JPH07501252A - カミソリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カ　ミ　ソ　リ 本発明は、ハンドルと、ひげそり中にひげ剃面の輪郭にそれ自身を適合するよう に旋回する能力を備え、ハンドルに取り付けられた刃ユニットとを有する種類の 安全カミソリであって、刃ユニットを「休止」位置に押圧するようにハンドルと 刃との間で作用するばね手段を具備した安全カミソリに関する。

この種類の既知のカミソリにおいて、ガード面と、刃ユニットのガード及びキャ ップの間に配置されたガードに隣接する刃の縁部とを含む平面に対して直角な方 向に、すなわち、刃の後に、刃ユニットがその休止位置から双方向に旋回するよ うに配置される。このような構成によれば、ハンドルは、セッケンとひげそりく ずを洗い流すための刃ユニットを通る水の流れを妨げる傾向がある。

本発明によれば、ガード及び少なくとも１つの刃を含む刃ユニットと、休止位置 から一方向にのみ旋回運動可能に刃ユニットを取り付けるハンドルとを有する安 全カミソリにおいて、旋回軸が、ガード面と隣接刃の縁部を含む平面に対して垂 直な方向においてガード面の下にあることを特徴とする安全カミソリが提供され る。

旋回軸をガード面の下になるように配置することによって、ひげそり中に皮膚に 対する刃の力は、主にばね手段によって影響され、ばね手段は、休止位置からの 刃ユニットの旋回移動に対抗し、刃ユニットが休止位置から偏向したとき、刃ユ ニットを休止位置に戻す回復力を与える。その結果、使用者がさらに力をガード に加え、例えば皮膚を広げることを望むならば、これは皮膚上の刃の力を増大す ることなく行われる。これは、先行技術によるカミソリによっては達成すること ができない。

さらに、ハンドルは、刃ユニットを通って洗浄水の流れを妨げないように配置さ れ、また好ましい実施例において、休止位置における刃ユニットによってハンド ルの全体は、ガードに隣接する刃の縁部を含む平面の前方であって、前記縁部と ガード面を含む前記平面に直角に配置される。（便宜上、前記縁部とガード面を 含む前記平面は、以降、刃ユニットの「上面」と称される。）理想的には、ハン ドルは、全体がガード面の後縁を含む平面の前方であって、前記刃ユニットの上 面に直角な面より前方に配置される。

刃ユニットは、３５°乃至５０°の範囲の角度、好ましくは、４０°から４５° の範囲で休止位置から制限位置まで所定の角度にわたって旋回可能に移動可能で あり、これらの双方の端部位置は、ハンドル接続部に当接するように刃ユニット に設けられた停止部によって規定されるのが有利である。

本発明の特定の実施例において、刃ユニットが休止位置にあるとき、その上面は 、ハンドルの長手方向の軸線、すなわち、手に保持しようとするハンドルの軸線 に対して２０°乃至３０°である。さらに、旋回軸線は、刃の前縁から１．０乃 至２．０ｍｍ、好ましくは、ガード面の下０．５０乃至１．００ｍｍである。

第２の観点によれば、本発明は、刃ユニットと、休止位置から旋回運動可能なよ うに刃を取り付けるハンドルとを有し、前記ハンドルは、両端が刃ユニットに係 合する一対の対向接続部によって、刃ユニットに接続される安全カミソリにおい て、接続部は、刃ユニットのカム面に弾性的に当接し、休止位置からの刃の移動 に対抗し、休止位置から離れた後刃ユニットを休止位置に戻す回復力を生じるよ うになっていることを特徴とするカミソリを提供する。

ハンドルは、接続部を形成すると共に互いに離れるように付勢された先端部を有 する一対のウィングを有する。

１つの実施例において、ハンドルは、交換可能なカートリッジの形態で刃ユニッ トと共に使用されることが意図され、ウィングは、ハンドル構造に組み込まれた ばね手段によって作用されるヒンジ部品である。他の実施例においてはウィング は、ハンドルと一体であり、それら自身は弾性的である。双方の場合において、 ウィングの先端部は、旋回部品、特にピンまたはスタブ軸がらなり、これらは、 ハンドルと刃ユニットの間の旋回接続を形成するために刃ユニットの補完的手段 と協働する。それらの旋回部品に隣接して、ウィングはカム面に当接する縁部の 表面を有する。ウィングの先端部によって簡単な旋回組立体が得られる。さらに 、刃ユニットは、ウィングを共に互いに接近する方向に加圧することによって容 易に取り付けることができる。

