JP4768629B2 - 活性駆動される切断部材を支持する旋回可能なシェービングヘッドを備えるシェービング装置 - Google Patents

活性駆動される切断部材を支持する旋回可能なシェービングヘッドを備えるシェービング装置 Download PDF

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Description

本発明は、皮膚から成長する毛をシェービングするための装置に関する。装置は、グリップを有するベース部と、少なくとも1つの切断エッジを有する少なくとも1つのブレード形状の切断部材を支持するシェービングヘッドと、ベース部に対する切断部材の周期運動をもたらすアクチュエータとを含む。
本発明は、皮膚から成長する毛をシェービングするための装置において用いるのに適したシェービングヘッドにも関する。シェービングヘッドは、少なくとも1つの切断エッジを有する少なくとも1つのブレード形状の切断部材を支持し、シェービングヘッドは、シェービングヘッドを装置のベース部に結合する結合部材をさらに含み、ベース部は、グリップと、ベース部に対する切断部材の周期運動をもたらすためのアクチュエータとを含む。
冒頭段落に述べられる種類のシェービング装置は、米国特許第2,054,418号から既知である。既知の装置のシェービングヘッドは、ブレード形状の切断部材を含む。既知の装置のアクチュエータは電気モータを含み、電気モータはベース部内に配置され、フライホイールが偏心的に固定される軸を有する。フライホイールは、既知の装置のシェービングヘッド内に位置し、切断部材の主要面と実質的に平行に延びる。シャフトは、2つの軸受によって支持され、その1つはシェービングヘッド内にも配置される。動作期間中、フライホイールがモータによって回転されると、フライホイールは軸受上に周期的な力を加える。シェービングヘッド内に配置された軸受を介して、前記力はシェービングヘッドに伝達され、ベース部に対するシェービングヘッド及びその内部の切断部材の周期的な円運動をもたらす。切断部材の周期的な円運動は、切断部材の主要面と平行な仮想平面内で実質的に行われる。切断部材の前記周期的運動の故に、装置は改良された毛切断運動を有する。
毛をシェービングするための既知の装置の不利点は、切断部材の周期運動の結果として、皮膚刺激及び皮膚損傷の危険性がかなり増大することである。
ブレード形状の切断部材の周期的運動の結果として改良された毛切断動作を有するが、皮膚刺激及び皮膚損傷のより小さな危険性を有する、冒頭段落において述べられている種類のシェービング装置及びシェービングヘッドを提供することが本発明の目的である。
前記目的を達成するために、本発明に従った毛をシェービングするための装置は、シェービングヘッドが旋回軸についてベース部に対して旋回可能であり、切断部材の周期運動がシェービングヘッドに対する周期運動であることを特徴とする。
前記目的を達成するために、本発明に従ったシェービングヘッドは、切断部材の周期運動がシェービングヘッドに対する周期運動であり、シェービングヘッドは、旋回部材を含み、シェービングヘッドがベース部に対して取り付けられる状況において、シェービングヘッドは、旋回部材によって旋回軸についてベース部に対して旋回可能である。
本発明は、ブレード形状の切断部材が周期運動を遂行するシェービング装置に関して、周期運動期間中に切断部材によって辿られる幾何学的経路が皮膚面に対する明確な位置及び向きを有するならば、皮膚刺激及び皮膚損傷が大幅に低減されるという洞察に基づく。本発明によれば、シェービングヘッドはベース部に対して旋回可能であるので、前記幾何学的経路の位置及び向きは、皮膚面に対する前記ベース部の位置及び向きに余り依存せず、或いは無関係でさえあるので、前記幾何学的経路の位置及び向きは、使用者が彼の手にグリップを保持し、彼の手を皮膚面に対して保持する方法に余り依存しない。前記旋回軸の結果として、前記幾何学的経路の位置及び向きは、シェービングヘッドと皮膚面との間の接触力によって主として決定される。前記接触力は、シェービングヘッドが、皮膚と最適に接触し、従って、切断部材の幾何学的経路が、皮膚面に対する明確な位置及び向きを有する位置への、旋回軸についてのシェービングヘッドの旋回運動をもたらす。加えて、切断部材の周期運動はシェービングヘッドに対する周期運動であるので、シェービングヘッドは、前記旋回軸についての旋回運動は別として、ベース部に対して不動である。その結果、皮膚に対する切断部材の周期運動の幾何学的経路の位置及び向きは一層良好に定められる。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、シェービングヘッドが、皮膚接触面を定める皮膚接触部材を含み、旋回軸が皮膚接触面と実質的に平行に延びることを特徴とする。その結果、シェービングヘッドは、さらに改良された皮膚輪郭追従能力を有するので、皮膚面に対する切断部材の周期運動の幾何学的経路の位置及び向きが一層良好に定められ、皮膚刺激及び皮膚損傷の危険性がさらに低減される。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、周期運動が切断部材の主切断方向と実質的に平行に延びる運動成分を有し、旋回軸は主切断方向に対して実質的に直交して延びることを特徴とする。主切断方向と平行に延びる前記運動成分の結果として、装置の毛切断作用は大幅に向上し、主切断方向に対して直交する、即ち、前記運動成分と平行な旋回軸の前記向きは、前記運動成分を有するシェービングヘッドの最適な皮膚輪郭追従能力をもたらす。
本発明に従った毛をシェービングするための装置のさらなる実施態様は、周期運動が主切断方向と実質的に平行な方向における往復運動であることを特徴とする。前記主切断方向と実質的に平行な前記方向における前記往復運動の結果として、装置の毛切断作用はさらに向上する。
本発明に従った毛をシェービングするための装置のさらなる実施態様は、切断部材が単一の直線的な切断エッジを含み、旋回軸が切断エッジと平行に延び、主切断方向において見られるときに、切断エッジの前方に位置することを特徴とする。このようにして、単一の直線的な切断エッジを有するブレード形状の切断部材を備えるシェービングヘッドのために、切断部材の切断エッジと皮膚との間の接触圧力は、使用者が皮膚の上にシェービングヘッドを押し付ける力に余り依存しないということが達成される。その結果として、装置のシェービング性能及びシェービング快適性は、使用者によって加えられる前記力に余り依存しない。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、装置が、動作期間中に前記切断部材によって皮膚の上に加えられる皮膚接触圧力を定めるプレテンション部材をさらに含むことを特徴とする。前記プレテンション部材の結果として、切断部材の切断エッジと皮膚との間の接触圧力は、使用者が皮膚の上にシェービングヘッドを押し付ける力に余り依存しないということが達成される。その結果として、装置のシェービング性能及びシェービング快適性は、使用者によって加えられる前記力に余り依存しない。
