JP4862768B2 - 電気かみそり - Google Patents

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    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof

Description

本発明は、体毛を切断するための電気かみそりに関する。
電気かみそりとして、外刃を有する刃フレーム部を、内刃を有する本体部に装着させて用いるものが種々提供されている。上記電気かみそりは、本体部に装着した状態にある刃フレーム部の外刃に内刃を摺動させ、外刃の刃孔を通じて導入される髭等の体毛を、摺動する内刃と外刃の間で切断するものである。
上記電気かみそりにおいては、刃フレーム部に対する外刃の取り付けに一定のクリアランスを持たせることで、外刃を上下動自在に備えることが一般的である。しかし、上記構造では肌に対する外刃の追従性が悪く、特に外刃を複数備えた場合にはこの追従性の悪さが問題となる。
そこで、例えば特許文献1には図10に示すように、外刃5と、外刃5を固定するための外刃枠13と、この外刃枠13を上下動自在に保持する保持枠14とから成る外刃カセット11を備え、この外刃カセット11を外周枠12に対して上側から着脱自在に装着することで(図10中の矢印参照)、刃フレーム部4を形成したものが提案されている。上記構成の電気かみそりにおいては、外刃5自体は外刃枠13に固定して安定保持しながら、この外刃5を固定した外刃枠13を保持枠14に対して円滑に且つ大きな幅で上下動させて、肌への追従性を向上させることができる。また、外刃5を交換する際には、外刃カセット11を外周枠12から取り外して交換すればよいので、作業が簡単であり、且つ外周枠12はそのまま使用できて経済的である。
ところが、上記外刃カセット11を備えた電気かみそりにあっては、外刃カセット11の保持枠14を外周枠12の上側から装着させる構造であるため、不可避的に、装着状態において保持枠14はその略全周に亘って外部に露出することになり、高級感を損なう原因となっていた。これに対し、例えば表面処理を施す等して保持枠14自体のデザイン性を高めることも考えられるが、この場合でも保持枠14と外周枠12との継ぎ目部分は刃フレーム部4の中央に大きく露出して高級感を損なうという問題や、交換部分である外刃カセット11を低コストで提供することが困難になるという問題が生じる。
特開平4−220282号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、外刃枠や保持枠を備えることで肌に対する外刃の追従性を高めるとともに、この保持枠が外部に露出することを防止して高級感を与えることができ、しかも外刃交換に要するコストは抑制することのできる電気かみそりを提供することを、課題とするものである。
上記課題を解決する本発明は、外刃5と、外刃5を固定する外刃枠13と、外刃枠13を上下動自在に保持する保持枠14と、保持枠14に連結される外周枠12とを備える刃フレーム部4を、本体部3の内刃1を備えた上部に装着させて成る電気かみそりであって、上記保持枠14は、外周枠12に対して下側から着脱自在に装着されるものであり、且つ上記外周枠12は、下側から装着した保持枠14の外周を全周に亘って覆い隠すものであり、上記外周枠12を、上記保持枠14を介して本体部3に装着させる
上記構成とすることで、保持枠14は露出することなく外周枠12だけが外部に露出することになり、また保持枠14と外周枠12との継ぎ目部分が露出することもないので、刃フレーム部4全体に高級感を与えることができる。しかも、保持枠14は外周枠12とは着脱自在になっているので、外刃5が破損や劣化を生じた場合には保持枠14ごと取り外して簡単に交換することができる。そして、この保持枠14は外部に露出することがないのでデザイン性を高めるためのコストをかける必要がなく、低コストで提供することができる。
また、上記構成の電気かみそりにおいては、外周枠12を、保持枠14を介して本体部3に装着させるので、刃フレーム部4ひいては電気かみそり全体をコンパクトに形成することができる。
更にこのとき、保持枠14を、本体部3に密着した状態で装着させることが好適である。このようにすることで、切断した毛屑を保持枠14と本体部3との間に封止しておくことができ、毛屑が外部にこぼれることが防止される。
