JP3192239B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP3192239B2
JP3192239B2 JP25524992A JP25524992A JP3192239B2 JP 3192239 B2 JP3192239 B2 JP 3192239B2 JP 25524992 A JP25524992 A JP 25524992A JP 25524992 A JP25524992 A JP 25524992A JP 3192239 B2 JP3192239 B2 JP 3192239B2
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claw
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
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    • A45D2026/0085Details of apparatus for removing superfluous hair with means for reducing noise

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などの目的のため
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置としては、ヨーロッパ
特許0328426号明細書に示されているように、円
板状の複数枚の回転爪を備えて、これら回転爪が回転す
る時、回転軸方向に往復動を行うレバーで可動爪を回転
軸方向に揺動させて、回転爪を開閉させるようにしたも
のがある。
【0003】また、特願平3ー26105号や特願平3
ー338559号のように同様に回転して軸方向に固定
された回転爪と軸方向にレバーにより往復動を行う可動
爪を開閉させるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の脱毛装置では以下の理由により騒音が高いものであっ
た。すなわち、脱毛をするための爪の構成が2枚を1組
として両者が接触し、毛を挟持して脱毛するのである
が、両者とも接触時の衝突により軸方向へ振動し、衝突
音が発生し、各組みの爪が同様に衝突音を発生させ、騒
音が大きいという問題があった。また、これに加えて、
各一組の爪が毛を確実に挟持するための把持力を得るた
め、両者の爪が剛性の高いもので構成され、一層衝突音
の大きな騒音の高い脱毛装置となっていた。
【0005】本発明は上記の従来例に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、多数の毛を効率
良く引き抜くことができ、更に、爪の衝突音による騒音
の低減ができる脱毛装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するため、本発明の脱毛装置は、脱毛用の爪を軸方
向に複数枚並設した駆動可能な回転基台又は回動基台
と、相対向する爪間に進入した毛を周期的に挟む開閉手
段とを備えた脱毛装置において、この爪の毛を挟む所を
爪の頂点としたときにこの頂点よりも低い位置に孔を設
け、この孔に爪の板厚よりも厚みが大きい弾性体を爪の
両側に出入りできるように圧入して成ることを特徴とす
るものである。
【0007】また、爪が固定爪と可動爪とからなり、固
定爪と可動爪とは交互に配置されており、可動爪に弾性
体を設けて成る構成としてもよい。また、固定爪に弾性
体を設けてもよい。また、爪に支点部を設け、爪は支点
を中心として揺動開閉し、弾性体の爪支持点側を爪に固
定し、これにより固定部を支点として爪の両側に出入り
可能としてもよい。
【0008】
【作用】本発明によれば、脱毛用の爪を軸方向に複数枚
並設した駆動可能な回転基台又は回動基台と、相対向す
る爪間に進入した毛を周期的に挟む開閉手段とを備えた
脱毛装置において、この爪の毛を挟む所を爪の頂点とし
たときにこの頂点よりも低い位置に孔を設け、この孔に
爪の板厚よりも厚みが大きい弾性体を爪の両側に出入り
できるように圧入することによって、毛を挟持するとき
に発生する爪の衝突音が弾性体によって吸収され、衝突
音を低くすることができるようになった。また、このと
き弾性体は衝突音を吸収しながら爪が毛を挟持している
方向の反対側に逃げるため、弾性体によって押圧荷重が
減少することもなく、脱毛効果を下げずにすむようにな
った。
【0009】また、爪が固定爪と可動爪とからなり、固
定爪と可動爪とは交互に配置されており、可動爪又は固