本発明に従った毛をシェービングするための装置のさらなる実施態様は、旋回軸についてシェービングヘッド上にプレテンショントルクを加えるために、プレテンション部材がシェービングヘッド及びベース部に取り付けられた機械的バネを含むことを特徴とする。この実施態様において、プレテンション部材は、簡単で、実用的で、且つ、有効な構造を有する。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、アクチュエータがベース部内に配置され、且つ、部分的にベース部内に配置され且つ部分的にシェービングヘッド内に配置された駆動装置を介して、切断部材の周期運動を達成することを特徴とする。このようにして、シェービングヘッドの構造は単純化され、シェービングヘッドの寸法は大幅に削減される。その結果として、シェービングヘッドは、取り外し可能なシェービングヘッドとして構成されるのに特に適し、切断部材が摩滅したとき、それをベース部から取り外し、新しいシェービングヘッドと交換し得る。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、シェービングヘッドがベース部に解放可能に取り付けられることを特徴とする。この実施態様では、切断部材が摩滅したとき、シェービングヘッドをベース部から取り外し、新しいシェービングヘッドと交換し得る。
本発明に従った毛をシェービングするための装置の具体的な実施態様は、切断部材がシェービングヘッドに解放可能に取り付けられることを特徴とする。この実施態様では、切断部材が摩滅したとき、切断部材をシェービングヘッドから取り外し、新しい切断部材と交換し得る。
1つの好適な実施態様において、ベース部は、歯車装置を通じて回転横シャフトを駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、横シャフトは、シェービングヘッド内に支持され、且つ、切断エッジと平行に位置付けられ、横シャフトは、その各端部に偏心ディスクを備え、各偏心ディスクは、駆動部材の少なくとも一部が、切断部材の主切断方向に往復運動を行うよう、駆動部材内の軸受内に支持され、駆動部材の部分は、切断部材の両端部と係合する。この実施態様において、回転運動は、切断部材の付近で、シェービングヘッド内の往復運動に変換され、それによって、振動を最小限値に制限し得る。この実施態様の実施例は、駆動機構の第一及び第二実施態様として以下に記載される。
好ましくは、切断部材を適宜容易に新しくし得るよう、切断部材は駆動部材によって取り外し可能に係合される。さらに、好ましくは、モータと歯車装置との間の回転シャフトの1つの部分がその回転シャフトの他の部分の孔内で軸方向に偏位し得るので、回転モータと歯車装置との間の距離は変化し得る。ベース部が旋回軸の周りでシェービングヘッドに対して蝶番式に動作するので、回転シャフトの長さのそのような適用が必要とされ、その旋回軸は特定距離で回転シャフトと交差する。好ましくは、回転シャフトの1つの部分と他の部分を互いに離れる方向にプレテンションするバネ手段があり、そのプレテンションはシェービングヘッドの蝶番動作を向上する。
1つの好適な実施態様において、2つの駆動部材は平行な案内機構によってシェービングヘッド内に支持されるので、それらは主切断方向にのみ移動可能であり、そこでは、軸受が他の平行な案内機構によって駆動部材に取り付けられるので、軸受は駆動部材に対してのみ主切断方向に対して直交する方向に移動し得る。横シャフトの偏心回転運動の結果として、横シャフトは駆動部材を有効な方法で周期又は往復運動で主切断方向に駆動する。この実施態様の実施例は、駆動機構の第一実施態様として以下に記載される。
他の好適な実施態様において、2つの駆動部材は、傾斜部材に蝶番状にそれぞれ支持され、傾斜部材はシェービングヘッド内に蝶番状に支持され、その場合には、蝶番軸の場所は、ディスクの軸受が偏心回転運動を行うときに、駆動部材の前記部分が主切断方向に運動を行うような場所とされている。この実施態様では、蝶番運動があるだけであり、互い偏位し合う相互に接続される部分はない。そのような蝶番接続は、摩耗に対する良好な耐性を有する。この実施態様の実施例は、駆動機構の第二実施態様として以下に記載される。
1つの好適な実施態様において、ベース部は切断エッジと平行に延びる2つの横部材を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含むので、2つの横部材は切断エッジと平行な往復運動を互いに反対方向に行い、各横部材は、出力シャフトを出力シャフトと実質的に平行に延びるレバー部材の第一端部に接続し、双方のレバー部材は、レバー部材の第二端部が切断エッジと平行な反対方向の往復運動を行うよう、ベース部内に蝶番状に支持され、第二端部は、切断部材をその主切断方向に駆動するための手段と係合し、該手段はシェービングヘッド内に存在する。対称的な設計及び反対の方向は、切断エッジと平行な方向における平衡をもたらすので、シェービングを行う人の手の中の振動は最小限化される。さらに、伝達されるべき力は2つのレバーに亘って分配されるので、各レバーは伝達されるべき力の半分を伝達しなければならない。駆動運動がシェービングヘッド内に2つの側部から進入するという事実は、シェービングヘッドの安定性を向上する。シェービング装置の中央部を開放に維持し得るので、シェービングを行う人は、シェービングプロセスの良好な可視度を有する。この実施態様の実施例は、駆動機構の第三及び第四実施態様として以下に記載される。
好ましくは、切断部材を駆動する手段は、シェービングヘッド及び切断部材に旋回可能に取り付けられた2つの蝶番素子を含み、切断部材はシェービングヘッド内で主切断方向に移動可能であるので、蝶番素子の1つの部分の切断エッジと平行な運動は、シェービングヘッドに対する切断部材の主切断方向における運動をもたらし、レバー部材の第二端部は蝶番素子の前記部分と係合する。この実施態様の実施例は、駆動機構の第三実施態様として以下に記載される。好ましくは、レバー部材の第二端部は蝶番素子の前記部分に取り外し可能に係合するので、ベース部をシェービングヘッドから分離し得る。シェービングヘッドは使い捨て部分であり得るので、それを適宜新しくし得る。
1つの好適な実施態様において、切断部材を駆動するための前記手段は2つの駆動素子を含み、各駆動素子は切断部材に蝶番付けされ、駆動素子の他の部分はレバー部材の前記第二端部によって好ましくは取り外し可能に係合されるので、レバー部材は前記他の部分を切断エッジと平行に駆動する。2つの駆動素子は切断部材を引っ張り且つ押し付け得るが、好ましくは、それらは切断部材を押し付けるだけであり、切断部材はバネ手段によって元の位置に戻る。このようにして、単純で効果的な構造が得られる。この実施態様の実施例は、駆動機構の第五実施態様として以下に記載される。