また、保持枠14と外周枠12との間に、洗浄液を通過させるための隙間29を設けることも好適である。このようにすることで、刃フレーム部4を本体部3に装着した状態で洗浄を行う際には、保持枠14と外周枠12の間の上記隙間29が洗浄液の流路として機能し、大きな洗浄効果を得ることができる。
また、本体部3に対する保持枠14の装着を解除するために備えてある解除ボタン23の操作面23aと、保持枠14に対する外周枠12の装着を解除するために備えてある解除ボタン20の操作面20aとを、略面一に設けることも好適である。このようにすることで、使用者は略面一に配置される両操作面23a,20aに片手の指を当てた状態で、両解除ボタン23,20を択一的に又は同時に操作することができる。
また、保持枠14の側部に貫通孔19を設け、本体部3に設けたフック24を該貫通孔19の一部に係止させることで本体部3に保持枠14を装着させ、且つ外周枠12に設けたフック22を該貫通孔19の他部に係止させることで保持枠14に外周枠12を装着させることも好適である。このようにすることで、連結構造の省スペース化を図り、且つ金型構造の簡素化による低コスト化を図りながらも、各フック24,22の掛かり代は十分に確保することができる。
なお、以上述べた各構成は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜組合せ可能である。
請求項1に係る発明は、外刃と、外刃を固定する外刃枠と、外刃枠を上下動自在に保持する保持枠と、保持枠に連結される外周枠とを備える刃フレーム部を、本体部の内刃を備えた上部に装着させて成る電気かみそりであって、保持枠は、外周枠に対して下側から着脱自在に装着されるものであり、且つ上記外周枠は、下側から装着した保持枠の外周を全周に亘って覆い隠すものであり、上記外周枠を、上記保持枠を介して本体部に装着させる。したがって、外刃枠や保持枠を備えてあることで肌に対する外刃の追従性が高まることは勿論のこと、更に外周枠で覆うことによって、この保持枠や該保持枠と外周枠の継ぎ目部分が外部に露出することを防止して、高級感を与えることができ、しかも保持枠ごと取り外して行う外刃交換のコストは抑制するという効果を奏する。
また請求項に係る発明は外周枠を、保持枠を介して本体部に装着させる構成であるから、刃フレーム部ひいては電気かみそり全体がコンパクトに形成されるという効果を奏する。
また請求項に係る発明は、請求項に係る発明の効果に加えて、保持枠を、本体部に密着した状態で装着させる構成とすることで、切断した毛屑が外部にこぼれることが防止されるという効果を奏する。
また請求項に係る発明は、請求項又はに係る発明の効果に加えて、洗浄液を通過させるための隙間を設けた構成とすることで、刃フレーム部を本体部に装着した状態で洗浄を行う際には上記隙間が洗浄液の流路として機能し、大きな洗浄効果が得られるという効果を奏する。
また請求項に係る発明は、請求項のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、本体部に対する保持枠の装着を解除するために備えてある解除ボタンの操作面と、保持枠に対する外周枠の装着を解除するために備えてある解除ボタンの操作面とを、略面一に設けた構成とすることで、略面一に配置される両操作面に片手の指を当てた状態のまま、両解除ボタンを択一的に又は同時に操作することができ、着脱作業が容易になるという効果を奏する。
また請求項に係る発明は、請求項のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、保持枠の側部に貫通孔を設け、本体部に設けたフックを該貫通孔の一部に係止させることで本体部に保持枠を装着させ、且つ外周枠に設けたフックを該貫通孔の他部に係止させることで保持枠に外周枠を装着させた構成とすることで、連結構造の省スペース化を図り、且つ金型構造の簡素化による低コスト化を図りながらも、各フックの掛かり代は十分に確保することができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本発明の実施形態における一例の電気かみそりは、図6、図7に全体を示すようなもので、電池部(図示せず)を内蔵するとともに該電池部により往復駆動される複数の内刃1を上方に突出させて備える本体部3と、この本体部3の内刃1を備えた上端部に対してその上方から着脱自在に装着されるキャップ状の刃フレーム部4とで、主体を成している。刃フレーム部4の上端の刃面には、多数の刃孔を有するネット状の外刃5と、多数の溝を有するスリット外刃5′とが並設してあり、図7に示すように刃フレーム部4を装着した状態において、本体部3側に備えてある各内刃1上端の刃先が、対応する外刃5の内面に弾接するようになっている。
