JP5603198B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

この発明は、内刃と外刃が摺接することで髭等を切断する電気かみそりに関する。
従来、外刃と、本体内部でのモータの動力により動作する内刃との間で髭等を切断する電気かみそりが知られている。例えば、特許文献1に示される電気かみそりにおいては、外刃は外刃枠に保持されて、この外刃枠は上下動可能に保持枠に保持されている。この保持枠は、その外周が互いに対面する一対の短手壁及び、同じく互いに対面する一対の長手壁にて一体で構成される。また、短手壁は外刃枠が挿入される側に向かうにつれて徐々に厚くなる態様で形成されている。この保持枠は、本体部の上部に設けられる内刃に装着される。この状態にて保持枠の外周を覆う態様で外周枠が本体部に装着される。
以上のように、この電気かみそりにおいては、外刃枠を保持枠に装着する組み立て作業が必要となる。保持枠に外刃枠を保持させる構成として、短手壁の内面にはガイド孔が形成されており、外刃枠にはそのガイド孔に嵌合するリブが形成されている。
外刃枠を保持枠内に挿入していくとリブは両短手壁の内面を摺動しつつ両短手壁を離間させる方向に押す。さらに外刃枠を挿入していくことで、リブが保持枠のガイド孔の高さに達してリブがガイド孔に嵌合する。これにより、外刃枠を保持枠に装着する組み立て作業が完了する。また、上記組み立て方法とは別に、外側から両長手壁を接近させる態様で外力を加えることで、両短手壁を十分に離間させた状態で外刃枠を挿入する方法もある。
また、上記とは別の構成として、例えば外刃枠の長手壁に嵌合部を設け、保持枠にその嵌合部に対応する相手側の嵌合部を設けたものがある。具体的には、図15に示すように、外刃枠101の長手壁102の外面にフック103が形成され、保持枠110の長手壁111の内面にそれらフック103に嵌合するガイド孔114が形成されている。
この構成も含めて一般的に、保持枠110には外刃枠101及びそれに装着される外刃が容易に変形しないよう必要となる強度が与えられている。すなわち、枠体としての強度は保持枠110が外刃枠101よりも大きく設定されるのが一般的である。これにより、外刃枠101及び保持枠110の各々の存在目的が保証される。ここで、外刃枠101の存在目的とは、外刃を保持しつつ保持枠110内に保持されることであり、保持枠110の存在目的とは外刃枠101を保持しつつ外刃および外刃枠101を被って保護することである。
図15の構成では、外刃枠101を保持枠110に組み付けるために、外刃枠101を保持枠110内に挿入していく。すると、フック103は保持枠110の長手壁111の内面を摺動する。このとき、フック103は保持枠110の長手壁111内面に押されることとなる。さらに、外刃枠101を挿入していくことで、フック103が保持枠110のガイド孔114の高さに達してフック103がガイド孔114に嵌合する。これにて、外刃枠101及び保持枠110の組み立て作業が完了する。
なお、外刃枠101における長手方向の大きさは、保持枠110における短手壁115の面間距離とほぼ同一に設定される。よって、図15の構成においては、保持枠110に外側から両短手壁115を近接させる態様で外力を加えて、保持枠110の両長手壁111を十分に離間させた状態において外刃枠101を挿入する組み立て方法を取ることができない。これは、保持枠110の両長手壁111を十分に離間させた状態にまで短手壁115を圧縮すると、短手壁115の面間距離が外刃枠101の長手方向の大きさ以下となってしまうからである。
特開2009−18058号公報
上記特許文献1に記載の構成においては、外刃枠を挿入可能とするべく短手壁間の距離を確保するために、外刃枠を保持枠に強く押し込む又は両長手壁に上記外力を強く加える必要がある。さらに、上述のように短手壁は、外刃枠が挿入される側に向かうにつれて徐々に厚くなる態様で形成されている。よって、外刃枠の挿入に伴って保持枠における外刃枠が挿入される側が変形すること、すなわち両短手壁が十分に離間することが困難となっていた。このように、保持枠は外刃枠装着の簡易化の観点から構成されておらず、スムーズな組み立て作業が困難となっていた。
また、上記図15の構成においては、上述のとおり外刃枠101を保持枠110に挿入することで、外刃枠101のフック103は、保持枠110の長手壁111内面によって内側に押されることとなる。このため、フック103を通じて外刃枠101の長手壁102全体が、内側に撓むこととなる。よって、外刃枠101は上述のように保持枠110に比して強度が弱く、かつその長手壁102は比較的面積が大きいため内側に変形しやすい。よって、このように長手壁102が内側に変形しながらのスムーズな組み立ては困難となる。
