JP3261149B2 - 脱毛装置 - Google Patents
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Description
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する。
特許0328426号明細書に示されているように、円
板状の複数枚の回転爪を備えて、これら回転爪が回転す
る時、回転軸方向に往復動を行うレバーで回転爪を回転
軸方向に揺動させ、回転爪を開閉させるようにしたもの
がある。
の脱毛装置にあっては以下の理由で問題があった。すな
わち、図23に示すように、毛抜き用の回転爪20は脱
毛する際に蓋21の開口部22を通して肌に接して毛を
引き抜くようにしてあるが、本体の前後使用時に肌を弛
ませ、開口部22の端面と回転爪20の間に肌を挟み込
んでしまうことがあった。そのため開口部22を大きく
して端面と脱毛手段の距離を大きくすると肌当て部とな
る開口部22の端が脱毛手段である回転爪20から離れ
るため、脱毛する部位の肌の近くを押さえることができ
ず、脱毛時に毛と共に肌が引っ張られ、肌が移動する距
離が長くなり毛を脱毛する時の刺激が大きくなるという
問題があった。
明したものであって、その目的とするところは、脱毛時
の刺激を少なくすることができ、また、肌の凹凸に追従
でき、更に、構造が簡単となり、更に、落下等による変
形を防止することができる脱毛装置を提供するにある。
るため、本発明の脱毛装置は、本体の先端部に設けたフ
レーム内に複数枚の爪を並設して該爪を毛を挟持するた
めに軸方向に周期的に開閉し且つ毛を引き抜くために爪
を回動するように構成して脱毛手段を形成し、脱毛手段
の少なくとも一側に肌当て部材を設け、肌当て部材を本
体の進行方向で脱毛手段に対して距離を可変に本体又は
フレームに弾性的に支持して成ることを特徴とするもの
である。
は本体の進行方向に移動可能としてもよい。 また、肌当
て部材を肌に対して上下方向又は本体の進行方向に移動
可能とするためのL字状の弾性脚を設けてもよい。ま
た、肌当て部材を櫛で形成してもよい。また、肌当て部
材をトリマーで形成してもよい。また、肌当て部材をフ
レームに一体に形成してもよい。
能に構成してもよい。
ム内に複数枚の爪を並設して該爪を毛を挟持するために
軸方向に周期的に開閉し且つ毛を引き抜くために爪を回
動するように構成して脱毛手段を形成し、脱毛手段の少
なくとも一側に肌当て部材を設け、肌当て部材を本体の
進行方向で脱毛手段に対して距離を可変に本体又はフレ
ームに弾性的に支持することで、肌当て部材を肌に当て
ながら本体を進行させると、毛を引き抜くために進行方
向の前側の肌当て部材は脱毛手段側に近づきながら肌を
押さえて肌を伸ばし、脱毛の刺激を少なくすることがで
きるようになっている。また、肌当て部材が進行方向の
後方になる時は肌に当たって脱毛手段より離れる方向に
移動して肌を弛ませることなく肌の挟み込みを防止でき
るものである。また、前記進行方向と反対方向に本体を
移動するように使用する時には肌当て部材が脱毛手段に
対して前記と反対方向に移動し、同様の効果をもたらす
ものである。
は本体の進行方向に移動可能とすると更に肌接触が良く
なり、脱毛刺激を少なくして肌を挟むことを防止するこ
とができる。そして、L字状の弾性脚を設けることで、
肌当て部材を肌に対して上下方向又は本体の進行方向に
移動可能とする構成にできる。また、肌当て部材を櫛で
形成した場合には毛を整毛して脱毛手段への導入を良く
することができる。
合には毛を短く整え、脱毛手段への導入を良くして毛の
根元部を挟持できるので刺激を少なくできる。また、肌
当て部材をフレームに一体に形成すると部品点数を少な
くできる。更にまた、肌当て部材をフレームに出没可能
に構成すると肌への押し付けによる肌への刺激及び落下
等の衝撃による肌当て部材の破損を防止できる。
て詳述する。図1乃至図14に示す実施例の脱毛装置は
以下のような構成となっている。すなわち、本体1は二
つ割りのハウジング10内にモータ11を内蔵した基体
5を内装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて
構成してある。基体5はモータ収納部51にモータ11
をはめ込んで収納し、モータ11の出力軸に設けたピニ
オン12に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中
間歯車13にギア131が一体に形成してある。基体5
には確動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム1