なお、本文中においては、本体部3に対して刃フレーム部4が装着される側を「上側」とし、この反対側を「下側」、本体部3を把持して刃フレーム部4の刃面にものでありト刃のうち使用時に後側に位置する方に働くを肌に当てる際の手前側を「前側」、この反対側を「後側」、内刃1が往復動する方向を「左右方向」として説明する。
まず、本体部3について説明する。本体部3は、電池部が内蔵されるとともに正面に操作用のスイッチ部2を露出させてあるグリップ部6と、このグリップ部6の上端部に前後左右に揺動自在に連結される本体ヘッド部7とで形成される。本体部3の上部を成す本体ヘッド部7には、電池部からの電力供給で駆動されるリニアモータ(図示せず)を内蔵するとともに、その平坦な上端面7aからは、リニアモータにより往復駆動される駆動桿8を上方に突出させてある。駆動桿8は前後に一対備えてあり、各駆動桿8の上端に内刃1を着脱自在に装着してある。
各内刃1は、上方に凸となるように逆U字状に湾曲させた状態で基台9に固定しており、この基台9を駆動桿8に連結させてある。各駆動桿8には押し上げばね10が内蔵してあり、該押し上げばね10の復元力により各内刃1は上下方向にフロート自在となっている。
なお、本文中に用いる「フロート自在」な状態とは、一定範囲内で上下動自在であり、且つ、該範囲内で下方に移動するほど上方に向けて強い付勢力が付与される状態である。
次に、本体部3の上部である本体ヘッド部7全体を覆い隠すように装着されるキャップ状の刃フレーム部4について説明する。刃フレーム部4は、図2、図3に示すような、複数の外刃5及びスリット外刃5′を上下動自在に備えた箱型の外刃カセット11と、図4、図5に示すような、該外刃カセット11を下側から収納して装着させることで該外刃カセット11の保持枠14を全周に亘って覆い隠す筒型の外周枠12とで、主体を成している。
外刃カセット11には、前後一対のネット状の外刃5と、一つのスリット外刃5′とを備えている。ネット状の外刃5は、上方に凸となるように逆U字状に湾曲させた状態で、矩形状を成す各専用の外刃枠13にその両端部を固定させており、各外刃枠13を、外刃枠13よりも大型の矩形状を成す保持枠14内に、独立して上下移動自在に組み込んでいる。スリット外刃5′は、専用のスリット外刃枠13′の上部に固定させており、該スリット外刃枠13′についても外刃枠13と同様に、保持枠14内に独立して上下動自在に組み込んでいる。この外刃5用の外刃枠13と、スリット外刃5′用のスリット外刃枠13′とは、前後の外刃枠13で中央のスリット外刃枠13′を挟む配置で保持枠14内に並設してある。
スリット外刃5′とスリット外刃枠13′の間には、スリット内刃1′を左右スライド自在に備えている。スリット外刃枠13′には左右一対のスリットばね15を備えており、該スリットばね15によりスリット内刃1′に対して上方への弾性力を付与することで、スリット外刃5′とこれに弾接するスリット内刃1′を組み込んだスリット刃16を形成している。スリット外刃枠13′と保持枠14との間には、該スリット外刃枠13′を上方に付勢する左右一対の押し上げばね17を介在させており、該押し上げばね17の付勢力によってスリット刃16全体を保持枠14内にフロート自在に設けている。
なお、図示はしていないが、上記スリット刃16内にてスリット内刃1′を左右に往復駆動させるためのスリット駆動桿は、一対の駆動桿8のうち一方から延設させている。刃フレーム部4が本体部3に装着されたときに、スリット内刃1′の中央下部が上記スリット駆動桿と連結され、一体に往復駆動される構造である。
上記外刃カセット11の外周枠12に対する装着は、以下の構造による。つまり、外刃カセット11の保持枠14の左右両側部からは下方に向けて弾性片18が延設してあり、左右一対の弾性片18にはそれぞれ左右方向に貫通した貫通孔19を設けてある。更に、弾性片18の下端からは外側方に向けて、全体としてL字状を成すように解除ボタン20が延設してある。また、上下両端の開口した筒型の外周枠12には、その下端縁の左右両側部に凹陥部21が設けてある。外周枠12の各凹陥部21の底部からは、内側に向けてフック22(図8参照)を突設している。
