JP3162029B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP3162029B2
JP3162029B2 JP36108398A JP36108398A JP3162029B2 JP 3162029 B2 JP3162029 B2 JP 3162029B2 JP 36108398 A JP36108398 A JP 36108398A JP 36108398 A JP36108398 A JP 36108398A JP 3162029 B2 JP3162029 B2 JP 3162029B2
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重左エ門 岩崎
正雄 棚橋
秀一 末吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】肌の凹凸部、例えば骨部のようなところ
に生えている毛を脱毛する場合、使用者が脱毛器具の肌
への押付け力を自ら可変させ肌面に器具を追従させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
使用者が押付け力を可変にして器具を肌面に当てる場
合、以下の理由により肌当たりが悪いものであった。す
なわち、このような凹凸部では肌への押付け力が平面部
のように均等な押付け力にならず、押し付けすぎて肌当
たりが悪くなったり、また刺激が大きくなったりする場
合があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、肌のどの部位でも器具の肌への追従性がよく、ま
た、駆動部の騒音、振動の小さい脱毛装置を提供するこ
とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る脱毛装置は、手でつかめるハウジング
と、このハウジング内に、モータと脱毛用の爪を軸方向
に並設した可動可能な基台と、基台を駆動するための駆
動装置を持った脱毛装置において、機械的に作動される
モータ、駆動装置及び基台等の構造部品がこれらを収容
する基体と共にハウジング内に保持され、この基体とハ
ウジングとの間の結合個所に弾性体が設けられているこ
とを特徴とするものである。このように機械的に作動さ
れるモータ、駆動装置及び基台等の構造部品がこれらを
収容する基体と共にハウジング内に保持され、この基体
とハウジングとの間の結合個所に弾性体が設けてあるの
で、肌への追従性がよく、肌当たりの良いものにするこ
とができ、また、伝動装置の振動をハウジングへ伝搬す
ることがないために、騒音、振動を小さくすることがで
きるようになった。
【0006】また、モータ、駆動装置及び基台がハウジ
ングまたはフレームに対してフロート自在に構成してな
ることが好ましい。このような構成とすることで、更に
肌当たりを良いものにし、追従性を良くすることができ
るために効率的な脱毛をすることができる。
【0007】また、モータ、駆動装置及び基台が基体に
より結合され、基体が略中央においてハウジングに結合
されていることが好ましい。このような構成とすること
で、ハウジングへの振動伝搬が少なくなり、駆動音を小
さくすることができる。
【0008】また、基体及びハウジングにそれぞれ支持
個所および対応した保持手段が設けられていることが好
ましい。このような構成とすることで、組み立て性を容
易にすることができる。
【0009】また、弾性体が基体に取り付けられている
ことが好ましい。このような構成とすることで、更に組
み立て性を容易にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図19に基づいて説明する。図1乃至図19に示す実
施形態の脱毛装置は以下のような構成となっている。す
なわち、本体1は二つ割りのハウジング10内にモータ
11を内蔵した基体5を内装し、電源ジャック14とス
イッチ15を設けて構成してある。基体5はモータ収納
部51にモータ11をはめ込んで収納し、モータ11の
出力軸に設けたピニオン12に中間歯車13がかみ合っ
ている。ここで、中間歯車13にギア131が一体に形
成してある。基体5には確動カム収納凹部52が設けて
あって、確動カム17に一体に形成された軸16が基体
5を貫通して回転自在に取付けられており、確動カム1
7は上記確動カム収納凹部52内に収納してある。ここ
で、確動カム17の両端部と確動カム収納凹部52内の
両内側壁との間には僅かな隙間が形成してあって遊びを
持たせてある。軸16の一端にはギア132が固着して
あって、ギア132は中間ギア13に一体に設けたギア
131とかみ合っており、モータ11の回転をピニオン
12、中間歯車13を介してギア132へ回転を伝達し