7に一体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自
在に取付けられており、確動カム17は上記確動カム収
納凹部52内に収納してある。ここで、確動カム17の
両端部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には
僅かな隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸1
6の一端にはギア132が固着してあって、ギア132
は中間ギア13に一体に設けたギア131とかみ合って
おり、モータ11の回転をピニオン12、中間歯車13
を介してギア132へ回転を伝達して該ギア132と一
体回転する軸16を介して固着した確動カム17を回転
するようになっている。
芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが取付
けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自在に
取付けられたギア81に圧入固定されたピン83によっ
て取付けられ、確動カム17が回転し、偏芯軸19が回
転することで、リンク8aによって軸82を中心にギア
81が往復動するようになっている。
bと基体カバー5aとに回動自在に取付けてある。この
場合、軸34は基体カバー5bと基体カバー5aに固定
し、回動基台33に固定された軸受け33a、33bに
遊挿する。フレーム38はフック381によりハウジン
グ10に設けた取付台91に着脱自在に取付けてあり、
フック381に設けた押釦をばね389に抗して押すこ
とでフック381による係止を解除できるようにしてあ
る。回動基台33には図6に示すように長穴336が設
けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔てて係止溝
332が設けてある。可動爪32は一端部が毛の挟持部
となっており、両側の突片部が支点部325となってお
り、また、支点部325が係止溝332に回動の支点と
なるように差し込んである。回動基台33の一端部には
ギア334が設けてあり、ギア81にかみ合っていて、
ギア81の往復回動によって回動基台33を往復回動す
るようになっている。
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図7
(a)、図7(b)に示すような2種類の可動爪32で
毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329に
それぞれ係合して固定爪31Bに対して支点部325を
支点として毛を挟持するために押圧するための力点とな
っている。
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図4に示すように、確動カム17は円筒状をし
ていて外周面の両側にX形状に交差する交差部を持つ2
条の確動カム溝171、172が設けてある。この確動
カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行して
いる。基体5の確動カム収納凹部52を設けた部分の上
面には支持板85がねじ86で固定され、支持板85が
図3に示すようにねじ86で固定され、支持板85には
開閉カム63、73の円柱部63a、73aが貫通する
防塵板64を設けている。ここで防塵板64の孔に開閉
カム63、73の円柱部63a、73aを貫通させて防
塵板64の孔の縁を円柱部63a、73aを弾接するこ
とで毛屑が内部に侵入するのが防止されるようになって
いる。開閉カム63、73は基体5に圧入固定された揺
動軸62、72により回動自在に軸支してあり、また、
開閉カム63、73の上面部の上記揺動軸62、72か
ら偏心した位置に軸631、731の下部を圧入固定し
てあり、この軸631、731の上部にローラ356、
366を回動自在に取付けてある。ローラ356、36
6は開閉レバー35、36の円弧溝353、363に係
合して摺動自在に連結してある。また、開閉カム63、
73から側方に突部を設けてあり、この突部に設けた軸
孔632、732にこま66a、66bの上部の軸66
1が回転自在に取付けてある。ここで、軸611、71
1の位置とこま66a、66bの軸支位置とは開閉カム
63、73の揺動軸62、72を中心にして互いに反対
方向に位置している。
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛手段2は図5に示