外周枠12はその上端開口12aを、外刃カセット11の保持枠14の外形よりも小さく且つ外刃5及びスリット外刃5′から成る刃面全体の外形よりは大きく設けている。また、その下端開口12bを、保持枠14の解除ボタン20を除く部分の外形よりも大きく設けている。したがって、図4に矢印で示すように、左右両端の解除ボタン20を凹陥部21に通すようにしながら外刃カセット11を下端開口12bから外周枠12内に挿入していくと、左右両端の解除ボタン20の上面が凹陥部21の底面に当たり、この位置にて、外周枠12から内側に突出させたフック22の先端部が、保持枠14の両弾性片18の貫通孔19の上側半部に対して外側から係止する(図8参照)。上記係止により、保持枠14は外周枠12に装着される。
保持枠14の解除ボタン20は、外周枠12を装着した状態において、外周枠12の外側面よりも外方に先端が突出するように設けている。保持枠14と外周枠12の装着状態を解除するには、左右の解除ボタン20先端の操作面20aを挟み込むように掴んで内側に没入させ、両側の弾性片18を内側に撓ませることで、フック22を貫通孔19から外せばよい。
また、上記構成から成る刃フレーム部4の本体部3に対する装着は、以下の構造による。つまり、本体部3の本体ヘッド部7の左右両端には、突没自在な解除ボタン23を備えており、左右一対の解除ボタン23の上端部にはそれぞれ、外側に向けてL字状に屈折したフック24を設けている。各解除ボタン23には、本体ヘッド部7に備えた押し出しばね(図示せず)により外側に付勢力を付与してある。なお、以下の文中においては、区別のため刃フレーム部4側の解除ボタン20を「フレーム側解除ボタン20」、本体ヘッド部7側の解除ボタン23を「本体側解除ボタン23」という。
したがって、図6に矢印で示すように、外周枠12の左右両側の凹陥部21に各本体側解除ボタン23を通すようにしながら、刃フレーム部4を本体部3に対して上方から被せていくと、図8に示すように、左右両側の凹陥部21内において、本体側解除ボタン23が保持枠14のフレーム側解除ボタン20と当たり、この位置にて、本体側解除ボタン23上端から外側に屈折させて設けたフック24の先端部が、保持枠14の両弾性片18の貫通孔19の下側半部に対して内側から係止する。上記係止により、保持枠14(ひいては該保持枠14を介して刃フレーム部4全体)が、本体部3の本体ヘッド部7上端に装着される。
本体側解除ボタン23は、刃フレーム部4を本体ヘッド部7に装着した状態において、外周枠12や本体ヘッド部7の外側面よりも外方にその先端が突出するように設けている。保持枠14と本体ヘッド部7の装着状態を解除するには、左右の本体側解除ボタン23先端の操作面23aを掴んで押し込み、保持枠14に対して本体側解除ボタン23を内側に没入させることで、フック24を貫通孔19から外せばよい。
上記したように本発明の電気かみそりにあっては、本体部3の内刃1を突設してある本体ヘッド部7に対して、該内刃1を覆うように外刃カセット11の保持枠14が上方から着脱自在に装着され、更にこの保持枠14に対して、該保持枠14を全周に亘って覆うように外周枠12が上方から着脱自在に装着された構造となっている。換言すれば、グリップ部6よりも上方の刃面(即ち外刃5やスリット外刃5′)を除く全部分を覆い隠す外周枠12を、本体ヘッド部7の上端面7aに装着される保持枠14を介して、本体ヘッド部7に着脱自在に装着させた構造である。
上記構成の電気かみそりにおいて、グリップ部6正面のスイッチ部2を操作してモータをオンにすると、前後一対の駆動桿8を介して前後一対の内刃1が外刃5の内面に往復摺動するとともに、駆動桿8の一つから延設されるスリット駆動桿を介してスリット刃16内のスリット内刃1′がスリット外刃5′の内面に往復摺動することとなる。
保持枠14内に上下動自在に設置される各外刃枠13は、該外刃枠13に固定される外刃5の内面に押し当たる内刃1がフロート自在であることから、本体ヘッド部7に装着された状態において該内刃1を介してフロート自在となる。また、スリット外刃枠13′は、上記したように押し上げばね17を介して保持枠14内でフロート自在である。したがって、刃ヘッド部4の刃面を肌に押し付けた際には、フロート自在である各外刃枠13及びスリット外刃枠13′が独立して肌に追従することとなる。
