JPH07143910A - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JPH07143910A
JPH07143910A JP29503593A JP29503593A JPH07143910A JP H07143910 A JPH07143910 A JP H07143910A JP 29503593 A JP29503593 A JP 29503593A JP 29503593 A JP29503593 A JP 29503593A JP H07143910 A JPH07143910 A JP H07143910A
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JP
Japan
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skin
roller
rotation
base
hair
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29503593A
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English (en)
Inventor
Shuichi Sueyoshi
秀一 末吉
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 脱毛効率が良く、肌当たりのすぐれた脱毛装
置を提供する。 【構成】 開閉して毛を掴み且つ回転又は回動によって
毛を引き抜くための引き抜き手段を設ける。引き抜き手
段の周方向の前方に凹所31Cを形成する。凹所31C
に回転又は回動の軸に平行な遊転自在なローラ3990
を設ける。脱毛手段によって毛を寝かせることくなく脱
毛する。骨部等の肌の凸部への回動又は回転による引き
抜き手段の衝撃をローラ3990でやわらげる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などのために体毛
を取り除くのに使用される脱毛装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置としては特願平3ー3
38560号に示すように、引き抜き手段が回動基台に
固定された固定爪と回動軸の軸方向に移動可能な可動爪
とによって構成されたものや、あるいは、特願平3ー1
21602号に示すように回転軸の軸方向に直列に並ぶ
一対のロッドで構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の従来例
は、図15(a)に示すように、回動基台33の円周上
に配置された固定爪31B及び可動爪32よりなる脱毛
爪の回動方向の前方のリブ29により寝かされる毛28
が存在し、そのため効率の良い脱毛をすることができな
いという問題を有している。また、後者の従来例は回転
軸の回りに周方向に複数個配設されたロッドによって上
記と同様に毛が寝かされて効率の良い脱毛ができないと
いう問題を有している。そのため、引き抜き手段の周方
向の前方に凹所を大きく形成して毛が寝かされることな
く導入できるようにすることが考えられるが、凹所を大
きく形成すると肌当たりが悪くなってしまうという問題
があった。
【0004】また、上記各従来例に示すように、引き抜
き手段を含む脱毛ブロックの回動や回転により肌が引っ
張られ、肌への摺動刺激が大きく特に骨部の肌当たりが
悪いものであった。例えば、図15(a)に示す従来例
においては、リブ29で肌27を引っ張るため肌当たり
が悪く、また、図15(a)のイで示す部分の肌を挟み
やすいものである。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは脱毛効率
が良く、肌当たりのすぐれた脱毛装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の脱毛装
置は、開閉して毛を掴み且つ回転又は回動によって毛を
引き抜くための引き抜き手段を設け、引き抜き手段の周
方向の前方に凹所を形成し、この凹所に回転又は回動の
軸に平行な遊転自在なローラを設けて成ることを特徴と
するものである。
【0007】また、ローラが弾性体により形成されてい
ることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明によれば、開閉して毛を掴み且つ回転又
は回動によって毛を引き抜くための引き抜き手段を設