本発明の完全な理解は、非制限的な例として与えられるいくつかの特定の実施例 の次の詳細な説明から得られるであろう。添付図面についての説明は次の通りで ある。

第１図は、刃ユニットが縦方向の断面図に示されているカミソリヘッド部分の側 面図である。

第２図は、第１図の線Ａ−Ａに沿って切った断面図である。

第３図は、刃ユニットの下側の部分図である。

第４図は、第３図の線Ｂ−Ｈに沿って切った部分図である。

第５図は、他の実施例の分解斜視図である。

第１図乃至第２図に示す安全カミソリは、ハンドル１と、刃ユニットまたはカー トリッジ２とを有し、カートリッジは、刃がなまったとき廃棄され、鋭い縁部を 有する新しいカートリッジをハンドルに着は換えられるタイプである。刃のカー トリッジは、図示した特定の実施例において３つの刃６があるが、少なくとも１ つの刃を受け入れるハウジングまたはフレーム４を有し、また、組立体のキャッ プを形成する潤滑ストリップ８を有する。

フレームは、刃の前縁１２に平行に延びるように、カートリッジに沿って延びる ガード面１０を規定する一体のガード部材を有している。もちろん、ガード面は 、カートリッジフレームによって支持された別部材によって形成することもでき る。フレームの両端にフレームの前縁に隣接してハンドル接続部分を受けるソケ ット１４がそれぞれ形成されている。各ソケット１４は、長手方向の内側を向い たカム面１６を有している。第３図に最もよく示すように、カム面は、カートリ ッジの後方に向かう方向に互いに向かって収束するように傾斜している。各カム 面のすぐ上に、ソケットから長手方向外側を向いており、ハンドルに取り付けら れたときカートリッジの旋回軸Ｃを規定する中心を有する開口部１８が設けられ ている。

カミソリハンドルは、手で持たれるようになっており、一部だけが示されている 主部分と、対向したアームを具備したヨークの形状のネックとを有し、対向した アームには、各ウィング２０をピボット２２によって取り付ける溝またはスロッ トが設けられている。ウィングの先端部の自由端は、ハンドルの中に組み込まれ 、各ウィングに作用する板ばね２４によって付勢されている。ウィングには、図 示したようにばねの作用に抗して両ウィングを−緒に揺動させるためにその中間 位置にフィンガグリップ部分２５が形成されている。ウィングの先端部には、カ ミソリの各ソケットに係合し、ハンドルと刃ユニットとの間にピボットを形成す るように、つまり、旋回軸Ｃを規定するように開口部１８に係合するスタブ軸２ ６が設けられている。ウィングに作用するばね２４は、スタブ軸２６を開口部１ ８に正しく係合するようにスタブ軸２６を押すが、また、ウィングの先端の当接 縁部２８をカム面１６に接触させるように押す。ソケット１４は、前面及び後面 を有し、これらは、ハンドルに関するカートリッジの旋回運動を制限する。

カム面１６の傾斜によって、ウィングの先端は、第１図に示すように、ウィング の先端がソケット１４の前方停止面に係合する休止位置にカートリッジを付勢す る。

カートリッジがこの位置から旋回して移動するとき、例えば、ひげそり中、カム 面１６は、互いに内方向にウィングの先端部を案内し、カートリッジを休止位置 に戻す方向の次第に増加する回復力が生じる。

第１図においてはっきり分かるように、ハンドルに関してカートリッジが旋回す る軸線Ｃは、ガード面及び刃の前縁１２を含むカートリッジの平面の上面Ｐに対 して直角な方向でガード面１０の下に位置する。平面Ｐで測定された軸線Ｃと刃 の前縁との間の距離は、はぼ１．５ｍｍに等しく、面１０の下の軸線Ｃの深さは 、はぼ０．７０ｍｍに等しい。休止位置において、上面Ｐは、主ハンドル部分の 軸線に関してほぼ２５°に等しい角度である。ソケット１４の後面は、第１図に 破線で示すようにカートリッジの最大限の旋回運動をほぼ４３°の角度までに制 限する。カートリッジが休止位置にあるとき、カートリッジの後方は、少な（と も刃の領域で、すなわち、ガードとキャップとの間でハンドルによっては妨げら れない。特に、ハンドルは、ガード面１０の前縁を含み、上面Ｐに直角な平面よ り前方にその全体が配置されている。

カートリッジを取り外す場合には、ハンドルのウィング２０を、例えば、親指と 人差し指との間で一緒に加圧すると、スタブ軸２６が、開口部から引込むために 、ウィングの先端部をソケットから引くことができる。反対の手順によって新し いカートリッジをハンドルに取り付けることができる。

第５図に示す実施例は、スタブ軸及びカム当接縁部を具備するウィングの先端が 、一体の二股ハンドルの端部に形成されていることを除いて上述したものと基本 的には同じである。この場合において、ウィングは弾性的であり、それらの弾性 がカートリッジのカム面１６に対してウィングの先端部を押す。

