JP2598626B2 - 鼻毛カッター - Google Patents

鼻毛カッター

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JP2598626B2
JP2598626B2 JP16067995A JP16067995A JP2598626B2 JP 2598626 B2 JP2598626 B2 JP 2598626B2 JP 16067995 A JP16067995 A JP 16067995A JP 16067995 A JP16067995 A JP 16067995A JP 2598626 B2 JP2598626 B2 JP 2598626B2
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哲夫 浜島
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鼻腔の中に延びた鼻
毛をカットする鼻毛カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、U字状に曲げられた板ばねからな
るばね部材の両端に剪断刃を形成して可動刃を構成した
ものが知られている(特公昭55−6361号参照)。
先端に円筒状の固定刃を備えた剪断ヘッドがケーシング
に着脱可能で、可動刃がこの固定刃内に抜き差しされる
ようになっており、剪断ヘッドを取り外して毛屑の掃除
を行えるようになっている。このものでは、可動刃が回
転する時に、可動刃にかかる遠心力によってばね部材が
拡開して、可動刃が固定刃の内面を摺接し、固定刃の刃
溝から導入された鼻毛が固定刃の剪断端縁と可動刃とで
挟み切られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】係る鼻毛カッターにお
いては、固定刃と可動刃との接触圧を剪断刃にかかる遠
心力で得ているために、固定刃と可動刃との接触圧が低
く、切れ味が悪いものであった。固定刃と可動刃との接
触圧を上げるためには、ばね部材の開きを大きくして、
可動刃を固定刃の内面に圧接状態で挿入すればよいもの
であるが、このようにしたものでは、ばね部材の開きが
大きいため、剪断ヘッドをケーシングから着脱するため
に可動刃を固定刃内に抜き差しする時、可動刃が固定刃
の内面につっかかって抜き差しがしづらく、またそのた
めに過度の力が加えられると、可動刃やばね部材が変形
して切れ味の低下を招くおそれがある。
【0004】この発明の目的は、固定刃と可動刃との接
触圧を高めて切れ味がよく、しかも可動刃の固定刃内へ
の抜き差しが容易にできて、可動刃やばね部材を変形さ
せるおそれが少ない鼻毛カッターを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鼻毛カッ
ターは、本体ハウジングに着脱自在なヘッド部の先端に
円筒状に形成されて軸方向に刃溝を有する櫛歯状の固定
刃を設け、可動刃およびばね部材を取り付けた可動刃台
をヘッド部の内部に配設して固定刃の内面に沿って可動
刃を回転させるようにするとともに、可動刃を固定刃の
内面に向けてばね部材により弾性付勢している。また、
可動刃台およびばね部材にばね部材の固定刃内面に向か
う方向の開きを規制するストッパを設けている。
【0006】請求項2記載の鼻毛カッターは、請求項1
記載の鼻毛カッターにおいて、ストッパが、可動刃台の
先端に突設された係合片と、ばね部材に設けられて係合
片に係合するストッパ片とからなる。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、ばね部材の固定刃内
面に向かう方向の開きを規制するストッパを設けている
ので、ばね部材が必要以上に開くことがなく、そのため
可動刃の固定刃内への抜き差しが容易にできて、ヘッド
部の着脱が容易に行え、可動刃やばね部材を変形させる
おそれも少ないものである。また、ストッパによってば
ね部材の開きが規制されるため、ばね部材を可動刃台に
取り付ける時に予めばね部材を圧縮状態で取り付けてお
けば、可動刃を固定刃内に挿入して可動刃を固定刃の内
面に圧接させた時に、高い圧接力を得ることができ、切
れ味の良いものとすることができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図6に基づ
いて説明する。この鼻毛カッターは、図2に示すよう
に、本体ハウジング1にケース状のヘッド部2を取り付
け、ヘッド部2の先端を、鼻腔に挿入可能な外径の円筒
状のコーム3に形成してある。4はヘッド部2に被せる
キャップである。コーム3は、加工性の良い弾性のある
合成樹脂で形成してある。
【0009】図1に示すように、ヘッド部2は本体ハウ
ジング1の筒部1aに着脱自在に嵌合している。本体ハ
ウジング1内にはモータ5と電池(図示せず)とが収納
してある。固定刃8はコーム3の内周に固定し、固定刃
8の内面に沿って回転する可動刃7を可動刃台6に取り
付けている。可動刃台6は、モータ5の駆動軸5aに圧
嵌した継手9に挿脱自在に外嵌し、嵌合部分のD形断面
形状により回転伝達される。
【0010】固定刃8は、図5に示すように、円筒状の
ものであり、軸方向に沿う多数の刃溝11を形成して櫛
