JP3271842B2 - 美容器具 - Google Patents

美容器具

Info

Publication number
JP3271842B2
JP3271842B2 JP32545093A JP32545093A JP3271842B2 JP 3271842 B2 JP3271842 B2 JP 3271842B2 JP 32545093 A JP32545093 A JP 32545093A JP 32545093 A JP32545093 A JP 32545093A JP 3271842 B2 JP3271842 B2 JP 3271842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
base
skin
housing
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32545093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07177927A (ja
Inventor
直樹 谷口
重左エ門 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32545093A priority Critical patent/JP3271842B2/ja
Publication of JPH07177927A publication Critical patent/JPH07177927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3271842B2 publication Critical patent/JP3271842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などのために体毛
などを切断、または脱毛する電気かみそりや電気式脱毛
器などの美容器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の美容器具としてすでに出願人は
特願平5ー185269号を出願している。この特願平
5ー185269号のものは、一対の薄肉ヒンジ部を介
して駆動部を弾性支持してフロート自在としたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では薄肉ヒ
ンジ部は駆動部のフロート方向に対して、その薄肉部が
弾性変形をしてフロート方向に対しての追従性を有する
が、駆動部の斜めの動き、及び左右、前後の動きに対し
てはその薄肉ヒンジ部にねじれの力が発生し、駆動部の
動きに対する追従性が悪くなるばかりでなく、薄肉ヒン
ジ部への無理な応力集中により破壊に到るという危険が
あった。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、駆動部
のフロートに対する追従性を高め、しかも長寿命のフロ
ート機能を有する美容器具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の美容器
具は、ハウジングの先端部に毛の処理手段を臨ませて、
該毛の処理手段を備えた駆動部をハウジングに弾性支持
する支持部材を有する美容器具において、ハウジングに
対して毛の処理手段を備えた駆動部をフロート自在と
し、支持部材がフロート方向に対して弾性を有する第1
の弾性部と、フロート方向をZ方向とした場合、Z方向
と直交するX方向と、Z方向と直交し且つX方向と直交
するY方向に可撓性を有する第2の弾性部とから構成し
てあることを特徴とするものである。
【0006】また、駆動部がケーシングに対して下端部
をコイルバネにて押し上げ、上部を支持部材で支持して
駆動部をフロート自在とすることも好ましい。また、支
持部材がフロート方向に対してスライド自在となってい
ることも好ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、ハウジングに対して毛の処理
手段を備えた駆動部をフロート自在とし、支持部材がフ
ロート方向に対して弾性を有する第1の弾性部と、フロ
ート方向をZ方向とした場合、X方向とY方向に可撓性
を有する第2の弾性部とから構成してあることで、駆動
部の種々な方向への変位に対しても第1の弾性部と第2
の弾性部とが追従して弾性支持することになり、この
際、弾性支持部に無理なストレスが加わるのを緩和でき
ることになる。
【0008】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。添付図面に示す実施例の脱毛装置は以下の
ような構成となっている。すなわち、本体1は二つ割り
のハウジング10内に電動機11を内蔵した基体5を内
装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて構成し
てある。基体5は電動機収納部51に電動機11をはめ
込んで収納し、電動機11の出力軸に設けたピニオン1
2に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中間歯車
13にギア131が一体に形成してある。基体5には確
動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム17に一
体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自在に取
付けられており、確動カム17は上記確動カム収納凹部