1つの好適な実施態様において、ベース部は、2つの蝶番部材を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、蝶番部材は、出力シャフトの軸を通じる平面内で蝶番式に動作し、且つ、切断エッジと平行に延び、各蝶番部材の第一部分は、出力シャフトによって、出力シャフトに対して実質的に直交する方向に往復運動で駆動され、蝶番部材の第二部分は、出力シャフトと実質的に平行な方向に往復運動を行うことが可能であり、各第二部分は、切断部材を切断部材の主切断方向に往復運動で駆動するために、駆動手段を通じて切断部材に接続される。蝶番部材は、切断エッジと平行な往復運動を切断エッジに対して直交する運動に伝達するための単純で効果的な手段であり、また、2つの蝶番素子が用いられるので、駆動装置は平衡され、各部材は全体的な力の半分を伝達する。さらに、駆動運動は2つの側部からシェービングヘッドに進入し、それはシェービングヘッドの安定性を向上する。シェービング装置の中央部を開放に維持し得るので、シェービングを行う人はシェービングプロセスの良好な可視度を有する。この実施態様の実施例は、駆動機構の第五及び第六実施態様として以下に記載される。
好ましくは、各蝶番部材は、前記出力シャフト及び/又は前記駆動手段を備えた引張りケーブルを通じて接続され、そこでは、以下に記載される駆動機構の第五実施態様に示されるように、2つの引張りケーブルが、回転モータの出力シャフトによって、往復運動で切断エッジと平行に反対方向に駆動される横部材に接続され、そこでは、各引張りケーブルは、蝶番部材によって、切断部材を駆動するために、シェービングヘッドに向かって切断エッジと平行な方向から前記出力シャフトと平行な方向に案内される。
さらに、好ましくは、駆動機構の第六実施態様に示されるように、2つの蝶番部材は、金属又はプラスチック材料のような一片の弾性材料から一緒に作成されるので、2つの部材は互いに支持し合う。それらは互いを正しい位置に保持し、力の実質的部分が平衡される。
他の好適な実施態様において、その実施例は以下に記載されないが、ベース部は、切断エッジと平行に延びる2つのボーデンケーブルの端部の内部ケーブルを駆動する出力シャフトを有する回転モータを含むので、内部ケーブルは、各外部ケーブルに対する往復の長手運動を行い、そこでは、切断部材を往復運動で切断部材の主切断方向に駆動するために、各内部ケーブルは、前記出力シャフトを駆動手段に接続する。ボーデンケーブルは、シェービング装置のハンドルとシェービングヘッドとの間の場合のような互いに移動し合う部分の間に運動を容易に伝達し得るという利点を有する。
1つの実施態様において、ベース部は、切断エッジと実質的に平行に延びる2つの横素子を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、2つの横素子は、実質的に旋回軸内に位置し、出力シャフトの回転運動は、2つの横素子の反対方向における往復運動に変換され、横素子の端部は、切断部材をその主切断方向に駆動するための手段と接続される。運動は旋回軸を通じた軸運動によってモータの出力シャフトから切断部材に案内されるので、シェービングヘッドに対するベース部の蝶番動作への被伝達運動の影響はない。この実施態様の実施例は、駆動機構の第七実施態様として以下に記載される。
好ましくは、切断部材は、主切断方向に対して直交する方向に延びる接続部材によってシェービングヘッドに取り付けられ、そこでは、皮膚接触面付近の接続部材の端部は、切断部材に取り付けられ、皮膚接触面から離れた端部は、シェービングヘッドに取り付けられるので、切断部材は、シェービングヘッド内で主切断方向に往復運動を行い得る。その結果、切断部材は、シェービング方向において実質的な往復運動を行い得るだけである。
1つの好適な実施態様において、シェービングヘッドは、切断部材を主切断方向に押し付けるバネ手段を含むので、周期的な力を主切断方向に切断部材に加えることによって、切断部材の往復運動を得ることができる。さらに、そのようなバネ手段は、シェービングヘッド内の切断部材の安定性を向上する。
1つの好適な実施態様において、回転モータの出力シャフトは、切断エッジと平行な反対方向の往復運動をもたらすために、二重クランクシャフトである。そのような二重クランクシャフトは単純な構造であり、例えば、以下に記載される駆動機構の第三実施例中に存在する。
1つの好適な実施態様において、回転モータの出力シャフトは、切断エッジと平行な往復運動をもたらすために、1つ又はそれ以上のカム面、好ましくは、偏心ディスクを備える。回転する楕円形ディスク又は回転する部材の凹部の内面によって、そのようなカム面を1つ又は2つの偏心ディスクによって形成し得る。
主切断方向における切断部材の運動が、切断部材の唯一の運動である必要はない。主切断方向及び切断エッジに対して直交するZ方向における運動成分であってもよい。例えば、切断部材は、シェービングヘッド内で楕円運動を行い得る。しかしながら、実質的な運動成分は常に主切断方向にある。
以下において、本発明に従ったシェービング装置及び本発明に従ったシェービングヘッドの実施態様を添付図面を参照して詳細に記載する。
図1は、本発明に従った毛をシェービングするための装置1の実施態様の主要部を概略的にのみ示している。装置1は、グリップ5を有するベース部3を含み、グリップを用いて、装置1の使用者は彼の手に装置1を保持し得る。装置1はシェービングヘッド7をさらに含み、シェービングヘッドは、この実施態様では、2つの切断部材9,11を支持する。切断部材9,11は、それぞれ切断ブレード10,12を含む。切断ブレード10,12は互いに実質的に平行に延び、それぞれ単一の直線的な切断エッジ13,15を含む。切断エッジ13,15は、切断エッジ13,15に対して実質的に直交する方向に延びるシェービングヘッド7の主切断方向又はシェービング方向Xを定める。シェービングヘッド7は、シェービング方向Xにおいて見られるときに切断部材9,11の前方に配置される皮膚伸張素子19を含む皮膚接触部材17と、シェービング方向Xにおいて見られるときに切断部材9,11の後方に配置される皮膚潤滑素子21とをさらに含む。皮膚伸張素子19及び皮膚潤滑素子21は共に皮膚接触面23を定め、シェービングヘッド7は、動作期間中、皮膚接触面を介して皮膚27上に位置する。
図1が概略的に示すように、動作期間中、切断部材9,11は、ベース部3及びシェービングヘッド7に対する周期運動Pに駆動される。図示の実施態様において、周期運動Pは、シェービング方向Xと実質的に平行な方向における、シェービングヘッド7の皮膚接触部材17に対する往復運動である。周期運動Pは、装置1の電気アクチュエータによって行われる。それは図1には示されていないが、それは図2乃至5を参照して以下に詳細に記載される。