歯状としてある。図3および図4に示すように、コーム
3の櫛歯部20は固定刃8の各櫛歯部を覆っており、固
定刃8の刃溝11の縁部14は、コーム3の櫛歯部20
間の溝部の溝幅内に僅かに突出する。図3において、a
はコーム3の溝幅、bは固定刃8の刃溝11の幅であ
る。
【0011】可動刃7は、図6に示すように、U字形の
アーム部15の両端に切刃12を設けたものである。ア
ーム部15は広がり勝手とするばね部材となっており、
その弾性により切刃12を固定刃8の内面に向けて弾性
付勢することにより、切刃12と固定刃8との接触圧を
得るようにしてある。可動刃7は、アーム部15の基端
に設けた孔15aを可動刃台6(図1)の軸部6aに嵌
めることにより可動刃台6に載せ、アーム部15の先端
近傍に設けた駆動片16を軸部6aの先端の二またの係
合片6bに係合させて回転伝達可能としてある。駆動片
16にはさらにストッパ片17を延出させ、係合片6b
の内側に係合させてあり、ストッパ片17と係合片6b
とでストッパを構成し、このストッパによりばね部材で
あるアーム部15の固定刃内面に向かう方向の開きを規
制している。
【0012】上記構成の動作を説明する。コーム3を鼻
腔に挿入すると、鼻毛がコーム3の溝部から固定刃8の
刃溝11に導入され、固定刃8の内面に沿って回転する
可動刃7と固定刃8とで挟まれて切断される。固定刃8
の刃溝11の切刃となる縁部14は、コーム3の溝部内
に僅かに突出しているので、鼻毛が確実に当たり、良好
な切断性が得られる。
【0013】固定刃8はコーム3で外周が覆われている
ため、鼻腔の粘膜に触れることがなく、コーム3のみが
触れる。コーム3は合成樹脂で形成されているため、粘
膜に対する滑らかな感触が得られ、また粘膜を傷つける
ことがない。固定刃8の縁部14がコーム3の溝部内に
突出するが、突出量は僅かであるので、固定刃8が粘膜
に触れることがない。
【0014】ヘッド部2は、本体ハウジング1の筒部1
aに着脱自在に嵌合しているので、ヘッド部2を抜き取
ることにより、固定刃8および可動刃7の掃除が行え
る。この場合に、可動刃7は開き勝手として固定刃8に
対する接触圧を与えるようにしてあるが、ストッパ片1
7で可動刃台6の係合片6bの内面に係合させてあるの
で、必要以上に可動刃7が開くことがない。そのためヘ
ッド部2の着脱が容易であり、掃除が行い易く、また可
動刃7を変形させるおそれが少ない。
【0015】また、ストッパ片17と係合片6bとによ
ってアーム部15の開きを規制しているため、可動刃7
を可動刃台6に取り付ける時に予め可動刃7のアーム部
15を圧縮状態で取り付けておけば、切刃12を固定刃
8内に挿入して切刃12を固定刃8の内面に圧接させた
時に、高い圧接力を得ることができ、切れ味を良くする
ことができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の鼻毛カッターによれば、ばね
部材の固定刃内面に向かう方向の開きを規制するストッ
パを設けているので、ばね部材が必要以上に開くことが
なく、そのため可動刃の固定刃内への抜き差しが容易に
できて、ヘッド部の着脱が容易に行え、可動刃やばね部
材を変形させるおそれを少なくできる。また、ストッパ
によってばね部材の開きを規制しているため、ばね部材
を可動刃台に取り付ける時に予めばね部材を圧縮状態で
取り付けておけば、可動刃を固定刃内に挿入して可動刃
を固定刃の内面に圧接させた時に、高い圧接力を得るこ
とができ、切れ味を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の鼻毛カッターの部分断面
図である。
【図2】同じく鼻毛カッターの斜視図である。
【図3】同じく鼻毛カッターの部分平面図である。
【図4】同じく鼻毛カッターのコーム部分の拡大正面図
である。
【図5】(A),(B)は各々同じく鼻毛カッターの固
定刃の平面図および正面図である。
【図6】(A)〜(C)は各々同じく鼻毛カッターの可
動刃の平面図,破断側面図および正面図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 2 ヘッド部 3 コーム 6 可動刃台 6b 係合片 7 可動刃 8 固定刃 11 刃溝 12 切刃 15 アーム部 17 ストッパ片 20 櫛歯部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ハウジングに着脱自在なヘッド部の
    先端に設けられ円筒状に形成されて軸方向に刃溝を有す
    る櫛歯状の固定刃と、この固定刃の内面に沿って回転す
    る可動刃と、この可動刃を前記固定刃の内面に向けて弾
    性付勢するばね部材と、前記可動刃および前記ばね部材
    が取り付けられた可動刃台とを備え、前記可動刃台およ
    び前記ばね部材に前記ばね部材の固定刃内面に向かう方
    向の開きを規制するストッパを設けたことを特徴とする
    鼻毛カッター。
  2. 【請求項2】 ストッパが、可動刃台の先端に突設され
    た係合片と、ばね部材に設けられて前記係合片に係合す
    るストッパ片とからなる請求項1記載の鼻毛カッター。
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