52内に収納してある。軸16の一端にはギア132が
固着してある。ここで、図1に示すように球体5000
が確動カム17に一体に形成された軸16の端面に対向
している。そして、球体5000と軸16の端面の間及
びギア132と軸受90との間には僅かな隙間が形成し
てあって遊びを持たせてある。ギア132は中間ギア1
3に一体に設けたギア131とかみ合っており、電動機
11の回転をピニオン12、中間歯車13を介してギア
132へ回転を伝達して該ギア132と一体回転する軸
16を連設した確動カム17を回転するようになってい
る。
【0009】確動カム17の他端部には図1、図2、図
5に示すように、偏芯軸19が偏芯して取付けてある。
偏芯軸19にはリンク8aが取付けられ、リンク8aは
基体5に軸82により回転自在に取付けられたギア81
に圧入固定されたピン83によって取付けられ、確動カ
ム17が回転し、偏芯軸19が回転することで、リンク
8aによって軸82を中心にギア81が往復動するよう
になっている。
【0010】回動基台33は軸34により基体カバー5
bと基体カバー5aとに回動自在に取付けてある。この
場合、軸34は基体カバー5bと基体カバー5aに固定
し、回動基台33に固定された軸受け33a、33bに
遊挿する。フレーム38はフック381によりハウジン
グ10に固定的に設けた取付台91に着脱自在に取付け
てある。
【0011】回動基台33には図7に示すように長穴3
36が設けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔て
て係止溝332が設けてある。可動爪32は一端部が毛
の挟持部となっており、両側の突片部が支点部325と
なっており、また、支点部325が係止溝332に回動
の支点となるように差し込んである。回動基台33の一
端部にはギア334が設けてあり、ギア81にかみ合っ
ていて、ギア81の往復回動によって回動基台33を往
復回動するようになっている。
【0012】図6に示すように、開閉手段を構成する開
閉レバー35、36はそれぞれ一方に溝351、361
を有し、図8(a)、図8(b)に示すような2種類の
可動爪32で毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突
片部329にそれぞれ係合し、この係合部分が固定爪3
1Bに対して支点部325を支点として毛を挟持するた
めに押圧するための力点となっている。
【0013】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0014】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図中326は可動爪32に設けた孔であって、
軸34が挿通される。図5に示すように、確動カム17
は円筒状をしていて外周面の両側にX形状に交差する交
差部を持つ2条の確動カム溝171、172が設けてあ
る。この確動カム溝171、172は互いに相反する方
向に蛇行している。基体5の確動カム収納凹部52を設
けた部分の上面には支持板85が設けてあり、支持板8
5が基体5に固定している。支持板85には開閉カム6
3、73の円柱部63a、73aが貫通する防塵板64
を設けている。ここで防塵板64の孔に開閉カム63、
73の円柱部63a、73aを貫通させて防塵板64の
孔の縁に円柱部63a、73aを弾接することで毛屑が
内部に侵入するのが防止されるようになっている。開閉
カム63、73は基体5に圧入固定された揺動軸62、
72により回動自在に軸支してあり、また、開閉カム6
3、73の上面部の上記揺動軸62、72から偏心した
位置に軸631、731の下部を圧入固定してあり、こ
の軸631、731の上部にローラ356、366を回
動自在に取付けてある。ローラ356、366は開閉レ
バー35、36の円弧溝353、363に係合して摺動
自在に連結してある。また、開閉カム63、73から側
方に突部を設けてあり、この突部に設けた軸孔632、
732にこま66a、66bが回転自在に取付けてあ
る。ここで、軸631、731の位置とこま66a、6
6bの軸支位置とは開閉カム63、73の揺動軸62、
72を中心にして互いに反対方向に位置している。
【0015】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛手段2は図6に示
すようにフレーム38と、フレーム38内に回動自在に
配置された爪支持部材である回動基台33と、回動基台
33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付けられ
た固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並設され
て支点部325を回動基台33の係止溝332に揺動自
在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動爪32
の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32を可動
するための開閉レバー35、36と、肌当て部材39で
構成してある。そして、回動基台33に並設する爪は上
記のように回動基台33とともに回動するもので、回動
基台33に対して動かない固定爪31Bと、回動基台3
3とともに回動し且つ回動基台33に対して揺動自在と
なった可動爪32とで構成してある。また、固定爪31
Bは外周端部が毛の挟持部となっている。また、最外端