け、引き抜き手段の周方向の前方に凹所を形成し、この
凹所に回転又は回動の軸に平行な遊転自在なローラを設
けることで、脱毛手段によって毛が寝かされることがな
くなく脱毛できることになる。また、骨部等の肌の凸部
への回動又は回転による引き抜き手段の衝撃がローラに
よってやわらげられることになる。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。添付図面に示す実施例の脱毛装置は以下の
ような構成となっている。すなわち、本体1は二つ割り
のハウジング10内に電動機11を内蔵した基体5を内
装し、電源ジャック14とスイッチ15を設けて構成し
てある。基体5は電動機収納部51に電動機11をはめ
込んで収納し、電動機11の出力軸に設けたピニオン1
2に中間歯車13がかみ合っている。ここで、中間歯車
13にギア131が一体に形成してある。基体5には確
動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム17に一
体に形成された軸16が基体5を貫通して回転自在に取
付けられており、確動カム17は上記確動カム収納凹部
52内に収納してある。軸16の一端にはギア132が
固着してある。ここで、図1に示すように球体5000
が確動カム17に一体に形成された軸16の端面に対向
している。そして、球体5000と軸16の端面の間及
びギア132と軸受90との間には僅かな隙間が形成し
てあって遊びを持たせてある。ギア132は中間ギア1
3に一体に設けたギア131とかみ合っており、電動機
11の回転をピニオン12、中間歯車13を介してギア
132へ回転を伝達して該ギア132と一体回転する軸
16を連設した確動カム17を回転するようになってい
る。
【0010】確動カム17の他端部には図1、図2、図
5に示すように、偏芯軸19が偏芯して取付けてある。
偏芯軸19にはリンク8aが取付けられ、リンク8aは
基体5に軸82により回転自在に取付けられたギア81
に圧入固定されたピン83によって取付けられ、確動カ
ム17が回転し、偏芯軸19が回転することで、リンク
8aによって軸82を中心にギア81が往復動するよう
になっている。
【0011】回動基台33は軸34により基体カバー5
bと基体カバー5aとに回動自在に取付けてある。この
場合、軸34は基体カバー5bと基体カバー5aに固定
し、回動基台33に固定された軸受け33a、33bに
遊挿する。フレーム38はフック381によりハウジン
グ10に固定的に設けた取付台91に着脱自在に取付け
てある。
【0012】回動基台33には図7に示すように長穴3
36が設けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔て
て係止溝332が設けてある。可動爪32は一端部が毛
の挟持部となっており、両側の突片部が支点部325と
なっており、また、支点部325が係止溝332に回動
の支点となるように差し込んである。回動基台33の一
端部にはギア334が設けてあり、ギア81にかみ合っ
ていて、ギア81の往復回動によって回動基台33を往
復回動するようになっている。
【0013】開閉手段を構成する開閉レバー35、36
はそれぞれ一方に溝351、361を有し、図8
(a)、図8(b)に示すような2種類の可動爪32で
毛を挟持する側と反対側の端部に設けた突片部329に
それぞれ係合し、この係合部分が固定爪31Bに対して
支点部325を支点として毛を挟持するために押圧する
ための力点となっている。
【0014】また、溝351、361は可動爪32を一
つおきに係合している。また開閉レバー35、36の他
端は外周に円弧溝353、363を形成してローラ35
6、366にそれぞれ係合し、後述のローラ356、3
66の相反する方向の揺動により開閉レバー35、36
に貫通し回動基台33に固定された軸75に案内され相
反する方向に往復動するようになっている。
【0015】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。図中326は可動爪32に設けた孔であって、
軸34が挿通される。図5に示すように、確動カム17
は円筒状をしていて外周面の両側にX形状に交差する交
差部を持つ2条の確動カム溝171、172が設けてあ
る。この確動カム溝171、172は互いに相反する方
向に蛇行している。基体5の確動カム収納凹部52を設
けた部分の上面には支持板85が設けてあり、支持板8
5が図3のように基体5に固定している。支持板85に
は開閉カム63、73の円柱部63a、73aが貫通す