定爪に弾性体を設けることで、上記と同様の効果が得ら
れる。更にまた、爪に支点部を設け、爪は支点を中心と
して揺動開閉し、弾性体の爪支持点側を爪に固定し、こ
れにより固定部を支点として爪の両側に出入り可能とす
ることで、衝突音を低くするだけでなく弾性体の落下防
止もできるようになった。
【0010】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図7には本発明の一実施例が示し
てある。本体1は二つ割りのハウジング10内にモータ
11を内蔵した基体5を内装し、電源ジャック14とス
イッチを設けて構成してある。本体1は脱毛ブロック2
を構成しているフレーム38で閉じられている。この脱
毛ブロック2は本体1から取り外すことができる。フレ
ーム38には長い開口部381が設けてあり、フレーム
30内に脱毛ブロック2が設けてあって、その一部が開
口部381に位置している。この脱毛ブロック2は回転
軸である軸34に爪32a、32bが複数個設けてあ
り、爪32a、32bは方向が逆で交互に配置してあ
る。この軸34の回転駆動は速度を最適ならしめるピニ
オン12、中間ギア13、駆動ギア132、この駆動ギ
ア132を介して爪ブロック2に取付けられた歯車13
3によって行われる。脱毛ブロック2の軸34はフレー
ム38と一体となっていて、この軸34は軸受け2Zに
よって回転自在に軸支してあるがスラスト方向には固定
されている。なお、図3に示されるように、この軸34
の断面は正方形である。軸34の相対する2面に向けて
2個の平らなくさび34Zが配置されていて、爪32
a、32bの維持装置の役目をしている。この軸34の
別の2面にはそれぞれ対となった2本の開閉レバー35
a、35bと対となった2本の開閉レバー36a、36
bとが配置されていて、これらは軸34の軸芯に平行に
摺動自在に装着されている。これらの開閉レバー35
a、35bと36a、36bは爪32a、32bの駆動
装置を構成して、定期的に毛を挟むための締め付けを起
こさせるためのものである。また、この爪32a、32
bは図5のように弾性体320Zが出入り可能となるた
めの孔320が設けてあり、この孔320を設けてあれ
ば爪の先端形状は円形輪郭であっても、図7のような形
状であってもよく、要は爪32a、32bの間に抜き取
る毛が進入しやすいように決定すればよい。
【0011】また、これらの爪32a、32bには多角
形の中央開口部326があり、その形は軸34、開閉レ
バー35a、35bと36a、36b、くさび34Zが
差し込めるようになっている。開口部326の内縁がく
さび34Zの外面上に設けた横溝341Zの内部にはま
り込んでいる。くさび34Zには歯車133がはめ込ん
である。これらの構成によって各爪32a、32bの保
持とこれらの間の所望の間隔維持が保証されるように構
成してある。しかし、横溝341Zは図4に示すように
両内壁間が中央部間が最も狭くなるように横リブ341
Yが設けてある。このため、爪32a、32bは対向す
る横リブ341Y間の最も狭い所に挟持されて、この部
分を中心にして往復動が可能となっている。したがって
各爪32a、32bはすべて軸芯YーY′に垂直な別々
の一連の軸XーX′の回りを往復動することができる。
上記くさび34Z、軸34、歯車133等が組み合わさ
って爪32a、32bを軸方向に複数並設した駆動可能
な回転基台が構成してある。
【0012】各対の開閉レバー35a、35bと36
a、36bには、一連の横溝30Zが設けてある。ここ
で、開閉レバー35aの横溝30Zと開閉レバー35b
の横溝30Zとは開閉レバー35a、35bの長手方向
においてある長さだけずれており、また同様に開閉レバ
ー36aの横溝30Zと開閉レバー36bの横溝30Z
とは開閉レバー36a、36bの長手方向においてある
長さだけずれている。
【0013】爪32aの中央開口部326の縁には図5
に示すように突起歯351aが設けてあり、また、爪3
2bの中央開口部326の縁には突起歯351bが設け
てある。そして、爪32aの突起歯351aが2本の開
閉レバー35a、36aの横溝30Zにかみ合ってお
り、また、爪32bの突起歯351bが2本の開閉レバ
ー35b、36bの横溝30Zにかみ合っている。そこ
で、爪32a、32bは同一対の2本の開閉レバー35
a、35bと36a、36bのそれぞれと交互に結合さ
れていることになる。
【0014】各開閉レバー35a、35bと36a、3
6bにはそれぞれ操作ヘッド350a、350bと36
0a、360bがある。ここで、開閉レバー35aと開
閉レバー36aとは同方向の端部にそれぞれ操作ヘッド
