JP3157885B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP3157885B2
JP3157885B2 JP34046991A JP34046991A JP3157885B2 JP 3157885 B2 JP3157885 B2 JP 3157885B2 JP 34046991 A JP34046991 A JP 34046991A JP 34046991 A JP34046991 A JP 34046991A JP 3157885 B2 JP3157885 B2 JP 3157885B2
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重左エ門 岩崎
秀一 末吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などの目的のため
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置としては、ヨーロッパ
特許0328426号明細書に示されているように、円
板状の複数枚の回転爪を備えて、これら回転爪が回転す
る時、回転軸方向に往復動を行うレバーで可動爪を回転
軸方向に揺動させ、回転爪を開閉させるようにしたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の脱毛装置にあっては以下の理由で使い勝手が悪くて持
ちにくいものであった。すなわち、脱毛のために作業の
方向性(爪を開いた状態で進行方向に向かって回動又は
回転して爪の間に毛を導入する方向)がありながら、人
により本体の進行方向と反対に使用すると、脱毛むらが
発生するという問題があった。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、持ちや
すく、脱毛むらのない、使い勝手のよい脱毛装置を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するため、本発明の脱毛装置は、複数枚の爪を並設
し、毛を挟持するために軸方向に周期的に開閉し且つ毛
を引き抜くために爪を回動又は回転又は往復動する脱毛
手段を本体先端部に設け、本体の先端部の先端面に脱毛
手段を露出させ、この本体を先端部に対して屈曲傾斜さ
せ、本体の屈曲傾斜を本体の先端部の先端面に露出させ
た脱毛手段の毛導入側に対して傾斜させて成ることを特
徴とするものである。
【0006】また、脱毛装置の重心を、脱毛手段の中心
を通り肌面に直交する面に対して毛の導入側にずらして
もよい。また、本体の屈曲部で握り部を形成するのが好
ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、複数枚の爪を並設し、毛を挟
持するために軸方向に周期的に開閉し且つ毛を引き抜く
ために爪を回動又は回転又は往復動する脱毛手段を本体
先端部に設け、本体の先端部の先端面に脱毛手段を露出
させ、この本体を先端部に対して屈曲傾斜させ、本体の
屈曲傾斜を本体の先端部の先端面に露出させた脱毛手段
の毛導入側に対して傾斜させた構成とすることで、手で
持ちやすく、肌の凹凸に追従し易く、また、肌に引っ掛
かることがないようにできたものである。
【0008】また、脱毛装置の重心を、脱毛手段の中心
を通り肌面に直交する面に対して毛の導入側にずらすこ
とで、更に肌に追従しやすくなったものである。また、
本体の屈曲部で握り部を形成することで、握りやすくな
ったものである。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図14に示す実施例の脱毛装置は
以下のような構成となっている。すなわち、本体1は二
つ割りのハウジング10内にモータ11を内蔵した基体
5を内装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて
構成してある。基体5はモータ収納部51にモータ11
をはめ込んで収納し、モータ11の出力軸に設けたピニ
オン12に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中
間歯車13にギア131が一体に形成してある。基体5
には確動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム1
7に一体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自
在に取付けられており、確動カム17は上記確動カム収
納凹部52内に収納してある。ここで、確動カム17の
両端部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には
僅かな隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸1
6の一端にはギア132が固着してあって、ギア132
は中間ギア13に一体に設けたギア131とかみ合って
おり、モータ11の回転をピニオン12、中間歯車13
を介してギア132へ回転を伝達して該ギア132と一
