JP2878386B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP2878386B2
JP2878386B2 JP10782690A JP10782690A JP2878386B2 JP 2878386 B2 JP2878386 B2 JP 2878386B2 JP 10782690 A JP10782690 A JP 10782690A JP 10782690 A JP10782690 A JP 10782690A JP 2878386 B2 JP2878386 B2 JP 2878386B2
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重左ヱ門 岩崎
正雄 棚橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は美容などの目的のために体毛を取り除くのに
使用される脱毛装置に関する。
【従来の技術】
この種の脱毛装置として、米国特許第2900661号明細
書等に示されているように、多数の円板を用いたもの
や、米国特許第4079741号明細書に示されているよう
に、コイル状のスプリングを用いたものがある。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のこの種の脱毛装置では、効果的な且つ
痛みの少ない脱毛ができなかった。つまり、脱毛すべき
体毛は部位によって、あるいは人によって長さが異なっ
ているのであるが、毛が長い場合、従来のものでは、毛
の先端のみを挟み込んで引き抜こうとする事態が頻繁に
生じてしまうものであり、そしてこのような時には毛が
引っ張られるだけで実際に引き抜かれることがなく、従
って単に引っ張られることで痛みが生じるだけとなるこ
とが多々あった。 また、脱毛にあたっては、円板の間の隙間やコイルス
プリングの隙間に毛が入らなくてはならないわけである
が、長い毛や寝ている毛、あるいは絡まった毛は、上記
隙間に入りにくく、この点においても脱毛効率が悪い。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは確実に脱毛することができて脱毛
効率に優れる上に、無駄な痛みを生じることもない脱毛
装置を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、モータを有するハウジングと、複
数の挟み付け用部材を体毛導入用隙間となる間隔をあけ
て配列しているとともに上記モータでの駆動による挟み
付け用部材の配列方向の移動で体毛を挟み付け用部材間
に捕捉して配列方向と平行な軸回りの回転で捕捉した体
毛の引き抜きを行う脱毛手段と、上記ハウジングを手で
把握して脱毛手段を肌に沿って動かす方向で脱毛手段に
先行する位置に配された長毛カッターとを備えているこ
とに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、長い体毛は脱毛手段で捕捉される前
に長毛カッターによって切断されることで短くされてし
まうものであり、脱毛手段で捕捉及び引き抜きがなされ
るのは短く整えられた体毛だけとなるものであり、長い
体毛の先端部が脱毛手段によって挟持されて該体毛に引
き抜きの動きが加えられるということがないものであ
る。 上記脱毛手段の挟み付け用部材には軸方向揺動で体毛
の挟持を行う円板を好適に用いることができる そして長毛カッターは固定刃と可動刃とからなるもの
である時、可動刃は脱毛手段と連結されて脱毛手段から
動力が伝達されるものとしておくと、長毛カッター用の
動力伝達を簡便に行うことができる。 さらに長毛カッターは脱毛手段の配設部に着脱自在と
されたキャップに設けたものとしてもよい。 長毛カッターの毛の切断域を肌面から離す肌当て部材
を備えたものとしてもよい。体毛を所定の長さに切り揃
えることを確実に行うことができる。 この肌当て部材を起毛用の櫛状としておくと、整毛効
果を肌当て部材によって得ることができる。 そして肌当て部材として長毛カッターの固定刃を利用
すると、専用肌当て部材が不要となる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の脱毛装置は、モータ11を内蔵する本体1と、脱毛手段
を内蔵する脱毛ブロック2、そして長毛カッター4とか
らなるもので、本体1は二つ割りのハウジング10内に上
記モータ11を配置するとともに、電源ジャック14とスイ
ッチ15、そしてモータ11の出力軸に取り付けたピニオン