て該ギア132と一体回転する軸16を介して固着した
確動カム17を回転するようになっている。
【0011】確動カム17の他端部には偏芯軸19が偏
芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが取付
けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自在に
取付けられたギア81に圧入固定されたピン83によっ
て取付けられ、確動カム17が回転し、偏芯軸19が回
転することで、リンク8aによって軸82を中心にギア
81が往復動するようになっている。
【0012】基台を構成する回動基台33は軸34によ
り基体カバー5bと基体カバー5aとに回動自在に取付
けてある。この場合、軸34は基体カバー5bと基体カ
バー5aに固定し、回動基台33に固定された軸受け3
3a、33bに遊挿する。フレーム38はフック381
によりハウジング10に設けた取付台91に着脱自在に
取付けてあり、フック381に設けた押釦をばね389
に抗して押すことでフック381による係止を解除でき
るようにしてある。回動基台33には前述の実施例と同
様に長穴336が設けてあり、長穴336の両側に所定
間隔を隔てて係止溝332が設けてある。可動爪32は
一端部が毛の挟持部となっており、両側の突片部が支点
部325となっており、また、支点部325が係止溝3
32に回動の支点となるように差し込んである。回動基
台33の一端部にはギア334が設けてあり、ギア81
にかみ合っていて、ギア81の往復回動によって回動基
台33を往復回動するようになっている。
【0013】開閉手段を構成する開閉レバー35、36
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図7
(a)、図7(b)に示すような2種類の可動爪32で
毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329に
それぞれ係合して固定爪31Bに対して支点部325を
支点として毛を挟持するために押圧するための力点とな
っている。
【0014】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0015】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。
【0016】図4に示すように、確動カム17は円筒状
をしていて外周面の両側にX形状に交差する交差部を持
つ2条の確動カム溝171、172が設けてある。この
確動カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行
している。基体5の確動カム収納凹部52を設けた部分
の上面には支持板85がねじ86で固定され、支持板8
5が図3のようにねじ86で固定され、支持板85には
開閉カム63、73の円柱部63a、73aが貫通する
防塵板64を設けている。ここで防塵板64の孔に開閉
カム63、73の円柱部63a、73aを貫通させて防
塵板64の孔の縁を円柱部63a、73aに弾接するこ
とで毛屑が内部に侵入するのが防止されるようになって
いる。開閉カム63、73は基体5に圧入固定された揺
動軸62、72により回動自在に軸支してあり、また、
開閉カム63、73の上面部の上記揺動軸62、72か
ら偏心した位置に軸631、731の下部を圧入固定し
てあり、この軸631、731の上部にローラ356、
366を回動自在に取付けてある。ローラ356、36
6は開閉レバー35、36の円弧溝353、363に係
合して摺動自在に連結してある。また、開閉カム63、
73から側方に突部を設けてあり、この突部に設けた軸
孔632、732にこま66a、66bの上部の軸66
1が回転自在に取付けてある。ここで、軸611、71
1の位置とこま66a、66bの軸支位置とは開閉カム
63、73の揺動軸62、72を中心にして互いに反対
方向に位置している。
【0017】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。
【0018】脱毛ブロック2は図5に示すようにフレー
ム38と、フレーム38内に回動自在に配置された爪支
持部材である回動基台33と、回動基台33に対し所定
間隔を保つように移動不能に取付けられた固定爪31B
と、これらの固定爪31B間に並設されて支点部325
を回動基台33の係止溝332に揺動自在に支持された
可動爪32と、最外端両側の可動爪32の外側に設けた
端部固定爪31Aと、可動爪32を可動するための開閉
レバー35、36と、ガイド39で構成してある。そし
て、本発明において、回動基台33に並設する爪は上記
のように回動基台33とともに回動するもので、回動基
台33に対して動かない固定爪31Bと、回動基台33