体回転する軸16を介して固着した確動カム17を回転
するようになっている。
【0010】確動カム17の他端部には偏芯軸19が偏
芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが取付
けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自在に
取付けられたギア81に圧入固定されたピン83によっ
て取付けられ、確動カム17が回転し、偏芯軸19が回
転することで、リンク8aによって軸82を中心にギア
81が往復動するようになっている。
【0011】回動基台33は軸34により基体カバー5
bと基体カバー5aとに回動自在に取付けてある。この
場合、軸34は基体カバー5bと基体カバー5aに固定
し、回動基台33に固定された軸受け33a、33bに
遊挿する。フレーム38はフック381によりハウジン
グ10に設けた取付台91に着脱自在に取付けてあり、
フック381に設けた押釦をばね389に抗して押すこ
とでフック381による係止を解除できるようにしてあ
る。回動基台33には図6に示すように長穴336が設
けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔てて係止溝
332が設けてある。可動爪32は一端部が毛の挟持部
となっており、両側の突片部が支点部325となってお
り、また、支点部325が係止溝332に回動の支点と
なるように差し込んである。回動基台33の一端部には
ギア334が設けてあり、ギア81にかみ合っていて、
ギア81の往復回動によって回動基台33を往復回動す
るようになっている。
【0012】開閉手段を構成する開閉レバー35、36
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図7
(a)、図7(b)に示すような2種類の可動爪32で
毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329に
それぞれ係合して固定爪31Bに対して支点部325を
支点として毛を挟持するために押圧するための力点とな
っている。
【0013】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0014】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図4に示すように、確動カム17は円筒状をし
ていて外周面の両側にX形状に交差する交差部を持つ2
条の確動カム溝171、172が設けてある。この確動
カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行して
いる。基体5の確動カム収納凹部52を設けた部分の上
面には支持板85がねじ86で固定され、支持板85が
図3に示すようにねじ86で固定され、支持板85には
開閉カム63、73の円柱部63a、73aが貫通する
防塵板64を設けている。ここで防塵板64の孔に開閉
カム63、73の円柱部63a、73aを貫通させて防
塵板64の孔の縁を円柱部63a、73aに弾接するこ
とで毛屑が内部に侵入するのが防止されるようになって
いる。開閉カム63、73は基体5に圧入固定された揺
動軸62、72により回動自在に軸支してあり、また、
開閉カム63、73の上面部の上記揺動軸62、72か
ら偏心した位置に軸631、731の下部を圧入固定し
てあり、この軸631、731の上部にローラ356、
366を回動自在に取付けてある。ローラ356、36
6は開閉レバー35、36の円弧溝353、363に係
合して摺動自在に連結してある。また、開閉カム63、
73から側方に突部を設けてあり、この突部に設けた軸
孔632、732にこま66a、66bの上部の軸66
1が回転自在に取付けてある。ここで、軸611、71
1の位置とこま66a、66bの軸支位置とは開閉カム
63、73の揺動軸62、72を中心にして互いに反対
方向に位置している。
【0015】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛手段2は図5に示
すようにフレーム38と、フレーム38内に回動自在に
配置された爪支持部材である回動基台33と、回動基台
33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付けられ
た固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並設され
て支点部325を回動基台33の係止溝332に揺動自
在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動爪32
の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32を可動
するための開閉レバー35、36と、ガイド39で構成
してある。そして、本発明において、回動基台33に並
設する爪は上記のように回動基台33とともに回動する
もので、回動基台33に対して動かない固定爪31B
と、回動基台33とともに回動し且つ回動基台33に対
して揺動自在となった可動爪32とで構成してある。図
6に示す実施例では回動基台33と固定爪31Bは一体
で形成して安価に構成しているが、別部材であってもよ
いものである。また、固定爪31Bは外周端部が毛の挟
持部となっている。また、最外端両側の可動爪32の外
側に設けた端部固定爪31Aは添付図面に示す実施例で
は回動基台33に一体に形成してある。そしてこの端部
固定爪31A部分は肉厚となっており、固定爪31Bよ
りも剛性が高くなっており、落下等による衝撃が加わっ
た場合に両端部の剛性の高い端部固定爪31Aにより可
動爪32及び薄肉の剛性の低い固定爪31Bの変形や破
損を防止することができるようになっている。
【0016】また、本発明においては、脱毛手段2を備
えたフレーム38を本体1を構成するハウジング10に
取付けた場合、図1、図2等に示すように脱毛手段2は
本体1の先端部の先端面に露出するものであり、また、
図2に示すように本体1はその先端部に対して図2、図
15に示すように角度θだけ傾斜するようになってい
る。すなわち、本体1は本体1の脱毛手段2側の先端部
屈曲傾斜しており、しかもその屈曲傾斜は先端部の先
端面に露出した脱毛手段2の毛の導入方向側に向けて屈
曲傾斜している。ここで、図15に示すように脱毛装置
の重心Gは脱毛手段2の中心を通り肌3面に直交する面
に対して毛の導入側にずらしてある。そして、使用に当
たっては図15、図16に示すように手25で本体1を
持って本体1を矢印ロ方向に移動させるものである。こ
の場合、図15、図16に示すように本体1の進行方向
(矢印ロで示す)に本体1が傾斜するようにハウジング
10を屈曲させてそのハウジング10の屈曲傾斜の交点
101、102に指当て部を形成し、この本体1の屈曲
部を手の握り部とすることができるようになっている。
指当て部はハウジング10をアーチ状に凸出して形成
し、持ちやすく、脱毛作業がし易くなっている。ところ
で、本体1を把持する際、通常の持ちかたであれば図1
5、図16のように屈曲部の内側に親指がくると共に屈
曲部の外側にその他の指がくるか、又は、本体1後端部
側を手の平で包むように持つ(この場合、通常では傾斜
内側に親指、外側に他の指がくる)ものである。この状
態で、本体1を移動させると、親指が使用者に向かって
手前側となり、また、本体1後端部が使用者に向かって
傾斜することになり、本体1を手前側に引く方向に移動
させることになる。尚、ここで、反対に使用者から離れ
る方向に押すように移動させると、傾斜した本体1の後
端側が進行方向に倒れやすくなり、不安定である。した
がって、一般的には手前に引くように移動することにな
る。そして、手前に引くと、屈曲部の内側又は傾斜内側
の親指で本体を支えて、他の指で進行方向へ送ることに
なり、移動させやすく、本体1の傾きも一定して肌3と
の接触が安定し、脱毛むらがなく、また、毛の導入部が
使用者から目視しやすいものである。
【0017】ところで、上記のように脱毛装置の重心G
を脱毛手段2の中心を通り肌3面に直交する面に対して
毛の導入側にずらすと、本体1を肌3面に更にスムーズ
に動作させることができるものである。90は軸受けで
あり、基台5に圧入固定してある。また、図8において
67は脱毛装置の上部に被嵌自在としたキャップであ
り、68は給電用のアダプターである。
【0018】次に上記実施例において毛を周期的に挟む
開閉手段の揺動伝達につき詳述する。図12、図13に
示すように確動カム溝171、172に摺動自在に係合
しているこま66a、66bは下部に設けた係合部66
2が溝方向に長辺をもつ略楕円状の断面をし且つ係合部
662の両側に凹部663を形成しており、確動カム溝
171、172になめらかに摺動するようにしてあり、
こま66a、66bの軸661はすでに述べたように開
閉カム63、73から側方に設けた突部の軸孔632、
732に回転自在に挿入してあり、また、基体5に圧入
固定された揺動軸62、72に開閉カム63、73が回
動自在に軸支してあり、また、開閉カム63、73の上
面部の上記揺動軸62、72から偏心した位置にローラ
356、366を回転自在に取付けた軸631、731
の下部を圧入固定してあるので、確動カム17を回転し
てこま66a、66bが確動カム溝171、172を係
合しながら移動することで開閉カム63、73が揺動軸
62、72を中心に往復揺動し、この開閉カム63、7
3の往復揺動によりローラ356、366が往復揺動
し、このローラ356、366が開閉レバー35、36
の円弧溝353、363に係合して摺動することで開閉
レバー35、36に往復動が伝達されるものである。こ
の時、図13における支点間距離はL2 <L1 として伝
達力を増大している。また、ローラ356、366と開
閉レバー35、36の円弧溝353、363及びこま6
6a、66bと確動カム溝171、172とは係合面が
開閉カム63、73の回動中常に面していてこじること
がないようになっている。
【0019】確動カム17の確動カム溝171、172
の展開図が図10に示してある。ここで、本実施例にお
いては図1、図9に示すようにギア132の一回転毎に