両側の可動爪32の外側に設けた端部固定爪31Aは添
付図面に示す実施例では回動基台33に一体に形成して
ある。そしてこの端部固定爪31A部分は肉厚となって
おり、固定爪31Bよりも剛性が高くなっており、落下
等による衝撃が加わった場合に両端部の剛性の高い端部
固定爪31Aにより可動爪32及び薄肉の剛性の低い固
定爪31Bの変形や破損を防止することができるように
なっている。
【0016】90は軸受けであり、基台5に圧入固定し
てある。また、図9において67は脱毛装置の上部に被
嵌自在としたキャップであり、68は給電用のアダプタ
ーである。図6に示すように、フレーム38の上端内側
には長穴382が設けてあり、肌当て部材39の両外側
面に設けたボス3913が上下移動自在に係合してあ
る。また、肌当て部材39内側には一対の支点3914
が対向して設けてあり、この支点3914が基体カバー
5a、5bに設けた溝5a1、5b1に係合し、支点3
914を中心にして基台5に対して肌当て部材39が回
動自在となっている。
【0017】肌当て部材39は前述のようにボス391
3によりフレーム38に上下動自在に取付けられると共
にフレーム38のフック381により本体1から脱着さ
れるようになっている。図6、図11に示すように、肌
当て部材39は弾性を有する部材3915(ばねでもよ
い)を前後に有し、両弾性を有する部材3915が基体
カバー5a、5bの端面に当たるように設けられてお
り、図13に示すように、肌当て部材39の回動により
一方の弾性を有する部材3915が基体カバー5a、5
bの一方の端面に弾接し、肌から離れた時に元の状態に
戻るようになっている。このようにして肌当て部材39
はフレーム38と一体に着脱されると共に肌の凹凸に対
して回動して追従を良くし、肌当たりを良くし、肌から
離すと元の状態に戻るようになっている。
【0018】次に、毛の処理手段である脱毛手段2を備
えた駆動部Kのフロートの構造に付き説明する。駆動部
Kは電動機11や確動カム17等を収納した基体5と、
ギアやピニオン群と、脱毛手段2とで構成してあって、
ブロック化してある。この駆動部Kは下端に配置したコ
イルバネ45により上下自在に押圧してある。もちろん
コイルバネ45は駆動部Kの側方に配置してもよく、ま
た、図に示すものは圧縮バネであるが、引っ張りバネで
あってもよい。
【0019】駆動部Kの側方には図5に示すように、基
体カバー5a、5bに突ボス5a2、5b2が設けてあ
り、支持部材Fを構成する基体支持板900に設けた穴
911に係合している。ここで、支持部材Fを構成する
基体支持板900は基体支持板900に設けた孔901
をハウジング10の内側面に設けられたボス902に係
合することで位置決めして取付けてあり、更に、この基
体支持板900は図5、図11、図12、図15に示す
ように両側面に第1の弾性部1Fを構成する薄肉ヒンジ
912を有し、この薄肉ヒンジ912に連設した穴91
1を設けた部材を薄肉ヒンジ912により弾性的に上下
移動自在に支持してある。したがって基体支持板900
の穴911に基体カバー5a、5bの突ボス5a2、5
b2を係合することで、爪を含む駆動部Kを肌面、つま
り肌当て部材39の上端面に対して上下移動自在にして
ハウジング10に浮いた状態で弾性的に支持することに
なる。第1の弾性部1Fを形成する薄肉ヒンジ912は
フロート方向をZ方向とした場合、Z方向の肉厚が薄く
なっている。
【0020】ここで、駆動部Kのフロートの際の駆動部
Kのフロート軌跡を支持部材Fである基体支持板900
により規制している。更に、基体支持板900は前記孔
901を形成する支持部950と、薄肉ヒンジ912と
を連結する連結部を有し、この連結部はハウジング10
の内側面に沿って湾曲してなる薄肉部952で形成さ
れ、これが第2の弾性部2Fを構成している。
【0021】すなわち、第2の弾性部2Fである薄肉部
952は図15、図16に示すように略J字状に形成し
てあり、駆動部Kのフロート方向をZ方向とした場合、
Z方向に対して直交する平面における肉厚が薄くなって
いる。このようにフロート方向であるZ方向に対して直
交する平面における肉厚を薄くすることで、第2の弾性
部2Fは図16(a)に示すようにZ方向に対して直交
するX方向や、図16(b)に示すようにZ方向と直交
し且つX方向と直交するY方向に対して弾性的に支持
し、フロート方向と直交する方向の変位に追従するよう
になっている。また、駆動部Kの斜め方向の変位に対し
ても前記薄肉部952のねじれによりその変位に追従自
在となっている。
【0022】ここで、前記の基体支持板900の孔90
1とハウジング10の内側面のボス902との関係は、
両者の大きさが相等しい時、すなわちハウジング10に
対して基体支持板900を完全に固定してもかまわない
し、また、ボス902に対し、孔901を長孔として、
両者の間に駆動部Kのフロート方向にがたつきを持たせ
てもかまわない。すなわち、前者の場合は、前述のごと
く第1、第2の弾性部2Fにて駆動部Kの変位による応
力を吸収するため、ボス902に加わる力は微小であっ
て応力的な問題はなく、また、後者の場合は、駆動部K
の上下のフロートに対して、基体支持板900自身がス
ライド自在となることで、前記薄肉ヒンジ912の弾性
変位を小さくすることができるものであり、そのため、
上下フロートの荷重を前記バネ45のみで設定可能とな
る。
【0023】上記脱毛手段2を含む駆動部Kは、図12
に示すように肌当て部材39が肌に押し付けられる時に
肌当て部材39に設けた支点3914を介して爪を含む