また、保持枠110ではなく、外刃枠101が変形をきたす為に外刃枠101に取り付けてある外刃が負荷を受けやすく、組み立てによって、外刃自身が変形してしまう可能性も高くなってしまう。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立て作業をより容易とした電気かみそりを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の電気かみそりは、互いに対面する一対の短手壁及び、これら短手壁に交わり互いに対面する一対の長手壁を有して一体形成される保持枠と、前記両短手壁間に挟持される態様で前記保持枠内に外刃を固定した状態で保持される外刃枠と、を備え、前記外刃枠に固定される前記外刃に対して本体部に取り付けられる内刃が往復運動する電気かみそりにおいて、前記短手壁においてその中央部分と、同中央部分の両側における前記短手壁及び前記長手壁の連結部分との間に形成されるとともに、前記中央部分よりも剛性を低くすることで前記両長手壁の面間距離の減少量に対する前記両短手壁の面間距離の増加量を増大させる低剛性部を設けている。
また上記構成において、前記低剛性部は、その少なくとも前記外刃枠が挿入される側の部分が、前記中央部分に対して薄く形成されることで剛性が低くされていることが好ましい。
また上記構成において、前記低剛性部は、前記短手壁における前記外刃枠の前記保持枠に対する挿入方向の全域に亘って、前記中央部分に対して薄く形成されることが好ましい。
また上記構成において、前記長手壁には、前記両短手壁との連結部分より外側に延びる延設部が形成されることが好ましい。
また上記構成において、前記延設部及び前記短手壁を連結する連結部を備えることが好ましい。
また上記構成において、前記連結部は、前記保持枠における前記外刃枠が挿入される側に設けられることが好ましい。
また上記構成において、前記外刃枠において、前記保持枠に保持されたとき前記短手壁の中央部分に対応する部位に形成される第1の嵌合部と、前記短手壁の中央部分に形成されるとともに、前記外刃枠が前記保持枠に保持された状態で前記第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、を備えることが好ましい。
また上記構成において、前記両嵌合部の一方は凸状に形成されるとともに他方は前記凸状に対応する凹状に形成され、前記凸状に形成される嵌合部は、前記外刃枠の前記保持枠への挿入に対して、その挿入方向に対して交わる方向に弾性変形可能に形成されることが好ましい。
また上記構成において、前記両短手壁における前記外刃枠が挿入される側と反対側の端部の間を連結する細桟を備えることが好ましい。
また上記構成において、前記外刃の表面を露出させた状態で前記外刃枠を保持する前記保持枠をその外周から覆う外周枠を備えることが好ましい。
本発明によれば、電気かみそりにおいて、組み立て作業をより容易とすることができる。
電気かみそりの分解斜視図。 刃フレーム部の分解斜視図。 電気かみそりの斜視図。 図1のA−A線断面図。 外刃カセットの分解斜視図 保持枠の上面図。 外刃カセット及び外周枠の斜視図。 図2のB−B線断面図。 図3のC−C線断面図。 図3のD−D線断面図。 外刃枠取り付け時における短手壁の作用図。 従来構成における保持枠の作用図。 外刃枠取り付け時における保持枠の作用図。 他の実施形態における外刃枠の斜視図。 従来の保持枠及び外刃枠の斜視図。
以下、本発明にかかる電気かみそりを具体化した一実施形態について図1〜図13を参照して説明する。本例では図1等の右上に示されるように、電気かみそりに対して前後左右上下方向が規定されている。
図1に示すように、本体部10には、その上側から刃フレーム部5が装着される。この本体部10には、その外周面にユーザに把持されるグリップ部11が形成されている。このグリップ部11の右側面に操作用のスイッチ部12が設けられている。また、本体部10の上部には、使用時には刃フレーム部5にて覆われる本体ヘッド部13が形成されている。この本体ヘッド部13の上面には、上側に突出した振動子14が設けられている。振動子14は、前後方向に一対設けられる。スイッチ部12が操作されると、振動子14は、本体部10に内蔵されるモータ(図示略)の駆動を通じて左右方向に振動する。各振動子14には、内刃30が取り付けられた基台31が上側から装着される。図1においては、後側の振動子14にのみ基台31が装着されている。内刃30は上方に凸となるように逆U字状に湾曲されている。基台31は直方状に形成されるとともに、内刃30をその内部において固定する。
図3に示すように、本体部10の左側面には、本体側操作部15が設けられている。詳しくは、図4に示すように、本体側操作部15の上側には、これと一体で第1の係止部16が形成されている。この第1の係止部16は、本体ヘッド部13の左側面から外側に突出する態様で略L字状に形成されている。また、図4における左上の円中に示すように、第1の係止部16は、本体側操作部15を挟んでその前後両側に2つ並設されている。