回動基台33も一回動するようになっていて、この時す
でに述べたように図12、図13に示すように移動方向
が長辺となる略楕円形状をし且つ交差部をスムーズに屈
曲するための凹部663を側面に形成したこま66a、
66bが交差部をもつ確動カム溝171、172を交差
しながら移動するため(図12にこま66a、66bが
交差部を交差しながら移動している状態を示している。
図12において矢印は確動カム17の回転方向を示して
いる。)、可動爪32が確動カム17の一回転毎に反対
方向に揺動するようになっていて、確動カム溝171、
172間が最も広がった場合と、最も狭くなった場合と
の2か所において可動爪32の端部と一つ置きの固定爪
31Bの両側面で交互に挟持し、固定爪31Bの両側の
端部の挟持部に当たって挟持するように設定してある。
そして、一回毎に肌3面の毛の略半分を越える位置の脱
毛を行うことで、脱毛有効部を可動爪32の厚み分と交
差部分を交互に補い、脱毛効果を更に上げるようになっ
ている。図11(a)、(b)はそれぞれ回動基台33
の一回毎の挟持配列を示しており、同図においてFは可
動爪32による押圧力を示している。
【0020】次に、上記実施例の動作につき説明する。
図17乃至図21には本発明の使用時の動作図を示して
いる。まず、図17の状態において矢印方向に脱毛装置
を移動すると、毛9の生え方向から毛が導入されること
になって毛9を寝かせず導入できて導入効率が良くなっ
ている。図17の状態は爪が開の状態であり(つまり可
動爪32と固定爪31Bとは挟持されない状態であ
り)、毛9を導入するための隙間70と反対側の爪間に
多少のすきまがあってもよい。そして、図18のように
寝た毛9をガイド39で起こして毛9を隙間70に導入
するための整毛をし、毛9の根元部分を挟持しやすくす
る。このようにして毛の根元部分を挟持することで毛抜
きの際の痛みを少なくしている。更に脱毛装置を矢印の
方向に移動し、図19に示すように回動基台33に支持
している固定爪31B、可動爪32が回動基台33の回
動で肌に対向する位置に回動して隙間70に毛9が導入
されるとともに可動爪32が揺動して隙間70に導入さ
れた毛9を回動爪32の一端部の挟持部と固定爪31B
の先端の挟持部とで挟持する。
【0021】次に図20のように毛9を回動爪32の一
端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで挟持し
た状態で回動基台33が回動して毛9を毛生え方向に引
き抜くものであり、このようにすることで、毛穴、角質
等を破壊しないで(つまり肌を傷つけないで)毛抜きが
できる。図21の状態で可動爪32が開いて毛9を離
す。この毛9を離した位置に脱毛収納ケース(図示せ
ず)を設けておくと毛9が収納することができる。
【0022】図17(b)、図18(b)、図19
(b)、図20(b)、図21(b)はそれぞれ上記各
段階における可動爪32と固定爪31Bと隙間70と毛
9との関係を示している。ここで、図17(b)、図1
8(b)、図19(b)、図20(b)、図21(b)
の実線で示す可動爪32は回動基台33の1回目の回動
時の動作を示し、破線で示す可動爪32は回動基台33
の2回目の回動時の動作を示している。
【0023】また、上記図17(b)、図18(b)、
図19(b)、図20(b)、図21(b)で示す可動
爪32の回動基台33の1回目の動作と2回目の動作位
置とそれに対応した確動カム溝171、172との関係
を示す図を図22に示している。すなわち、この図20
において、確動カム溝171の各部の上方に対応して上
記図17(b)、図18(b)、図19(b)、図20
(b)、図21(b)で示す可動爪32の回動基台33
の1回目の動作と2回目の動作時の各位置を図示してい
る。ここで図22において実線が回動基台33の1回目
の回動時にこま66a、66bが確動カム溝171、1
72を移動している経路を示し、破線が回動基台33の
2回目の回動時にこま66a、66bが確動カム溝17
1、172を移動している経路を示している。そして、
この1回目の実線の経路をこま66a、66bが移動す
る際に上段の実線のように可動爪32が動作し、2回目
の破線の経路をこま66a、66bが移動する際に上段
の破線のように可動爪32が動作するのである。
【0024】なお、図4に示すように基体カバー5a、
5bには係合溝部5b1が設けてあり、この係合溝部5
a1にゴムリング99a、99bをはめ込み係合し、こ
のゴムリング99a、99bのねじ孔にねじ100aを
挿入し、ハウジング10に設けたねじ孔を有するボス1
01のねじ孔にねじ100aを螺合して固着すること
で、基体カバー5a、5bを固着した基体5がゴムリン
グ99a、99bを介してハウジング10に浮いた状態
で弾性的に支持されることになる。このように基体5を
ゴムリング99a、99bの弾性支持によってフロート
させることで肌3への追従が良く、肌当たりのよいもの
にしている。この場合、前記のゴムリング99a、99
bのかわりに基体カバー5a、5bの成形の際に弾性を
有する支持部を一体に形成し、この基体カバー5a、5
bに一体に形成した弾性を有する支持部部分をハウジン