12と噛合する中間ギア13を設けたものとして形成されて
いる。19は電源コードである。 脱毛ブロック2は、本体1から突設されたフック16,1
6との係合部を有しているハウジング20と、両端がキャ
ップ21によって回転自在に支持された軸23、軸23に取り
付けられたキー26、軸23の一端の軸受け部付近に固着さ
れたカム板27、軸23の一端に圧入固定されて上記中間ギ
ア13と噛合する減速ギア24、軸23の他端に固定された支
持板25、そして軸23の中間部に所要間隔で圧入固定され
た複数枚の円板31、これら円板31間に夫々配設された円
板32、そして円板31とこれと対をなす円板32との間に配
された弾性体29とからなるものとして形成されている。 脱毛手段を構成する上記円板31,32は、通常は弾性体2
9による付勢で互いに間隔を保っているものの、軸23の
回転に伴って上記キー26がカム板27による押圧で軸方向
移動を行う時、キー26に形成された突起28が各円板32を
押して傾けることで円板31の周方向一部に円板32の周方
向一部を接触させるようになっている。 今、キー26が脱毛ブロック2におけるハウジング20の
開口部と反対側に位置する時には、第3図に示すよう
に、円板31と円板32とは所要の間隔を保っているため
に、この間に毛9を導入することができ、そして軸23の
回転に伴ってキー26が上記開口部側にきた時には、カム
板27によるキー26の移動で円板31に円板32が接触して、
毛9を挟み込むものであり、円板31,32がこの状態でし
ばし回転を続けるために、毛9の引き抜きがなされるも
のであって、その後、円板31と円板32とが開くために、
引き抜かれた毛9は回転に伴う遠心力で外部に放り出さ
れる。 一方、長毛カッター4は、脱毛手段で引き抜くことに
なる毛を予め短く切り揃えるために、脱毛に際して本体
1を動かす方向において先行する側となるところに設け
られたもので、本体1に対してスライド自在に取り付け
られた固定刃41と、この固定刃41の押えばね44を介して
取り付けられた可動刃42と、固定刃41に設けられて本体
1の表面に露出するハンドル40と、可動刃42に取り付け
られた駆動子43とからなるものとして形成されている。 そして上記駆動子43は、支持板25の外周面に形成され
た環状で且つ軸23の軸方向に変位している凸リブ25aと
係合して、支持板25の回転に伴って、可動刃42に往復動
を行わせるものであり、この往復動により、固定刃41の
櫛歯状の刃部と、可動刃42の櫛歯状刃部の間で毛9の切
断がなされる。 もっとも、この長毛カッター4は、長い毛9や寝てい
る毛9を起こして脱毛手段への毛9の導入効率を高める
とともに、脱毛手段により毛9の引き抜きがその根元か
ら確実に行えるようにするためのもの、つまり長い毛9
の先端を脱毛手段が挟み込んで引っ張る場合のように単
に痛みを感ずるだけで毛9の引き抜きがなされない事態
が生じるのを防ぐのが主目的であるために、固定刃41の
先端と可動刃42の先端との間の距離が大きくされてい
て、この長毛カッター4によって切断された毛9の長さ
が脱毛手段による毛9の引き抜きに適した長さ(1〜6m
m)となるようにされている。 第7図は支持板25に設けた可動刃42駆動用の凸リブ25
aの変位周期を小さくして、支持板25の一回転で可動刃4
2の往復動が複数回なされるようにすることで、長毛カ
ッター4の切断効率を高めたものを示している。 尚、ハンドル40の操作で固定刃41を引き上げれば、第
8図に示すように、可動刃42も同時に引き上げられると
同時に駆動子43が凸リブ25aから外れるために、長い毛
9や寝た毛9がないような時には、長毛カッター4によ
る毛9の切断を行わないようにすることもできる。 第9図及び第10図は、長毛カッター4を脱毛ブロック
2に着脱自在とされたキャップ5に設けた実施例を示し
ている。図中50は固定刃41と可動刃42とを外部に導出す
るための開口部、51は脱毛手段を臨ませた開口部であ
る。 以上の実施例においては、長毛カッター4における切
断領域を肌から離すための肌当て部材を櫛歯状固定刃41
自体が構成するようになっているものを示したが、この
場合、第11図に示すように、固定刃41先端を屈曲させた
り、あるいは第12図に示すように、櫛46を固定刃41先端
に取り付けてもよく、更に肌当て部材として、別部材と
しての櫛を取り付けてもよい。
【発明の効果】 以上のように本発明においては、長い体毛は脱毛手段
で捕捉される前に長毛カッターによって切断されること
で短くされてしまうものであり、脱毛手段である配列さ
れた複数の挟み付け用部材によって捕捉及び引き抜きが