る防塵板64を設けている。ここで防塵板64の孔に開
閉カム63、73の円柱部63a、73aを貫通させて
防塵板64の孔の縁に円柱部63a、73aを弾接する
ことで毛屑が内部に侵入するのが防止されるようになっ
ている。開閉カム63、73は基体5に圧入固定された
揺動軸62、72により回動自在に軸支してあり、ま
た、開閉カム63、73の上面部の上記揺動軸62、7
2から偏心した位置に軸631、731の下部を圧入固
定してあり、この軸631、731の上部にローラ35
6、366を回動自在に取付けてある。ローラ356、
366は開閉レバー35、36の円弧溝353、363
に係合して摺動自在に連結してある。また、開閉カム6
3、73から側方に突部を設けてあり、この突部に設け
た軸孔632、732にこま66a、66bが回転自在
に取付けてある。ここで、軸631、731の位置とこ
ま66a、66bの軸支位置とは開閉カム63、73の
揺動軸62、72を中心にして互いに反対方向に位置し
ている。
【0016】回転自在に取付けたこま66a、66bを
それぞれ確動カム溝171、172に摺動自在にはめ込
んであって、確動カム17が回転することで、こま66
a、66bを介して開閉カム63、73の他端に設けた
揺動自在なローラ356、366を互いに相反する方向
に揺動させるようになっている。脱毛手段2は図6に示
すようにフレーム38と、フレーム38内に回動自在に
配置された爪支持部材である回動基台33と、回動基台
33に対し所定間隔を保つように移動不能に取付けられ
た固定爪31Bと、これらの固定爪31B間に並設され
て支点部325を回動基台33の係止溝332に揺動自
在に支持された可動爪32と、最外端両側の可動爪32
の外側に設けた端部固定爪31Aと、可動爪32を可動
するための開閉レバー35、36と、肌当て部材39で
構成してある。そして、回動基台33に並設する爪は上
記のように回動基台33とともに回動するもので、回動
基台33に対して動かない固定爪31Bと、回動基台3
3とともに回動し且つ回動基台33に対して揺動自在と
なった可動爪32とで構成してある。また、固定爪31
Bは外周端部が毛の挟持部となっている。また、最外端
両側の可動爪32の外側に設けた端部固定爪31Aは添
付図面に示す実施例では回動基台33に一体に形成して
ある。そしてこの端部固定爪31A部分は肉厚となって
おり、固定爪31Bよりも剛性が高くなっており、落下
等による衝撃が加わった場合に両端部の剛性の高い端部
固定爪31Aにより可動爪32及び薄肉の剛性の低い固
定爪31Bの変形や破損を防止することができるように
なっている。
【0017】90は軸受けであり、基台5に圧入固定し
てある。また、図9において67は脱毛装置の上部に被
嵌自在としたキャップであり、68は給電用のアダプタ
ーである。図6に示すように、フレーム38の上端内側
には長穴382が設けてあり、肌当て部材39の両外側
面に設けたボス3913が上下移動自在に係合してあ
る。また、肌当て部材39内側には一対の支点3914
が対向して設けてあり、この支点3914が基体カバー
5a、5bに設けた溝5a1、5b1に係合し、支点3
914を中心にして基台5に対して肌当て部材39が回
動自在となっている。
【0018】肌当て部材39は前述のようにボス391
3によりフレーム38に上下動自在に取付けてられると
共にフレーム38のフック381により本体1から着脱
されるようになっている。図11に示すように、肌当て
部材39は弾性を有する部材3915(ばねでもよい)
を前後に有し、両弾性を有する部材3915が基体カバ
ー5a、5bの端面に当たるように設けられており、図
13に示すように肌当て部材39の回動により一方の弾
性を有する部材3915が基体カバー5a、5bの一方
の端面に弾接し、肌から離れた時に元の状態に戻るよう
になっている。このようにして肌当て部材39はフレー
ム38と一体に着脱されると共に肌の凹凸に対して回動
して追従を良くし、肌当たりを良くし、肌から離すと元
の状態に戻るようになっている。
【0019】ところで、肌当て部材39は脱毛用の爪の
両側(前後又は左右又は前後左右)に設けてあり、両肌
当て部材39は一体化してあり、このことにより両肌当
て部材39の肌との接触線で形成される脱毛面を常に一
定にできることになり、肌への押し付け力や押し付け方
に関わらず、常に脱毛効率を良好に維持でき、また刺激
小の状態を維持できるものである。
【0020】次に、脱毛用の爪を含む駆動ブロックのフ
ロートを説明する。図1に示すように爪を含む駆動ブロ