とともに回動し且つ回動基台33に対して揺動自在とな
った可動爪32とで構成してある。ここで回動基台33
と固定爪31Bは一体で形成して安価に構成している
が、別部材であってもよいものである。また、固定爪3
1Bは外周端部が毛の挟持部となっている。また、最外
端両側の可動爪32の外側に設けた端部固定爪31Aは
添付図面に示す実施例では回動基台33に一体に形成し
てある。そしてこの端部固定爪31A部分は肉厚となっ
ており、固定爪31Bよりも剛性が高くなっており、落
下等による衝撃が加わった場合に両端部の剛性の高い端
部固定爪31Aにより可動爪32及び薄肉の剛性の低い
固定爪31Bの変形や破損を防止することができるよう
になっている。
【0019】90は軸受けであり、基台5に圧入固定し
てある。また、図6において67は脱毛装置の上部に被
嵌自在としたキャップであり、68は給電用のアダプタ
ーである。
【0020】次に上記実施例において毛を周期的に挟む
開閉手段の揺動伝達につき詳述する。図11、図12に
示すように確動カム溝171、172に摺動自在に係合
しているこま66a、66bは下部に設けた係合部66
2が溝方向に長辺をもつ略楕円状の断面をし且つ係合部
662の両側に凹部663を形成しており、確動カム溝
171、172になめらかに摺動するようにしてあり、
こま66a、66bの軸661はすでに述べたように開
閉カム63、73から側方に設けた突部の軸孔632、
732に回転自在に挿入してあり、また、基体5に圧入
固定された揺動軸62、72に開閉カム63、73が回
動自在に軸支してあり、また、開閉カム63、73の上
面部の上記揺動軸62、72から偏心した位置にローラ
356、366を回転自在に取付けた軸631、731
の下部を圧入固定してあるので、確動カム17を回転し
てこま66a、66bが確動カム溝171、172を係
合しながら移動することで開閉カム63、73が揺動軸
62、72を中心に往復揺動し、この開閉カム63、7
3の往復揺動によりローラ356、366が往復揺動
し、このローラ356、366が開閉レバー35、36
の円弧溝353、363に係合して摺動することで開閉
レバー35、36に往復動が伝達されるものである。こ
の時、図13における支点間距離はL2<L1として伝達
力を増大している。また、ローラ356、366と開閉
レバー35、36の円弧溝353、363及びこま66
a、66bと確動カム溝171、172とは係合面が開
閉カム63、73の回動中常に面していてこじることが
ないようになっている。
【0021】確動カム17の確動カム溝171、172
の展開図が図9に示してある。ここで、本実施例におい
ては図1、図8に示すようにギア132の一回転毎に回
動基台33も一回動するようになっていて、この時すで
に述べたように図11、図12に示すように移動方向が
長辺となる略楕円形状をし且つ交差部をスムーズに屈曲
するための凹部663を側面に形成したこま66a、6
6bが交差部をもつ確動カム溝171、172を交差し
ながら移動するため(図11にこま66a、66bが交
差部を交差しながら移動している状態を示している。図
11において矢印は確動カム17の回転方向を示してい
る。)、可動爪32が確動カム17の一回転毎に反対方
向に揺動するようになっていて、確動カム溝171、1
72間が最も広がった場合と、最も狭くなった場合との
2か所において可動爪32の端部と一つ置きの固定爪3
1Bの両側面で交互に挟持し、固定爪31Bの両側の端
部の挟持部に当たって挟持するように設定してある。そ
して、一回毎に肌3面の毛の略半分を越える位置の脱毛
を行うことで、脱毛有効部を可動爪32の厚み分と交差
部分を交互に補い、脱毛効果を更に上げるようになって
いる。図10(a)、(b)はそれぞれ回動基台33の
一回毎の挟持配列を示しており、同図においてFは可動
爪32による押圧力を示している。
【0022】次に、上記実施例の動作につき説明する。
図14乃至図18には本発明の使用時の動作図を示して
いる。まず、図14の状態において矢印方向に脱毛装置
を移動すると、毛9の生え方向から毛が導入されること
になって毛9を寝かせず導入できて導入効率が良くなっ
ている。図14の状態は爪が開の状態であり(つまり可
動爪32と固定爪31Bとは挟持されない状態であ
り)、毛9を導入するための隙間70と反対側の爪間に
多少のすきまがあってもよい。そして、図15のように
寝た毛9をガイド39で起こして毛9を隙間70に導入
するための整毛をし、毛9の根元部分を挟持しやすくす
る。このようにして毛の根元部分を挟持することで毛抜
きの際の痛みを少なくしている。更に脱毛装置を矢印の
方向に移動し、図16に示すように回動基台33に支持
している固定爪31B、可動爪32が回動基台33の回