350a、360aが設けてあり、また、開閉レバー3
5bと開閉レバー36bとは上記開閉レバー35aと開
閉レバー36aとの各操作ヘッド350a、360aを
設けた方と反対側の端部にそれぞれヘッド350b、3
60bが設けてある。
【0015】フレーム38の開口部381内には脱毛ブ
ロック2の両側に2個の小車20Y、20Zが設けてあ
る。開閉レバー35a、35bと36a、36bにはい
ずれもばね8Xが内装してあり、各開閉レバー35a、
35bと36a、36bをそれぞれ操作ヘッド350
a、350bと360a、360bが外側に突出する方
向のばね力を付与してあって、ストッパ350Aに当た
ってそれ以上飛び出さないようになっており、このこと
により爪32a、32b間の正常な間隔を維持してい
る。モータ11を回転して爪ブロック2を回転すると、
2本の開閉レバー35a、35bの対と、2本の開閉レ
バー36a、36bの対がそれぞれ小車20Y、20Z
の位置に来たり、小車20Y、20Zから離れた位置に
来たりする。ここで、例えば、2本の開閉レバー35
a、35bの対がそれぞれ小車20Y、20Zの位置に
到来すると、小車20Yが開閉レバー35aをばね8X
に抗して図1の矢印F1方向に押圧し、一方、小車20
Zが開閉レバー35bをばね8Xに抗して図1の矢印F
2方向に押圧する。そして、爪32aは開閉レバー35
aと結合しているので、開閉レバー35aは爪32aを
それらの軸XーX′(図4に示す)の回りに往復駆動さ
せる。爪32bは開閉レバー35bと結合しているの
で、開閉レバー35bが移動すると上記爪32aと逆方
向に往復駆動される。このため、隣接している2枚の爪
32a、32bの先端が押接して毛を挟持し、脱毛ブロ
ック2が回転することで挟持した毛を引き抜くことにな
る。そして、2本の開閉レバー35a、35bの対がそ
れぞれ小車20Y、20Zから離れるとばね8Xのばね
力により開閉レバー35a、35bがそれぞれ上記と逆
に移動し、先端が押接していた爪32a、32bが離れ
る。また、他の2本の開閉レバー36a、36bの対が
それぞれ小車20Y、20Zの位置に到来すると、上記
と同様に爪32a、32bの先端部が押接する。
【0016】次に爪32a、32bと弾性体320Zの
動作を説明する。先にも述べたが、爪32a、32bに
設けられた孔320に弾性体320Zを圧入し、脱毛用
の爪32aへの弾性体320Zの圧入位置と爪32bへ
の弾性体32Zの圧入位置は上下反対位置となってお
り、この圧入位置の異なる爪32aと爪32bとが交互
に配置してある。ここで、弾性体320Zの厚みは爪3
2a、32bの板厚よりも大である。そして、この脱毛
装置は上記のように半回転毎に毛を挟持しているが、ま
ず、1回目に開閉レバー35a、35bの開閉手段によ
り毛を挟持する時は肌面の方にある爪32a、32bの
端部が衝突しあうが、この時図6(a)のように弾性体
320Zが先に一方の爪32aに衝突するため、衝突音
が吸収される。この時弾性体320Zは圧入されている
が、図6(b)のように衝突側と反対方向に逃げるた
め、毛を挟持するための押圧荷重が減少することはな
い。更に半回転すると肌面に接触している爪32a、3
2bの他端部は上記と同様の働きをするが、図6(c)
のように爪の肌面とは反対側の端部付近においては、爪
32bに設けた弾性体320Zの押圧により逃げて飛び
出した方の面が隣りの爪32aに当たり、弾性体320
Zが初期の状態に戻り、これが繰り返され、常に衝突音
の低い脱毛が得られる。
【0017】次に、爪が固定爪と可動爪で構成されてい
て可動爪に弾性体を設けた実施例につき図8乃至図17
に基づいて詳述する。図8乃至図17に示す脱毛装置は
以下のような構成となっている。すなわち、本体1は二
つ割りのハウジング10内にモータ11を内蔵した基体
5を内装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて
構成してある。基体5はモータ収納部51にモータ11
をはめ込んで収納し、モータ11の出力軸に設けたピニ
オン12に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中
間歯車13にギア131が一体に形成してある。基体5
には確動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム1
7に一体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自
在に取付けられており、確動カム17は上記確動カム収
納凹部52内に収納してある。ここで、確動カム17の