本体側操作部15は、本体ヘッド部13に内蔵されるコイルばね19の弾性力を通じて外側(本体ヘッド部13と反対側)に付勢されている。本体側操作部15は、本体部10において上側に突出する抜止部9との係合を通じて本体部10からの脱落が防止されている。本体側操作部15の上部が本体部10側に押し操作されたとき、若しくは両第1の係止部16に対して本体ヘッド部13側の外力が加わったとき、第1の係止部16及び本体側操作部15はコイルばね19の弾性力に抗して本体ヘッド部13側に退避する。そして、第1の係止部16は、自身又は本体側操作部15への外力が解除されたとき、コイルばね19の弾性力により上記退避した位置から突出した状態に復帰する。
一方、図1に示すように、本体ヘッド部13の右側面には、第1の係止部16の先端と同様の形状にて一対の第2の係止部17が形成されている。第2の係止部17は、第1の係止部16と同様に前後方向に2つ並設されている。第2の係止部17は本体ヘッド部13と一体で形成されている。よって、第2の係止部17は、第1の係止部16と異なって本体ヘッド部13側に退避することはない。また、本体部10の右側面における両第2の係止部17間に対応する位置には指当部18が形成されている。この指当部18は本体部10と一体で形成されている。
図1に示すように、本体部10には、振動子14、基台31及び内刃30が覆われる態様でキャップ状の刃フレーム部5が上方から装着される。具体的には、刃フレーム部5は、図2に示すように、外刃カセット6及び外周枠50が組み立てられることで構成される。
<外刃カセット>
外刃カセット6は、一対の外刃40と、これらがそれぞれ上側から装着される一対の外刃枠41と、これら外刃枠41が下側から装着される保持枠20とで構成される。保持枠20及び外刃枠41はそれぞれ合成樹脂にて弾性変形可能に形成されている。外刃40は、内刃30の外形に対応したU字状に形成されている。これら外刃40の表面には、複数の刃孔が形成されている。各外刃枠41は、上下両端が開口した筒状に形成されるとともに、基台31に取り付けられた内刃30を内在可能に構成されている。外刃枠41におけるその前後方向に延びる両側面には、上下方向に延びる直方状のリブ42が形成されている。
<保持枠>
図5に示すように、保持枠20は、前後方向に延びる互いに対面する短手壁21と、左右方向に延びる互いに対面する長手壁22とで構成される。また、保持枠20は、その内部に一対の外刃枠41が装着可能に構成されている。
また、図6に示すように、各短手壁21には、その前後方向(図6の上下方向)の両端側に長手壁22に連結される低剛性部23が形成されている。また、短手壁21における低剛性部23間には保持部24が形成されている。低剛性部23は保持部24に比して薄く形成されている。よって、低剛性部23の剛性は保持部24に比して低い。また、図5に示すように、保持部24には、その厚さ方向に貫通するとともに、上下方向に延びるガイド孔24aが形成されている。ガイド孔24aは、保持部24における前後方向の両側に2つ設けられる。両保持部24は外刃枠41がそれらの内側に挿入可能とされている。また、ガイド孔24aは、そこに進入したリブ42が所定量だけ上下方向にスライド可能に形成されている。また、対面する両保持部24には、棒状の細桟25が架け渡されている。この細桟25の両端は、各保持部24の上端に連結されている。
また、図5に示すように、各保持部24の下端には、L字状の解除部26が延設されている。解除部26は、下方に延びる弾性片26aと、これに対して垂直かつ外側に延びるフレーム側操作部26bとで形成される。各弾性片26aには、その厚さ方向に貫通した貫通孔26cが形成されている。
また、長手壁22には、左右方向において短手壁21との連結部に対して両外側に延出する延設部27が形成されている。このように、延設部27が形成されることで、低剛性部23の両端部は長手壁22によって強固に固定される。これについては後で詳述する。
さらに、図6に示すように、延設部27の内面と低剛性部23の外面とから形成される角部には三角柱状の連結部28が形成されている。連結部28は、両短手壁21及び両長手壁22の各角部に計4つ設けられる。また、連結部28は、図5に示すように、保持枠20における下側、すなわち保持枠20における外刃枠41が挿入される側に設けられる。
<外周枠>
図7に示すように、外周枠50は、保持枠20の外周を覆う筒状に形成されている。すなわち、外周枠50における上側の開口部51は、保持枠20の外周に対応して形成されている。外周枠50における左右方向において対面する側壁52の下端縁には下側に開口する凹陥部53が形成されている。この凹陥部53は、保持枠20におけるフレーム側操作部26bの上面及び両側面に対応して形成されている。図8に示すように、側壁52の内面には内側に向けてフック54が突設されている。フック54は、各側壁52における凹陥部53の上部に位置している。また、フック54は保持枠20の貫通孔26cに外側から進入可能に形成されている。