動で肌に対向する位置に回動して隙間70に毛9が導入
されるとともに可動爪32が揺動して隙間70に導入さ
れた毛9を回動爪32の一端部の挟持部と固定爪31B
の先端の挟持部とで挟持する。
【0023】次に図17のように毛9を回動爪32の一
端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで挟持し
た状態で回動基台33が回動して毛9を毛生え方向に引
き抜くものであり、このようにすることで、毛穴、角質
等を破壊しないで(つまり肌を傷つけないで)毛抜きが
できる。
【0024】図18の状態で可動爪32が開いて毛9を
離す。この毛9を離す位置に脱毛収納ケース(図示せ
ず)を設けておくと、離した毛を収納することができ
る。
【0025】図14(b)、図15(b)、図16
(b)、図17(b)、図18(b)はそれぞれ上記各
段階における可動爪32と固定爪31Bと隙間70と毛
9との関係を示している。ここで、図14(b)、図1
5(b)、図16(b)、図17(b)、図18(b)
の実線で示す可動爪32は回動基台33の1回目の回動
時の動作を示し、破線で示す可動爪32は回動基台33
の2回目の回動時の動作を示している。
【0026】また、上記図14(b)、図15(b)、
図16(b)、図17(b)、図18(b)で示す可動
爪32の回動基台33の1回目の動作と2回目の動作位
置とそれに対応した確動カム溝171、172との関係
を示す図を図19に示している。すなわち、この図19
において、確動カム溝171の各部の上方に対応して上
記図14(b)、図15(b)、図16(b)、図17
(b)、図18(b)で示す可動爪32の回動基台33
の1回目の動作と2回目の動作時の各位置を図示してい
る。ここで図19において実線が回動基台33の1回目
の回動時にこま66a、66bが確動カム溝171、1
72を移動している経路を示し、破線が回動基台33の
2回目の回動時にこま66a、66bが確動カム溝17
1、172を移動している経路を示している。そして、
この1回目の実線の経路をこま66a、66bが移動す
る際に上段の実線のように可動爪32が動作し、2回目
の破線の経路をこま66a、66bが移動する際に上段
の破線のように可動爪32が動作するのである。
【0027】なお、図4に示すように基体カバー5a、
5bには基体5側の支持個所を構成する係合溝部5b1
が設けてあり、この係合溝部5b1にゴムリング99
a、99bをはめ込み係合し、このゴムリング99a、
99bのねじ孔にねじ100aを挿入し、ハウジング1
0に設けたハウジング10側の保持手段を構成するねじ
孔を有するボス101のねじ孔にねじ100aを螺合し
て固着することで、基体カバー5a、5bを固着した基
体5がゴムリング99a、99bを介してハウジング1
0に浮いた状態で弾性的に支持されることになる。この
ように基体5をゴムリング99a、99bの弾性支持に
よってフロートさせることで肌3への追従が良く、肌当
たりのよいものにしている。この場合、前記のゴムリン
グ99a、99bのかわりに基体カバー5a、5bの成
形の際に弾性を有する支持部を一体に形成し、この基体
カバー5a、5bに一体に形成した弾性を有する支持部
部分をハウジング10に固着具により固着して基体5を
ハウジング10に対してフロート状態で弾性的に支持す
るようにしてもよいものである。
【0028】ところで、図5に示すようにフレーム38
に係合固定されるガイド39の後方側にはL字状をした
弾性脚3912を介して軸3911によりローラ399
が回転自在に取付けられている。また、ガイド39の前
方側には別のL字状をした弾性脚3912を介してガイ
ド部となるコーム391が設けてある。
【0029】
【発明の効果】上記の請求項1記載の本発明にあって
は、手でつかめるハウジングと、このハウジング内に、
モータと脱毛用の爪を軸方向に並設した可動可能な基台
と、基台を駆動するための駆動装置を持った脱毛装置に
おいて、機械的に作動されるモータ、駆動装置及び基台
等の構造部品がこれらを収容する基体と共にハウジング
内に保持され、この基体とハウジングとの間の結合個所
に弾性体が設けられているので、肌への追従性が良く、
肌当たりの良いものとすることができ、また、伝動装置
の振動をハウジングへ伝搬することがないために、騒
音、振動を小さくすることができるものである。
【0030】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、モータ、駆動装
置及び基台がハウジングまたはフレームに対してフロー
ト自在に構成してあるので、更に肌当たりを良いものに
し、追従性を良くすることができるために効率的な脱毛
をすることができるものである。