なされるのは短く整えられた体毛だけとなる上にこの捕
捉は体毛の毛根に近い部分となることから、確実に脱毛
を行うことができると同時に優れた脱毛効率をもつもの
となり、また長い体毛の先端部が脱毛手段によって挟持
されて該体毛に引き抜きの動きが加えられるということ
がなくなるために、痛みだけを伴って脱毛がなされない
という事態を招くことがないものである。 そして上記脱毛手段の挟み付け用部材として軸方向揺
動で体毛の挟持を行う円板を用いると、体毛の毛根に近
い部分を挟持するものを簡便に得ることができる。 長毛カッターには固定刃と可動刃とから形成されて可
動刃が脱毛手段と連結されて脱毛手段から動力が伝達さ
れるものを用いると、長手カッター用の動力伝達を簡便
に行うことができる。 また、長毛カッターは脱毛手段の配設部に着脱自在と
されたキャップに設けたものとしておくと、長毛カッタ
ーが不要の場合は取り外してしまうことができる。 長毛カッターの毛の切断域を肌面から離す肌当て部材
を備えたものとしたならば、体毛を脱毛手段による脱毛
処理に適した所定の長さに切り揃えることができるため
に、脱毛処理をさらに確実に行うことができるものとな
る。 そして上記肌当て部材を起毛用の櫛状としておくと、
整毛効果を肌当て部材によっても得ることができ、肌当
て部材として長毛カッターの固定刃を利用すると、専用
肌当て部材を設けなくともすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の破断側面図、第2図は同上の
縦断面図、第3図は同上の部分縦断面図、第4図は同上
の斜視図、第5図は同上の分解斜視図、第6図は同上の
動作を示す破断側面図、第7図は同上の他例を示す斜視
図、第8図は破断側面図、第9図は別の実施例の部分横
断面図、第10図は斜視図、第11図及び第12図は肌当て部
材の夫々異なる例を示す斜視図であって、4は長毛カッ
ター、11はモータ、31,32は円板を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 26/00 B26B 19/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを有するハウジングと、複数の挟み
    付け用部材を体毛導入用隙間となる間隔をあけて配列し
    ているとともに上記モータでの駆動による挟み付け用部
    材の配列方向の移動で体毛を挟み付け用部材間に捕捉し
    て配列方向と平行な軸回りの回転で捕捉した体毛の引き
    抜きを行う脱毛手段と、上記ハウジングを手で把持して
    脱毛手段を肌に沿って動かす方向で脱毛手段に先行する
    位置に配された長毛カッターとを備えていることを特徴
    とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】脱毛手段の挟み付け用部材は軸方向揺動で
    体毛の挟持を行う円板で形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】長毛カッターは固定刃と可動刃とから形成
    されたもので、上記可動刃は脱毛手段と連結されて脱毛
    手段から動力が伝達されるものであることを特徴とする
    請求項1記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】長毛カッターは脱毛手段の配設部に着脱自
    在とされたキャップに設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】長毛カッターは毛の切断域を肌面から離す
    肌当て部材を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の脱毛装置。
  6. 【請求項6】肌当て部材は起毛用の櫛状であることを特
    徴とする請求項5記載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】肌当て部材は長毛カッターの固定刃である
    ことを特徴とする請求項5記載の脱毛装置。
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JP4573257B2 (ja) * 2004-01-19 2010-11-04 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり
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