すようにフレーム38と、フレーム38内に回動自在に
配置された爪支持部材である回動基台33と、回動基台
33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付けられ
た固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並設され
て支点部325を回動基台33の係止溝332に揺動自
在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動爪32
の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32を可動
するための開閉レバー35、36と、ガイド39で構成
してある。そして、本発明において、回動基台33に並
設する爪は上記のように回動基台33とともに回動する
もので、回動基台33に対して動かない固定爪31B
と、回動基台33とともに回動し且つ回動基台33に対
して揺動自在となった可動爪32とで構成してある。図
6に示す実施例では回動基台33と固定爪31Bは一体
で形成して安価に構成しているが、別部材であってもよ
いものである。また、固定爪31Bは外周端部が毛の挟
持部となっている。また、最外端両側の可動爪32の外
側に設けた端部固定爪31Aは添付図面に示す実施例で
は回動基台33に一体に形成してある。そしてこの端部
固定爪31A部分は肉厚となっており、固定爪31Bよ
りも剛性が高くなっており、落下等による衝撃が加わっ
た場合に両端部の剛性の高い端部固定爪31Aにより可
動爪32及び薄肉の剛性の低い固定爪31Bの変形や破
損を防止することができるようになっている。
てある。また、図8において67は脱毛装置の上部に被
嵌自在としたキャップであり、68は給電用のアダプタ
ーである。次に上記実施例において毛を周期的に挟む開
閉手段の揺動伝達につき詳述する。図12、図13に示
すように確動カム溝171、172に摺動自在に係合し
ているこま66a、66bは下部に設けた係合部662
が溝方向に長辺をもつ略楕円状の断面をし且つ係合部6
62の両側に凹部663を形成しており、確動カム溝1
71、172になめらかに摺動するようにしてあり、こ
ま66a、66bの軸661はすでに述べたように開閉
カム63、73から側方に設けた突部の軸孔632、7
32に回転自在に挿入してあり、また、基体5に圧入固
定された揺動軸62、72に開閉カム63、73が回動
自在に軸支してあり、また、開閉カム63、73の上面
部の上記揺動軸62、72から偏心した位置にローラ3
56、366を回転自在に取付けた軸631、731の
下部を圧入固定してあるので、確動カム17を回転して
こま66a、66bが確動カム溝171、172を係合
しながら移動することで開閉カム63、73が揺動軸6
2、72を中心に往復揺動し、この開閉カム63、73
の往復揺動によりローラ356、366が往復揺動し、
このローラ356、366が開閉レバー35、36の円
弧溝353、363に係合して摺動することで開閉レバ
ー35、36に往復動が伝達されるものである。この
時、図13における支点間距離はL2 <L1 として伝達
力を増大している。また、ローラ356、366と開閉
レバー35、36の円弧溝353、363及びこま66
a、66bと確動カム溝171、172とは係合面が開
閉カム63、73の回動中常に面していてこじることが
ないようになっている。
の展開図が図10に示してある。ここで、本実施例にお
いては図1、図9に示すようにギア132の一回転毎に
回動基台33も一回動するようになっていて、この時す
でに述べたように図12、図13に示すように移動方向
が長辺となる略楕円形状をし且つ交差部をスムーズに屈
曲するための凹部663を側面に形成したこま66a、
66bが交差部をもつ確動カム溝171、172を交差
しながら移動するため(図12にこま66a、66bが
交差部を交差しながら移動している状態を示している。
図12において矢印は確動カム17の回転方向を示して
いる。)、可動爪32が確動カム17の一回転毎に反対
方向に揺動するようになっていて、確動カム溝171、
172間が最も広がった場合と、最も狭くなった場合と
の2か所において可動爪32の端部と一つ置きの固定爪
31Bの両側面で交互に挟持し、固定爪31Bの両側の
端部の挟持部に当たって挟持するように設定してある。
そして、一回毎に肌3面の毛の略半分を越える位置の脱
毛を行うことで、脱毛有効部を可動爪32の厚み分と交
差部分を交互に補い、脱毛効果を更に上げるようになっ
ている。図11(a)、(b)はそれぞれ回動基台33
の一回毎の挟持配列を示しており、同図においてFは可