切断部材9,11の周期運動Pの結果として、装置1の毛切断作用は大幅に向上する。具体的には、使用者は、皮膚27から成長する毛を切断するのに必要な切断力が大幅に低減されることを知覚する。その結果、使用者は、シェービングヘッド7を皮膚上でより便利な方法で移動可能であり、使用者は、切断プロセスの結果として、刺激や痛みを余り経験しない。その結果、装置1のシェービング性能及びシェービング快適性の双方が大幅に向上する。シェービング性能及びシェービング快適性をさらに向上するために、具体的には、皮膚刺激及び皮膚損傷の危険性を低減するために、本発明に従った装置1は旋回軸25を含み、シェービングヘッド7は、旋回軸についてベース部3に対して旋回可能である。図1に示される実施態様において、旋回軸25は、皮膚接触面23と平行に、並びに、切断部材9の直線的な切断エッジ13,15と平行に延び、主切断方向又はシェービング方向Xに見られるときに、旋回軸25は、正面切断部材9の切断エッジ13の正面に位置している。旋回軸25の結果として、動作期間中、皮膚27上のシェービングヘッド7の位置及び向きは、使用者が手にグリップ5を保持し且つ皮膚面に対して装置1を保持する方法に余り依存せず、無関係でさえある。旋回軸25は、装置1が普通の方法で用いられるときに、シェービングヘッド7が、シェービングヘッド7と皮膚27との間の接触力の影響下で皮膚27と常に最適に接触する、換言すれば、皮膚接触面23が常に皮膚と実質的に完全に接触することを達成する。これは、周期運動の期間中に切断部材9,11によって辿られる幾何学的経路が、皮膚面に対する明確な位置及び向きを有することを意味する。その結果、皮膚刺激及び皮膚損傷の危険性の最適な低減をもたらすために、装置1及びシェービングヘッド7の設計段階の期間中に、皮膚面に対する前記幾何学的経路の位置及び向きを最適化し得る。図1に示される実施態様において、切断部材9,11の往復運動Pの幾何学的経路は、皮膚接触面23と実質的に平行である。
図1に示される実施態様において、動作期間中、切断部材9,11の切断エッジ13,15と皮膚面との間の接触圧力は、旋回軸25が正面切断部材9の切断エッジ13の前方に位置するという事実の結果として、使用者が皮膚27上にシェービングヘッド7を押圧する力に余り依存しない。図1に示される実施態様において、切断部材9,11によって皮膚27上に加えられる前記皮膚接触圧力は、プレテンション部材のプレテンション力によって主として定められる。図示の実施態様において、プレテンション機械トルクTを旋回軸25についてシェービングヘッド7上に加えるために、プレテンション部材29は、シェービングヘッド7及びベース部3に取り付けられる機械的バネ31を含む。使用者が装置1を操作する方法に余り依存しない最適なシェービング性能及び最適なシェービング快適性をもたらすために、装置1及びシェービングヘッド7の設計段階の期間中、プレテンション機械トルクTを最適化し得る。
装置1は図2乃至5により詳細に示されており、そこでは、既に前記された装置1の部分は、対応する参照番号によって指し示されている。図2に示されるように、ベース部3は中空管33を含み、前述の電気アクチュエータが中空管内に配置されている。図示の実施態様において、アクチュエータは、出力シャフト37を有する電気回転モータ35である。ベース部3は結合部材38をさらに含み、それを用いて、以下に詳述されるべき方法で、シェービングヘッド7をベース部3に解放可能に結合し得る。
図2に示されるように、シェービングヘッド7は、2つの側部39,41と、側部39,41を接続する底部とを有するフレームを含む。図3及び4に示されるように、各側部39,41は、支持プレート45を収容する。2つの支持プレート45は共に切断部材9,11を支持し、それらは支持プレート45の懸架素子47,49に固定される。簡潔性の故に、切断部材9,11及び底部43は、図3中に示されていないのが留意される。図4に示されるように、各支持プレート45は、支持プレート45に設けられた2つの長方形の開口51,53及び関連する側部39,41に取り付けられた2つの長方形の案内素子55,57を用いて、シェービング方向Xと平行な方向に、関連する側部39,41に対して移動可能に案内される。シェービングヘッド7は、主シャフト59をさらに含み、それは切断部材9,11の切断エッジ13,15と平行に延び、側部39,41に対して回転可能に軸支されている。図4に示されるように、主シャフト59の両端部は、円形の偏心部材61を備え、それは長方形の駆動素子65内に設けられた円形の開口63内に実質的に隙間なく嵌入する。駆動素子65は、支持プレート45内に設けられたさらなる長方形の開口67内で、シェービング方向Xに対して直交し並びに切断エッジ13,15に対して直交するz方向に摺動可能であるが、シェービング方向において、前記開口67内に実質的に隙間なく嵌入する。よって、偏心部材61、駆動素子65、及び、さらなる長方形の開口67を用いることによって、主シャフト59の回転運動Rは、X方向と平行な方向において、支持プレート45及び支持プレートに取り付けられた切断部材9,11の往復運動Pに変換される。
図2及び3がさらに示すように、シェービングヘッド7は、入力シャフト69と、入力シャフト69の回転運動を主シャフト59の回転運動に変換するための歯車装置71とを含む。入力シャフト69は、シェービングヘッド7の結合部材73を貫通して延び、結合部材73を介して、入力シャフト69をモータ35の出力シャフト37に解放可能に結合し得る。図2及び3にさらに示されるように、シェービングヘッド7の各側部39,41は、円形の案内チャネル77を含む円形の結合及び旋回部材75を含む。ベース部3の結合部材38は、2つの可撓な脚部79,81を含み、各脚部79,81は、その端部上で湾曲した結合及び旋回素子83を支持する。シェービングヘッド7がベース部3に結合されると、結合及び案内素子83は、結合及び旋回部材75の案内チャネル77内に収容される。結合及び案内素子83は、図2及び3中で可視的でないが、図5は、各案内チャネル77内に収容された結合及び案内素子83の1つを示している。案内チャネル77に対する径方向において、湾曲した結合及び案内素子83は、それらの全長に亘って案内チャネル77内に実質的に隙間なく嵌入するので、結合及び案内素子83は、案内チャネル77の共通中心軸84についてベース部3に対するシェービングヘッド7の回転のみを許容する。従って、前記中心軸84は、ベース部3に対するシェービングヘッド7の旋回軸25を定める。結合及び案内素子83が案内チャネル77から解放されるよう、可撓な脚部79,81を相互方向に押圧することによって、並びに、ベース部3から離れるシェービングヘッド7の単純な軸運動を介して、入力シャフト69を出力シャフト37から分離することによって、シェービングヘッド7をベース部3から容易に解放し得る。
前述された機械的バネ31は、図2及び3中で可視的であり、シェービングヘッド7の入力シャフト69の周りに配置されている。バネ31は、結合部材73上に設けられた第一当接面85に対して当接し、図2及び3中で可視的でなく且つ歯車装置71の内部に設けられた第二当接面に当接する。機械的バネ31が図3に示される所要方向において所要プレテンショントルクTをシェービングヘッド7上に加えるよう、機械的バネ31はプレテンション圧力に晒される。
前記のように、モータ35の出力シャフト37、シェービングヘッド7の入力シャフト69、歯車装置71、主シャフト69、及び、支持プレート45は、一体的に駆動装置を形成し、ベース部3内に配置されたモータ35は、駆動装置を介して、切断部材9,11の周期運動Pをもたらす。よって、前記駆動装置は、部分的にベース部3内に配置され、部分的にシェービングヘッド7内に配置されている。このようにして、シェービングヘッド7の構造は単純化され、シェービングヘッド7の寸法は大幅に削減される。よって、シェービングヘッド7は、取り外し可能なシェービングヘッドとして適し、切断部材9,11の摩滅時に、シェービングヘッドをベース部3から取り外し、新しいシェービングヘッド7と交換し得る。