また、各側壁52の内面における凹陥部53の前後両側には側壁52の厚さ方向に凹部55が形成されている。両凹部55は、本体部10の両第1の係止部16若しくは両第2の係止部17が進入可能に形成されている。
以下、上記のように構成される電気かみそりの組み立て方法について説明する。
図5に示すように、まず保持枠20に、外刃40が取り付けられた外刃枠41が装着されることで外刃カセット6が組み立てられる。ここでは、明細書の構成上、詳細な外刃カセット6の組み立て方法については最後にその効果とともに示す。
次に、刃フレーム部5が組み立てられる。
図7に示すように、外刃カセット6のフレーム側操作部26bを外周枠50の凹陥部53に通すようにしながら外周枠50にその下端開口から外刃カセット6を挿入していく。このとき、外周枠50の内部に設けられるフック54が保持部24の外面を摺動する。そして、図9に示すように、フレーム側操作部26bの上面が凹陥部53の内頂面に当接する位置にて、各フック54の先端部が、弾性片26aの貫通孔26cに外側から係止する。この係止により、保持枠20、ひいては外刃カセット6は外周枠50に装着された状態で固定される。以上で刃フレーム部5の組み立ては完了する。
なお、この状態において、両フレーム側操作部26bは、その先端が外周枠50から凹陥部53を通じて外部に突出している。外刃カセット6と外周枠50との装着状態を解除する際には、左右のフレーム側操作部26bを挟み込むように外力を加え、両弾性片26aを内側に弾性変形させる。これにより、両フック54が貫通孔26cから外れて、外刃カセット6を外周枠50から取り外すことが可能となる。
次に、刃フレーム部5を本体部10へ装着すれば、電気かみそりの組み立ては完了となる。具体的には、図1に示すように、まず外周枠50の右側の両凹部55にそれぞれ第2の係止部17を引っ掛ける。そして、刃フレーム部5の左側を本体部10に被せていく。これにより、第1の係止部16は外周枠50の内面に押されつつ摺動する。このとき、第1の係止部16はコイルばね19の弾性力に抗して内側に退避していく。そして、図10に示すように、第1の係止部16は凹部55に達すると、同第1の係止部16の先端がコイルばね19の弾性力により凹部55に進入する。これにより、外周枠50、ひいては刃フレーム部5が本体部10に係止される。これにて、刃フレーム部5の本体部10への装着が完了する。
なお、図3に示すように、刃フレーム部5が本体部10に装着された状態において、本体側操作部15は押し操作可能に露出している。本体側操作部15が押されることで、第1の係止部16は内側に没入する。これにより、第1の係止部16は凹部55から外れて、上記と逆の手順にて本体部10から刃フレーム部5を取り外せる。
上記のように組み立てられる電気かみそりにおいて、スイッチ部12の操作により振動子14を介して内刃30が外刃40の内面を左右方向に往復運動する。この状態において、外刃40の表面を皮膚に押し当てることで内刃30及び外刃40間に進入した髭等が切断される。このとき、各外刃枠41は保持枠20内に上下動可能に保持されているところ、それに装着される外刃40は皮膚の凹凸に対応して変位することができる。
最後に外刃カセット6の組み立て方法について詳細に説明する。
図5に示すように、保持枠20に対して下側から外刃40を備える外刃枠41を挿入していく。詳しくは、外刃枠41は、その両リブ42がそれぞれ保持枠20において対向するガイド孔24aに対応する向きにて挿入される。ここで、弾性変形等していない通常時の保持枠20において、その両短手壁21(正確には両保持部24)の面間距離は、左右方向におけるリブ42を除いた外刃枠41の大きさとほぼ同一に設定される。このため、挿入時には外刃枠41の両リブ42は、短手壁21をその内面から外側に押す。これにより、短手壁21は外側に、長手壁22は内側にそれぞれ変位する。このとき、短手壁21の弾性力によりリブ42には内側への圧力が加わる。
このときの短手壁21の作用を図11にて模式的に示す。同図は、以下に示す作用及び効果を明確にするべく保持枠20が上記図6等に示した構成と異なる態様となっているが、上記図6等の構成においても同様の作用及び効果が得られる。