動爪32による押圧力を示している。
る。図5に示すように本発明のガイド39は脱毛手段2
の両側に一対の肌当て部材391を設け、この一対の肌
当て部材391を互いに連結することで構成してある。
ここで、一対の肌当て部材391のうち、一方の肌当て
部材391が肌3を押さえるための肌押さえ部392と
なり、他方は肌当て部材391が肌を伸ばすための肌伸
ばし部393となっている。肌伸ばし部393は櫛歯状
の整毛コーム394を備えており、肌3を引伸して刺激
を少なくし、また、長い毛や寝ている毛を起こして脱毛
手段2である固定爪31Bと可動爪32の隙間へ毛9の
導入効率を高めると共に、脱毛手段2による毛9の引抜
きがその根元から確実に行えるようにするためのもので
ある。つまり、長い毛9の先端を脱毛手段が挟み込んで
引っ張る場合のように単に痛みを感ずるだけで、毛9の
引抜きがなされない、あるいは毛9が切れるという事態
が生じるのを防ぐのが主目的である。整毛コーム394
のくしピッチは固定爪31Bと同一か1/2が良い。ま
た、他方に設けられた肌押さえ部391は円筒状にロー
ラにより形成してあり、ピン92によりガイド39に回
転自在に取付けてある。これは、一対の肌当て部材39
1の頂部(頂点)を結ぶ線Sにより脱毛面を形成してあ
り、脱毛用の固定爪31B、可動爪32が肌3面に強く
当たり、爪を肌で挟んだり、爪の回動で肌を傷つけるの
を防止するためのものである。また、肌押さえ部392
をローラで構成して回転自在としてあるのは、肌を撓ま
せて爪と肌押さえ部392とで肌3を挟むのを防止する
ためである。
側に嵌合孔395を設けてあって、この嵌合孔395を
フレーム38に設けたリブ388に係合することでガイ
ド39を支持している。この場合、ガイド39にリブ3
88を設け、フレーム38に嵌合孔395を設けてもよ
く、また、リブ388を別部材としてフレーム38の外
側より取付けてもよい。
部(頂点)を結ぶ線Sに対して図2、図3に示すように
略同一面に脱毛用の爪、すなわち、固定爪31B及び可
動爪32の頂部を設けて、脱毛効率を良くし、肌から爪
が離れすぎて毛を引き抜く時に肌が引っ張られ刺激が大
きくなるのを防止している。この時爪の頂上部は多少突
出するか、あるいは多少引き込ませてもよいものであ
る。
ぞれ一対の弾性脚392によってガイド39に連結され
ており、弾性脚392は略L字状をしている。この時弾
性脚392の弾性支点396が一対の肌当て部材391
のはぼ中央付近にくるように設けてあって、肌当て部材
391が脱毛装置の肌への押し付け方向に対し出没可能
で且つ脱毛装置の作業方向(進行方向)に対して移動可
能である。
31Bと肌当て部材391との間に誤って肌3を挟んで
しまった際、固定爪31Bと肌当て部材391との間の
距離を拡げる方向に弾性脚392が弾性変化をし、挟ん
だ肌3の衝撃をやわらげる動作を行うものである。な
お、本発明において肌当て部材391はトリマを設けて
もよいものである。
示す図であって、図16(a)は外力が加わっていない
静止状態を示し、図16(b)は落下衝撃等でフレーム
38内部へ整毛コーム394が入り込んだ状態を示し、
図16(c)は本体1を進行した場合進行方向(図16
において矢印ロで示す)の前方側の整毛コーム394が
脱毛手段側に接近して肌3を伸ばしている状態を示し、
図16(d)は肌3への押し付け時に肌3の挟み込みを
解除するように整毛コーム394が離反方向(矢印イ方
向)に移動した状態をそれぞれ示している。この図16
(d)において矢印ロは本体1の進行方向を示してい
る。
a、5bには係合溝部5b1が設けてあり、この係合溝
部5a1にゴムリング99a、99bをはめ込み係合
し、このゴムリング99a、99bのねじ孔にねじ10
0aを挿入し、ハウジング10に設けたねじ孔を有する
ボス101のねじ孔にねじ100aを螺合して固着する
ことで、基体カバー5a、5bを固着した基体5がゴム
リング99a、99bを介してハウジング10に浮いた
状態で弾性的に支持されることになる。このように基体
5をゴムリング99a、99bの弾性支持によってフロ
ートさせることで肌3への追従が良く、肌当たりのよい
ものにしている。この場合、前記のゴムリング99a、
99bのかわりに基体カバー5a、5bの成形の際に弾
性を有する支持部を一体に形成し、この基体カバー5
a、5bに一体に形成した弾性を有する支持部部分をハ
ウジング10に固着具により固着して基体5をハウジン
グ10に対してフロート状態で弾性的に支持するように
してもよいものである。
の回動で図9(a)に示す可動爪32と固定爪31Bと
の間の隙間に導入された毛9は確動カム17の半回転に