グ10に固着具により固着して基体5をハウジング10
に対してフロート状態で弾性的に支持するようにしても
よいものである。
【0025】ところで、図5に示すようにフレーム38
に係合固定されるガイド39の後方側にはL字状をした
弾性脚3912を介して軸3911によりローラ399
が回転自在に取付けられている。また、ガイド39の前
方側には別のL字状をした弾性脚3912を介してガイ
ド部となるコーム391が設けてある。
【0026】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、本体
の先端部の先端面に脱毛手段を露出させ、この本体を先
端部に対して屈曲傾斜させ、本体の屈曲傾斜を本体の先
端部の先端面に露出させた脱毛手段の毛導入側に対して
傾斜させた構成としてあるので、手で持ちやすく、肌の
凹凸に追従し易く、また、肌に引っ掛かることがなく、
使い勝手がよくなるものである。また、傾斜させてある
ことで、本体の先端面に脱毛手段を露出させたものであ
るにもかかわらず手で持って使用する際に本体の進行方
向と毛の導入方向とを一致させるように向けることがで
きるものである。
【0027】また、脱毛装置の重心を、脱毛手段の中心
を通り肌面に直交する面に対して毛の導入側にずらすこ
とで、更に肌に追従しやすくなり、いっそう使用勝手が
良くなるものである。また、本体の屈曲部で握り部を形
成することで、握りやすくて使い勝手が良くなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図1のYーY線断面図である。
【図4】同上の本体の分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図6】同上の回動基台の斜視図である。
【図7】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)はそ
れぞれ異なる例の斜視図である。
【図8】同上の全体を示す斜視図である。
【図9】同上の図1の状態から回動爪を反対方向に移動
した状態の断面図である。
【図10】同上の確動カムの展開図である。
【図11】(a)(b)は同上の可動爪の移動時におけ
る固定爪及び端部固定爪に作用する力を示す説明図であ
る。
【図12】(a)乃至(f)は同上のこまが確動カム溝
の交差部を移動している状態を示す説明図である。
【図13】同上のこまの斜視図である。
【図14】同上の開閉カム部分の分解斜視図である。
【図15】同上の使用状態を示す説明図である。
【図16】同上の他の使用状態を示す説明図である。
【図17】本発明の動作を説明するための図面で、
(a)は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙
間、毛の相互の関係を示す説明図である。
【図18】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図19】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図20】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図21】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図22】同上の回動基台の第1回目及び第2回目のそ
れぞれの回動時における固定爪、可動爪、隙間、毛の相
互の位置関係と、確動カム溝との関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 脱毛手段 G 重心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−36857(JP,A) 特開 昭54−150256(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A46D 26/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の爪を並設し、毛を挟持するため
    に軸方向に周期的に開閉し且つ毛を引き抜くために爪を
    回動又は回転又は往復動する脱毛手段を本体先端部に設
    け、本体の先端部の先端面に脱毛手段を露出させ、この
    本体を先端部に対して屈曲傾斜させ、本体の屈曲傾斜を
    本体の先端部の先端面に露出させた脱毛手段の毛導入側
    に対して傾斜させて成ることを特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 脱毛装置の重心を、脱毛手段の中心を通
    り肌面に直交する面に対して毛の導入側にずらして成る
    ことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 本体の屈曲部で握り部を形成して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
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