すなわち、図11に示すように、延設部27が形成されることで、図11の範囲Aに示される低剛性部23の長手壁22と接する端部の変形(曲げ)が規制される。すなわち、範囲Aの円中に拡大して示すように、低剛性部23は、長手壁22の内面に対して角度θ1をなしている。この角度θ1は、上記通常時の保持枠20のときとほぼ同一の角度である。そして、低剛性部23における範囲Aの上方の部分は集中的に外側へ湾曲している。ちなみに、延設部27及び低剛性部23が設けられていない従来構成における短手壁21の変形態様を図11に2点鎖線で示す。すなわち、本実施形態の構成によれば、保持枠20への外刃枠41の押し込み力を同一とした場合、従来構成に比して短手壁21をより外側に位置させることができる。具体的には、従来構成においては、範囲Aの円中に拡大して示すように、短手壁21における長手壁22側の端部と、長手壁22とがなす角度θ1が短手壁21の離間とともに徐々に小さくなって角度θ2となる。これは、特に延設部27がない場合には、短手壁21及び長手壁22の連結部が関節のような働きをして回転中心となるからである。よって、従来構成では短手壁21は外側に凸となる曲面状に曲がる。このときの短手壁21の湾曲の度合いは本実施形態の低剛性部23よりも小さい。この場合、短手壁21は、全体で曲がるため本実施形態に比してその保持部24に相当する部分は内側に位置する。その点、本実施形態においては、保持部24は、低剛性部23における保持部24側が集中的に湾曲することで外側に変位しやすい。換言すると、低剛性部23は、長手壁22の面間距離の減少量に対する両保持部24の面間距離の増加量をより大きくすることができる。従って、より小さい押し込み力にて両保持部24を十分に離間させて外刃枠41を保持枠20に押し込むことが可能となる。
また、保持枠20が大きく外側に変位することで短手壁21の弾性力を通じてリブ42に加わる圧力を低減することができる。よって、よりスムーズに、外刃枠41を保持枠20に挿入することができるとともに、前記圧力によるリブ42の変形等を抑制することができる。
また、連結部28は、低剛性部23の長手壁22と接する端部を外側から支持することで、上記同様に、同端部の変形(曲げ)を規制する。よって、上記図11を参照して説明した効果を確実に発揮させることができる。
ここで、保持部24は、低剛性部23に比して厚い分、その剛性は高い。よって、低剛性部23における保持部24側の端部が外側に湾曲したときであっても、保持部24の曲げ変形は抑制される。これにより、保持部24を前後方向に沿った姿勢に保つことができ、ひいては後述するガイド孔24aへのリブ42の嵌合が容易となる。
さらに、延設部27を設けることで、保持枠20におけるせん断方向への変位を規制することができる。詳しくは、図12に示すように、上記従来構成においては、短手壁21の長手壁22に対する回転自由度が高いため、短手壁21は長手壁22との連結部を回転中心として回動しうる。よって、図12の2点鎖線で示すように、外刃枠41の挿入時に保持枠20はせん断方向(図12の左右方向)に変形するおそれがある。この場合には、短手壁21の面間距離は上記通常時と変わらないので、外刃枠41の挿入は困難である。その点、本実施形態においては、上述のように、延設部27を通じて低剛性部23の長手壁22に対する回転が制限されている。よって、保持枠20が同図に示すように、せん断方向に変位することが抑制され、外刃枠41のスムーズな挿入が可能となる。
また、図5に示すように、リブ42が両短手壁21を外側に押し広げるとき、これら短手壁21の上端は細桟25を通じて繋がっている。このため、短手壁21の上端側は外側に広がらず、リブ42を通じた押し広げる力を全て短手壁21の下端側に作用させることができる。従って、短手壁21の下端側、すなわち保持枠20における外刃枠41の挿入側における短手壁21の面間距離を更に増大させることができる。よって、組み立てをよりスムーズに行うことができる。
このように、外刃枠41は、短手壁21を外側に変位させつつ、保持枠20に嵌め込まれていく。そして、リブ42は短手壁21のガイド孔24aの高さに達するとガイド孔24aに嵌合する。このように、一対の外刃枠41が装着されると、外刃カセット6の組み立てが完了する。このとき、外刃枠41は、そのリブ42がガイド孔24aに沿って保持枠20に対して上下移動可能に保持される。
外刃カセット6の組み立て方法としては、上述のように外刃枠41を保持枠20に押し込む方法に限らない。例えば組み立て者は、図13に示すように、両長手壁22の外面に対して、これら長手壁22を接近させる態様で圧縮力を加える。これにより、上記外刃枠41を保持枠20に押し込んだときと同様に、低剛性部23が外側に屈曲しつつ保持部24が外側に変位する。ここで、圧縮力が長手壁22の左右方向における中央部に加わったとき、図13に2点鎖線で示すように両長手壁22は2次曲線状に曲がる。すなわち、長手壁22は前記中央部において最大たわみとなる。このとき、両長手壁22の延設部27は、短手壁21と反対側(外側)に反る。
ここで、低剛性部23及び延設部27は連結部28を介して連結されている。よって、延設部27が反ることで、低剛性部23ひいては保持部24は外側に押し出される。また、連結部28は、保持枠20における外刃枠41が挿入される側(図5等の下側)に形成される。よって、外刃枠41が挿入される側の短手壁21(正確には保持枠20)の面間距離を増大させることができる。この状態において、外刃枠41を保持枠20に挿入していく。そして、リブ42が短手壁21のガイド孔24aの高さに達したとき、上記長手壁22に対する圧縮力を解除する。これにより、リブ42がガイド孔24aに嵌合し、組み立てが完了する。