よりローラ801、802を介して軸方向に移動し、開
閉レバー35、36を介して可動爪32を揺動させて図
9(a)に示すように毛9を挟持し、引き抜くようにな
っている。
動カム17の半回転により開閉レバー35、36を前記
と反対方向に移動させ、可動爪32を反対方向に揺動
し、毛9を挟持して引き抜くようになっている。このよ
うに一回毎の回動で一つ置きの固定爪31Bの両側を可
動爪32で押圧して挟持して毛9を引き抜くものであ
る。図9(b)においてLは脱毛有効幅を示している。
7乃至図21には本発明の使用時の動作図を示してい
る。まず、図17の状態において矢印方向に脱毛装置を
移動すると、毛9の生え方向から毛が導入されることに
なって毛9を寝かせず導入できて導入効率が良くなって
いる。図17の状態は爪が開の状態であり(つまり可動
爪32と固定爪31Bとは挟持されない状態であり)、
毛9を導入するための隙間70と反対側の爪間に多少の
すきまがあってもよい。そして、図18のように寝た毛
9をガイド39で起こして毛9を隙間70に導入するた
めの整毛をし、毛9の根元部分を挟持しやすくする。こ
のようにして毛の根元部分を挟持することで毛抜きの際
の痛みを少なくしている。更に脱毛装置を矢印の方向に
移動し、図19に示すように回動基台33に支持してい
る固定爪31B、可動爪32が回動基台33の回動で肌
に対向する位置に回動して隙間70に毛9が導入される
とともに可動爪32が揺動して隙間70に導入された毛
9を回動爪32の一端部の挟持部と固定爪31Bの先端
の挟持部とで挟持する。
端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで挟持し
た状態で回動基台33が回動して毛9を毛生え方向に引
き抜くものであり、このようにすることで、毛穴、角質
等を破壊しないで(つまり肌を傷つけないで)毛抜きが
できる。図21の状態で可動爪32が開いて毛9を離
す。この毛9を離す位置に脱毛収納ケース(図示せず)
を設けれおくと毛9を収納することができる。
(b)、図20(b)、図21(b)はそれぞれ上記各
段階における可動爪32と固定爪31Bと隙間70と毛
9との関係を示している。ここで、図17(b)、図1
8(b)、図19(b)、図20(b)、図21(b)
の実線で示す可動爪32は回動基台33の1回目の回動
時の動作を示し、破線で示す可動爪32は回動基台33
の2回目の回動時の動作を示している。
図19(b)、図20(b)、図21(b)で示す可動
爪32の回動基台33の1回目の動作と2回目の動作位
置とそれに対応した確動カム溝171、172との関係
を示す図を図22に示している。すなわち、この図22
において、確動カム溝171の各部の上方に対応して上
記図17(b)、図18(b)、図19(b)、図20
(b)、図21(b)で示す可動爪32の回動基台33
の1回目の動作と2回目の動作時の各位置を図示してい
る。ここで図22において実線が回動基台33の1回目
の回動時にこま66a、66bが確動カム溝171、1
72を移動している経路を示し、破線が回動基台33の
2回目の回動時にこま66a、66bが確動カム溝17
1、172を移動している経路を示している。そして、
この1回目の実線の経路をこま66a、66bが移動す
る際に上段の実線のように可動爪32が動作し、2回目
の破線の経路をこま66a、66bが移動する際に上段
の破線のように可動爪32が動作するのである。
の先端部に設けたフレーム内に複数枚の爪を並設して該
爪を毛を挟持するために軸方向に周期的に開閉し且つ毛
を引き抜くために爪を回動するように構成して脱毛手段
を形成し、脱毛手段の少なくとも一側に肌当て部材を設
け、肌当て部材を本体の進行方向で脱毛手段に対して距
離を可変に本体又はフレームに弾性的に支持するので、
毛を爪で挟持して回動することで毛を引き抜く時、脱毛
手段近くで肌押さえを行って肌を伸ばしながら毛を引き
抜くことができるものであって、この結果肌ざわりを良
くして爪を回動して毛を引き抜く際の脱毛刺激が少な
く、また爪が回動するものであるにもかかわらず肌を挟
むことがなく、使い勝手がよく爪の回動によって肌から
毛を引抜くことができる脱毛装置を提供できるものであ
る。
は本体の進行方向に移動可能とすることで更に肌接触が
良くなり、脱毛の刺激を少なくすして肌を挟むことを防
止することができ、いっそう使い勝手が良くなるもので
ある。また、L字状の弾性脚を設けることで、肌当て部
材を肌に対して上下方向又は本体の進行方向に移動可能
とする構成にできるものである。また、肌当て部材を櫛
で形成した場合には毛を整毛して脱毛手段への導入を良