駆動部Kが薄肉ヒンジ912の弾性変形によりバネ45
を押圧してフロートするようになっている。また、駆動
部Kの外周とケーシング10の内周との間から毛屑が本
体1内に侵入してくるのを防ぐため、防塵プレート99
9が設けられている。防塵プレート999は環状に形成
された発泡ウレタン等で形成されており、その内側面を
基体5に、上端面を基体5とカバー5a、5bに形成さ
れたリブ5a3、5b3に、下端面をハウジング10の
内側面に設けたリブ10Aに、外側面をハウジング10
の内側面にそれぞれ密着させて支持されている。したが
って、駆動部Kのフロート動作に対して、防塵プレート
999はその一部あるいは全部が圧縮されるわけである
が、それでも密着性を維持しているため、内部への毛屑
の侵入を防止できることになる。
【0024】このとき、防塵プレート999はハウジン
グ10の内側面と基体5の外側面とに対して摺接する
が、例えば、ゴム材などに比べて、発泡ウレタンの場合
の摺接抵抗(摩擦抵抗)は小さいため、これによるフロ
ート荷重の影響は少ない。なお、前記防塵プレート99
9を弾性ゴム材にて形成したものを別の実施例として図
17乃至図19に示す。ここでゴム材は一側端を基体5
に対して緊縛して取付け、他端をハウジング10と取付
け台91とのはさみ込みにて固定し、それらの中間部に
設けた薄肉部の弾性変位にてフロート荷重に影響を及ぼ
すことなく、確実な防塵性を得られる。すなわち、防塵
プレート999の断面J字状をした中間部分は図19の
実線の状態から破線の状態に弾性変位自在となってお
り、このため、図17の状態において駆動部Kが下方に
押された場合、図18のように防塵プレート999の断
面J字状をした中間部分が弾性変位してフロート荷重に
影響を及ぼさないようになっている。
【0025】次に、図2、図3、図4に示すように肌当
て部材39の肌面に接する面には脱毛装置の進行方向の
前方に肌伸ばし部材391を突設させてあり、両側に脱
毛装置の進行方向と反対側を幅広にした肌引伸し部材3
912を突設して設けてあり、脱毛時に肌を引き伸ばし
て脱毛刺激を低減している。また、この肌引伸し部材3
912は図2、図3に示すように肌伸ばし部材391よ
りも更に肌面側に突出している。
【0026】この肌伸ばし部材391、肌引伸し部材3
912はゴム等の摩擦の大きい弾性対の方が肌の引伸し
効果があり、また、肌伸ばし部材391、肌引伸し部材
3912が図1に示すように脱毛用のつめの上端部より
突出した方がより効果がある。もちろん肌当て部材39
をゴム等で形成してもよい。また、ローラ399は軸3
911に回転自在に設けられていて、肌の滑りを良く
し、肌を脱毛装置の進行方向に引っ張らないようにして
いる。
【0027】上記の実施例では美容器具として脱毛装置
の例を示したが、脱毛機構に代えて周知の切断機構を設
けた電気かみそりであってもよい。また、肌当て部材3
9は無くてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、ハウ
ジングの先端部に毛の処理手段を臨ませて、該毛の処理
手段を備えた駆動部をハウジングに弾性支持する支持部
材を有する美容器具において、ハウジングに対して毛の
処理手段を備えた駆動部をフロート自在とし、支持部材
がフロート方向に対して弾性を有する第1の弾性部と、
フロート方向をZ方向とした場合、Z方向と直交するX
方向と、Z方向と直交し且つX方向と直交するY方向に
可撓性を有する第2の弾性部とから構成してあるので、
肌への密着性とその追従性にすぐれ、且つ寿命的にも高
い信頼性を有するフロート自在な駆動部を有する美容器
具を提供できるものである。
【0029】また、駆動部がケーシングに対して下端部
をコイルバネにて押し上げ、上部を支持部材で支持して
駆動部をフロート自在としてあるので、駆動部より発生
する振動が第1の弾性部、第2の弾性部とから構成した
支持部材とコイルバネで吸収され、ケーシングに伝播さ
れにくくなり、本体の振動低減及び騒音低減の効果が得
られるものである。
【0030】また、支持部材がフロート方向に対してス
ライド自在となっているので、フロート方向に弾性を有
する第1の弾性部の弾性変位を小さくすることができ、
そのため、Z方向のフロート荷重をコイルバネのみで設
定することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面断面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図1のYーY線断面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の本体の駆動部の分解斜視図である。
【図6】同上の脱毛手段の分解斜視図である。
【図7】同上の回動基台の斜視図である。
【図8】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)はそ
れぞれ異なる例の斜視図である。
【図9】同上の全体を示す斜視図である。
【図10】同上の肌に押し当てて下方にフロートした状
態の正面断面図である。
【図11】図1のZーZ線断面図である。
【図12】同上の肌に押し当てて下方にフロートした状
態の側面断面図である。
【図13】同上の肌当て部材が回動した状態の側面断面
図である。
【図14】脱毛手段を示し、(a)は斜視図であり、
(b)は(a)のAーA線断面図である。
【図15】同上に用いる支持部材を構成する基体支持板
の斜視図である。