この組み立て方法においては、短手壁21の面間距離が確保された状態にて外刃枠41を挿入できるため、リブ42と短手壁21内面との接触を低減することができる。また、上記従来構成に比して、より小さい圧縮力にて保持部24を外刃枠41が挿入可能な位置まで外側に変位させることができる。これは、上記組み立て方法において図11を参照して説明したように、低剛性部23及び延設部27等の構成に起因する。また、図13の破線の矢印で示すように、上側の長手壁22及び下側の長手壁22に作用する両圧縮力が左右方向において一致しない場合であっても、図12に示したようにせん断方向に変形することが抑制される。従って、本組み立て方法においても外刃カセット6の組み立て作業が容易となる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)保持枠20には、その短手壁21間に挟持される態様で外刃枠41が保持される。従って、保持枠20に外刃枠41を装着するにあたって両短手壁21間を離間させる必要がある。ここで、短手壁21に低剛性部23を設け、この低剛性部23は保持部24に比較して薄く形成されている。従って、低剛性部23は保持部24よりも剛性が低く湾曲し易い。よって、低剛性部23は両長手壁22の面間距離の減少量に対する両短手壁21の面間距離の増加量を増大させることができる。これにより、外刃枠41の保持枠20への装着時に、両短手壁21を外刃枠41が挿入可能な位置まで容易に変位させることができる。従って、外刃枠41の保持枠20への装着作業、ひいては電気かみそりの組み立て作業をより容易とすることができる。
(2)低剛性部23は、保持枠20における上下方向の全域に亘って、保持部24に対して薄く形成される。従って、外刃枠41が保持枠20に挿入されるとき、低剛性部23が外側に屈曲することで、保持部24同士の離間が促される。これにより、外刃枠41の保持枠20への装着作業、ひいては電気かみそりの組み立て作業をより容易とすることができる。
また、短手壁21において湾曲する部分を低剛性部23(正確にはその保持部24側の端部)に集中させることができる。よって、低剛性部23より剛性の高い保持部24の曲がりを抑制することができる。これにより、リブ42の進入方向に対してガイド孔24aが傾斜することが抑制され、よりスムーズにリブ42をガイド孔24aに嵌め込むことができる。
(3)長手壁22には自身に連結される両短手壁21より外側に延びる延設部27が形成されている。これにより、短手壁21は、その両端面が延設部27を含む長手壁22により支持される。よって、短手壁21(正確にはその低剛性部23)の端部における長手壁22に対する変位が制限される。これにより、短手壁21は、全体が2次曲線状に曲がることなく、その低剛性部23が集中的に外側に曲がる。従って、保持部24の面間距離を増大させることができる。これにより、外刃枠41の保持枠20への装着作業、ひいては電気かみそりの組み立て作業をより容易とすることができる。
(4)外刃枠41が保持枠20に挿入されるとき、両短手壁21が離間するに従って、両長手壁22はそれらの中央部が互いに接近する態様で2次曲線状に曲がる。このとき、延設部27は連結部28を介して短手壁21(正確にはその低剛性部23)を外側に押しやる。従って、両低剛性部23間の離間が促される。これにより、外刃枠41の保持枠20への装着作業、ひいては電気かみそりの組み立て作業をより容易とすることができる。
また、連結部28を通じて短手壁21はより長手壁22に強く固定されるため、上記(3)と同様に低剛性部23を集中的に外側に曲げることができる。以上により、保持部24の面間距離を増大させることができ、外刃枠41の保持枠20への装着作業をより容易とすることができる。
(5)保持枠20における外刃枠41が挿入される側に連結部28が形成される。よって、外刃枠41の挿入時において、両短手壁21は、保持枠20における外刃枠41が挿入される側に向かうにつれて面間距離が大きくなる。よって、外刃枠41の挿入時に同外刃枠41(特にリブ42)が短手壁21の端面に干渉することが抑制され、より外刃枠41の保持枠20への装着作業を容易とすることができる。
(6)リブ42及びガイド孔24aが嵌合することで保持枠20に外刃枠41が上下動可能に保持される。このように簡易な構成にて保持枠20に外刃枠41を装着可能とすることができる。
(7)細桟25により外刃枠41が挿入される側と反対側の保持部24の外側への変位が抑制される。そして、その分、外刃枠41が挿入される側の保持部24の面間距離を大きくすることができる。これにより、外刃枠41の保持枠20への装着作業をより容易とすることができる。