両端部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には
僅かな隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸1
6の一端にはギア132が固着してあって、ギア132
は中間ギア13に一体に設けたギア131とかみ合って
おり、モータ11の回転をピニオン12、中間歯車13
を介してギア132へ回転を伝達して該ギア132と一
体回転する軸16を介して固着した確動カム17を回転
するようになっている。
【0018】確動カム17の他端部には偏芯軸19が偏
芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが取付
けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自在に
取付けられたギア81に圧入固定されたピン83によっ
て取付けられ、確動カム17が回転し、偏芯軸19が回
転することで、リンク8aによって軸82を中心にギア
81が往復動するようになっている。
【0019】回動基台33は軸34により基体カバー5
bと基体カバー5aとに回動自在に取付けてある。この
場合、軸34は基体カバー5bと基体カバー5aに固定
し、回動基台33に固定された軸受け33a、33bに
遊挿する。フレーム38はフック381によりハウジン
グ10に設けた取付台91に着脱自在に取付けてあり、
フック381に設けた押釦をばね389に抗して押すこ
とでフック381による係止を解除できるようにしてあ
る。回動基台33には図13に示すように長穴336が
設けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔てて係止
溝332が設けてある。可動爪32は一端部が毛の挟持
部となっており、両側の突片部が支点部325となって
おり、また、支点部325が係止溝332に回動の支点
となるように差し込んである。回動基台33の一端部に
はギア334が設けてあり、ギア81にかみ合ってい
て、ギア81の往復回動によって回動基台33を往復回
動するようになっている。
【0020】開閉手段を構成する開閉レバー35、36
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図14
(a)、図14(b)に示すような2種類の可動爪32
で毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329
にそれぞれ係合して固定爪31Bに対して支点部325
を支点として毛を挟持するために押圧するための力点と
なっている。この可動爪32に関しては後に説明する。
【0021】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0022】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図11に示すように、確動カム17は円筒状を
していて外周面の両側にX形状に交差する交差部を持つ
2条の確動カム溝171、172が設けてある。この確
動カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行し
ている。基体5の確動カム収納凹部52を設けた部分の
上面には支持板85が図10のようにねじ86で固定さ
れ、支持板85には開閉カム63、73の円柱部63
a、73aが貫通する防塵板64を設けている。ここで
防塵板64の孔に開閉カム63、73の円柱部63a、
73aを貫通させて防塵板64の孔の縁を円柱部63
a、73aを弾接することで毛屑が内部に侵入するのが
防止されるようになっている。開閉カム63、73は基
体5に圧入固定された揺動軸62、72により回動自在
に軸支してあり、また、開閉カム63、73の上面部の
上記揺動軸62、72から偏心した位置に軸631、7
31の下部を圧入固定してあり、この軸631、731
の上部にローラ356、366を回動自在に取付けてあ
る。ローラ356、366は開閉レバー35、36の円
弧溝353、363に係合して摺動自在に連結してあ
る。また、開閉カム63、73から側方に突部を設けて
あり、この突部に設けた軸孔632、732にこま66
a、66bの上部の軸が回転自在に取付けてあり、この
軸の位置とこま66a、66bの軸支位置とは開閉カム
63、73の揺動軸62、72を中心にして互いに反対
方向に位置している。
【0023】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛ブロック2は図1
2に示すようにフレーム38と、フレーム38内に回動
自在に配置された爪支持部材である回動基台33と、回
動基台33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付
けられた固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並
設されて支点部325を回動基台33の係止溝332に
揺動自在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動
爪32の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32
を可動するための開閉レバー35、36と、ガイド39
で構成してある。
【0024】ここで、図17(a)(b)のように回動
基台33の可動爪32の支点の係止溝332や軸34、
開閉レバー35の溝351との隙間に弾性体320dを
コーテンィングして可動爪32を圧入する構成としてあ
って、このことによっても衝突音を減衰するようにして
ある。そして、本発明においては、可動爪32は図14
に示すように弾性体320Zを出入り可能とするための
孔320が設けてあり、可動爪32には更に弾性体32
0Zの脱落防止のための凸部320bが設けてある。そ
して、孔320にも弾性体320Zが圧入すると共に上
記凸部320bに弾性体320Zの凹部320aを圧入
固定する。ここで、弾性体320Zの厚みは可動爪32
の板厚よりも大きくなくてはならない。
【0025】次に、この可動爪32と弾性体320Zの
動作につき説明する。図15(a)〜(e)には本発明
の使用時の動作図を示している。まず、図15(a)
状態において、可動爪32が固定爪31Bに衝突する時
に固定爪31Bには可動爪32よりも先に弾性体320
Zが衝突する。次に図15(b)のように弾性体320
Zは衝突音を吸収しながら衝突側と反対側に逃げ、可動
爪32が固定爪31Bに衝突する。可動爪32が反対側
に衝突するときには、図15(d)のように弾性体32
0Zが逃げた状態で衝突し、以後同様の動作が繰り返さ
れ、衝突音を小さくすることができるようになってい
る。また、この時、図19のように可動爪32に弾性体
320Zを固定してもよいものである。この場合、弾性
体320Zには弾性軸部320cを設け、可動爪32に
設けた取付け孔320dに圧入して取付け、弾性軸部3
20cを支点として孔320にはめ込んだ弾性体320
Zが出入り自在としてある。更にまた、弾性体320Z
を可動爪32に複合形成してもよいものである。
【0026】次に、固定爪に弾性体を設けた実施例を図
18乃至図24に示す。図18乃至図24に示す脱毛装
置は、以下のような構成となっている。本体1は二つ割
りのハウジング10内にモータ11を内蔵した基体5を
内装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて構成
してある。基体5は図21に示すようにモータ収納部5
1にモータ11をはめ込んで収納し、モータ11の出力
軸に設けたピニオン12に中間ギア13がかみ合ってい
る。基体5には確動カム収納凹部52が設けてあって、
確動カム17に貫挿して固着された軸16が基体5を貫
通して回転自在に取付けられており、確動カム17は上
記確動カム収納凹部52内に収納してある。ここで、確
動カム17の両端面部と確動カム収納凹部52内の両内
側壁との間には僅かな隙間が形成してあって遊びが持た
せてある。軸16の一端にはギア131が固着してあっ
て、ギア131は中間ギア13とかみ合っており、モー
タ11の回転をピニオン12、中間ギア13を介してギ
ア131へ回転を伝達して該ギア131と一体回転する
軸16を介して確動カム17を回転するようになってい
る。軸16の他端にはカム18が固着してあり、カム1
8には偏心軸19が偏心して取付けてある。基体5に軸
82により回動自在にラック8が取付けてあり、ラック
8に設けた長溝8bに上記偏心軸19がスライド自在に
はめ込んであり、軸16が回転することでカム18が回
転し、偏心軸19が回転しながら長溝8b内をスライド
することで軸82を中心にしてラック8が往復回動する
ようになっている。
【0027】確動カム17は円筒状をしていて外周面の
両側に環状の確動カム溝171、172が設けてある。
この確動カム溝171、172は互いに相反する方向に
蛇行している。基体5の確動カム収納部52を設けた部
分の外面に沿ってスライド自在に配置されたスライドレ
バー6、7はピン61、71を突設してあり、このピン