国際調査報告　。、Ｔ／ｍｏ　Ｑつ／Ｉ’＋５＋Ｃ０１＋＋＋＋Ｎ＋＋＋１□− １＋ｄ＋Ｎ−ＰＣＴ／ＧＢ　９２１０２１６９フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、、　ＣＨ。

Ｃ３，ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎ。

、　ＰＬ、　ＰＴ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＳＥ、　ＵＡ、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ガード及び少なくとも１つの刃（６）を有する刃ユニット（２）と、休止位 置から一方向にのみ旋回運動可能に刃ユニットを取り付けるハンドルとを有する 安全カミソリにおいて、旋回軸（Ｃ）が、ガード面（１０）とそれに隣接する刃 の縁部（１２）を含む平面に対して直角な方向にガード面（１０）より下方にあ ることを特徴とする安全カミソリ。 ２．刃ユニットが休止位置にあるとき、ハンドルは、刃の前縁（１２）を含むと 共にガード面及び隣接する刃の縁部を含む平面（Ｐ）に対して直角な平面の前方 に全体が配置されている請求項１に記載のカミソリ。 ３．刃ユニットが休止位置にあるとき、ハンドルは、ガード面（１０）の後縁を 含むと共にガード面及び隣接する刃の縁部を含む平面（Ｐ）に対して直角な平面 の前方に全体が配置されている請求項１に記載のカミソリ。 ４．刃ユニット（２）は、休止位置から３５゜乃至５０゜、好ましくは、４０゜ 乃至４５゜の範囲の角度にわたって旋回可能である請求項１，２または３に記載 のカミソリ。 ５．刃ユニットが休止位置にあるとき、ガード面及び隣接する刃の縁部を含む平 面（Ｐ）は、ハンドルの長手方向に対して２０゜乃至３０゜の角度にある請求項 １乃至４のいずれか１項に記載のカミソリ。 ６．旋回軸（Ｃ）は、ガード面及び刃の縁部を含む平面で測定されたとき、刃の 前縁（１２）の前方に１，０乃至２，０ｍｍにある請求項１乃至５のいずれか１ 項に記載のカミソリ。 ７．旋回軸（Ｃ）は、ガード面の下０．５０乃至１．００ｍｍにある請求項１乃 至６のいずれかに記載のカミソリ。 ８．刃ユニット（２）と、休止位置から旋回連動可能なように刃ユニットを支持 するハンドルとを有し、前記ハンドルは、両端が刃ユニットに係合する一対の対 向接続部によって、刃ユニットに接続される安全カミソリにおいて、前記接続部 （２０）は、刃ユニット（２）のカム面（１６）に弾性的に当接し、休止位置か らの刃の移動に対抗し、刃ユニットを休止位置に戻す回復力を生じるようになっ ていることを特徴とする安全カミソリ。 ９．ハンドルは、接続部を形成すると共に互いに離れるように付勢された先端部 を有する一対のウィング（２０；３０）を有する請求項８に記載のカミソリ。 １０．ウィングの先端部は、刃ユニットの固定旋回軸（Ｃ）を規定するために刃 ユニットの補完的な手段（１８）に係合するピボットエレメント（２６）を有す る請求項９に記載のカミソリ。 １１．ピボットエレメントは、刃ユニットの補完的な開口部（１８）に係合する スタッド軸（２６）である請求項１０に記載のカミソリ。 １２．各先端部のピボットエレメント（１６）は、刃ユニットカム面に接触する 縁部面（２８）を越えて突出するようにその縁部面に隣接して配置されている請 求項１０または１１に記載のカミソリ。 １３．ウィングの先端部は、刃ユニットの両端で各ソケットに受けられ、ソケッ トは、刃ユニットの旋回連動を制限するために先端部に当接する前方及び後方の 停止面を有する請求項９乃至１２のいずれか１項に記載のカミソリ。 １４．ウィング（２０）は、ハンドルにヒンジ結合されており、先端が離れるよ うにばね手段（２４）によって押される請求項９乃至１３のいずれか１項に記載 のカミソリ。 １５．ウィング（３０）は弾性的であり、先端部が離れるように押すばね手段と して作用する請求項９乃至１３のいずれか１項に記載のカミソリ。 １６．ウィング（３０）は、ハンドルと一体的である請求項１５に記載のカミソ リ。 １７．刃ユニット（２）は、刃ユニットからウィングの先端（２６）を離すため にウィングを一緒に加圧することによってハンドルから取り外し可能である請求 項９乃至１６のいずれか１項に記載のカミソリ。