(8)上記低剛性部23、延設部27等の構成によって保持部24がより外側に変位するため、短手壁21の弾性力に基づきリブ42に加わる圧力を低減することができる。よって、リブ42の変形等を抑制することができる。さらに、リブ42に加わる圧力を低減させる構成を採用する必要がない。よって、外刃枠41をより簡易に構成することができる。
(9)外周枠50は、外刃40の表面を露出させた状態で、外刃カセット6の外周を覆っている。これにより、外周枠50にて、低剛性部23を設けた保持枠20の短手壁21も含めて外刃カセット6の周囲を保護できるので、同外刃カセット6の変形や破損をきたすことを防ぐことができ、かつ電気かみそりの意匠性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、保持枠20に対して外刃枠41を下側から挿入していた。しかし、保持枠20に対して外刃枠41を上側から挿入する構成であってもよい。本構成において、連結部28は保持枠20における外刃枠41が挿入される側、すなわち上側に設けられる。また、細桟25を両保持部24の下端に設ける必要がある。本構成においても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
・上記実施形態においては、連結部28は保持枠20における外刃枠41が挿入される側に設けられていた。しかし、連結部28は、保持枠20における外刃枠41の挿入方向(上下方向)の全域に亘って形成されていてもよい。本構成であっても、図13を参照して説明したように、延設部27の短手壁21と反対側への反りに伴って、両保持部24の面間距離の増大は促される。この場合、保持枠20に対する外刃枠41の挿入方向が上側及び下側の何れであっても、同様の効果が得られる。
・上記実施形態においては、外刃枠41にリブ42が設けられ、保持枠20にガイド孔24aが設けられていた。そして、それらが嵌合することで保持枠20に外刃枠41が保持されていた。しかし、保持枠20に外刃枠41が保持される構成であれば、上記構成に限らない。例えば、外刃枠41にガイド孔24aを設け、保持枠20にリブ42を設けてもよい。また、リブ42及びガイド孔24aを省略して、保持枠20の弾性力により外刃枠41が保持されてもよい。
・上記実施形態においては、リブ42は外刃枠41の両側面に固定されていた。しかし、リブを弾性変形可能に構成してもよい。具体的には、図14に示すように、外刃枠41の両側面におけるリブ60の外周には貫通孔61が形成されている。この貫通孔61の上縁部及びリブ60の上端は板部62により連結されている。リブ60が内側に押圧されると、板部62が弾性変形することでリブ60の先端側は貫通孔61に進入する。同図の例においては、外刃枠41は保持枠20に対して下側から挿入される。これにより、リブ60の先端が保持枠20の端面に当接することで、外刃枠41のスムーズな挿入が妨げられることが抑制される。このように、リブ60を弾性変形可能に構成することで、外刃枠41の挿入時におけるリブ60と短手壁21との干渉を緩和することが可能となり、一段とスムーズな組立てを実現することができる。これは、外刃枠41にガイド孔、保持枠20にリブをそれぞれ設けた場合も同様である。
・上記実施形態においては、刃フレーム部5の本体部10への装着は、外周枠50が本体部10に装着されることで行われていた。しかし、保持枠20及び外刃枠41の構成が同様であれば保持枠20が本体部10に装着する構成であってもよい。具体的には、保持枠20及び本体部10間において互いに嵌合する嵌合機構が設けられて、それら嵌合機構の嵌合を通じて保持枠20が本体部10に装着される。この場合、外刃カセット6及び外周枠50間の嵌合機構(貫通孔26c及びフック54)は省略可能である。
また、当該嵌合機構ではなく、外周枠50及び本体部10間の嵌合機構(第1及び第2の係止部16,17並びに凹部55)を省略して構成してもよい。この場合、外周枠50は本体部10ではなく、同本体部10に装着された保持枠20に装着される。すなわち、外周枠50は保持枠20を介して本体部10に固定される。
さらに、本体ヘッド部13に外周枠50が装着された状態において、外刃カセット6が外周枠50の上部に装着可能とされる構成であってもよい。本構成においては、外周枠50の上部及び外刃カセット6の下部に互いに嵌合する嵌合機構が設けられる。
また、上記のように保持枠20が本体部10に装着可能に構成されることで外周枠50を省略して構成することもできる。
・上記実施形態においては、低剛性部23は上下方向に亘って同一の薄さに形成されていた。しかし、保持枠20における外刃枠41が挿入される側(図1等の下側)のみを薄く形成してもよい。この構成においても、外刃枠41の保持枠20への挿入時において、少なくとも前記下側における短手壁21(保持部24)の面間距離を上記実施形態と同様に大きくすることができる。よって、組み立て作業が容易となる。