くすることができき、いっそう使い勝手が良くなるもの
である。
場合には毛を短く整え、脱毛手段への導入を良くして毛
の根元部を挟持できるので刺激を少なくすることができ
るものである。また、肌当て部材をフレームに一体に形
成すると部品点数を少なくして構造を簡単にできるもの
である。
能に構成すると肌への押し付けによる肌への刺激及び落
下等の衝撃による肌当て部材の破損を防止できる。
れぞれ異なる例の斜視図である。
した状態の断面図である。
る固定爪及び端部固定爪に作用する力を示す説明図であ
る。
の交差部を移動している状態を示す説明図である。
視図である。
変形を示す説明図である。
(a)は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙
間、毛の相互の関係を示す説明図である。
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
れぞれの回動時における固定爪、可動爪、隙間、毛の相
互の位置関係と、確動カム溝との関係を示す説明図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 本体の先端部に設けたフレーム内に複数
枚の爪を並設して該爪を毛を挟持するために軸方向に周
期的に開閉し且つ毛を引き抜くために爪を回動するよう
に構成して脱毛手段を形成し、脱毛手段の少なくとも一
側に肌当て部材を設け、肌当て部材を本体の進行方向で
脱毛手段に対して距離を可変に本体又はフレームに弾性
的に支持して成ることを特徴とする脱毛装置。 - 【請求項2】 肌当て部材が肌に対して上下方向又は本
体の進行方向に移動可能として成ることを特徴とする請
求項1記載の脱毛装置。 - 【請求項3】 肌当て部材を肌に対して上下方向又は本
体の進行方向に移動可能とするためのL字状の弾性脚を
設けて成ることを特徴とする請求項2記載の脱毛装置。 - 【請求項4】 肌当て部材を櫛で形成して成ることを特
徴とする請求項1記載の脱毛装置。 - 【請求項5】 肌当て部材をトリマーで形成して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。 - 【請求項6】 肌当て部材をフレームに一体に形成して
成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。 - 【請求項7】 肌当て部材をフレームに出没可能に構成
して成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34043691A JP3261149B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 脱毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34043691A JP3261149B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 脱毛装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168523A JPH05168523A (ja) | 1993-07-02 |
JP3261149B2 true JP3261149B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=18336946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34043691A Expired - Lifetime JP3261149B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 脱毛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19521585A1 (de) | 1995-06-14 | 1996-12-19 | Braun Ag | Gerät zum Auszupfen von Haaren der menschlichen Haut |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP34043691A patent/JP3261149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05168523A (ja) | 1993-07-02 |
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