ここで、本発明の電気かみそりにおいては、上記保持枠14(即ち、外刃カセット11全体)を、筒型を成す外周枠12に対してその下端開口12b側から上方に挿入して装着する構造とし、保持枠14がその全周に亘って外周枠12で覆い隠されるように設けたので、保持枠14自体や該保持枠14と外周枠12との継ぎ目部分が外部に露出することなく、高級感を与えるものとなっている。しかも、外刃カセット11は外周枠12から着脱自在な交換部分となっており、この外刃カセット11の保持枠14に対してはデザイン性を高めるためのコストをかける必要がないことから、交換部分である外刃カセット11を低コストで提供することが可能となる。
また、本発明の電気かみそりにおいては、刃フレーム部4全体が、保持枠14を介して本体部3の本体ヘッド部7の上端に装着される構造であって、該保持枠14の下端縁が略全周に亘って本体ヘッド部7の上端面7aの外周縁部と密着するようになっている(図9参照)。したがって、切断した毛屑を保持枠14と本体ヘッド部7の上端面7aとの間に封止しておくことができ、毛屑のこぼれを防止することができる。
なお、本例においてはグリップ部6の後面に、上端にトリマー刃(図示せず)を有するトリマーハンドル26を上下スライド自在に設けている。このため、本体ヘッド部7の後側の駆動桿8から後方に継手27(図9(c)参照)を延設し、該継手27を介して駆動桿8の往復動をトリマー刃にまで伝達するように設けているので、保持枠14の下端縁の後部中央には継手27が往復動するだけの僅かな隙間28は設けてある。つまり、保持枠14を上記隙間28以外は隙間なく本体ヘッド部7に密着させた構造であるが、継手27を設けない構造であればその全周に亘って隙間なく密着させてもよい。
また、本発明の電気かみそりにおいて、保持枠14と外周枠12とは、上記したように左右両側部での貫通孔19とフック22の係合により連結させてあるが(図8参照)、該連結部を除く部分においては、保持枠14と外周枠12との間にはその全周に亘って上下に貫通する隙間29を設けている(図5参照)。この隙間29が設けてあることで、刃フレーム部4を装着した状態で洗浄を行う際には、該隙間29全体が洗浄液の流路として機能する。つまり、本発明では、本体ヘッド部7上端に外刃カセット11を密着させ、この外刃カセット11の全体を外周枠12で覆った構造であるにも関わらず、上記隙間29が流路となることで刃フレーム部4内での洗浄液の流れは良好となり、大きな洗浄効果を得ることができる。
また、本発明の電気かみそりにおいては、本体ヘッド部7に対する保持枠14の装着を解除するために該本体ヘッド部7の左右両側部に突没自在に備えてある本体側解除ボタン23の操作面23aと、保持枠14に対する外周枠12の装着を解除するために該保持枠14の左右両側部に突没自在に備えてあるフレーム側解除ボタン20の操作面20aとを、同一平面(図8(c)中の想像線参照)内に近接して位置させ、両操作面23a,20aを略面一としている。したがって、使用者は左右に備えてある両操作面23a,20aに指を当てて掴み、この状態で左右の解除ボタン23,20を片手で押込み操作することができる。
なお、本体ヘッド部7から刃フレーム部4全体を取り外すには、下側に位置する本体側解除ボタン23の操作面23aだけを押し込めばよい。これにより、本体側解除ボタン23と一体にフック24が内側に移動して貫通孔19内から抜ける。取り外した刃フレーム部4から外刃カセット11を取り外すには、フレーム側解除ボタン20の操作面20aを押し込み、貫通孔19内から外周枠12のフック22を抜けばよい。
また、本体ヘッド部7に保持枠14を装着した状態のまま外周枠12だけを取り外すには、左右両側において面一に配される本体側解除ボタン23及びフレーム側解除ボタン20の操作面23a,20aを、共に押し込めばよい。これにより、貫通孔19内に本体側解除ボタン23のフック24を係合させた状態のまま弾性片18が内側に撓み、外周枠12のフック22だけが貫通孔19内から抜ける。ここから更に保持枠14を取り外す場合には、本体側解除ボタン23の操作面23aを押し込めばよい。