前記の実施態様において、切断部材9,11の周期運動Pは、約200Hzの周波数を有する。この実施態様において、偏心部材61の偏心率A(図4を参照)は約0.2mmであるので、周期運動Pは約0.2mmの振幅を有する。一般的に、周期運動Pの好適な周波数は、約100Hz〜1000Hzの間であり、周期運動Pの好適な振幅は、約0.05mm〜0.3mmの間である。しかしながら、周期運動Pの周波数及び振幅の値は、前記好適範囲の外側であり得ることが留意される。
本発明は、異なる種類及び/又は異なる数のブレード形状の切断部材を有するシェービング用の装置の実施態様もカバーすることが留意される。装置は、例えば、単一のブレード形状の切断部材又は2つ以上のブレード形状部材を有し得る。前記の装置1において用いられる切断部材9,11の代わりに、本発明に従った毛をシェービングするための装置は、例えば、薄肉穿孔切断フォイルを有し得る。そのようなフォイルは、規則的なパターンの穿孔又は開口を有し、そのようなフォイル内の各穿孔又は開口は、切断エッジを有し得る。
本発明は、切断部材の周期運動が装置1の切断部材9,11の往復運動(P)と異なる毛をシェービングするための装置もカバーすることがさらに留意される。周期運動は、例えば、皮膚接触面に対して直交する仮想平面内の楕円経路又は皮膚接触面と平行な仮想平面内の楕円経路を有し得る。装置1の場合のように、同様に、前記の楕円形又は円形運動を有する代替的装置の場合のように、切断部材の切断作用の大幅な向上を達成するために、切断部材の周期運動が、主切断方向又は切断部材のシェービング方向Xと実質的に平行に延びる運動成分を有することが好ましい。そのような好適な実施態様では、装置の場合のように、シェービングヘッドの最適な皮膚輪郭追随能力をもたらすために、シェービングヘッドの旋回軸が、皮膚接触面と実質的に平行に、並びに、切断方向又はシェービング方向Xに対して実質的に直交する方向に延びるのがさらに好ましい。しかしながら、本発明は、切断部材の周期運動が、主切断方向と平行なそのような運動成分を有しない実施態様、例えば、単一の切断エッジを備えるブレード形状の切断部材が切断エッジと平行な方向に往復動する実施態様もカバーすることが留意される。2つ又はそれ以上の切断部材を備える実施態様において、各切断部材は異なる周期運動に晒され得ることがさらに留意される。
さらに、本発明は、シェービングヘッド7がベース部3から解放可能でない実施態様もカバーすることが留意される。そのような代替的な実施態様では、切断部材又はサブフレームをシェービングヘッドから取り外し、切断部材の摩滅時に、新しいシェービングヘッド又は新しいシェービングヘッドを支持するサブフレームと交換し得るよう、切断部材又は切断部材を支持するサブフレームをシェービングヘッドに解放可能に取り付け得ることが留意される。
さらに、本発明は、切断部材によって皮膚上に加えられる皮膚接触圧力をより良好に定めるためのプレテンション部材を有しない実施態様、或いは、異なる種類のプレテンション部材を有する実施態様もカバーすることがさらに留意される。そのような代替的な実施態様の一例は、シェービングヘッドがベース部に対して旋回される、並びに、切断部材がプレテンション部材、好ましくは1つ又はそれ以上の機械的バネを介してシェービングヘッド内に懸架されるサブフレーム内に配置されることが留意される。
最終的に、本発明は、切断部材の周期運動をもたらすアクチュエータがシェービングヘッド内に配置される実施態様もカバーすることが留意される。そのような実施態様において、アクチュエータは、例えば、十分に小さな寸法を有する圧電アクチュエータであり得る。
切断部材9,11のシェービング方向(X方向)における往復(又は周期)運動を得るための駆動機構の第一実施態様が、図3及び4に示され且つ前記された。図6乃至22は、シェービングヘッドに対する切断部材のための駆動機構の実施態様のさらなる実施例を概略的且つ図式的に表わしている。これらの全ての実施態様において、シェービング装置のベース部(ハンドル)は、バッテリと、ベース部(ハンドル)と同軸の回転出力シャフトを備える回転電気モータとを含む。モータの出力シャフトの回転運動は、駆動機構を用いて、シェービングヘッドに対するX方向(シェービング方向)における切断部材の往復運動に転換される。移動可能な切断部材とは別に、シェービングヘッドは、図1に示されるように、皮膚伸張素子と、皮膚潤滑部材とを含む(それぞれ参照番号19及び21)。シェービングヘッドが、シェービングプロセス期間中、ベース部(ハンドル)の角度位置と無関係に皮膚の表面に追従し得るよう、シェービングヘッドはベース部(ハンドル)に蝶番付けされる。加えて、シェービングヘッドは、皮膚伸張素子の近傍に且つ切断ブレードの切断エッジと平行に位置する旋回軸の周りで旋回する(横方向又はY方向)。
図6乃至9は、中空出力シャフト102を有する電気回転モータ101を含む駆動機構の第二実施態様を示している。中空出力シャフト102内の軸孔は三角形であるので、三角形断面を有する摺動シャフト103が、モータ101の出力シャフト102内を軸方向に移動し得る。モータ101、中空出力シャフト102、及び、モータ101に電力を供給するバッテリ(図示せず)は、シェービング装置のベース部(図2では参照番号3によって指し示されている)内に収容されている。駆動機構の残余は、図6に示されるように、シェービングヘッド(図2では参照番号7によって指し示されている)内に収容され、シェービングヘッドは、旋回軸104の周りでベース部に対して回転可能である。旋回軸104は、摺動シャフト103及び出力シャフト102の軸から離間して位置するので、摺動シャフト103は、シェービングヘッドが旋回軸104の周りで回転するとき、出力シャフトに対して軸方向に摺動しなければならない。
図6は、摺動シャフト103上の傾斜歯車を用いて摺動シャフト103の回転運動を横シャフト106の回転運動を変換するための歯車装置105を示している。横シャフト106は、2つの軸受107内に支持されている(図8を参照)。各軸受107は、支持プレート108内に固定され、支持プレート108は、シェービングヘッドの各側で、側部109(図7を参照)内に固定されている。2つの側部109は、図6乃至9に示されない底部によって相互接続されており、底部は、皮膚伸張素子及び皮膚潤滑素子(図1中の19及び20)を含む。
横シャフト106の両端は、偏心ディスク110を支持し、偏心ディスク110は、ラジアル平面内の円形経路内で軸受111を移動し得る。駆動ヨーク112を横シャフト106の回転によって移動し得るよう、軸受111は駆動ヨーク112内に固定されている。駆動ヨーク112は、軸受114によって傾斜プレート113と接続され、傾斜プレート113は、軸受115によって摺動部109と接続されている。従って、傾斜プレート113は、軸受115の周りで摺動部109内を回転可能であるので、軸受114は図面における実質的に垂直方向(X方向及びY方向に対して直交する方向)に移動可能であり、従って、駆動ヨーク112の下側は、実質的に水平成分を有する往復運動をなし、それによって、切断部材116をシェービング方向(X方向)に前後方向に移動する。図9に示されるように、切断部材116は、3つのブレード117を含み、ブレードホルダ118の各端部が3つのブレード117を支持している。
