JP3131258B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP3131258B2
JP3131258B2 JP03338560A JP33856091A JP3131258B2 JP 3131258 B2 JP3131258 B2 JP 3131258B2 JP 03338560 A JP03338560 A JP 03338560A JP 33856091 A JP33856091 A JP 33856091A JP 3131258 B2 JP3131258 B2 JP 3131258B2
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重左エ門 岩崎
史朗 溝端
直樹 谷口
秀一 末吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などの目的のため
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置としては、特願平3ー
152787号に示されるように、脱毛用の爪を軸方向
に複数枚並設支持して爪を回動駆動する回動基台を設
け、毛を挟持するために相対する爪を軸方向に揺動させ
て爪先端部を開閉させるようにしたものがある。そし
て、上記従来例においては、爪の挟持は一つ置きに一回
の回動基台の回動毎に交互に行うようにしており、この
ようにしたものは毛を効率良く引き抜くのに効果があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記の従来例の
ように回動基台の一回動毎に爪を一つ置きに一回挟持を
行うようにするために挟持方向を反転させる必要があ
り、このため、確動カムを半回転に減速するため、部品
点数が多く組み立てにくく、構造が複雑になるという問
題があった。また、回動基台の一回動中、最適な位置で
挟持を行うためカムの位置合わせが難しいものであっ
た。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、構造が
簡単で安価で、しかも、組み立て性が良く、多数の毛を
効率良く引き抜くことができる上に、刺激を少なくして
引き抜くことができ、また、騒音を低減できる脱毛装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するため、本発明の脱毛装置は、脱毛用の爪を軸方
向に複数枚並設した駆動可能な基台と、相対向する爪間
に進入した毛を周期的に挟む開閉手段とを備えた脱毛装
置において、開閉手段は一つ置きの固定爪に一回の基台
の駆動毎に可動爪が交互に当たって挟持するように構成
され、この開閉手段を開閉駆動する手段を確動カムと確
動カムの確動カム溝に係合して往復動するこまにより構
成し、確動カム溝がX状に傾斜した交差部を有するルー
プ状の溝で構成して成ることを特徴とするものである。
【0006】また、確動カム溝を軸方向に直角なループ
状の溝とX形状の交差部とで構成することが好ましい。
また、こまは両側中央部に凹部を形成することが好まし
い。
【0007】
【作用】本発明によれば、開閉手段を開閉駆動する手段
を確動カムと確動カムの確動カム溝に係合して往復動す
るこまにより構成し、確動カム溝がX状に傾斜した交差
部を有するループ状の溝で構成することで、開閉手段に
より可動爪を揺動又は往復動させて爪を閉じることで毛
を挟持して引抜き、基台の駆動により爪を開いて引き抜
いた毛を離すものである。この場合、一回の駆動毎にこ
まが交差する確動カム溝内を移動するため爪の挟持が交
互に行われる。また、基台の回動駆動と爪の開閉の両動
作が同じ周期であるので、開閉手段の減速手段を一段省
略できるようになったものである。
【0008】また、確動カム溝を軸方向に直角なループ
状の溝とX形状の交差部とで構成すると、毛を急速に挟
持することができるようになったものである。また、こ
まは両側中央部に凹部を形成することで、確動カム溝の
曲部をこまがスムーズに動作することができるようにな
ったものである。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図14に示す実施例の脱毛装置は
以下のような構成となっている。すなわち、本体1は二
つ割りのハウジング10内にモータ11を内蔵した基体
5を内装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて
構成してある。基体5はモータ収納部51にモータ11
をはめ込んで収納し、モータ11の出力軸に設けたピニ
オン12に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中
間歯車13にギア131が一体に形成してある。基体5
には確動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム1
7に一体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自
在に取付けられており、確動カム17は上記確動カム収
納凹部52内に収納してある。ここで、確動カム17の
両端部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には
僅かな隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸1
6の一端にはギア132が固着してあって、ギア132
は中間ギア13に一体に設けたギア131とかみ合って
おり、モータ11の回転をピニオン12、中間歯車13
を介してギア132へ回転を伝達して該ギア132と一
体回転する軸16を介して固着した確動カム17を回転
するようになっている。
【0010】確動カム17の他端部には偏芯軸19が偏
芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが取付
けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自在に
取付けられたギア81に圧入固定されたピン83によっ
て取付けられ、確動カム17が回転し、偏芯軸19が回
転することで、リンク8aによって軸82を中心にギア
81が往復動するようになっている。
【0011】基台を構成する回動基台33は軸34によ
り基体カバー5bと基体カバー5aとに回動自在に取付
けてある。この場合、軸34は基体カバー5bと基体カ
バー5aに固定し、回動基台33に固定された軸受け3
3a、33bに遊挿する。フレーム38はフック381
によりハウジング10に設けた取付台91に着脱自在に
取付けてあり、フック381に設けた押釦をばね389
に抗して押すことでフック381による係止を解除でき
るようにしてある。回動基台33には図6に示すように
長穴336が設けてあり、長穴336の両側に所定間隔
を隔てて係止溝332が設けてある。可動爪32は一端
部が毛の挟持部となっており、両側の突片部が支点部3
25となっており、また、支点部325が係止溝332
に回動の支点となるように差し込んである。回動基台3
3の一端部にはギア334が設けてあり、ギア81にか
み合っていて、ギア81の往復回動によって回動基台3
3を往復回動するようになっている。
【0012】開閉手段を構成する開閉レバー35、36
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図7
(a)、図7(b)に示すような2種類の可動爪32で
毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329に
それぞれ係合して固定爪31Bに対して支点部325を
支点として毛を挟持するために押圧するための力点とな
っている。
【0013】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0014】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図4に示すように、確動カム17は円筒状をし
ていて外周面の両側にX形状に交差する交差部を持つ2
条の確動カム溝171、172が設けてある。この確動
カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行して
いる。基体5の確動カム収納凹部52を設けた部分の上
面には支持板85が図3のようにねじ86で固定され、
支持板85がねじ86で固定され、支持板85には開閉
カム63、73の円柱部63a、73aが貫通する防塵
板64を設けている。ここで防塵板64の孔に開閉カム
63、73の円柱部63a、73aを貫通させて防塵板
64の孔の縁を円柱部63a、73aを弾接することで
毛屑が内部に侵入するのが防止されるようになってい
る。開閉カム63、73は基体5に圧入固定された揺動
軸62、72により回動自在に軸支してあり、また、開
閉カム63、73の上面部の上記揺動軸62、72から
偏心した位置に軸631、731の下部を圧入固定して
あり、この軸631、731の上部にローラ356、3
66を回動自在に取付けてある。ローラ356、366
は開閉レバー35、36の円弧溝353、363に係合
して摺動自在に連結してある。また、開閉カム63、7
3から側方に突部を設けてあり、この突部に設けた軸孔
632、732にこま66a、66bの上部の軸661
が回転自在に取付けてある。ここで、軸611、711
の位置とこま66a、66bの軸支位置とは開閉カム6
3、73の揺動軸62、72を中心にして互いに反対方
向に位置している。
【0015】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛ブロック2は図5
に示すようにフレーム38と、フレーム38内に回動自
在に配置された爪支持部材である回動基台33と、回動
基台33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付け
られた固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並設
されて支点部325を回動基台33の係止溝332に揺
動自在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動爪
32の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32を
可動するための開閉レバー35、36と、ガイド39で
構成してある。そして、本発明において、回動基台33
に並設する爪は上記のように回動基台33とともに回動
するもので、回動基台33に対して動かない固定爪31
Bと、回動基台33とともに回動し且つ回動基台33に
対して揺動自在となった可動爪32とで構成してある。
図6に示す実施例では回動基台33と固定爪31Bは一
体で形成して安価に構成しているが、別部材であっても
よいものである。また、固定爪31Bは外周端部が毛の
挟持部となっている。また、最外端両側の可動爪32の
外側に設けた端部固定爪31Aは添付図面に示す実施例
では回動基台33に一体に形成してある。そしてこの端
部固定爪31A部分は肉厚となっており、固定爪31B
よりも剛性が高くなっており、落下等による衝撃が加わ
った場合に両端部の剛性の高い端部固定爪31Aにより
可動爪32及び薄肉の剛性の低い固定爪31Bの変形や
破損を防止することができるようになっている。
【0016】90は軸受けであり、基台5に圧入固定し
てある。また、図8において67は脱毛装置の上部に被
嵌自在としたキャップであり、68は給電用のアダプタ
ーである。次に上記実施例において毛を周期的に挟む開
閉手段の揺動伝達につき詳述する。図12、図13に示
すように確動カム溝171、172に摺動自在に係合し
ているこま66a、66bは下部に設けた係合部662
が溝方向に長辺をもつ略楕円状の断面をし且つ係合部6