ックは、下端に配置したばね45で上下動自在に押圧し
てある。もちろんばね45は駆動ブロックの側方に配置
してもよく、また、図の圧縮ばねは引張ばねであっても
よい。駆動ブロックの側方には図5のように、基体カバ
ー5a、5bに突リブ5a2、5b2が設けてあり、基
体支持板900に設けた穴911に係合している。ここ
で、基体支持板900は基体支持板900に設けた孔9
01をハウジング10の内側面に設けられたリブ902
に係合することで位置決めして取付けてあり、更に、こ
の基体支持板900は図5、図11、図12に示すよう
に両側面に薄肉ヒンジ912を有し、この薄肉ヒンジ9
12に連設した穴911を設けた部材を薄肉ヒンジ91
2により弾性的に上下移動自在に支持してある。したが
って取付台91の穴911に基体カバー5a、5bの突
リブ5a2、5b2を係合することで、爪を含む駆動ブ
ロックを肌面、つまり肌当て部材39の上端面に対して
上下移動自在にしてハウジング10に浮いた状態で弾性
的に支持することになる。
【0021】また、駆動ブロックのフロート時の本体1
内への毛屑の侵入を防止するために弾性体で作られた防
塵プレート999がカバー5a、5bと基体5との周り
に取付けられており、この防塵プレート999はハウジ
ング10の内側面に設けられたリブ10Aと基体5とカ
バー5a、5bの側面に設けられたリブ5a3、5b3
により支持され、これにより駆動ブロックのフロート時
における本体1内への毛屑の侵入を防止している。
【0022】上記爪を含む駆動ブロックは、図12に示
すように肌当て部材39が肌に押し付けられる時に肌当
て部材39に設けた支点3914を介して爪を含む駆動
ブロックが薄肉ヒンジ912の弾性変形によりばね45
を押圧してフロートするようになっている。次に、図
2、図3、図4に示すように肌当て部材39の肌面に接
する面には脱毛装置の進行方向の前方に肌伸ばし部材3
91を突設させてあり、両側に脱毛装置の進行方向と反
対側を幅広にした肌引伸し部材3912を突設して設け
てあり、脱毛時に肌を引伸して脱毛刺激を低減してい
る。また、この肌引伸し部材3912は図2、図3に示
すように肌伸ばし部材391よりも更に肌面側に突出し
ている。
【0023】この肌伸ばし部材391、肌引伸し部材3
912はゴム等の摩擦の大きい弾性体の方が肌の引伸し
効果があり、また肌伸ばし部材391、肌引伸し部材3
912が図1に示すように脱毛用の爪の上端部より突出
した方がより効果がある。もちろん肌当て部材39をゴ
ム等で形成してもよい。また、ローラ399は軸391
1に回転自在に設けられていて、肌の滑りを良くし、肌
を脱毛装置の進行方向に引っ張らないようにしている。
【0024】次に本発明の詳細につき説明する。図14
に示すように、回動基台33の円周部には固定爪31B
の前方に大きな凹所31Cが設けてあり、この凹所31
Cには回動自在に取付けられたローラ3990が配設し
てある。ローラ3990は回動基台33に設けられた端
部固定爪31Aの円周方向にある取付け穴31Dに軸3
40によって圧入固定してある。この時ローラ3990
と軸340を圧入固定して取付け穴31Dに軸340を
遊挿してもよい。これにより、回動時に回動基台33の
リブの摺動刺激によって悪くなっていた肌当たりは回動
自在に取付けられたローラ3990によって図15
(b)に示すように肌を引っ張らずころがるため肌当た
りが良くなり、骨部でも固定爪31Bと可動爪32の肌
への刺激がローラ3990によってやわらげられ、肌当
たりが非常に良いものとなる。また、このローラ399
0によって肌当たりが良くなるので、引き抜き手段であ
る固定爪31Bと可動爪32との前方に凹所31Cを設
けても肌当たりに支障がなく、この結果、本発明のよう
に引き抜き手段である固定爪31Bと可動爪32との前
方に凹所31Cを設けることが可能となり、このように
凹所31Cを設けることで、効率の良い脱毛をすること
ができる。また、ローラ3990は図22に示すように
凹部3991を設けてもよい。また、ローラ3990は
肌を引っ張らないので、図15(b)のように肌当て部
材39との間で肌を挟まないものである。また、該ロー
ラ3990は弾性体により形成する方が好ましい。
【0025】次に、図16乃至図21に基づいて本発明
の他の実施例につき説明する。この実施例は毛の引き抜
き手段がロッドである場合の実施例である。この脱毛装
置は、電動機11を内蔵する本体1と、脱毛手段を内蔵
する脱毛ブロック2とからなるもので、本体1は二つ割