横シャフト106の回転運動が、駆動ヨーク112の下部の往復運動をもたらし、その往復運動は、シェービング方向(X方向)に比較的大きな成分を有するので、切断部材116は、往復運動でシェービング方向に駆動されることが明らかであろう。切断部材116は使い捨て可能な部分であり、その部分を適宜新しくし得る。
駆動機構の第三及び第四実施態様において、シェービング装置のベース部(ハンドル)内の回転モータの運動は、旋回軸、即ち、シェービングヘッドがベース部に対して回転可能な軸の場所でシェービングヘッドに伝達される。その結果、被伝達運動は、旋回軸に対して同軸の方向を有し、従って、シェービングヘッドの蝶番運動は、シェービングプロセス作用期間中、運動の伝達によって影響されず或いは妨害されない。
図10乃至13は、駆動機構の第三実施態様を示している。図10は、バッテリ121と、出力シャフトとしての二重クランクシャフト123を備える回転モータ122とを示す展開斜視図である。これらの素子は、伝達機構124と共に、シェービング装置のベース部(ハンドル)内に取り付けられている。漏斗部材125が、切断部材及び切断部材の懸架を含むシェービングヘッド126に蝶番付けされている。
伝達機構124は、二重クランクシャフト123に接続され、2つの横部材127のそれぞれが、二重クランクシャフト123の異なる偏心部と係合するので、2つの横部材127は、横方向(X方向)における反対方向に往復運動を行う。各横部材127は、レバー部材128に接続されている。レバー部材128は、支持素子129の両端部に蝶板付けされているので、レバー部材128の他端部130も、相互に反対方向に、即ち、相互に向かう方向及び相互に離れる方向に往復動する。伝達機構124は、1回の射出成形によって作成され、構成部分(横部材127、レバー部材128、及び、支持素子129)は、弾性蝶番を通じて相互接続される。伝達機構124は、回転モータ122及びバッテリ121と共に、シェービング装置のベース部(ハンドル)内に取り付けられる。シェービング装置のベース部(ハンドル)をシェービングヘッド126と接続するために、支持素子129が漏斗部材125に解放可能に取り付けられた状態で、レバー部材の端部130を漏斗部材125に移し得る。
図11は、漏斗部材125並びに切断ブレード及び切断ブレードの懸架を含むシェービングヘッド126のより詳細な上面図である。図12は、シェービングヘッド126のより詳細な上面図であり、図13は、シェービングヘッド126の底面図である。
切断部材は、3つの切断ブレード132と、切断ブレード132を保持する3つのクロスバー133とから成り、切断ブレード132の中央に1つあり、各端部に1つある。3つのクロスバー133の両端は、2つの板バネ134によって相互接続され、各板バネ134は、2つの場所136(特に図13を参照)でフレーム135に取り付けられている。従って、3つのブレード132は、図11及び12中の矢印Xによって指し示されるように、フレーム135に対してシェービング方向に往復運動を行うことができる。
ブレード132のX方向における往復運動は、2つの三角形部材137の形態の2つの蝶板素子によって駆動される。三角形部材137は、地点138でフレーム135に可撓に取り付けられので、隅部139はX方向に移動可能であり、隅部140は矢印Yによって指し示される横方向に移動可能である。レバー部材128を漏斗部材125内へ移した後、隅部140をレバー部材128(図10を参照)の端部130によって係合し得る。それ故に、2つの三角形部材137によって、前記端部130のY方向における往復運動は、隅部139のX方向における往復運動に変換される。三角形部材137の各隅部139は、接続バー141を通じてクロスバー133に接続されるので、X方向における往復運動は、ブレード132に伝達される。
図14乃至16は、駆動機構の第四実施態様を示している。図14は、シェービングヘッド145と、駆動機構の部分を支持し且つシェービング装置のベース部(ハンドル)に属する伝達ハウジング146との斜視図である。図15は、シェービングヘッド145の斜視図である。図16は、シェービングヘッドの一部を示す斜視図である。
図10に示されるように、ハウジング146内の駆動機構の一部を二重クランクシャフトを介して回転モータに接続し得るので、レバー部材147は、第三実施態様のレバー部材128と同様に移動する。レバー部材147は、ハウジング147内で参照番号148によって指し示される地点の周りを旋回する。ハウジング146は、シェービングヘッド145に蝶番付けされ、2つのレバー部材147の端部149は、駆動ロッド151(図15を参照)の形態の2つの駆動素子の端部150に蝶番付けされことで、横方向(Y方向)に同一旋回軸を有し、且つ、取り外し可能、よって、ベース部(ハンドル)がシェービングヘッド145から分離されることを許容するこれら全ての蝶番接続は、適宜新たにし得る使い捨て部分である。
2つのレバー部材147の端部149は、異なる方向に往復動し、それによって、2つの駆動ロッド151の端部150を横方向(切断ブレードと平行なY方向に)駆動する。図15に示されるように、2つの駆動ロッド151の他端部153は、切断部材154に蝶番付けされている。切断部材154は、シェービングヘッド145のフレーム155内に可動に支持され、シェービング方向(X方向)に移動可能である。2つの駆動ロッド151の傾斜位置の故に、横方向(切断部ブレードと平行なY方向)における端部150の運動は、シェービング方向(X方向)における端部153の運動をもたらす。2つのバネ152が、切断部材154を1つのX方向に付勢するので、駆動ロッド151は、切断部材154を他のX方向に押圧しなければならないだけである。
図16には、切断部材154をシェービングヘッドのフレーム155と接続する10個のバネロッド156のうちの6個が表わされている。バネロッド156は、皮膚接触面(図1では参照番号23によって指し示されている)に対して直交して位置付けられ、フレーム155に対するシェービング方向(X方向)における切断部材154の運動を可能にする。切断部材154は、3つの切断ブレード157を備える。シェービングヘッド145のフレーム155は、皮膚伸張素子158及び皮膚潤滑部材159も支持し、シェービングプロセス期間中、双方とも皮膚に対して当接する。
図17及び18は、シェービング装置のベース部(ハンドル)内の回転モータ161の運動が引張りケーブル162によってシェービングヘッドに伝達される駆動機構の第五実施態様を示している。
図17によれば、回転モータ161の出力シャフトは、卵形又は楕円形のカム面を有するディスク163を備える。2つのホイール164が反対方向(モータ161の出力シャフトに対して直交するY方向)に往復運動を行うよう、これらのホイール164はディスク163の卵形のカム面上を転動する。これらの部材も反対のY方向に往復運動を行うよう、2つのホイール164はそれぞれ横部材165内に支持される。