【0031】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、モータ、駆動装
置及び基台が基体により結合され、基体が略中央におい
てハウジングに結合されているので、ハウジングへの振
動伝搬が少なくなり、駆動音を小さくすることができる
ものである。
【0032】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、
基体及びハウジングにそれぞれ支持個所および対応した
保持手段が設けられているので、組み立て性を容易にす
ることができるものである。
【0033】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、弾性体が基体に取り付けられているので、組
み立て性を容易にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の断面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図1のYーY線断面図である。
【図4】同上の本体の分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図6】同上の全体を示す斜視図である。
【図7】(a)(b)は可動爪の異なる例を示す斜視図
である。
【図8】同上の図1の状態から回動爪を反対方向に移動
した状態の断面図である。
【図9】同上の確動カムの展開図である。
【図10】(a)(b)は同上の可動爪の移動時におけ
る固定爪及び端部固定爪に作用する力を示す説明図であ
る。
【図11】(a)乃至(f)は同上のこまが確動カム溝
の交差部を移動している状態を示す説明図である。
【図12】同上のこまの斜視図である。
【図13】同上の開閉カム部分の分解斜視図である。
【図14】本発明の動作を説明するための図面で、
(a)は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙
間、毛の相互の関係を示す説明図である。
【図15】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図16】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図17】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図18】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図19】同上の回動基台の第1回目及び第2回目のそ
れぞれの回動時における固定爪、可動爪、隙間、毛の相
互の位置関係と、確動カム溝との関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
5 基体 10 ハウジング 11 モータ 31B 固定爪 32 可動爪 33 基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−119259(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00 B26B 19/04 B26B 19/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手でつかめるハウジングと、このハウジ
    ング内に、モータと脱毛用の爪を軸方向に並設した可動
    可能な基台と、基台を駆動するための駆動装置を持った
    脱毛装置において、機械的に作動されるモータ、駆動装
    置及び基台等の構造部品がこれらを収容する基体と共に
    ハウジング内に保持され、この基体とハウジングとの間
    の結合個所に弾性体が設けられていることを特徴とする
    脱毛装置。
  2. 【請求項2】 モータ、駆動装置及び基台がハウジング
    またはフレームに対してフロート自在に構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 モータ、駆動装置及び基台が基体により
    結合され、基体が略中央においてハウジングに結合され
    ていることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 基体及びハウジングにそれぞれ支持個所
    および対応した保持手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】 弾性体が基体に取り付けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    脱毛装置。
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