61、71に回転自在に取付けたローラ62a、72a
をそれぞれ確動カム溝171、172に回転自在にはめ
込んであって、確動カム17が回転することでローラ6
2a、72a、ピン61、71を介してスライドレバー
6、7が互いに相反する方向にスライドするようになっ
ている。なお、確動カム17とスライドレバー6、7と
の連結は凹凸関係が逆であってもよい。
【0028】脱毛ブロック2は図22に示すようにフレ
ーム38と、フレーム38内に回動自在に配置された刃
支持部材である回動基台33と、回動基台33に対して
所定間隔を保つように移動不能に取付けられた固定刃3
1Bと、これらの固定爪31B間に並設されて一端を回
動基台33に揺動自在に支持された可動爪32と、可動
爪32を可動するための開閉レバー35、36と、コー
ム39と、脱毛収納ケース37とで構成してある。そし
て、本発明において、図23に示すように固定爪31B
には弾性体310Cを圧入するための孔31Cが設けて
あり、この孔31Cに弾性体310Cを圧入固定させて
取付けてある。この時、弾性体310Cの厚みは固定爪
31Bの板厚よりも大でなければならない。
【0029】回動基台33は軸34によりフレーム38
に回動自在に取付けてある。この場合、軸34はフレー
ム38または回動基台33のいずれかに固定し、いずれ
かに遊挿する。フレーム38はフック381によりハウ
ジング10に着脱自在に取付けてある。回動基台33に
は溝が設けてあり、溝の開口部両側に所定間隔を隔てて
係止溝332が設けてあり、また、溝の底にも係止溝3
33が所定間隔を隔てて設けてある。ここで、係止溝3
33の溝間の間隔は係止溝332の溝間の間隔の半分と
なっている。固定爪31Bは一端部が毛の挟持部となっ
ており、他端部及び両側にはめ込み片316、317を
設け、中央部に孔部318を設けて構成してあり、他端
及び両側のはめ込み片316、317をそれぞれ回動基
台33の係止溝333、332にはめ込むことで、刃支
持部材である回動基台33に所定間隔を保つように移動
不能に複数の固定爪31Bが取付けてある。可動刃32
は一端部が毛の挟持部となっており、他端部の突片部が
支点部325となっており、更に略中央部に孔部326
が設けてあり、また、一端部の挟持部付近に毛9の導入
時に可動爪32の揺動による風圧を防止して毛9が逃げ
にくいようにするための窓部327が設けてあり、ま
た、支点部325が係止溝333に回動の支点となるよ
うに差し込んである。回動基台33の一端部にはギア3
34が設けてあり、ラック8にかみ合っていてラック8
の往復回動によって回動基台33を往復回動するように
なっている。
【0030】開閉レバー35、36の孔353、363
には軸34が挿通しており、この開閉レバー35、36
に並設した固定爪31Bと可動爪32との孔部318、
326に差し込んであり、可動爪32の孔部326の上
縁部が開閉レバー35、36に設けた係合溝351、3
61に係合してある。また、開閉レバー35、36のは
め込み片352、362がそれぞれスライドレバー6、
7の被はめ込み部6a、7aにはめ込み係止してあり、
スライドレバー6、7のスライドにより開閉レバー3
5、36が移動し、開閉レバー35、36の移動により
上記係合部分を介して可動爪32に可動爪32を動かす
ための力が作用して可動爪32が支点部325を支点と
して揺動するものである。このため孔部326の上縁部
と係合溝351、361との係合部分が可動爪32の力
点となっており、揺動により可動爪32の一端部の挟持
部が固定爪31Bの一端部の挟持部との間で毛9を挟持
して引き抜くための作用点となっている。上記孔部31
8、326には更に軸34が挿通しており、この回動基
台33の回動中心となる軸34に対して上記可動爪32
の揺動の支点となる支点部325が作用点と反対側に位
置するようになっており、また、力点は回動基台33の
回動中心となる軸34と作用点との間に位置することに
なる。
【0031】次に、本発明の固定爪31Bに取付けられ
た弾性体310Cの動作につき説明する。図24(a)
〜(d)に示すように、可動爪32が開閉レバー35、
36(図24においては開閉レバー35、36の図示を
省略している)の移動により固定爪31Bに衝突する
際、可動爪32は固定爪31Bに衝突する前に弾性体3
10Cに衝突する。この時弾性体310Cは可動爪32
の衝突を吸収しながら可動爪32と反対側へ逃げる。次
に、可動爪32が図24(d)のように反対側へ衝突す
る時、上記と同様の動作が行われる。このため、衝突音
が減衰され、騒音の低い脱毛装置とすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、爪の