図17によれば、横部材165は、2つの平行なプレートを含み、ホイール164は、これらのプレート間で回転する。他の横部材165のホイール164のシャフトを収容するために、プレートはスロットを備えるので、2つの横部材165は、Y方向に延び且つ可変の長さを有する1つの部材を形成する。図18によれば、横部材165は、回転する卵形のディスク163によってY方向に偏位され得る湾曲アームである。双方の場合において、2つのホイール164が卵形ディスク163の表面に押圧されるよう、(図18に示されるように)バネによって2つの横部材165を引き合わせ得る。
回転モータの動作時に、引張りケーブル162が横部材によって往復長手運動に駆動されるよう、横部材165の外端部167はこれらのケーブル162の端部に接続されている。ケーブル162は、蝶番部材168によって、横方向から回転モータ161の出力シャフトと平行な方向(ベース部又はハンドルの軸方向)に案内される。ケーブル内の引張り力が切断部材171を1つのX方向に移動可能であるのに対し、バネ手段が切断部材171を他のX方向に引張り或いは押圧するよう、引張りケーブル162の他端は、駆動手段を通じてシェービングヘッド内の切断部材171に接続されている。
図17によれば、シェービングヘッドは、カートリッジホルダ169と、切断部材171を含むカートリッジ170とを含む。カートリッジ170は、皮膚伸張素子及び皮膚潤滑部材(図1中の参照板19及び21)を備え、切断部材171は、カートリッジ170内でシェービング方向に往復運動を行い得る。ケーブル162の運動をこれらの駆動手段を通じて切断部材171に伝達し得るよう、カートリッジ170の両側は、カートリッジホルダ169内の対応する結合素子173と係合可能な結合素子172を備える。カートリッジ170は、適宜新たにし得る使い捨て部分である。
図19は2つ蝶番部材174を示し、蝶番部材174は互いに接続されている。図19に示されるような設計において、2つの蝶番部材174は、一片の板金から作成され、部分175が2つの蝶番部材174を相互接続している。材料の弾性の故に、部分175はバネとして機能し、2つの蝶番部分174を押し離すので、ホイール176は、各蝶番部材174で、モータの出力シャフトに接続されたリング177の内部カム面上を転動する。カム面は、本体方向に2つのホイール176の往復運動をもたらし、それは両端部178での往復運動を引き起こす。往復運動をシェービングヘッド内の切断部材に伝達するために、図17に示されるように、各端部178を引張りケーブルに接続し得る。射出成形操作によって2つの蝶番部材174をプラスチック材料でも形成し得る。この駆動機構は第六実施態様として言及される。
図20乃至22は、ベース部(ハンドル)のハウジング180の一部が取り除かれた駆動機構の第七実施態様を示している。図21は、シェービング装置の使い捨て部分の斜視図であり、図22は、その部分を下面から示している。
図20は、電気回転モータ181及びバッテリ182を取り囲む、ベース部のハウジング180を示している。ベース部は中間部分183と係合し、中間部183は、2つのアーム185によって、シェービングヘッド184に接続されている。2つのアーム185の端部は、シェービングヘッド184に蝶番付けされているので、シェービングヘッド184は、シェービング方向(X方向)に対して直交する横方向(Y方向)の旋回軸の周りで旋回し得る。
図22は、中間部183及びシェービングヘッド184をより詳細に示している。中間部183には、中間部183がベース部のハウジング180に取り付けられれるときに回転モータの出力シャフトによって係合される回転シャフト186がある。回転シャフト186は前記旋回軸の場所で終端し、回転シャフト186はそこに卵形のカム面を有するディスク187を備える。ディスク187の回転運動は、旋回軸の場所で延びるプッシュロッド188の2つの反対の、即ち、横方向(Y方向)の往復運動に変換される。その運動を達成するために、プッシュロッド188の両端は、ディスク187の卵形のカム面に対して押圧される。
プッシュロッド188の他端は、切断部材189を往復運動でシェービング方向に駆動するために、駆動手段に接続されている。切断部材189は、3つの切断ブレード190を備える。これらの駆動手段は図22中に詳細に表わされていないが、それらは第三実施態様(図12中に参照番号137で示されている)又は第四実施態様(図15中に参照番号151で示されている)の駆動機構と類似し得る。さらに、プッシュロッド188をカム面に対して押圧するために、及び/又は、切断部材189を1つのX方向に付勢するためにバネ手段が存在し得るので、駆動手段は切断部材を1つの方向に押圧し得る。
代替的に、駆動機構のより大きな部分がシェービング装置の恒久的部分の一部であり、それ故に、使い捨て部分がより小さいよう、シェービング装置の使い捨て部分を切断部材198又はシェービングヘッド184に限定し得る。
本発明に従ったシェービング装置の実施態様を示す概略図である。 図1の装置をより詳細に示す斜視図である。 図2の装置において用いられる本発明に従ったシェービングヘッドの一部を示す概略図である。 図2の装置のシェービングヘッドを示す側面図である。 図2の装置のシェービングヘッドの結合及び旋回部材を示す概略図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第二実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第二実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第二実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第二実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第三実施態様を示す展開斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第三実施態様を示す上面図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第三実施態様を示す上面図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第三実施態様を示す底面図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第四実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第四実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第四実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第五実施態様を示す展開斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第五実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第六実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第七実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第七実施態様を示す斜視図である。 本発明に従ったシェービング装置の駆動機構の第七実施態様を示す上面図である。