62の両側に凹部663を形成しており、確動カム溝1
71、172になめらかに摺動するようにしてあり、こ
ま66a、66bの軸661はすでに述べたように開閉
カム63、73から側方に設けた突部の軸孔632、7
32に回転自在に挿入してあり、また、基体5に圧入固
定された揺動軸62、72に開閉カム63、73が回動
自在に軸支してあり、また、開閉カム63、73の上面
部の上記揺動軸62、72から偏心した位置にローラ3
56、366を回転自在に取付けた軸631、731の
下部を圧入固定してあるので、確動カム17を回転して
こま66a、66bが確動カム溝171、172を係合
しながら移動することで開閉カム63、73が揺動軸6
2、72を中心に往復揺動し、この開閉カム63、73
の往復揺動によりローラ356、366が往復揺動し、
このローラ356、366が開閉レバー35、36の円
弧溝353、363に係合して摺動することで開閉レバ
ー35、36に往復動が伝達されるものである。この
時、図13における支点間距離はL2 <L1 として伝達
力を増大している。また、ローラ356、366と開閉
レバー35、36の円弧溝353、363及びこま66
a、66bと確動カム溝171、172とは係合面が開
閉カム63、73の回動中常に面していてこじることが
ないようになっている。
【0017】確動カム17の確動カム溝171、172
の展開図が図10に示してある。ここで、本実施例にお
いては図1、図9に示すようにギア132の一回転毎に
回動基台33も一回動するようになっていて、この時す
でに述べたように図12、図13に示すように移動方向
が長辺となる略楕円形状をし且つ交差部をスムーズに屈
曲するための凹部663を側面に形成したこま66a、
66bが交差部をもつ確動カム溝171、172を交差
しながら移動するため(図12にこま66a、66bが
交差部を交差しながら移動している状態を示している。
図12において矢印は確動カム17の回転方向を示して
いる。)、可動爪32が確動カム17の一回転毎に反対
方向に揺動するようになっていて、確動カム溝171、
172間が最も広がった場合と、最も狭くなった場合と
の2か所において可動爪32の端部と一つ置きの固定爪
31Bの両側面で交互に挟持し、固定爪31Bの両側の
端部の挟持部に当たって挟持するように設定してある。
そして、一回毎に肌3面の毛の略半分を越える位置の脱
毛を行うことで、脱毛有効部を可動爪32の厚み分と交
差部分を交互に補い、脱毛効果を更に上げるようになっ
ている。図11(a)、(b)はそれぞれ回動基台33
の一回毎の挟持配列を示しており、同図においてFは可
動爪32による押圧力を示している。
【0018】次に、上記実施例の動作につき説明する。
図15乃至図33には本発明の使用時の動作図を示して
いる。まず、図15の状態において矢印方向に脱毛装置
を移動すると、毛9の生え方向から毛が導入されること
になって毛9を寝かせず導入できて導入効率が良くなっ
ている。図15の状態は爪が開の状態であり(つまり可
動爪32と固定爪31Bとは挟持されない状態であ
り)、毛9を導入するための隙間70と反対側の爪間に
多少のすきまがあってもよい。そして、図16のように
寝た毛9をガイド39で起こして毛9を隙間70に導入
するための整毛をし、毛9の根元部分を挟持しやすくす
る。このようにして毛の根元部分を挟持することで毛抜
きの際の痛みを少なくしている。更に脱毛装置を矢印の
方向に移動し、図17に示すように回動基台33に支持
している固定爪31B、可動爪32が回動基台33の回
動で肌に対向する位置に回動して隙間70に毛9が導入
されるとともに可動爪32が揺動して隙間70に導入さ
れた毛9を回動爪32の一端部の挟持部と固定爪31B
の先端の挟持部とで挟持する。
【0019】次に図18のように毛9を回動爪32の一
端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで挟持し
た状態で回動基台33が回動して毛9を毛生え方向に引
き抜くものであり、このようにすることで、毛穴、角質
等を破壊しないで(つまり肌を傷つけないで)毛抜きが
できる。図19の状態で可動爪32が開いて毛9を離
す。この毛9を離す位置に脱毛収納ケース(図示せず)
を設けておくことで毛9を収納することができる。
【0020】図15(b)、図16(b)、図17
(b)、図18(b)、図19(b)はそれぞれ上記各
段階における可動爪32と固定爪31Bと隙間70と毛
9との関係を示している。ここで、図15(b)、図1
6(b)、図17(b)、図18(b)、図19(b)
の実線で示す可動爪32は回動基台33の1回目の回動
時の動作を示し、破線で示す可動爪32は回動基台33
の2回目の回動時の動作を示している。
【0021】また、上記図15(b)、図16(b)、
図17(b)、図18(b)、図19(b)で示す可動
爪32の回動基台33の1回目の動作と2回目の動作位
置とそれに対応した確動カム溝171、172との関係
を示す図を図20に示している。すなわち、この図20
において、確動カム溝171の各部の上方に対応して上
記図15(b)、図16(b)、図17(b)、図18
(b)、図19(b)で示す可動爪32の回動基台33
の1回目の動作と2回目の動作時の各位置を図示してい
る。ここで図20において実線が回動基台33の1回目
の回動時にこま66a、66bが確動カム溝171、1
72を移動している経路を示し、破線が回動基台33の
2回目の回動時にこま66a、66bが確動カム溝17
1、172を移動している経路を示している。そして、
この1回目の実線の経路をこま66a、66bが移動す
る際に上段の実線のように可動爪32が動作し、2回目
の破線の経路をこま66a、66bが移動する際に上段
の破線のように可動爪32が動作するのである。
【0022】なお、図4に示すように、基体カバー5
a、5bには係合溝部5b1が設けてあり、この係合溝
部5a1にゴムリング99a、99bをはめ込み係合
し、このゴムリング99a、99bのねじ孔にねじ10