りのハウジング10内に上記電動機11を配置するとと
もに、電源ジャック14とスイッチ15、そして、電動
機11の出力軸に取付けたピニオン12と噛合する中間
歯車13を設けたものとして形成されている。
【0026】脱毛ブロック2はビス41によって連結さ
れる一対のフレーム38a、38bと、両フレーム38
a、38bの対向面に各々固着される一対のカム板2
2、22、カム板22、22間に配設されて両端の軸部
が軸支される軸回りの回転が自在な回転体23、回転体
23の外周面に配設される複数個の脱毛爪3とからなる
もので、上記回転体23の一端側の外周面には上記中間
歯車13と噛合するギア24が一体に形成してある。
【0027】ここで、フレーム38aにはねじ穴383
が設けられており、このねじ穴383にばね308を介
してねじ3080を螺合することで、ねじ3080の締
め付けによってばね308がカム板22を押すことで以
下に示すロッド301、302間の締め付け力を変えら
れるようにしてある。ここにおける各脱毛爪3は図16
に示すように端面同士が小間隙を介して対向する一対の
直線上に並ぶロッド301、302からなるもので、各
ロッド301、302の間には図19に示すように薄肉
の板ばね部306が一体に形成されている。更に、各ロ
ッド301、302には回転軸方向に穴3012が設け
られており、この穴3012に軸3000が遊挿されて
いる。この軸3000は一端がギア24に設けられた穴
24aに圧入固定されるようになっており、他端は回転
体23に圧入固定される軸止め板204の穴24Dに圧
入固定されるようになっている。
【0028】そして、この脱毛爪3は各ロッド301、
302が回転体23の外周面に形成された蟻溝型の溝2
05にスライド自在に係合することによって、回転体2
3に対して軸方向にスライド自在に取付けられている。
なお、回転体3の周方向に並ぶ複数個の脱毛爪3は、各
ロッド301、302間の板ばね部306の弾性で形成
される隙間部分が回転体23の軸方向にずれた位置にく
るように形成されている。
【0029】この時、図16乃至図20に示す実施例で
は角形の軸3000をロッド301、302に設けられ
た角穴に遊挿し、回転体23の溝205にスライド自在
に取付けてあるが、図21(b)(c)(d)に示すよ
うに、角型の軸3000の場合は、溝205は省略して
もよいが、丸型の軸3000をロッドに遊挿する場合
は、回転体23には図21(a)のように溝205を設
けた方がよい。
【0030】そして、このように回転体23に脱毛爪3
が取付けられた時、ロッド301、302の上端部に設
けられた凸部301a、302aがカム板22、22と
接するのであるが、両カム板22、22はフレーム38
a、38bの開口部側で間隔が狭くなるように形成され
ていることから、電動機11の出力で回転体23が回転
駆動される時、各脱毛爪3は回転体23が一回転する間
に軸方向に駆動されるものであり、この間、一対のロッ
ド301、302の端面同士がフレーム38a、38b
の開口部側のところにおいて板ばね部306の弾性に抗
して接触する状態が生じるようになっている。図20は
この時の動きを順に示しており、図20(a)に示すよ
うに隙間を介して相対している一対のロッド301、3
02は図20(b)に示すようにフレーム38a、38
bの開口部のところに達した時点で端面同士を接触させ
るものであって、この時、毛28をロッド301、30
2間の隙間304に挟み込むものであり、そして上記接
触状態が図20(c)に示す位置までしばし維持される
ために毛28は引き抜かれるものである。図20におい
て27は肌を示している。
【0031】なお、脱毛爪3を構成する一対のロッド3
01、302のうちの一方は回転体23と一体であって
もよく、この場合、一方のカム板22を省略することが
できる。次に、本発明の詳細につき説明する。脱毛ブロ
ック2の回転方向円周部には各ロッド301、302間
に凹所31Cが設けてある。この凹所31Cにはローラ
3990を回動自在に取付けた軸340がギア24の側
面に設けた穴24bと、軸止め板204に設けられた穴
24cによって圧入固定されるようになっている。
【0032】これにより、回転時にロッド301、30
2の摺動刺激によって悪くなっていた肌当たりは回動自
在に取付けられたローラ3990によって肌への摺動が
なくなるために良くなるものである。ここで、ローラ3
990とロッド301、302の配置は図21(a)
(b)(c)(d)等に示すように任意に設定できる。
また、ローラ3990は弾性体で形成した方が好まし
い。