Claims (16)

  1. 皮膚から成長する毛をシェービングするための装置であって、
    グリップを有するベース部と、
    少なくとも1つの切断エッジを有する少なくとも1つのブレード形状の切断部材を支持するシェービングヘッドと、
    前記ベース部に対する前記切断部材の周期運動を達成するためのアクチュエータとを含
    前記シェービングヘッドは、旋回軸について前記ベース部に対して旋回可能であり、前記切断部材の前記周期運動は、前記シェービングヘッドに対する周期運動であることを特徴とする
    装置。
  2. 前記シェービングヘッドは、皮膚接触面を定める皮膚接触部材を含み、前記旋回軸は、前記皮膚接触面と平行に延びることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記周期運動は、前記切断部材の主切断方向と平行に延びる運動成分を有し、前記旋回軸は、前記主切断方向に対して直交して延びることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 前記周期運動は、前記主切断方向と平行な方向における往復運動であることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記切断部材は、単一の直線的な切断エッジを含み、前記旋回軸は、前記切断エッジと平行に延び、前記主切断方向において見られるときに、前記切断エッジの前方に位置することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  6. 動作中に前記切断部材によって皮膚上に加えられる皮膚接触圧力を定めるプレテンション部材をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  7. 前記旋回軸について前記シェービングヘッド上にプレテンショントルクを加えるために、前記プレテンション部材は、前記シェービングヘッド及びベース部に取り付けられた機械的バネを含むことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記アクチュエータは、前記ベース部内に配置され、部分的に前記ベース部内に配置され且つ部分的に前記シェービングヘッド内に配置された駆動装置を介して、前記切断部材の前記周期運動を達成することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. 前記シェービングヘッドは、前記ベース部に解放可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記切断部材は、前記シェービングヘッドに解放可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  11. 前記ベース部は、歯車装置を通じて回転横シャフトを駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、前記横シャフトは、前記シェービングヘッド内に支持され且つ前記切断エッジと平行に位置付けられ、前記横シャフトは、その各端部に偏心ディスクを備え、各偏心ディスクは、前記駆動部材の少なくとも一部が、前記切断部材の主切断方向に往復運動を行うよう、駆動部材内の軸受内に支持され、前記駆動部材の前記部分は、前記切断部材の両端部と係合することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  12. 前記切断エッジと平行に延びる2つの横部材が、前記切断エッジと平行な往復運動を互いに反対方向に行うよう、前記ベース部は、前記2つの横部材を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、各横部材は、前記出力シャフトを、前記出力シャフトと平行に延びるレバー部材の第一端部と接続し、双方のレバー部材は、前記レバー部材の第二端部が前記切断エッジと平行な反対方向の往復運動を行うよう、前記ベース部内に蝶番状に支持され、前記第二端部は、前記切断部材をその主切断方向に駆動するための手段と係合し、該手段は前記シェービングヘッド内に存在することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  13. 前記ベース部は、2つの蝶番部材を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、前記蝶番部材は、前記出力シャフトの軸を通じる平面内で蝶番式に動作し且つ前記切断エッジと平行に延び、各蝶番部材の第一部分は、前記出力シャフトによって、前記出力シャフトに対して直交する方向に往復運動で駆動され、前記蝶番部材の第二部分は、前記出力シャフトと平行な方向に往復運動を行うことが可能であり、各第二部分は、前記切断部材を前記切断部材の主切断方向に往復運動で駆動するための駆動手段を通じて前記切断部材に接続されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  14. 前記ベース部が、前記切断エッジと平行に延びる2つのボーデンケーブルの両端部の内部ケーブルを駆動する出力シャフトを有する回転モータを含むことで、前記内部ケーブルは、各外部ケーブルに対する往復長手運動を行い、各内部ケーブルは、前記出力ケーブルを、前記切断部材をその主切断方向に往復運動で駆動するための駆動手段に接続することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  15. 前記ベース部は、前記切断エッジと平行に延びる2つの横素子を駆動する出力シャフトを有する回転モータを含み、前記2つの横素子は、前記旋回軸内に位置し、前記出力シャフトの前記回転運動は、2つの横素子の反対方向における往復運動に変換され、前記横素子の端部は、前記切断部材をその主切断方向に駆動するための手段と接続されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  16. 皮膚から成長する毛をシェービングするための装置において使用するのに適したシェービングヘッドであって
    当該シェービングヘッドは、少なくとも1つの切断エッジを有する少なくとの1つのブレード形状の切断部材を支持し、当該シェービングヘッドは、当該シェービングヘッドを前記装置のベース部に結合する結合部材を更に含み、前記ベース部は、グリップと、前記ベース部に対する前記切断部材の周期運動を達成するためのアクチュエータとを含
    前記切断部材の前記周期運動は、当該シェービングヘッドに対する周期運動であり、当該シェービングヘッドは旋回部材を含み、当該シェービングヘッドは、当該シェービングヘッドが前記ベース部に取り付けられる状態において、前記旋回部材によって旋回軸について前記ベース部に対して旋回可能であることを特徴とする
    シェービングヘッド。
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