0aを挿入し、ハウジング10に設けたねじ孔を有する
ボス101のねじ孔にねじ100aを螺合して固着する
ことで、基体カバー5a、5bを固着した基体5がゴム
リング99a、99bを介してハウジング10に浮いた
状態で弾性的に支持されることになる。このように基体
5をゴムリング99a、99bの弾性支持によってフロ
ートさせることで肌3への追従が良く、肌当たりのよい
ものとしている。この場合、前記のゴムリング99a、
99bのかわりに基体カバー5a、5bの成形の際に弾
性を有する支持部を一体に形成し、この基体カバー5
a、5bに一体に形成した弾性を有する支持部部分をハ
ウジング10に固着具により固着して基体5をハウジン
グ10に対してフロート状態で弾性的に支持するように
してもよいものである。
【0023】ところで、図5に示すようにフレーム38
に係合固定されるガイド39の後方側にはL字状をした
弾性脚3912を介して軸3911によりローラ399
が回転自在に取付けられている。また、ガイド39の前
方側には別のL字状をした弾性脚3912を介してガイ
ド部となるコーム391が設けてある。
【0024】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、開閉
手段は一つ置きの固定爪に一回の基台の駆動毎に可動爪
が交互に当たって挟持するように構成され、この開閉手
段を開閉駆動する手段を確動カムと確動カムの確動カム
溝に係合して往復動するこまにより構成し、確動カム溝
がX状に傾斜した交差部を有するループ状の溝で構成し
てあるので、小型で構造が簡単且つ安価で、しかも、組
み立て性が良く、多数の毛を効率良く引き抜くことがで
きる上に、刺激を少なくして引き抜くことができ、ま
た、騒音を低減できる脱毛装置を提供できるものであ
る。
【0025】また、確動カム溝を軸方向に直角なループ
状の溝とX形状の交差部とで構成することで、急速に毛
を挟持し、一定の挟持力で引き抜くことができて刺激を
少なくし、負荷の増大がないものである。また、こまは
両側中央部に凹部を形成することで、確動カム溝の曲部
をスムーズに動作してこまと溝の隙間を小さくできて騒
音を低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図1のYーY線断面図である。
【図4】同上の本体の分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図6】同上の回動基台の斜視図である。
【図7】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)はそ
れぞれ異なる例の斜視図である。
【図8】同上の全体を示す斜視図である。
【図9】同上の図1の状態から回動爪を反対方向に移動
した状態の断面図である。
【図10】同上の確動カムの展開図である。
【図11】(a)(b)は同上の可動爪の移動時におけ
る固定爪及び端部固定爪に作用する力を示す説明図であ
る。
【図12】(a)乃至(f)は同上のこまが確動カム溝
の交差部を移動している状態を示す説明図である。
【図13】同上のこまの斜視図である。
【図14】同上の開閉カム部分の分解斜視図である。
【図15】本発明の動作を説明するための図面で、
(a)は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙
間、毛の相互の関係を示す説明図である。
【図16】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図17】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図18】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図19】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図20】同上の回動基台の第1回目及び第2回目のそ
れぞれの回動時における固定爪、可動爪、隙間、毛の相
互の位置関係と、確動カム溝との関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
17 確動カム 171 確動カム溝 172 確動カム溝 31B 固定爪 32 可動爪 33 回動基台 66a こま 66b こま 661 軸 663 凹部
フロントページの続き (72)発明者 末吉 秀一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−36857(JP,A) 特開 平4−231908(JP,A) 特開 平5−56812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱毛用の爪を軸方向に複数枚並設した駆
    動可能な基台と、相対向する爪間に進入した毛を周期的
    に挟む開閉手段とを備えた脱毛装置において、開閉手段
    は一つ置きの固定爪に一回の基台の駆動毎に可動爪が交
    互に当たって挟持するように構成され、この開閉手段を
    開閉駆動する手段を確動カムと確動カムの確動カム溝に
    係合して往復動するこまにより構成し、確動カム溝がX
    状に傾斜した交差部を有するループ状の溝で構成して成
    ることを特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 確動カム溝を軸方向に直角なループ状の
    溝とX形状の交差部とで構成して成ることを特徴とする
    請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 こまは両側中央部に凹部を形成して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置
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