーム24・28が、それぞれ固定刃支持ベース30に装着されて、固定刃支持ベース30が固定刃ホルダー14に着脱可能に装着されており、
固定刃支持ベース30には左右一対の弾性変形可能な取外しアーム46と、同アーム46の係合を解除操作する左右一対の分離突起47が設けられて、取外しアーム46に設けた係合爪50が固定刃ホルダー14の係合凹部49と係合しており、
固定刃ホルダー14は、かみそりヘッド2のヘッドベース13に着脱可能に装着されており、
かみそりヘッド2のヘッドベース13には、ヘッドベース13に装着した固定刃ホルダー14の係合部43と係脱する係合段部41を備えた一対の取外しボタン36が設けられて、取外しボタン36がボタンばね37で外向きに弾性付勢されており、
固定刃支持ベース30の取外しアーム46の内面は、取外しボタン36の上部に設けた受壁39で受け止められて、分離突起47が取外しボタン36の上部外面から固定刃ホルダー14の外方へ突出しており、
一方の手指で取外しボタン36を掴み、他方の手指で分離突起47を掴んで、取外しボタン36と分離突起47をボタンばね37の付勢力と取外しアーム46の弾性力に抗して同時に押込み操作して、固定刃ホルダー14をヘッドベース13から取外し操作することを特徴とする電気かみそり。
このように、かみそりヘッド2のヘッドベース13に固定刃ホルダー14用の取外しボタン36を設け、取外しボタン36による取外し動作を、固定刃支持ベース30に設けた分離突起47で補助するようにした電気かみそりによれば、両手を使って取外しボタン36を係合解除操作できる。詳しくは、一方の手指で取外しボタン36を掴み、他方の手指で分離突起47を掴んで、取外しボタン36と分離突起47をボタンばね37の付勢力と取外しアーム46の弾性力に抗して同時に押込み操作して、取外しボタン36を係合解除操作できる。従って、単に取外しボタン36のみを押込み操作する場合に比べて、取外しボタン36に作用する押込み力が増加する状態で、取外しボタン36を確実にしかも軽快に押込み操作して、取外しボタン36の係合段部41を係合部43から離脱させ、固定刃ホルダー14をヘッドベース13から取外すことができる。また、固定刃22・26を支持する固定刃フレーム24・28を固定刃ホルダー14から着脱操作する取外しアーム46と分離突起47が、取外しボタン36の押込みをサポートする操作手段を兼ねているので、着脱構造を簡素化することができる。
13 ヘッドベース
14 固定刃ホルダー
16 第1メイン刃(切断刃)
17 センター刃(切断刃)
18 第2メイン刃(切断刃)
19 サブ刃(切断刃)
22 第1メイン刃および第2メイン刃の固定刃
23 第1メイン刃および第2メイン刃の可動刃
24 第1メイン刃および第2メイン刃の固定刃フレーム
25 第1メイン刃および第2メイン刃の可動刃フレーム
26 センター刃およびサブ刃の固定刃
27 センター刃およびサブ刃の可動刃
28 センター刃およびサブ刃の固定刃フレーム
29 センター刃およびサブ刃の可動刃フレーム
30 固定刃支持ベース
43 係合爪(係合部)
55 前側の駆動レバー
56 後側の駆動レバー
57〜60 連結ピン
62・63 偏心カム
64・65 カム溝
68・69 揺動中心軸。
81〜84 肌当り突部
85・86 傾斜面
87 ローラー
C1・C2 切断刃群
D1・D2 可動刃駆動構造
Claims (2)
- かみそりヘッド(2)に固定刃(22・26)と可動刃(23・27)を有する切断刃(16〜19)が配置されており、
固定刃(22・26)は、固定刃ホルダー(14)に設けられており、
固定刃ホルダー(14)には、左右一対の弾性変形可能な取外しアーム(46)と、同アーム(46)に設けられる一対の分離突起(47)とが設けられており、
固定刃ホルダー(14)は、かみそりヘッド(2)のヘッドベース(13)に着脱可能に装着されており、
かみそりヘッド(2)のヘッドベース(13)には、ヘッドベース(13)に装着した固定刃ホルダー(14)の係合部(43)と係脱する係合段部(41)を備えた一対の取外しボタン(36)が設けられて、取外しボタン(36)がボタンばね(37)で弾性付勢されており、
取外しアーム(46)の内面に、取外しボタン(36)の上部に設けた受壁(39)が位置しており、
分離突起(47)が取外しボタン(36)の上部外面から固定刃ホルダー(14)の外方へ突出していることを特徴とする電気かみそり。 - かみそりヘッド(2)に固定刃(22・26)と可動刃(23・27)を有する切断刃(16〜19)が配置されており、
固定刃(22・26)を支持する固定刃フレーム(24・28)が、固定刃支持ベース(30)に装着されて、固定刃支持ベース(30)が固定刃ホルダー(14)に着脱可能に装着されており、
固定刃支持ベース(30)には左右一対の弾性変形可能な取外しアーム(46)と、同アーム(46)の係合を解除操作する一対の分離突起(47)が設けられて、取外しアーム(46)に設けた係合爪(50)が固定刃ホルダー(14)の係合凹部(49)と係合しており、
固定刃ホルダー(14)は、かみそりヘッド(2)のヘッドベース(13)に着脱可能に装着されており、
かみそりヘッド(2)のヘッドベース(13)には、ヘッドベース(13)に装着した固定刃ホルダー(14)の係合部(43)と係脱する係合段部(41)を備えた一対の取外しボタン(36)が設けられて、取外しボタン(36)がボタンばね(37)で弾性付勢されており、
固定刃支持ベース(30)の取外しアーム(46)の内面に、取外しボタン(36)の上部に設けた受壁(39)が位置しており、
分離突起(47)が取外しボタン(36)の上部外面から固定刃ホルダー(14)の外方へ突出していることを特徴とする電気かみそり。
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