【0033】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、開閉
して毛を掴み且つ回転又は回動によって毛を引き抜くた
めの引き抜き手段を設け、引き抜き手段の周方向の前方
に凹所を形成し、この凹所に回転又は回動の軸に平行な
遊転自在なローラを設けてあるので、脱毛手段によって
肌を引っ張られ続けることがなくて、摺動刺激がやわら
げられて肌当たりが良いものとなり、また、骨部に対し
てもローラが引き抜き手段の衝撃をやわらげるため、良
好な肌当たりとなるものであり、特に、引き抜き手段が
板状の爪の場合には該板状の爪による衝撃をやわらげる
効果が大きいものであり、また、引き抜く手段がロッド
である場合にも回転によって引っ張られ続けていた肌が
ローラによって引っ張りが防止されて、良好な肌当たり
が得られるものである。
【0034】また、ローラが弾性体により形成されてい
ると、いっそう肌当たりが良好となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面断面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図1のYーY線断面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の本体の駆動ブロックの分解斜視図であ
る。
【図6】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図7】同上の回動基台の斜視図である。
【図8】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)はそ
れぞれ異なる例の斜視図である。
【図9】同上の全体を示す斜視図である。
【図10】同上の肌に押し当てて下方にフロートした状
態の正面断面図である。
【図11】図1のZーZ線断面図である。
【図12】同上の肌に押し当てて下方にフロートした状
態の側面断面図である。
【図13】同上の肌当て部材が回動した状態の側面断面
図である。
【図14】脱毛ブロックを示し、(a)は斜視図であ
り、(b)は(a)のAーA線断面図である。
【図15】(a)は従来例の問題点を示す作用説明図で
あり、(b)は本発明の作用説明図である。
【図16】本発明の更に他の実施例の全体を示す斜視図
である。
【図17】同上の正面断面図である。
【図18】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図19】同上のロッドの斜視図である。
【図20】(a)(b)(c)は同上の動作説明図であ
る。
【図21】(a)(b)(c)(d)は同上のローラ、
ロッドの配置図である。
【図22】本発明に用いるローラの他の実施例の斜視図
である。
【符号の説明】
31B 固定爪 31C 凹所 32 可動爪 3990 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉して毛を掴み且つ回転又は回動によ
    って毛を引き抜くための引き抜き手段を設け、引き抜き
    手段の周方向の前方に凹所を形成し、この凹所に回転又
    は回動の軸に平行な遊転自在なローラを設けて成ること
    を特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 ローラが弾性体により形成されて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
JP29503593A 1993-11-25 1993-11-25 脱毛装置 Withdrawn JPH07143910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6293953B1 (en) 1995-06-14 2001-09-25 Braun Aktiengesellschaft Appliance for plucking hairs out of human skin

Cited By (5)

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US6730099B1 (en) 1995-06-14 2004-05-04 Braun Gmbh Appliance for plucking hairs out of human skin
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