更に、本発明の電気かみそりにおいては、上記したように、保持枠14の左右両側部から延設される弾性片18に設けた一つの貫通孔19内に、本体ヘッド部7側に設けてあって該本体ヘッド部7及び保持枠14の連結に用いるフック24と、外周枠12側に設けてあって該外周枠12及び保持枠14の連結に用いるフック22とを、共に係合させる構造である。
したがって、連結構造の省スペース化や、金型構造の簡素化による低コスト化を図りながらも、各フック24,22の掛かり代は十分に確保することができる。特に、外周枠12の下端から内側に屈折させて設けたフック22の先端部が、貫通孔19の上側半部に対して外側から係止し、且つ、本体ヘッド部7の上端から外側に屈折させて設けたフック24の先端部が、貫通孔19の下側半部に対して内側から係止する構造としてあるので、両フック22,24の掛かり代を確保しつつ更なる省スペース化が図られる。両フック22,24の係止時の対向面は共に、上側が内方に傾くように設けた傾斜面としており、両フック22,24が貫通孔19内にて干渉することは防止している。
以上、刃フレーム部4上端の刃面において、前後方向に沿って外刃5、スリット外刃5′、外刃5の順で配置された実施形態に基づいて説明したが、刃面に外刃5を一つ又は複数配する構成であれば同様の構成が適用可能である。
本発明の実施形態における一例の電気かみそりの、本体部に接続される内刃及び刃フレーム部の分解斜視図である。 同上の電気かみそりの刃フレーム部内に収納される外刃カセットの分解斜視図である。 同上の電気かみそりの外刃カセットの斜視図である。 同上の電気かみそりの外刃カセットを外刃フレーム部に装着する様子を示す斜視図であり、(a)は装着前、(b)は装着後の状態である。 同上の電気かみそりの刃フレーム部全体を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 同上の電気かみそりの刃フレーム部を装着する前の状態を示す斜視図である。 同上の電気かみそりの刃フレーム部を装着した状態を示す斜視図である。 同上の電気かみそりの刃フレーム部を装着した状態を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(b)の要部拡大図である。 同上の電気かみそりの、外刃カセットだけを装着した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 従来の電気かみそりの刃フレーム部を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 内刃
3 本体部
4 刃フレーム部
5 外刃
12 外周枠
13 外刃枠
14 保持枠
19 貫通孔
20 解除ボタン
20a 操作面
22 フック
23 解除ボタン
23a 操作面
24 フック
29 隙間

Claims (5)

  1. 外刃と、外刃を固定する外刃枠と、外刃枠を上下動自在に保持する保持枠と、保持枠に連結される外周枠とを備える刃フレーム部を、本体部の内刃を備えた上部に装着させて成る電気かみそりであって、上記保持枠は、外周枠に対して下側から着脱自在に装着されるものであり、且つ上記外周枠は、下側から装着した保持枠の外周を全周に亘って覆い隠すものであり、上記外周枠を、上記保持枠を介して本体部に装着させることを特徴とする電気かみそり。
  2. 保持枠を、本体部に密着した状態で装着させることを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 保持枠と外周枠との間に、洗浄液を通過させるための隙間を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気かみそり。
  4. 本体部に対する保持枠の装着を解除するために備えてある解除ボタンの操作面と、保持枠に対する外周枠の装着を解除するために備えてある解除ボタンの操作面とを、略面一に設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  5. 保持枠の側部に貫通孔を設け、本体部に設けたフックを該貫通孔の一部に係止させることで本体部に保持枠を装着させ、且つ外周枠に設けたフックを該貫通孔の他部に係止させることで保持枠に外周枠を装着させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気かみそり。
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