・上記実施形態における延設部27を省略して構成してもよい。この場合であっても、外刃枠41の保持枠20への挿入時には、低剛性部23により両保持部24の面間距離を大きくできるため、外刃カセット6の組み立てが容易となる。
・また、連結部28や細桟25を省略して構成してもよい。すなわち延設部27、連結部28及び細桟25を全て省略してもよいし、それらのうち必要に応じて組み合わせて構成してもよい。何れの構成であっても、上記同様に低剛性部23により外刃カセット6の組み立てが容易となる。
・上記実施形態においては、前後方向に外刃40が2つ配置されていたが、外刃40、及びそれに応じた内刃30の数はこれに限定されず、単数又は3つ以上であってもよい。また、外刃40の外面の曲面の態様が上記実施形態と異なるものやスリット刃タイプ等の、仕様の異なる外刃40であってもよい。
・上記実施形態においては、低剛性部23はその厚さが薄く形成されることで剛性が低くされていた。しかし、低剛性部23における剛性を低くすることができれば、低剛性部23を保持部24と同様の厚さとしてもよい。例えば、低剛性部23の厚さを保持部24と同等に形成しつつ、低剛性部23及び保持部24の材質を異ならせることで、低剛性部23の剛性を保持部24より小さくしてもよい。本構成においても上記図11と同様の作用が得られる。
5…刃フレーム部、6…外刃カセット、10…本体部、20…保持枠、24a…ガイド孔(第2の嵌合部)、21…短手壁、22…長手壁、23…低剛性部、24…保持部(中央部分)、25…細桟、27…延設部、28…連結部、30…内刃、40…外刃、41…外刃枠、42…リブ(第1の嵌合部)、50…外周枠。

Claims (10)

  1. 互いに対面する一対の短手壁及び、これら短手壁に交わり互いに対面する一対の長手壁を有して一体形成される保持枠と、前記両短手壁間に挟持される態様で前記保持枠内に外刃を固定した状態で保持される外刃枠と、を備え、前記外刃枠に固定される前記外刃に対して本体部に取り付けられる内刃が往復運動する電気かみそりにおいて、
    前記短手壁においてその中央部分と、同中央部分の両側における前記短手壁及び前記長手壁の連結部分との間に形成されるとともに、前記中央部分よりも剛性を低くすることで前記両長手壁の面間距離の減少量に対する前記両短手壁の面間距離の増加量を増大させる低剛性部を設けた電気かみそり。
  2. 請求項1に記載の電気かみそりにおいて、
    前記低剛性部は、その少なくとも前記外刃枠が挿入される側の部分が、前記中央部分に対して薄く形成されることで剛性が低くされている電気かみそり。
  3. 請求項2に記載の電気かみそりにおいて、
    前記低剛性部は、前記短手壁における前記外刃枠の前記保持枠に対する挿入方向の全域に亘って、前記中央部分に対して薄く形成される電気かみそり。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記長手壁には、前記両短手壁との連結部分より外側に延びる延設部が形成される電気かみそり。
  5. 請求項4に記載の電気かみそりにおいて、
    前記延設部及び前記短手壁を連結する連結部を備えた電気かみそり。
  6. 請求項5に記載の電気かみそりにおいて、
    前記連結部は、前記保持枠における前記外刃枠が挿入される側に設けられる電気かみそり。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記外刃枠において、前記保持枠に保持されたとき前記短手壁の中央部分に対応する部位に形成される第1の嵌合部と、
    前記短手壁の中央部分に形成されるとともに、前記外刃枠が前記保持枠に保持された状態で前記第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、を備えた電気かみそり。
  8. 請求項7に記載の電気かみそりにおいて、
    前記両嵌合部の一方は凸状に形成されるとともに他方は前記凸状に対応する凹状に形成され、
    前記凸状に形成される嵌合部は、前記外刃枠の前記保持枠への挿入に対して、その挿入方向に対して交わる方向に弾性変形可能に形成される電気かみそり。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記両短手壁における前記外刃枠が挿入される側と反対側の端部の間を連結する細桟を備えた電気かみそり。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の電気かみそりにおいて、
    前記外刃の表面を露出させた状態で前記外刃枠を保持する前記保持枠をその外周から覆う外周枠を備えた電気かみそり。
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