毛を挟む所を爪の頂点としたときにこの頂点よりも低い
位置に弾性体を設けたので衝突音を低減でき、また、
の毛を挟む所を爪の頂点としたときにこの頂点よりも低
い位置に孔を設け、この孔に爪の板厚よりも厚みが大き
い弾性体を爪の両側に出入りできるように圧入したの
で、可動爪の押圧荷重が減少されないものである。ま
た、爪が固定爪と可動爪とからなり、固定爪と可動爪と
は交互に配置されており、可動爪に弾性体を設けたもの
においても衝突音を低減できるものである。
【0033】また、この時固定爪に弾性体を設けても上
記と同様の効果が得られる。更に、また、爪に支点部を
設け、爪は支点を中心として揺動開閉し、弾性体の爪支
持点側を爪に固定し、これにより固定部を支点として爪
の両側に出入り可能としたものも上記と同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の拡大断面図である。
【図2】同上の全体を示す断面図である。
【図3】同上の爪に軸、くさび、開閉レバーを取付けて
いる状態の拡大断面図である。
【図4】同上の拡大斜視図である。
【図5】同上の爪と弾性体との分解斜視図である。
【図6】(a)(b)(c)(e)は同上の動作説明図
である。
【図7】(a)(b)(c)(d)は同上の爪の各実施
例の正面図である。
【図8】本発明の他の実施例の断面図である。
【図9】図8のXーX線断面図である。
【図10】図8のYーY線断面図である。
【図11】同上の本体の分解斜視図である。
【図12】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図13】同上の回動基台の斜視図である。
【図14】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)は
それぞれ異なる例の斜視図である。
【図15】(a)(b)(c)(d)(e)は同上の動
作説明図である。
【図16】同上の爪への弾性体の取付けの他の実施例を
示す分解斜視図である。
【図17】(a)は回動基台の係止溝の拡大図を示し、
(b)は開閉レバーの溝の拡大図を示している。
【図18】本発明の更に他の実施例の断面図である。
【図19】図18のXーX線断面図である。
【図20】図18のYーY線断面図である。
【図21】同上の本体の分解斜視図である。
【図22】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図23】同上の爪と弾性体との分解斜視図である。
【図24】(a)(b)(c)(d)は同上の動作説明
図である。
【符号の説明】
32a 爪 32b 爪 33 回動基台 320 孔 320Z 弾性体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱毛用の爪を軸方向に複数枚並設した駆
    動可能な回転基台又は回動基台と、相対向する爪間に進
    入した毛を周期的に挟む開閉手段とを備えた脱毛装置に
    おいて、この爪の毛を挟む所を爪の頂点としたときにこ
    の頂点よりも低い位置に孔を設け、この孔に爪の板厚よ
    りも厚みが大きい弾性体を爪の両側に出入りできるよう
    に圧入して成ることを特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 爪が固定爪と可動爪とからなり、固定爪
    と可動爪とは交互に配置されており、可動爪に弾性体を
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 爪が固定爪と可動爪とからなり、固定爪
    と可動爪とは交互に配置されており、固定爪に弾性体を
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 爪に支点部を設け、爪は支点を中心とし
    て揺動開閉し、弾性体の爪支持点側を爪に固定し、これ
    により固定部を支点として爪の両側に出入り可能とした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱毛装
    置。
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ES2423309T3 (es) * 2009-03-25 2013-09-19 Braun Gmbh Dispositivo de depilación

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