【図16】(a)(b)は第2の弾性部の変位を示す説
明図である。
【図17】同上の防塵プレートの他の例を示す図面で、
駆動部が上昇している場合に防塵プレートが追従してい
る状態の断面図である。
【図18】同上の駆動部が下降している場合に防塵プレ
ートが追従している状態の断面図である。
【図19】同上の防塵プレートのフロートへの追随を示
す説明のための図面である。
【符号の説明】
2 脱毛手段 10 ハウジング 45 コイルバネ F 支持部材 1F 第1の弾性部 2F 第2の弾性部 K 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00 B26B 19/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの先端部に毛の処理手段を臨
    ませて、該毛の処理手段を備えた駆動部をハウジングに
    弾性支持する支持部材を有する美容器具において、ハウ
    ジングに対して毛の処理手段を備えた駆動部をフロート
    自在とし、支持部材がフロート方向に対して弾性を有す
    る第1の弾性部と、フロート方向をZ方向とした場合、
    Z方向と直交するX方向と、Z方向と直交し且つX方向
    と直交するY方向に可撓性を有する第2の弾性部とから
    構成してあることを特徴とする美容器具。
  2. 【請求項2】 駆動部がケーシングに対して下端部をコ
    イルバネにて押し上げ、上部を支持部材で支持して駆動
    部をフロート自在として成る請求項1記載の美容器具。
  3. 【請求項3】 支持部材がフロート方向に対してスライ
    ド自在となっていることを特徴とする請求項2記載の美
    容器具。
JP32545093A 1993-12-22 1993-12-22 美容器具 Expired - Fee Related JP3271842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32545093A JP3271842B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 美容器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32545093A JP3271842B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 美容器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07177927A JPH07177927A (ja) 1995-07-18
JP3271842B2 true JP3271842B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=18177002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32545093A Expired - Fee Related JP3271842B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 美容器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3271842B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260172A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd 脱毛装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07177927A (ja) 1995-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4148186B2 (ja) 往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具
JP4337634B2 (ja) 往復直線運動を行う被駆動部材を備えたヘッド部が本体部に対して揺動可能な電動器具
EP1487296B1 (en) Hair removing device
JP3699736B2 (ja) 電気かみそり
KR20060048826A (ko) 전기면도기
JP3271842B2 (ja) 美容器具
JP3192284B2 (ja) 脱毛装置
JP3271839B2 (ja) 脱毛装置
JP3192239B2 (ja) 脱毛装置
JP3271841B2 (ja) 脱毛装置
JPH07313243A (ja) 除毛装置
JP3179826B2 (ja) 脱毛装置
JP3162029B2 (ja) 脱毛装置
JPH07143910A (ja) 脱毛装置
JP3131259B2 (ja) 脱毛装置
JPH07313242A (ja) 脱毛装置
JP3261149B2 (ja) 脱毛装置
JPH04231991A (ja) 電気かみそり
JP3056860B2 (ja) 脱毛装置
JP3131258B2 (ja) 脱毛装置
JP3622282B2 (ja) 脱毛装置
JP3391956B2 (ja) 除毛装置
JP3391971B2 (ja) 脱毛装置
JP3056831B2 (ja) 脱毛装置
JPH0638830A (ja) 脱毛装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees